JPS62112209A - 回転磁気ヘツド装置 - Google Patents

回転磁気ヘツド装置

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Publication number
JPS62112209A
JPS62112209A JP25071085A JP25071085A JPS62112209A JP S62112209 A JPS62112209 A JP S62112209A JP 25071085 A JP25071085 A JP 25071085A JP 25071085 A JP25071085 A JP 25071085A JP S62112209 A JPS62112209 A JP S62112209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating
groove
bearing
magnetic head
head device
Prior art date
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Pending
Application number
JP25071085A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sakai
和夫 酒井
Takao Terayama
孝男 寺山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62112209A publication Critical patent/JPS62112209A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転磁気ヘッド装置に係り、特に荷重支持力
の向上と、回転振れ回りの安定性向上とに好適な転受部
を備える回転磁気ヘッド装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の回転磁気ヘッド装置における軸受部は、例えば特
開昭59−50320号公報、特開昭59−15941
6号公報に記載されているように回転部材にV字状ある
いはハ字状の溝を有した構造となっていた。これらはへ
リングボーン軸受と呼ばれており、V字状あるいはハ字
状の溝に沿って流体を内部に集めて動圧力を発生するこ
とを目的としている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来例においては、軸受部の回転部材に設けたV字
状の溝は潤滑流体が7字状溝の中央に保持されるため、
潤滑流体の漏洩が少ないという特徴があるが、荷重支持
力はハ字状のものに比べて小さいという欠点があった。
一方、ハ字状の溝は。
V字状の溝よりも荷重支持力は大きいが、軸受中央部に
溝がないため、′14滑流体の保持力が弱く。
特に起動、停止時には、接触面積も大きいため、回転部
と固定部とが接触し、起動トルクが大となったり、軸受
面を傷つけるという欠点があった。
そのため、起動、停止を頻繁に行う磁気記録再生用回転
磁気ヘッド装置には適していないという問題点があった
。さらに、ハ字状の溝で、中央部に円周方向の溝を付け
ると、この溝の中に潤滑流体は保持されるが、荷重支持
力がV字形よりも低下してしまうという欠点があった。
本発明は、軸受支持荷重を大きくし、また軸受圧力発生
部長さを長くすることにより、ロータの回転振れ回りを
小さく押えることができる回転磁気ヘッド装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明の上記の目的は、磁気ヘッドを有する回転部と、
この回転部を支える固定部とに磁気テープを巻き付けて
磁気記録再生を行う同転磁気ヘッド装置において、前記
固定部に対する回転部に、回転方向に対して傾斜してお
り、流体の流れの方向に対して上流側が開いており、下
流側に行くに従い徐々に狭くなる2つの傾斜溝もしくは
突起部と、回転方向に乗直な直線溝もしくは突起部とを
接続して設け、これらを相対運動対向面に複数個並設し
た軸受部を設けることにより達成される。
〔作用〕
回転部に設けた軸受部の傾斜溝もしくは突起部は、回転
部の回転により流体をこの傾斜溝もしくは突起部との間
の直線溝もしくは突起部に加圧し供給する。直線溝もし
くは突起部に供給された流体はこれらによりさらに加圧
される。その結果、軸受内部で高い圧力を発生する広い
領域が得られ、支持剛性が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第コー図は、本発明の装置の一実施例を示すもので、こ
の図において、軸15は、ハウジング13に挿入されて
いる。軸15の外周には、軸受用の溝L2が加工されて
いる。軸15の一端にはディスク5が圧入、あるいは接
着等により固定されている。また、ディスク5の外周部
には、磁気ヘッド8を取り付けた回転シリンダ6及び、
回転用のモータのマグネット(ロータ側)9等が固定さ
れている。一方、ハウジング13は固定シリンダ11と
一体となっている。また、ハウジング13には軸15の
スラスト荷重を支持するためのスラスト軸受面を有する
平板14が固定されている。
また、モータ用マグネット(ステータ側)10等も固定
されている。
本発明の装置は、モータ9,10により、回転シリンダ
6が回転し、回転シリンダ6及び固定シリンダ11の外
周に巻き付けられている磁気テープ(図示せず)に、磁
気ヘッド8により信号の記録、再生を行うものである。
磁気ヘッド8のトラック幅は数10μmと非常に狭く高
密度記録が行ねれるために、回・臥シリンダ6は、溝1
2によって生起される動圧力により回転時の振れ回り量
が極力小さく押えられる。一般には、数μm以下の振れ
回り量に制御しないと、良好な記録、再生出力が得られ
ないことが、実験等により判明している。
回転部の振れ回りを小さく押えるためには、回転体の重
量及び不釣り合い重量に対して十分な軸受の剛性を有す
ること及び、軸受長さを長く取ることが有効である。そ
しで、本発明の装置では、装置をコンパクトにするため
に、装置の高さ■1を出来るだけ小さくすることか要求
されている。そのため、軸受長さにも限界が有り、決め
られた長さ内で5M受長さを長く取ることが要求されて
いる。
そこで、これらの条件を満足するために、第1図に示す
ように、圧力発生用の溝12を軸15の外周に設けてい
る。この溝12の詳細な形状を示す。溝12は、流体の
流れの方向に対して、上流側が開き、下流側が狭ばまる
2つの傾斜溝12A。
12Bと、この2つの傾斜溝12A、12Bの狭ばまっ
た部分間に位置する軸方向と平行な直線溝12Gとで摺
成され、回転方向Rに並設されている。
軸受部の溝形状を上述のような形状とすることにより次
のような効果のあることを確認した。
第1は、軸受の支持荷重が従来のV字形溝の軸受よりも
大となることである。すなわち、第2図に示した軸受と
、同一サイズのV字形溝付軸受と本発明とについて、軸
受支持荷重Wと軸の偏心量Exとの関係を有限要素法に
より解析し、求めた結果を第3WJに示す、この図から
明らかなように、偏心量が大きくなるに従い、両軸受と
もに支持荷重が大きくなっているが、本発明の軸受は常
にV字形溝付軸受よりも支持荷重が大となっている。
ここで、第3図に示す特性は1本発明及びV字形溝付軸
受の性能比較を行うために、軸受サイズ。
溝形状等を同一として計算を行ったものである。
第3図の計算に用いたパラメータの代表的な値を第1表
に示す。
第1表 第2は、軸受部に軸に平行な溝12Cを設けることによ
り、軸受長さを長くすることができることである。第4
図に、本発明の軸受の軸方向の圧力分布を示す。この第
4図から明らがなように軸15に平行な溝100部のピ
ーク圧力P’maxは。
均一となっていることがわかる。これよりピーク圧力P
’maxは、7字形溝付軸受のピーク圧力Pmaxより
も小さ目となるが、軸15を支持する部分は第4図の2
2 (Q z = 2 a + b + 2 Q )の
長さとなる。
第3に、溝が軸受の全域にわたって設けられているため
に、軸1Sが停+hした場合でも、溝12の中に潤滑流
体が保持される。そのため起動・停止を頻繁に繰り返し
ても、潤滑流体がただちに軸受表面に流体膜を形成する
ため、固体接触が防止され、起動負荷が低減し、また軸
受寿命も大幅に延びる。
以上のように、軸受の溝形状を潤滑流体の流れる方向の
上流側を広く、下流側を狭くし、かつ。
流れと直角方向の溝12を設けることにより、支持荷重
を増加させることができ、振れ回りの少ない長寿命の安
定した回転装置を得ることができる。
なお、本発明の軸受では、傾斜溝12A、12Bと軸1
5に平行な溝直線12Cとの全長と直線溝12Gの長さ
Aの比率によっても、支持荷重が大きく変化することを
第5図によって説明する。この図において横軸は傾斜溝
12A、12Bと軸に平行な直線溝12Cと金長しと、
i#¥線溝12Cの長さAとの比をとっである。また、
縦軸には、7字形溝付軸受の支持荷重を1とした時の本
発明の軸受の支持荷重を示しているにれより、溝長比A
/Lを0 、3 < c / a < 0 、8の範囲
とするとV字形溝軸受よりも約10%支持荷重が増加す
ることがわかる。
なお、上述の実施例においては、溝12を軸15の外周
面に設けたラジアル形式について説明したが、第6図に
示すようにスラスト面16に溝12を設けることも可能
である。この場合にも上述の実施例と同様な効果を奏す
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、軸受支持荷重を増加させることができ
、また、軸受圧力発生長さを軸受サイズを変えること無
しに長くすることができるため、回転体の回転振れ回り
を小さく押えることができ安定した長寿命の回転磁気ヘ
ッド装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例を一部断面にて示す正
面図、第2図は本発明の装置に用いられる軸受溝形状の
一例拡大図、第3図は本発明の装置と従来のものとの軸
受支持荷重特性図、第4図は本発明の装置に用いられる
軸受の軸方向圧力分布特性図、第5図は本発明の装置に
用いられる軸受溝の溝長さ比の効果を示す図、第6図は
本発明に用いられる軸受の他の例の平面図である。 5・・・デススフ、6・・・回転シリンダ;8・・・磁
俄ヘッド、9,10・・・モータ、11・・・固定シリ
ンダ、12・・・溝、12A、12B・・・傾斜溝、1
2C・・・直線溝、13・・・ハウジング、14・・・
スラスト軸受板。 15・・・軸、16・・・スラスト軸受板。 代理人 弁理士 小川勝馬(i:+) ゝ −1 γ  1  図 冨 Z 図 I 3  図 x ¥J  5 図 涌長1尾籠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気ヘッドを有する回転部と、この回転部を支える
    固定部とに磁気テープを巻き付けて磁気記録再生を行う
    回転磁気ヘッド装置において、前記固定部に対する回転
    部に回転方向に対して傾斜しており、流体の流れの方向
    に対して上流側が開いており、下流側に行くに従い徐々
    に狭くなる2つの傾斜溝もしくは突起部と、回転方向に
    垂直な直線溝もしくは突起部とを接続して設け、これら
    を相対運動対向面に複数個並設した軸受部を備えたこと
    を特徴とする回転磁気ヘッド装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の回転磁気ヘッド装置に
    おいて、前記軸受部は回転部のラジアル面に設けたこと
    を特徴とする回転磁気ヘッド装置。 3、特許請求の範囲第1項記載の回転磁気ヘッド装置に
    おいて、前記軸受部は回転部のスラスト面に設けたこと
    を特徴とする回転磁気ヘッド装置。
JP25071085A 1985-11-11 1985-11-11 回転磁気ヘツド装置 Pending JPS62112209A (ja)

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JP25071085A JPS62112209A (ja) 1985-11-11 1985-11-11 回転磁気ヘツド装置

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JP25071085A JPS62112209A (ja) 1985-11-11 1985-11-11 回転磁気ヘツド装置

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JPS62112209A true JPS62112209A (ja) 1987-05-23

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JP25071085A Pending JPS62112209A (ja) 1985-11-11 1985-11-11 回転磁気ヘツド装置

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JP (1) JPS62112209A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62246619A (ja) * 1986-04-17 1987-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動圧型流体軸受装置
JPS62270816A (ja) * 1986-05-19 1987-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動圧型流体軸受装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62246619A (ja) * 1986-04-17 1987-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動圧型流体軸受装置
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