JPS62111044A - コンクリ−ト建築のインサ−ト - Google Patents

コンクリ−ト建築のインサ−ト

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JPS62111044A
JPS62111044A JP25005085A JP25005085A JPS62111044A JP S62111044 A JPS62111044 A JP S62111044A JP 25005085 A JP25005085 A JP 25005085A JP 25005085 A JP25005085 A JP 25005085A JP S62111044 A JPS62111044 A JP S62111044A
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JP
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concrete
insert
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surface portion
resin
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清寿 渋谷
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AKAGI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリート建築のインサートに関するもので
あり、詳しくは、コンクリートとの付着強度が高い防食
性の良いコンクリート建築のインサートに関するもので
ある。
〔発明の背景〕
コンクリート建築のインサートは、実公昭49−109
63号、同50−32251号、同56−19607号
、同5G−43450号、実開昭55−16321号、
同5B−19004号、同58−151205号、同6
0−83105号、同60−90303号に記載の如く
、各種の構成のものが知られている。
しかるに、近時、コンクリート中に使用された海砂や山
どり砂利等の影響による金属防食が問題になっている。
現在、防食を目的としたインサートとしては実開昭58
−97207号に記載の「インサート防錆キャップ」が
知られている。この他、直接防食、防錆を目的とした技
術ではないが、樹脂層を利用したインサートとして、実
開昭57−21103号、同57−102607号、同
58−195704号に記載の技術が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これらの技術は、鋼等の金属接着性に優れたエポキシ樹
脂等を用いれば、コンクリート中のアルカリ成分に対す
る耐性も高いので、インサート本体の防食として好まし
い。しかしながら、これら樹lIM層を育するインサー
ト本体は、コンクリートに対する付着強度が弱い。従っ
て長年月を経るとヒビ割れが生じたりして浅水の原因に
なるばかりか、極端な場合、インサート本体がコンクリ
ート床面から剥れ取れる場合がある。
そこで、本発明の目的は、コンクリートとの付着強度が
高い防食性インサートを提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明のコンクリート建築のインサ
ートは、コンクリート工事において天井スラブ等を構築
すべく生コンクリートを打込む際、コンクリートパネル
に仮止めしておき、パネル取外し後は、スラブ下面に露
出するよう表層部に埋設固定できるようにしたコンクリ
ート建築のインサートにおいて、該インサート本体の少
なくとも外表面に、現水性表面部を有する樹脂層が被覆
されていることを特徴とする。
以下本発明について詳述する。
本発明に係るインサートは第1図および第2図に示すよ
うな構成を有する。即ち、中空部にボルト等の支持杆を
止める雌ねじ1を有すると共に、外周部にコンクリート
パネルに仮止めするための止具(一般的には針山あるが
、何であってもよい)2を有するインサート本体3にお
いて、その外表面(少なくともコンクリートに接する部
分)は樹脂層4によって被覆されており、該樹脂I!i
4の外表面は親木性表面部5とされている。
インサート3は、金属を鋳型に流込んで作った鋳物に限
らず、金属をプレス等によって加工して作ったものでも
よく、外表面の全部又は一部が防食を要する金属である
。上記に他にインサート本体3の構造は任意であり、前
記発明の背景の項で挙げた公報類のいずれに記載のもの
であってもよい。即ち、例えば一部に合成樹脂を用いた
ものであってらよい。
樹1111f層4は、エポキシ、ポリエチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリプロピレン、ポリウレタン、コールター
ルエポキシ等の1種または2種以上の合成樹脂から成っ
ており、粉体静電塗装、流動浸漬塗装等によって形成す
る。具体的には、誘電加熱、熱風炉加熱等によりインサ
ート本体温度を150〜230℃とした後、例えばエポ
キシ樹脂、顔料及び硬化剤より成る粉体塗料による静電
粉体塗装或いは同し材質の塗料による流動浸漬塗装を施
す。
親水性表面部5は無機素材から成ることが好ましく、特
にシラスバルーン、パーライト、砂、小砂fl+が好ま
しく用いられる。具体的には、火山噴出物「シラス」中
の火山ガラスを原料としたシラスバルーン(微細中空ガ
ラス球、主成分:ケイ酸、アルミナ等)は、市販品とし
てサンキライト(三様工業社製)、ウィンライト(イヂ
チ化成社製)、シリカバルーン(#11路石炭乾溜社製
)等の名称で知られているものが利用できる。
真珠岩、黒曜岩、松指岩等の火成岩を原料としたパーラ
イトは、これら火成岩を破砕したあと焼成発泡して製造
した乙のであり、主成分がケイ酸とアルミナであるもの
を好ましく利用できる。
砂および小砂利としては、生コンクリートに利用されて
いるものが有効に使用できる。
これらシラスバルーン、パーライト、砂、小砂利等の無
機質粉・粒体によって、現水性表面部を形成するには、
前記樹脂層の形成時であって、樹脂が硬化する前に、無
機質粉・粒体を吹き付けたりすることによって付着させ
ればよい。
〔実施例〕
鉄鋳物製インサートを熱風炉にて180℃に界温し、エ
ポキシ樹脂(商品名 5cotchkoto 213 
、スリーエム社製)を用い、粉体静電塗装によって厚さ
200μ貫の樹脂層4を、インサート本体3外表面に施
した。該樹脂層4が硬化する前にパーライト(商品名 
サンキライト、三様工業社製)を吹付け、樹脂W!J4
の外表面に付着させた。樹脂層4の硬化後、水冷した。
得られた本発明に係るインサートをJIS  Z−23
71に準拠して連続塩水噴霧試験を行ったが、試験時間
2000時間でも発錆はみられなかった。また、このイ
ンサートを普通ポルトランドセメントによる生コンクリ
ートに埋込み固化させた。
次いで、コンクリートをハンマーにて叩打し破壊したと
ころ、親水性表面部5がコンクリート面に噛込だ界面状
態のコンクリート破壊片が観察された。
一方、上記実施例において、樹脂層3のみを形成したイ
ンサートを得、これを上記の如くコンクリートに埋設固
化した後、同じく破壊したところ、前記本発明に係わる
インサートとは対象的なコンクリート破面の状況を呈し
、樹脂層3とコンクリートとの界面で平滑的に破壊され
ていた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、インサートの防食ないし防錆効果が得
られるのみならず、コンクリートに対する付着性も著し
く高いので、例え海砂や山どり砂利を用いたコンクリー
トに対しても強固に固着され、高い耐久性を付与できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るインサートの一実施例を示す一部
切欠斜視図、第2図は同上図の要部拡大断面図である。 1:雌ねじ 2:止具 3:インサート本体 4:樹脂層 5:!ll水性表面部 特許出願人  株式会社 赤城製作所 代  理  人   弁理士  坂  口  信  昭
(ほか1名) 第  1  図 1:雌ねじ 2:止具 3:インサート本体 4:樹脂層 5:親水性表面部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート工事において天井スラブ等を構築す
    べく生コンクリートを打込む際、コンクリートパネルに
    仮止めしておき、パネル取外し後は、スラブ下面に露出
    するよう表層部に埋設固定できるようにしたコンクリー
    ト建築のインサートにおいて、該インサート本体の外表
    面に、親水性表面部を有する樹脂層が被覆されているこ
    とを特徴とするコンクリート建築のインサート。
  2. (2)親水性表面部がシラスバルーン、パーライト、砂
    、小砂利等の無機素材であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のコンクリート建築のインサート。
JP25005085A 1985-11-07 1985-11-07 コンクリ−ト建築のインサ−ト Granted JPS62111044A (ja)

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JP25005085A JPS62111044A (ja) 1985-11-07 1985-11-07 コンクリ−ト建築のインサ−ト

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JPS62111044A true JPS62111044A (ja) 1987-05-22
JPH0544501B2 JPH0544501B2 (ja) 1993-07-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165053U (ja) * 1988-05-11 1989-11-17

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JPH01165053U (ja) * 1988-05-11 1989-11-17

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