JPS62110824A - 樹脂型表面に金属めつき膜を接着した金型製造方法 - Google Patents
樹脂型表面に金属めつき膜を接着した金型製造方法Info
- Publication number
- JPS62110824A JPS62110824A JP25332285A JP25332285A JPS62110824A JP S62110824 A JPS62110824 A JP S62110824A JP 25332285 A JP25332285 A JP 25332285A JP 25332285 A JP25332285 A JP 25332285A JP S62110824 A JPS62110824 A JP S62110824A
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- JP
- Japan
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- metal
- mold
- resin
- plating film
- die
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、金属板を成形するプレス金型、プラスチック
スを成型するプラスチックス金型及び鋳造品を造型する
金型模型環の製作に際し、非電解めっき法により必要と
される金型の皮殻を金属めっきで形成し、その内部に金
緘粉等を多量に含有した樹脂を注入又は圧入することに
より、長期間の使用に耐え得ると共に従来の金属金型に
比べ大幅に軽量にして安価な金型を提供出来る様にした
樹脂型表面に金属めつｔ！膜を接着した金型製造方法に
関するものである〇 〔従来の技術〕 従来より薄金属板成型用のプレス金型、プラスチックス
成型用のプラスチックス金型及び鋳造品造型用の金型模
型等の製作に際しては、成型する材質及び使用頻度に応
じて金型素材を選定しているもので、例えば比較的高い
硬度を必要とし、しかも使用回数が多い場合は鋳鉄、ダ
クタイル鋳鉄。
スを成型するプラスチックス金型及び鋳造品を造型する
金型模型環の製作に際し、非電解めっき法により必要と
される金型の皮殻を金属めっきで形成し、その内部に金
緘粉等を多量に含有した樹脂を注入又は圧入することに
より、長期間の使用に耐え得ると共に従来の金属金型に
比べ大幅に軽量にして安価な金型を提供出来る様にした
樹脂型表面に金属めつｔ！膜を接着した金型製造方法に
関するものである〇 〔従来の技術〕 従来より薄金属板成型用のプレス金型、プラスチックス
成型用のプラスチックス金型及び鋳造品造型用の金型模
型等の製作に際しては、成型する材質及び使用頻度に応
じて金型素材を選定しているもので、例えば比較的高い
硬度を必要とし、しかも使用回数が多い場合は鋳鉄、ダ
クタイル鋳鉄。
鋳鋼、工具鋼等が硬度に応じて選定され、又、使用回数
が少い場合にはエポキシ樹脂又はポリウレタン樹脂等の
熱硬化性樹脂が使用される場合が多いものである。
が少い場合にはエポキシ樹脂又はポリウレタン樹脂等の
熱硬化性樹脂が使用される場合が多いものである。
しかしながら上記の如く金型素材に金属を使用する場合
、金型素材の表面を切削し、研磨する機械作業に永年の
技術と多大な工数を必要とし、特に複雑な形状の金型、
或は長期間の使用にも耐え得る様な金型を得ようとすれ
ばより硬度の高い金型素材を加工する必要がある為、更
に多くの加工工数が必要となって莫大な金型製作費用を
要しているものである０又、金型素材に樹脂を使用する
場合、切削加工等が容易であるので製作費は安価である
が、反面金型表面の摩耗損傷が大きいので必要とされる
寿命が得られない等の欠点を有しているものである。更
にこれらの金型の隅角部において往々にして生じる欠損
した場合の補修に際して、前者の場合にあっては該金型
と同種金属を溶接、溶射等をして肉盛りをし、又、後者
の場合にあっては同種の樹脂を欠損状況に合致する様に
切削した後これを接着して肉盛りをし、その抜去々の表
面を切削、研磨して原状に復さしめているものであり、
この補修にも意外と手間を要する反面一旦欠損し、補修
した部分は再度容易に欠損し易い吟の憂いを有している
ものである。
、金型素材の表面を切削し、研磨する機械作業に永年の
技術と多大な工数を必要とし、特に複雑な形状の金型、
或は長期間の使用にも耐え得る様な金型を得ようとすれ
ばより硬度の高い金型素材を加工する必要がある為、更
に多くの加工工数が必要となって莫大な金型製作費用を
要しているものである０又、金型素材に樹脂を使用する
場合、切削加工等が容易であるので製作費は安価である
が、反面金型表面の摩耗損傷が大きいので必要とされる
寿命が得られない等の欠点を有しているものである。更
にこれらの金型の隅角部において往々にして生じる欠損
した場合の補修に際して、前者の場合にあっては該金型
と同種金属を溶接、溶射等をして肉盛りをし、又、後者
の場合にあっては同種の樹脂を欠損状況に合致する様に
切削した後これを接着して肉盛りをし、その抜去々の表
面を切削、研磨して原状に復さしめているものであり、
この補修にも意外と手間を要する反面一旦欠損し、補修
した部分は再度容易に欠損し易い吟の憂いを有している
ものである。
本発明は斜上の如き現状に鑑みて創作したものであって
、従来より菓犬な製作費用と熟練した技術を必要とする
金型製作費を安価にして製作容易とすべく金型現型より
得た雌型の凹面を非電解めっき液に浸漬して該雌型の表
面に金属めっき膜の皮殻を形成した後、この皮殻内に多
量の金属粉又は金属繊維等を含有した樹脂を注入又は圧
入してかかる金型を製造する様にしているものであって
、雌型より直接金属めっき膜の皮殻を転写するので製造
工程が単純で安価に製作することが出来、しかも金型表
面の皮殻は金型めつ菌膜により高精膚′に成形されるの
で仕上り状態が良く、この表面の仕上げ工程が容易にな
る郷の多くの利点を有しているものである。
、従来より菓犬な製作費用と熟練した技術を必要とする
金型製作費を安価にして製作容易とすべく金型現型より
得た雌型の凹面を非電解めっき液に浸漬して該雌型の表
面に金属めっき膜の皮殻を形成した後、この皮殻内に多
量の金属粉又は金属繊維等を含有した樹脂を注入又は圧
入してかかる金型を製造する様にしているものであって
、雌型より直接金属めっき膜の皮殻を転写するので製造
工程が単純で安価に製作することが出来、しかも金型表
面の皮殻は金型めつ菌膜により高精膚′に成形されるの
で仕上り状態が良く、この表面の仕上げ工程が容易にな
る郷の多くの利点を有しているものである。
本発明は現型より直接得た雌型内に金属めつき膜の皮殻
を転写した後、この皮殻内に金属の粉又は繊維若しくは
非金属の繊維を多量に含有した樹脂を一定厚注型等をし
、更に鋳鉄又はアルミニューム等のバックアツプ材によ
り形成しているものであるから、皮殻である金属めつき
Ｂφ内面と樹脂とは、該樹脂に多量に含有する金属粉等
が金属めっき膜と強固に結合して金属めっき膜が剥離す
る憂いもなく、更に該金型全体をバックアツプ材により
樹脂の収縮防止と補強を図っているので従来の金属金型
以上の寿命が得られるものである。
を転写した後、この皮殻内に金属の粉又は繊維若しくは
非金属の繊維を多量に含有した樹脂を一定厚注型等をし
、更に鋳鉄又はアルミニューム等のバックアツプ材によ
り形成しているものであるから、皮殻である金属めつき
Ｂφ内面と樹脂とは、該樹脂に多量に含有する金属粉等
が金属めっき膜と強固に結合して金属めっき膜が剥離す
る憂いもなく、更に該金型全体をバックアツプ材により
樹脂の収縮防止と補強を図っているので従来の金属金型
以上の寿命が得られるものである。
本発明の一実施例を説明すれば、製作する金型の基準と
なる現型（１）を定盤（２）上に配設して現型（１）の
四周を枠（３）で囲繞した後、該枠（３）の内部に樹脂
、石膏等を流し込んで雌型（４）を形成し、次いでこの
雌型（４）の凹面のみをバラジュウム系触媒により表面
処理の後、非電解めっき液に浸漬して該雌型（４）の凹
面に金属めっき膜（５）の皮殻を成形し、更にこの金属
めっき膜（５）の内表面を清浄した後、金属の粉又は繊
維若しくは非金属の繊維を重量比で樹脂１００部に対し
て１０部乃至１０００部を含有させた表面樹脂（６）を
一定厚注型又は圧入し、更に該表面樹脂（６）の収縮防
止と補強の為に鋳鉄又はアルミニューム等のバックアツ
プ材（力を注型又は圧入することにより、表面を金属め
つき膜（５）で被覆した良質の金型を得る様にしてなる
ものである。
なる現型（１）を定盤（２）上に配設して現型（１）の
四周を枠（３）で囲繞した後、該枠（３）の内部に樹脂
、石膏等を流し込んで雌型（４）を形成し、次いでこの
雌型（４）の凹面のみをバラジュウム系触媒により表面
処理の後、非電解めっき液に浸漬して該雌型（４）の凹
面に金属めっき膜（５）の皮殻を成形し、更にこの金属
めっき膜（５）の内表面を清浄した後、金属の粉又は繊
維若しくは非金属の繊維を重量比で樹脂１００部に対し
て１０部乃至１０００部を含有させた表面樹脂（６）を
一定厚注型又は圧入し、更に該表面樹脂（６）の収縮防
止と補強の為に鋳鉄又はアルミニューム等のバックアツ
プ材（力を注型又は圧入することにより、表面を金属め
つき膜（５）で被覆した良質の金型を得る様にしてなる
ものである。
本発明は斜上の如き構成によりなるものであって、雌型
（４）の凹面に成形する金属メッキ膜（５）は、バラジ
ュウム系触媒により表面処理の後、非電解めっき液に浸
漬しておくとその浸漬時間に比例して金属めっき膜（５
）が成形されるものであり、更にこの金属めっき膜（５
）の内表面に注型又は圧入する表面樹脂（６）の樹脂と
金属の粉又は繊維若しくは非金属の繊維との混合比は、
金型の用途及び使用頻度に応じて適宜これを選択したも
のを充填すればより硬度の高い金型本体が得られると同
時金属粉等がより強固に金属めっき膜（５）の内表面に
結合して一体化するので長期間の使用によっても剥離す
る憂いが生じないものである０ 〔発明の効果〕 本発明による金属めっき膜（５）の具体的実験例として
非電解めっき法によりニッケルーりんめつきを実施した
場合には金型の表面は次の様な物性を持った強固なめつ
き膜（５）が出来るので従来にない寿命の長い金型を得
ることが出来るものである。
（４）の凹面に成形する金属メッキ膜（５）は、バラジ
ュウム系触媒により表面処理の後、非電解めっき液に浸
漬しておくとその浸漬時間に比例して金属めっき膜（５
）が成形されるものであり、更にこの金属めっき膜（５
）の内表面に注型又は圧入する表面樹脂（６）の樹脂と
金属の粉又は繊維若しくは非金属の繊維との混合比は、
金型の用途及び使用頻度に応じて適宜これを選択したも
のを充填すればより硬度の高い金型本体が得られると同
時金属粉等がより強固に金属めっき膜（５）の内表面に
結合して一体化するので長期間の使用によっても剥離す
る憂いが生じないものである０ 〔発明の効果〕 本発明による金属めっき膜（５）の具体的実験例として
非電解めっき法によりニッケルーりんめつきを実施した
場合には金型の表面は次の様な物性を持った強固なめつ
き膜（５）が出来るので従来にない寿命の長い金型を得
ることが出来るものである。
非電解ニッケルーりん合金めっきの物性化学組織： Ｎ
１ ： ９０〜９２Ｓ Ｐ ＋ ８〜１０％組
織：析出状態ではほぼ非晶質、熱処理すると結晶形とな
り析出硬化現象を示 す。
１ ： ９０〜９２Ｓ Ｐ ＋ ８〜１０％組
織：析出状態ではほぼ非晶質、熱処理すると結晶形とな
り析出硬化現象を示 す。
比 重；析出状態ニア、９
４００℃以上で加熱；７．８
溶融温度；８９０℃
電気抵抗：６０μΩ／ｃｍ／ｃ４．４００℃以上で加熱
したものは１／３以下に低下〇 熱膨張係数＋１３Ｘ１０ ’＋Ｊ／（ｍ”Ｃ熱伝導度
ｊ Ｏ，０１０５〜０．０１３５ａａｌ／ｃｍ−＠ｅｃ
＊”Ｃ摩耗抵抗＋電気めっきよりすぐれている０６５
０℃で熱処理したものは、使用例によ っては硬質クロムよりすぐれている 場合もある。
したものは１／３以下に低下〇 熱膨張係数＋１３Ｘ１０ ’＋Ｊ／（ｍ”Ｃ熱伝導度
ｊ Ｏ，０１０５〜０．０１３５ａａｌ／ｃｍ−＠ｅｃ
＊”Ｃ摩耗抵抗＋電気めっきよりすぐれている０６５
０℃で熱処理したものは、使用例によ っては硬質クロムよりすぐれている 場合もある。
磁 性；析出状態でほぼ非磁性、熱処理すると磁性
を生じる。
を生じる。
均 −性：形状いかんによらず、つきまわりは完全。精
度±１０％以内。
度±１０％以内。
密 着 性：きわめてすぐれている。
耐 熱 性；高温酸化による表面スケールの防止に役立
つ〇 耐 食 性：純ニッケルと同等またはすぐれている。
つ〇 耐 食 性：純ニッケルと同等またはすぐれている。
硬 度；析出状態＋ ５００〜５５０Ｈｖ４００℃
で熱処理： ８００〜１，０００Ｈｖ本発明は現型（１
）より型取りした雌型（４）から直接金属めっき膜（５
）を転写するのでその製作工程が単純で安価に製作する
ことが出来、しかも金型表面は金属めっき膜（５）によ
り高精度に成形されるので金型表面の仕上げ工程が容易
となると共に従来の金属金型に比べ極端に］ｉｔが軽く
なって取扱い易い等数多くの特長を有する極めて有用な
るものである。
で熱処理： ８００〜１，０００Ｈｖ本発明は現型（１
）より型取りした雌型（４）から直接金属めっき膜（５
）を転写するのでその製作工程が単純で安価に製作する
ことが出来、しかも金型表面は金属めっき膜（５）によ
り高精度に成形されるので金型表面の仕上げ工程が容易
となると共に従来の金属金型に比べ極端に］ｉｔが軽く
なって取扱い易い等数多くの特長を有する極めて有用な
るものである。
第１図乃至第３図は本発明による金型の製造工程図であ
る。 図中、（１）・・・現型 （２）・・・定盤 （３）・
・・枠 （４）・・・雌型（５）・・・金属めっき膜
（６）・・・表面樹脂 （７）・・・バックアツプ材 第１図 ７−）ペッグ了フフ１材 第２ｉｒ 第３図
る。 図中、（１）・・・現型 （２）・・・定盤 （３）・
・・枠 （４）・・・雌型（５）・・・金属めっき膜
（６）・・・表面樹脂 （７）・・・バックアツプ材 第１図 ７−）ペッグ了フフ１材 第２ｉｒ 第３図
Claims (2)
- （１）金型形状に等しい金属めつき膜を非電解めつき法
で成形した後、その内部に樹脂を注入又は圧入すること
により金型表面を金属めつき膜で被覆したことを特徴と
する樹脂型表面に金属めつき膜を接着した金型製造方法
。 - （２）金型形状に等しい金属めつき膜を非電解めつき法
で成形した後、その内部に金属の粉又は繊維若しくは非
金属の繊維を重量比で樹脂１００部に対して１０部乃至
１０００部を含有させた樹脂を注入又は圧入することに
より金型表面を金属めつき膜で被覆してなる特許請求の
範囲第１項記載の樹脂型表面に金属めつき膜を接着した
金型製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25332285A JPS62110824A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 樹脂型表面に金属めつき膜を接着した金型製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25332285A JPS62110824A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 樹脂型表面に金属めつき膜を接着した金型製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62110824A true JPS62110824A (ja) | 1987-05-21 |
Family
ID=17249687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25332285A Pending JPS62110824A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 樹脂型表面に金属めつき膜を接着した金型製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62110824A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5156754A (en) * | 1989-08-07 | 1992-10-20 | Nissan Motor Co., Ltd. | Metal-powder filled epoxy resin mold |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP25332285A patent/JPS62110824A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5156754A (en) * | 1989-08-07 | 1992-10-20 | Nissan Motor Co., Ltd. | Metal-powder filled epoxy resin mold |
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