JPS62110670A - カラオケ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は再生された音楽信号に合わせてマイクロホンで
歌を歌うことのできるカラオケ装置に関するものである
。

従来の技術 近年、カラオケ装置は、業務用だけでなく家庭用として
も相西普及し、その需要も多い。

以下図面を参照しながら従来のカラオケ装置の一例につ
いて説明する。

第２図は従来のカラオケ装置のブロック図を示すもので
ある、第２図において、１，２はマイクロホンである。

３は音楽信号が再生されているときのみＨレベルとなる
制御信号端子である。４゜５は上記マイクロホン１，２
の信号を増幅する増幅器であシ、上記増幅器４，５の出
力はミキシング回路６によってミキシングされる。上記
ミキシング回路の出力信号は直接、出力端子１ｏへ出力
されるものと残響回路子へ入力されるものに分かれる。

上記残響回路７の出力はスイッチ８を通過して出力端子
１０へ出力される。スイッチ８は制御信号端子３がＨレ
ベルのときＯＮするものである。

以上のように構成されたカラオケ装置について、以下そ
の動作について説明する。

まず、制御信号端子３がＬレベルの場合、スイノチ８は
オフとなり、残響回路７の出力が遮断されるので、マイ
ク信号に残響成分は付加されない。

次に制御信号端子３がＨレベルの場合、つ１り音楽信号
が再生されている場合、スイッチ８はＯＮとなり、残響
回路７の出力がマイク信号にミキシングされ、残響成分
が付加される。マイクロホン１．２より入力されたマイ
ク信号は増幅器４，５で増幅され、更にミキシング回路
６によってミキシングされ、次にミキシング回路１１に
より残響成分とミキシングされるので、出力端子１Ｑに
は、マイク信号に残響効果が付加される。つまり、音楽
信号が再生されている場合のみ残響成分が付加され、そ
れ以外は付加されないので、例えば、司介者がマイクを
使用しているとき、音楽信号は再生されていないので、
残響効果は付加されず、歌い手がマイクを使用している
とき、音楽信号を再生すれば自動的に残響成分が付加さ
れることになる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、音楽信号再生状態
以外では残響成分が付加されないため、例えば商品の店
頭展示等の状態で、音楽を再生しないでマイクを使用す
ると残響効果がないので、ユーザーに誤解を招いたり、
あるいは民謡等、伴奏なしで歌おうとする場合、何らか
の手段で音楽信号再生状態にしなければならず、便利さ
の反面不都合もあるという問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、一方のマイク信号には常に
残響効果が付加され、もう一方のマイク信号には音楽信
号再生時のみ残響効果が付加されるというカラオケ装置
を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明のカラオケ装置は、
２個のマイク入力回路と、上記入力を別々に増幅する第
１．第２の増幅回路と、上記第１゜第２の増幅回路の出
力をミキシングするミキシング回路と、上記ミキシング
回路の出力に残響成分を付加する残響回路と、上記残響
回路の出力を開閉するスイッチと、上記第２の増幅回路
の出力信号の有無を検出する信号検出回路と、音楽信号
再生状態時もしくは上記第２の増幅回路の出力信号があ
る場合に上記スイッチを閉じる制御回路という構成を備
えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、第２の増幅回路の出力
信号がある場合は必ず残響成分が付加され、また第２の
増幅回路出力信号がなく第１の増幅回路の出力信号のみ
があり音楽信号再生状態でない場合には残響成分が付加
されない。第２のマイク入力を使用することにより常に
残響効果が付加されるので、従来の問題点を解決できる
。また、第１のマイク入力を使用すると、音楽信号再生
時のみ残響効果が付加されるので従来例の便利さは損な
われない。

実施例 以下本発明の一実施例のカラオケ装置について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例におけるカラオケ装置のブロッ
ク図を示すものである。第１図において、第２図と同一
番号のものは同一のものであるので説明を省略する。９
は信号検出回路であり、増幅回路５の出力信号がある場
合にＨレベルとなり、信号がない場合にＬレベルとなる
ものである。１２はＯＲ回路で、信号検出回路９の出力
もしくは制御信号端子３のいずれかがＨレベルになれば
Ｈレベルを出力し、スイッチ８をＯＮするものである。

以上のように構成されたカラオケ装置について、以下第
１図を用いて、その動作を説明する。

まず、制御信号端子３がＨレベルのとき、ＯＲ回路１２
の出力はＨレベルとなるので、動作は従来例における制
御信号端子３がＨレベルの場合と同じになる。よって動
作説明を省略する。次に、制御信号端子３がＬレベルの
場合について説明する。マイクロホン１に信号がある場
合、増幅器４゜ミキシング回路６，１１を経て出力端子
１ｏへ出力されるが、ＯＲ回路の出力がＬレベルなので
、スイッチ８がオフとなり、残響効果は付加されない。

またマイクロホン２に信号がある場合、増幅器５．ミキ
シング回路６，１１を経て出力端子１゜へ出力される。

増幅回路５の出力信号は信号検出回路９によってＨレベ
ルに変換され、ＯＲ回路１２の出力をＨレベルにする。

従ってスイッチ８がＯＮし、残響効果が付加されること
になる。

つまり、マイクロホン１の信号には、音楽再生状態時の
み残響成分が付加され、マイク入力端子２の信号には常
に残響成分が付加されることになる。

以上のように本実施例によれば、２個のマイクロホン入
力回路と、上記入力を別々に増幅する第１、第２の増幅
回路と、上記第１　、第２の増幅回路出力をミキシング
するミキシング回路と、上記ミキシング回路出力に残響
成分を付加する残響回路と、上記残響回路出力を開閉す
るスイッチと、上記第２の増幅回路出力信号の有無を検
出する信号検出回路と、音楽信号再生状態時もしくは上
記第２の増幅回路出力信号がある場合に、上記スイッチ
を閉じる制御回路を設けることにより、一方のマイク信
号には音楽信号再生状態時のみ残響成分が付加され、も
う一方のマイク信号には常に残響成分が付加されるとい
う機能を有することができる。

発明の効果 以上のように本発明は、２個のマイクロホン入力回路と
、上記入力を別々に増幅する第１．第２の増幅回路と上
記第１．第２の増幅回路の出力をミキシングするミキシ
ング回路と、上記ミキシング回路の出力に残響成分を付
加する残響回路と、上記残響回路の出力を開閉するスイ
ッチと、上記第２の増幅回路の出力信号の有無を検出す
る信号検出回路と、音楽信号再生状態時もしくは上記第
２の増幅回路の出力信号がある場合に上記スイッチを閉
じる制御回路とを設けることにより、一方のマイク信号
には音楽信号再生状態時のみ残響成分が付加され、他方
のマイク信号には常に残響成分が付加される。従って、
一方のマイクを司介用、他方のマイクをボーカル用に使
用すれば、司介者用マイクでは、音楽信号を再生しない
場合、残響成分が付加されず司介者用マイクとして使用
でき、また音楽信号再生状態では残響成分が付加されて
ボーカル用に転用でき、ボーカル専用マイクとして他方
のマイクを使用すれば、常に残響成分が付加されるので
、伴奏なしでカラオケを行うこともできる。ゆえに、そ
の効果は極めて犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるカラオケ装置のブロッ
ク図、第２図は従来のカラオケ装置のブロック図である
。 １．２・・・・・マイクロホン、３・・・・・・制御信
号端子、４．５・・・・・・増幅器、６，１１・・・・
・・ミキシング回路、７・・・・・残響回路、８・・・
・・・スイッチ、９・・・・・・信号検出回路、１０・
・・・・・出力端子、１２・・・・・・ＯＲ回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２個のマイクロホン入力回路と、上記入力を別々に増幅
   する第１、第２の増幅回路と、上記第１、第２の増幅回
   路の出力をミキシングするミキシング回路と、上記ミキ
   シング回路の出力に残響成分を付加する残響回路と、上
   記残響回路の出力を開閉するスイッチと、上記第２の増
   幅回路の出力信号の有無を検出する信号検出回路と、音
   楽信号再生状態時もしくは上記第２の増幅回路の出力信
   号がある場合に上記スイッチを閉じる制御回路とを備え
   たことを特徴とするカラオケ装置。