JPS6211055Y2 - - Google Patents

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JPS6211055Y2
JPS6211055Y2 JP3487581U JP3487581U JPS6211055Y2 JP S6211055 Y2 JPS6211055 Y2 JP S6211055Y2 JP 3487581 U JP3487581 U JP 3487581U JP 3487581 U JP3487581 U JP 3487581U JP S6211055 Y2 JPS6211055 Y2 JP S6211055Y2
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JP
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plate
memory
shaft
lock control
locking lever
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば可変インダクタンス素子を使
用して同調をとるような同調器に関し、更に詳細
には、メモリ板を使用して同調周波数をプリセツ
トする形式の押釦型同調器に関するものである。
メモリ板を使用して選局周波数(同調周波数)
をプリセツトする押釦型同調器は、例えば実公昭
48−45362号公報等に示されているように公知で
ある。ところが、従来はメモリ板をロツクするた
めのロツク用レバーを、第1図又は第2図又は第
3図に示すように支持したので、高精度且つ小形
にすることが困難であつた。即ち、第1図の場合
には、軸48aをレバー46aの上に配置するた
め、軸48aの支持立上り部を設けなければなら
ず、これにより薄型化が困難であつた。また第2
図の場合は、支持板35aの切起しによつて軸4
8bを設けるため、支持板35aから支点位置ま
での間隔tの精度を高めることが困難であつた。
また軸48bに強い力が加わつて軸48bが変形
し、ロツク力が弱くなる恐れがあつた。また第3
図に示すように支持板35aに軸48cを植設
し、軸48cにフランジ状頭部を設けるものに於
いては、A点が支点となり、このA点からメモリ
板を押圧するB点までの長さL1が大きくなり、
必要なロツク力を出すためにL1の大きさに比例
してL2も大きくしなければならず、従つてレバ
ー46cの板厚も大きくしなければならなかつ
た。尚第3図のC点はロツク制御板でレバー46
cを持ち上げる点であり、L2はA点とC点の間
隔である。また第3図の場合には、支点を一定位
置にすることが困難であり、支点位置のバラツキ
があつた。
そこで、本考案の目的は、ロツク用レバーの支
点を高精度に設定することが可能であり且つ小型
化が可能である押釦型同調器を提供することにあ
る。
上記目的を達成するための本考案は、理解を容
易にするために実施例を示す図面の符号を参照し
て説明すると、可変インピーダンス素子1を含む
同調回路5と、前記可変インピーダンス素子1の
可動部に連動して第1の方向に移動するように配
設された摺動板14と、固定部に枢支され且つ前
記摺動板14の移動量に対応した角度だけ回動す
るように前記摺動板14に係合され且つ後記のメ
モリ板31に係合するメモリ板係合部22が設け
られた回動板19と、前記第1の方向に直交する
第2の方向に伸びた状態に配設され且つ前記第2
の方向に移動可能に基体に支持された支持板35
と、前記支持板35に植設されたピン36に枢支
され且つ前記回動板19のメモリ板係合部22に
選択的に係合する回動板係合部32が設けられた
メモリ板31と、前記メモリ板31を前記回動板
19から離らかす方向の偏倚力を前記支持板35
に与えている復帰バネ44と、前記支持板35に
沿つて摺動するように形成され且つ後記のロツク
用レバー46を回動させるための突出部57を有
するロツク制御板55と、前記支持板31から直
角に突出するように前記支持板31に固着され且
つ前記メモリ板31に対向する側面に平坦面80
を有し且つ後記のロツク用レバー46の支点を得
るために前記メモリ板31の方向に突出する突出
部81を有する軸48と、前記軸48の平坦面8
0に適合するような直線部82が設けられた孔5
2を有し且つ前記軸48の前記突出部81に支点
が生じるように前記軸48と係合し且つ前記ロツ
ク制御板55の突出部57に係合する先端係合部
53を有し且つ前記メモリ板31を直接又は間接
に押圧するロツク押圧部材54を有しているロツ
ク用レバー46と、を具備し、前記メモリ板31
に前記可変インピーダンス素子1の可変部の変位
状態を記憶させる際に、前記ロツク制御板55を
前記メモリ板31から離れる方向に変位させて前
記ロツク用レバー46による前記メモリ板31の
ロツクを解除した状態で前記メモリ板31を前記
回動板19の方向に移動することによつて記メモ
リ板31が前記摺動板14の摺動位置に対応して
決定されている前記回動板19の回動角度に対応
した回動角度に回動し、前記ロツク制御板55を
前記メモリ板31の方向に押し込むことによつて
前記ロツク用レバー46がロツク方向に回動して
前記メモリ板31の前記回動角度がロツクされ、
また前記メモリ板31の記憶内容に対応した前記
可変インピーダンス素子1の変位状態を得る際
に、前記復帰バネ44に抗して前記支持板35を
移動することによつて前記回動板19が前記メモ
リ板31の回動角に対応した回動角となり且つ前
記摺動板14が前記回動板19の回動角に対応し
た量だけ摺動するように構成された押釦型同調器
に係わるものである。
上記本考案によれば、メモリ板31に対向する
側面に設けられた突出部81に支点が得られるよ
うに軸48を形成し、且つ軸48に平坦面80を
設けると共にロツク用レバー46にも直線部82
を設けて両者を係合させたので、支点を正確に得
ることが容易になり且つ小型化も可能になる。
以下、第4図〜第18図を参照して本考案の実
施例について述べる。
本考案の実施例に係わる同調器(チユーナ)の
全体の構成を概略的に示す第1図に於いて、1は
可変インダクタンス素子であり、固定コイル部分
2と可動磁心3とから成る。4は可変インダクタ
ンス素子1が接続されている電気回路部分であ
り、この電気回路部分4と可変インダクタンス素
子1とで同調回路5が形成されている。6はマニ
アル同調軸であり、ギヤー7、このギヤー7に噛
合する扇形ギヤー8、及びこのギヤー8が結合さ
れたクランク9を介してスライダ10に係合され
ている。尚図示は省略されているが、マニアル同
調軸6の回転をこれに直交する方向のギヤー7の
回転に変換するためのギヤーが設けられている。
また押釦選局する際に、マニアル同調機構を切り
離すためのクラツチ部11が設けられており、押
釦選局の時に、扇形ギヤー8から小形ギヤー7を
引き離すように構成されている。このクラツチ作
動機構は、この実施例では押釦の操作に連動して
公知の方式でクラツチ部11を作動させるように
なつているが、マニアル同調軸6を引張るか又は
押し込むことによつてギヤー7と扇形ギヤー8と
の噛合を解除するように構成しても差支えない。
クランク9は軸12を中心に回動自在であり、
その一端のU字状切欠部によつてスライダ10の
ピン13に係合し、他端のU字状切欠部によつて
摺動板14のピン15に係合している。尚スライ
ダ10は磁心3と同一方向に伸びる案内棒16,
17でガイドされているので、クランク9の回動
に追従して直線的に移動する。
スライダ10には磁心3が固着されているの
で、マニアル同調軸6を回転すると、この回転運
動がギヤー7、扇形ギヤー8、及びクランク9を
介してスライダ10及び磁心3の直線運動に変換
され、磁心3がその軸方向に変位し、インダクタ
ンス素子1のインダクタンス値が変化し、所望の
同調状態が得られる。また磁心3が固着されたス
ライダ10の変位は、クランク9を介して摺動板
14に伝達され、長孔64に挿入されたピン63
でガイドされて摺動板14が左右方向(第1の方
向)に移動し、逆に、摺動板14が左右方向に変
位すると、これに応じてクランク9が回動し、更
にこの回動に応じてスライダ10が変位する。
この同調器は、マニアル同調軸6によつて所望
の局即ち周波数と同調をとり、この同調状態を第
5図のメモリ板31に記憶させ、以後は押釦18
の操作のみで選局するように構成されている。従
つて、後述から明らかなように、押釦18はメモ
リ板31を介して摺動板14を駆動し、摺動板1
4の変位に応じて可変インダクタンス素子1の値
が変化し、メモリ板31に記憶された局が選ばれ
る。
第5図及び第6図はロツク時に於ける摺動板1
4と押釦18との間の機構を示すものであり、第
7図はロツク解除時の状態を拡大して示すもので
あり、第8図は第7図の一部分解正面図であり、
第9図は第7図の一部縦断面図である。これ等の
図面に於いて、19は第1の回動板であり、20
は第2の回動板である。この第1の回動板19は
第10図に示す如く、U字状係合部21と第1の
メモリ板係合部22とを有し、孔23に挿入され
る枢軸24を中心に回動自在である。第2の回動
板20は第11図に示す如く第1の回動板19と
対称的に形成されており、U字状係合部25と、
第2のメモリ板係合部26とを有し、孔27に挿
入された枢軸24を中心に回動自在である。
摺動板14にはピン28が植設され、このピン
28が第1及び第2の回動板19,20のU字状
係合部21,25に夫々挿入され、枢軸24は固
定基板30に植設されているので、摺動板14が
矢印29で示す第1の方向(上下方向)に移動す
ると、これに追従して回動板19,20が時計方
向又は反時計方向に回動する。
31は扇形に形成されたメモリ板であり、第1
2図に示す如く互いに約180度の間隔を有して設
けられた第1及び第2の回動板係合部32,33
を有し、その中央の孔34に枢軸となるピン36
が挿入されている。尚第1及び第2の回動板係合
部32,33は、第1及び第2の回動板19,2
0のメモリ板係合部22,26に確実に係合させ
るために、折り曲げ部にて形成されている。
メモリ支持板35は第13図に示すように形成
されて摺動板14に直交するように配置されてい
る。ここに形成された長孔37には案内ピン38
が挿入され、これにガイドされて第5図で矢印3
9で示す第2の方向(左右方向)に摺動自在であ
る。尚案内ピン38は基板30に植設されてい
る。またメモリ支持板35にはバネ受け段部40
が設けられ、ここから突出した部分41がケース
即ち基板30に形成された孔42からケース外に
突出し、基板30の背面部43と段部40との間
に復帰バネ44が装着されている。従つて、メモ
リ支持板35は、バネ44で常に第5図及び第6
図で右方向の偏倚力を受けている。
メモリ支持板35には、メモリ板31の他に、
メモリ板31の回動阻止を選択的に行うためのロ
ツク部62が装着されている。このロツク部62
は板バネ45と、この板バネ45を選択的に作動
させるためのロツク用レバー46とから成る。板
バネ45は、第14図に示すように、この一端部
50にメモリ支持板35のピン36が挿通される
孔47を有し、またメモリ支持板35にかしめで
固着された軸48が挿通され且つロツク用レバー
46の先端係合部53が挿入される切欠部49を
有し、更に、この他端部51に第14図で右から
左に伸びる一対の切り込み65,66を有する。
そして、第6図及び第7図から明らかなように、
一端部50がメモリ板31に被せられ、他端部5
1の細条部67,68がロツク制御板55の先端
細条部69,70に被せられている。従つて、こ
の板バネ45は、メモリ板31及びロツク制御板
55の脱落防止機能を有する。またこの板バネ4
5はロツク用レバー46の脱落も防止する。ま
た、第8図に示すようにこの板バネ45は一端部
50がメモリ板31から離れる方向のバネ作用を
有し、また他端部51がロツク用レバー46をロ
ツク解除方向に偏倚するバネ作用を有するので、
ロツクイン時の動作順序を決定する働きも有す
る。
ロツク用レバー46は、比較的変形しにくい厚
い板バネで第8図及び第15図に示すように形成
され、軸48を挿入する孔52、及びロツク制御
板55に係合するU字状に出した先端係合部53
を有する。そして、第5図〜第7図に示すように
板バネ45の上に配置されている。また先端係合
部53は第5図から明らかなように、板バネ45
の切欠部49に挿入されているので、板バネ45
の他端部51にて第6図及び第7図で反時計方向
の偏倚力を受けている。レバー46の左端はロツ
ク押圧端部54となり、ロツク時に板バネ45を
介してメモリ板31を押圧し、メモリ板31の回
動を阻止する。ところで、この実施例ではロツク
用レバー46の支点構成に特長を有する。即ち、
第18図に示すように、円柱状の軸48に一部切
削によつて平坦面80を形成し、切削しなかつた
部分によつて突出部81を設け、一方、ロツク用
レバー46の孔52にも平坦面80に対応する直
線部82を設け、軸48をロツク用レバー46の
上から支持板35の孔83に向つて挿入して支持
板35にかしめて固着している。このため、メモ
リ板31の方向に突出している突出部81がロツ
ク用レバー46に第9図に示すように被さつてロ
ツク用レバー46の離脱を防止し且つ回動の支点
となつている。
55はロツク制御板であり、第16図に示す如
くピン38を挿通するための長孔56と、レバー
46を作動させるための突出部57と、メモリ支
持板35に設けられたストツパ58に当接する段
部59とを有し、その右端には押釦18が装着さ
れている。メモリ支持板35に対する取り付け
は、第7図のロツク解除状態の時には突出部57
がレバー46の先端係合部53を第7図で下側に
押圧せず、第6図のロツク時には突出部57がレ
バー46の先端係合部53の下方向に押圧するよ
うになされている。また突出部57のメモリ板3
1の側の端部には傾斜面71が設けられている。
次に、上述の如く構成された同調器の取扱い方
法及び動作について述べる。
まず、メモリ板31に放送局即ち周波数を記憶
させる際には、押釦18を引き出すことによつて
ロツク制御板55を第7図の位置に引き出す。こ
の結果、レバー46は板バネによつて第7図で反
時計方向に偏倚され、レバー46のロツク押圧端
部54によるメモリ板31のロツク即ち押圧が解
除され、メモリ板31は回動自在になる。しか
し、回動板係合部32,33が第7図で立下り状
態に設けられているので、回動は板バネ45で制
限され、係合部32,33が逆方向に向いて回動
板19,20の回動が不可能になるような状態が
生じない範囲で回動自在である。一方マニアル同
調軸6の回転によつて磁心3が移動し、所定の同
調状態即ち選局がなされる。そして、磁心3の移
動に対応して摺動板14も移動し、磁心3の位置
に対応した摺動板14の位置が得られる。摺動板
14にはピン28にて第1及び第2の回動板1
9,20が係合されているので、摺動板14の位
置に対応した回動板19,20の回動角が得られ
る。
上述の如き設定状態で、押釦18及びロツク制
御板55を第5図〜第7図で左方向に押し込む。
この際、ロツク制御板55の左端を板バネ45及
びレバー46の下に進入させる際にバネ作用等で
与えられる摩擦抵抗が復帰バネ44の力よりも大
きく設定されているので、ロツク制御板55がメ
モリ板31の回動を制限する前にメモリ支持板3
5が復帰バネ44に抗して左方向に移動し、メモ
リ板31の回動板係合部32,33が回動板1
9,20のメモリ板係合部22,26に第17図
に示す如く係合し、メモリ板31の回動角が回動
板19,20の回動角に対応した値になる。そし
て更に押釦18の押込みを強めればロツク制御板
55が移動し、左から右に向つて徐々に高くなる
傾斜面71を有する突出部57がレバー46の右
端を第6図〜第9図で下方に押圧する。これによ
り、軸48の突出部81を支点としてレバー46
は第6図〜第9図で時計方向に回動し、レバー4
6の押圧端部54で板バネ45を介してメモリ板
31を押圧し、その位置にロツクする。またロツ
ク制御板55は板バネ45及びレバー46でメモ
リ支持板35の方向に押圧されてその位置に弾性
的に保持される。メモリ板31を回動板19,2
0に係合させた後に、押釦18の押込み操作を解
除すると、復帰バネ44の働きで、メモリ支持板
35は第5図及び第6図の位置に戻り、メモリ板
31に対する記憶は完了する。
尚、回動板19,20とメモリ板31との係合
の際、第1の回動板19は第17図で矢印60で
示す時計方向に回動し、第2の回動板20は矢印
61で示す反時計方向に回動するので、ピン28
は第1の回動板19のU字状係合部21と第2の
回動板20のU字状係合部25とによつて挟まれ
た状態となり、隙間を解消した正確な係合が成立
する。
第5図及び第6図に示すような押釦形式のプリ
セツト部は、押釦18の数だけ設けられているの
で、複数同調周波数を予め夫々設定することが出
来る。
第5図及び第6図に示す如くメモリ板31に同
調周波数を記憶した後に、押釦18の操作で選局
する場合には、押釦18と共にメモリ支持板55
を押し込み、メモリ板31を第1及び第2の回動
板19,20に係合させる。今迄別の周波数を受
信していたために、回動板19,20が摺動板1
4に追従して別の周波数に対応した角度にあつた
としても、メモリ板31が回動板19,20に係
合するために、メモリ板31に対応した回動角度
に回動板19,20が回動し、摺動板14が回動
板19,20の回動に追従して移動し、また摺動
板14に追従してクランク9が回動し、更に磁心
3が移動して所望の同調状態が得られる。
この際、図示が省略されているクラツチ駆動機
構が押釦18の操作に連動して動作し、クラツチ
部11が動作して扇形ギヤー8からギヤー7が離
れ、マニアル同調軸6の歯車機構に無関係に押釦
18による選局がなされる。尚選局後に押釦18
の押込みを解除すれば、押釦18が復帰バネ44
で戻り、クラツチ部11が非作動状態となる。従
つて、マニアル同調軸6とスライダ10とがギヤ
ーで結合され、スライダ10は振動等で容易に移
動しなくなる。
上述から明らかなように本実施例では、円柱状
軸48に切削によつてメモリ板31に対向する側
面に平坦面80と突出部81とを設け、ロツク用
レバー46の支点をメモリ板31に近い位置に設
けたので、第9図に示す支点からロツク押圧端部
54までの長さL1を小さくすることが可能にな
り、従つて、支点からロツク制御板係合部53ま
での長さL2も小さくすることが可能になり、装
置が小型化される。
また、軸48に平坦面80を設け、且つ孔52
に直線部82を設けて軸48にロツク用レバー4
6を係合させているので、支点を比較的に正確且
つ安定的に得ることが出来る。
以上、本考案の実施例について述べたが、本考
案はこれに限定されるものではなく、更に変形可
能なものである。例えば、回動板19,20をい
ずれか一方のみとする構成としてもよい。また可
変インダクタンス素子1の代りに可変抵抗又は可
変コンデンサを使用する場合にも適用可能であ
る。また摺動板14に磁心3を直接的に結合し、
摺動板14と磁心3との移動方向が同一となるよ
うにする場合にも適用可能である。また、ロツク
用板バネ45を省いてレバー46で直接にロツク
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、及び第3図は従来のロツク用
レバーの支点構成を夫々示す断面図である。第4
図は本考案の実施例に係わる同調器の一部を示す
平面図、第5図は第6図の−線に相当する部
分の一部を示す断面図、第6図は第5図の−
線に相当する部分の一部を示す断面図、第7図は
ロツク解除状態を示す第6図に対応する部分の拡
大断面図、第8図は第7図の一部分解正面図、第
9図は第7図の一部縦断面図、第10図は第1の
回動板の平面図、第11図は第2の回動板の平面
図、第12図はメモリ板の平面図、第13図はメ
モリ支持板の平面図、第14図は板バネの平面
図、第15図はレバーの平面図、第16図はロツ
ク制御板の平面図、第17図はメモリ板と回動板
との係合関係を示す平面図、第18図は軸とロツ
ク用レバーを示す斜視図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、1は可
変インダクタンス素子、14は摺動板、19は第
1の回動板、20は第2の回動板、31はメモリ
板、44は復帰バネ、45は板バネ、46はロツ
ク用レバー、48は軸、55はロツク制御板、8
0は平坦面、81は突出部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可変インピーダンス素子1を含む同調回路5
    と、 前記可変インピーダンス素子1の可動部に連動
    して第1の方向に移動するように配設された摺動
    板14と、 固定部に枢支され且つ前記摺動板14の移動量
    に対応した角度だけ回動するように前記摺動板1
    4に係合され且つ後記のメモリ板31に係合する
    メモリ板係合部22が設けられた回動板19と、 前記第1の方向に直交する第2の方向に伸びた
    状態に配設され且つ前記第2の方向に移動可能に
    基体に支持された支持板35と、 前記支持板35に植設されたピン36に枢支さ
    れ且つ前記回動板19のメモリ板係合部22に選
    択的に係合する回動板係合部32が設けられたメ
    モリ板31と、 前記メモリ板31を前記回動板19から離らか
    す方向の偏倚力を前記支持板35に与えている復
    帰バネ44と、 前記支持板35に沿つて摺動するように形成さ
    れ且つ後記のロツク用レバー46を回動させるた
    めの突出部57を有するロツク制御板55と、 前記支持板31から直角に突出するように前記
    支持板31に固着され且つ前記メモリ板31に対
    向する側面に平坦面80を有し且つ後記のロツク
    用レバー46の支点を得るために前記メモリ板3
    1の方向に突出する突出部81を有する軸48
    と、 前記軸48の平坦面80に適合するような直線
    部82が設けられた孔52を有し且つ前記軸48
    の前記突出部81に支点が生じるように前記軸4
    8と係合し且つ前記ロツク制御板55の突出部5
    7に係合する先端係合部53を有し且つ前記メモ
    リ板31を直接又は間接に押圧するロツク押圧端
    部54を有しているロツク用レバー46と、 を具備し、前記メモリ板31に前記可変インピ
    ーダンス素子1の可変部の変位状態を記憶させる
    際に、前記ロツク制御板55を前記メモリ板31
    から離れる方向に変位させて前記ロツク用レバー
    46による前記メモリ板31のロツクを解除した
    状態で前記メモリ板31を前記回動板19の方向
    に移動することによつて前記メモリ板31が前記
    摺動板14の摺動位置に対応して決定されている
    前記回動板19の回動角度に対応した回動角度に
    回動し、前記ロツク制御板55を前記メモリ板3
    1の方向に押し込むことによつて前記ロツク用レ
    バー46がロツク方向に回動して前記メモリ板3
    1の前記回動角度がロツクされ、また前記メモリ
    板31の記憶内容に対応した前記可変インピーダ
    ンス素子1の変位状態を得る際に、前記復帰バネ
    44に抗して前記支持板35を移動することによ
    つて前記回動板19が前記メモリ板31の回動角
    に対応した回動角となり且つ前記摺動板14が前
    記回動板19の回動角に対応した量だけ摺動する
    ように構成された押釦型同調器。
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