JPS62110232A - 陰極線管のガラスパネルとガラス管体の分離方法 - Google Patents

陰極線管のガラスパネルとガラス管体の分離方法

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JPS62110232A
JPS62110232A JP61013550A JP1355086A JPS62110232A JP S62110232 A JPS62110232 A JP S62110232A JP 61013550 A JP61013550 A JP 61013550A JP 1355086 A JP1355086 A JP 1355086A JP S62110232 A JPS62110232 A JP S62110232A
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panel
funnel
ray tube
cathode ray
nitric acid
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JP61013550A
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Ansonii Rii Robaato
ロバート・アンソニー・リー
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Sony Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/50Repairing or regenerating used or defective discharge tubes or lamps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、陰I!4%線管、例えばテレビジョン受像機
の受像管として動作させるための陰極線管のガラスパネ
ルとガラス管体との分離方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、陰極線管のガラスパネルとガラス管体との分
離方法であって、ガラスパネルとガラス管体を、フリッ
トと硝酸に侵されるバインダより成る接着剤で固着し、
陰極線管を少くともパネルと管体の接合部が硝酸中に浸
かるようにV4酸の入った浴中に少くとも一部分浸漬し
、そして硝酸に例えば浴内の酸中に配置したトランスジ
ューサにより超音波振動を与えて、ガラスパネルとガラ
ス管体を速やかに分離することができるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
カラーテレビジョン受像機の受像管として動作させるた
めの陰極線管(CRT)は、添付図面の第1図を参照し
てこれから説明するように通當多くの異なる製造業者に
より製作されている。この陰極線管は、漏斗状のガラス
管体(10)  (以後より簡単に“ファンネル”と呼
ぶ)とガラスフェースプレート(又はガラスパネル) 
 (12)とから構成されている。アノードボタンとし
て知られζいる金属の電極部材(14)は、ファンネル
(lO)の主たる管体部分(18)の管壁の両面にわた
って形成され、この管壁を形成し°ζいるガラスに対し
て真空が保たれる手段で封止されている。
陰極線管を製造するため、ファンネル(10)の内面に
はカーボン(グラファイト)の塗料(図示せず)が塗布
される。この内面のグラファイト塗料の組成は、主たる
管体部分(18)と電子銃(図示せず)を収容するため
に設けられたネック部(20)との間で変わり得るもの
である0次に、ファンネル(10)は、内面のカーボン
塗料がキュアする、即ち固るように炉中で加熱される。
次に、ファンネル(10)はパネル(12)と接合され
る。このパネルの内面には前以てそれぞれの所定領域に
1つ又は2つ以上の螢光体、カーボン(グラファイト)
の塗料及び場合によりアルミニウムが塗布されている。
エツジ(22)及び(24)同士が接着剤で接合される
ように、ファンネルのエツジ(22)及び/又はパネル
(12)のエツジ(24)に接着剤を塗布して、ファン
ネル(10)をパネル(12)に接合する。この接着剤
は、フリットとバインダ液より成り、接着剤を塗布した
後、ファンネル(10)とパネル(12)より成るアセ
ンブリを加熱してファンネル(lO)とパネル(12)
間で真空封止状態が得られるように接着剤をキュアする
、即ち固くしてファンネル(10)とパネル(12)同
士を固く結合させる。
このバインダ液は、一般的には適当な溶剤(例えば、酢
酸イソアミル)に溶解されている接着剤(例えば、ニト
ロセルロース)より成る。ここに示す数値は、幾つかの
関連する要因によって変わり得るものであることは理解
されるであろうが、例えばバインダ液は、酢酸イソアミ
ル11に対してニトロセルロース12.6gの割合でニ
トロセルロースを酢酸イソアミル中に添加することによ
りつくることができる。また、接着剤は、フリット(粉
状)Ikgに対してバインダ液900011の割合で、
フリット粉末とバインダ液を混合するごとによりつくる
ことができる。
この後、ファンネル(lO)の排気を行う、この排気工
程中に、電子銃(図示せず)をファンネルのネック部(
20)内に封止するように装着し、次にネック部の広が
った終端部分を除去する。そして、カーボン(グラファ
イト)の塗料(図示せず)をファンネル(10)の主た
る管体部分く18)の外面の少くとも一部分に形成する
。この外面のグラファイトの塗料は、ファンネル(10
)内面の塗料とは異なる組成とすることができる。
上述したような方法で51!!造された陰極線管は、成
る理由又は別の理由により時々欠陥品となることがある
。例えば、ファンネル(10)とパネル(12)同士を
接合している接着剤により得られる封止に欠陥があり、
陰極線管の真空状態が保てなくなることがある。このよ
うな場合、多くの製造業者は、陰極線管を廃棄すること
なく、ファンネル(lO)及び/又はパネル(12)を
分離することにより再生利用しようとする。この再生利
用において、回収した部分からの多種の塗料の除去が、
nJ能であり、再生された部品は製造工程の適当な段階
で再び用いられ、別の陰極線管を製造するために使用さ
れる。
幾つかの製造業者によって用いられ°ζいるファンネル
(10)とパネル(12)を分離するための方法は次の
通りである。第1図に示すように、−組の欠陥のある陰
極線管を分層装置内に配置した後、硝酸(HNOi )
の水溶液をそれぞれの陰極線管のパネル(12)の中央
に上から注いで、水溶液がパネル(12)とファンネル
(10)を接合させている固化した接着剤の上を伝って
流れ落ちるようにする。硝酸溶液は、接着剤中に成る程
度侵入し、フリットを結び・つ&Jているバインダを侵
すことにより接着剤を脆弱化する。しかし、#l酸溶液
のみの使用では、ファンネル(10)とパネル(12)
間の結合を破壊するのには充分ではなく、若しくは少く
とも分離工程が高価とならない程度の按(ない時間で結
合を壊すのには不充分である。この結合を破壊するため
、硝#I熔液を接着剤に掛ける操作の後に熱衝撃を与え
ている。熱衝撃を与えるためには、硝酸溶液を流すのを
止めて、代わりに冷水と熱水とを交互に流す。このよう
に熱水と冷水とを交74Hに流すごとにより、前以て硝
酸溶液により弱められたファンネル(10)とパネル(
12)との結合を壊す、温度差に基づく膨張が起き、こ
れにより両者を分離することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した分離工程中には、幾つかの欠点がある。
先ず、非常に時間が掛かることであり、一般的には20
分程度11)かる。2番目に、あまりイd頼性がないと
いうことである。例えば、時々成る陰極線管における結
合は破壊されず、即らファンネル(lO)とパネル(1
2)とが分離せず、このため当該陰指線管を少くとも史
に20分間分離装置内に戻しておく必要がある。3番目
に、熱衝撃処理は、時々ファンネル(10)及び/又は
ガラスパネル(12)に@裂を生じさせて再生利用が不
rIJ能になる程ストレスをり、える。これらの様々な
欠点は、相乗的作用を持つため、果して再生処理を行う
ことが経済的に引き合うものかどうか疑問となっている
本発明の目的は、上述した従来技術より速く、陰極線管
のガラスパネルとガラス管体とを分離1゛る方法を提供
するものである。
本発明の他の目的は、上述の従来技術より信頼性の高い
方法を提供するものである。
本発明の更に他の目的は、熱衝撃処理を使用する必要の
ない方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、フリットと硝酸に侵されるバインダより成る
接着剤で固着された、陰極線管のガラスパネルとガラス
管体を分離する方法を提供するものであり、この方法に
おいて、陰極線管を少くともパネル管体との接合部が硝
酸中に浸るように硝酸を含む浴中に少くとも一部分浸漬
し、浴中の硝酸に超音波振動を与える。
浴の外側に1つ又は2つ以上のトランスジューサを配置
して超音波振動を行うことも本発明の技術的範囲に入る
。しかし、好ましくは1つ又は複数のトランスジユーザ
に加える単位量当りの電力で得られる硝酸の振動の度合
を最大にするためには、即ち陰極線管に伝達される印加
エネルギの量を最大にするためには、少くとも1つのト
ランスジユーザを浴内の硝酸中に配置するか、浴の壁の
一部分を形成するように設けることにより、超音波振動
を行う。更に好ましくは、少くとも1つのトランスジュ
ーサを、管体とパネルとの接合部の周囲にある硝酸に最
大量の振動を与えるような位置に配置する。
当該技術分野において用いられ′ζいる広い用法により
、不明11HFで使用する“陰極線管” (即ち、“C
RT”)という用語は、(管状又はこれ以外でもあり得
る)如何なる匣体又は管状体をも急味するものと広く解
釈する。これは、フリットと硝酸に侵されるバインダよ
り成る接着剤により一体に固着されたガラスパネルとガ
ラス管体より構成され、この中には、表示目的の1つ又
は2つ以上の電子ビーム又は他の荷電粒子を発生させる
電子銃又は他の萄電粒子源が既に入っているか、又は設
けられることになる。従って、明細書において本発明を
特にカラーテレビジョン受像機の受@E管とし°ζ動作
させる陰極線管を参名にし゛(実施例を説明3るが、本
発明は様々な他の型の陰極線管にも通用することができ
、(例えば)修理及び/又は再び組立てるために適音の
ように分離される(パネルと管体とを分離すること)、
成る特殊な用途の陰極線管も含まれる。より具体的には
、上記の一般論に偏ることなく、本発明は例えば下記の
型の陰極線管にも通用できる。
(1)  一般に家庭用テレビジョン受像機の受像管と
し゛ζ使用するためのシャドウマスク又はfn似の陰極
線管、例えばトリニトロン(登録商標)型の陰極線管。
(2)  ビームインデックス式のカラー陰極線管と管
状体。
f31  単色の陰極線管と管状体。
(4)  透過螢光体を用いた陰極線管と管状体。
(5)  面順次カラーフィルタの陰極線管と管状体。
(6)  ダークトレース・カラーフィルタの陰極線管
と管状体。
(7)カラーZff1色偏平管の陰極線管と管状体。
(8)プラズマ放電の陰極線管と管状体。
(9)  全部がガラスと金属より成る陰極線管と管状
体。
〔作用〕
超音波振動させられた(It!i酸は、接着剤を非電に
速く効果的に壊すことが見出され、このため振動の度合
が最適状態にあれば、接着剤を破壊するために掛かる全
時間は、上述の公知の方法により!11かる時間の50
%以下に減少させることができる。
一般的には、分離時間を約6分間又はそれ以rにするこ
とずらnJ能である。更に、バインダに対する酸の破壊
作用は、超音波振動によって非富に強められるので、特
に強固な結合でも分離しないということはあり得ないも
のであり、従って本方法が信頼性ある方法であることが
わかる。また、分離するための熱衝撃を、陰極線管の部
品に加えるわけではないのご、部品に熱衝撃により生じ
たストレスにより亀裂が入る虞れがなくなる。
〔実施例〕
第1図1を参照して上述したような種類の陰極線管のフ
ァンネル(lO)とパネル(12)を分離するための本
発明の実施例に係る方法を、第2図と第3図を参照し°
C説明する。実際には、幾つかの陰極線管を1組として
同時に処理を行う。しかし、簡単のため、1 (161
の陰極線管だけの処理について説明する。
図示するように、陰極線管をV4酸水溶液(32)の入
った浴(30)中に配置して、ファンネル(10)とパ
ネル(12)の接合部が酸中に浸かるようにする。陰極
線管は、適当な支持手FIt(図示せず)によって適当
な位置に支持されている。上述した公知の方法の場合、
酸の濃度は、5%位である。しかし、本発明の場合、僅
か2%のより低い濃度でも充分であることがわかった。
図示するように、陰極線管のネック部(20)は、封止
されたままの状態であり、従ってこの中には電子銃がそ
のまま入っている。しかし、陰極線管を浴(3o)中に
配置する前に、ネックの下端部を切断して、電子銃を取
り出すことができる。
それぞれステンレス鋼の容器に入った、複数の圧電性!
・ランスジユーザのヘッド(34)を浴(3o)内の硝
M(32)中に浸け、マルチプレクサ(図示せず)を介
し°C超音波振動数発生ta(図ボせず)に接続し、電
力を供給すると酸(32)が超音波振動するようにする
。好ましくは図ボするように、トランスジユーザのヘッ
ド(34)を、ファンネル(■0)とパネル(12)と
の接合部の周囲にある硝酸が最も振動するような位置に
配置し、接合部の東向にあるヘッド(34)の面から超
音波の最大の放射が起きるようにするのが好ましい、特
に、少くともそれぞれ11固のトランスジューサのヘッ
ド(34)を陰極線管を4つの各側面に沿い、また面す
るように配する。上述したように、ファンネル(10)
とパネル(12)を結合させている接着剤への硝酸の破
壊作用は、V4酸を超音波振動させることにより強めら
れ、これにより接着剤の結合は速やかに破壊される。接
着剤の結合が確実に破壊されるのに充分な所定時間が経
過した後、陰極線管を浴(30)から持ち上げて、パネ
ル(12)をファンネル(10)から取り外す。この後
、ファンネル(10)及び/又はパネル(12)をきれ
いにしく多種の塗料を取り除き)、別の陰極線管を製作
するために再利用する。所要時間は、多くの要因に依る
が、この中には陰極線管の大きさ、接着剤の結合の性質
、トランスジューサのヘッド(34)の配置場所及び使
用した超音波エネルギの量が含まれる。研究室の実験で
は、6分間で充分であることがわかった。しかし、これ
らの実験では、低電力のトランスジューサを使用し、こ
れらはファンネル(10)とパネル(12)との接合部
に関して最適状r(Qに配置されているわけではなかっ
た。実際の装置では、全処理時間は、6分間よりかなり
少くなることが予想される。
発生した超音波エネルギの蹴は、決定的な要因とはなっ
ていないようである。一般的に百゛えば、然るべき範囲
内であれば、超音波エネルギは、接着剤の結合の速やか
な破壊を促進させるためにuJ能な限り高くすることが
できる。
実験によれば、45kllZの超音波振動数で充分であ
る。しかし、振動数が決定的要因というわけてはなく、
このため他の振動数を使用することもできる。
陰極線管は、第2図及び第3図に示すような浴(31)
)中の位置に配置する必要はない0例えば、逆向きに配
置して、ファンネル(10)とパネル(12)が分離し
たとき、パネル(12)が離れ落ちるようにすることが
できる。また、陰極線管が全部硝酸に浸かっている必要
はなく、ファンネル(10)とパネル(12)間の接合
部が没かっ°ζいれば充分である。
一ヒ迷したように、好ましくはトランスジューサのヘッ
ド(34)は、ファンネル(lO) とパネル(12)
 との接合部の近傍に配−置し、硝酸(32)の超1)
波振動が接合部において最大となるようにする。しかし
、浴中の他の場所に配置した1つ又は2つ以」−のトラ
ンスジューサのヘッドを使用し、浴の壁の一部分若しく
は浴の壁を形成するようにするか又は浴の外側に配置す
る方法によっても、多少効果は落ちるであろうが、依然
として作用効果が得られる。
一ト述したように、再生されたファンネル(1(1)及
び/又はパネル(12)は、使用曲にきれいにしておか
なければならない、即ち、ファンネル(10)の内面と
外面からのカーボン(グラファイト)塗料の除去及び/
又はパネル(12)からのカーボン、螢光体及びアルミ
ニウムの除去を行なわなければならない。ファンネル(
lO)の場合、カーボン塗料は公知技術により除去弓部
であり、これによれば、フッ化水、![(HF)に溶け
るこれらの塗料を、ファンネルの内面と外面にHFを噴
霧することにより除去する。しかし、この技術には次の
ような欠点がある。talち、時間が掛かり(HFは、
塗料を除去するのに20分前後かかる)、またH Fは
商価であり、その腐食性により取り扱いが難しく、また
危険である。従って、ファンネル(10)及び/又はパ
ネル(12)は、本出願人の係属中の英国特許出II(
出11116号8527489 、1985年11月7
日出願)及び対応する本出願人の係属中の英国特許出願
(本出側と同日に出願)に説明され、また、請求の範囲
とされている方法により、きれいにするのが好ましい。
その開ボ内容を参考としζここに記載する。きれいにす
る方法(塗料の除去力法)の全開ンド部分が記載され°
ζいるので、当該係属中の出願を参照されたい。この方
法の概略を上記に記載4イ)が、これはきれいにし、再
生するものがファンネル(lO)の場合である。
ファンネル(10)の内面と外向に塗布されるカーボン
塗料は、全て液体バインダ中のカーボン(グラファイト
)より成り、ファンネルのそれぞれの部分に噴霧又はロ
ーラにより塗布することがCき、この後加熱してキュア
する、即ら固める。
陰極線管製造の当業五には知られているように、]φ々
な異なる塗料を専門の製造業者から液状で購入すること
ができ、例えば゛?チソン・コロイズ(^cheson
  Co11oids )社の商標名“エレクトロダソ
グ゛がある。様々なカーボン塗料の厳密な組成は、陰極
線管の大きさと得ようとする品質を含む種々の要因によ
って決定される。しかし、−例としCは、ファンネル(
10)の心たる管体部(■8)の内面に塗布される塗料
は、(重量部で)グラファイト22%、ケイ酸カリウム
IO%及び水68%とすることができ、これに対してネ
ック部(20)の内面に塗布される塗料は、l kgの
グラファイト、 −220gの炭化ケイ素及び150r
a llの水ガラスとすることができる。いずれにして
も、1−述したように、これらの全ての塗料は、キュア
即ち固ったとき、HFに溶けるものである。
本発明者は、塗料の全てはアルカリ溶液、例えば(これ
に限られないが)水酸化ナトリウム(Na0H)にも溶
けることを確認した。当然のごとながら、Na011は
HFより遥かに安く、人手も容易であり、またHFより
取り扱いが容易である。更に、ファンネル(10)をア
ルカリ溶液の浴に浸け°C1第2図と第3図を参照して
上述したような方法で溶液を超音波振動させると、アル
カリ溶液の腐食作用を非常に速めることができ、これに
よりファンネルからその多くのグラファイト塗料を僅か
1. 2程度度で取り除くことができる。実際、先ず第
2図と第;3図を参照して」二連した方法により、ファ
ンネル(10)をパネル(12)から分離し、次に上述
した詐りの方法によりカーボン塗料を除去するようにし
た再生装置を使用すれば、ファンネルを僅か4.5分で
再生することができる。なお、これに対して上述した公
知の分離方法及び塗料の除去方法の場合、45分程度か
る。従って、再生方法の全′ζが非常に速く、且つ欠点
のないものであるから、陰極線管の部品の再生がかなり
安価となる。
実際、テレビジョン修理店から中古の陰極線管を回収し
、それらをテレビジョン工場へ送り返し、製造中に欠陥
品だとわかった陰極線管と一緒に再生し直すごとも経済
的に実施t1J能となる。
カーボン(グラファイト)塗料をどのように陰極線管の
ファンネル(10)の外向と内面から除去することがで
きるかの1実施例を、第4図を参照して説明する。ファ
ンネル(10)をパネル(12)から分離し、水洗した
後、ファンネル(10)を図示するように、アルカリ溶
液(42)の入った浴(40)中に完全に浸ける。好ま
しくは(必須ではないが)、図示するように、ファンネ
ルのネック部(20)の十端部と電子銃を前取て除去し
ておく。
溶液(42)の組成は、例えば容縫部でNa01155
%、炭酸ナトリウム(Na2COi) 5〜10%及び
残りを水とすることができる。Na2COiは、本質的
には塗料の自由粒子がNa0IIの腐食作用によって除
去されるのを助けるための洗浄剤として作用する。
それぞれステンレス鋼の容鼎に入った、複数の圧電性ト
ランスジューサのへッl’ (44) ヲ1 (40)
内の溶液(42)中に浸け、マルチプレクサ(図示せず
)を介し°C超音波振動数発生機(図示せず)に接続し
、これにより電力を供給すると溶液(42)が超音波振
動するようにする。(ステンレス鋼は、Na0llのよ
うなアルカリ腐食作用には長時間耐えるが、もしHFを
使用した場合、I・ランスジューサのヘッドは、この部
品をきれいにするための方法が経済的ではなくなってし
まう程遠やかに破壊されてしまうことが確かめられた。
)好ましくは図ボするように、トランスジューサのヘッ
ド(44)は、ソアンネル(10)の異なる部分にも略
同様に超音波振動が与えられるように配置する。カーボ
ン塗料に対するアルカリ溶液の破壊(腐食)作用は、超
音波振動によって増強され、これにより塗料は速やかに
、恐らくl、2程度で除去される。
次に、ファンネルを浴(40)から取り出し、水洗する
。次に、ネック部(20)の新しい下端部を溶接した後
、製造ラインに戻して別の陰極線管を製造するために使
用する。
第4図に丞ず方法は、第2図及び第3図に示す方法と同
様に変更を施すことが可能である。例えば、使用する超
音波エネルギーの量は、好ましくは(IJ能な限り商く
し、臨界値ではないが、1辰動数を45kHzとするこ
とができる。また、ファンネル(10)は、浴(40)
中に任意の所望の仕方で配置することができる。また、
1つ又は2つ以ヒのトランスジューサのヘッド(44)
は、浴(40)中の図示する以外の場所に配置して浴の
壁の一部分又は浴の壁を形成するか、若しくは浴の外側
に配置するよ・うにしても良い。
第4図を参照して説明した方法と類似の方法は、パネル
ク12)をきれいにするために用いることができる。こ
れに関連して、超音波振動を1.えられたアルカリ溶液
は、パネル(12)の螢光体、アルミニウム及びカーボ
ン(グラファイト)の塗料も除去するということがわか
った。
」−述した通り、本発明の実施例を添付図面を参照して
i′を細に説明したが、本発明はこれらの具体例に限ら
れるものではなく、また当業者であれば、本明118 
F)の請求の範囲に明示されζいる本発明の要旨を逸脱
することなく、様々な変更と(+1正を施すことが可能
であることがr解されるであろう。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来技術より速く、11つ確実に陰極
線管のガラスパネルとガラス管体とを分離することがで
きる。また、熱衝撃を与えないので、部品にti傷が生
じる虞れはなくなる。
1閃面の簡(11な説明 第1図は、′!A造中の陰換線¥f(CRT)、よりA
’F L <は、カラーテレビジョン受像機の受像管を
炸裂するための陰極線管である。
第2図は、硝酸浴中に配置された1会極線管の上からの
平面的模式図である。
第3図は、#I酸浴中に配置された陰極線管の側面から
の模式的断面図である。
第4図は、アルカリ溶液の浴中に配置された陰極線管の
ファンネルの側面からの模式的Ili面図である。
(10)はファンネル、(12)はパネル、(20)は
ネック部、(30) 、  (40)は浴、(32)は
硝酸、(34) 、  (44)はトランスジユーザの
ヘッド、(42)はアルカリ溶液である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガラスパネルとガラス管体をフリットと硝酸に侵される
    バインダより成る接着剤で固着し、陰極線管を少くとも
    上記パネルと上記管体の接合部が硝酸中に浸かるように
    、硝酸の入った浴中に少くとも一部分浸漬し、そして浴
    中の硝酸に超音波振動を与えるようにしたことを特徴と
    する、陰極線管のガラスパネルとガラス管体の分離方法
JP61013550A 1985-11-07 1986-01-24 陰極線管のガラスパネルとガラス管体の分離方法 Pending JPS62110232A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8527488A GB2182653B (en) 1985-11-07 1985-11-07 Separation of components of cathode ray tubes
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