JPS62109532A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 木１’ｌ明は電気１■除機に関するものである。

従来の技術 従来の電気掃除機のフィルターは第４図に示すように、
静電気を帯電させた帯電フィルター１を両側面より挟む
ようにして防臭防菌フィルター２を配置し、矢印Ａ及び
矢印Ｂ方向より両面にニードルパンチにより前記３層の
フィルターを固定するか、斜線部Ｃで示した外周面をシ
ーム溶着したものが一般的である。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような構造のものでは、電気問診機本体
に取り付けられたフィルターが集塵塵埃によって汚れた
ときに洗浄しようとしても、前述の帯電フィルター１は
洗浄することにより帯電効果をそう失してしまうため、
洗浄をしても効果を無くさない防臭防菌フィルター２を
有効に使用できない。又、帯電フィルター１だけを新し
い物と取り換えようとしても、帯電フィルター１と防臭
防菌フィルター２を二−ドルバンヂ或いはシーム溶着で
固定しているため、安易に使用者が取り換えることがで
きない。更に防臭防菌効果のみを有効利用するためにフ
ィルターを洗浄づると、ニードルパンチで固定している
ものについては剥れてしまうため、再酊使用するのが困
難である。

本発明はこのような問題点を解決するもので、防臭防菌
フィルターと帯電フィルターを着脱自在にすることによ
り、洗浄不可能な帯電フィルターを交換し、洗浄可能な
防臭防菌フィルターを洗浄して有効利用できるようにす
ることを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、塵埃捕集用の集
塵室と塵埃吸引用モーターを収納するモーター室を有す
る電気掃除機の前記モーターを介して前方の！Ｊｅｌｌ
室側或いは後方の排気側の少なくともどちらか一方に、
防臭防菌効果を有づる袋状の防臭防菌フィルターとｍ雑
に静電気を帯電させた帯電フィルターを一体的に形成し
たフィルターを配置し、前記袋状の防臭防菌フィルター
内に前記帯電フィルターを着脱自在に挿入したものであ
る。

作用 この構成により、防臭防菌フィルターを袋状とすること
により、洗浄可能な防臭防菌フィルターのみを洗浄し、
前記防臭防菌フィルターに着脱自在に設けた洗浄不可能
な帯電フィルターのみを新しい物と交換することで防臭
防菌フィルターを有効的に使用できる。又、帯電フィル
ターを交換可能とすることにより、防臭防菌フィルター
と一体的に構成したフィルターに比べて、交換品のコス
トが安くなり、利用者に対する負担が軽減される。

更に防臭防菌フィルターのみを定期的に洗浄することに
より、フィルターの目づまりによる吸込力の低下や集塵
効率の低下を未然に防止でさるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について１図面（第１図〜第３
図）に基づいて説明する。

図において、１１は前部に上刃開放状の集塵室１２、後
部に塵埃吸引用モーター１３を収納するモーター室１４
を有する主体ケースである。前記主体ケース１１の前部
上方には集塵￥１２を覆うダスト益１５が設けられ、主
体ケース１１の後部上方には前記モーター室１４を覆う
上部ボデー１６が設けられている。又、前記集塵室１２
の前部には塵埃吸引用のホースを接続し且つ集塵室１２
と連通するフロントカバー１７と逆止弁１８が配置され
、前記逆止弁１８には塵埃捕集用の集塵袋１９がフック
２０により＠脱自在に取り付けられている。前記集塵室
１２の後部には集塵袋１９で捕集できないカビ類等の微
細な塵埃を捕集するためのフィルター２１がフィルター
ケース２２に保持固定され、集塵室１２内に着脱自在に
取り付けられている。前記集塵袋１９及びフィルター２
１により塵埃を捕集された後の塵埃吸引用モーター１３
により吸引された風は排気孔２３を通過して外部に排出
される。２４及び２５は電気掃除機の移ｌｌＪ時に使用
する移動用の前輪及び後輪である。

次に前記フィルター２１及びフィルターケース２２の構
成について説明づる。

フィルターケース２２はその中央近傍に設けた嵌合爪２
６により集塵室１２内に着脱自在に取り付は可能である
。又、フィルターケース２２には第４級アンモニウム塩
等を施した防臭防菌フィルター２７と繊維に静電気を帯
電させた帯電フィルター２８を一体的に構成したフィル
ター２１が嵌合穴２９と市記嵌合爪２６との嵌合により
着脱自在に取り付けられている。前記防臭防菌フィルタ
ー２７は一辺が開口する袋状に４１１Ｉ成されており、
その袋の中に帯電フィルター２８が交換自在に装着され
ている。

次に防臭防菌フィルター２７と帯電フィルター２８の作
用について説明する。

第１図において塵埃捕集により汚れたフィルター２１を
きれいにするために、集塵室１２より取り外したフィル
ターケース２２よりフィルター２１を取り外し、その後
第３図に示すように矢印り方向に防臭防菌フィルター２
７より帯電フィルター２８を引っ張り出す。この引っ張
り出した帯電フィルター２８は洗浄することにより、帯
電効果が低下するため、ｍｓ塵を捕集ザることを考慮し
て廃棄してしまう。

しかし、防臭防菌フィルター２７は洗浄により防臭防菌
効果をそう失することはないため、汚れを取り除いた後
に完全乾燥し、これに新しい帯電フィルターを挿入し、
再びフィルターケース２２にＩｆｆし、集塵室１２内に
取り付ける。これにより、微細塵の捕集により目づまり
をしていたフィルターの圧損を回復させることができ、
再び電気掃除機の強い吸い込み力が得られる。

以上述べたように、防臭防菌フィルター２７は洗浄によ
り再利用可能なフィルターであることより、防臭防菌フ
ィルター２７の間に配置した帯電フィルター２８を着脱
自在にし、且つ交換可能とすることにより、防臭防菌フ
ィルター２７を有効利用するものである。

尚、本実施例では防臭防菌フィルター２７を一辺が開口
する袋状のものとして帯電フィルター２８を挿入するよ
うにしたが、二辺を開閉自在としたり、或いはファスナ
ーやボタン等により帯電フィルター２８を保持するよう
にしたものでも良く、要は防臭防菌フィルター２７と帯
電フィルター２８が着脱自在になっておれば良い。又、
前記フィルター２１は集塵室１２の後部に設けられてい
るが、塵埃吸引用モーター１３の後部に、或いは集塵室
１２の後部と塵埃吸引用モーター１３の後部の両方に設
けるようにしても良い。

発明の効果 以上のように本発明によれば、次のような効果が得られ
る。

１）洗浄可能な防臭防菌フィルターから洗浄不可能な帯
電フィルターを取り外せることにより、帯電フィルター
を交換するだけで防臭防菌フィルターを何度でも使用で
きるようになる。

２）防臭防菌フィルターと帯電フィルターをニードルパ
ンチ等で一体構成にしていたフィルターに比べて、帯電
フィルターのみの交換だけで良いため、交換用のフィル
ターを利用者に低価格で提供できる。

３）フィルターが微ａ塵の付着により目づまりし本体の
吸込力が低重してきても、防臭防菌フィルターだけを洗
浄づることにより、フィルターの目づまりを回復させる
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は電気掃除機のフィルター取付部の斜視図、第２図は
電気掃除機の要部断面側面図、第３図は帯電フィルター
を取り外す状態を示す斜視図、第４図は従来のフ、ｒル
ターの外観斜視図である。 １１・・・主体ケース、１２・・・集塵室、１３・・・
塵埃吸引用モーター、１４・・・モーター室、２１・・
・フィルター、２２・・・フィルターケース、２３・・
・排気孔、２７・・・防臭防菌フィルター、２８・・・
帯電フィルター代理人　　　森　　木　　義　　弘 箇／図 ３Ｂ８ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、塵埃捕集用の集塵室と塵埃吸引用モーターを収納す
   るモーター室を有する電気掃除機の前記モーターを介し
   て前方の集塵室側或いは後方の排気側の少なくともどち
   らか一方に、防臭防菌効果を有する袋状の防臭防菌フィ
   ルターと繊維に静電気を帯電させた帯電フィルターを一
   体的に形成したフィルターを配置し、前記袋状の防臭防
   菌フィルター内に前記帯電フィルターを着脱自在に挿入
   した電気掃除機。