JPS62108213A

JPS62108213A - 光フアイバコネクタフエル−ルの端面清掃器

Info

Publication number: JPS62108213A
Application number: JP24954885A
Authority: JP
Inventors: Naoshi Hakamata; 袴田　直志; Toshiaki Kakii; 俊昭柿井; Shinji Nagasawa; 真二長沢; Izumi Mikawa; 泉三川
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp; Sumitomo Electric Industries Ltd
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp; Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date: 1985-11-06
Filing date: 1985-11-06
Publication date: 1987-05-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は光ファイバコネクタフェルールの端面清掃器に
関する。

（発明の背景）光ファイバコネクタは線路網の構築において重要な部品
の１つである。光ファイバコネクタの適用領域は光ファ
イバの端末に取付けられ、光機器類との結合、あるいは
アダプタを介してコネクタ同志を１１χ合し、光線路を
構成する等である。特に後背の場合、結合時の接続（ｎ
失減及び反射滅Ｌ１１の確保は重要な課題の１つである
。

光ファイバコネクタ同志の結合は前述のように一般的に
アダプタを介して行なわれるが全体の構成としては次の
通りである。即ち、光ファイバコネクタは一般的に精密
な寸法精度で製作されている円筒部材の光ファイバコネ
クタフェルールの中心に光ファイバが精度よく位置決め
固定された構造を何しており、アダプタ内に位置する精
密スリーブあるいは割りスリーブ内に両方から挿入し、
外筒部材の外径で位置合せを行ない、それにより中心に
配置された光フアイバ同志も精密に位置合せするもので
ある。

このように光ファイバコネクタの製造には可成りの精密
加工技術が要求されるがこれだけでは不十分である。つ
まりコネクタ同志が精密に位置合せされていても光フア
イバ端面が鏡面状に仕上げられ、その状態が維持されて
いなければ端面での光損失が増加し接続損失値が増え、
又反射−［１も確保できない。

現状はコネクタフェルールの端面は研磨され光ファイバ
端面は鏡面状に仕上げられているが、この状態を保つこ
とも非常に重要なことである。即ちｒｌ脱を繰返すコネ
クタにおいては、その際の端面のｔりれがコネクタの特
性に大きく影響する。アダプタのスリーブとコネクタプ
ラグハウジングの摩擦等により微小ゴミが発生し、これ
がコネクタフェルール端面に付着すると特性劣化の要因
となり、又光ファイバ端面の破懐にもつながる。

以上述べたよう＋；　Ｔ−１度よくコネクタを製作して
も取扱い中にコネクタフェルール端面に付着するコミの
排除手段、即ちコネクタフェルール端面の清１１１を行
なわなかったならば初期特性を維持することは不可能で
あり、コネクタフェルール端面の清Ｉωは不可欠となる
。

（従来技術及び解決しようとする問題点）従来のコネク
タフェルール端面の清掃は特別な治具は使われず、主と
して綿棒、ガーゼ、アルコール等の打機溶剤が使用され
る。即ち、綿棒、ガーゼ等にアルコールをしみ込ませ、
それをコネクタフェルールのＥｊＪ面に押しあて清ｔ１
■を行なっている。しかしこのような清掃には以下に説
明するような種々の問題がある。

第１に作業が非常に細かく神経を使うということである
。通常左手に光ファイバコネクタを持ち、右手でアルコ
ールをしみ込ませた綿棒を持ち、こ〜れをコネクタフェ
ルールの端面に押し当ててこすり１Ｉｆｆ掃を行なって
いるが、綿棒の径が数１箇、一方コネクタフェルールの
径も同様に数１１であって、その端面をこするという作
業は作業者にとって細かすぎて神経を使い疲労させるも
のであった。

第２に、作業者が綿棒でコネクタフェルールの端面をこ
すっているので、コネクタフェルールの端面に加わる抑
圧が一定でないということが挙げられる。即ち時には強
く、峙には弱（コネクタフェルールの端面を押圧して清
掃するので、ゴミの除去がいつも一定条件で行えず、完
全に清掃がなされる場合とそうでない場合がおこってく
る。又作業各個々によっても力のかけ方に差が出るのは
当然であり、Ｆｉ？ｆｕｊする個人によって端面の清掃
状況が異なり、コネクタフェルールの端面を常にきれい
な一定伏況に保つというコネクタ取扱い上の最低条件を
満たすことが不可能な状況であった。

（問題点を解決するための手段）本発明は、Ｌ述の手作業による問題点を解消し、コネク
タフェルールの端面状態を常に一定にしておくことを実
現した光ファイバコネクタフェルールの端面清１１１器
を提供するもので、その特徴は、駆動源に連結された駆
動回転軸及びコネクタフェルールの拭取り部を把持し上
記駆動回転軸と連動して回転する拭取り邪把持部が筐体
内に収納されて成るｌ青帰器にある。

（実施例）第１図は本発明の光ファイパフ不りタフェルールの端面
１１ツ帰器の実施例を示し、同図（イ）は縦断面図、同
図（ロ）は外観側面図を示す。

図面において、（１）は先端にアルコール等のＴＴ　ｔ
ｌ溶剤をしみ込ませた綿棒の如きコネクタフェルール端
面の拭取り部、■は上記拭取り部（１）を２１脱自在に
把持するコレットチャック等の拭取り部把持部、（３）
は該拭取り部把持部■と筺体（１０の間に設けたベアリ
ング、（４）は上記拭取り部把持部■の開閉筒、■は開
閉筒（Φを軸方向に押圧している押しバネ、（６）は駆
動回転軸で１端はモータ等の駆動源■に連結されており
、他端は加圧調整バネ（１２１を介して拭取り部把持部
■に連結されている。これにより駆動回転軸（６）の回
転により拭取り部（＋１を把持した拭取り部把持部■が
連動して回転し、加圧調整バネＧＺの作用により拭取り
部（１）を一定の圧力でコネクタフェルールの端面に押
圧する。

■は駆動源■の電源、■は電源スィッチ、（ト）は拭取
り部把持部■の開閉ボタン、ＧＤは上記各部を収納した
筐体である。

次に本発明の端面清掃器の使用方法を説明する。

まず拭取り部把持部■の開閉ボタン（ト）を図の左側に
移動させて押しバネ■の加圧を減じ、拭取り部把持部■
の開閉筒をうしろに下げて拭取り部把持部■を開口させ
る。この状態で端面拭取り部（りを挿入する。この端面
拭取り部（１）は棒の先端にアルコールをしみ込ませた
布あるいは綿棒を使用する。

その後開閉ボタンＯＣを閉じ端面拭取り部（１）をその
把持部■に固定する。この状態で電源スィッチ（９）を
没入することにより駆動源（′７）が回転し、これに連
結されている駆動回転軸（６）及びこれに連動している
拭取り部把持部■が回転し、先端にある端面拭取り部０
）も一定回転を行なう。

第２図は清（，１の状態の１例を示す説明図である。

本発明の光ファイバコネクタフェルールの端面清掃器（
Ａ）の先端のフェルール端面拭取り部（１）をアダプタ
（２１）内のスリーブ（２２）中に挿入される。一方ス
リーブ（２２）の反対側には清！Ｉ■されるべき光ファ
イバコネクタフェルール（２３）が挿入され、その端面
は清掃器（Ａ）の拭取り耶（１）に突き当てられる。

この際、加圧調整バネ（Ｊ？Ｉ　（第１図参１６）によ
り、拭取り部（１）は常に一定圧で光ファイバコネクタ
フェルール（２３）の端面に突き当てられｔＩ＋ｉ帰さ
れる。

なお、図面において、（２４）は光ファイバコネクタの
プラグハウジング、（２５）は光ファイバを示す。

第３図は本発明の光ファイバコネクタフェルールの端面
清掃器の他の使用例の説明図を示す。図のように、本発
明のフェルール端面清１−Ｄ　（Ａ）の先端にアダプタ
（３Ｉ）を取付け、アダプタ（３１）内のスリーブ（３
２）の一端に拭取り部（１）を挿入しておく、このよう
な状態においてスリーブ（３２）の他端から清掃すべき
コネクタフェルールを挿入して拭取り部（１）に突き当
てその端面をｌ？１帰する。なお、図面において、（３
４）は光ファイバコネクタのプラグハウジング、（３５
）は光ファイバを示す。

（実験例）第１図の構造の光ファイバコネクタフェルールの端面清
掃器を製作した。外観は直径約１０■■φ、長さ約１４
０ｍ−で、フェルール端面拭取り部は最大外径的２．３
＠■の綿棒を取付け、ｌ青掃時には綿棒にアルコールを
浸した。挿入時の抑圧は５００ｇｒ、回転数はｌ００ｒ
ｐ園とした。

光ファイバコネクタフェルールの端面に故意に微小ゴミ
を何首させ、これをアダプタに挿入したものを用意し、
作業者が綿棒を使用して素手で清掃する場合と本発明の
清掃器を使用した場合と比較したところ次の結果が得ら
れた。

まず、作業時間は、素手の場合はアダプタ内での手さぐ
り作業ということで２分程度要したが、本発明の清（ｉ
）器は３０秒程度で端面のｉ’ｉ７１＋１を完了した。

これは拭取り？Ａ＜が回転しており、又押圧も一定であ
るので、作業者は清１ｕｌ　？ａをアダプタ内に止まる
まで挿入し、電源スィッチを没入するだけでよいＩＴｉ
　ｊｌＬな作業ですむからである。

又コネクタフェルールの抑圧と微小ゴミの除去力との関
係を調べた結果は、抑圧は加圧調整バネによって変える
ことができるが、１００ｇｒ以」二３　ｋｇ以下ならば
、’ｈ１ｋｎ時間を最適にしてやることにより端面の清
掃は完べきに行なうことができる。しかし、１００ｇｒ
の時、清掃時間は約２公認したので、５００ｇｒ程度は
必要である。

次に清掃時の拭取り部の回転速度であるが、これも基本
的には押圧及び清１１■時間によって、最適値がどの回
転数においても存在するが、回転数がおそいと清掃時間
が長くかかりすぎ、速すぎると拭取り部にしみ込ませた
アルコールが飛散してしまうので、　２０ｒｐｍ〜５０
００ｒｐ＋ｏまで制御可能としておき、数Ｉ０Ｏｒｐｍ
程度で使用するのが適当であった。

このように、本発明の清（１４器はアダプタ内に挿入さ
れた状態のコネクタフェルールの端面清ｆ＋’ａに大き
な威力を発揮したが、第３図のようにアダプタをＴ？Ｉ
　Ｉｌｌ／　Ｓ本体に取り付けておき、これに清掃すべ
き光ファイバコネクタを挿入するものについても同時に
実験したが、ｎ’＋述の場合と同様に問題なく清掃でき
ることを確認した。

（発明の効果）本発明の光ファイバコネクタフェルールの端面ｌ＋’ｊ
　！−δ器によれば、次のような利点を打し、今までし
っかりとｔｉｆ　掃方法が確立されていなかったフェル
ール端面の１５掃方法が本発明の端面清掃器を用いるこ
とによりＦ５準化が可能となり、可成り神経を使ってい
た清掃が誰にでも簡単に行えるという画期的なもので、
その工業的価値は大きいものがある。

■従来作業者によって又同一作業者でも生じていたバラ
ツキがなく、常に一定条件で７エルール端而の清掃を行
なうことができる。

■アダプタ内に挿入された状態の７エルールも、アダプ
タから取外すことなく清掃できる。

■作業者はｊ１’ｉ　ｌ＋４に神経を使う必要がなくな
り、その分他の作業の能率向上をはかることができる。

４、図面（７）　ｆｆＨ！Ｉｊな説明第１図は・本発明の光ファイバコネクタフェルールの端
面清掃器の実施例を示すもので、同図（イ）は縦断面図
、同図（ロ）は外観側面図を示す。

第２図及び第３図は本発明の端面清（−器の使用例の説
明図を示す。

ｌ・・・フェルール拭取り部、２・・・拭取り部把持部
、６・・・駆動回転軸、７・・・駆動源、１２・・・加
圧調整バネ、２１．３１・・・アダプタ、２２．３２・
・・スリーブ、２３．３３・・・光ファイバコネクタフ
ェルール、Ａ・・・フェルール端面　ｌ青　１１■　器
　。

第　１　目（ロ）と寡２　図答　３　図手　　続　　補　　正　　書昭和４７年と月５−イ日１、事件の表示昭和６０年特許願第２４９５４８号２、発明の名称光ファイバコネクタフェルールの端面清掃器３、補正を
する者Ｊ［件との関係　　　特許出願人住　所　　　　　　大阪市東区北浜５丁目１５番地新中
島ビル７階（電話大阪３０４−８８０３）５、補正命令
の日付自　発　補　正（審査請求時）６、補正の対象明細書中、特許請求の相聞及び発明の詳細な説明の欄並
びに図面７、補正の内容１、特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。

２、明細書第９頁１２行目ｒ　５００ｇｒＪをｒ　５０
０ｇＪと訂正する。

３、同上第１０頁８行目ｒ　ｌｏｏｇｒＪをｒ　１００
ｇＪと訂正する。

４、同上第１０頁！１行目ｒ　１００ｇｒＪをｒ　１０
０ｇＪと訂正する。

５、同上第１０頁１２行目ｒ　５００ｇｒＪをｒ５００
ｇＪ　と訂正する。

６、第１図（イ）を別紙の通り訂正する。

１￥許請求の範囲（１）駆動源に連結された駆動回転軸及びコネクタフェ
ルールの拭取り部を把持し上記駆動回転軸と連動して回
転する拭取り部把持部が筺体内に収納されて成ることを
特徴とする光ファイバコネクタフェルールの端面ｌ青掃
器。

（２）コネクタフェルールの拭取り部にアルコール等の
溶剤が含浸されていることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の光ファイバコネクタフェルールの端面清掃
器。

（３）コネクタフェルールの拭取り部をその内部のスリ
ーブに嵌挿し、他方に光ファイバコネクタのプラグハウ
ジングが装管可能なアダプタが取付けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光ファイバコネ
クタフェルールの端面清掃器。

（４）駆動回転軸と拭取り部把持部との間にバネ等の加
圧部材を有しており、該加圧部材の押圧力制御が＋００
ｇ以上、３　ｋｇ以下まで可能なことを特徴とする特許
νｌ求の範囲第１項記載の光ファイバコネクタフェルー
ルの端面清掃器。

（５）駆動回転軸の回転数が２０ｒｐ＋ａ　−ＳＯＯＯ
ｒｐｍまで制御可能であることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の光ファイバコネクタフェルールのＺｌ
−面清掃器。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動源に連結された駆動回転軸及びコネクタフェ
ルールの拭取り部を把持し上記駆動回転軸と連動して回
転する拭取り部把持部が筐体内に収納されて成ることを
特徴とする光ファイバコネクタフェルールの端面清掃器
。
（２）コネクタフェルールの拭取り部にアルコール等の
溶剤が含浸されていることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の光ファイバコネクタフェルールの端面清掃
器。
（３）コネクタフェルールの拭取り部をその内部のスリ
ーブに嵌挿し、他方に光ファイバコネクタのプラグハウ
ジングが装着可能なアダプタが取付けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光ファイバコネ
クタフェルールの端面清掃器。
（４）駆動回転軸と拭取り部把持部との間にバネ等の加
圧部材を有しており、該加圧部材の押圧力制御が１００
ｇｒ以上、３ｋｇ以下まで可能なことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の光ファイバコネクタフェルール
の端面の端面清掃器。
（５）駆動回転軸の回転数が２０ｒｐｍ〜５０００ｒｐ
ｍまで制御可能であることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の光ファイバコネクタフェルールの端面清掃
器。