JPS62107764A - ビ−フン麺の製造方法 - Google Patents

ビ−フン麺の製造方法

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JPS62107764A
JPS62107764A JP60246993A JP24699385A JPS62107764A JP S62107764 A JPS62107764 A JP S62107764A JP 60246993 A JP60246993 A JP 60246993A JP 24699385 A JP24699385 A JP 24699385A JP S62107764 A JPS62107764 A JP S62107764A
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JP
Japan
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rice
noodles
noodle
rice flour
starch
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JP60246993A
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English (en)
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JPH0131870B2 (ja
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Yoshio Kaneko
義男 金子
Koji Osawa
大澤 康二
Akio Sato
明男 佐藤
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Toyo Suisan Kaisha Ltd
Original Assignee
Toyo Suisan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はビーフン麺の製造方法に関する。
さらにいえば内地産米を主原料とするビーフン麺の製造
方法に関するものである。
(従来の技術) ビーフンは、元来イン殊ディカ型の外国産米を主属+4
とし、これに水を加え混合したものを加熱によりその一
部を糊化しながら押出して麺線化した後、蒸煮、成形、
乾燥した押出し麺である。これは外米のアミロース含有
量が22%以上と高いことと、その澱粉の粒子構造が強
固であることがらこれを加熱しても糊化しにくく、また
その加熱糊は冷却すると老化しやすく強固な冷却ゲルと
なる性質を利用したものである。
しかるに近年内地産米が過剰となり、ビーフンの原料と
して適したインディカ型の外国産米の人手か困難となっ
てきた。従って、最近では国内産米をビーフン原料とし
て使用せざるを得ない状況になってきた。ところが国内
産米はアミロース含q瓜が16〜20%と低くて高粘着
性のためビーフン原料として使用するときは次の如き問
題点を有していた。即ち、国内産米は糊化温度が低くし
かもその糊は高粘性のため、加熱によってその一部を糊
化して押出し麺線化する工程で過度に糊化する状態とな
って、押出し圧力が弱まり軟らがい麺となり、また麺線
表面の活管性が高く相互に付着しやすくなるという欠点
があった。こうしたことは、次工程における蒸着後の麺
線の相互付着、成形時の作業性の低下、乾燥時の乾燥効
率の低下、乾燥後の形状不良等を引起こす要因にもなる
。またこうして得られた製品を湯戻して調理するとべた
つき、切れ、だんご状となる等といったことが生じ、ま
た食感も弾力性が失われてやわらかくビーフン本来の食
味としては程遠いものであるという問題が存在していた
。こうした欠点は、主原料である米粉に対して10〜4
0%の澱粉及び又は蛋白原料を添加することによって、
若干ながら補なうことができたが、これらの問題を全面
的に解決する有効な手段といえるものでは決してなかっ
た。
(発明か解決しようとした問題点) この発明は従来のビーフン原料には不適とされていた国
内産米を用いつつ、その性質を改良しこれにより上記従
来技術の問題点を解決し、麺線に調理時のべたつきがな
く、粘り強い食感を有するビーフンを得られるようにす
るものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は国内産米を主原料とするビーフン麺の製造に
おいて、米粒または米粉のいづれか1種からなる主原料
をその品温の範囲を50〜98°Cとして加熱しその水
分を9%以下としたのち更に米粒にあってはこれを粉砕
して米粉とし、これに澱粉および又は蛋白材料を主原料
に対して10〜40重量%加え、さらに加水混合したの
ち常法によって麺線化することを特徴とするビーフンの
製造方法である。以下にこの発明を説明する。
この発明になるビーフンの製造においては国内産米を主
原料とするところに一つの特徴かある。
しかしながら、国内産米はすでにのべたように糊化i!
度が低く、しかもその糊は粘性が高くてビーフンには不
向きであるので、これを改善するために主原料の米を予
め加熱処理するものである。ここでの加熱は、米粒また
は米粉をその品温が50〜98℃の範囲となるまで加熱
するものでその結果その含有水分を9%以下となるよう
にするものである。こうした加熱処理の方法としては、
熱風乾燥、ばい焼、赤外線照射、マイクロ波照射等が考
えられるが、その具体的なものとして例えば水分10〜
1896の米粉を二重釜に投入して品温か50〜98°
Cになるように蒸気で加熱して水分を900以下とする
方法がある。このように本発明では比較的低温で加熱処
理を行なうために米粉はα化されることが少ない。なお
、米粒をそのまま加熱処理したものにあっては、これを
その後これを粉砕して米粉とする必要がある。このよう
に加熱処理された米粉は、澱粉材料または蛋白材料の一
種または2種および所定回の水とともにミキサーに入れ
、ここでよく混合する。なお、ここての米粉と澱粉材料
または蛋白材料の一種または2種の混合比は、重量比で
前者が50〜90%、後者が10〜5096である。米
粉の混合比が50%未満であるとそれだけ澱粉や蛋白の
比率がが多くなるので、ビーフンとしての食味が劣りま
た米粉が9096を超えると澱粉や蛋白の比率が少なく
なるのでへたつき、切れなどが生じたり、だんご状とな
って調理が困難となるといった問題が起こることになる
。ミキサーの中で混合された上記の原料は、次にこれを
混ねつ機に移しここで混ねっするか、ここでの混ねつは
出来れば浅い容器の中で広くひろげた状態で行なうのが
よい。この混ねつによって原料中にダマをなくすように
する。混ねつの終了後はこれをコンベアで移送しつつ蒸
気加熱し、その後スクリュ一式混練機に送り込む。こう
した工程は従来のビーフンの製造工程と同様である。上
記加熱それにつづくスクリュ一式混練機中の通過などに
よって原料はさらに混練される。原料はやがてスクリュ
ウ一式混練機の一端から排出され再びスクリュウ一式混
練機で混練され、混練機の先端にとりつけららだダイス
から押出され、ここに麺線が形成されるのである。この
麺線は、その後搬送コンベアで連続的に他方に連続的に
送り出される。そしてそのコンベアの端部を出たところ
で切断カッターで所定の長さに切断し、ネットコンベア
等に乗せられて蒸煮ボックス内に移送されてここで蒸煮
される。蒸煮の終了した麺線はボックスを出たところで
シャワーで水冷され、次に風乾、乾燥機での乾燥等を経
て最終製品とされる。
(発明の効果) 以−Fの通り本発明によると、予め加熱処理を施した米
粉を使用することにより国内産米による良好なビーフン
麺の製造を可能とすることが出来るようになった。即ち
、澱粉粒子構造に損傷を与え分子鎖を連動させ、その結
果分子鎖間の二次的績  =米 1さ 一フンは従来の外米を使用したものと略同様の品  \
口 質とすることが出来るようになった。次に実験例  ′
ト を示して説明する。
(実験例) 次の表は、水分15%の国内産米(昭和51年北海道産
米「ゆうなみ」)の米粉を二重釜に投入し、品温70°
Cで30分間加熱したのち、それのアミログラム分析し
た結果である。
同表に示されているように、国内産米粉は加熱α理され
ることにより糊化開始温度が若干ではあるか高くなり、
加熱糊化しにくくなったことが伺われる。またブレーク
ダウンが低くなったことにより米澱粉粒子が強固となっ
たことがわかり、さらにコンスティンシイが高くなった
ことにより冷却後のゲル強度が増したことがわかる。こ
れらを総合して加熱処理をした米粉は、外米に近い性質
となっていることがわかる。
次にこの米粉を使用してビーフンを製造したところ、加
水混合後その一部を加熱糊化して押出し麺線とする際、
押出し圧力を高くしても麺線表面の粘着性が押えられる
ために相互付着のない、結cノ;イτ性に富んだ麺線を
つくることができた。これにより、蒸煮後の麺線の相互
付着、成型時の作業性の低下、乾燥効率の低下、製品形
状の不良化とい−)た問題が解決出来るようになって、
粘り強い弾力のある食感かえられた。
ノこ hl 例  1  。
水分15%の内地産米粉8.Okgを2徂釜に入れ品温
か70℃になるように30分間撹伴しなから加熱処理し
て水分596に調整した。この調整した米粉にコーンス
ターチ2.0kgを、さらに3.0kgの水を加えて2
0分間混合した。この混合物をスクリュ一式混練機のホ
ッパーから投入する際に、蒸気雰囲気を3秒間通過させ
た。スクリュ一式混線機は、径195mx、回転数6O
rpmとして約90秒の混練を行ない、その後エクスト
ルーダでダイより押出して麺線とした。これを切断して
蒸煮ボックスに入れて110°Cて5分間加圧蒸煮し完
全に糊化した。その後これを取出して水洗し麺線に付着
している溶出澱粉を洗い落とし、水切りをして形を整え
て乾燥し最終的にビーフンを得た。この製品を3分間湯
戻しした後、肉、野菜とともにいためて焼きビーフンを
調理して喫食したところ、粘り強い弾力ある食感を14
だ。
実旋例2゜ 水分18%の内地産米を粒のまま遠赤外線を2分間照射
した後70℃の熱風を吹き当て加熱し、水分5?6に調
整した。この加熱処理を施した米粒をターボ式粉砕機で
粉砕し米粉としたちの7.2kgとコーンスターチ2.
0kgに3.0kgの水を加え20分間混合した。この
混合物をスクリュー混練機のホッパーから投入する際、
蒸気雰囲気中を約3秒間通過させた。スクリュ一式混線
機は、径195111M、回転数60rpmとして約9
0秒の混練を行ない、その後エクストルーダでダイより
押出して麺線とした。これを切断して蒸煮ボ、!クスに
入れて110°Cで5分間加圧蒸煮し完全に糊化した。
その後これを取出して水洗し麺線に付iりしている溶出
澱粉を洗い落とし、水切りをして11ニを整えて乾燥し
最終的にビーフンを得た。この・y品を実施例1.と同
様の調理方法で調理して喫食したところ、実施例1と同
様な食感を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 国内産米を主原料とするビーフン麺の製造において、米
    粒または米粉のいづれか1種からなる主原料をその品温
    の範囲を50〜98℃として加熱しその水分を9%以下
    としたのち更に米粒にあってはこれを粉砕して米粉とし
    、これに澱粉および又は蛋白材料を主原料に対して10
    〜40重量%加え、さらに加水混合したのち常法によっ
    て麺線化することを特徴とするビーフンの製造方法。
JP60246993A 1985-11-06 1985-11-06 ビ−フン麺の製造方法 Granted JPS62107764A (ja)

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JP60246993A JPS62107764A (ja) 1985-11-06 1985-11-06 ビ−フン麺の製造方法

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JPS62107764A true JPS62107764A (ja) 1987-05-19
JPH0131870B2 JPH0131870B2 (ja) 1989-06-28

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017099132A1 (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 日清フーズ株式会社 熱処理米粉の製造方法及び食品の製造方法

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JPWO2017099132A1 (ja) * 2015-12-08 2018-09-27 日清フーズ株式会社 熱処理米粉の製造方法及び食品の製造方法

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JPH0131870B2 (ja) 1989-06-28

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