JPS62107122A - バケツトエレベ−タ式浚渫船の自動浚渫装置 - Google Patents

バケツトエレベ−タ式浚渫船の自動浚渫装置

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JPS62107122A
JPS62107122A JP24825785A JP24825785A JPS62107122A JP S62107122 A JPS62107122 A JP S62107122A JP 24825785 A JP24825785 A JP 24825785A JP 24825785 A JP24825785 A JP 24825785A JP S62107122 A JPS62107122 A JP S62107122A
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JP
Japan
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bucket elevator
dredged
barge
water
dredging
Prior art date
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Pending
Application number
JP24825785A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kataoka
片岡 建一
Hideo Nozaki
野崎 秀男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62107122A publication Critical patent/JPS62107122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、バケットエレベータ式浚渫船の自動浚渫装
置に関する。
(従来の技術) 一般に、水底の被浚渫物である例えば土砂を浚渫するた
めの手段として浚渫船があり、この浚渫船は台船と、水
底土砂を台船上に搬送する浚渫装置と、この台船を水上
移動させる移動装置とで構成される。
上記浚渫装置にはポンプ式のものやバケットエレベータ
式のものがある。ポンプ式のものでは台船上に浚渫用ポ
ンプが設けられ、このポンプにより水底の土砂が水と共
に台船上に吸い上げられる。
また、浚渫装置がバケットエレベータ式の場合には台船
上にバケットエレベータの上端部が上下回動自在に枢支
され、その下端部は水底に延びている。そして、上記バ
ケットエレベータの下方回動と、このバケットエレベー
タの駆動とにより、水底の土砂はこのバケットエレベー
タの下端部からパケットにより順次掬い上げられて台船
上に搬送される。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、水底の凹凸や水深など水底の状態は複雑であ
ると共に、常に変動するものである。このような状態下
で所望の浚渫効率を得ようとすれば、上記のような諸条
件に応じて逐次各浚渫船の各構成機器を制御する必要が
ある。
この場合、上記バケットエレベータ式浚渫船ではパケッ
トにより土砂を直接掬い上げるために、水底に投入され
るバケットエレベータ下端部の位置等の状態は、水を媒
体として土砂を浚渫するポンプ式のものと比較して非常
に厳しい制御を要求されることになる。このため、従来
では経験豊富な運転者の判断により浚渫作業が行われて
いたが、諸条件に合致する最適な浚渫状態に各機器を制
御することは煩雑であると共に困難なものである。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、複雑な水底の状態に応じて最適な浚渫状態に各機器
を自動的に制御し、浚渫効率を向上させることを目的と
する。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、下端部が水底に向って延びるバケットエレベータの
上端部を台船上に上下回動自在に枢支し、このバケット
エレベータを所望の回動姿勢にまで回動させる傾動装置
を設け、かつ、この台船を所望の方向に水上移動させる
ための移動装置を設けたバケットエレベータ式浚渫船に
おいて、上記バケットエレベータから排出される被浚渫
物の重量を連続的に測定してこの測定に基づく信号を出
力する計量手段を設け、この計量手段からの信号により
上記移動装置と傾動装置とを駆動させるようにした点に
ある。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
lはバケットエレベータ式浚渫船で、2はその台船であ
る。この台船2の進行方向の一方(以下、これを単に前
方(図中矢印Fr) 、これと逆方向を後方、また、前
方に向って右方向を右方、これと逆方向を左方という)
側に機関室3、後部に運転室4が設けられており、台船
2のほぼ中央部には被浚渫物たる水底の土砂eを浚渫す
るためのバケットエレベータ5が設けられる。このバケ
ットエレベータ5は無端状に連設したバケツ)5aを有
し、このバケットエレベータ5は駆動装置5bにより駆
動される。
更に、上記台船2の後部には、上記バケットエレベータ
5から排出される土砂eを受は取る排出コンベア7が設
けられ、この排出コンベア7には土砂eを陸上へ向って
搬送するフローティングコンベア8が連結される。
また、上記台船2には、この台船2を所望の方向に水上
移動させるためのウィンチ式移動装置9及び水底歩行式
移動装置10が設けられる。
上記ウィンチ式移動装置9は台船2上に取り付けられた
操船ウィンチ12と、一端が水底にアンカリングされて
この操船ウィンチ12の巻胴に巻き付けられるアンカワ
イヤ13とを有し、これら操船ウィンチ12及びアンカ
ワイヤ13は台船2の両舷に2組ずつ設けられる操船ウ
ィンチ12aNdとアンカワイヤ13a−dで構成され
る。
そして、図中操船ウィンチ12a、12bによリアンカ
ワイヤ13a、13bを巻き取り操作し、かつ、操船ウ
ィンチ12c 、12dによりアンカワイヤ13c、1
3dを繰り出し操作すれば、台船2は前方へ水上移動す
る。一方、図中操船ウィンチ12c、12dによりアン
カワイヤ13c、13dを巻き取り操作し、かつ、操船
ウィンチ12a、12bによりアンカワイヤ13a、1
3bを繰り出し操作すれば1台船2は後方へ水上移動す
る。
また、上記前後方向と同様に、操船ウィンチ12a 、
12c及び操船ウィンチ12b、12dによりアンカワ
イヤ13a、13c及びアンカワイヤ13b、13dを
巻き取り、繰り出し操作すれば、台船2は左方や右方へ
水上移動可能とされる。更に、上記各操作を併用すれば
、台船2を上記とは異なる所望の方向に水上移動させる
こともできる。
前記水底歩行式移動装置10は台船2の両舷側の前後部
にそれぞれ設けられる4基の移動装置10a−dで構成
され、これら各移動装置10a〜dは互いに同一構成と
されている。
上記各水底歩行式移動装置10は下端が水底に向って延
びる支柱16を有し、この支柱16は台船2に支持台1
5を介して上下移動自在に支持されている。この支柱1
6の下端部には、駆動手段としての油圧モータを有する
車輪17が横向きの軸心回り回動自在に支承される。ま
た、上記支柱16を水底に向って付勢し、上記車輪17
を所定圧力で水底に接地させる図示しない油圧手段が設
けられる。また、上記支持台15には上記支柱16を縦
軸回りに回動可能とさせる旋回手段18が設けられ、こ
の旋回手段18は駆動手段としての油圧モータを有して
いる。
上記構成の水底歩行式移動装置lOにより浚渫船lを所
望の方向へ移動させる場合には、先ず。
上記旋回1手段18の油圧モータを駆動させて車輪17
が所望の方向へ向くように回転させる0次に、支柱16
を付勢する油圧手段により車輪17を水底へ向って付勢
させる。そして、車輪17の油圧モータを駆動させてこ
の車輪17を回転させ、水底上を転勤させる。このよう
にして上記台船2は所望の方向へ移動させられる。
杢だ、上記台船2の後部には前記バケットエレベータ5
の上端部を回動自在に枢支する架台20.20が設けら
れ、これによってバケットエレベータ5の下端部は上下
方向に回動自在とされている。また、このバケットエレ
ベータ5を所望の回動姿勢にまで回動させると共に、そ
の回動姿勢に保持する傾動装置21が設けられる。
上記傾動装置21は傾動ウィンチ22を有し。
これは台船2上の両舷にそれぞれ設けられる。また、上
記バケットエレベータ5の下部前後に一端が連結された
ワイヤ23.23が設けられ、このワイヤ23.23の
他端は上記傾動ウィンチ22の各巻胴に巻き付けられる
。そして、上記前傾動ウィンチ22を駆動させてこれら
傾動ウィンチ22の各巻胴によりワイヤ23.23を巻
き取り。
もしくは謹り出し操作すると、バケットエレベータ5は
所望の回動姿勢まで回動可能とされる。また、上記のよ
うにしてバケットエレベータ5を所望の姿勢にまで回動
させて前記ウィンチ式移動装置9または水底歩行式移動
装置10により浚渫船lを所望の方向へ移動させること
によって、一定の浚渫幅で水底を連続的に浚渫すること
ができる。
上記構成において、浚渫船lの浚渫効果を向上させるた
めに自動浚渫装置25が設けられる。この自動浚渫装置
25は上記パケットエレータ5から排出される土砂eの
重量を連続的に測定し、この測定に基づいて信号を出力
する計量手段をたる自動計量機26を有し、この自動計
量機26は前記排出コンベア7の中途部に設けられる。
また、上記自動計量機26から出力される信号を入力し
て前記ウィンチ式移動装置9の操船ウィンチ12と、水
底歩行式移動装置lOの車輪17の油圧モータと、傾動
装置21の傾動ウィンチ22とに駆動信号を出力する制
御手段27が設けられる。
上記制御手段27は自動計量機26からの信号を入力す
る演算装置28を有し、この演算装置28には設定器2
9が接続される。この設定器29では最適な浚渫状態に
適合するように諸般定値が設定される。即ち、この設定
器29では、バケットエレベータ5のパケット満杯状態
における土砂eの浚渫量と、台船移動速度の上限値と、
バケツ、トエレベータ5の傾動段階値と、バケットエレ
ベータ5の傾動下限値とが設定され、これら各設定値は
上記演算装置28に入力される。
そして、水底状態の変動によりバケットエレベータ5か
ら排出コンベア7へ排出される土砂eの量が減少した場
合、自動計量機26でこれが検出され、この検出信号は
演算装置28に入力される。すると、演算装置28では
設定器29の設定値を満たす台船2の移動速度が設定さ
れ、上記ウィンチ式移動装置9の操船ウィンチ12や水
底歩行式移動装置lOの車輪17の油圧モータに駆動信
号が出力され、これによって台船2がそのときの適正速
度で移動させられる。
この場合、アンカワイヤ13を台船2の四隅から張って
も浚渫作業に支障のない時には1例えば、台船2の進行
方向前部に位置する2台の操船ウィ、ンチ12を駆動さ
せ、後部2台は自動的にフリーとされる。また、アンカ
ワイヤ13が浚渫作業の邪魔になるような場合で、比較
的水深の浅い時には、水底歩行式移動装置10における
4台の車輪17の各油圧モータが駆動される。
一方、水深が深くなると共に浚渫層厚が薄くなり、浚渫
船1の移動速度が上限値になっても自動計量機26で検
出される土砂eの浚渫量が不足する場合には、演算装置
28から傾動装置21の傾動ウィンチ22に対して駆動
信号が出力され、バケットエレベータ5の所定設定幅の
巻き下げが自動的に行われ、バケットエレベータ5の下
端部が水底に向って回動させられる。
更に、水深が深くなり、上記土砂eの浚渫量が不足する
場合、バケットエレベータ5は傾動下限値まで順次段階
的に巻き下げられる。
(発明の効果) この発明によれば、バケットエレベータから排出される
被浚渫物の重量を連続的に測定してこの測定に基づく信
号を出力する計量手段を設け、この計量手段からの信号
により、台船の移動装置とバケットエレベータの傾動装
置とを駆動させるようにしたため、バケットエレベータ
により連続的に浚渫される被浚渫物の重量によって、台
船の移動速度及びバケットエレベータの回動姿勢を自動
的に制御させることができる。従って、水底の状態が複
雑であっても被浚渫物の浚渫量が適量となるように保た
れるのであり、従って、浚渫効率を向上させることがで
きる。
また、複雑な水底状態に台船やバケットエレベータが自
動的に追随するため、その煩雑な各機器の操作から運転
者が開放される。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は自動浚渫装置の
制御ブロック図、第2図は浚渫船の全体平面図、第3図
は浚渫船の全体側面図である。 1・争浚渫船、2・拳台船、5・・バケットエレベータ
、9・・ウィンチ式移動装置、10・・水底歩行式移動
装置、21・・傾動装置、26・・自動計量機(計量手
段)、27・・制御手段、e・・土砂(被浚渫物)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、下端部が水底に向って延びるバケットエレベータの
    上端部を台船上に上下回動自在に枢支し、このバケット
    エレベータを所望の回動姿勢にまで回動させる傾動装置
    を設け、かつ、この台船を所望の方向に水上移動させる
    ための移動装置を設けたバケットエレベータ式浚渫船に
    おいて、上記バケットエレベータから排出される被浚渫
    物の重量を連続的に測定してこの測定に基づく信号を出
    力する計量手段を設け、この計量手段からの信号により
    上記移動装置と傾動装置とを駆動させるようにしたこと
    を特徴とするバケットエレベータ式浚渫船の自動浚渫装
    置。
JP24825785A 1985-11-05 1985-11-05 バケツトエレベ−タ式浚渫船の自動浚渫装置 Pending JPS62107122A (ja)

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JP24825785A JPS62107122A (ja) 1985-11-05 1985-11-05 バケツトエレベ−タ式浚渫船の自動浚渫装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5229511A (en) * 1975-09-01 1977-03-05 Nippon Soken Inc Internal combustion engine
JPS58138834A (ja) * 1982-02-10 1983-08-17 Nippon Sagiyousen Kyokai 歩行式浚渫船
JPS59167418A (ja) * 1983-03-15 1984-09-20 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd アンロ−ダの運転方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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