JPS6210679A - 加熱定着装置の温度制御装置 - Google Patents

加熱定着装置の温度制御装置

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JPS6210679A
JPS6210679A JP15087585A JP15087585A JPS6210679A JP S6210679 A JPS6210679 A JP S6210679A JP 15087585 A JP15087585 A JP 15087585A JP 15087585 A JP15087585 A JP 15087585A JP S6210679 A JPS6210679 A JP S6210679A
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heater
heating
heating roller
temperature
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JP15087585A
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Inventor
Hideyuki Kamibayashi
上林 秀幸
Kazuhiro Araki
一博 荒木
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、未定着画像を記録紙上に定着させる加熱ロー
ラと加圧ローラとを備え、この加熱ローラの表面温度を
検出する定着温度検出手段、この定着温度検出手段によ
る検出情報に基づいて加熱ローラに対するヒータの作動
を制御する加熱制御手段、及び、定着温度検出手段によ
る検出情報に拘らずヒータを一定時間強制的に作動させ
る強制加熱手段を設けた加熱定着装置の温度制御装置に
関する。
〔従来の技術〕
電子写真複写機等に用いられる加熱定着装置においては
、加熱ローラの表面温度が設定温度を下回ればヒータの
作動を開始し、逆に設定温度を越えればヒータの作動を
停止させることにより表面温度を設定温度近傍に維持す
る、いわゆるオンオフ制御による温度制御が一般的に行
われている。
ところで、最近では、記録動作の能率向上を計るべ(、
ウオーミングアツプの時間を短くするために、加熱ロー
ラの熱容量を小さくすることが多い。そのため、ウオー
ミングアツプ完了後の記録動作時に、加熱ローラから加
圧ローラへ熱が急激に移動することとなる。つまり、加
圧ローラにおいて、ウオーミングアツプ時に加熱ローラ
に当接していた部分は殆ど同じ温度にまで加熱されてい
るが、それ以外の部分は殆ど熱せられておらず、記録動
作開始に伴う両ローラの回転開始によって、その熱せら
れていない部分が加熱ローラに接触することとなるから
である。また、両ローラ間を通過する記録紙によっても
、加熱ローラの熱は奪われるものである。
このような加熱定着装置に対しては、先程述べたオンオ
フ制御によっては、充分な温度制御を行うことは難しい
。即ち、先程述べたような急激な熱の移動が生じた時に
、後追い的な制御であるオンオフ制御では加熱ローラの
温度降下速度に充分追随出来ない。しかも、定着温度検
出手段としてよく用いられるサーミスタにも熱容量があ
り、それに起因して、温度制御の遅れがさらに累積され
るのである。その結果、加熱ローラの表面温度が定着可
能な下限温度を下回る事態が生じる虞れがある。
そこで、上述のような不都合を回避するため、記録開始
信号を受けてから一定時間ヒータを強制作動させるもの
(例えば特開昭58−46368号公報参照)、或いは
記録開始信号を受けてから一定時間は設定温度を高くす
るもの(例えば実開昭57−14159号公報参照)、
等が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来構成による場合には、以下のよう
な問題がある。
即ち、記録開始信号を受けてから、給紙装置による記録
紙の送り出しが行われるが、記録紙の搬送途中で紙詰ま
りが生じると、記録動作は行われないにも拘らず、ヒー
タの強制作動が行われるので、無駄な電力が消費される
こととなる。しかも、不必要に加熱されることによって
、加熱ローラの劣化を早めることにもなりがちである。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、加熱ローラの熱が加
圧ローラや記録紙との接触で奪われることに起因してそ
の表面温度が定着下限温度を下回ることを防止しながら
、できるだけ無駄な電力消費をなくすとともに加熱ロー
ラの劣化をも防止することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による加熱定着装置の温度制御装置の特徴構成は
、記録開始信号を受けてから所定時間経過後に、強制加
熱手段によるヒータの強制作動を行わせる強制加熱制御
手段を設けたことにある。
〔作 用〕
つまり、実験を重ねた結果、ヒータの強制作動は、記録
開始信号を受けてすぐに開始しなくても、加熱ローラが
加圧ローラや記録紙と接触することによってその表面か
ら奪われる熱に相当する熱を、記録紙が加熱ローうに達
するまでに充分与えることができることがわかった。
そこで、ヒータの強制作動開始時期を、記録紙の送り出
しに同期する記録開始信号の入力時よりも所定時間遅ら
せることによって、たとえ、記録紙の搬送途上での詰ま
り等のトラブルが発生した場合であっても、無駄に電力
を消費したり、加熱ローラを不必要に加熱したりするこ
とを少なくするようにしである。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第2図は、本発明による加熱定着装置の温度制御装置を
備えた電子写真複写機の概略を示す断面図である。
ガラス等からなる原稿台(1)上に載置された原稿(M
)が、露光ランプ(2)により照射され、原稿(M)か
らの反射光が、結像レンズ(3a)及び複数個のミラー
(3b)〜(3e)等からなる結像装置(3)を介して
、感光体ドラム(4)上に投影される。
走査装置(S)を構成する露光ランプ(2)及び第1ミ
ラー(3b)等は、クラッチ(図示せず)を介してメイ
ンモータ(D)の駆動により図中右方に移動して原稿(
M)を走査するように構成されている。また、第2ミラ
ー(3C)と第3ミラー(3d)とは、結像装置(3)
による一定の結像光路長を維持するために、露光ランプ
(2)等の移動速度の半分の速度で同じメインモータ(
D)の駆動により図中右方に移動するように構成されて
いる。
そして、この走査装置(S)によって走査された原稿(
M)の像が、メインモータ(D)の駆動により図中時計
方向に回転される感光体ドラム(4)上に結像されて静
電潜像が形成される。  。
感光体ドラム(4)の周囲には、その表面を一様に帯電
させる帯電装置(5)、結像装置(3)による投影結像
で形成された静電潜像にトナーを付着させて顕像化する
現像装置(6)、その顕像を記録紙(P)に転写すると
ともにこの記録紙(P)を感光体ドラム(4)から分離
する転写分離装置(7)、顕像を転写した後の感光体ド
ラム(4)表面に付着した余分なトナーを除去するクリ
ーニング装置(8)、及び、転写後の感光体ドラム(4
)上の電荷を消滅させるイレーザランプ(9)等が配設
されている。
一方、記録紙(P)は、異なったサイズのものが2種類
、各別の給紙カセット(10a) 、 (10b)に収
納されている。そして、プリント要求命令があれば、指
定された大きさの記録紙(P)が、ピックアップローラ
(lla)又は(llb)によって1枚づつ取り出され
、感光体ドラム(4)上での静電潜像の形成に同期をと
って、搬送装置(12)により転写分離装置(7)に送
り込まれるように構成されている。このことで、原稿(
M)の顕像が、記録紙(P)上に転写されるのである。
その後、感光体ドラム(4)から分離された記録紙(P
)は、搬送装置(13)によって加熱定着装置(F)に
送られる。
加熱定着装置(F)は、記録紙(P)の搬送径路に対向
配設された加熱ローラ(14)及び加圧ローラ(15)
等から構成されている。図中時計方向に回転する加熱ロ
ーラ(14)は、その内部にヒータ(14a)を備えて
おり、このヒータ(14a)の作動によって両ローラ(
14) 、 (15)の間を通過する記録紙(P)を加
熱するようになっている。一方、加圧ローラ(15)は
、回転自在に支持されて加熱ローラ(14)に圧接され
ており、通過する記録紙(P)を加熱ローラ(14)に
押しつけるようになっている。
そして、両ローラ(14) 、 (15)の協働作業に
よって、記録紙(P)上の未定着画像を形成するトナー
を加熱溶融して記録紙(P)上に定着するように構成さ
れている。トナ一定着後の記録紙(P)は、両ローラ(
14) 、 (15)の間を通過した後、分離爪(16
)によって加熱ローラ(14)の表面から剥離され、一
対の排出ローラ(17a) 、 (17b)によって複
写機外のトレイ(18)上に排出されるようになってい
る。
加熱ローラ(14)の表面には、その表面温度を検出す
る定着温度検出手段の一例であるサーミスタ(19)が
摺接している。また、給紙カセット(10a) 、 (
fob)から転写分離装置(7)に至る記録紙搬送径路
に、記録紙(P)の通過を検出するマイクロスイッチか
らなる記録紙検出センサ(20)を設けてある。これら
サーミスタ(19)と記録紙検出センサ(20)とから
の出力信号は、何れも後述する制御システム(X)を構
成するマイクロコンピュータ(MC)に入力されるよう
になっている。
また、露光ランプ(2)の点消燈は、このマイクロコン
ピュータ(MC)からの出力信号によって行われるよう
になっている。
な゛お、上述したビンクア・ノブローラ(lla) 。
(llb)、搬送装置(12) 、 (13)、加熱ロ
ーラ(14)、及び排出ローラ(17a) 、 (17
b)は、夫々、原稿台(1)に対するクラッチとは異な
る、各別のクラッチ(図示せず)を介して、メインモー
タ(D)の駆動によって、回転されるように構成されて
いる。そして、各クラッチの大切操作は、温度制御装置
の一例である制御システム(X)のマイクロコンピュー
タ(MC)からの出力信号によって行われるように構成
しである。
また、制御システム(X)は、サーミスタ(19)から
得られる加熱ローラ(14)の表面温度情報、並びに、
記録紙検出センサ(20)から得られる記録紙(P)の
通過情報に基づいて、加熱ローラ(14)の表面温度を
設定温度近傍に維持すべく、加熱ローラ(14)内のヒ
ータ(14a)の作動を制御するように構成されている
次に、このヒータ(14a)の作動制御について説明す
る。
第1図は制御システム(X)の回路図である。
この制御システム(X)は、先程も述べたように、その
主要部をマイクロコンピュータ(MC)から構成しであ
る。このマイクロコンピュータ(肛)の入力ボート(p
H) 、 (PI2)には、夫々、記録紙検出センサ(
20)からの電圧信号(PS)、及び、サーミスタ(1
9)と抵抗(R1)とで電源電圧(Voo)を分圧した
電圧信号(TS)が入力されている。また、マイクロコ
ンピュータ(MC)の出力ボート(POI)からは、ヒ
ータ(14a)に対するスイッチング手段であるトライ
アック(21)へのトリガ信号(IIs)が出力される
ようになっている。
さらに、このマイクロコンピュータ(MC)には、操作
キー(図示せず)等による各種設定パラメータやプリン
ト要求命令に対応した入力信号(Is)が入力されると
ともに、露光ランプ(2)、帯電装置(5)、転写分離
装置(7)、或いは各クラッチ等に対する制御信号(C
S)が出力されるようになっている。なお、図中(22
)はヒータ(14a)に対する交流電源である。
この制御システム(χ)によるヒータ(14a)の作動
制御は以下のようにして行われるようになっている。
通常は、入カポ−1−(PI2)に入力される加熱ロー
ラ(14a)の検出表面温度に対応する電圧信号(TS
)に基づいて、加熱制御手段(+1 CM )による制
御を行う。加熱制御手段(IIcM)は、設定温度に対
して検出表面温度が低いと判断された時には、ヒータ(
14a)を作動開始させるように、トライアック(21
)へのトリガ信号(I(S)を“H”レベルにする。一
方、設定温度に対して検出表面温度が高いと判断された
時にヒータ(14a)の作動を停止させるように、トリ
ガ信号(HS)を“L”レベルにする。
また、プリント要求命令を受けて、マイクロコンピュー
タ(MC)は、先ず、選択されたサイズの記録紙(P)
を送り出すべく、何れかのピックアップローラ(lla
)又は(llb)に対するクラッチを接続するための制
御信号(CS)を出力する。これにより、何れかのサイ
ズの記録紙(P)が給紙カセット(10a)又は(10
b)から送り出され、転写分離装置(7)に向かうが、
先程述べた記録紙検出センサ(20)によってその記録
紙(P)の通過が検出されると、続いて、露光ランプ(
2)の点燈、帯電装置(5)や転写分離装置(7)の作
動開始、並びに、走査装置(S)の移動開始をを行うべ
(、制御信号(CS)を出力する。
この時、強制加熱制御手段(IIDM)は、記録紙検出
センサ(20)からの電圧信号(PS)を受けて、サー
ミスタ(19)からの検出温度情報の如何に拘らず、一
定時間強制的にヒータ(14a)を作動させるべく、強
制加熱手段(IIFM)により、トライチック(21)
へのトリガ信号(HS)を”H″レベルするように構成
されている。つまり、加熱ローラ(14)の熱が加圧ロ
ーラ(15)や記録紙(P)との接触で奪われることに
起因してその表面温度が定着可能温度を下回ることを防
止するために、この奪われる熱に相当する熱を、記録紙
(P)が加熱ローラ(14)に達するまでに与えるよう
にしである。
しかも、ヒータ(14a)の強制作動の開始時期を、強
制加熱制御手段()IDM)によって、記録紙(P)の
送り出しに同期する記録開始信号の入力時よりも所定時
間遅らせることによって、たとえ、記録紙(P)の搬送
途上での詰まり等のトラブルが発生した場合であっても
、無駄に電力を消費したり加熱ローラ(14)を不必要
に加熱したりすることを少なくするようにしである。
次に、本発明による加熱定着装置の温度制御装置を備え
た電子写真複写機の動作を、第3図ないし第5図に示す
フローチャートに基づいて説明する。
第3図のフローチャートは、コピー動作の全体的な流れ
を制御するメインルーチンを示している。
電源投入でこのメインルーチンがスタートすると、先ず
各パラメータの初期設定を行う(Ill)。
続いて、1回のメインルーチンの長さをコントロールす
る内部タイマ(TI)を、セントした後(+12)、操
作キー等からの信号を入力する(#3)。そして、この
入力信号(Is)に基づいて、動作が正常か否かを判別
する(#4)。正常であれば(+15)のステップに進
んで種々のコピー制御パラメータの設定を行うサブルー
チンをコールし、異常があれば(n9)のステップに進
んで異常処理のパラメータの設定を行う。
何れかのサブルーチンからリターンすれば、設定された
パラメータに基づいて、各装置等への出力を行い(#6
)、続いて、表示データの処理や内部タイマ(TI)の
カウントアツプ等の処理を行い(17)、内部タイマ(
TI)のタイムアツプを待って(#8)、(#2)のス
テップに戻り、以後、上述した動作を操り返す。
第4図のフローチャートは、先程説明した(#5)のス
テップでコールされる、コピー制御パラメータ設定のサ
ブルーチンを示している。
このサブルーチンでは、先ず、コピー継続フラグ(CC
F)をチェックする(11101)。このフラグ(CC
F)は指定された枚数のコピー動作の継続中は“l”が
立つようになっている。このフラグ(CCF)が“1”
であれば(lt106)のステップに進み、“0”であ
れば(#102)のステップに進む。
コピー動作が継続されていない場合に進む(#102)
のステップでは、プリントキー(図示せず)が押された
かどうかを判別する。このキーが押されていなければ(
#106)のステップに進み、押されていれば(110
3)のステップに進む。
(ll’103)のステップでは、プリントスイッチが
押されてから最初のコピー動作であることを示す、ファ
ーストコピーフラグ(FCF)に“1″を立てる。この
フラグ(FCF)は、後程説明するが、コピー動作が継
続される場合には、ヒータ(14a)の強制作動を、最
初のコピー動作の時にのみ行わせるためのものである。
その後、(1104)のステップに進む。
(#104)のステップでは、(16)のステップでの
出力によってメインモータ(D)の駆動開始、露光ラン
プ(2)の予備点燈、及び、感光体ドラム(4)に対す
るイレーザランプ(9)の点燈を行うべく、フラグ等を
セントする。続いて、コピー継続フラグ(CCF)に“
l”を立てた後(+1105)、(#106)のステッ
プに進む。
(11106)のステップでは、第1のタイマ(TA)
がタイムアツプしたかどうかをチェックする。このタイ
マ(TA)は、第2図において走査装置(S)の右方へ
の移動開始時(実線で示す位置にある時)に対応してセ
ットされ、走査装置(S)の右方への移動終了時(仮想
線で示す位置にある時)に対応してタイムアツプするも
のである。そして、このタイマ(TA)がタイムアツプ
していなければ、即ち、走査装置(S)が右方へ移動中
であれば、(#130)のステップに進み、タイムアン
プしていれば、即ち、走査装置(S)の右方への移動が
終わっていれば、(#111)のステップに進む。
(#111)のステップでは、所定のタイミングにおけ
る(#6)のステップでの出力によって、露光ランプ(
2)の本点燈から予備点燈への切り替え、帯電装置(5
)の作動停止、及び、走査装置(S)の移動に与かるク
ラッチの切断を行うべく、フラグやタイマ等をセットす
る。その後、指定された枚数のコピー動作が終了したか
否かを判別する[12)。
全てのコピー動作が終了すれば、(11124)のステ
ップに進んでコピー継続フラグ(CCF)をリセ・7ト
する。続いて、所定のタイミングにおける(#6)のス
テップでの出力によって、転写分離装置(7)の作動停
止、イレーザランプ(9)の消燈、メインモータ(D)
の駆動停止、及び、露光ランプ(2)の消燈を行うべく
、フラグやタイマ等をセットした後(1125)、(#
130)のステップに進む。
また、(#112)のステップでの判断で、指定された
枚数のコピー動作が終了していないと判別された場合は
、続いて、給紙フラグ(PSF)の状態をチェックする
(11113)。
このフラグ(PSF)は、後述するように、記録紙(P
)を送り出すべくl”が立ち、記録紙(P)が搬送経路
の所定位置に達した時にリセットされるようになってい
る。このフラグ(PSF)に“1″が立っていれば(a
l15)のステップに進み、このフラグ(PSF)が“
0”であれば(1114)のステップに進む。(+11
14)のステップでは、(16)のステップでの出力に
よって、何れかのピックアップローラ(lla)又は(
llb)及び第1の搬送装置(12)に対するクラッチ
の接続を行うべく、給紙フラグ(PSP)に“1”を立
てる。その後、(1115)のステップに進む。
(1$115)のステップでは、記録紙(P)の搬送経
路に設けた記録紙検出センサ(20)からの人力信号(
ps)に基づいて、記録紙(P)の先端の通過を判別す
る。入力信号(PS)が“H”レベルであれば、即ち、
記録紙(P)が未だこのセンサ(20)部分に達してい
なければ、(9130)のステップに進む。入力信号(
PS)が“H”レベルから“L”レベルに変わって、記
録紙(P)の先端が通過したと判別されれば、給紙フラ
グ(PSF)をリセットする(#116)。
続いて、走査装置(S)がスタンバイ位置(第2図の実
線で示す位置)にあるかどうかをチェックする(111
7)。このチェックは、具体的には、露光ランプ(2)
のホルダ(図示せず)に当接することで閉成されるマイ
クロスインチ(図示せず)の状態を判別することにより
行っている。
走査装置(S)がスタンバイ位置にない場合には、エン
ド位置(第2図の仮想線で示す位置)にある場合か、エ
ンド位置からスタンバイ位置への移動中であり、(#6
)のステップでの出力によって、走査装置(S)に対す
る逆転用クラッチ(図示せず)を接続するべくフラグを
セットした後(1124)、(1130)のステップに
進む。これにより、リターン後の(#6)のステップで
の出力で、走査装置(S)は第2図において左方に移動
する。
さらに、(1111?)のステップでの判断で、走査装
置(S)がスタンバイ位置にあると判別された場合には
、(lt6)のステップでの出力によって、帯電装置(
5)及び転写分離装置(7)の作動開始、露光ランプ(
2)の本点燈、並びに、走査装置(S)に対する正転用
クラッチ(図示せず)の接続を行うべく、フラグや、タ
イマ等をセントする(1118)。これにより、リター
ン後の(116)のステップでの出力で、走査装置(S
)は第2図において右方に移動を開始し、それに伴って
、原稿CM)の走査が行われる。
続いて、第1のタイマ(T^)をセントしく11119
)、ファーストコピーフラグ(FCF)の状態をチェッ
クする(11120)、このフラグに“1”が立ってい
なければ(+1130)のステップに進み、このフラグ
に“1″が立っていれば、つまり、プリントキーが押さ
れた直後であれば、(#121)のステップに進む。(
+1121)のステップでは、強制加熱手段(l(FM
)によってヒータ(148)を強制的に作動させるため
の、強制加熱フラグ(JIFF)に”1”を立てる。続
いて、ファーストコピーフラグ(FCF)をリセットし
た後(+1122)、(1$130)のステップに進む
上述のようにして、各種のフラグやタイマの設定等を行
った後、フローは(#130)のステップに進む。(+
1130)のステップでは、ヒータ(14a)の作動制
御を行う加熱制御のパラメータを設定するサブルーチン
をコールする。このサブルーチンからリターンした後、
加熱制御以外のコピー動作に伴う種々の制御を行い(#
131)、メインルーチンにリターンする。
第5図のフローチャートは、先程説明した(+1130
)のステップでコールされる、加熱制御パラメータ設定
のサブルーチンを示している。
このサブルーチンでは、先ず、強制加熱フラグ(旺F)
の状態をチェックする(11201)。このフラグ()
IFF)に“1”が立っていれば、(#205)のステ
ップに進み、強制作動中フラグ(BSF)の状態をチェ
ックする。このフラグ(BSF)は、ヒータ(14a)
の強制作動中のみ“l”が立つようになっている。この
フラグ(BSF)に“1”が立っていれば(120B)
のステップに進み、“1”が立っていなければ、所定の
強制作動時間後にタイムアツプする第2のタイマ(TB
)をセントしく+1206)、強制作動中フラグ(BS
F)に“l”を立てた後(11207)、(1$208
)のステップに進む。
(#208)のステップでは、第2のタイマ(TB)が
タイムアツプしたかどうかを判別する。このタイマ(T
B)が未だタイムアツプしていなければ、(I6)のス
テップでの出力によってヒータ(14a)を強制作動さ
せるべく、検出温度情報を斜動することなくフラグ等を
セットした後(11212)、リターンする。
また、(11208)のステップで、第2のタイマ(T
B)がタイムアツプしたと判断されれば、強制作動中フ
ラグ(BSF)及び強制加熱フラグ(旺F)をリセット
する(#209.#210)。その後、(#6)のステ
ップでの出力によってヒータ(14a)の作動を停止さ
せるべく、フラグ等をセットした後(1211)、リタ
ーンする。
(#201)の判断で強制加熱フラグ0IFF)が“0
”であれば、続いて、サーミスタ(19)から得られる
検出温度情報に基づいて、加熱ローラ(14)の表面温
度(6)を設定温度(−8)と比較する(11202)
表面温度(WS)が設定温度(Wo)よりも高いと判断
されれば、(+16)のステップでの出力によってヒー
タ(14a)の作動を停止させるべく、フラグ等をセッ
トした後(11204)、リターンする。一方、表面温
度(−8)が設定温度(−8)よりも低いと判断されれ
ば、(#6)のステップでの出力によってヒータ(14
a)の作動を行わせるべく、フラグ等をセットしく11
203)、その後リターンする。
先の実施例では、原稿(M)の走査開始とともにヒータ
(14a)の強制作動を開始するように構成したものを
説明したが、強制作動開始時期を決定するための構成は
、ヒータ(14a)の発熱量や加熱ローラ(14)の熱
容量等に応じて適宜変更可能である。
例えば、先程説明した記録紙検出センサ(20)を利用
し、このセンサ(20)によって記録紙(P)の先端が
検出された時にタイマをセットし、このタイマのタイム
アツプ時にヒータ(14a)の強制作動を開始するよう
にしてもよい。また、加熱定着装置(F)よりも記録紙
搬送上手側の、その位置から加熱ローラ(14)に記録
紙CP)が移動する間のヒータ(14a)の強制作動に
よって、加熱ローラ(14)の表面を充分熱することが
できる位置に、フォトセンサやマイクロスイッチ等の別
の記録紙センサを設け、このセンサによって記録紙(P
)が検出された時に、ヒータ(14a)の強制作動を開
始するようにしてもよい。
さらに、強制加熱制御手段(HDM)としては、加熱定
着装置(F)の周囲の環境、記録紙(P)の種類、或い
は、記録動作の継続状態等に応じて、常に最少の電力消
費でもって良好な定着動作を行えるようにすべく、記録
開始信号を受けてからヒータ(14a)の強制作動を開
始するまでの時間、並びに、ヒータ(14a)の強制作
動を継続する時間を、夫々、上述した各種の条件に応じ
て自動的に、或いは、手動操作によって、有段階ないし
は無段階に変更設定できるように構成してもよい。
さらに、先の実施例では、プリントキーの押圧操作の直
後のコピー動作時にのみ、ヒータ(14a)を強制作動
させるようにしたものを説明した。これに替えて、加圧
ローラ(15)との接触で奪われる熱が最も大きくなる
、電源投入後最初のコピー動作時のにみ、ヒータ(14
a) G強制作動させるようにしたり、或いは、電源投
入後最初のコピー動作時とそれ以外のプリントキーの押
圧操作直後のコピー動作時とに、夫々、継続時間を異な
らせてヒータ(14a)を強制作動させるようにしても
よい。
先の実施例では、原稿(M)の走査を、原稿台(1)を
固定して露光ランプ(2)や第1ミラー(3b)等の移
動によって行うようにしたものを説明したが、これに替
えて、露光ランプ(2)を固定して原稿台(1)を移動
させることによって行ってもよい。
本発明は、先の実施例で説明した電子写真複写機の他に
、マイクロフィルムに写し込まれたマイクロイメージを
拡大複写するマイクロフィルムプリンタや、各種光プリ
ンタにおける加熱定着装置(F)に適用することが可能
である。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明による加熱定着装置の温
度制御装置は、加熱ローラが加圧ローラや記録紙と接触
することによってその表面から奪われる熱に相当する熱
を加熱ローラに与えるべく行うヒータの強制作動の開始
時期を、記録紙の送り出しに同期する記録開始信号の人
力時よりも所定時間遅らせることによって、たとえ、記
録紙の搬送途上での詰まり等のトラブルが発生した場合
であっても、無駄に電力を消費したり、加熱ローラを不
必要に加熱したりすることを少なくするようにしたもの
であるから、加圧ローラの一部が冷えていたり熱容量の
大きな記録紙を用いたりする際に、加熱加熱ローラの表
面温度が定着下限温度を下回ることを充分防止しながら
、可能な限り消費電力を節約するとともに加熱ローラの
劣化を防止できるようになった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る加熱定着装置の温度制御装置の実施
例を示し、第1図は本発明による加熱定着装置の温度制
御装置を備えた電子写真複写機の制御システムのブロッ
ク図、第2図は電子写真複写機の概略断面図、第3図な
いし第5図は電子写真複写機の動作を示すフローチャー
トである。 (14)・・・・・・加熱ローラ、(14a)・・・・
・・ヒータ、(15)・・・・・・加圧ローラ、(19
)・・・・・・定着温度検出手段、(P)・・・・・・
記録紙、(HCM)・・・・・・加熱制御手段、(HF
M)・・・・・・強制加熱手段、(HDM)・・・・・
・強制加熱制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 未定着画像を記録紙上に定着させる加熱ローラと加圧ロ
    ーラとを備え、この加熱ローラの表面温度を検出する定
    着温度検出手段、この定着温度検出手段による検出情報
    に基づいて加熱ローラに対するヒータの作動を制御する
    加熱制御手段、及び、定着温度検出手段による検出情報
    に拘らずヒータを一定時間強制的に作動させる強制加熱
    手段を設けた加熱定着装置の温度制御装置において、記
    録開始信号を受けてから所定時間経過後に前記強制加熱
    手段によるヒータの強制作動を行わせる強制加熱制御手
    段を設けてある加熱定着装置の温度制御装置。
JP15087585A 1985-07-09 1985-07-09 加熱定着装置の温度制御装置 Pending JPS6210679A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5847361A (en) * 1995-11-13 1998-12-08 Minolta Co., Ltd. Belt fixing system and method therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5847361A (en) * 1995-11-13 1998-12-08 Minolta Co., Ltd. Belt fixing system and method therefor

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