JPS6210678Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6210678Y2 JPS6210678Y2 JP1979133675U JP13367579U JPS6210678Y2 JP S6210678 Y2 JPS6210678 Y2 JP S6210678Y2 JP 1979133675 U JP1979133675 U JP 1979133675U JP 13367579 U JP13367579 U JP 13367579U JP S6210678 Y2 JPS6210678 Y2 JP S6210678Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive
- arm
- carriage
- threaded rod
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 28
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000001066 destructive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、原子炉容器壁等の検査に用いる自走
検査装置に関する。
検査装置に関する。
この種の検査は、第1図に示すように工業用テ
レビカメラ等を搭載した自走検査装置1、冷却用
タンク2、支持装置3をケーブル4,5,6で連
結して、ケーブル6を巻取装置7により巻取、巻
戻すようにしている。この検査装置1等は、検査
装置搬入口8に仮設された仮設案内管9及び常設
案内管10を通じて炉容器本体11とガードベツ
セル12との空間内に挿入され、巻取装置7によ
り下降、上昇をおこなわせるとともに検査装置1
自体の走行により炉容器本体11を検査するもの
である。なお図中13は検査装置1からの信号を
受信処理する操作盤である。
レビカメラ等を搭載した自走検査装置1、冷却用
タンク2、支持装置3をケーブル4,5,6で連
結して、ケーブル6を巻取装置7により巻取、巻
戻すようにしている。この検査装置1等は、検査
装置搬入口8に仮設された仮設案内管9及び常設
案内管10を通じて炉容器本体11とガードベツ
セル12との空間内に挿入され、巻取装置7によ
り下降、上昇をおこなわせるとともに検査装置1
自体の走行により炉容器本体11を検査するもの
である。なお図中13は検査装置1からの信号を
受信処理する操作盤である。
この検査装置1においては、自走するためにロ
ーラ14が壁面を押えつける機構が必要となる。
しかるに従来の検査装置1は、ローラ14をばね
力のみで壁面に押付けるようにしており、このた
め検査装置1が広い間隔から狭い間隔へ移行する
際にスリツプを起こして動けなくなり移行が困難
であるとともに、間隔の広さによりローラ14の
押付力が変化し、最適押付力を保持することがで
きないなどの欠点があつた。
ーラ14が壁面を押えつける機構が必要となる。
しかるに従来の検査装置1は、ローラ14をばね
力のみで壁面に押付けるようにしており、このた
め検査装置1が広い間隔から狭い間隔へ移行する
際にスリツプを起こして動けなくなり移行が困難
であるとともに、間隔の広さによりローラ14の
押付力が変化し、最適押付力を保持することがで
きないなどの欠点があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、狭あいな間隔への挿入が
容易でかつ挿入時に確実に作動し、間隔変化に対
してもローラの押付力を一定に保持することがで
きる自走検査装置を得んとするものである。
の目的とするところは、狭あいな間隔への挿入が
容易でかつ挿入時に確実に作動し、間隔変化に対
してもローラの押付力を一定に保持することがで
きる自走検査装置を得んとするものである。
すなわち本考案は、検査機器を搭載した装置本
体と、この装置本体の一面に配設された第1の駆
動モータに連結された自走用駆動ローラと、駆動
ローラの取付面とは反対側の前記装置本体の他面
にアームを介して設けられた従動ローラ及び前記
アームの浮動アーム端に連結され前記装置本体に
搭載されたアーム駆動機構とを有し、前記アーム
駆動機構が前記アームの揺動面に平行に配置され
第2の駆動モータに連結したねじ棒と、このねじ
棒に螺合したナツト部材と、前記ナツト部材に一
体的に取付けられ前記ねじ棒の軸方向に移動可能
の駆動キヤリツジと、前記浮動アーム端に連結さ
れ前記ねじ棒に移動自在に設けられた従動キヤリ
ツジと、前記従動キヤリツジと駆動キヤリツジの
間のばねに組合せて設けられ前記両キヤリツジの
間隔を検出して前記第2の駆動モータを作動する
位置検出器とから構成されることを特徴とする自
走検査装置である。
体と、この装置本体の一面に配設された第1の駆
動モータに連結された自走用駆動ローラと、駆動
ローラの取付面とは反対側の前記装置本体の他面
にアームを介して設けられた従動ローラ及び前記
アームの浮動アーム端に連結され前記装置本体に
搭載されたアーム駆動機構とを有し、前記アーム
駆動機構が前記アームの揺動面に平行に配置され
第2の駆動モータに連結したねじ棒と、このねじ
棒に螺合したナツト部材と、前記ナツト部材に一
体的に取付けられ前記ねじ棒の軸方向に移動可能
の駆動キヤリツジと、前記浮動アーム端に連結さ
れ前記ねじ棒に移動自在に設けられた従動キヤリ
ツジと、前記従動キヤリツジと駆動キヤリツジの
間のばねに組合せて設けられ前記両キヤリツジの
間隔を検出して前記第2の駆動モータを作動する
位置検出器とから構成されることを特徴とする自
走検査装置である。
以下本考案を原子炉容器の検査に用いる自走検
査装置に適用した場合につき説明する。
査装置に適用した場合につき説明する。
図示する自走検査装置は、装置本体21に、こ
れを自走せしめる駆動ローラ22…と、壁面に押
付けて装置本体21を所定位置に保持する従動ロ
ーラ24…とを設け、さらに工業用テレビカメラ
25(検査機器)を搭載している。
れを自走せしめる駆動ローラ22…と、壁面に押
付けて装置本体21を所定位置に保持する従動ロ
ーラ24…とを設け、さらに工業用テレビカメラ
25(検査機器)を搭載している。
駆動ローラ22を駆動する機構は、次の如くで
ある。まず第2図及び第3図に示すように、ロー
ラ駆動用モータ26の出力軸26aにベアリング
27,28で支持されたウオーム29を接続し、
このウオーム29にウオーム歯車30を歯合し、
ウオーム歯車軸30aをベアリング31,32で
支持している。このウオーム歯車軸30aは一端
に上記駆動ローラ22を取付けて、これを回転駆
動するようにしている。またウオーム歯車軸30
aの他端にはギヤー34が連結され、ギヤー34
等を組合わせたギヤーボツクス35を介して位置
検出用シンクロ36が取付けられている。
ある。まず第2図及び第3図に示すように、ロー
ラ駆動用モータ26の出力軸26aにベアリング
27,28で支持されたウオーム29を接続し、
このウオーム29にウオーム歯車30を歯合し、
ウオーム歯車軸30aをベアリング31,32で
支持している。このウオーム歯車軸30aは一端
に上記駆動ローラ22を取付けて、これを回転駆
動するようにしている。またウオーム歯車軸30
aの他端にはギヤー34が連結され、ギヤー34
等を組合わせたギヤーボツクス35を介して位置
検出用シンクロ36が取付けられている。
以上は、第2図における左側の駆動ローラ22
について記載したが、右側の駆動ローラ22につ
いても同様の機構である。
について記載したが、右側の駆動ローラ22につ
いても同様の機構である。
一方上記従動ローラ24を壁面に押付ける機構
は、次の如くである。まず第4図に示すようにね
じ棒回転駆動用モータ37の出力軸37aに歯車
38を取付け、この歯車38をねじ棒39に取付
けた歯車40と歯合している。このねじ棒39は
ベアリング41,42で支持され、一端にナツト
部材43を螺合している。このナツト部材43は
ねじ棒39の回転によりその軸方向に沿つて移動
するもので、その周面に駆動キヤリツジ44を一
体に取付けている。この駆動キヤリツジ44は、
第5図に示すように2本のガイド軸45上にスラ
イドベアリング46を介して移動自在に保持され
ている。さらに上記ガイド軸45上にはスライド
ベアリング47を介して従動キヤリツジ48が移
動自在に保持されている。この従動キヤリツジ4
8と駆動キヤリツジ44との間には、両者の間隔
を開く方向に押圧するばね49を介在している。
さらに従動キヤリツジ48の駆動キヤリツジ44
側には作動位置の異なる第1及び第2のリミツト
スイツチ50,51(位置検出器)が取付けら
れ、これらリミツトスイツチ50,51はそれぞ
れ駆動キヤリツジ44と接することによりねじ棒
回転駆動用モータ37を作動、あるいは作動停止
するものである。上記従動キヤリツジ48の上部
には第6図に示すようにクランプ52が取付けら
れ、このクランプ52に設けたピン53及び2つ
のベアリング54に、アーム55が該ピン53を
中心として軸方向に回動自在に取付けられてい
る。上記アーム55の他端にはピン56及びベア
リング57を介してフレーム58が上記アーム5
5の軸方向に回転自在に取付けられている。また
上記ピン56及びベアリング57には、別のアー
ム59の一端が取付けられ、このアーム59でフ
レーム58をアーム55の軸方向に回動自在に支
持している。このアーム59の他端はピン60と
ベアリング61とにより固定クランプ62に取付
けられ、この固定クランプ62は装置本体21に
固定したブロツク63に取付けられている。但
し、前記ねじ棒39、ナツト部材43、駆動キヤ
リツジ44、従動キヤリツジ48及び位置検出器
50,51を総称してアーム駆動駆動機構と呼
ぶ。
は、次の如くである。まず第4図に示すようにね
じ棒回転駆動用モータ37の出力軸37aに歯車
38を取付け、この歯車38をねじ棒39に取付
けた歯車40と歯合している。このねじ棒39は
ベアリング41,42で支持され、一端にナツト
部材43を螺合している。このナツト部材43は
ねじ棒39の回転によりその軸方向に沿つて移動
するもので、その周面に駆動キヤリツジ44を一
体に取付けている。この駆動キヤリツジ44は、
第5図に示すように2本のガイド軸45上にスラ
イドベアリング46を介して移動自在に保持され
ている。さらに上記ガイド軸45上にはスライド
ベアリング47を介して従動キヤリツジ48が移
動自在に保持されている。この従動キヤリツジ4
8と駆動キヤリツジ44との間には、両者の間隔
を開く方向に押圧するばね49を介在している。
さらに従動キヤリツジ48の駆動キヤリツジ44
側には作動位置の異なる第1及び第2のリミツト
スイツチ50,51(位置検出器)が取付けら
れ、これらリミツトスイツチ50,51はそれぞ
れ駆動キヤリツジ44と接することによりねじ棒
回転駆動用モータ37を作動、あるいは作動停止
するものである。上記従動キヤリツジ48の上部
には第6図に示すようにクランプ52が取付けら
れ、このクランプ52に設けたピン53及び2つ
のベアリング54に、アーム55が該ピン53を
中心として軸方向に回動自在に取付けられてい
る。上記アーム55の他端にはピン56及びベア
リング57を介してフレーム58が上記アーム5
5の軸方向に回転自在に取付けられている。また
上記ピン56及びベアリング57には、別のアー
ム59の一端が取付けられ、このアーム59でフ
レーム58をアーム55の軸方向に回動自在に支
持している。このアーム59の他端はピン60と
ベアリング61とにより固定クランプ62に取付
けられ、この固定クランプ62は装置本体21に
固定したブロツク63に取付けられている。但
し、前記ねじ棒39、ナツト部材43、駆動キヤ
リツジ44、従動キヤリツジ48及び位置検出器
50,51を総称してアーム駆動駆動機構と呼
ぶ。
さらにフレーム58にはボツクス64がピン6
5及びベアリング66によりピン65の軸と直角
方向に回動自在に取付けられ、このボツクス64
には第4図に示すようにベアリング67を介して
前記3つの従動ローラ24が旋回自在に取付けら
れている。
5及びベアリング66によりピン65の軸と直角
方向に回動自在に取付けられ、このボツクス64
には第4図に示すようにベアリング67を介して
前記3つの従動ローラ24が旋回自在に取付けら
れている。
さらに装置本体に搭載する工業用テレビカメラ
25は、第4図及び第7図に示すようにカメラホ
ルダ69に保持され、またこの工業用テレビカメ
ラ25の前方にはミラー駆動モータ70により歯
車群を介して回転するミラー71が取付けられ、
このミラー71により原子炉容器本体11及びガ
ードベツセル12の表面を目視できるようになつ
ている。なお前方を目視する場合は、ミラー71
を水平方向に回転せしめ、又暗い場所での目視検
査には照明ランプ72を利用する。
25は、第4図及び第7図に示すようにカメラホ
ルダ69に保持され、またこの工業用テレビカメ
ラ25の前方にはミラー駆動モータ70により歯
車群を介して回転するミラー71が取付けられ、
このミラー71により原子炉容器本体11及びガ
ードベツセル12の表面を目視できるようになつ
ている。なお前方を目視する場合は、ミラー71
を水平方向に回転せしめ、又暗い場所での目視検
査には照明ランプ72を利用する。
なお図中73は検査装置の後部に設けた命網
で、故障時にはこれにより引き抜くものである。
また搭載するものは工業用テレビカメラに限らず
超音波探傷試験用あるいは目視試験用の検査機器
などでもよく、これらを搭載することにより各種
の非破壊検査ができる。
で、故障時にはこれにより引き抜くものである。
また搭載するものは工業用テレビカメラに限らず
超音波探傷試験用あるいは目視試験用の検査機器
などでもよく、これらを搭載することにより各種
の非破壊検査ができる。
このように構成された検査装置は、2つのロー
ラ駆動用モータ26を同期作動させることにより
駆動ローラ22が回転して前進又は後進する。進
路変更は、1つのローラ駆動用モータ26を作動
させておこなう。またこれらの場合の検査装置位
置は、位置検出用シンクロ36により検出する。
ラ駆動用モータ26を同期作動させることにより
駆動ローラ22が回転して前進又は後進する。進
路変更は、1つのローラ駆動用モータ26を作動
させておこなう。またこれらの場合の検査装置位
置は、位置検出用シンクロ36により検出する。
さらにねじ棒回転駆動用モータ37を作動する
ことによりねじ棒39が回転し、これにともなつ
てナツト部材43に取付けた駆動キヤリツジ44
がねじ棒39の軸方向に沿つて前進又は後進す
る。(以下モータ37方向に動く場合を前進、逆
方向を後進として説明する。)駆動キヤリツジ4
4の前進によりその前進力がばね49を介して従
動キヤリツジ48に伝えられ、従動キヤリツジ4
8も前進する。この従動キヤリツジ48の前進に
よりクランプ52に支持されたアーム55が立上
り、固定クランプ62に支持されたアーム59と
ともにフレーム58を持上げる。このフレーム5
8に取付けたボツクス64には従動ローラ24が
取付けられているため、これらの従動ローラ24
が原子炉容器本体11表面に接触する。さらに駆
動キヤリツジ44は、ばね49の押圧力に抗して
前進し、従動キヤリツジ48との間隙が狭くなる
が、これが第1のリミツトスイツチ50に当る
と、該スイツチ50が信号を発し、ねじ棒回転駆
動モータ37の作動が停止する。この結果上記従
動ローラ24はばね49の押圧力により壁面を一
定圧力で押し付けることとなる。なおこのときの
アーム55の押付力はばね49の設定力で任意に
できる。この状態で検査装置は自走するが原子炉
容器本体11とガードベツセル12の間隔が狭く
なれば従動ローラ24が押し付けられ、その押し
付け力に伴ないアーム55,59が押し付けられ
る。従つてこの力がばね49の押し付け力以上に
なると従動キヤリツジ48は後進する。この動き
により従動キヤリツジ48と駆動キヤリツジ44
との間隔が更に狭くなり駆動キヤリツジ44が第
2のリミツトスイツチ51に接し該スイツチ51
が信号を発し、その信号によりねじ棒回転駆動用
モータ37が作動し、駆動キヤリツジ44が後進
する。また逆に原子炉容器本体11とガードベツ
セル12との間隔が広くなれば、ばね49の押し
付け力により従動キヤリツジ48が前進する。こ
の結果第1のリミツトスイツチ50の接点が離
れ、その信号によりねじ棒回転駆動用モータ37
が作動して駆動キヤリツジ44が前進し、第1の
リミツトスイツチ51に接してこれが信号を発す
ると駆動キヤリツジ44が停止する。このように
してアーム55,59のつつ張り力を一定に保持
できる。
ことによりねじ棒39が回転し、これにともなつ
てナツト部材43に取付けた駆動キヤリツジ44
がねじ棒39の軸方向に沿つて前進又は後進す
る。(以下モータ37方向に動く場合を前進、逆
方向を後進として説明する。)駆動キヤリツジ4
4の前進によりその前進力がばね49を介して従
動キヤリツジ48に伝えられ、従動キヤリツジ4
8も前進する。この従動キヤリツジ48の前進に
よりクランプ52に支持されたアーム55が立上
り、固定クランプ62に支持されたアーム59と
ともにフレーム58を持上げる。このフレーム5
8に取付けたボツクス64には従動ローラ24が
取付けられているため、これらの従動ローラ24
が原子炉容器本体11表面に接触する。さらに駆
動キヤリツジ44は、ばね49の押圧力に抗して
前進し、従動キヤリツジ48との間隙が狭くなる
が、これが第1のリミツトスイツチ50に当る
と、該スイツチ50が信号を発し、ねじ棒回転駆
動モータ37の作動が停止する。この結果上記従
動ローラ24はばね49の押圧力により壁面を一
定圧力で押し付けることとなる。なおこのときの
アーム55の押付力はばね49の設定力で任意に
できる。この状態で検査装置は自走するが原子炉
容器本体11とガードベツセル12の間隔が狭く
なれば従動ローラ24が押し付けられ、その押し
付け力に伴ないアーム55,59が押し付けられ
る。従つてこの力がばね49の押し付け力以上に
なると従動キヤリツジ48は後進する。この動き
により従動キヤリツジ48と駆動キヤリツジ44
との間隔が更に狭くなり駆動キヤリツジ44が第
2のリミツトスイツチ51に接し該スイツチ51
が信号を発し、その信号によりねじ棒回転駆動用
モータ37が作動し、駆動キヤリツジ44が後進
する。また逆に原子炉容器本体11とガードベツ
セル12との間隔が広くなれば、ばね49の押し
付け力により従動キヤリツジ48が前進する。こ
の結果第1のリミツトスイツチ50の接点が離
れ、その信号によりねじ棒回転駆動用モータ37
が作動して駆動キヤリツジ44が前進し、第1の
リミツトスイツチ51に接してこれが信号を発す
ると駆動キヤリツジ44が停止する。このように
してアーム55,59のつつ張り力を一定に保持
できる。
なお検査装置を広い間隔から狭い間隔場所に挿
入する場合、駆動キヤリツジ44を一番後部にさ
げておけばアーム55,59は平伏して挿入時に
障害とならないようにすることができる。また従
動ローラ24は旋回自在に取付けてあるので、検
査装置の進路変更時に障害とならない。
入する場合、駆動キヤリツジ44を一番後部にさ
げておけばアーム55,59は平伏して挿入時に
障害とならないようにすることができる。また従
動ローラ24は旋回自在に取付けてあるので、検
査装置の進路変更時に障害とならない。
以上説明したように本考案によれば、アームの
起伏とばね力とを利用することにより、検査装置
を容易に狭あいな空間へ挿入することができると
ともに空間の間隔が変化してもローラの押付力を
一定に保持することができる顕著な効果を奏す
る。
起伏とばね力とを利用することにより、検査装置
を容易に狭あいな空間へ挿入することができると
ともに空間の間隔が変化してもローラの押付力を
一定に保持することができる顕著な効果を奏す
る。
第1図は自走検査装置を原子炉容器とガードベ
ツセルとの間に挿入した状態を示す全体概略図、
第2図は本考案の一実施例を示す自走検査装置の
一部破断正面図、第3図は第2図の−線に沿
う断面図、第4図は同装置の一部破断側面図、第
5図は同装置の一部破断平面図、第6図は第5図
の要部を拡大した断面図、第7図は第4図の−
線に沿う断面図である。 21……装置本体、22……駆動ローラ、24
……従動ローラ、25……工業用テレビカメラ、
26……モータ、37……ねじ棒回転駆動用モー
タ、43……ナツト部材、44……駆動キヤリツ
ジ、48……従動キヤリツジ、49……ばね、5
0,51……リミツトスイツチ(位置検出器)、
55,59……アーム。
ツセルとの間に挿入した状態を示す全体概略図、
第2図は本考案の一実施例を示す自走検査装置の
一部破断正面図、第3図は第2図の−線に沿
う断面図、第4図は同装置の一部破断側面図、第
5図は同装置の一部破断平面図、第6図は第5図
の要部を拡大した断面図、第7図は第4図の−
線に沿う断面図である。 21……装置本体、22……駆動ローラ、24
……従動ローラ、25……工業用テレビカメラ、
26……モータ、37……ねじ棒回転駆動用モー
タ、43……ナツト部材、44……駆動キヤリツ
ジ、48……従動キヤリツジ、49……ばね、5
0,51……リミツトスイツチ(位置検出器)、
55,59……アーム。
Claims (1)
- 検査機器を搭載した装置本体と、この装置本体
の一面に配設され第1の駆動モータに連結した自
走用駆動ローラと、この駆動ローラの取付面とは
反対側の前記装置本体の他面にアームを介して設
けられた従動ローラ及び前記アームの浮動アーム
端に連結され前記装置本体に搭載されたアーム駆
動機構とを有し、前記アーム駆動機構が前記アー
ムの揺動面に平行に配置され第2の駆動モータに
連結したねじ棒と、このねじ棒に螺合したナツト
部材と、このナツト部材に一体的に取付けられ前
記ねじ棒の軸方向に移動可能の駆動キヤリツジ
と、前記浮動アーム端に連結され前記ねじ棒に移
動自在に設けられた従動キヤリツジと、前記従動
キヤリツジと駆動キヤリツジの間のばねに組合せ
て設けられ前記両キヤリツジの間隙を検出して前
記第2の駆動モータを作動する位置検出器とから
構成されることを特徴とする自走検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979133675U JPS6210678Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979133675U JPS6210678Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5651064U JPS5651064U (ja) | 1981-05-07 |
JPS6210678Y2 true JPS6210678Y2 (ja) | 1987-03-13 |
Family
ID=29365263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979133675U Expired JPS6210678Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6210678Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2837415B1 (fr) * | 2002-03-22 | 2004-12-17 | Framatome Anp | Dispositif et procede d'intervention dans une zone d'une installation delimitee par une paroi ayant au moins deux surfaces en vis-a-vis |
-
1979
- 1979-09-27 JP JP1979133675U patent/JPS6210678Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5651064U (ja) | 1981-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4383448A (en) | Semi-automatic scanner for ultrasonic flaw detection | |
JP2997615B2 (ja) | 検査装置 | |
DE2210356B2 (de) | Pruefvorrichtung fuer rohrinnenflaechen | |
JPS6210678Y2 (ja) | ||
CN116347204A (zh) | 一种智慧狗及变电站智能缺陷分析系统 | |
JPH09239684A (ja) | 碍子チャッキング装置およびこれを用いた碍子清掃装置 | |
CN117805545A (zh) | 一种电缆检测机器人 | |
JPH063340A (ja) | 超音波探触子の保持方法 | |
JP2000009652A (ja) | ボイラ火炉壁の溶射被膜亀裂検出装置 | |
US4555853A (en) | Drive for position controlled linearly movable carriage | |
JPS6160303B2 (ja) | ||
CN221054555U (zh) | 一种具有防卡位功能的推杆式管道内窥镜 | |
JPH07191001A (ja) | 超音波探傷装置 | |
JP2952059B2 (ja) | ベローズ清掃装置 | |
KR100919018B1 (ko) | 스트립의 양면 탈지 검사장치 | |
CN220291519U (zh) | 一种规避障碍的管道内电缆巡检机器人 | |
CN217953396U (zh) | 一种精密零件检测用影像测量仪 | |
GB2134492A (en) | Correcting sideways movements of travelling web | |
CN220787743U (zh) | 一种多工位电梯钢绳断丝检测设备 | |
JPH0738852Y2 (ja) | 管内走行装置 | |
JPS62165549U (ja) | ||
JPH07137673A (ja) | 管壁移動台車 | |
KR200203852Y1 (ko) | 강판표면의 흠 탐상장치 | |
JPH0148501B2 (ja) | ||
SU1280515A1 (ru) | След щий многозвенный механизм дл дефектоскопии круглого проката |