JPS62106738A - 内視鏡用可撓管 - Google Patents
内視鏡用可撓管Info
- Publication number
- JPS62106738A JPS62106738A JP60248503A JP24850385A JPS62106738A JP S62106738 A JPS62106738 A JP S62106738A JP 60248503 A JP60248503 A JP 60248503A JP 24850385 A JP24850385 A JP 24850385A JP S62106738 A JPS62106738 A JP S62106738A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- carbon fibers
- flexible tube
- endoscope
- elasticity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は内視鏡の挿入部に利用される可撓管に関する
。
。
[従来の技術]
たとえば、大腸などの体腔内の観察や検査を行なうため
に用いられる内視鏡の挿入部は、稈よい弾発性をそなえ
ていなければならない。つまり、挿入部の弾発性が大き
いと屈曲しやすいから、曲がった状態から元に戻りずら
く、挿入部の挿入を円滑に行なうことができない。また
、逆に挿入部の弾発性か小さいと、曲がりすらいから体
腔壁に強く突き当り、患者に与える苦痛か大きいばかり
か、挿入もしずらい。さらに、弾発性が小さい場合には
曲げたときに永久変形が発生し、戻りずらくなるという
こともある。
に用いられる内視鏡の挿入部は、稈よい弾発性をそなえ
ていなければならない。つまり、挿入部の弾発性が大き
いと屈曲しやすいから、曲がった状態から元に戻りずら
く、挿入部の挿入を円滑に行なうことができない。また
、逆に挿入部の弾発性か小さいと、曲がりすらいから体
腔壁に強く突き当り、患者に与える苦痛か大きいばかり
か、挿入もしずらい。さらに、弾発性が小さい場合には
曲げたときに永久変形が発生し、戻りずらくなるという
こともある。
そこで、上記挿入部には種々の構造の可撓管が用いられ
ている。その1つとして特公昭51−38197号公報
に示されるものが加らねている。この先行技術に示され
た可撓管は、螺旋管の外側に網状管(ブレード)を電ね
合せ、この網状管に合成樹指などの軟性物質よりなる外
皮を被覆してなる。そして、螺旋管は帯状金属板を旋回
させて形成してなり、網状管は金属線または合成樹脂線
を編成して形成されている。
ている。その1つとして特公昭51−38197号公報
に示されるものが加らねている。この先行技術に示され
た可撓管は、螺旋管の外側に網状管(ブレード)を電ね
合せ、この網状管に合成樹指などの軟性物質よりなる外
皮を被覆してなる。そして、螺旋管は帯状金属板を旋回
させて形成してなり、網状管は金属線または合成樹脂線
を編成して形成されている。
[発明の解決しよ・)とする問題点]
しかしながら、に述した従来構造の可撓管によると、そ
の螺旋管が帯状金属板から形成されているため、この螺
旋管に曲げ応力が繰り返して加えられると、上記帯状金
属板が早期にへたり、弾発性か損なわれてしまうという
耐久性上大きな問題かあった。また、螺旋管か帯状金属
板で形成されていると、可1タ°ト簀全体0)重量増大
を招き、その取扱いがしずらくなるということもある。
の螺旋管が帯状金属板から形成されているため、この螺
旋管に曲げ応力が繰り返して加えられると、上記帯状金
属板が早期にへたり、弾発性か損なわれてしまうという
耐久性上大きな問題かあった。また、螺旋管か帯状金属
板で形成されていると、可1タ°ト簀全体0)重量増大
を招き、その取扱いがしずらくなるということもある。
この発明は、螺旋管に曲げ応力か繰り返して加えられて
も早期に弾発性が低下することなく、しかち螺旋管の軽
量化が計れるようにした内視鏡用可撓管を提供すること
を目的とする。
も早期に弾発性が低下することなく、しかち螺旋管の軽
量化が計れるようにした内視鏡用可撓管を提供すること
を目的とする。
[問題を解決するための手段及び作用]この発明は、可
撓管を構成する螺旋管を炭素繊維で形成し、これらの炭
素繊維を合成樹脂やゴムなどの剛性調整材で結合するよ
うにしたものである。
撓管を構成する螺旋管を炭素繊維で形成し、これらの炭
素繊維を合成樹脂やゴムなどの剛性調整材で結合するよ
うにしたものである。
[実施例]
以下、この発明の第1の実施例を第1図乃至第3図を参
照して説明する。第2図に示す内視鏡1は操作部2を備
えている。この操作部2には挿入部3とライトガイドケ
ーブル4とが連結されている。上記挿入部3は可撓管5
と、この可撓管5の先端に湾曲管6を介して設けられた
先端構成部7とからなる。上記湾曲管6は操作部2に設
けられた操作ノブ8を操作することにより、上記可撓管
5に第3図に示すように挿通された操作ワイヤ9を介し
て湾曲させることができるようになっている。
照して説明する。第2図に示す内視鏡1は操作部2を備
えている。この操作部2には挿入部3とライトガイドケ
ーブル4とが連結されている。上記挿入部3は可撓管5
と、この可撓管5の先端に湾曲管6を介して設けられた
先端構成部7とからなる。上記湾曲管6は操作部2に設
けられた操作ノブ8を操作することにより、上記可撓管
5に第3図に示すように挿通された操作ワイヤ9を介し
て湾曲させることができるようになっている。
上記可撓管5は第3図に示すように最も内側に後述する
螺旋管11を有する。この螺旋管11の外側には金属線
または合成樹脂線を編んで形成された網状管12が被覆
され、この網状管12の外周は合成樹脂などの軟性物質
からなる外皮13で被覆されている。
螺旋管11を有する。この螺旋管11の外側には金属線
または合成樹脂線を編んで形成された網状管12が被覆
され、この網状管12の外周は合成樹脂などの軟性物質
からなる外皮13で被覆されている。
上記螺旋管11は第1図に示すように複数の炭素繊維1
4を帯状に並設するとともに、これら炭素繊維14を合
成樹脂やゴムなどの剛性調整材15で結合した繊維束1
6を螺旋状に成形してなる。繊維束□を螺旋状に成形す
るには、図示しない円柱状の芯棒にL記繊維束16を螺
旋状に巻回してから、上記繊フ[(束16を剛性調整材
15で結合すればよい。剛性調整材15の合成樹脂とし
てはエポキシ系などの熱硬性樹脂が適し、ゴムとしては
エポキシブタジェンなどが適すが、それ以外のものであ
ってもなんら差し支えない。また、炭素繊維14相互を
結合するには、炭素繊維14を帯状に並設した状態でこ
れらに剛性調整材15を塗布したり、予め剛性調整材1
5をコーティングした炭素繊維14を並設して結合する
などいずれの手段を用いてもよい。
4を帯状に並設するとともに、これら炭素繊維14を合
成樹脂やゴムなどの剛性調整材15で結合した繊維束1
6を螺旋状に成形してなる。繊維束□を螺旋状に成形す
るには、図示しない円柱状の芯棒にL記繊維束16を螺
旋状に巻回してから、上記繊フ[(束16を剛性調整材
15で結合すればよい。剛性調整材15の合成樹脂とし
てはエポキシ系などの熱硬性樹脂が適し、ゴムとしては
エポキシブタジェンなどが適すが、それ以外のものであ
ってもなんら差し支えない。また、炭素繊維14相互を
結合するには、炭素繊維14を帯状に並設した状態でこ
れらに剛性調整材15を塗布したり、予め剛性調整材1
5をコーティングした炭素繊維14を並設して結合する
などいずれの手段を用いてもよい。
1実素謙維14に剛性調整材15を塗布するに際し、炭
素繊維14をシランカップリング、チタンカップリング
、アルミカップリングなどのカップリング剤により予め
表面処理しておけば、上記炭素繊維14と剛性調整材1
5との結合強度を向上させることかできる。
素繊維14をシランカップリング、チタンカップリング
、アルミカップリングなどのカップリング剤により予め
表面処理しておけば、上記炭素繊維14と剛性調整材1
5との結合強度を向上させることかできる。
そして、上記可撓管5の前後端にはそれぞれ環状のチッ
プ部材17が取着され、これらチップ部材17を介して
後端には上記操作部2が連結され、前端には上記湾曲管
6が連結される。
プ部材17が取着され、これらチップ部材17を介して
後端には上記操作部2が連結され、前端には上記湾曲管
6が連結される。
このように構成された可撓管5によれば、その螺旋管1
1が炭素繊維14から形成され、しかも炭素GX 維1
4相互が剛性調整材15によって結合されている。した
がって、螺旋管11は高張力な炭素繊維14か互いに結
合されることにより、程よい弾発性をいえ11、もわ、
、)弾発性(よ剛性、■材1i、)材質やaT= (+
i方法によって設定することができる。たとえば、剛性
調整材1jを帯状に並設した炭素繊維14に僧布(2て
これらを結合するか予め1本づつに塗布してこれらを結
合するかによって螺旋管11の弾発ト 性を変えることができ、また剛性調整材11として合成
樹脂を用いるかゴムを用いるかによっても変えることが
できる。
1が炭素繊維14から形成され、しかも炭素GX 維1
4相互が剛性調整材15によって結合されている。した
がって、螺旋管11は高張力な炭素繊維14か互いに結
合されることにより、程よい弾発性をいえ11、もわ、
、)弾発性(よ剛性、■材1i、)材質やaT= (+
i方法によって設定することができる。たとえば、剛性
調整材1jを帯状に並設した炭素繊維14に僧布(2て
これらを結合するか予め1本づつに塗布してこれらを結
合するかによって螺旋管11の弾発ト 性を変えることができ、また剛性調整材11として合成
樹脂を用いるかゴムを用いるかによっても変えることが
できる。
また、炭素繊維14は高張力であるから、曲げ応力に対
して大きな耐久性を有する。したかって、螺旋管11に
曲げ応力が繰り返して加わっても、上記炭素繊維14が
早期にへたりすらいから、上記螺旋管11による可撓管
5の程よい弾発性が長期にわたって良好に維持される。
して大きな耐久性を有する。したかって、螺旋管11に
曲げ応力が繰り返して加わっても、上記炭素繊維14が
早期にへたりすらいから、上記螺旋管11による可撓管
5の程よい弾発性が長期にわたって良好に維持される。
さらに、炭素繊維14は金属線に比べて軽いから、可撓
管5の軽量化を計ることができる。
管5の軽量化を計ることができる。
なお、この発明は上記一実施例に限定されず、たとえば
剛性調整材IAは炭素繊維14の長手方向全長にす布せ
ず、所定の間隔で塗布するようにしてもよい。このよう
にすれば、その間隔によって螺旋管11の弾発力を任意
に設定することができる。
剛性調整材IAは炭素繊維14の長手方向全長にす布せ
ず、所定の間隔で塗布するようにしてもよい。このよう
にすれば、その間隔によって螺旋管11の弾発力を任意
に設定することができる。
また、螺旋管11は炭素繊維14に代りカーボンを焼成
して成形するようにしてもよい。
して成形するようにしてもよい。
[発明の効果]
以上述べたようにこの発明は、可撓管を構成する螺旋管
を炭素繊維で形成し、これらの炭素繊維を剛性調整材で
結合するようにした。したがって、螺旋管は高張力な炭
素繊維が互いに結合されることによって程よい弾発性を
備え、しかもその弾発性は剛性調整材の材質や塗布方法
などによって任意に設定することもできる。また、炭素
繊維は高張力で曲げ応力に対して大きな耐久性を有する
。
を炭素繊維で形成し、これらの炭素繊維を剛性調整材で
結合するようにした。したがって、螺旋管は高張力な炭
素繊維が互いに結合されることによって程よい弾発性を
備え、しかもその弾発性は剛性調整材の材質や塗布方法
などによって任意に設定することもできる。また、炭素
繊維は高張力で曲げ応力に対して大きな耐久性を有する
。
そのため、炭素繊維は曲げ応力が繰り返して加わっても
、早期にへたったり折損するなどのことがないから、螺
旋管の弾発性、つまり可撓管の弾発性か損なわれるとい
うことがない。さらに、炭素繊維は金属線に比べて軽量
であるから、可撓管の軽瓜化を計ることができるなどの
利点を有する。
、早期にへたったり折損するなどのことがないから、螺
旋管の弾発性、つまり可撓管の弾発性か損なわれるとい
うことがない。さらに、炭素繊維は金属線に比べて軽量
であるから、可撓管の軽瓜化を計ることができるなどの
利点を有する。
図面はこの発明の二実施例を示し、第1図は螺旋管の一
部分の拡大図、第2図は内視鏡の概略図、第3図は可撓
管の一部断面した側面図である。 5・・・可撓管、11・・・螺旋管、14・・・炭素繊
維、1万・・・剛性調整材。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1図 第3図 手続補正書 [V3□1□イ161゜1.290 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1゜事件の表示 特願昭60−248503号 2、発明の名称 内視鏡用可撓管 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称(037) オリンパス光′I制二范株人会化4、
代理人 5、自発補正 特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 2、特許請求の範囲 可撓管を構成する螺旋管を炭素線維で形成するとともて
、これらの炭素繊維を剛性調整材で結合させてなること
を特徴とする内視鏡用可撓管。
部分の拡大図、第2図は内視鏡の概略図、第3図は可撓
管の一部断面した側面図である。 5・・・可撓管、11・・・螺旋管、14・・・炭素繊
維、1万・・・剛性調整材。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1図 第3図 手続補正書 [V3□1□イ161゜1.290 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1゜事件の表示 特願昭60−248503号 2、発明の名称 内視鏡用可撓管 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称(037) オリンパス光′I制二范株人会化4、
代理人 5、自発補正 特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 2、特許請求の範囲 可撓管を構成する螺旋管を炭素線維で形成するとともて
、これらの炭素繊維を剛性調整材で結合させてなること
を特徴とする内視鏡用可撓管。
Claims (1)
- 可撓管を構成する網状管を炭素繊維で形成するとともに
、これらの炭素繊維を剛性調整材で結合させてなること
を特徴とする内視鏡用可撓管。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60248503A JPS62106738A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 内視鏡用可撓管 |
DE19863637602 DE3637602A1 (de) | 1985-11-06 | 1986-11-05 | Flexibles rohr eines endoskopes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60248503A JPS62106738A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 内視鏡用可撓管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106738A true JPS62106738A (ja) | 1987-05-18 |
Family
ID=17179142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60248503A Pending JPS62106738A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 内視鏡用可撓管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62106738A (ja) |
-
1985
- 1985-11-06 JP JP60248503A patent/JPS62106738A/ja active Pending
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