JPS62106006A - メ−クアツプ化粧料 - Google Patents

メ−クアツプ化粧料

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JPS62106006A
JPS62106006A JP24573885A JP24573885A JPS62106006A JP S62106006 A JPS62106006 A JP S62106006A JP 24573885 A JP24573885 A JP 24573885A JP 24573885 A JP24573885 A JP 24573885A JP S62106006 A JPS62106006 A JP S62106006A
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ester copolymer
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Junichi Shibatani
柴谷 順一
Retsu Hara
烈 原
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    • A61K8/8152Homopolymers or copolymers of esters, e.g. (meth)acrylic acid esters; Compositions of derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、面]水性、耐油性、1酎摩擦性にじこれ、か
つ使用性に優れたメークアップ化粧料に関するもので、
特には水系アイメーク料として好適なものを提供せんと
するものである。
従来、アイメーク料は、その形態から犬さく乳化タイプ
、被膜形成タイプ”、非水系タイプVC分;”!される
が、何れのタイプにおいても基本的には処方中に配合さ
れるワックス、樹1指等の働きにより、i射水像、耐油
性、耐摩擦性を向上させることを用いとしていた。
しかしながら、従来のこれら各伸タイツともてれそれが
欠点を有していた。すなわち、乳化タイプは使用性に優
れるが1.1を水性、耐摩擦性に劣り、被膜形成タイプ
は使用性、1耐油性に優れるが、・打水性に劣る。−ま
た、非水系タイプは打水性にytするが、使用性1.M
丁油性に劣るものであった。
近年、乳化重合樹脂エマルジョンを配合して、耐水性、
耐摩擦性を改良した水系被膜タイプのアイメーク料が見
られるようになってきた。このタイプに用いられる樹脂
エマルジョンとしては、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル
酸エステル、スチレン/アクリル酸エステル等が知られ
ているが、これらを用いて得られた樹脂皮膜は、未だ多
葉の汗や水に対しては、例えばポリ酢酸ビニル被護にお
いては膨潤など、またポリアクリル酸エステル糸被膜に
おいては層状剥離などを引き起し、耐水性の点で満足し
得るものとは言い難かった。同様に、これらは水に繻れ
た時の耐摩擦性もまた不充分であった。
一方、これらの樹脂エマルジョンに対して、樹脂の被膜
形成温度を引き下げて造膜性能を高め耐摩擦性を向上さ
せると共に、皮膜の特性をより疎水性化して耐水性を一
層向上ちせることを狙いとして可塑剤を添加する試みも
あった。尚、可塑剤を含有した状態での樹脂エマルジョ
ンも一部には市販されている。
従来、一般的に樹脂エマルジョンに用いられてきたこれ
ら可塑剤としては、樹脂との相溶性に優れ、且つ可塑化
効果の尚い物質例えばフタル酸ジブチル、フタル酸ジオ
クチルなどの7タル酸エステル類、リン酸トリクレジル
などのリン酸エステル類、アジピン酸ジエチル、コハク
酸ジオクチルなどの二塩基酸ジエステルか等があったが
、これらは倒れも元々皮膚に対する刺激を有し、またそ
れ自身加水分解し易く、製品の安全性、安定性上の問題
を残し、特に本発明の目的とするような化粧料には好ま
しいものでは々かりた。
また、上記した物質以外でも、樹脂との相溶性、可塑化
効果、安全性等の何れをも満足し得るものはこれまで見
出されていなかった。
そこで、本発明者は、前記従来のメークアップ化粧料特
に水系被膜タイプのアイメーク料の抱える問題点を解決
し、耐水性、耐油性、耐摩擦性に優れたアイメーク料を
得んと、樹脂エマルジョン系の中でも元々比較的耐水性
の点で良好であるスチレン−アクリル酸エステル共重合
樹脂エマルジョンに着目して鋭意研究を重ねた結果、こ
れまで一般的に化粧料で広く使用され安全性上も問題の
ない各種油剤の中で、ある特定の油剤に上記スチレン−
アクリル酸エステル共重合樹脂を可塑化する効果を有す
るものが存在すること、及び処方系中にスチレン−アク
リル酸エステル共重合樹脂エマルシコンと特定の油剤を
均一に配合すると、得られた皮膜は可撓性に富み、仕上
υ効果に優れ、且つ耐水性、耐油性、耐摩擦性の面でも
これまでにない優れたものが得られることを見出し、こ
れらの知見に基づいて本発明の完成に至った。
すなわち、本発明はスチレン−アクリル酸エステル共重
合樹脂エマルジョンと常温で液状乃至は半固体状を呈す
る高級脂肪酸−アルキルエステル類もしくは高級脂肪酸
トリグリセライド類より選択される可塑化油剤の1種以
上とを配合したことを特徴とするメークアップ化粧料に
関するものである。
本発明に用いられるスチレン−アクリル酸エステル共重
合樹脂エマルシコンは、スチレン単量体とアクリル酸エ
ステル単量体例えはアクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸−2−エチルヘキシルなどとを、通常の
乳化重合法に従って重合し製造されるものである。
尚、ここでスチレン−アクリル酸エステル共重合樹脂エ
マルジョン中には、前記した如く安全性の点から一般的
な可塑剤を含まないものが好ましく、また耐水性や乾燥
速度の向上、ペタツキ感の、@亀などの点からは、スチ
レンとアクリル酸エステルどの単鴛体′!i4成比にお
いて、よりスチレン構成比の大きなものが有利に使用さ
れる。
まだ、ル1″るスチレン−アクリル酸エステル共重合樹
脂エマルシコンとしては、市販のものを用いることもで
きる。このようなものとし”〔け、ボンコー1−413
0、ウオールポル6460(以上犬日本インキ化学工業
)、セビアンA・16728(ダイセル化学工業)など
が知られている。
次に、スチレン−アクリル酸エステル共重合樹脂エマル
ジョンの配合tii :’j:、 、メークアップ化粧
料全体に対して5〜80重量%、好ましくは10〜50
重量%の範囲が選択される。5重量%より少ない配合量
では、含有樹脂量が連続被膜を形成する有効量に達せず
良好なメークアップ化粧料が得られない〇一方、配合量
の上限については特に制限的な点はないが、他の配合成
分例えば可塑化油剤、ワックス、顔料などを適宜目的に
応じて添加し所望の化粧料を調製し、且つその化粧料全
体の安定性のバランスを図る上からは、実際的には80
重量%までがその限界となる。
尚、本発明に係るスチレン−アクリル酸エステル共重合
樹脂エマルジョンでは、その取扱いが容易となるようエ
マルジョン中に樹脂分を20〜50[i%の範囲で含有
したものが好適に用いられる。
次に、本発明でPJ様に用いられる可塑化油剤としては
、常温で液状乃至は半固体状を呈する高級脂肪酸アルキ
ルエステル類例えはミリスチン酸インプロピル、ミリス
チン酸オクチルドデシル、パルミチン鈑イソグロビル、
ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレ
イン酸オレイル、オレイン酸テンル、オレイン酸オクチ
ルドテシル、2−エチルヘキサン峨セチル、ジメチルオ
クタン酸へキシルテシル等や、高級脂肪酸トリグリセラ
イド類例えば2−エチルヘキサンルトリグリセライド、
カフ−リン酸トリグリセライド等が挙けら1t、これら
の中より1拙以上が選択され配合される。
すなわち、本発明におバては、前述の如くスチレン含量
の高い樹脂エマルジョン言い換えると造膜温度の高い樹
脂エマルジョンが有利に用いられる訳であるが、反面、
化粧料としては常温付近で造膜すなわち化粧被膜を形成
することが必要とされる。このため、可塑化油剤の働き
としては、皮膜の疎水性化を図り耐水性の向上を行なう
とともに、造膜温度を常温領域1で引き下ける機能(可
塑化効果)が要求される。ここにおいて、従来化粧料に
用いられている各種油剤の中でも常温で固体のもの例え
はステアリン酸セチル、バルミチン酸セチル、ソルビタ
ンモノステアレート、ノテアリン酸トリグリセライドな
どは、級1への疎水性化の点では確かに貢献し得るかも
知れないが、可塑化効果すなわち造膜温度の引き下は効
果では明らかに不充分であり、結果として得られた被膜
は均一な連続被膜とな)得ず、カ」単形性に劣ったもの
となってしまう。
また、可塑化油剤の配合土」としては、前記スチレン−
アクリル酸エステル共重合樹脂エマルジョンの全体量に
対し0.5〜10重量%好ましくは1〜5車量%の範囲
が選択される。0.5重量%より少ない量では可塑化効
果が不充分であり良好な皮膜が借られず、反対Gで10
重量%を越える量を用いるとOj望化効果が強くなり過
さ、得られた被膜は柔かく、強度が低下し、#f摩際性
も悪化L7てしまう。
尚、本発明においては、樹脂エマルジョン中のスチレン
−アクリル嶋エステル共重合樹脂分が均一に可塑化され
ていることが、艮好な被膜を得る上で重要である。そし
て、このためには可塑化油剤力・樹脂エマルジョン中に
均一に分散することが不i]欠である。然しなから、本
発明ンこおいて使用される可塑化油沖」2始めとして一
般的な化粧料油剤は樹脂エマルジョンVこ対する相溶性
が悪いことが知られていた。そこで、本発明者は、可塑
化油剤をまず乳化し、次に樹脂エマルジョンと混合する
工程を採用することにより樹脂エマルジョン中に可塑化
油剤を均一に分散せしめ、良好な可塑化効果を発現させ
ることに成功したものである。
本発明のメークアップ化粧料は、上記の必須成分に加え
て、必をに応じてワックス、保湿剤、界面活性剤、増粘
剤、顔料、香料、防1腐剤などが配合される。当然のこ
とながら、これら(=j本発明の目的を損わない条件下
で使用されなければなら7了い。
本発明は、耐水性、耐油性、耐摩擦性に優れたメークア
ップ化粧料特に水系被膜タイプのアイメーク料金性るこ
とを目的としたものである。ここで、本発明によって得
られたアイメーク斜方・健米のものと比較して如何に優
れたものであるがを評価した結果を以下に示す。
(評価方′g:) 後記′A施例1で3Uられた不発IJ’lのマスカラと
、比較品として後記比較例1−(1)〜1−(1)に示
した従来品を含めたマスカラ、また後記実施例2で得ら
れた本発明のアイライナーと、比較品として後記比較例
2−(1)〜2−(4)に示した従来品を含めたアイラ
イナーとを用いて、下記に示した耐水性、耐油性、被膜
強度の試験方法に従い比較試験を行り7’i二。その結
果を表−1及び表−2に示す。
(1)耐水性試験 上記アイライナー、マスカラの各ザンプルを樹脂板上に
ナイロン仏を用いて塗布。その後室温にて1時間で、乾
した後、流水下に10分間浸漬し、色落ち、にじみ、は
がれ等の有無をチェックした。
サンフル数各10つ評価は○:変化なし、△:部分的(
′・二色消え、号1j離あり、×:完全に色消えまたは
剥離。
(2)   1士 ン中 性状 ・を、i上記耐水性試
験と同様に調号≧した各試験板をスクワランの循環流槽
内に10分間浸漬し、上記試験と同様の評価基準により
評価(〜た。
(3)皮膜強4塵試、1へ・ 耐水性試験または耐油性試験を終了し/C各試験板につ
いて、摩(ガ試馴ミ機を用い含水または含スクワランス
オンジナノフ゛にて繰り返しぶ青北トして月見落、けツ
ウ;れの有無をチェックした。計測“1・:○:5下化
なし、ム:部分的に剥^1j、脱落、X:完全に■1顯
り脱落。
表−1マスカラ比較計イ+ib 表−2アイライナー比較評価 表−1、表−2の結果に示された如く、本発明のアイメ
ーク料は、先ず酢酸ビニル系、ポリアクリル酸エステル
系と比較して1耐水性、乾燥性、使用感に優れるスナレ
ンーアクリル故エステル共重合糸を用いたこと、反mj
、4t4脂中にスチレン成分を寿入したことによる造膜
性能の低下を特定の可塑化油剤の併用により解決し、更
に耐水性を向上させたこと(てより、比較品として示し
た従来のもの?含むアイメーク料と較べて、耐水性、耐
油性、酊す^部付のあらゆる点で優れたものとなってい
る。
尚、本発明の徂成糸は乳化重合系(ソ(脂エマルジョン
を使用し得るような剤型、例えばしみかくし用ファンデ
ーション、口紅などのポイントメーク料への利用が可能
である。
以下に実施例及び比較例を示す。尚、配合割合は重」部
である。
(以下系 白) 実施例1. マスカラ (製 法) A部を80〜90℃に加熱し、溶解分散し、B部を80
〜90℃に加熱し、均一に溶解したのち、A部に添加し
乳化する。冷却後位(脂エマルジョンを添加し均一ンこ
混合する。。
比較f/す1−(1)  マスカラ 実施例1のC部金酢10ヒニルブF合崩゛指エマルジ?
ンに置換え、更にA部の2−エチルヘキサン酸セチルを
除いたもの。
(製 法) 実施例1に同じ。
比較例1−(2)  マスカラ 実施例1のC部を酢酸ビニル重合樹脂に置換えたもの。
(製 法) 実施例1に同じ。
比較例1−(3)  マスカラ 実施例1のA部の2−エチルヘキサン酸を除いたもの、
(製 法) 実施例1に同じ。
比較例1−(4)  マスカラ 実施例1のA部の2−エチルヘキサン酸セチルをバルミ
チン酸セチルに置換えたもの。
(喪 法) 実施例1に同じ。
実施例2. アイライナー D スチレン−アクリル酸ブチル         2
0共重合樹脂エマルジョン (製 法) A部を混合し、3本ロールで均一に分散しベーストとす
る。A部を80〜90℃に加熱溶解し、B部を80〜9
0℃に加熱溶解したのち、B部に添加し乳化し冷却する
。A部とB、C部からなる乳液とD部を均一に混合する
比較例2−(1)  アイライナー 実施例2のD部をアクリル酸エチル重合樹脂エマルジョ
ンに置換え、更にA部のオレイン酸オクチルドデンルを
除いたもの。
(製 法) 実施例2に同じ。
比較例2−(2)  アイライナー 実施例2のD部をアクリル酸エチル重合樹脂エマルジョ
ンに置換えたもの。
(製 法) 実施例2に同じ。
比較例2−(3)  アイライナー 実施例2のA部のオレインb2オクチルドデシルを除い
たもの。
(製 法) 実施例2に同じ。
比較例2−(4)  アイライナー 実施例2のA部のオレインc1′2オクチルドテシルを
ソルビタンモノステアレートに置換えたもの。
(製 法) 実施例2に同じ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)スチレン−アクリル酸エステル共重合樹脂エマルジ
    ョンと常温で液状乃至は半固体状を呈する高級脂肪酸ア
    ルキルエステル類もしくは高級脂肪酸トリグリセライド
    類より選択される可塑化油剤の1種以上とを配合したこ
    とを特徴とするメークアップ化粧料。 2)スチレン−アクリル酸エステル共重合樹脂エマルジ
    ョンの配合割合がメークアップ化粧料全体に対して5〜
    80重量%である特許請求の範囲第1)項記載のメーク
    アップ化粧料。 3)可塑化油剤の配合割合がスチレン−アクリル酸エス
    テル共重合樹脂エマルジョン全体に対して0.5〜10
    重量%である特許請求の範囲第1)項記載のメークアッ
    プ化粧料。 4)可塑化油剤を乳化したのち配合したものである特許
    請求の範囲第1)項記載のメークアップ化粧料。 5)水系アイメーク料である特許請求の範囲第1)項記
    載のメークアップ化粧料。
JP60245738A 1985-11-02 1985-11-02 メ−クアツプ化粧料 Expired - Lifetime JPH0753649B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095873A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Pola Chem Ind Inc アイメーク用オーバーコート化粧料
CN110809463A (zh) * 2017-09-28 2020-02-18 株式会社漫丹 半固体状清洗剂

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CN110809463B (zh) * 2017-09-28 2022-09-09 株式会社漫丹 半固体状清洗剂

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JPH0753649B2 (ja) 1995-06-07

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