JPS6210537Y2 - - Google Patents

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JPS6210537Y2
JPS6210537Y2 JP11150781U JP11150781U JPS6210537Y2 JP S6210537 Y2 JPS6210537 Y2 JP S6210537Y2 JP 11150781 U JP11150781 U JP 11150781U JP 11150781 U JP11150781 U JP 11150781U JP S6210537 Y2 JPS6210537 Y2 JP S6210537Y2
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JP
Japan
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valve
valve body
operating rod
opening
plug
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JP11150781U
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JPS5818161U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は作動操作力を少なくすることを目的と
する往復動式バルブに関するものである。
従来、往復動式バルブは、蝶形弁や回転弁と異
なり、全閉から開弁へ作動させる際に、内圧のた
め大きな作動力を必要とする欠点があつた。その
ため、以下のような対策がとられている。第1
2図に示す如く、弁体50の有効受圧面積と同じ
面積を持つダイアフラム51を弁室52の上方に
設け、これにより、作動軸54を上方に移動する
場合、弁体50の自閉力は、ダイアフラム51が
作動することによりキヤンセルする背圧利用式バ
ルブがある。しかし、これは構造が複雑となり、
又、ダイアフラムは多くの場合ゴム製であつて、
異常な内部高圧となつた場合に危険である。第
13図に於いて、弁体60を二重構造とし、作動
軸64を上方へ引上げる開弁の時は、先ず受圧面
の小さい第1弁61を上方へ引上げて第1弁口6
5を開弁させ、それによつて弁室63内の内圧を
減少させてから大きい第2弁62を上方に引上げ
て第2弁口66を開弁させる二重式弁がある。こ
れは部品点数が著るしく増大し、コストアツプと
なる欠点がある。以上の如く、従来の対策は確実
にコストアツプとなる欠点があつた。
本考案はかかる従来の欠点を除去するためのも
ので、部品点数を増加させることなく、小さな作
動力で操作出来るようにしたものである。
本考案の構成を図面により説明すると、一側に
流入口1を有し、下方に流出口2を有した弁筒3
内にやや大径の弁室4を設け、この弁室の下方に
位置する小径の前記流出口2との間に環状の弁座
口5を設け、この弁筒の上部に、デスク6及びハ
ウジング7と共に取付板8をかしめ付けて取付け
てある。9は弁室4内に上下方向に挿通した作動
杆で、この作動杆の上方はデスク及びハウジング
の中心部に挿通しており、且つ該作動杆9の下部
には弁座口5を開閉する弁体10を取付けてあ
る。弁体10は下方に流出口2内にガイドされる
複数のガイド片11,11を有し、中心部に作動
杆9よりやや大径の通孔12を有したプラグ13
と、中心に作動杆9が挿通する通孔16を有し、
前記弁座口5を開閉するシール板15と、中心に
作動杆9の径よりやや大径の通孔22を有したプ
レート17とで形成されている。このプラグ13
とシール板15とプレート17とを重合させて作
動杆9の下部に挿通し、この作動杆の下方に設け
た凹溝18,19内に止輪20,21を係止させ
て弁体10を装着してある。23はプラグの底面
に、通孔12の周辺に設けた突起で、一方の止輪
21と突合出来るように位置させてある。
而して、開弁時に於いて、作動杆9を上昇させ
ると下方の止輪21がプラグの突起23と係合
し、且つプラグ及びプレートの中心に設けた通孔
12,22は作動杆の径よりやや大径に形成して
あるので、又、シール板15は柔軟であるから、
弁体10は傾斜し、止輪21と突起23とが片当
りとなつて第5図に示す如く弁体10の一部が弁
座口5を開くものである。即ち、第3,4図に示
す如く、初期開弁力Fは、弁体の中心から離れる
につれて減少し、端部に於いては理論上1/2とな
る。
ここで、シート板の受圧面積をA(cm2)、この
シート板の半径をr(cm)、シート板に加わる圧
力をP〔Kg/cm2〕、シート板の中心と突起との距
離をxcm、初期開弁力をFとすると F=PAr/x+x x=0のとき F=PA x=rのとき F=PA/2 となる。そして、弁座口5が一旦微少開弁される
と、弁室4内の流体はその開弁部分から洩れ出
し、内圧が急激に低下して、弁体10はスムーズ
に開弁される。第7図は従来のものMと本考案の
ものNとの開弁作動力を比較したものである。
本考案の第2実施例を第8図により説明する
と、弁体の初期開弁時に、弁体10aを傾斜させ
て一部開弁するため、この弁体10aを作動杆9
aに装着する下端に取付けた止輪21aの周縁部
を上方に折曲げて突部23aを形成してもよい。
尚、この場合も、プレート17aとプラグ13a
との中心に設けた通孔22a,12aは作動杆9
aの径よりやや大径にし、傾動出来るように構成
してある。この場合も第2図と同様に、開弁時に
於て先ず弁体10aの一部が開弁し、弁室内の内
圧を減少させてから弁体10aは弁座口5aを全
開するものである。
第9図は軟質な薄膜状のダイアフラムやベロフ
ラム部材を使用した負圧アクチユエータ30と本
考案に係る往復動式バルブを組み合せたもので、
従来のバルブの如く、偏心した引上げ作用が無い
場合に比し、その操作負圧力を約30%低減させる
効果を有した負圧作動温水バルブである。
第10図は動力源として正逆回転可能な直流モ
ータ40を用いるもので、モータの回転力をウオ
ームギア41その他の方法で減速すると共に、増
力して利用したモータ駆動温水弁であつて、その
操作力は約30%低減させる効果を有したバルブで
ある。
第11図は弁開閉用の駆動レバー付温水弁であ
つて、その操作力を約30%低減させた効果を有す
る。尚、本実施例はストツプ弁について述べた
が、流量制御弁についても同様である。
以上の如く、本考案は開弁時に於いて先ず弁体
の一部を開弁して内部圧力を減少せしめてから弁
体を全開させるように構成してあるので、開弁作
動力が今までより少なくて済み、又、バルブを駆
動させるアクチユエータの小型化を図ることがで
き、その上、部品点数を増加することがないので
コストダウンを図ることが出来る等の有益な特徴
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は全体の正面図、第2図は第1図A−A線断面
図、第3図は弁体の平面図、第4図は弁体と弁座
口との関係を示す断面図、第5図は弁体を一部開
弁した状態の要部拡大断面図、第6図は弁体を全
開した状態の要部拡大断面図、第7図は従来の弁
と本願の弁との開弁力低下状況を示した説明図、
第8図は本考案の第2実施例を示した断面図、第
9図は負圧アクチユエータと本願バルブを組合せ
た負圧作動温水バルブの断面図、第10図は本願
バルブと直流モータとを連結したモータ駆動温水
弁の正面図、第11図は本願バルブと駆動レバー
を組合せた駆動レバー付温水弁の正面図、第1
2,13図は従来のバルブを示したもので、第1
2図は断面図、第13図は他の従来例の要部拡大
断面図である。 1は流入口、2は流出口、3は弁筒、4は弁
室、5は弁座口、9は作動杆、10は弁体、21
は止輪、23は突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側に流入口1を有し、下方に前記流入口と同
    径の流出口2を有した弁筒3内にやや大径の弁室
    4を設け、この弁室4の下方に弁座口5を有した
    バルブに於いて、この弁座口5を開閉するプラグ
    13とシール板10とプレート17とから成る弁
    体10を作動杆9の下部に傾動可能に取付け、該
    プラグ13の下面又は該弁体を作動杆9の下部に
    係止する止輪20,21に突起を設けて弁体10
    を傾動可能にした往復動式バルブ。
JP11150781U 1981-07-29 1981-07-29 往復動式バルブ Granted JPS5818161U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11150781U JPS5818161U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 往復動式バルブ

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JP11150781U JPS5818161U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 往復動式バルブ

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Publication Number Publication Date
JPS5818161U JPS5818161U (ja) 1983-02-04
JPS6210537Y2 true JPS6210537Y2 (ja) 1987-03-12

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ID=29905840

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JP11150781U Granted JPS5818161U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 往復動式バルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030094733A (ko) * 2002-06-07 2003-12-18 현대자동차주식회사 자동차의 배기가스 재순환 밸브

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Publication number Publication date
JPS5818161U (ja) 1983-02-04

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