JPS62105003A - 光電式物体検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、複数の発光・受光素子がそれぞれ１個ずつ対
になって物体を検知する光電式物体検知装置に関するも
のである。

〈発明の概要〉 対応する１対の発光素子と受光素子を時分割的に切換え
るに際して、発光素子を受光素子より所定時間遅らせて
動作状態（アクティブ）とし、これによって、１個の増
幅回路で時系列に増幅しこれをサンプリングする時〜受
光素子切換え時に発生する不要ノイズの影響がないよう
にする。

〈発明の背景〉 例えば、原稿サイズの検知等において、発光部と受光部
を設け、これら発光部と受光部を構成する発光素子と受
光素子を所定の位置に複数個配置し、それを時分割動作
することにより１個の増幅回路で時系列に増幅し、検知
物体の識別検知（上記例では原稿サイズの検知）を行な
うことが提案されている。

上記によれば増幅回路は１個で、マイコン等により信号
処理する場合は、回路構成をきわめて簡単にできる利点
がある。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、発光素子と受光素子を時分割的に切換えてか
ら受光素子出力の増幅信号をサンプリングする際、受光
素子の内部容量に、！：り受光素子の切換え時不要ノイ
ズが発生し、増幅信号のサンプリングでミスジャッジを
起す恐れがあった。

本発明は、このようなミスジャッジを防止した光学式物
体検知装置を提供することを目的とする。

く問題点を解決するための手段〉 対応する１対の発光素子と受光素子を時分割的に切換え
るに際して、発光素子を受光素子より所定時間遅らせて
動作状態とするスイッチング手段を設ける。

く作　用〉 上記によって、発光素子の切換え時に発生する不要ノイ
ズが十分立下がってから受光素子が動作状態となるので
、サンプリング時不要ノイズの影響を受けず、ミスジャ
ッジを防止できる。また、発光素子の動作期間が短かく
、長寿命で低消費電力化をはかれるという利点もある。

〈実施例〉 第１図に本発明の一実施例における回路構成図、第２図
に各部の動作タイミングを示す。

発光部及び受光部を構成する素子として、ここでは発光
素子１と受光素子２を所定位置に３対配置した例を示し
ている。なお、発光素子１（ａ）、１（ｂ）、１（ｃ）
はそれぞれ受光素子２（ａ）、　２（ｔＮ、　２（ｃ）
に対応して物体３を検知するものとする。

マイコン４に接続された第１のスイッチング回路５は各
発光素子１　（ａ）、　１　（ｂ）　、　１　（ｃ）に
接続されてこれらを時分割駆動し、第２のスイッチング
回路６は各受光素子２　（ａ）、　２　（ｂ）　、　２
　（ｃ）に接続されてこれらを時分割駆動するものであ
る。第２のスイッチング回路６から導出される受光素子
出力はフィルター７を介して増幅器８に入力され、これ
により受光素子出力を増幅した後、マイコン４に入力さ
れる。フィルター７は受光素子出力の光学的ノイズを除
去するために設けられたものである。

受光素子２　（ａ）　、　２　（ｂ）　、　２　（ｃ）
及び発光素子１　（ａ）　。

１（ｂ）、　　１（ｃ）の駆動タイミングは第２図のと
おりで、第１のスイッチング回路５と第２のスイッチン
グ回路６とにより、受光素子２（ａ）と発光素子１（ａ
）、受光素子２（ｂ）と発光素子１（ｂ）、受光素子２
（ｃ）と発光素子１（ｃ）の各部が順次動作状態アクテ
ィブとなるように切換えられる。なお、受光素子２（ａ
）、２（ｂ）　、　２　（ｃ）の方は、時分割駆動にお
いて各発光素子１　（ａ）、　　１　（ｂ）、　１　（
ｃ）より早い目に切換えられる。すなわち、発光素子１
　（ａ）　、　１　（ｂ）　、　１　（ｃ）は各受光素
子２　（ａ）　、　２　（ｂ）、　２　（ｃ）より所定
時間遅れて動作状態に切換えられる。

第２図の増幅器７の出力波形に示すように、各受光素子
２　（ａ）　、　２　（ｂ）　、　　２　（ｃ）の駆動
タイミングの立上りに同期して発生する信号が不要ノイ
ズである。

すなわち、受光素子２　（ａ）　、　２　（ｂ）　、　
２　（ｃ）をアクティブにすると、増幅器８の出力には
各受光素子２　（ａ）。

２　（ｂ）　、　２　（ｃ）の内部容量に起因する不要
パルスが現ワレル。この不要パルスはフィルター７の時
定数に従って立下る。発光素子１　（ａ）　、　１　（
ｂ）　、　１　（ｃ）がアクティブとなるのは、上記不
要パルスが十分立下がった時点である。

マイコン４内において、各発光素子１　（ａ）、　１　
（ｂ）　。

１（ｃ）がアクティブとなる期間に増幅器７よりの信号
がサンプリングされ、不要ノイズの影響を除去して、物
体３の有、無を正確にジャッジする。

より望ましくは図示のように、各発光素子１　（ａ）　
。

１　（ｂ）　、　１　（ｃ）がアクティブとなる期間の
最後の方でサンプリングする方がより多くノイズの影響
を除去できる。

ちなみに、同時にアクティブとなれば、受光素子出力に
不要ノイズがのって波高値が高くなり、立下がりが遅く
なって、サンプリング時に不要ノイズの影響が残ること
となる。

なお、また本例によれば、発光素子１　（ａ）　、　１
　（ｂ）　。

１（ｃ）の動作期間を短かくでき、短時間の駆動で発光
素子１　（ａ）、　１　（ｂ）、　１　（ｃ）を長寿命
化をはかれるとともに、またこれによって消費電力も低
減できるという利点を奏する。

〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、時分割方式で不要ノイズ
に影響されない有用で実用価値の高い光電式物体検知装
置が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路構成図、第２図は
同各部の動作タイミングチャートである。 Ｈａ）、　１ｆｂ）、　１（ｃｌ−発光素子、　２　（
ａ）　、　２　（ｂ）　。 ２（ｃ）・・・受光素子、　３・・・物体、　４・・・
マイコン、５・第１のスイッチング回路、　６・・第２
のスイッチング回路、　　７・・フィルター、　８・・
・増幅器。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）第１　図 第２閉

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、発光部と受光部を構成する発光素子と受光素子を所
   定の位置に複数個配置し、前記対応する１対の発光素子
   と受光素子を順次時分割的に切換え、１個の増幅回路で
   時系列に増幅し、該増幅した受光素子出力をサンプリン
   グして各所定位置での物体の有、無を検知するものにお
   いて、前記対応する１対の発光素子と受光素子を時分割
   的に切換えるに際して、前記発光素子を前記受光素子よ
   り所定時間遅らせて動作状態とするスイッチング手段を
   設けてなることを特徴とする光電式物体検知装置。