JPH01125152A - 光受信器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は微分回路とヒステリシスコンパレータで構成さ
れる識別回路を有する光受信器に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の光受信器は、光検出器、増幅器、微分回
路およびヒステリシスフンパレータで構成され、光検出
器で光から電気に変換された信号を増幅器で所要レベル
まで増幅した後、微分回路で信号波形の立上り、立下り
でそれぞれ正・負のパルスを生成し、その正・負のパル
スに対し、ヒステリシスコンパレータのヒステリシス幅
を越えた場合、出力をロウレベル又はハイレベルに反転
させることにより符号の識別再生を行う構成となってい
た。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のヒステリシスコンパレータを有する光受
信器では、コンパレータにヒステリシス幅に相当する不
感帯を有しているため、電源投入時の出力レベルがロウ
レベル又はハイレベルのいずれか一方のレベルに一義的
に定まらないという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の光受信器は電源投入時のヒステリシスコンパレ
ータの出力レベルをロウレベル又はハイレベルのいずれ
か一方にセットするための単一パルスを発生するための
単一パルス発生回路を有している。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

図において、光検出器１は、光信号を電気信号に変換す
る。増幅器２は光検出器１で電気信号に変換された信号
を所要の信号レベルまで増幅する。

微分回路３は、増幅器２の出力波形を微分することによ
り、波形の立上り、立下りに対してそれぞし正・負のパ
ルスを生成する。ヒステリシスコンパレータ４はしきい
値にヒステリシス幅を有し、入力信号がヒステリシス幅
を越えて正側のしきい値以上となった場合にはハイレベ
ルを、負側のしきい値以下となった場合にはロウレベル
を、又ヒステリシス幅内の場合には前の出力レベルを保
持対応したパルス幅の単一パルスを発生させるものであ
る。

次に動作について説明する。

電源投入時、単一パルス発生回路５は第２図（ａ）に示
すような正の単一パルスを発生し、その単一パルスは微
分回路３へ入力される。微分回路３では第２図（ｂ）に
示すように単一パルスの立上りで正のパルスを、立下り
で負のパルスを生成しヒステリシスコンパレータ４へ出
力する。ヒステリシスコンパレータ４では、第２図（ｂ
）に示す微分回路波形を受けて、最初の正のパルスが正
側し銅 きい値（Ｖ、）を越えた時に出力をハイレベルに、次の
負のパルスが負側しきい値（Ｖｓｒ、）を越えた時に出
力をロウレベル（Ｏｖ）に反転させるため、出力波形は
第２図（ｃ）に示すようになり、電源投入後の出力信号
レベルは常にロウレベルにセットされることになる。な
お、電源投入時の出力レベルをハイレベルにセットする
場合は単一パルス発生回路に於いて負の単一パルスを発
生させることによって実現可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、電源投入時に単一パルス
を発生させることにより、光信号が無人力の場合の出力
信号レベルを常にロウレベル又はハイレベルのいずれか
一方のレベルに設定できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

１・・・・・・光検出器、２・・・・・・増幅器、３・
・・・・・微分回路、４・・・・・・ヒステリシスコン
パレータ、５・・・・・・単一パルス発生回路。 代理人　弁理士　　内　原　　　音

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光検出器から出力された信号を微分する微分回路と、前
   記微分回路の出力信号が供給され所定のしきい値と比較
   するコンパレータとを有する識別再生回路を有する光受
   信器に於いて、電源投入時、前記コンパレータの出力レ
   ベルをロウレベル又はハイレベルのいずれか一方のレベ
   ルに一義的にセットするための単一パルスを発生する回
   路を含むことを特徴とする光受信器。