JPS6210437B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6210437B2
JPS6210437B2 JP53095497A JP9549778A JPS6210437B2 JP S6210437 B2 JPS6210437 B2 JP S6210437B2 JP 53095497 A JP53095497 A JP 53095497A JP 9549778 A JP9549778 A JP 9549778A JP S6210437 B2 JPS6210437 B2 JP S6210437B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
changeover switch
clock signal
oscillation
sound source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53095497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5522739A (en
Inventor
Tamotsu Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9549778A priority Critical patent/JPS5522739A/ja
Publication of JPS5522739A publication Critical patent/JPS5522739A/ja
Publication of JPS6210437B2 publication Critical patent/JPS6210437B2/ja
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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、自動演奏電子楽器の移調機能に関す
るものである。 従来の自動演奏電子楽器の移調機能は、音源部
を駆動するためのクロツク信号の周波数を切換ス
イツチにより変化させる方法が一般的であつた。
このため、このクロツク信号をマイクロプロセツ
サのクロツク信号として利用すると、移調するた
びにクロツク信号の周波数が変わることになり、
不都合が生じる。すなわち、マイクロプロセツサ
が、クロツク信号の周波数に同期して実行時間が
設定されるため、クロツク信号の周波数が高くな
れば、マイクロプロセツサが追従するかぎり、同
じ命令でも実行時間が速くなり、逆にクロツク信
号の周波数が低くなれば実行時間は遅くなる。 したがつて、第1式で表わされる楽音の出力持
続時間TpUTが、クロツ信号の周期Tcにより影響
を受け、テンポが変化することとなる。 TpUT=TL×Tc×TD ……(1) 但し、TpUT:楽音の出力持続時間 TL:音長データ Tc:クロツク信号の周期 TD:あらかじめ設定された固定時間データ 音源部を駆動するためのクロツク信号と、マイ
クロプロセツサを駆動するためのクロツク信号と
を分離し、各々独立の発振回路からクロツク信号
を発生すれば、上記欠点はなくなる。しかし、2
個の発振回路により混変調を受けやすいことや、
周波数が近接した場合のビートなどの問題が残
る。 本発明に目的は、上記した従来技術の欠点を解
決し、移調を行なつてもテンポが変化しない自動
演奏電子楽器を得ることにある。 上記目的を達するため、本発明は、移調用切換
スイツチの位置を入力ポートを介してマイクロプ
ロセツサが認識し、その移調用切換スイツチの位
置に応じたテンポの補正を行なえるようにしたも
のである。 以下、本発明を図に示す実施例を用いて詳細に
説明する。 第1図において1は発振部でスイツチ部7によ
り発振周波数が変化する。第1図に示す電子楽器
は音源部2、ゲート部3、フイルタ部4、増幅部
5、スピーカ6により構成される電子楽器部と、
スイツチ部7の情報を認識する入力ポート8、マ
イクロプロセツサ9、動作プログラムおよび音楽
情報が記憶されている記憶部11、出力ポート1
0とで構成される自動演奏部からなる。 発振部1は、例えば第2図の如き構成になつて
おり、CMOSのインバータ36,37と、コンデ
ンサ34と抵抗器21〜33により発振回路を構
成している。CMOSインバータ38,39の出力
にはそれぞれ出力端子40,41が設けられ、φ
およびφの2相クロツク信号が出力される。 抵抗器21,33は、スイツチ部7(第1図)
の切換スイツチ35により発振周波数を決定する
ための抵抗値が選択される。 第1図に示す音源部2は、発振部1から発生さ
れるクロツク信号により駆動される平均律音階音
源回路である。ゲート部3は、出力ポート10か
ら出力される出力信号パターンに従つて、定めら
れたゲートを開き、音源部2の音源を選択する回
路である。 ゲート部3で選択された音源部2の音源は、フ
イルタ部4および増幅器5を経由してスピーカ6
により楽音として放射される。 第3図は、スイツチ部7の切換スイツチ35と
連動したスイツチ52(例えば2回路のロータリ
スイツチ)により入力ポート8の下位4ビツト
D0,D1,D2,D3に定められたビツトパターンを
発生させる回路図である。+Vccに接続された抵
抗器53により、連動スイツチ52により選択さ
れたエンコーダ51の端子だけが+Vccの電圧レ
ベルになる。エンコーダ51は、選択された端子
によつて一義的に定まるビツトパターンを入力ポ
ート8の下位4ビツトに伝達する。 マイクロプロセツサ9は、記憶部11の動作プ
ログラムにより動作し、記憶部11の音楽情報に
従つて出力ポート10の出力するビツトを選択
し、ゲート部3のゲート回路を開閉する。 第4図は自動演奏を処理するプログラムの流れ
を示すフローチヤートである。第4図は、記憶部
11の音階データにより、ゲート部3のゲート回
路を開閉することや、入力ポート8からの信号に
より記憶部11の音長データを補正して出力持続
時間を設定することなどを示している。 第1表は、平均律音階における各音階名の周波
数比を掲げたものである。音階名Cを1とすれば
音階名C#〜F#は1.059463倍〜1.414214倍にな
り、逆に音階名B〜F#は0.943874倍〜0.707107
倍となる。 ここに掲げた数値は、第2式で与えられる無理
数の小数点以下6桁を示したものである。 fn=2〓・fc ……(2) 但しfc:基準音の周波数。 fn:求める音階の周波数。 n:−6〜+6の整数値で増減1につき半音ず
つfnは変化する。 この移調により変化する周波数の増減を、数値
181を基準として各音階名に対応させた補正デー
タは、第3式に示すように、マイクロプロセツサ
のクロツク信号の周波数が増減しても、テンポが
一定になるように補正するためのデータとなる。
【表】 TpUT=TL×TA×Tc×TD ……(3) 但し、TpUT:楽音の出力持続時間 TL:音長データ TA:音長補正データ Tc:クロツク信号の周期 TD:あらかじめ設定された固定時間データ 音長データTLは、例えば第2表のように16分
音符( )の音長を最短音長の基準として16分音
符( )から全音符( )までを数値化したもの
である。
【表】 今、C調から下調へ移調したとすると、マイク
ロプロセツサのクロツク信号の周波数が1.334840
倍になり、命令実行時間がその分速くなる。周期
は周波数の逆数であるから0.749153倍に短かくな
る。補正データを使用せずにそのまま出力持続時
間を設定したとすると、出力持続時間TpUT
0.749153倍短かくなり、25%テンポが速くなる。
テンポ補正データTAを使うと、242/181倍(=
1.337017倍)出力持続時間TpUTが長くなり、実
質0.16%テンポが遅くなるにすぎない。第1表の
中でテンポ補正データの実質上の誤差が最大のも
のでも、C調からG調に移調した時の0.30%(補
正データ上は136/181=0.751381倍)であり、聴
感上問題ない。第1表では、テンポ補正データの
基準をC調の181に設定したが、この数値を増加
し、他の補正データの数値を決定すれば、誤差は
小さくなることはいうまでもない。 以上説明したごとく、本発明によれば、発振部
から発生するクロツク信号で音源部およびマイク
ロプロセツサを駆動する自動演奏電子楽器におい
て、発振部の発振周波数を変化することにより移
調させた場合、テンポをほぼ一定にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動演奏電子楽器の1実施例
を示すブロツク図、第2図は発振部および移調用
切換スイツチを示す回路図、第3図は切換スイツ
チの位置を認識するための回路図、第4図は本発
明の自動演奏電子楽器のプログラムの流れを示す
フローチヤート図である。 1:発振部、2:音源部、3:ゲート部、7:
スイツチ部、8:入力ポート、9:マイクロプロ
セツサ、10:出力ポート、11:記憶部、3
5:切換スイツチ、52:連動スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 切換スイツチにより発振周波数が変化する発
    振部と、前記発振部からのクロツク信号により駆
    動される音源部と、前記音源部からの音源を適宜
    選択するためのゲート部とを有する電子楽器部
    と、前記発振部からのクロツク信号により駆動さ
    れるマイクロプロセツサと、音楽情報および動作
    プログラムを記憶するための記憶部と、前記マイ
    クロプロセツサの制御により前記ゲート部を操作
    するための出力ポートと、前記切換スイツチの位
    置を認識するための入力ポートとを有する自動演
    奏部とからなり、前記切換スイツチにより移調
    し、前記切換スイツチに連動して自動演奏のテン
    ポを補正することを特徴とする自動演奏電子楽
    器。
JP9549778A 1978-08-07 1978-08-07 Antomatic play eleotronic musical instrument Granted JPS5522739A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9549778A JPS5522739A (en) 1978-08-07 1978-08-07 Antomatic play eleotronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9549778A JPS5522739A (en) 1978-08-07 1978-08-07 Antomatic play eleotronic musical instrument

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5522739A JPS5522739A (en) 1980-02-18
JPS6210437B2 true JPS6210437B2 (ja) 1987-03-06

Family

ID=14139228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9549778A Granted JPS5522739A (en) 1978-08-07 1978-08-07 Antomatic play eleotronic musical instrument

Country Status (1)

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JP (1) JPS5522739A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57141086A (en) * 1981-02-25 1982-09-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic sound recording and reproducing device

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Publication number Publication date
JPS5522739A (en) 1980-02-18

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