JPS6210405B2 - - Google Patents
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- JPS6210405B2 JPS6210405B2 JP53008881A JP888178A JPS6210405B2 JP S6210405 B2 JPS6210405 B2 JP S6210405B2 JP 53008881 A JP53008881 A JP 53008881A JP 888178 A JP888178 A JP 888178A JP S6210405 B2 JPS6210405 B2 JP S6210405B2
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- Japan
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- lens barrel
- annular member
- helicoid
- screw
- mounting collar
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 15
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はレンズ鏡胴に関する。一般にレンズ鏡
胴において距離設定環を設け、該距離設定環を回
転させたときにヘリコイド機構等によつて撮影レ
ンズあるいはその一部をなす撮影距離調節用レン
ズを光軸に沿つて作動させるようにしたものがよ
く知られている。その一例を第3図に示してい
る。
胴において距離設定環を設け、該距離設定環を回
転させたときにヘリコイド機構等によつて撮影レ
ンズあるいはその一部をなす撮影距離調節用レン
ズを光軸に沿つて作動させるようにしたものがよ
く知られている。その一例を第3図に示してい
る。
即ち、第3図に示す如く、撮影レンズ13(又
は撮影距離調節用レンズ)を保持し、固定筒1に
固着される直進案内キー6により回動が阻止さ
れ、光軸方向に沿つた方向に案内される内ヘリコ
イド筒5の外周面に形成される螺旋溝に、中ヘリ
コイド筒3の内周面に形成される螺旋溝が咬合し
て第2ヘリコイド結合12を形成すると共に、固
定筒1に対し回動可能であり、且つ光軸方向に沿
つても移動可能の距離環2より中心方向に突設さ
れる取付用つば2aにおいて、ねじ8により上記
中ヘリコイド筒3は固着されている。上記中ヘリ
コイド筒3の外周面に形成される螺旋溝は、固定
筒1の内周面に形成される螺旋溝と係合して第1
ヘリコイド結合11を構成している。
は撮影距離調節用レンズ)を保持し、固定筒1に
固着される直進案内キー6により回動が阻止さ
れ、光軸方向に沿つた方向に案内される内ヘリコ
イド筒5の外周面に形成される螺旋溝に、中ヘリ
コイド筒3の内周面に形成される螺旋溝が咬合し
て第2ヘリコイド結合12を形成すると共に、固
定筒1に対し回動可能であり、且つ光軸方向に沿
つても移動可能の距離環2より中心方向に突設さ
れる取付用つば2aにおいて、ねじ8により上記
中ヘリコイド筒3は固着されている。上記中ヘリ
コイド筒3の外周面に形成される螺旋溝は、固定
筒1の内周面に形成される螺旋溝と係合して第1
ヘリコイド結合11を構成している。
従つて距離環2を回動せしめると、第1ヘリコ
イド結合11に従つて、中ヘリコイド筒3は距離
環2と共に光軸方向に沿つて移動をし、中ヘリコ
イド筒3のこの回動と光軸に沿つた移動とは、第
2ヘリコイド結合12のリードに従つて内ヘリコ
イド筒5を光軸に沿つて移動せしめ、第1及び第
2ヘリコイド結合11,12のリードに応じて撮
影レンズ13を光軸に沿つて移動させ、撮影距離
を調節する。
イド結合11に従つて、中ヘリコイド筒3は距離
環2と共に光軸方向に沿つて移動をし、中ヘリコ
イド筒3のこの回動と光軸に沿つた移動とは、第
2ヘリコイド結合12のリードに従つて内ヘリコ
イド筒5を光軸に沿つて移動せしめ、第1及び第
2ヘリコイド結合11,12のリードに応じて撮
影レンズ13を光軸に沿つて移動させ、撮影距離
を調節する。
ここで、中ヘリコイド筒3と距離環2とが別体
に形成されているのは次の理由によるものであ
る。即ち、中ヘリコイド筒3は最後部レンズ(第
3図における最右端レンズ)からフイルム面まで
の距離(レンズバツク)を正しく調整するときに
回転されるところが、部品の寸法誤差等によりレ
ンズバツク調整後の中ヘリコイド筒3の回転位置
にはバラつきが生じる。
に形成されているのは次の理由によるものであ
る。即ち、中ヘリコイド筒3は最後部レンズ(第
3図における最右端レンズ)からフイルム面まで
の距離(レンズバツク)を正しく調整するときに
回転されるところが、部品の寸法誤差等によりレ
ンズバツク調整後の中ヘリコイド筒3の回転位置
にはバラつきが生じる。
一方、距離環2は、上記レンズバツクが調整さ
れたときに常に定まつた位置にある必要がある。
即ちレンズバツクを調整して撮影距離を無限遠に
あわせたとき、第5図に示される如く距離環2上
に刻設される∞の目盛2cを丁度固定筒1の指標
1cと合致されていなければならない。このた
め、距離環2と中ヘリコイド筒3とは互いの位置
を調整したうえで固着されねばならないのであ
る。
れたときに常に定まつた位置にある必要がある。
即ちレンズバツクを調整して撮影距離を無限遠に
あわせたとき、第5図に示される如く距離環2上
に刻設される∞の目盛2cを丁度固定筒1の指標
1cと合致されていなければならない。このた
め、距離環2と中ヘリコイド筒3とは互いの位置
を調整したうえで固着されねばならないのであ
る。
従つて、距離環2と中ヘリコイド筒3との互い
の回転位置が変化し得るよう取付用つば2aに形
成されてねじ8が挿入される孔が第1図の如く弧
状の溝孔2bとして形成されている。更に固定筒
1より半径方向に突設されるピン10は上記距離
環2に形成された切欠き9内に嵌入して、固定筒
1に対する距離環2の作動量、ひいては撮影レン
ズ13の光軸方向への移動量を制限する。即ち、
距離環2を回転させ、撮影距離が無限遠に合い、
∞の目盛2cが指標1cと合致したときにピン1
0が切欠き9の一端に当接し、他方、撮影距離が
最近接距離に合い、最近接距離を示す目盛が指標
1cと合致したときにピン10が切欠き9の他の
一端に当接する。また、鏡頭環4は外部より塵挨
等が鏡胴内に侵入するのを防止するためのもの
で、前記距離環2は、微小間隙を以て鏡頭4に嵌
合している。
の回転位置が変化し得るよう取付用つば2aに形
成されてねじ8が挿入される孔が第1図の如く弧
状の溝孔2bとして形成されている。更に固定筒
1より半径方向に突設されるピン10は上記距離
環2に形成された切欠き9内に嵌入して、固定筒
1に対する距離環2の作動量、ひいては撮影レン
ズ13の光軸方向への移動量を制限する。即ち、
距離環2を回転させ、撮影距離が無限遠に合い、
∞の目盛2cが指標1cと合致したときにピン1
0が切欠き9の一端に当接し、他方、撮影距離が
最近接距離に合い、最近接距離を示す目盛が指標
1cと合致したときにピン10が切欠き9の他の
一端に当接する。また、鏡頭環4は外部より塵挨
等が鏡胴内に侵入するのを防止するためのもの
で、前記距離環2は、微小間隙を以て鏡頭4に嵌
合している。
該鏡頭環4はまた、フイルター等の付属品を取
り付けるための取付部4aを有している。
り付けるための取付部4aを有している。
上記構成において、従来一般には、距離環2及
び中ヘリコイド筒3の材料にはアルミニウム及び
黄銅が使用されている。このような材料のものを
使用すれば強度が十分大であり、距離合わせ操作
が行なわれるとき手によつて距離環2に加えられ
る外力に対しても距離環2及び中ヘリコイド筒3
に歪が発生する惧れがなく、中ヘリコイド筒3の
外周面の螺旋溝及び内周面の螺旋溝の作動はスム
ーズで、良好に内ヘリコイド筒5を動作させるこ
とができる。また両螺旋溝は旋造加工であるため
その精度はミクロンのオーダーで真円度が確保さ
れ、距離環2の内径と鏡頭環4の外径との間隙
を、塵挨の侵入防止のため、僅かなものとして
も、両者が互に接触することがなく、両者にきず
を発生することもなかつた。
び中ヘリコイド筒3の材料にはアルミニウム及び
黄銅が使用されている。このような材料のものを
使用すれば強度が十分大であり、距離合わせ操作
が行なわれるとき手によつて距離環2に加えられ
る外力に対しても距離環2及び中ヘリコイド筒3
に歪が発生する惧れがなく、中ヘリコイド筒3の
外周面の螺旋溝及び内周面の螺旋溝の作動はスム
ーズで、良好に内ヘリコイド筒5を動作させるこ
とができる。また両螺旋溝は旋造加工であるため
その精度はミクロンのオーダーで真円度が確保さ
れ、距離環2の内径と鏡頭環4の外径との間隙
を、塵挨の侵入防止のため、僅かなものとして
も、両者が互に接触することがなく、両者にきず
を発生することもなかつた。
しかしながら、上記した如く、構成材料として
アルミニウム及び黄銅を用いると、その材料費が
高価なものとなるのみならず、その加工が金属機
械加工となるため、工数がかかり、コスト的には
非常に高価なものとなり、更に材料の比重が大き
く、レンズ鏡胴全体を重くする欠点を具備するも
のであつた。
アルミニウム及び黄銅を用いると、その材料費が
高価なものとなるのみならず、その加工が金属機
械加工となるため、工数がかかり、コスト的には
非常に高価なものとなり、更に材料の比重が大き
く、レンズ鏡胴全体を重くする欠点を具備するも
のであつた。
これに対し、材料費の低減と加工方法を機械加
工から成形加工とするため、あるいはレンズ鏡胴
の軽量化を図るため、これをプラスチツク材料で
構成することも考えられる。本出願人もこれを実
験したところ、プラスチツク材料とすると、その
材料強度が金属材料の材料強度に対し1/3乃至1/5
と低下するので、外力に対して距離環2及び中ヘ
リコイド筒3の歪を、金属材料の場合と同等にす
るためには、これらの肉厚を大とすることを要
し、レンズ鏡胴をコンパクト化する上からこれを
満足することができないものであつた。
工から成形加工とするため、あるいはレンズ鏡胴
の軽量化を図るため、これをプラスチツク材料で
構成することも考えられる。本出願人もこれを実
験したところ、プラスチツク材料とすると、その
材料強度が金属材料の材料強度に対し1/3乃至1/5
と低下するので、外力に対して距離環2及び中ヘ
リコイド筒3の歪を、金属材料の場合と同等にす
るためには、これらの肉厚を大とすることを要
し、レンズ鏡胴をコンパクト化する上からこれを
満足することができないものであつた。
また、レンズ鏡胴の軽量化を図るためには、従
来の材料のままで肉厚を薄くすることも考えられ
るが、やはり強度を充分に保つことはできなかつ
た。
来の材料のままで肉厚を薄くすることも考えられ
るが、やはり強度を充分に保つことはできなかつ
た。
本発明の目的とするところは、プラスチツク材
料等による成形加工や肉薄材料の加工によつて形
成しても外径をあまり太くすることなく所望の強
度が保証されるレンズ鏡胴を提供するにある。
料等による成形加工や肉薄材料の加工によつて形
成しても外径をあまり太くすることなく所望の強
度が保証されるレンズ鏡胴を提供するにある。
図面について本発明の一実施例を詳述すると、
その要旨とする点は、第4図に示す如く、距離環
2と中ヘリコイド筒3とを螺子8で螺着するに当
り、歪防止座板として補強板7を介在せしめた点
にある。
その要旨とする点は、第4図に示す如く、距離環
2と中ヘリコイド筒3とを螺子8で螺着するに当
り、歪防止座板として補強板7を介在せしめた点
にある。
このような補強板7は、第5図に示されるごと
く距離環2の取付用つば2aとほぼ同型をなす環
状の金属板であつて、その正面図は第6図に示す
如く、その縦断側面図は、第7図に示す如きもの
となる。そして補強板7には、例えば第6図に示
す如く螺子8が貫通する3個の穴7aが穿設され
ている。
く距離環2の取付用つば2aとほぼ同型をなす環
状の金属板であつて、その正面図は第6図に示す
如く、その縦断側面図は、第7図に示す如きもの
となる。そして補強板7には、例えば第6図に示
す如く螺子8が貫通する3個の穴7aが穿設され
ている。
第5図に示す如く、補強板7の穴7aに貫通す
る螺子8は、距離環2の取付用つば2aに穿設さ
れる長溝孔2bを貫通して中ヘリコイド筒3に螺
設される螺子孔3aに螺合し、螺子8、補強板
7、距離環2及び中ヘリコイド筒3の4者は、強
固に一体化される。上記長溝孔2bは、先にも述
べた如く、レンズバツク調整を行なうとき作動す
る中ヘリコイド筒3に対し、距離環2の目盛が指
標1cに合致するようにしたうえで距離環2を螺
子8により螺子止めさせるために設けられている
ものである。従つて、その形状は図示のようなも
のでなくともかまわないし、必ずしも長溝でなく
とも良い。即ち、取付用つば2aとともに中ヘリ
コイド筒3にもつばを形成し、両つばの間に螺子
が貫通するようにすることもできる。この場合は
両つばの間が実質上全周溝となる。
る螺子8は、距離環2の取付用つば2aに穿設さ
れる長溝孔2bを貫通して中ヘリコイド筒3に螺
設される螺子孔3aに螺合し、螺子8、補強板
7、距離環2及び中ヘリコイド筒3の4者は、強
固に一体化される。上記長溝孔2bは、先にも述
べた如く、レンズバツク調整を行なうとき作動す
る中ヘリコイド筒3に対し、距離環2の目盛が指
標1cに合致するようにしたうえで距離環2を螺
子8により螺子止めさせるために設けられている
ものである。従つて、その形状は図示のようなも
のでなくともかまわないし、必ずしも長溝でなく
とも良い。即ち、取付用つば2aとともに中ヘリ
コイド筒3にもつばを形成し、両つばの間に螺子
が貫通するようにすることもできる。この場合は
両つばの間が実質上全周溝となる。
上記第6図及び第7図に示される補強板7は、
その光軸方向の厚さをtとし、半径方向の環の高
さをhとすると、第6図に示される外力wに対す
る歪量dは、 d=12WR3/Eth3(ただしEは縦弾性係数
) で算出されるもので、hが大きくなるとh3に逆比
例してdが小さくなるもので、更に縦弾性係数E
に反比例しているから、これの大きい材質のもの
を選択すれば効果的であることが判る。
その光軸方向の厚さをtとし、半径方向の環の高
さをhとすると、第6図に示される外力wに対す
る歪量dは、 d=12WR3/Eth3(ただしEは縦弾性係数
) で算出されるもので、hが大きくなるとh3に逆比
例してdが小さくなるもので、更に縦弾性係数E
に反比例しているから、これの大きい材質のもの
を選択すれば効果的であることが判る。
補強板7は、上記の如く外力Wに対する補強を
すると共に螺子8を螺子孔3aに螺合するとき、
螺子8の推力によつて、螺子8の頭部8aが長溝
穴2bにくい込んで、充分な強度で固定できなく
なつたり微妙な調整ができなくなるのを防止した
り、或るいは取付つば2aにクラツクを生ぜしめ
るのを防止し、且つ補強板の外周縁が距離環2の
内周面と嵌合することにより距離環2の真円度を
矯正させるものである。
すると共に螺子8を螺子孔3aに螺合するとき、
螺子8の推力によつて、螺子8の頭部8aが長溝
穴2bにくい込んで、充分な強度で固定できなく
なつたり微妙な調整ができなくなるのを防止した
り、或るいは取付つば2aにクラツクを生ぜしめ
るのを防止し、且つ補強板の外周縁が距離環2の
内周面と嵌合することにより距離環2の真円度を
矯正させるものである。
従つて距離環2の真円度が改善されることによ
り、その移動による距離環2の内周面と、鏡頭環
4の外周面とは、両者間の間隙を小さくしても互
に摺動することがなく、互に傷をつけ合う惧れも
ないものである。
り、その移動による距離環2の内周面と、鏡頭環
4の外周面とは、両者間の間隙を小さくしても互
に摺動することがなく、互に傷をつけ合う惧れも
ないものである。
尚、本発明は上記実施例の如くダブルヘリコイ
ドに限られるものではなく、シングルヘリコイド
の形式であつても全く同様に適用することができ
るものである。また、上記の如くレンズバツク調
整を行なう部材でなくとも、組立の都合等で別々
に形成した部材を一体に結合しなければならない
ことがあるが、その場合にも本発明を有効に適用
することができる。
ドに限られるものではなく、シングルヘリコイド
の形式であつても全く同様に適用することができ
るものである。また、上記の如くレンズバツク調
整を行なう部材でなくとも、組立の都合等で別々
に形成した部材を一体に結合しなければならない
ことがあるが、その場合にも本発明を有効に適用
することができる。
以上述べた如く、本発明に依れば、レンズ鏡胴
を構成する環状部材を軽量で且つ安価な材料を用
いても、補強板により外圧に対し強固な材料と同
等の応力を具備せしめることができ、その肉厚を
薄く保つてレンズ鏡胴の大径化を防ぎ、また螺子
による取付つばの損傷を防止し、且つ真円度も改
善し得るもので、例えば操作時に手で保持される
ことによつて外圧を加えられる距離環の回動操作
を内ヘリコイド筒の光軸方向の動きに円滑に伝達
し、鏡頭環の外周面をきずつける惧れがない等、
種々の格別の効果を奏するものである。
を構成する環状部材を軽量で且つ安価な材料を用
いても、補強板により外圧に対し強固な材料と同
等の応力を具備せしめることができ、その肉厚を
薄く保つてレンズ鏡胴の大径化を防ぎ、また螺子
による取付つばの損傷を防止し、且つ真円度も改
善し得るもので、例えば操作時に手で保持される
ことによつて外圧を加えられる距離環の回動操作
を内ヘリコイド筒の光軸方向の動きに円滑に伝達
し、鏡頭環の外周面をきずつける惧れがない等、
種々の格別の効果を奏するものである。
第1図は、従来のレンズ鏡胴の一例を示す正面
図、第2図は、本発明の一実施例のレンズ鏡胴の
正面図、第3図は、第1図に示したものの半截縦
断側面図、第4図は、同上本発明の実施例の半截
縦断側面図、第5図は、同上実施例の一部切欠き
分解斜視図、第6図は、同上実施例の補強板の正
面図、第7図は同上縦断側面図である。 1……固定筒、2,3……環状部材、2a……
取付け用つば部、2b……溝孔、3a……螺子
孔、4……鏡頭環、5……内ヘリコイド筒、6…
…直進キー、7……補強部材、8……螺子、11
……第1ヘリコイド結合、12……第2ヘリコイ
ド結合、h……径方向の厚さ。
図、第2図は、本発明の一実施例のレンズ鏡胴の
正面図、第3図は、第1図に示したものの半截縦
断側面図、第4図は、同上本発明の実施例の半截
縦断側面図、第5図は、同上実施例の一部切欠き
分解斜視図、第6図は、同上実施例の補強板の正
面図、第7図は同上縦断側面図である。 1……固定筒、2,3……環状部材、2a……
取付け用つば部、2b……溝孔、3a……螺子
孔、4……鏡頭環、5……内ヘリコイド筒、6…
…直進キー、7……補強部材、8……螺子、11
……第1ヘリコイド結合、12……第2ヘリコイ
ド結合、h……径方向の厚さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに嵌合する2つの環状部材のうち、少な
くとも外周側の環状部材に略環状に取付用つば部
を形成し、上記取付用つば部において上記2つの
環状部材を互いに固着して一体的に回動せしめる
ようなしたレンズ鏡胴において、 上記外周側の環状部材をプラスチツクで構成す
る一方、 金属材料より成り、上記取付用つば部と略同型
を成し、上記外周側の環状部材の内周面に嵌合さ
れて外周側の環状部材に径方向に加えられる圧力
に抗し、その変形を防ぐに足る径方向の厚さを有
する補強部材と、 頭部と上記取付用つば部との間に該補強部材を
挟んで上記取付用つば部と内周側の環状部材とを
固着する螺子とを備えたレンズ鏡胴。 2 取付用つば部には長溝が形成され、螺子は該
長溝を貫通して内周側の環状部材に取り付けられ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
レンズ鏡胴。 3 取付用つば部と内周側の環状部材との間に全
周溝が形成され、螺子は該全周溝を貫通して取り
付けられることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のレンズ鏡胴。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP888178A JPS54103026A (en) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | Lens mount |
DE19792903421 DE2903421A1 (de) | 1978-01-31 | 1979-01-30 | Konstruktion von einander zugeordneten zylinderelementen fuer einen objektivtubus |
US06/149,359 US4297002A (en) | 1978-01-31 | 1980-05-13 | Arrangement of cylinder elements for a lens barrel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP888178A JPS54103026A (en) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | Lens mount |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54103026A JPS54103026A (en) | 1979-08-14 |
JPS6210405B2 true JPS6210405B2 (ja) | 1987-03-06 |
Family
ID=11705010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP888178A Granted JPS54103026A (en) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | Lens mount |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4297002A (ja) |
JP (1) | JPS54103026A (ja) |
DE (1) | DE2903421A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2568500B2 (ja) * | 1986-01-28 | 1997-01-08 | 松下電器産業株式会社 | レンズ鏡胴 |
US4867533A (en) * | 1986-02-27 | 1989-09-19 | Bausch & Lomb Incorporated | Friction lock for optical adjustment |
US4896951A (en) * | 1987-07-16 | 1990-01-30 | Kyocera Corporation | Lens mount assembly |
JPH08271776A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-18 | Minolta Co Ltd | レンズ鏡胴 |
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