JP2568500B2 - レンズ鏡胴 - Google Patents
レンズ鏡胴Info
- Publication number
- JP2568500B2 JP2568500B2 JP61016120A JP1612086A JP2568500B2 JP 2568500 B2 JP2568500 B2 JP 2568500B2 JP 61016120 A JP61016120 A JP 61016120A JP 1612086 A JP1612086 A JP 1612086A JP 2568500 B2 JP2568500 B2 JP 2568500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens barrel
- lens
- focus ring
- focus
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラ等に用いることができるレン
ズ鏡胴に関するものである。
ズ鏡胴に関するものである。
従来の技術 近年、ビデオカメラ等は自動でピントを合わせるオー
トフォーカス機能が求められている。
トフォーカス機能が求められている。
従来のレンズ鏡胴について第４図を用いて説明する。
第４図はレンズ鏡胴の断面図で、カム枠３はレンズ鏡胴
本体１の内部に回動自在に支持されると共に両端をレン
ズ鏡胴本体１及びレンズ鏡胴本体１に取付けられた前枠
４とで支持され、光軸方向の動きは所定の隙間を持って
規制されている。変倍レンズ枠２は変倍レンズL3を接着
等で保持し、一端をレンズ鏡胴本体１に他端を前枠４に
嵌入することで支持されたガイドポール５に案内されて
光軸方向に移動する。前枠４は前部内周にフォーカスヘ
リコイド６のオスヘリコイドネジ７と螺合するメスヘリ
コイドネジ８を設け、外周にフォーカスリング９の回動
を所定角度に規制する突起12を設けている。フォーカス
ヘリコイド６は合焦レンズ群L1,L2を保持し、前枠４の
メスヘリコイドネジ８と螺合するオスヘリコイドネジ７
を設けていて、光軸回りに回動させることによって、光
軸方向に移動し、ピントを調整する。フォーカスリング
９はフォーカスヘリコイド６と嵌合し、取付けビス11に
よって取付けられ、フォーカスヘリコイド６と一体とな
って光軸周りに回動し、前枠４の外周に設けられた突起
12により所定の回動角度に規制される。フォーカスリン
グ９の外周には、ゴムリング13が巻回されていて、取付
けビス11が外観に出ないようにしている。ズームリング
14はレンズ鏡胴本体１の外周上に回動自在に取付けられ
ていて所定角度回動する。
第４図はレンズ鏡胴の断面図で、カム枠３はレンズ鏡胴
本体１の内部に回動自在に支持されると共に両端をレン
ズ鏡胴本体１及びレンズ鏡胴本体１に取付けられた前枠
４とで支持され、光軸方向の動きは所定の隙間を持って
規制されている。変倍レンズ枠２は変倍レンズL3を接着
等で保持し、一端をレンズ鏡胴本体１に他端を前枠４に
嵌入することで支持されたガイドポール５に案内されて
光軸方向に移動する。前枠４は前部内周にフォーカスヘ
リコイド６のオスヘリコイドネジ７と螺合するメスヘリ
コイドネジ８を設け、外周にフォーカスリング９の回動
を所定角度に規制する突起12を設けている。フォーカス
ヘリコイド６は合焦レンズ群L1,L2を保持し、前枠４の
メスヘリコイドネジ８と螺合するオスヘリコイドネジ７
を設けていて、光軸回りに回動させることによって、光
軸方向に移動し、ピントを調整する。フォーカスリング
９はフォーカスヘリコイド６と嵌合し、取付けビス11に
よって取付けられ、フォーカスヘリコイド６と一体とな
って光軸周りに回動し、前枠４の外周に設けられた突起
12により所定の回動角度に規制される。フォーカスリン
グ９の外周には、ゴムリング13が巻回されていて、取付
けビス11が外観に出ないようにしている。ズームリング
14はレンズ鏡胴本体１の外周上に回動自在に取付けられ
ていて所定角度回動する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来の構成においては、
フォーカスヘリコイド６とフォーカスリング９との固定
に取付けビス11を使用しているため、取付けビス11の締
付け力によってフォーカスヘリコイド６に強大な力が作
用し、フォーカスヘリコイド６のオスヘリコイドネジ７
を変形させ、オスヘリコイドネジ７と前枠４のメスヘリ
コイドネジ８の噛合いが悪くなり、フォーカスヘリコイ
ド６が滑らかに回動しなくなるという問題があった。
フォーカスヘリコイド６とフォーカスリング９との固定
に取付けビス11を使用しているため、取付けビス11の締
付け力によってフォーカスヘリコイド６に強大な力が作
用し、フォーカスヘリコイド６のオスヘリコイドネジ７
を変形させ、オスヘリコイドネジ７と前枠４のメスヘリ
コイドネジ８の噛合いが悪くなり、フォーカスヘリコイ
ド６が滑らかに回動しなくなるという問題があった。
本発明は上記従来の欠点を解決するもので、ビデオカ
メラ等のオートフォーカス機能を確実に行なわしめるレ
ンズ鏡胴を提供することを目的とする。
メラ等のオートフォーカス機能を確実に行なわしめるレ
ンズ鏡胴を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明のレンズ鏡胴は、
合焦レンズ群を光軸方向に移動させる移動鏡胴と、前記
移動鏡胴に設け前記合焦レンズ群の少なくとも一部のレ
ンズの外周部を保持する円筒状レンズ保持部と、前記円
筒状のレンズ保持部のレンズに接する内周面とその外方
の外周面を貫通するように設けた穴と、前記穴を有した
外周面以外の位置に構成し前記移動鏡胴に設けた第１の
ヘリコイドネジと、前記第１のヘリコイドネジと螺合す
る第２のヘリコイドネジを有した固定鏡胴と、外周上に
設けた溝部に位置した空穴を有し前記移動鏡胴の前記円
筒状のレンズ保持部と嵌合して所定角度回動するフォー
カスリングと、前記円筒状のレンズ保持部の穴に挿入す
る突起を有すると共に前記フォーカスリングの空穴の光
軸方向の側面と係合し突起を有した面が前記円筒状のレ
ンズ保持部の外周面に接して前記フォーカスリングと前
記移動鏡胴とを所定の位相に合わせるように構成した調
整コマと、粘着性を有し前記フォーカスリングと前記調
整コマとが一体となるように前記フォーカスリングの溝
部内で固定するテープ状体と、前記テープ状体を前記フ
ォーカスリングへ密着させる方向へ弾性的に押圧し前記
フォーカスリングの溝部を覆うように配設した弾性リン
グとを備えた構成である。
合焦レンズ群を光軸方向に移動させる移動鏡胴と、前記
移動鏡胴に設け前記合焦レンズ群の少なくとも一部のレ
ンズの外周部を保持する円筒状レンズ保持部と、前記円
筒状のレンズ保持部のレンズに接する内周面とその外方
の外周面を貫通するように設けた穴と、前記穴を有した
外周面以外の位置に構成し前記移動鏡胴に設けた第１の
ヘリコイドネジと、前記第１のヘリコイドネジと螺合す
る第２のヘリコイドネジを有した固定鏡胴と、外周上に
設けた溝部に位置した空穴を有し前記移動鏡胴の前記円
筒状のレンズ保持部と嵌合して所定角度回動するフォー
カスリングと、前記円筒状のレンズ保持部の穴に挿入す
る突起を有すると共に前記フォーカスリングの空穴の光
軸方向の側面と係合し突起を有した面が前記円筒状のレ
ンズ保持部の外周面に接して前記フォーカスリングと前
記移動鏡胴とを所定の位相に合わせるように構成した調
整コマと、粘着性を有し前記フォーカスリングと前記調
整コマとが一体となるように前記フォーカスリングの溝
部内で固定するテープ状体と、前記テープ状体を前記フ
ォーカスリングへ密着させる方向へ弾性的に押圧し前記
フォーカスリングの溝部を覆うように配設した弾性リン
グとを備えた構成である。
作用 本発明は上記した構成によって、特に、調整コマによ
る移動鏡胴とフォーカスリングの係合部から離れた位置
にヘリコイドネジ部を備えていると共に、レンズを手動
操作する際、操作者が弾性リングを強く握っても調整コ
マの係合部の内側には合焦レンズの一部を保持している
ため移動鏡胴の変形が防止できるため、オートフォーカ
ス動作の時も手動フォーカスの時も常にヘリコイドの回
動を滑らかにすることが可能であり、また、円筒状のレ
ンズ保持部のレンズに接する内周面とその外方の外周面
を貫通するように穴を設けているので、鏡胴内にレンズ
を挿入する際、鏡胴内で圧縮された空気が穴から外に出
るため、レンズの挿入作業が容易になり、レンズ挿入後
はレンズの外周面で穴が塞がれているのでこの穴を通し
て光学系内に異物が侵入することを防止でき、さらに、
調整コマを固定するテープ状体を弾性リングによってフ
ォーカスリングの方向へ密着させるよう弾性的に押圧し
ているため、テープ状体による接合力を常に確保でき、
テープの接合はがれ等の防止が可能となり、移動鏡胴と
フォーカスリングの固定の信頼性を向上させることが出
来る。
る移動鏡胴とフォーカスリングの係合部から離れた位置
にヘリコイドネジ部を備えていると共に、レンズを手動
操作する際、操作者が弾性リングを強く握っても調整コ
マの係合部の内側には合焦レンズの一部を保持している
ため移動鏡胴の変形が防止できるため、オートフォーカ
ス動作の時も手動フォーカスの時も常にヘリコイドの回
動を滑らかにすることが可能であり、また、円筒状のレ
ンズ保持部のレンズに接する内周面とその外方の外周面
を貫通するように穴を設けているので、鏡胴内にレンズ
を挿入する際、鏡胴内で圧縮された空気が穴から外に出
るため、レンズの挿入作業が容易になり、レンズ挿入後
はレンズの外周面で穴が塞がれているのでこの穴を通し
て光学系内に異物が侵入することを防止でき、さらに、
調整コマを固定するテープ状体を弾性リングによってフ
ォーカスリングの方向へ密着させるよう弾性的に押圧し
ているため、テープ状体による接合力を常に確保でき、
テープの接合はがれ等の防止が可能となり、移動鏡胴と
フォーカスリングの固定の信頼性を向上させることが出
来る。
実施例 以下、本発明の実施例に係るレンズ鏡胴について、図
面を参照しながら説明する。第１図は本発明の一実施例
におけるレンズ鏡胴の要部断面図、第２図は同レンズ鏡
胴の要部斜視図、第３図は同レンズ鏡胴に使用するピン
ト調整コマの斜視図である。
面を参照しながら説明する。第１図は本発明の一実施例
におけるレンズ鏡胴の要部断面図、第２図は同レンズ鏡
胴の要部斜視図、第３図は同レンズ鏡胴に使用するピン
ト調整コマの斜視図である。
第１図乃至第３図において、カム枠33はレンズ鏡胴本
体31の内部に回動自在に支持されると共に両端をレンズ
鏡胴本体31及びレンズ鏡胴本体31に取付けられた前枠34
とで支持され、光軸方向の動きは所定の隙間を持って規
制されている。変倍レンズ枠32は変倍レンズL3を接着等
で保持し，一端をレンズ鏡胴本体31に他端を前枠34に嵌
入することで支持されたガイドポール35に案内されて光
軸方向に移動する。前枠34は前部内周にフォーカスヘリ
コイド36のオスヘリコイドネジ37と螺合するメスヘリコ
イドネジ38を設け、外周にフォーカスリング39の回動を
所定角度に規制するストッパー42を設けている。フォー
カスヘリコイド36は合焦レンズ群L1,L2を保持し、フォ
ーカスリング39の内周部と嵌合する外周上に所定の数の
穴45を設けると共に前枠34のメスヘリコイドネジ38と螺
合するオスヘリコイドネジ37を形成し、光軸回りに回動
させることによって光軸方向に移動し、ピントの調整を
行なわしめる。ピント調整コマ46はフォーカスヘリコイ
ド36に設けられた穴45に嵌入係合する円柱状の突起47を
形成している。フォーカスリング39は円周上にピント調
整コマ46と係合する所定の数の空穴48を設けていて、フ
ォーカスヘリコイド36に嵌合されて光軸回りに回動し，
前枠34の外周に設けられたストッパー42により所定の回
動角度に規制される。フィルムテープ49は片面に粘着性
を有し、フォーカスリング39とピント調整コマ46とを巻
回して固定する。表面に操作用の凹凸を設けた弾性リン
グである。ゴムリング50は、フィルムテープ49が外観に
出ないようにフォーカスリング39の外周に巻回されてい
る。ズームリング44はレンズ鏡胴本体31の外周上に回動
自在に取付けられていて所定角度回動する。
体31の内部に回動自在に支持されると共に両端をレンズ
鏡胴本体31及びレンズ鏡胴本体31に取付けられた前枠34
とで支持され、光軸方向の動きは所定の隙間を持って規
制されている。変倍レンズ枠32は変倍レンズL3を接着等
で保持し，一端をレンズ鏡胴本体31に他端を前枠34に嵌
入することで支持されたガイドポール35に案内されて光
軸方向に移動する。前枠34は前部内周にフォーカスヘリ
コイド36のオスヘリコイドネジ37と螺合するメスヘリコ
イドネジ38を設け、外周にフォーカスリング39の回動を
所定角度に規制するストッパー42を設けている。フォー
カスヘリコイド36は合焦レンズ群L1,L2を保持し、フォ
ーカスリング39の内周部と嵌合する外周上に所定の数の
穴45を設けると共に前枠34のメスヘリコイドネジ38と螺
合するオスヘリコイドネジ37を形成し、光軸回りに回動
させることによって光軸方向に移動し、ピントの調整を
行なわしめる。ピント調整コマ46はフォーカスヘリコイ
ド36に設けられた穴45に嵌入係合する円柱状の突起47を
形成している。フォーカスリング39は円周上にピント調
整コマ46と係合する所定の数の空穴48を設けていて、フ
ォーカスヘリコイド36に嵌合されて光軸回りに回動し，
前枠34の外周に設けられたストッパー42により所定の回
動角度に規制される。フィルムテープ49は片面に粘着性
を有し、フォーカスリング39とピント調整コマ46とを巻
回して固定する。表面に操作用の凹凸を設けた弾性リン
グである。ゴムリング50は、フィルムテープ49が外観に
出ないようにフォーカスリング39の外周に巻回されてい
る。ズームリング44はレンズ鏡胴本体31の外周上に回動
自在に取付けられていて所定角度回動する。
次に本実施例の組立操作を説明する。
前枠34のメスヘリコイドネジ38とフォーカスヘリコイ
ド36のオスヘリコイド37とを螺合し、フォーカスヘリコ
イド36にフォーカスリング39を嵌合したのち、フォーカ
スリング39を所定の位置に固定し、フォーカスヘリコイ
ド36を回動してピント調整を行なう。その後、フォーカ
スヘリコイド36とフォーカスリング39とを一体に回動す
べくピント調整コマ46をフォーカスリング39の空穴48に
挿入しピント調整コマ46の円柱状の突起47とフォーカス
ヘリコイド36の穴45とを係合させる。この状態でフィル
ムテープ49を巻回してピント調整コマ46とフォーカスリ
ング39とを固定する。
ド36のオスヘリコイド37とを螺合し、フォーカスヘリコ
イド36にフォーカスリング39を嵌合したのち、フォーカ
スリング39を所定の位置に固定し、フォーカスヘリコイ
ド36を回動してピント調整を行なう。その後、フォーカ
スヘリコイド36とフォーカスリング39とを一体に回動す
べくピント調整コマ46をフォーカスリング39の空穴48に
挿入しピント調整コマ46の円柱状の突起47とフォーカス
ヘリコイド36の穴45とを係合させる。この状態でフィル
ムテープ49を巻回してピント調整コマ46とフォーカスリ
ング39とを固定する。
以上のように本実施例によれば、フィルムテープ49を
介してピント調整コマ46でフォーカスヘリコイド36とフ
ォーカスリング39とを固定することにより、フォーカス
ヘリコイド36に強大な力がかからず、フォーカスヘリコ
イド36のオスヘリコイドネジ37に変形が生じない。
介してピント調整コマ46でフォーカスヘリコイド36とフ
ォーカスリング39とを固定することにより、フォーカス
ヘリコイド36に強大な力がかからず、フォーカスヘリコ
イド36のオスヘリコイドネジ37に変形が生じない。
発明の効果 以上のように本発明は、調整コマにより移動鏡胴とフ
ォーカスリングの係合部から離れた位置にヘリコイドネ
ジ部を備えていると共に、レンズを手動操作する際、操
作者が弾性リングを強く握っても調整コマの係合部の内
側には合焦レンズの一部を保持しているため移動鏡胴の
変形が防止できるため、オートフォーカス動作の時も手
動フォーカスの時も常にヘリコイドの回動を滑らかにす
ることが可能であり、また、円筒状のレンズ保持部のレ
ンズに接する内周面とその外方の外周面を貫通するよう
に穴を設けているので、鏡胴内にレンズを挿入する際、
鏡胴内で圧縮された空気が穴から外に出るため、レンズ
の挿入作業が容易になり、レンズ挿入後はレンズの外周
面で穴が塞がれているのでこの穴を通して光学系内に異
物が進入することを防止でき、さらに、調整コマを固定
するテープ状体を弾性リングによってフォーカスリング
の方向へ密着させるよう弾性的に押圧しているため、テ
ープ状体による接合力を常に確保でき、テープの接合は
がれ等の防止が可能となり、移動鏡胴とフォーカスリン
グの固定の信頼性を向上させることが出来る。
ォーカスリングの係合部から離れた位置にヘリコイドネ
ジ部を備えていると共に、レンズを手動操作する際、操
作者が弾性リングを強く握っても調整コマの係合部の内
側には合焦レンズの一部を保持しているため移動鏡胴の
変形が防止できるため、オートフォーカス動作の時も手
動フォーカスの時も常にヘリコイドの回動を滑らかにす
ることが可能であり、また、円筒状のレンズ保持部のレ
ンズに接する内周面とその外方の外周面を貫通するよう
に穴を設けているので、鏡胴内にレンズを挿入する際、
鏡胴内で圧縮された空気が穴から外に出るため、レンズ
の挿入作業が容易になり、レンズ挿入後はレンズの外周
面で穴が塞がれているのでこの穴を通して光学系内に異
物が進入することを防止でき、さらに、調整コマを固定
するテープ状体を弾性リングによってフォーカスリング
の方向へ密着させるよう弾性的に押圧しているため、テ
ープ状体による接合力を常に確保でき、テープの接合は
がれ等の防止が可能となり、移動鏡胴とフォーカスリン
グの固定の信頼性を向上させることが出来る。
第１図は本発明の一実施例に係るレンズ鏡胴の要部断面
図、第２図は同レンズ鏡胴の要部斜視図、第３図はピン
ト調整コマの斜視図、第４図は従来のレンズ鏡胴の要部
断面図である。 31……レンズ鏡胴本体、34……前枠、36……フォーカス
ヘリコイド、37……オスヘリコイドネジ、38……メスヘ
リコイドネジ、39……フォーカスリング、45……穴、46
……ピント調整コマ、47……円柱状の突起、48……空
穴、49……フィルムテープ。
図、第２図は同レンズ鏡胴の要部斜視図、第３図はピン
ト調整コマの斜視図、第４図は従来のレンズ鏡胴の要部
断面図である。 31……レンズ鏡胴本体、34……前枠、36……フォーカス
ヘリコイド、37……オスヘリコイドネジ、38……メスヘ
リコイドネジ、39……フォーカスリング、45……穴、46
……ピント調整コマ、47……円柱状の突起、48……空
穴、49……フィルムテープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢吹 隆宣 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−122912（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−103026（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−130709（ＪＰ，Ａ) 特公 昭51−19869（ＪＰ，Ｂ１)
Claims (1)
- 【請求項１】合焦レンズ群を光軸方向に移動させる移動
鏡胴と、前記移動鏡胴に設け前記合焦レンズ群の少なく
とも一部のレンズの外周部を保持する円筒状レンズ保持
部と、前記円筒状のレンズ保持部のレンズに接する内周
面とその外方の外周面を貫通するように設けた穴と、前
記穴を有した外周面以外の位置に構成し前記移動鏡胴に
設けた第１のヘリコイドネジと、前記第１のヘリコイド
ネジと螺合する第２のヘリコイドネジを有した固定鏡胴
と、外周上に設けた溝部に位置した空穴を有し前記移動
鏡胴の前記円筒状のレンズ保持部と嵌合して所定角度回
動するフォーカスリングと、前記円筒状のレンズ保持部
の穴に挿入する突起を有すると共に前記フォーカスリン
グの空穴の光軸方向の側面と係合し突起を有した面が前
記円筒状のレンズ保持部の外周面に接して前記フォーカ
スリングと前記移動鏡胴とを所定の位相に合わせるよう
に構成した調整コマと、粘着性を有し前記フォーカスリ
ングと前記調整コマとが一体となるように前記フォーカ
スリングの溝部内で固定するテープ状体と、前記テープ
状体を前記フォーカスリングへ密着させる方向へ弾性的
に押圧し前記フォーカスリングの溝部を覆うように配設
した弾性リングとを備えたことを特徴とするレンズ鏡
胴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61016120A JP2568500B2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | レンズ鏡胴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61016120A JP2568500B2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | レンズ鏡胴 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62173411A JPS62173411A (ja) | 1987-07-30 |
| JP2568500B2 true JP2568500B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=11907654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61016120A Expired - Lifetime JP2568500B2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | レンズ鏡胴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568500B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54103026A (en) * | 1978-01-31 | 1979-08-14 | Minolta Camera Co Ltd | Lens mount |
| JPS60122912A (ja) * | 1983-12-07 | 1985-07-01 | Olympus Optical Co Ltd | レンズ鏡胴 |
| JPS60130709A (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | レンズ鏡胴における内筒と操作環の固定装置 |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP61016120A patent/JP2568500B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62173411A (ja) | 1987-07-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0753052Y2 (ja) | レンズのフレキシブル基板取付構造 | |
| JP2596881Y2 (ja) | レンズ鏡筒のフレキシブル基板の装着構造 | |
| EP0634680A2 (en) | Zoom lens mechanism | |
| JP2002176579A (ja) | フランジバック調整機構付きカメラ | |
| US6844988B2 (en) | Lens barrel device | |
| JP2568500B2 (ja) | レンズ鏡胴 | |
| JP3367166B2 (ja) | レンズ位置調整機構 | |
| JPH10221582A (ja) | Ａｆコンパクトカメラの組立時ピント調節機構 | |
| JPH09203837A (ja) | 撮影レンズ構体 | |
| JPS62184418A (ja) | レンズ鏡胴 | |
| JP3125185B2 (ja) | Ｃｃｔｖカメラ用レンズのマウントシフト装置 | |
| JPH0740988Y2 (ja) | レンズマウント機構 | |
| JPS62184417A (ja) | レンズ鏡胴 | |
| JPH0576007B2 (ja) | ||
| JPS62187808A (ja) | レンズ保持装置 | |
| JPH0736331Y2 (ja) | レンズ保持装置 | |
| JPS62184416A (ja) | レンズ鏡胴 | |
| JPH06100703B2 (ja) | レンズ移動装置 | |
| JPH0728778Y2 (ja) | ビユーフアインダーの視度調整装置 | |
| JP2757551B2 (ja) | レンズ駆動装置 | |
| JPH0452611A (ja) | レンズ鏡筒 | |
| JPH07191251A (ja) | レンズ鏡筒のフレキシブル基板支持構造 | |
| JP2535052Y2 (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
| JPH02177671A (ja) | レンズ交換可能なビデオカメラ | |
| JPH07120651A (ja) | レンズ位置調整機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |