JPS62102732A

JPS62102732A - 内視鏡

Info

Publication number: JPS62102732A
Application number: JP60243374A
Authority: JP
Inventors: 田代　芳夫
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1985-10-30
Filing date: 1985-10-30
Publication date: 1987-05-13
Also published as: JPH0461656B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は鉗子チャンネルを備えた内視鏡に関する。

〔従来の技術〕

一般に、鉗子チャンネルを備えた内視鏡はその操作部に
チャンネル口金を設け、このチャンネル口金には挿入部
内に挿入されたチャンネル管を接続しである。そして、
チャンネル口金からチャンネル管にわたるその内部によ
り処置具を挿通する鉗子チャンネルの少なくともその一
部を形成している。

ところで、チャンネル口金とチャンネル管との固定手段
としては特開昭５９−６８１８０号や実願昭５９−１３
３８１３号の出願に係る発明や考案がある。そして、こ
のいずれのものも、分岐部カバーをずらしてチャンネル
管の端部をその分岐部カバーに設けた開口部から外部に
引き出し、この引き出した状態でチャンネル管とチャン
ネル口金との接続作業を行なうものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記接続方法ではその分岐部の構造上お
よび小形化の要請からすれば、分岐部カバーの移動量に
は多大な制限が伴う。しかも、口金取付は作業に充分な
長さにチャンネル管を外部に引き出すことが困難であっ
てこのため取付は作業を面倒にしていた。

さらに、特願昭５１−６８１８０号の出願に係る発明で
はチャンネル管の接続嵌合部外周を系で巻き、また、実
願昭１３３８１３号の出願に係る考案ではチャンネル管
の接続嵌合端を熱によりチー７４状に変形するといった
煩雑な作業を必要とする。このため、この作業時にチャ
ンネル管がどうしても引っ張られてこれによりイメージ
ガイドやライトガイドなどの比較的弱い内蔵物を損傷さ
せやすい。また、分岐部カバーの移動によってチャンネ
ル管を座屈させる危険があった。

また、上記チャンネル管はあらかじめ決められた長さで
切断されているため、チャンネル口金との取付は作業に
失敗は許されず高度の技能が要求されていた。

そこで、チャンネル管に固着された口金受けを内視鏡の
操作部本体に固定した支持部材の係止部に係止し、カバ
ー部材を装着したのち、チャンネル口金をカバー部材の
開口部に取り付けてチャンネル管の口金受けにチャンネ
ル口金を接続するようにした内視鏡が提案された（未公
開）。

これによればチャンネル管とチャンネル口金とを接続す
る分岐部の組立てが簡単な作業で容易にできるとともに
、他の内蔵物等を損傷させる危険がなく組み立てること
ができ、また、分解、再組立ても容易である。

しかしながら、近年の内視ｆＲは著しく＠情小形化が進
んでおり、この種の内視鏡においては接続部材等を丈夫
な固着手段等をもって固定することが難かしくなってい
る。それだけに落下事故等による衝撃、チャンネル口金
に対する注射器等の着脱時に加わる力にも充分耐え得る
より強度のある接続構造のものが要求されることになる
。

本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目
的とするところは落下時等において加わる外力を受けて
もこれに耐え得る強固な支持構造を採用した内視鏡を提
供することにある。

〔問題点を解決するための手段および作用〕チャンネル
管に固着された口金受けを支持し、内視鏡の操作部本体
に固定される支持部材を設け、上記操作部本体にはチャ
ンネル口金の軸線方向に対向して上記支持部材を衝止す
るストッパを設け、チャンネル口金にその軸線方向に加
わる力を受は止めるようにした。

〔実施例〕

第１図ないし第５図は本発明の第１の実施例を示すもの
である。

第１図中１は操作部の本体の一部を構成する円筒状の支
柱であり、この支柱１の外周には円筒状のカバー２が被
嵌されている。このカバー２は図示しない部分において
支柱７に螺合されている。また、このカバー２に連設し
て上記支柱１の外周面にはカバー部材３が被嵌されてい
る。

このカバー部材３は支柱１の外周面をその軸方向挿入部
側にスライド自在であるが、通常は第１図で示すように
支柱１に対し止めねじ４により固定されている。また、
上記支柱１の先端部内側には挿入部５の固定用口金６を
嵌め込み、止めねじ７により接続固定されている。さら
に、挿入部５０基端部外周にはその基端に折止め用固定
ナツト８を連結したゴム製の折止めチューブ９がスライ
ド自在に外装されている。そして、折止め用固定ナツト
８は支柱１の先端外周に螺合してその折止めチューブ９
を固定するようになっている。なお、カバー２とカバー
部材３との間、カバー部材３と折止め用固定ナツト８と
の間、折止め固定用口金６と折止め用固定ナツト８の間
にはそれぞれＯリング１１，１２゜１３が介挿されてい
て、これにより内視鏡内部を水密に保つようになってい
る。

さらに、カバー部材３は支柱１の側壁に形成した切欠き
孔１４に対向して開口し、側方へ拡がりながら左右均等
に分岐する一対のチャンネル管装着用の開口部１５．１
６が設けられている。この各開口部１５．１６は第２図
で示すように２つに分岐する２つの分岐部１７．１８に
それぞれ形成されている。また、この各開口部１５．１
６にはそれぞれチャンネル口金１９゜２０が装着されて
いる。このチャンネル口金１９．２０は第３図で示すよ
うにそれぞれ各開口部１５．１６に挿入される。そして
、このチャンネル口金１９．２０の中間部外周に設けた
つば２２が開口部１５．１６内の小径段部端面２３に当
り仮止めされるが、組立て状態においてはわずかに離れ
て第３図で示すように位置決めされる。さらに、チャン
ネル口金１９．２０の外周には固定リング２４が被嵌さ
れている。

この固定リング２４は開口部１５．１６の外端部内面に
螺合することによりチャンネル口金１９．２０のつば２
２を押し込み、上記段部端面２３側へ押し込んで保持す
るようになっている。また、チャンネル口金１９．２０
の外周には開口部１５．１６の内面に当るＱ　ＩＪソン
グ５が被嵌され、その内視鏡内部と外部を水密的に遮蔽
している。なお、上記つげ２０の周面とこれが接合する
開口部１５．１６の内面との両者に対向して形成した溝
２６には回転止め用ピン２７が嵌め込まれていて、これ
によりチャンネル口金１９．２０の回転が阻止されてい
る。

一方、上記チャンネル口金１９．２０の内端部は第３図
で示すように口金受け２１１．２９を介してチャンネル
管３０．３１に接続される。

口金受けｘｇ、２９はそれぞれチャンネル管３０．３１
の操作部側端に取着固定されている。

この各口金受け２８．２９は上記チャンネル口金１９．
２０の内端部を嵌め込んで接続するようになっている。

さらに、チャンネル口金１９゜２００内端部には０リン
グ３２が被嵌されており、このＯリング３２によりその
口金受け２８゜２９との嵌合部間をシールしている。

また、上記口金受け２８．２９は支持部材３３により支
持される。この支持部材３３は第４図で示すように各チ
ャンネル管３０．３１を挿通する孔部３４，３５とその
口金受け２８．。

２９を嵌め込んで係止する凹部３６．３７とからなる一
対の係上部３８．３９が形成されている。また、支持部
材３３の上端部には各孔部３４．３５にそれぞれ連通す
るスリット４１゜４２が切り欠き形成されている。そし
て、このスリット４１．４２を通じて各チャンネル管３
０．３１を上記孔部３４，３５に導びき入れることがで
きるようになっている。

上記支持部材３３は支柱Ｉに形成した切欠き孔１４の左
右の上端面４３．４４に当接され、さらに、支持部材３
３の下部に突設した突部４５を支柱１内に嵌め込むこと
により位置決めされる。そして、第１図で示すようにね
じ４６によりその支柱ＩＫ固定されている。

また、上記各チャンネル管３０．３１は第３図で示すよ
うに挿入部５のチャンネル孔４７に接続され、チャンネ
ル４８を形成している。

なお、挿入部５には第１図で示すようにチャンネル管３
０．３１とは別にイメージガイド４９、ライトガイド５
０が挿通され、これらは第２図で示すように挿入部５の
基端部側壁から側方へ導ひき出されるとともに上記支持
部材３３の突部４５を避けて支柱１内を通じて操作部側
に導びかれている。

一方、上記切欠き孔１４の上端面４３．４４には第４図
で示すようにそれぞれ挿入部５側に位置してストツノ量
用段差部ｓ３．ｓ３が立上り形成されている。そして、
この段差部５　？　、　、５３の立上り端面５４　、．
５４　Ｋは第５図で示すように支持部材３３の立上り壁
面５５が当接して掛止し、その支持部材３３の先端側へ
の移動を阻止するようになっている。さらに、第５図の
ように側方から見て上端面４３．４４と立上り壁面５５
との交点Ｐはチャンネル口金１９．２０の中心軸線を方
向に一致している。

次に、上記構成の分岐部における組立て手順を説明する
。

まず、挿入部５０チヤンネル孔４７にはあらかじめチャ
ンネル管３０．３１を挿入接着して固着する。また、チ
ャンネル管３０．３１の他端には口金受け２８．２９を
取着固定する。さらに、挿入部５には固定用口金６、折
止め用固定ナツト８および折止めチューブ９をそれぞれ
取り付ける。このとき折止め用固定ナツト８を螺合させ
ずに折止めチューブ９をスライド°自在な状態にしてお
く。

一方、操作部側においては支柱１の外周にカバー２を外
装するとともに、カバー部材３ｆ、被嵌するが、カバー
部材３は止めねじ７が露呈する位置まで下方へスライド
させておく。この状態で口金受け２８．２９の付いたチ
ャンネル管３０．３７および挿入部５を支柱１の内部に
引き込み、口金受け２８．２９を支柱１の切欠き孔１４
から取り出す。そして、第４図で示すように支持部材３
３の各スリット４１．４２にチャンネル管３０．３１を
通してからその係上部３８．３９の凹部３６，３７に対
してそれぞれ口金受け２８．２９を係止する・この後で支持部材３３をｉ５図で示すように上端面４３
．４４と立上り壁面５４に当接して位置決めした上で第
１図で示すようにねじ４６により支柱１に固定する。ま
た、支持部材３３はねじ４６だけでなく支柱１の切欠き
孔１４における上端面４３．４４と段差部５３　、．５
３の立上り端面５４，５４に押し当シ位置決め固定され
る。

ついで、カバー部材３を上方へスライドさせて切欠き孔
１４の周囲を覆う第１図で示す状態とし、止めねじ４で
支柱１に固定する。

さらに、挿入部５に外装されていた折止めチューブ９を
折止め用固定ナツト８とともに上方にスライドさせ、支
柱１に螺合して固定する。

そこで、カバー部材３に形成しである各開口部Ｚ５，１
６に、あらかじめＯリング３２を装着したチャンネル口
金３０．３１を、溝２６が回転止め用ビン２７に合うよ
うにして差し込む。

そして、上記口金受け２８．２９を介して支持部材３３
に突き当るまで押し込む。最後に固定リング２４を螺挿
することによシフば２２を介してそのチャンネル口金１
９．２０を押圧して固定する。

ところで、上記支持部材３３は第５図で示すように切欠
き孔１４の上端面４３．４４と段差部５３．５３の立上
り壁面５４．５４の両方に当接して位置決めされるため
、その位置出し作業が容易であるとともに、その取付は
棺度が高まる。また、支持部材３３はねじ４６だけでな
く、上記両面４３．４４，５４．５４によっても支えら
れるため、強固に支持される。しかも、その上端面４３
．４４と立上夛壁面５５との交点Ｐはチャンネル口金１
９．２０の中心軸線を方向に一致しているので、特に、
チャンネル口金１９．２０を通じて伝わる外力を受けて
もそれは２方向に分散され、また、ストツ／４’用段差
部５３．５３の支え作用により支持部材３３を回転する
モーメントが生じない。したがって、支持部材３３を固
定しているねじ４６には過大な力がかからない。

なお、チャンネル口金１９．２０のつば２２は小径段部
端ｒｋ１２３に当らないので、チャンネル口金１９．２
０の先端は口金受け２１Ｊ、２９に対して常に密に突き
当り外れない。また、このため、支持部材３３にはそれ
だけ余計に負荷がかかるが、上述したように段差部５３
．５３の作用によりこれに充分耐え得る。

第６図および第７図は本発明の第２の実施例を示すもの
である。この実施例は支持部材３３を固定する切欠き孔
１４の上端面４３．４４に、ストッパ用突部５６を一体
に突設し、一方、との突部５６に対応して支持部材３３
の下面には嵌合用凹部５７を刻設した。そして、第７図
で示すようにその突部５６と凹部５７を密に嵌合して係
着するようになっている。さらに、上記突部５６の位置
は第７図で示すように側方から見てチャンネル口金１９
．２０の中心軸線を方向に一致している。

しかして、支持部材３３ｔｄその凹部５７に突部５６を
嵌合させて仮固定した上でねじ４６でβ１定する。その
他の点は前記実施例と同６Ｒである。

第８図は本発明の第３の実施例を示すものである。この
実施例は支柱１の切欠き孔１４にチャンネル口金１９．
２０の中心軸線を方向に直交するストッパ用斜面５８を
形成し、支持部材３３にはその斜面５８に当接する突当
て面部５９をノ１゛ユ成した。そして、支持部材３３の
突当て面部５９を上記ストッパ用斜面５８に突き当てて
位置決めするとともに、その位置でねじ４６で固定する
。また、ストッパ用斜面５８と突当て面部５９との接触
面は上記中心軸線ｔの延長上にある。

しかして、この実施例ではチャンネル口金１９．２０に
加わる外力をストッパ斜面５８で垂直に受けることがで
き、ねじ４６側へは云わらない。その他の構成等は第１
の実施例と同様である。

なお、上記各実施例においてチャンネル口金は２本であ
ったが、本発明はこれに限らず、１本または３本以上で
もよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明はチャンネル口金に外力を加
わってもストッパでこれを受け、耐え得る構造としたか
ら、誤って落したときの衝撃またはチャンネル口金に注
射器等を着脱したりしたときでもその外力により接続部
が変形したシゆるんだりすることがないとともに耐久性
が向上する。また、支持部材を固定するねじを小さく、
または少なくすることが可能で、それだけ充分な強度を
確保しながら小形化が可能である。

さらに本発明によれば、チャンネル口金とチャンネル管
とを接続する部分の組立てが簡単で容易かつ迅速に行な
うことができる。また、分解、再組立てが容易であると
ともに部品の交換が簡単である。さらに、その作業時に
おいて他の内蔵物等に影響を与え損傷させるといったこ
とがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における要部の側断面図
、第２図は同じくその実施例におけるカバー部材の斜視
断面図、第３図は同じくその実施例におけるチャンネル
口金とチャンネル管の接続部の側断面図、第４図は同じ
くその実施例における支持部材付近の斜視図、第５図は
同じくその実施例における支持部材付近の側面図、第６
図は本発明の第２の実施例における支持部材付近の斜視
図、第７図は同じくその実施例における支持部材付近の
側面図、第８図は本発明の第３の実施例における支持部
材付近の側面図である。１・・・支柱、３・・・カバー部材、５・・・挿入部、
１５・・・開口部、１６・・・開口部、１９・・・チャ
ンネル口金、２０・・・チャンネル口金、２８・・・口
金受け、２９・・・口金受け、３０・・・チャンネル管
、３１・・・チャンネル管、５３・・・段差部、５６・
・・ストッパ用突部。ｓｉ　　￥ｌＪ第　２　図ｗｉ３図１１４　　図第　５　図第６図第７図第８図手続補正帯昭和　６１．６ｔ−２日庁長官　宇　賀　道　部　　殿事件の表示特願昭６０−２４３３７４号発明の名称内　　視　　鏡３、補正をする者事件との関係　特許出願人

Claims

【特許請求の範囲】

操作部に設けたチャンネル口金とこれに接続されるとと
もに挿入部側のチャンネル管とを有する内視鏡において
、操作部本体に外装され上記チャンネル管を装着する開
口部を形成したカバー部材と、上記チャンネル管の操作
部側端に取着され上記チャンネル口金を受けてそのチャ
ンネル管とチャンネル口金を接続する口金受けと、この
口金受けを係止する係止部を有し上記操作部の本体に固
定された支持部材、上記操作部の本体に設けられ上記チ
ャンネル口金の軸線方向に対向した上記固定位置の支持
部材を当接する面部を有し上記軸線方向に沿う力を衝止
するストッパととを具備してなることを特徴とする内視
鏡。