JP3200476U - 医療器具用ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】重量を大幅に低減でき、装着状態でダイアライザー等の筒状本体の外面に記載された表示を容易に視認することができる、医療器具用ホルダを提供する。【解決手段】医療器具用ホルダ1は、筒状本体2aを弾性的に挟持する一対の挟持部材4,5を有する保持部Aと、保持部が連結されるとともに、保持部をポールスタンド3の所定高さで保持できるクランプ部Bとを備える。クランプ部は、外周螺子部が形成された円筒状の壁部と、壁部の対抗する一部を縁部から軸方向に切り欠いてポール3aを通挿できる開口部と、円筒状の壁部の底面に形成されてポールの一側が押し付けられる位置決め部とを設けた連結部材と、壁部の軸方向に案内され、ポールの他側を押圧する押圧部材と、外周螺子部に螺合される内周螺子部が設けられ、回動操作することにより押圧部材をポールに押圧するクランプ操作部材7とを備える。クランプ操作部材には、壁部の内側に添着されて、壁部の変形を阻止する外面を有するバックアップ部が設けられている。【選択図】図1

Description

本願考案は、医療器具用ホルダに関する。詳しくは、透析に用いられるダイアライザー等の筒状本体を備える医療器具を確実に保持して、ポールスタンド等に装着できる医療器具用ホルダに関する。
例えば、腎不全の患者に対して、透析療法が行われることが多い。上記透析療法を行うために、ダイアライザーと呼ばれる半透膜から形成された血液成分交換フィルターが用いられる。
上記ダイアライザーは、内部に上記半透膜が収容された円筒状本体を備え、両端部に血液及び透析液が出入りする出入り口が設けられる。上記出入り口にはチューブが接続され、このチューブを介して透析装置から血液及び透析液が送られて、上記半透膜を介して血液成分の浄化が行われる。
上記ダイアライザーは、上記円筒状本体を挟むようにして保持するホルダを介してポールスタンドに装着される。上記ホルダには、上記ダイアライザーを挟圧保持する保持部と、上記ダイアライザーを上記ポールの所定高さに位置決め保持するクランプ部が設けられている。また、上記ダイアライザー内の空気を抜く等の目的で、上記保持部を上記クランプ部に対して上記ポールの軸と直交する軸周りに回動させて、所定の角度で保持できるように構成されている。
特開2004−216045号公報
上記ホルダは、上記ポールに対してダイアライザーを安定的に保持できるように構成する必要がある。このため、特許文献1に記載されているように、剛性を確保するためにホルダ全体を金属から形成し、上記ダイアライザーを安定的に保持できるように構成されることが多い。
ところが、ホルダ全体を金属で形成すると重量が大きくなり、これを保持するポールに大きな力が作用する。また、上記ダイアライザーと上記ホルダの合計重量が大きくなるため、ポールスタンドの上部に質量が集中してポールスタンドの安定性も低下する。
上記ホルダを樹脂から形成することも考えられるが、上記特許文献1に記載されているようなクランプ構造を樹脂で形成すると、充分な剛性を確保することができない。このため、上記ポールに対するクランプ力を確保することが困難である。
また、上記特許文献1では、クランプ用の螺子の先端が、ポールの側面を直接押圧するように構成されているため、ポールの側面に傷が付く恐れもある。
従来のホルダは、上記ダイアライザーの筒状本体を弾性的に挟持する一対の金属製の挟持部材を備えて構成されることが多い。ところが、上記ホルダの重量を軽減するために、上記挟持部材の挟持幅が小さく設定されており、ダイアライザーの保持強度が充分でない場合が多い。また、保持強度を確保するには、上記挟持部材を弾力付勢するバネの弾力を大きく設定する必要があるが、上記バネの弾力を大きく設定すると、上記ダイアライザーを着脱する際に要する力も大きくなり、取り扱い者にかかる負担も大きくなる。
さらに、従来のホルダを用いて上記ダイアライザーを安定的に保持するには、上記一対の挟持部材で上記ダイアライザーの軸方向中央部を挟持する必要がある。ところが、上述したように、上記ダイアライザーの円筒状本体の中央部には、ダイアライザーの型番等が表示されており、上記ホルダに保持した状態で、上記型番等を視認することが困難であった。
本願考案は、上記不都合を解消するために考案されたものであり、筒状本体を有する医療器具を確実に保持できるとともに、全体の重量を大幅に低減でき、さらに、装着状態で上記筒状本体の外面に記載された表示を容易に視認することができる、医療器具用ホルダを提供することを課題としている。
本願考案は、筒状本体を備える医療器具を、ポールスタンドに保持する医療器具用ホルダであって、上記筒状本体を弾性的に挟持する一対の挟持部材を有する保持部と、上記保持部が連結されるとともに、上記保持部を上記ポールスタンドの所定高さで保持するクランプ部とを備えて構成される。上記クランプ部は、外周螺子部が形成された円筒状の壁部と、上記壁部の対抗する一部を縁部から軸方向に切り欠いて上記ポールスタンドのポールを通挿できる開口部と、上記円筒状の壁部の底面に形成されて上記ポールの一側が押し付けられる位置決め部とを設けた連結部材と、上記壁部の軸方向に案内されるとともに、上記ポールの他側を押圧する押圧部材と、上記外周螺子部に螺合される内周螺子部が設けられており、回動操作することにより上記押圧部材を上記ポールに向けて押圧するクランプ操作部材とを備えて構成される。また、上記クランプ操作部材には、上記壁部の内側に添着されて、上記壁部の変形を阻止する外面を有するバックアップ部が設けられている。
本願考案では、上記ポールを、外周螺子部が形成された円筒状の壁部を切り欠いて形成された上記開口部に通挿し、上記押圧部材を介して、上記外周螺子部に螺合される内周螺子部を備えるクランプ操作部材によって、上記円筒底面に締め付けて固定するように構成されている。
上記構造においては、上記ポールの両側に上記壁部が位置するため、上記ポールを上記螺子の嵌合によって安定して締め付けることができる。
また、本願考案では、上記壁部の軸方向に案内されるとともに、上記ポールの他側を押圧する押圧部材が設けられている。上記押圧部材は、上記クランプ操作部によって回転させられることなく軸方向に押圧されて、上記ポールの他面を押圧できるように構成される。このため、上記ポールを上記位置決め部と上記押圧部材との間で、上記円筒状の壁部の軸方向に確実に締め付けることができる。また、従来のクランプ装置のように、上記ポールの表面に傷が付く恐れもない。
上記押圧部材の構成は特に限定されることはない。また、上記壁部の軸方向に案内される機構も特に限定されることはない。
たとえば、上記押圧部材を、上記壁部の外周に套嵌される筒状の套嵌部と、上記套嵌部の内側に形成されるとともに、一部が切り欠かれた上記壁部を通挿できる一対の開口部と、上記クランプ操作部材に押圧される環状縁部と、上記一対の開口部間において上記套嵌部に掛け渡すように形成されるとともに、上記ポールの他側を押圧する押圧面を設けた掛け渡し部と、上記套嵌部の縁部に形成されるとともに、上記クランプ操作部材に当接させられて軸方向に押圧される環状押圧部を設けて構成することができる。
一方、本願考案では、上記円筒状の壁部に上記開口部が設けられているため、上記クランプ操作部材を回転させて大きな締め付け力を作用させると、上記開口部を挟んで対向する壁部が、内側へ近接するように変形して、螺子の嵌合が外れる恐れもある。本願考案では、上記不都合を回避するため、上記クランプ操作部材に、上記壁部の内側に添着されて、上記壁部の変形を阻止する外面を設けたバックアップ部が設けられている。上記バックアップ部は、上記クランプ操作部材が螺進するとともに軸方向に移動させられる。これにより、上記壁部を上記内周螺子部と上記バックアップ部間に位置させた状態で、上記クランプ操作部を回転させることができる。これにより、上記壁部の変形が阻止されて、上記位置決め部と上記押圧部材間で大きな締め付け力を作用させることが可能となる。
上記構成によって、ポールに対する締め付け力を確保しながら、上記クランプ部を樹脂で形成することが可能となり、ホルダの軽量化を図ることが可能となる。なお、上記クランプ部のみならず、ホルダを構成する各部をすべて樹脂材料から形成することもできる。
上記保持部と上記連結部材との間に、上記保持部を上記連結部材の軸周りに回動させて所定の角度間隔で位置決め保持できる位置決め機構を設けることができる。上記位置決め機構を設けることにより、上記ダイアライザーを所定の角度で位置決め保持することが可能となる。
上記位置決め機構の構成は特に限定されることはない。たとえば、上記保持部に回動軸を設ける一方、上記クランプ部に上記回動軸を収容して回動可能に保持できる軸穴を設ける。そして、上記回動軸の外周面と上記軸穴の内周面の一方にバネ部材で付勢された位置決め部材を設けるとともに、上記回動軸の外周面と上記軸穴の他方に、上記位置決め部材が係入する係入穴を周方向に複数設け、上記回動軸と上記軸穴を所定の角度間隔で位置決め保持できるように構成できる。
また、回動可能に連結される上記保持部と上記クランプ部に、軸に直交する対接面を設け、一方の対接面にバネ部材で付勢された位置決め部材を設ける一方、他方の対接面に上記位置決め部材が係入する複数の係入穴を周方向に所定角度間隔で設けて、上記位置決め機構を構成することもできる。
上記医療器具を着脱する際に、上記一対の挟持部材を容易に開動させることができるように構成するのが望ましい。
たとえば、上記一対の挟持部材を、バネによって閉方向に弾力付勢された状態で回動可能に保持し、手指を掛止して上記バネの弾力に抗して開動させる開動操作部を延出形成することができる。
上記回動操作部を設けることにより、回動操作に必要な力を低減させることが可能となる。上記回動操作部は、使用者の手指で挟むようにして操作できるように、所定間隔を開けて対向するように形成するのが望ましい。
少なくとも一方の挟持部材に、上記筒状本体の側面に設けられた記載事項を視認できる開口部を設けるのが好ましい。上記開口部を設けることにより、医療器具を上記ホルダに装着した状態で上記医療器具の種類や型番を容易に視認することが可能となる。これにより、異なる型番等の医療器具が用いられるのを未然に防止することも可能となる。
また、上記保持部及び上記挟持部材の全体を樹脂で形成することにより、軽量化が図られる。このため、上記開口部を設けることにより上記挟持部材の大きさが大きくなっても、重量が増加することはない。
また、上記挟持部材の大きさを大きく設定することにより、挟圧幅も大きくなり、医療器具の保持力を増加させることも可能となる。
筒状本体を有する医療器具を確実に保持できるとともに、全体の重量を大幅に低減させることができ、さらに、上記筒状本体の外面に記載された表示を視認することができる。
本願考案に係る医療器具用ホルダによって医療器具を保持するとともに、ポールに対して取り付けた状態を示す斜視図である。 本願考案に係る医療器具用ホルダの全体斜視図である。 図2に示す医療器具用ホルダの正面図である。 図3に示す医療器具用ホルダの平面図である。 図3におけるV−V線に沿う断面図である。 図4におけるVI−VI線に沿う断面図である。 本願考案に係る医療器具用ホルダの分解斜視図である。 本願考案に係る医療用ホルダのクランプ部の拡大分解斜視図である。 図5に示す医療器具用ホルダの分解断面図である。 図6に示す医療器具用ホルダの分解断面図である。 図3におけるXI−XI線に沿う断面図である。 図5の要部の拡大断面図である。
以下、本願考案の実施形態を図に基づいて具体的に説明する。なお、本実施形態は、本願考案に係る医療器具用ホルダによって透析用のダイアライザーを保持するように構成したものである。
図1に、本実施形態に係る医療器具用ホルダ1にダイアライザー2を保持させるとともに、上記医療器具用ホルダ1をポールスタンド3のポール3aの所定位置に取り付けた状態を示す。
上記ダイアライザー2は、内部に半透膜が収容された円筒状本体2aを備え、両端部に血液及び透析液が出入りする出入り口2b,2cが設けられる。上記出入り口2b,2cには、チューブ2d,2eが接続されて、図示しない透析装置から血液及び透析液が送られるように構成されている。
上記医療器具用ホルダ1は、上記ダイアライザー2の円筒状本体2aを弾性的に挟持する一対の挟持部材4,5を有する保持部Aと、上記保持部Aが連結されるとともに、上記保持部Aを上記ポール3aの所定高さで保持するクランプ部Bとを備える。
図4及び図5に示すように、上記挟持部材4は、上記ダイアライザー2の円筒状本体2aに当接させられる挟圧部4aと、上記挟圧部4aの先端側に延出形成された操作片4bと、上記挟圧部4aの基端側に形成された連結部4cとを備え、上記連結部4cには、回動軸4dが一体形成されている。また、上記挟圧部4aの基端側には、回動軸6を通挿できる軸穴6aが形成されている。
一方、上記挟持部材5は、上記挟圧部4aとの間で上記ダイアライザー2の円筒状本体2aを挟圧する挟圧部5aと、上記挟圧部5aの基端側から上記挟圧部4aに対向して延出する操作片5bとを備える断面L字状に形成されている。図7に示すように、上記挟持部材5のL字屈曲部の近傍には、上記挟持部材4の上記連結部4cを通挿して、交差状に組み付けることができる開口部5cが形成されており、上記開口部5cの両側に上記回動軸6を通挿できる軸穴6b,6bが形成されている。上記軸穴6a,6b,6cに、上記回動軸6を連通挿することにより、上記挟持部材4と上記挟持部材5が、回動可能に連結される。
上記挟持部材4と上記挟持部材5との間には、バネ16,17が介挿されており、これら挟持部材4,5を、上記各挟圧部4a,5aが閉じる方向に弾力付勢している。上記バネの弾力によって、上記ダイアライザー2の中央部を弾性的に挟持できるように構成している。
図8に示すように、上記クランプ部Bは、上記保持部Aが連結される連結部材8と、上記ボールを押圧して固定する押圧部材11と、回動させることにより上記押圧部材11を押圧するクランプ操作部材7とを備えて構成される。
上記連結部材8は、全体が円筒状に形成されており、上記保持部Aの円柱状の上記連結部4cを回動可能に収容できる連結穴8eが形成された連結部8aと、上記連結穴8eと反対側に形成されるとともに、外周螺子部8bが形成された円筒状の壁部8dと、上記壁部8dの対抗する一部を縁部から軸方向に切り欠いて上記ポール3aを通挿できる開口部8fと、上記壁部8dの底面に形成されて上記ポール3aの一側が押し付けられる位置決め部8cとを備えて構成されている。
上記連結穴8eの中央部には、上記連結部4cの先端に一体形成された回動軸4dが通挿される軸穴8gが形成されており、上記連結部4cが上記連結穴8eに収容されるとともに、上記軸穴8gに上記回動軸4dが挿入されて係止リング10によって係止されることにより、上記保持部Aが、上記クランプ部Bに対して回動可能に連結される。
上記連結穴8eの底面と上記連結部4cの端面の間に、上記保持部Aを所定角度で位置決めできる位置決め機構が設けられる。図7に示すように、上記位置決め機構は、上記連結部4cの端面に形成された穴部21に収容されるバネ部材22と、上記バネ部材の先端に係止されて弾力が付勢されるボール部材23と、図11に示すように、上記連結穴8eの底面に周方向に所定角度間隔で形成された係止穴8hを備えて構成できる。
上記ボール部材23が、上記係止穴8hに弾性的に係合することにより、上記保持部Aを、上記クランプ部Bの軸周りに所定角度範囲で回動させて位置決め係止できるように構成されている。
図8に示すように、上記押圧部材11は、上記壁部8dの外周に套嵌される筒状の套嵌部11aと、上記套嵌部11aの内側に形成されるとともに、一部が切り欠かれた上記壁部8dを通挿できる一対の開口部11b,11bと、上記一対の開口部11b,11b間において上記套嵌部11aに掛け渡すように形成されるとともに、上記ポール3aの他側を押圧する押圧面11dを設けた掛け渡し部11eと、上記套嵌部の縁部に形成されるとともに、上記クランプ操作部材7に当接させられて軸方向に押圧される環状縁部11cとを備えて構成される。
上記クランプ操作部材7は、円筒状外面を備えるとともに上記外周螺子部8bに螺合される内周螺子部7aが設けられた操作部7bと、上記連結部材8の壁部8dの内側に添着されて、上記壁部8dの変形を阻止する外面を設けたバックアップ部7cと、上記押圧部材11の上記環状縁部11cに当接させられて軸方向に押圧する環状の押圧部7dとを備えて構成されている。
上記押圧部材11は、上記掛け渡し部11eが、上記連結部材8の開口部8fに入り込み、側部が上記開口部8fの縁部に当接させられることにより、回転しないで軸方向に案内される。また、上記外周螺子部8bと上記内周螺子部7aが螺合させられるとともに、上記クランプ操作部材7の押圧部7dが、上記押圧部材11の環状縁部11cを押圧して、上記ポール3aを、上記位置決め部8cとの間で挟圧するように構成されている。
図12に示すように、上記円筒状の壁部8dに上記開口部8fが設けられているため、螺子による締め付け力が作用すると、上記開口部8fを挟んで対向する壁部8d,8dが、内側へ近接するように変形して、螺子の嵌合が外れる恐れがある。本実施形態では、上記不都合を回避するため、上記クランプ操作部材7に、上記壁部8dの内側に添着されて、上記壁部8d,8dの変形を阻止する外面7eを設けたバックアップ部7cが設けられている。上記バックアップ部7cは、上記クランプ操作部材材7が螺進するとともに軸方向に移動させられる。これにより、上記壁部8d,8dを上記内周螺子部7aと上記バックアップ部7cの外面7e間に位置させた状態で、上記クランプ操作部7を回転させて、上記ポール3aを締め付けることができる。
上記構成によって、ポール3aに対する締め付け力を確保しながら、上記クランプ部Bを樹脂で形成することが可能となり、ホルダの軽量化を図ることが可能となる。なお、上記クランプ部のみならず、ホルダ1を構成する各部をすべて樹脂材料から形成することもできる。
ダイアライザー等の筒状本体を備える医療器具を、ポールスタンドに確実に保持できるとともに、軽量化を図ることができる医療器具用ホルダを提供できる。
1 医療器具用ホルダ
2 医療器具(ダイアライザー)
2a 筒状本体
3 ポールスタンド
3a ポール
4 挟持部材
5 挟持部材
8 連結部材
8b 外周螺子部
8c 位置決め部
8d 壁部
8f 開口部
7 クランプ操作部材
7a 内周螺子部
7c バックアップ部
7e 外面
11 押圧部材
A 保持部
B クランプ部

Claims (6)

  1. 筒状本体を備える医療器具を、ポールスタンドに保持する医療器具用ホルダであって、
    上記筒状本体を弾性的に挟持する一対の挟持部材を有する保持部と、
    上記保持部が連結されるとともに、上記保持部を上記ポールスタンドの所定高さで保持できるクランプ部とを備え、
    上記クランプ部は、
    外周螺子部が形成された円筒状の壁部と、上記壁部の対抗する一部を縁部から軸方向に切り欠いて上記ポールスタンドのポールを通挿できる開口部と、上記円筒状の壁部の底面に形成されて上記ポールの一側が押し付けられる位置決め部とを設けた連結部材と、
    上記壁部の軸方向に案内されるとともに、上記ポールの他側を押圧する押圧部材と、
    上記外周螺子部に螺合される内周螺子部が設けられており、回動操作することにより上記押圧部材を上記ポールに向けて押圧するクランプ操作部材とを備え、
    上記クランプ操作部材には、上記壁部の内側に添着されて、上記壁部の変形を阻止する外面を有するバックアップ部が設けられている、医療器具用ホルダ。
  2. 少なくとも上記クランプ部が、樹脂材料から形成されている、請求項1に記載の医療器具用ホルダ。
  3. 上記保持部と上記連結部材との間に、上記保持部を上記連結部材の軸周りに回動させて所定角度間隔で位置決め保持できる位置決め機構が設けられている、請求項1又は請求項2に記載の医療器具用ホルダ。
  4. 上記押圧部材は、
    上記壁部の外周に套嵌される筒状の套嵌部と、
    上記套嵌部の内側に形成されるとともに、一部が切り欠かれた上記壁部を通挿できる一対の開口部と、
    上記クランプ操作部材に押圧される環状縁部と、
    上記一対の開口部間において上記套嵌部に掛け渡すように形成されるとともに、上記ポールの他側を押圧する押圧面を設けた掛け渡し部とを備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の医療器具用ホルダ。
  5. 上記一対の挟持部材は、バネによって閉方向に弾力付勢された状態で回動可能に保持されているとともに、
    手指を掛止して上記バネの弾力に抗して開方向に回動させる開動操作部が延出形成されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の医療器具用ホルダ。
  6. 少なくとも一方の挟持部材には、上記筒状本体の側面に設けられた記載事項を視認できる開口部が設けられている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の医療器具用ホルダ。
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