JPS6210229Y2 - - Google Patents

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JPS6210229Y2
JPS6210229Y2 JP4569381U JP4569381U JPS6210229Y2 JP S6210229 Y2 JPS6210229 Y2 JP S6210229Y2 JP 4569381 U JP4569381 U JP 4569381U JP 4569381 U JP4569381 U JP 4569381U JP S6210229 Y2 JPS6210229 Y2 JP S6210229Y2
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JP
Japan
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wheel
speed
low
transmission mechanism
speed transmission
Prior art date
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Expired
Application number
JP4569381U
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English (en)
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JPS57157591U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
    • F16H2001/326Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear comprising a carrier with linear guiding means guiding at least one orbital gear

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自転車等に装着される自動二段変速
装置付ハブに関する。
従来、この種の自動二段変速装置付ハブは例え
ば特公昭47−3296号公報に示されているように低
速部と高速部とを得るために遊星歯車機構が使用
されている。しかしながらこの遊星歯車機構は構
造が複雑で、かつ構成部品は高い精度を必要とす
るため製造費が嵩み、また、構造の性質からハブ
の径も大となり重量も大となる欠点があつた。
この考案は上述にかんがみて、遊星歯車機構を
使用せず簡単な構造で高、低の2速を得るように
構成されたハブを提供することを目的とする。
この考案の要旨は駆動スプロケツトホイールに
直結する低速伝動機構の低速駆動輪と、固定車軸
に固定された偏心輪に遊嵌する内面歯車円盤とが
くい違い軸継手によつて連結され、この内面歯車
円盤に噛合う小歯車は高速伝動機構の高速駆動輪
に固定されるように構成するものである。
以下図示された実施例についてこの考案の構成
を説明する。第1図において1は固定車軸であつ
て、その両端付近は図示しない自転車の車体に固
定されている。2はボールベアリングであつて、
そのインナーレース2aは固定車軸1に螺着され
ロツクナツト3によつて固定されている。アウタ
ーレース2bの外周には駆動スプロケツトホイー
ル4が固定され、駆動スプロケツトホイール4は
図示しないチエインを介して図示しないペダルシ
ヤフトチエインスプロケツトホイールに連結され
ている。アウターレース2bには軸心に対して対
称的にかつ直径線上に固定車軸と平行な2個のピ
ン5が植設され、ピン5には固定車軸1と同心的
に低速駆動輪6が嵌装固定されている。低速駆動
輪6の外周にはボールベアリングのインナーレー
ス面6aが形成され、ボール7とハブ胴8のアウ
ターレース面8aとによつてボールベアリング9
が形成されている。低速駆動輪6の左側部には第
2図に示すように、180゜の位相差で軸心に対し
て対称的に2個の爪10が回転可能に枢着され、
爪10はハブ胴8の内周に刻設された内面ラチエ
ツトホイール11に噛合い、低速駆動輪6に装着
された圧縮コイルばね12は爪10を付勢し、第
2図において、低速駆動輪6の反時計方向の回転
のみをハブ胴8に伝動するように一方クラツチ手
段を有する低速伝動機構13が構成されている。
なお、一方クラツチ手段としては爪とラチエツト
ホイールとの組合わせ以外の他の一方クラツチ手
段を使用することができる。
14は偏心輪であつて第4図に示すように固定
車軸1の軸心と所定量の偏心をもつて形成され、
固定車軸1に固定されている。偏心軸14には内
面歯車円盤16が遊嵌し、この内面歯車円盤16
には、その一面に4つの内面歯車16a(第2
図)が刻設され、その他面にくい違い軸継手17
を形成するための溝部15(第4図)が設けられ
る。溝部15は2個のピン5が摺動可能に嵌装さ
れるように形成され、したがつて、低速駆動輪6
とともにピン5が回転するとピン5は摺動子とし
て溝部15を摺動して内面歯車円盤16を回転さ
せるように、溝と摺動子によるくい違い軸継手1
7によつて伝動されている。なお、このくい違い
軸継手17は低速駆動輪6に溝部を刻設し、内面
歯車円盤16に摺動子を設けるように形成するこ
ともできる。
18は高速駆動輪でつたて、固定車軸1に遊嵌
し、その軸心と同心的に小歯車19が固定されて
いる。小歯車19は高速駆動輪18に植設された
3個のピン19aとこのピン19aに遊嵌するロ
ーラ19bとによつて3枚歯の歯車に形成され、
内面歯車16aに内接している。したがつて高速
駆動輪18は低速駆動輪6に比して4/3の割合で
増速されて回転する。ただし増速比は4/3に限定
されるものではない。
高速駆動輪18にピン20が植設され、ピン2
0には爪21が枢着され、第3図に示すように爪
21はハブ胴8の内周に刻設された内面ラチエツ
トホイール22に噛合うように、かつ、コイルば
ね23によつて押され、高速駆動輪18の反時計
方向の回転のみをハブ胴8に伝達するように高速
伝動機構24が構成されている。
25は遠心錘機構であつて、円板26は固定車
軸1に遊嵌し、ピン20の先端に固定され、した
がつて高速駆動輪18と同体となつて回転するよ
うに形成されている。円板26に2個のピン27
が対称的に植設され、ピン27には遠心錘28の
アーム部28aの基端が枢着され、遠心錘28は
円弧形に形成され、その先端部にはピン28bが
植設されている。29は作動板であつて固定車軸
1に遊嵌し高速駆動輪18に接するように配設さ
れている。作動板29にはピン28bが摺動的に
嵌合するほど半径方向の長孔29aが穿設され、
かつ、作動板29に固定されたフツク30と高速
駆動輪18に固定されたフツク31との間にはコ
イルばね32が懸装され、高速駆動輪18に対し
て作動板29を第3図において反時計方向へ付勢
し、遠心錘28に作用する遠心力が所定値以下の
場合は長孔29aとピン18bとばね32とによ
つて遠心錘28は高速駆動輪18に対して反時計
方向へ回動させられピン28bが長孔29aの内
端に当接してその状態で停止し、(第3図におい
て鎖線で示す状態)遠心錘28に所定値以上の遠
心力が作用すると、遠心錘28の先端側が外方へ
変位しようとして時計方向に回動し、ピン28b
が長孔29aを介して作動板29を時計方向へ回
動させ、ピン28bが長孔29aの外端に当接し
て停止する(第3図において実線で示す状態)よ
うに形成されている。33は作動板29に突設さ
れた突起であつて、作動板29が高速駆動輪18
に対して反時計方向へ角度変位した状態では突起
33はコイルばね23に抗して爪21を押圧して
内面ラチエツトホイール部22との係合を解き、
また、作動板29が時計方向へ角度変位した状態
では突起33は爪21から離れ爪21は内面ラチ
エツトホイール部22に係合するように形成され
以上のようにして遠心錘機構25が構成される。
なお、ハブ胴8は第1図に示すように固定車軸
1の左側においてボールベアリング35によつて
支承され、ベアリングのインナレース35aは固
定車軸1に螺着されロツクナツト36によつて固
定され、アウターレース35bはハブ胴8と一体
形成された円筒部8bに固定されている。また、
34はばね受けであつて高速駆動輪18に固定さ
れコイルばね23を支持している。
この考案のハブは上述のように構成されている
ので、駆動スプロケツトホイール4や第1図にお
いて左側から見て反時計方向へ回転すると低速駆
動輪6は同速度で同方向へ回転し、この回転はく
い違い軸継手17を介して内面歯車円盤16に伝
達される。そして、この内面歯車円盤16に噛合
う小歯車19は前述のように4/3の割合で増速さ
れて同方向に回転し、従つて、小歯車19が固定
された高速駆動輪18は低速駆動輪6に比して4/
3の割合で増速して同方向へ回転する。
高速駆動輪18の回転速度が所定値に達せず、
前述のように作動板29に突設された突起33が
爪21を押圧して内面ラチエツトホイール22と
爪21とが係合しない状態では、低速駆動輪6は
爪10、内面ラチエツトホイール部11を介して
ハブ胴8を低速回転させる。高速駆動輪18の回
転速度が所定値を超えると前述のように遠心錘機
構25の作用で突起33が爪21を解放するので
爪21は内面ラチエツトホイール22に噛合い、
ハブ胴8は高い歯車比で駆動される。なおこの場
合爪10は内面ラチエツトホイール11の表面を
逆方向へ滑動する。
この考案によれば上述のように高速伝動機構を
得るために固定車軸に対して偏心した内面歯車円
盤を低速伝動機構の低速駆動輪によつてくい違い
軸継手を介して駆動し、高速伝動機構の高速駆動
輪に内面歯車円盤と噛合う小歯車を固定するよう
に構成したので、構造が簡単で、関係部品の精度
はそれほど高くする必要がないから製造費が低
く、また小形軽量とすることができる等の利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図は第1図におけるA−A矢視断面図、
第3図は第1図におけるB−B矢視断面図、第4
図は第1図におけるC−C矢視断面図である。 1……固定車軸、4……駆動スプロケツトホイ
ール、6……低速駆動輪、8……ハブ胴、13…
…低速伝動機構、14……偏心輪、16……内面
歯車円盤、17……くい違い軸継手、18……高
速駆動輪、19……小歯車、24……高速伝動機
構、25……遠心錘機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動スプロケツトホイールに直結し、ハブ胴と
    一方クラツチ手段を介して連結される低速伝動機
    構と、ハブ胴の内面ラチエツトホイール部に係合
    可能な爪を有する高速伝動機構とを具備し、前記
    爪は高速伝動機構に装着された遠心錘機構によつ
    て制御されるように構成されたハブにおいて、前
    記駆動スプロケツトホイールを支承する固定車軸
    に固定された偏心輪には内面歯車を一面にもつ内
    面歯車円盤が遊嵌し、該内面歯車円盤の他面と低
    速伝動機構の低速駆動輪とはくい違い軸継手によ
    つて連結され、前記内面歯車に噛合う小歯車は高
    速伝動機構の高速駆動輪に固定されるように構成
    したことを特徴とする自動二段変速装置付ハブ。
JP4569381U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPS6210229Y2 (ja)

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JP4569381U JPS6210229Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JP4569381U JPS6210229Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JPS57157591U JPS57157591U (ja) 1982-10-04
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ID=29842572

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