JPS6210210Y2 - - Google Patents

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JPS6210210Y2
JPS6210210Y2 JP1981052393U JP5239381U JPS6210210Y2 JP S6210210 Y2 JPS6210210 Y2 JP S6210210Y2 JP 1981052393 U JP1981052393 U JP 1981052393U JP 5239381 U JP5239381 U JP 5239381U JP S6210210 Y2 JPS6210210 Y2 JP S6210210Y2
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JP
Japan
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push
wheels
bracket
down roller
moving
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JP1981052393U
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JPS57165554U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、車輌整備等で車体を持ち上げるため
使用するガレージジヤツキに係り、詳しくは、自
重以上の負荷に対して没入し、それ以下の負荷に
対しては突出する移動用車輪を備えたガレージジ
ヤツキに関する。
ロ 従来技術 自重以上の負荷に対し、その負荷荷重により本
体フレームの下方へ車輪を出没可能と成し、車輛
等を上載した状態では、その車輪が没入してジヤ
ツキの安定性が確保され、負荷荷重が無い場合に
は車輪が突出して容易に移動させることができる
ガレージジヤツキにあつては、その車輪の出没機
構として例えば実開昭52−102675号公報所載のジ
ヤツキ装置に示されている如く、ヒンジを介して
枢着された車輪へ、ジヤツキ装置の自重には勝つ
が、所定以上の負荷が加わつたときには、それに
負けて車輪を下方へ突出させる押圧手段を設ける
ことが考えられる。又従来のガレージジヤツキ
は、車輪が前後両側の計4ケ所に備えられてい
た。
ハ 考案が解決しようとする問題点 上記従来のガレージジヤツキにおける車輪の出
没機構は、ヒンジ結合された車輪に対して単に所
定の押圧力を付与するものであるから、負荷の変
動に影響されやすく、例えば出没の分かれ目とな
る荷重より僅かに多い負荷加重により車輪を没入
させた状態で作業をしている最中に、重量部材を
取り外したりすれば車輪が突出して非常に危険で
ある。又移動中は前後左右の4点でフロアに接触
しているため、ころがり抵抗が大きく、方向転換
も困難で小廻りができない。
ニ 問題を解決するための手段 本考案は、車輪が没入した状態において自動的
にロツクされ、而も簡単にそのロツク解除が行な
え、小廻りや方向変換が容易に行なえて操作性の
良いガレージジヤツキであつて、その構成は、比
較的細長い本体フレームの前端下部に車輪を軸着
し、後端下部にストツパパツドを取り付けると共
に、フレームの重心位置付近に移動用車輪を下方
へ出没可能に備えたガレージジヤツキであつて、
枢着された移動用車輪のブラケツトに、回転アー
ムの先端に取り付けられた押し下げローラを当接
させて、押し下げローラの円弧運動と移動用車輪
の出没運動を連動せしめ、移動用車輪が突出した
状態における押し下げローラに対し、ガレージジ
ヤツキの自重には抗するが所定以上の重量が加わ
ると屈する押し下げ力を付与し、更に移動用車輪
を没入させた状態における押し下げローラとブラ
ケツトとを、押し下げローラの円弧運動軌跡の接
線上にブラケツトの枢着中心が一致する位置で、
押し下げ力がブラケツトの当接面に対して直交に
作用すべく配置したことにある。
ホ 作用 無負荷時には移動用車輪が重心位置付近の下方
に突出するから、移動させる場合はバランス良く
前後両端を浮かせて移動用車輪のみで支持するこ
とにより、軽い力で移動できると共に小廻りも容
易に行なえる。一方所定以上の負荷が加わると移
動用車輪は没入し、ジヤツキは前端の車輪と後端
のストツパパツドで安定支持される。而もその際
は、押し下げローラを、その円弧運動軌跡の接線
上にブラケツトの枢着中心が一致する位置で、押
し下げ力がブラケツトの当接面に対して直交に作
用させるから、没入した移動用車輪はロツク状態
となり、負荷変動があつても不用意に突出するこ
とはない。
ヘ 実施例 図面は本考案に係るガレージジヤツキの実施例
を示したもので、そのガレージジヤツキは第1図
に示す如く、比較的細長い本体フレーム1の後端
に突設されたポンピングハンドル2を矢印X方向
に起倒操作すると、フレーム1内の駆動機構(図
示せず)によりアーム3の基端部が押され、アー
ムピン4を支点としてアーム3の先端に軸支され
た受金5を上昇させるジヤツキ構造となつてい
る。その本体フレーム1の先端下部には、左右一
対の車輪6,6が軸着され、後方下面にはストツ
パパツド7が取り付けられている。又前記フレー
ム1の重心Gより若干後寄りの両側には、枢着さ
れたブラケツト8を介してフレームの下方へ出没
可能な移動用車輪9の出没機構が組み込まれたボ
ツクス10,10が備えられている。移動用車輪
9は、少なくとも接地面が合成樹脂で形成され、
その移動用車輪9の出没機構について説明すれ
ば、第2図a,b,c,dに示す如く、一対のサ
イドプレート11,11を平行にしてその基端側
をL字状の連結プレート12で結合して成るブラ
ケツト8の先端で移動用車輪9を挾持して支軸1
3により軸支する。そのブラケツト8は、枢着軸
14により更にボツクス10の内壁へ枢着され
る。このように移動用車輪9は枢着されたブラケ
ツト8を介し、そのブラケツト8の回動によつて
ボツクス10の下方へ出没可能な状態と成つてい
る。連結プレート11には、その上方において中
央を水平軸15により軸支されたくの字状の回動
アーム16,16間の先端に取り付けられた押し
下げローラ17を当接させ、その押し下げローラ
17にはローラ取り付け側とは反対側の端部に取
り付けられた連結棒18とボツクス10内の適当
な個所との間に張設されたコイルスプリング1
9,19によつて、水平軸15を中心とした円弧
軌跡を描く押し下げ力が付与されている。前記コ
イルスプリング19は、移動用車輪9に加わる負
荷が、ジヤツキの自重より小さい場合には縮んだ
状態を維持し、ジヤツキの自重より大きい所定の
負荷が加わつた状態で伸びる特性を有している。
よつて受金5が無負荷の状態においては、コイル
スプリング19により回動アーム16の一端が引
つ張られ、そのアームの他端に取り付けられた押
し下げローラ17が連結プレート12を押し下げ
るので、移動用車輪9は本体フレーム1の下方へ
突出するのである。ここで受金5に車輛等を上載
するなどして所定以上の負荷を加えると、連結プ
レート12には逆に下から押し下げローラ17を
押し戻す力が作用し、コイルスプリング19はそ
の力に屈して伸び、移動用車輪9がボツクス10
内へ没入するのである。連結プレート12は、押
し下げローラ17との摺接面の押し下げ方向端部
がL状に起立形成されたストツパとなつており、
他端側が押し上げ位置で立ち切れとなつている。
よつて移動用車輪9が没入した状態では、押し下
げローラ17が連結プレート12の摺接面から外
れてその先端部に係止し、且つ押し下げローラの
円弧運動軌跡の接線がブラケツト8の回動中心
(枢支軸の中心)を通るようになり、押し下げ力
は枢支軸14に集中する。そのため移動用車輪9
が所定の没入位置まで没入すればロツク状態とな
つて、その後に負荷変動があつても移動用車輪9
は突出しない(第2図c)。移動用車輪9が没入
すると、本体フレーム1は、前端の車輪6と後端
のストツパパツド7とで安定支持される。ところ
で移動用車輪9が没入した状態で無負荷状態とな
つた場合には、ロツクを解除して移動用車輪9を
突出させなければならない。それにはポンピング
ハンドル2を上方へ引き上げて本体フレーム1の
後端を若干浮き上がらせれば、移動用車輪9の自
重によつてブラケツト8が回動し、ブラケツト8
の連結プレート12部分と押し下げローラ17と
の係止が解かれる。
本実施例のガレージジヤツキにおいて、移動用
ローラは、本体フレームの重心G位置より若干後
方位置に備えられているから、無負荷状態では後
端が浮き上がつた状態となつている。よつて移動
させる場合は、ハンドルを下方へ押し付けてフレ
ームの前端を浮き上がらせれば、移動用車輪のみ
が接地して楽に操作できる。又移動用車輪は、接
地面が合成樹脂で形成されているから、移動時の
騒音の発生が押えられると共に、耐摩耗性に優れ
たものとなつている。
尚本実施例のブラケツトは、押し下げローラと
当接する連結プレートの押し下げ方向端部にスト
ツパを形成して、移動用車輪を所定以上突出させ
ないようになつているが、ストツパは可動部分の
1箇所を係止できれば、本体フレーム側にブラケ
ツトあるいは回動アームに当接する固定部材を取
り付けても良い。又回動アームはくの字形に限定
するものではなく、押し下げローラに押し下げ力
を付与すべく、任意の押し下げ手段によつて押し
下げローラが円弧運動可能であればよい。
ト 効果 本考案のガレージジヤツキは、無負荷時に移動
用車輪が重心位置付近に突出するから、移動させ
る場合はバランス良く前後両端を浮かせると、重
心位置付近を一対の移動用車輪のみで支持され、
軽い力で移動できると共に小廻りも容易に行なえ
る。一方負荷が加わると移動用車輪は没入し、前
端の車輪と後端のストツパパツドとで安定的に支
持される。而も没入した移動用車輪はロツク状態
となり、負荷変動があつても不用意に突出するこ
とがなく安全である。
以上の如く本考案によれば、移動操作が容易
で、車輛の整備中には安定性及び安全性に優れた
ガレージジヤツキが提供でき、その実益は多大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガレージジヤツキの正面
図、第2図aは同ジヤツキにおける移動用車輪の
出没機構を示す平面図、第2図bは第2図aにお
けるI−I断面図、第2図cは移動用車輪が没入
した状態を示す説明図、第2図dは移動用車輪の
出没機構を示した分解斜視図である。 1……本体フレーム、2……ポンピングハンド
ル、3……アーム、4……アームピン、5……受
金、6……車輪、7……ストツパパツド、8……
ブラケツト、9……移動用車輪、10……ボツク
ス、11……サイドプレート、12……連結プレ
ート、13……支軸、14……枢着軸、15……
水平軸、16……回転アーム、17……押し下げ
ローラ、18……連結棒、19……コイルスプリ
ング、G……重心。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 比較的細長い本体フレームの前端下部に車輪
    を軸着し、後端下部にストツパパツドを取り付
    けると共に、フレームの重心位置付近に移動用
    車輪を下方へ出没可能に備えたガレージジヤツ
    キであつて、枢着された移動用車輪のブラケツ
    トに、回転アームの先端に取り付けられた押し
    下げローラを当接させて、押し下げローラの円
    弧運動と移動用車輪の出没運動を連動せしめ、
    移動用車輪が突出した状態における押し下げロ
    ーラに対し、ガレージジヤツキの自重には抗す
    るが所定以上の重量が加わると屈する押し下げ
    力を付与し、更に移動用車輪を没入させた状態
    における押し下げローラとブラケツトとを、押
    し下げローラの円弧運動軌跡の接線上にブラケ
    ツトの枢着中心が一致する位置で、押し下げ力
    がブラケツトの当接面に対して直交に作用すべ
    く配置したことを特徴とするガレージジヤツ
    キ。 2 前記移動用車輪が、その接地点を前記フレー
    ムの重心位置より若干後方寄りとなるように備
    えられた実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ガレージジヤツキ。 3 前記移動用車輪が、少なくともその接地面を
    合成樹脂で形成した実用新案登録請求の範囲第
    1項又は第2項記載のガレージジヤツキ。 4 前記回転アームが、くの字状の中央部分を水
    平軸で軸支され、押し下げローラの取り付け端
    部と対称の部位をコイルスプリングにより引張
    し、それによつて押し下げローラに押し下げ力
    を付与するものである実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項又は第3項記載のガレージジ
    ヤツキ。
JP1981052393U 1981-04-11 1981-04-11 Expired JPS6210210Y2 (ja)

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JPS57165554U JPS57165554U (ja) 1982-10-19
JPS6210210Y2 true JPS6210210Y2 (ja) 1987-03-10

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2586505Y2 (ja) * 1992-02-14 1998-12-09 三和テッキ株式会社 停止車両の方向変換装置
JPH06205469A (ja) * 1993-01-06 1994-07-22 Ricoh Co Ltd 複写装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534234Y2 (ja) * 1976-01-30 1980-08-13

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JPS57165554U (ja) 1982-10-19

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