JPS6210097Y2 - - Google Patents

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JPS6210097Y2
JPS6210097Y2 JP13514582U JP13514582U JPS6210097Y2 JP S6210097 Y2 JPS6210097 Y2 JP S6210097Y2 JP 13514582 U JP13514582 U JP 13514582U JP 13514582 U JP13514582 U JP 13514582U JP S6210097 Y2 JPS6210097 Y2 JP S6210097Y2
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JP13514582U
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波振動される加工用ホーンと回転
駆動される押えローラとにより加工材料を一方向
に移送しつつ連続的に溶着する超音波ミシンに係
り、中でもその加工用ホーンの加工面に対する加
工材料の溶着を防止するようにした超音波ミシン
に関する。
従来よりこの種超音波ミシンに於いては、押え
ローラによつて押えられた加工材料が加工用ホー
ンから受ける超音波振動によつて溶着されると
き、その溶け具合の如何によつて加工材料同志が
溶着されるに留まらず加工用ホーンの加工面にま
で該加工材料が溶着するという問題点があり、特
にこのような問題は加工材料の材質にもよるが、
該加工材料が厚いとか或いはその溶着幅が広いと
かで送りがスムーズに行かずしわやずれ等が起こ
つたときに多く発生していた。
そこで本考案は、加工用ホーンの加工面と加工
材料との間に加工材料の移送方向に沿つて耐熱フ
イルムを送給するようにすることにより、上記加
工用ホーンの加工面と加工材料との間をその耐熱
フイルムにより断つて猶且つ加工材料の送りを促
進し、以て加工用ホーンの加工面に対する加工材
料の溶着を防止しつつ円滑に運転させ得る超音波
ミシンを提供しようというものである。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明するに、先ず第1図に於いて、1はテーブルで
あり、ベツド2をその上面に露出させるように埋
設していて、該ベツド2にはその下方に超音波ユ
ニツトケース3を垂設している。而して超音波ユ
ニツトケース3内には超音波振動子4やこれから
超音波振動を受ける加工用ホーン5並びにこの加
工用ホーン5を適宜の減速機構を介して水平回転
させる図示しないモータなど要するに超音波駆動
ユニツトを配設しており、そのうち特に加工用ホ
ーン5は詳細には第2図にも示す様に加工面であ
る上面5aが円形をなし、この上面5aをベツド
2から上方に露出させ前記テーブル1のテーブル
面(上面)と略平行になしている。これに対して
一方、6はベツド2の上方に配設したアームであ
り、先端にヘツド部6aが存していて、該ヘツド
部6aの下方には図示しないモータによりアーム
3内を通して配設された減速伝動機構を介して前
記加工用ホーン5の上面即ち加工面5aと略平行
な一軸線の周りに回転(垂直回転)される押えロ
ーラ7を配設し、更にその前方には連結部8によ
り該押えローラ7と同期して同様に回転される補
助送りローラ9を配設している。尚、押えローラ
7は昇降可能なもので、それにより前記加工用ホ
ーン5の加工面5aに対し当接離反可能に設けら
れている。そして10は前記ベツド2の下方に上
記補助送りローラ9と対をなすべく配設した回転
自在なローラであり、又、11はその前方のテー
ブル1前部に配設した同じく回転自在なローラ、
12,13は前記超音波ユニツトケース3の下部
に夫々配設したやはり回転自在なローラである。
又、第2図中14,15及び16は夫々前記ベツ
ド2の上面に設けたフイルムガイドで、17はそ
のうちのガイド15,16と前記加工用ホーン5
の加工面5aの約半分とを覆うように設けた適宜
のアタツチメント取付板、18は該取付板17に
形成したフイルム送り用の孔である。そして再び
第1図に於いて、19は前記テーブル1の脚であ
り、この脚19の一つに第3図に示す如く対向す
る二枚の支持板20,21を取着し、更にその一
方の支持板20には中間部に減速機22付きのモ
ータ23を取着していて、その支持板20内方に
突出した駆動軸24の先端部には駆動プーリ25
を取着している。而して26は駆動プーリ25の
下方に配設した第一の取付軸で、詳細には上記支
持板20,21の各下部に夫々前方からの切込状
に形成した溝27,28に嵌めて該支持板20,
21間に着脱可能に横架したものであり、その横
架前より該第一の取付軸26には図中右より順に
位置決めリング29、従動プーリ30、フイルム
供給用のリール31、押えばね32、位置決めリ
ング33を取着している。この折り上記フイルム
供給用のリール31にはいわゆる二つ割りのもの
を使用していて、その両側31a,31bが内周
部にテーパー面を有する中空円筒体31cに圧入
されており、その中空円筒体31cの外周に例え
ばセロフアンから成る耐熱フイルム34を筒状に
巻回して装設し、それを押えばね32によつてリ
ール31の一側31aの側面と従動プーリー30
の側面とが摩擦結合されるとともに押えばね32
の一端と供給用リール31の他側31bの側面と
の間の摩擦係数が小とされ、供給用リール31の
回転は妨げられずその回転が滑らかに為されるよ
うに構成されている。そして一方、35は上記第
一の取付軸26とは対称的に設けた第二の取付軸
で、やはり詳細には支持板20,21の各上部に
夫々前方からの切込状に形成した溝36,37に
嵌めて該支持板20,21間に着脱可能に横架し
たものであり、斯かる第二の取付軸35にも図中
右より順に位置決めリング38、従動プーリ3
9、フイルム巻取用のリール40、押えばね4
1、位置決めリング42を取着している。又この
場合、上記フイルム巻取用のリール40もやはり
二つ割りのもので、その両側40a,40bが内
周部にテーパー面を有する中空円筒体40cに圧
入されており、その中空円筒体40cの外周には
前記供給用リール31から引出した耐熱フイルム
34を筒状に巻回する様に装設し、それを又押え
ばね41によつてリール40の一側40aの側面
と従動プーリ39の側面とが摩擦結合されるとと
もに、他側40bの側面と押えばね32の一端と
の摩擦係数は小とされている。尚、従動プーリ3
9には前記駆動プーリ25との間に於いてベルト
43を張架しており、又、上記耐熱フイルム34
は供給用リール31から引出して後前記ローラ1
2,13にかけて前記ベツド2上に出し、その後
前記アタツチメント取付板17の孔18によりそ
の下方を通し、更に前記加工用ホーン5の加工面
5aと押えローラ7との間並びに前記補助送りロ
ーラ9とローラ10との間を順に通しローラ11
にかけてテーブル1の下方に出し、そして上記巻
取用リール40に上述の如く装設したものであ
る。
さて、次に上記構成のものに於いて加工材料例
えば熱可塑性樹脂から成るシート44を溶着する
場合につき説明すると、この場合には先ず押えロ
ーラ7を上げ、その上で二枚以上重ね合わせた上
記シート即ち加工材料44を加工用ホーン5の加
工面5a上に置き、加工開始位置を決定した上で
押えローラ7を下げ図示しない加工開始スイツチ
を投入する。すると、上記加工用ホーン5には超
音波振動子4から超音波振動が付与され、よつて
上述の如く重ね合わされて押えローラ7により加
工面5a上に押え付けられた加工材料44が溶着
されるものであり、又このときには押えローラ7
が回転され、同時に加工用ホーン5も回転されて
更に補助送りローラ9が回転されることによつ
て、上記加工材料44が順次一方向に移送され連
続的に溶着される。そしてこのときモータ23も
起動せられるもので、その駆動力は減速機22を
経て駆動軸24に取着された駆動プーリ25から
ベルト43を介し従動プーリ39に伝達される。
従つてその従動プーリ39の回転に伴ないその従
動プーリ39と摩擦結合された巻取用リール40
が回転駆動され耐熱フイルム34を巻取る。尚、
この時、巻取用リール40の他側40bと押えば
ね41の一端との係合面は摩擦係数が小とされて
いるので、巻取用リール40の回転駆動は妨げら
れることはない。巻取用リール40の回転に伴な
い供給用リール31と従動プーリ29とが一体的
に略空転されることにより供給用リール31から
は耐熱フイルム34が順次引出され、引出された
耐熱フイルム34は前記加工用ホーン5の加工面
5aと加工材料44との間を該加工材料44の移
送方向に沿つてそれと略同速で送給され、そして
順次上記巻取用リール40に巻取られる。よつ
て、加工材料44の溶着時において上記加工用ホ
ーン5の加工面5aと加工材料44とが直接接触
されることがなくなるもので、同時に加工材料4
4の送りも耐熱フイルム34によつて促進される
ようになり、これらのことから加工材料44の材
質を問わず、又、その送り中でのしわやずれ等の
発生を防止して、加工用ホーン5の加工面5aに
対する加工材料44の溶着を防止でき、円滑に運
転させ得るものである。
尚、特に上記実施例の場合、供給用リール31
と巻取用リール40は夫々押えばね32,41に
よつて従動プーリ30,39と摩擦結合されてい
るので、該耐熱フイルム34の送給経路中でのテ
ンシヨンが一定値以上に高まれば、特に巻取用リ
ール40に摩擦結合されている従動プーリ39が
空転し、そのテンシヨンが一定値以上を超えない
ようにするため、該耐熱フイルム34の送給時に
於ける切断の虞れを無くし得る。
又、上記実施例の場合、供給用リール31と巻
取用リール40は夫々第一の取付軸26及び第二
の取付軸35ごと支持板20,21から取外し得
るもので、更に取外した後にはそれを交換させて
取付けることができ、従つて耐熱フイルム34を
巻取り終えた後には上記両リール31,40を交
換して使用するようにするといつたことも所望に
できる。
但し、本考案は上記し且つ図面に示した実施例
にのみ限定されるものではなく、従つて押えばね
32,41即ち耐熱フイルム34についてのテン
シヨン調節装置は無くても良く、又、供給用リー
ル31及び巻取用リール40は夫々着脱可能でな
くても良く、勿論、互換性を有してなくても良い
など、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実
施し得る。
以上詳述したように本考案による超音波ミシン
は、加工用ホーンの加工面と加工材料との間に加
工材料の移送方向に沿つて耐熱フイルムを送給す
るようにしたことを特徴とするものであつて、こ
れにより上記加工用ホーンの加工面と加工材料と
の間をその耐熱フイルムにより断つて猶且つ加工
材料の送りを促進し、以て加工用ホーンの加工面
に対する加工材料の溶着を防止しつつ円滑に運転
させ得るという優れた実用的効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものにて、第
1図は一部を破断した全体の側面図、第2図は同
平面図、第3図は第1図の−線に沿う供給用
リール及び巻取用リール部分の拡大縦断面図であ
る。 図中、1はテーブル、4は超音波振動子、5及
び5aは加工用ホーン及びその加工面、7は押え
ローラ、23はモータ、25は駆動プーリ、26
は第一の取付軸、30は従動プーリ、31は供給
用リール、31a及び31bは夫々供給用リール
の一側及び他側、32は押えばね、34は耐熱フ
イルム、35は第二の取付軸、39は従動プー
リ、40は巻取用リール、40a及び40bは
夫々巻取用リールの一側及び他側、41は押えば
ね、43はベルト、44は加工材料である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 加工材料を支持するためのテーブルと、その
    テーブルのテーブル面と略平行な加工面を有し
    超音波振動される加工用ホーンと、その加工用
    ホーンの加工面と当接離反可能にテーブル上方
    に配置されその加工面と略平行な一軸線の周り
    に回転駆動される押えローラとを備え、テーブ
    ル上に載置された加工材料を前記加工面と押え
    ローラとの協働によつて一方向に移送しつつ連
    続的に溶着するようにされた超音波ミシンに於
    いて、耐熱フイルムを供給するための供給用リ
    ールと供給されるフイルムを巻取るための巻取
    用リールとを前記テーブルの下方に夫々回転可
    能に設けると共にその巻取用リールを回転駆動
    するための駆動手段を設け、供給用リールから
    供給される耐熱フイルムが前記加工面と加工材
    料との間に於いて加工材料の移送方向に沿つて
    送給されるようにフイルム送給経路を構成した
    ことを特徴とする超音波ミシン。 2 前記駆動手段は前記耐熱フイルムの送給時に
    於けるテンシヨンが予め定められた値を超えな
    いようにするためのテンシヨン調節装置を含む
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の超音波ミシン。 3 前記供給用リール及び巻取用リールは共に着
    脱可能に設けられると共に互換性を有すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項若
    しくは第2項記載の超音波ミシン。
JP13514582U 1982-09-06 1982-09-06 超音波ミシン Granted JPS5941518U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13514582U JPS5941518U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 超音波ミシン

Applications Claiming Priority (1)

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JP13514582U JPS5941518U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 超音波ミシン

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Publication Number Publication Date
JPS5941518U JPS5941518U (ja) 1984-03-17
JPS6210097Y2 true JPS6210097Y2 (ja) 1987-03-09

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ID=30304280

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JP13514582U Granted JPS5941518U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 超音波ミシン

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JPS5941518U (ja) 1984-03-17

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