JPS6199908A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS6199908A JPS6199908A JP22007684A JP22007684A JPS6199908A JP S6199908 A JPS6199908 A JP S6199908A JP 22007684 A JP22007684 A JP 22007684A JP 22007684 A JP22007684 A JP 22007684A JP S6199908 A JPS6199908 A JP S6199908A
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- JP
- Japan
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- magnetic
- ferrite
- magnetic core
- mol
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/187—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
- G11B5/193—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features the pole pieces being ferrite or other magnetic particles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フェライト材によりヘッドコアが構成された
リング型磁気ヘッドに関するもので、フェライト磁気ヘ
ッドの有する摺動ノイズを軽減し且つ、高出力を達成せ
んとするもの≠ある。
リング型磁気ヘッドに関するもので、フェライト磁気ヘ
ッドの有する摺動ノイズを軽減し且つ、高出力を達成せ
んとするもの≠ある。
（従来の技術〕
最近の磁気記録分野では高密度化の傾向が著しく、従っ
て使用される磁気ヘッドも、より高周波帯域での特性改
善が要求されている。その為の１つの方向として、ヘッ
ドコア材料が金属磁性材料から７エライト材料へと移行
してきたいきさつがある。
て使用される磁気ヘッドも、より高周波帯域での特性改
善が要求されている。その為の１つの方向として、ヘッ
ドコア材料が金属磁性材料から７エライト材料へと移行
してきたいきさつがある。
しかし、フェライト磁気ヘッドは、金属磁性材料製の磁
気ヘッドに比べて高周波損失が少なく耐摩耗性に優れて
いるという特長を有する反面、テープを摺動させるとフ
ェライト特有の雑音を発生するという欠点を有している
。ヘッドの絶対出方が小さい頌域で動作する場合は、こ
のフェライト特有の摺動ノイズは無視できなくなる。摺
動ノイズの最大の原因としては、一般に逆磁歪効果が考
えられている。すなわち、テープがヘッド上を摺動する
際に種々の原因で生じる振動がフェライト中を伝播する
際に、フェライト内部の磁壁を揺動し、これがコイルに
誘起されランダムノイズとして観測されるわけである。
気ヘッドに比べて高周波損失が少なく耐摩耗性に優れて
いるという特長を有する反面、テープを摺動させるとフ
ェライト特有の雑音を発生するという欠点を有している
。ヘッドの絶対出方が小さい頌域で動作する場合は、こ
のフェライト特有の摺動ノイズは無視できなくなる。摺
動ノイズの最大の原因としては、一般に逆磁歪効果が考
えられている。すなわち、テープがヘッド上を摺動する
際に種々の原因で生じる振動がフェライト中を伝播する
際に、フェライト内部の磁壁を揺動し、これがコイルに
誘起されランダムノイズとして観測されるわけである。
この摺動ノイズを出来るだけ抑えるためにフェライトの
組成を吟味し選定する必要がある。一般に、ｍ壁の動き
にくいようなＦ’ｅｚＯｓ、ＭｎＱ 、 ｚｎ。
組成を吟味し選定する必要がある。一般に、ｍ壁の動き
にくいようなＦ’ｅｚＯｓ、ＭｎＱ 、 ｚｎ。
の成分比のフェライト、あるいは第４の添加物（Ｔｉや
３ｎ）を含むフェライトを用いることにより、摺動ノイ
ズは軽減されるが、このようなフェライトは透磁率が低
いため、ヘッドの出方は低下してしまう。すなわち、へ
、ドの出力、ノイズ比という観点での改善効果は薄い。
３ｎ）を含むフェライトを用いることにより、摺動ノイ
ズは軽減されるが、このようなフェライトは透磁率が低
いため、ヘッドの出方は低下してしまう。すなわち、へ
、ドの出力、ノイズ比という観点での改善効果は薄い。
そこで本発明は、高透磁率のフェライトと、低透磁率の
フェライトを有効に組み合わせることにより、低摺動ノ
イズ化および高出力化を達成し得る磁気ヘッドを提供す
ることを目的としている。
フェライトを有効に組み合わせることにより、低摺動ノ
イズ化および高出力化を達成し得る磁気ヘッドを提供す
ることを目的としている。
かかる目的を達成するため本発明の磁気ヘッドは、第１
図に示すように、作動ギャップ１を介して相対峙する２
個の単結晶Ｍｎ−Ｚｎフェライトから、なる磁気コア２
．３を有し、該磁気コアの単結晶へ、１ｎ−ｔｚ、ｎフ
ェライトの（１１０）面が磁気へ、ドの主磁路形成面と
ほぼ平行であるとともに、該（１１０）面内に存在する
’＜ ｉｏｏ ＞方向と前記作動ギヤ、プの形成面との
なす角度が００ないし９０’になるように構成され、前
記２個の磁気コアのうち、磁気テープ入走側の磁気コア
２が低摺動ノイズ化を満足する組成のＭｎ−Ｚｎフェラ
イトで構成され、磁気テープ出走側の磁気コア３が高出
力を満足する組成のＭｎ−Ｚｌ ７ ！ライトで構成さ
れている。
図に示すように、作動ギャップ１を介して相対峙する２
個の単結晶Ｍｎ−Ｚｎフェライトから、なる磁気コア２
．３を有し、該磁気コアの単結晶へ、１ｎ−ｔｚ、ｎフ
ェライトの（１１０）面が磁気へ、ドの主磁路形成面と
ほぼ平行であるとともに、該（１１０）面内に存在する
’＜ ｉｏｏ ＞方向と前記作動ギヤ、プの形成面との
なす角度が００ないし９０’になるように構成され、前
記２個の磁気コアのうち、磁気テープ入走側の磁気コア
２が低摺動ノイズ化を満足する組成のＭｎ−Ｚｎフェラ
イトで構成され、磁気テープ出走側の磁気コア３が高出
力を満足する組成のＭｎ−Ｚｌ ７ ！ライトで構成さ
れている。
第１図に示されるように、フェライトの（１１０，）面
が主磁路形成面とほぼ平行であるとともに、（１１０）
面内に存在する（Ｚｏｏ＞方向と作動ギャップ形成面と
のなす角度が０°ないし９ｃＰになるように構成された
磁気ヘッドにおいて、主磁路形成面に垂直に存在する（
１００ ）面は第２図に示される位黄関係となる。フ
ェライトにおいて（ｉｏｏ ｈ面は硬い面であり、テー
プ走行により、テープ出走側磁気コア３は（Ｚｏｏ ）
面を「逆なで」される形となる。すなわち、木材にカン
ナをかける時を想定し、（ｌｏｏ）ｍを木目に見たてる
と、テープ出走側磁気コア３は１゛逆目」となる。これ
により、テープ出走側磁気コア３は、テープ入走側磁気
コア２より摩耗が進行しやすく、経験的にもテープ出走
側磁気コア３の偏摩耗が確認されている。ヘッド摩耗と
摺動ノイズは密接な関係があり、へ、。
が主磁路形成面とほぼ平行であるとともに、（１１０）
面内に存在する（Ｚｏｏ＞方向と作動ギャップ形成面と
のなす角度が０°ないし９ｃＰになるように構成された
磁気ヘッドにおいて、主磁路形成面に垂直に存在する（
１００ ）面は第２図に示される位黄関係となる。フ
ェライトにおいて（ｉｏｏ ｈ面は硬い面であり、テー
プ走行により、テープ出走側磁気コア３は（Ｚｏｏ ）
面を「逆なで」される形となる。すなわち、木材にカン
ナをかける時を想定し、（ｌｏｏ）ｍを木目に見たてる
と、テープ出走側磁気コア３は１゛逆目」となる。これ
により、テープ出走側磁気コア３は、テープ入走側磁気
コア２より摩耗が進行しやすく、経験的にもテープ出走
側磁気コア３の偏摩耗が確認されている。ヘッド摩耗と
摺動ノイズは密接な関係があり、へ、。
ド摩耗が大きいほど摺動ノイズが小さいことを実数的に
確認した研究論文が出されている。用又廠、溝尾嘉章、
牛込恒、萩原−１「摺動ノイズに及ぼす磁気テープの研
磨性効果」電子通信学会論文誌（Ｃ）、Ｊ ６７−０％
１、Ｐ、６２〜６９（１９８４）を参照されたい。
確認した研究論文が出されている。用又廠、溝尾嘉章、
牛込恒、萩原−１「摺動ノイズに及ぼす磁気テープの研
磨性効果」電子通信学会論文誌（Ｃ）、Ｊ ６７−０％
１、Ｐ、６２〜６９（１９８４）を参照されたい。
すなわち、摩耗しやすいテープ出走側磁気コアからの摺
動ノイズは比較的少ないと云える。このため、テープ出
走側磁気コアとしては、出力向上に有利な高透磁率のフ
ェライトを使うことが可能である。一方、テープ入走側
磁気コアとしては摺動ノイズの低いフェライトを用いる
。これにより低摺動ノイズ且つ高出力の磁気へ、ドを得
ることができる。
動ノイズは比較的少ないと云える。このため、テープ出
走側磁気コアとしては、出力向上に有利な高透磁率のフ
ェライトを使うことが可能である。一方、テープ入走側
磁気コアとしては摺動ノイズの低いフェライトを用いる
。これにより低摺動ノイズ且つ高出力の磁気へ、ドを得
ることができる。
磁気コアの組成の具体例としては、テープ入走側磁気コ
ア２をＦ’ｅｚＯｓ ５３〜５７％ ル％ 、Ｐｖ（ｎ
ｏ １７〜４０モルチ、ＺｎＯ１５〜４０１０１５ル４
０イト、ないしはＳｎやＴｉなどの添加物を加えた比較
的低透磁率のＭｎ−Ｚｎ→ｎ， Ｍｎ−Ｚｎ−’ｒｉフ
ェライトとし、テープ出走側磁気コア３をＦｅ２Ｏ３４
８〜５３モル％ 、ＭｎＯ１７〜４０モル ％ 、Ｚｎ
Ｏ１５〜４０モルチからなる比較的高透磁率のＭｎ−Ｚ
ｒ１フエライトとする。
ア２をＦ’ｅｚＯｓ ５３〜５７％ ル％ 、Ｐｖ（ｎ
ｏ １７〜４０モルチ、ＺｎＯ１５〜４０１０１５ル４
０イト、ないしはＳｎやＴｉなどの添加物を加えた比較
的低透磁率のＭｎ−Ｚｎ→ｎ， Ｍｎ−Ｚｎ−’ｒｉフ
ェライトとし、テープ出走側磁気コア３をＦｅ２Ｏ３４
８〜５３モル％ 、ＭｎＯ１７〜４０モル ％ 、Ｚｎ
Ｏ１５〜４０モルチからなる比較的高透磁率のＭｎ−Ｚ
ｒ１フエライトとする。
テープ入走側の磁気コア２のＭｎ−Ｚｎ ７ ！ライト
において、Ｆｅ２Ｏ３５３〜５７モルチとしたのは、５
３モルチより小さいと高透磁率となり、磁壁が振動し易
く、摺動ノイズが高くなるからであり、また５７モルチ
より大きいと良好なへ、ド出力を維持できないほど透磁
率が小となるからである。また、■Ｏを１７〜４０モル
チ、η０を１５〜４０モルチとしたのは、この範囲でな
いと、透磁率、保磁力、飽和磁束密度等のフェライトの
諸磁気特性が磁気ヘッド用材料として適正でなくなるた
めである。
において、Ｆｅ２Ｏ３５３〜５７モルチとしたのは、５
３モルチより小さいと高透磁率となり、磁壁が振動し易
く、摺動ノイズが高くなるからであり、また５７モルチ
より大きいと良好なへ、ド出力を維持できないほど透磁
率が小となるからである。また、■Ｏを１７〜４０モル
チ、η０を１５〜４０モルチとしたのは、この範囲でな
いと、透磁率、保磁力、飽和磁束密度等のフェライトの
諸磁気特性が磁気ヘッド用材料として適正でなくなるた
めである。
なお、ＳｎやＴｉなどの添加物は、これら添加物の酸化
物粒子の析出による、磁壁振動の抑制、及び磁区の細分
化のために添加するものであり、その添加量は母材とな
るＭｎ−Ｚｎフェライト（Ｆｅｚｅｓ ４８〜５７モル
％、ＭｎＯ１７〜４０モル％、Ｚ１０１５〜４０モル％
）に２〜６モルチ加える。
物粒子の析出による、磁壁振動の抑制、及び磁区の細分
化のために添加するものであり、その添加量は母材とな
るＭｎ−Ｚｎフェライト（Ｆｅｚｅｓ ４８〜５７モル
％、ＭｎＯ１７〜４０モル％、Ｚ１０１５〜４０モル％
）に２〜６モルチ加える。
テープ出走側の磁気コア３のｖｔｎ−ｒｔｎフェライト
において、Ｆｅ２Ｏｍを４８〜５３モルチとしたのは、
この範囲内で透磁率が最大となり、高いヘッド出力が期
待できるからである。また、ＭｒＩＯを１７〜４０モル
％、ＺｎＯを１５〜４０モルチとしたのは、上記テープ
入走側磁気コアで述べた事項と同一の理由である。
において、Ｆｅ２Ｏｍを４８〜５３モルチとしたのは、
この範囲内で透磁率が最大となり、高いヘッド出力が期
待できるからである。また、ＭｒＩＯを１７〜４０モル
％、ＺｎＯを１５〜４０モルチとしたのは、上記テープ
入走側磁気コアで述べた事項と同一の理由である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。従
来の磁気ヘッドと本発明の磁気へ、ドは外見及びフェラ
イト単結晶の方位は同一であり、第１図にその磁気ヘッ
ドにおける磁気コアの部分の平面図を示す。この磁気ヘ
ッドは、巻線用窓１を有するフェライトよりなるテープ
入走側磁気コア２ともう一方のテープ出走側磁気コア３
の間に、記録再生時の作動ギャップとなるフロントギャ
ップ４を有し、テープ摺動面５で磁気テープと摺接し、
磁気テープにヘリカルスキャン方式にて映像信号を記録
再生するためのビデオヘッドである。
来の磁気ヘッドと本発明の磁気へ、ドは外見及びフェラ
イト単結晶の方位は同一であり、第１図にその磁気ヘッ
ドにおける磁気コアの部分の平面図を示す。この磁気ヘ
ッドは、巻線用窓１を有するフェライトよりなるテープ
入走側磁気コア２ともう一方のテープ出走側磁気コア３
の間に、記録再生時の作動ギャップとなるフロントギャ
ップ４を有し、テープ摺動面５で磁気テープと摺接し、
磁気テープにヘリカルスキャン方式にて映像信号を記録
再生するためのビデオヘッドである。
従来の磁気ヘッドでは、テープ入走側磁気コア２とテー
プ出走側磁気コア３は同一の組成を有し、同一の磁気的
性質を有するフェライトより構成されていた。
プ出走側磁気コア３は同一の組成を有し、同一の磁気的
性質を有するフェライトより構成されていた。
これに対して、本発明による磁気ヘッドは、テープ入走
側磁気コア２に低摺動ノイズを満足する組成のＭｎ−４
Ａフエライト、テープ出走側磁気コア３に高出力を満足
する組成のＭｒｌ−Ｚｎ ７エライトを用いている。
側磁気コア２に低摺動ノイズを満足する組成のＭｎ−４
Ａフエライト、テープ出走側磁気コア３に高出力を満足
する組成のＭｒｌ−Ｚｎ ７エライトを用いている。
次に具体的な効果を、実験結果を交えて説明する。まず
比較例１として両磁気コア２．３ともに高透磁率を示す
Ｆｅ２Ｏ３’５２モルチ、Ｍ１０３１モルチ、ＺｎＯ１
７モルチ程度の組成の一七フエライトを用いた場合の摺
動ノイズ電圧のスペクトラムを第３図に示した。縦軸は
ノイズ電圧の相対値、横軸は周波数であり、同図中のａ
−１は磁気テープを摺動させない時のアンプノイズを示
している。これに対して同図中のａ −２は磁気テープ
を摺動させた時のノイズすなわち摺動ノイズを示してお
り、アンプノイズより大きなノイズ電圧となっている。
比較例１として両磁気コア２．３ともに高透磁率を示す
Ｆｅ２Ｏ３’５２モルチ、Ｍ１０３１モルチ、ＺｎＯ１
７モルチ程度の組成の一七フエライトを用いた場合の摺
動ノイズ電圧のスペクトラムを第３図に示した。縦軸は
ノイズ電圧の相対値、横軸は周波数であり、同図中のａ
−１は磁気テープを摺動させない時のアンプノイズを示
している。これに対して同図中のａ −２は磁気テープ
を摺動させた時のノイズすなわち摺動ノイズを示してお
り、アンプノイズより大きなノイズ電圧となっている。
なお、磁気テープは消磁状態のものを用いている。
第４図には、比較例２の実験結果を示す。第４図は、両
磁気コア２．３ともにＦｅ２Ｏ３５１モルチ、ＭｎＯ２
５モルチ、ＺｎＯ２Ｏモルチ、５ｎＯ２４モルチ程度の
組成のＭｕ−Ｚｎ−５ｎ７エライトを用いた場合のノイ
ズスペクトラムを示している。
磁気コア２．３ともにＦｅ２Ｏ３５１モルチ、ＭｎＯ２
５モルチ、ＺｎＯ２Ｏモルチ、５ｎＯ２４モルチ程度の
組成のＭｕ−Ｚｎ−５ｎ７エライトを用いた場合のノイ
ズスペクトラムを示している。
第５図は本発明の実施例を示し、テープ出・走側磁気コ
アに比較例１で用いたＦｅ２Ｏ３５２モルチ、陣０３１
モルチ、か０１７モルチ程度の組成の陣÷フェライトを
用い、テープ入走側磁気コアに比較例２で用いたＦｅｚ
Ｏａ ５１モルＬＭｎＯ２５モル％、か０２Ｏモルチ、
５ｎ０２４モルチ程度の組成のＭｒｌう一８ｎフェライ
トを用いた場合の磁気ヘッドのノイズスペクトラムを示
している。５ＭＨｚでの第５図のノイズ電圧は、第３図
の比較例１に対して一部弗、第４図の比較例２に対して
＋２＠であり、比較例１と比較例２の中間よりやや低い
レベルのノイズ電圧である。また、５ＭＨ２での実施例
の自己録再出力は、比較例１に対して一２ｄＢ、比較例
２に対して＋３ｄＢであり、比較例１と比較例２の中間
よりやや高いレベルの出力となることが別の実験により
測定された。すなわち、本発明構成の磁気へ、ドの出力
、ノイズ比は、比較例１に対して２．５ ｄＢ、比較例
２に対して１ｄＢの改善効果が認められた。
アに比較例１で用いたＦｅ２Ｏ３５２モルチ、陣０３１
モルチ、か０１７モルチ程度の組成の陣÷フェライトを
用い、テープ入走側磁気コアに比較例２で用いたＦｅｚ
Ｏａ ５１モルＬＭｎＯ２５モル％、か０２Ｏモルチ、
５ｎ０２４モルチ程度の組成のＭｒｌう一８ｎフェライ
トを用いた場合の磁気ヘッドのノイズスペクトラムを示
している。５ＭＨｚでの第５図のノイズ電圧は、第３図
の比較例１に対して一部弗、第４図の比較例２に対して
＋２＠であり、比較例１と比較例２の中間よりやや低い
レベルのノイズ電圧である。また、５ＭＨ２での実施例
の自己録再出力は、比較例１に対して一２ｄＢ、比較例
２に対して＋３ｄＢであり、比較例１と比較例２の中間
よりやや高いレベルの出力となることが別の実験により
測定された。すなわち、本発明構成の磁気へ、ドの出力
、ノイズ比は、比較例１に対して２．５ ｄＢ、比較例
２に対して１ｄＢの改善効果が認められた。
以上説明したように本発明によれば、磁気コアを形成す
るフェライトの結晶方位を摺動ノイズを比較的小さくす
るものとし、且つテープ出走側磁気コアに出力向上に有
利な高透磁率のフェライトを使い、他方テープ入走側磁
気コアには低摺動ノイズ化を達成するフェライトを用い
ているから、従来の磁気ヘッドに比べて低摺動ノイズ化
および高出力化を達成することができた。
るフェライトの結晶方位を摺動ノイズを比較的小さくす
るものとし、且つテープ出走側磁気コアに出力向上に有
利な高透磁率のフェライトを使い、他方テープ入走側磁
気コアには低摺動ノイズ化を達成するフェライトを用い
ているから、従来の磁気ヘッドに比べて低摺動ノイズ化
および高出力化を達成することができた。
第１図は本発明の磁気ヘッドの一実施例を示す平面図、
第２図は第１図のものの斜視図、第３図は比較例１のテ
ープ摺動ノイズのスペクトラムを示すグラフ、第４図は
比較例２のテープ摺動ノイズのスペクトラムを示すダラ
ム、第５図は本発明実施例のテープ摺動ノイズのスペク
トラムを示すグラフである。 １・・・巻線窓 ２・・・テープ入走側磁気コア ３・・・テープ出走側磁気コア ４・・・ヘッドギャップ ５・・・摺動面 Ａ・・・テープ走行方向 特許出願人 アルプス電気株式会社 第ｉ図
第２図は第１図のものの斜視図、第３図は比較例１のテ
ープ摺動ノイズのスペクトラムを示すグラフ、第４図は
比較例２のテープ摺動ノイズのスペクトラムを示すダラ
ム、第５図は本発明実施例のテープ摺動ノイズのスペク
トラムを示すグラフである。 １・・・巻線窓 ２・・・テープ入走側磁気コア ３・・・テープ出走側磁気コア ４・・・ヘッドギャップ ５・・・摺動面 Ａ・・・テープ走行方向 特許出願人 アルプス電気株式会社 第ｉ図
Claims (3)
- （１）作動ギャップを介して相対峙する２個の単結Ｍｎ
−Ｚｎフェライトからなる磁気コアを有し、該磁気コア
の単結晶Ｍｎ−Ｚｎフェライトの｛１１０｝面が磁気ヘ
ッドの主磁路形成面とほぼ平行であるとともに、該｛１
１０｝面内に存在する〈１００〉方向と前記作動ギャッ
プの形成面とのなす角度が０°ないし９０°になるよう
に構成され、前記２個の磁気コアのうち、磁気テープ入
走側の磁気コアが低摺動ノイズ化を満足する組成のＭｎ
−Ｚｎフェライトで構成され、磁気テープ出走側の磁気
コアが高出力を満足する組成のＭｎ−Ｚｎフェライトで
構成されたことを特徴とする磁気ヘッド。 - （２）前記テープ入走側磁気コアがＦｅ＿２Ｏ＿３５３
〜５７モル％、ＭｎＯ１７〜４０モル％、ＭｎＯ１５〜
４０モル％からなる組成のＭｎ−Ｚｎフェライトであり
、且つテープ出走側磁気コアがＦｅ＿２Ｏ＿３４８〜５
３モル％、ＭｎＯ１７〜４０モル％、ＺｎＯ１５〜４０
モル％からなる組成のＭｎ−Ｚｎフェライトであること
を特徴とする特許請求範囲第１項に記載の磁気ヘッド。 - （３）前記テープ入走側磁気コアがＦｅ＿２Ｏ＿３４８
〜５７モル％、ＭｎＯ１７〜４０モル％、ＺｎＯ１５〜
４０モル％からなる組成のＭｎ−ＺｎフェライトにＳｎ
またはＴｉを添加したフェライトであり、且つテープ出
走側磁気コアがＦｅ＿２Ｏ＿３４８〜５３モル％、Ｍｎ
Ｏ１７〜４０モル％、ＺｎＯ１５〜４０モル％からなる
組成のＭｎ−Ｚｎフェライトであることを特徴とする特
許請求範囲第１項に記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22007684A JPS6199908A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22007684A JPS6199908A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6199908A true JPS6199908A (ja) | 1986-05-19 |
Family
ID=16745558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22007684A Pending JPS6199908A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6199908A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02216603A (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-29 | Mitsubishi Electric Corp | 複合型磁気ヘッドおよびその製造方法 |
| EP0445965A1 (en) * | 1990-03-03 | 1991-09-11 | Kawasaki Steel Corporation | Low power loss Mn-Zn ferrites |
| CN118375374A (zh) * | 2024-05-17 | 2024-07-23 | 广东福临门世家智能家居有限公司 | 一种降噪效果好的静音门 |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP22007684A patent/JPS6199908A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02216603A (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-29 | Mitsubishi Electric Corp | 複合型磁気ヘッドおよびその製造方法 |
| EP0445965A1 (en) * | 1990-03-03 | 1991-09-11 | Kawasaki Steel Corporation | Low power loss Mn-Zn ferrites |
| US5143638A (en) * | 1990-03-03 | 1992-09-01 | Kawasaki Steel Corporation | Low power loss mn-zn ferrites |
| CN118375374A (zh) * | 2024-05-17 | 2024-07-23 | 广东福临门世家智能家居有限公司 | 一种降噪效果好的静音门 |
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