JPS6198252A - 外科手術用ステープル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は改良された組織処理を達成するよう設計され
た外科手術用ステープル装置、特に綴とじすべき組織上
にジョー部材を正確に配置できてステープルが成形され
るときにジョー部材に作用される力に耐えるようできる
１列以上のステープルをつくるための改良された外科手
術用ステープル装置に関するものである。特に、この発
明は、ステープルの形成前に細長いジョー部材の組織上
の位置を正確に調節するよっできる錠止装置と、均一な
ステープル高さをつくるべくできるようステープルが形
成されるときにジョー部材の金敷およびステープルカー
トリッジ支持前部に作用される力に耐えるよう細長いジ
ョー部材に締付力を作用するジョー締着装魂　　　　置
とを有した直線吻合ステープル装置に関するｊ ものである。

更に、この発明は単独患者使用のために好適に設計され
た処理可能な外科手術用ステープル装置に係わる。ステ
ープル装置は、同一患者の手術中にステープル装置を再
使用できるよう簡単に取換えられる処理可能なステープ
ルカートリッジを有している。

従来の技術 近年、肺、食道、胃、十二指腸や腸系統の他の人体脂管
等の様な人体脂管および組織を縫合するようステープル
装置を用いることが手術において増大する傾向にある。

多くの場合、適切なステープル装置の利用は良い仕事を
短い時間で行い、胃腸吻合の様な従来の困難な外科手術
処理を簡単にする。

従来技術において、初期の直線２列および４列の切断ス
テープル装置はステープルが個別に手動装入される恒久
的器具であった。この様なステープル装置は非常に高価
で、かさばり、重く、各外科手術に使用するために装入
と清掃が困難であった。１つの例が米国特許第３．３１
５．ｊ　Ｏ５号明細書に記載されている。恒久型外科手
術用ステープル装置の改善は、消毒済の使い捨て可能な
ステープル装入装置と、組織を分断すると同時にステー
プルの列を形成する任意の刃物とを有した基本的ステー
プル装置を設けることによってつくられた。−例が米国
特許第３．４９９，５９１号明細書に記載されている。

しかし、この様な改善は手によるステープルの装入に予
め必要とされる時間の節約を主に達成した。ステープル
装置自体に必要とされる管理に加えて基本装置を分解し
、洗浄し、再組立し、各外科手術処理毎に新しいカート
リッジと金敷を取付けることがまた必要とされた。この
種の装置における別の問題は、ステープル列の近接端と
末端の間の形成されたステープル高さの実質的な変化に
もとつく繰返し使用の後に末端にジョーを拡げ離す傾向
である。

病院の費用が増大し続けるときに、不必要な仕事を省略
し、外科手術と妥協することなく一層効果的に技術を発
展することが必要である。

従って、米国特許第４．４２９．６９５号明細書に記載
される型の使い捨て可能なステープル装置が開発された
。この特許の使い捨て可能なステープル装置においては
、作動器と刃物装置か刃物押棒カムの正域内のステープ
ルジョーに部分的支持を設けている。しかし、このステ
ープル装置は、ステープルが形成される前に離れるジョ
ーの傾向に抵抗するようステープルジョーの金敷および
ステープルカートリッジ支持部分の余長に亘って締付力
を同時に作用していない。

発明が解決しようとする問題点 一般的に、直線吻合ステープル装置は一対の協同する細
長いジョー部材を有し、各ジョー部材が吻合すべき内部
管状人体脂管内に挿入できるようなっている。一方のジ
ョー部材は少なくとも２つの横方向に隔った列のステー
プルをもったステープルカーｈ　ＩＪツシを支持し、他
方のジョー部材はカートリッジ内のステープルの列と整
列したステープル形成ポケットをもった金敷を支持して
いる。整列したステープルカートリッジと金敷と一緒に
ジョー部材を錠止すへく枢動可能な錠止レバーまたはハ
ンドルが設けられている。一般に、カートリッジにより
支持されると共に金敷に対してステープルを閉鎖するよ
う各ステープルと関連した複数個のステープルドライバ
を作動し且つジョー部材間に握持された組織にステープ
ルの横方向に隔った列を形成するカム面を介してカート
リッジからステープルを連続的に放出するジョー部材に
沿って長手方向に単一押棒刃物装置が滑動できる。押棒
に従動する刃物はステープル列間の線に沿って組織を切
断する。この様な吻合ステープル装置の例が米国特許第
３．４９９，５９１号、第４．４２９．６９５号明細書
に記載されている。いずれの場合も、ステープルが形成
されるときに作用される力に耐えるよう金敷とステープ
ルカートリッジを支持するジョー部材の全体に沿って同
時に締付力を作用すべくつくられた構成はない。また、
ス）　　　テープ″の成形の前に組織上の所要位置に正
確にステープルカートリッジと金敷を位置できるよう互
にゆるく連結されたジョー部材によって部分的に解錠さ
れた位置に錠止レバーやハンドルを保持するようつくら
れた構成もない。

上述の型のステープル装置の使用においては、ジョー部
材間に固定される組織の締付けと、ステープルカートリ
ッジからのステープルの放出と、握持した組織へのステ
ープルの、駆動と、金敷に対するステープルの形成に比
較的大きな力が作用される。この様な力はジョー部材を
垂直方向に引き離してジョー部材を横方向にゆがめる傾
向があり、その結果形成されたステープル高さの一致が
低下したり或はステープルが時には金敷を完全にそれた
りする。この様な問題は、ジョー部材や他の部材の製造
に比較的軽量の使い捨て可能な材料が用いられる使い捨
て可能なステープル装置の場合に強調される。従って、
ステープル形成操作が行われる際にジョー部材の正確な
整列ができ、且つステープル装置の操作にてみられる大
きな力に耐えるよう細長いジ　　　　１ヨ一部材の適切
な支持を設ける使い捨て可能なステープル装置が必要で
ある。更に、ジョー部材間に握持された組織に均一な高
さのステープルの列をつくり、ジョー部材を互に完全に
離脱する必要なく組織の位置を適当に調節できるステー
プル装置が必要である。

問題点を解決するための手段 この発明は、ジョー部材を互に錠止する錠止位置に互に
ジョー部材を完全に解離できる解錠位置から作動できる
改良されたジョー錠止装置と、ジョー部材を互に解離す
ることなく組織の位置をジョー部材が調節できるよう互
にゆるく連結されたジョー部材によって部分錠止位置に
錠止装装置を保持する装置の協同によって従来技法の欠
点を解決する外科手術用ステープル装置を達成している
。好適には、ステープル装置は、ステープル形成の際に
ジョー部材の金敷およびステープルカート、リッジ支持
部に作用される力に抵抗するようジョー部材に締付力を
作用するジョー締着装置を有する。推奨実施例において
、錠止装置は、ジョー部材のステープルおよび金敷支持
部に隣接して沿った中間位置にて一緒にジョー部材を錠
止するよう設けられている。カム装置は、ステープルが
形成されるときにジョー部材の金敷およびステープル支
持部に作用される力に抵抗するよう錠止装置から離れた
位置にて一ジョー部材を離して押圧するべく設けられて
いる。

この発明に依れば、外科手術用ステープル装置は、少な
くとも１つの列に配置された複数個のステープルを受け
るようできるステープル支持装置を一方が有しステープ
ルを形成するようできる金敷装置を他方が有する第１、
第２の協同する細長いジョー部材、ジョー部材間に握持
された組織内にステープル支持装置からステープルを駆
動して組織内番こ少なくとも１列のステープルをつくる
よう金敷装置に対してステープルを形成する押圧装置、
ステープル支持装置と金敷装置間に位置された組織と一
緒にジョー部材を錠止する装置、ステープル形成の際に
ステープル支持装置と金敷装置を一緒に押圧するようジ
ョー部材に締着力を作用するジョー締着装置、ジョー部
材を互に解離せずに組織の位置をステープル支持装置と
金敷装置が調節できるよう互にゆるく連結されたジョー
部材によって部分錠止位置に錠止装置を保持する装置を
備えている。好適には、ステープル装置は、ステープル
の列に隣接した線に沿ってジョー部材間に握持された組
織を切断する刃物装置を有している。

ステープル装置の推奨実施例において、ジョー錠止装置
は、ステープル支持装置と金敷装置に隣接した中間位置
にてジョー部材を互に錠止するよう設けられ、ステープ
ルが形成されるときにステープル支持装置と金敷装置に
作用される力に抵抗するよう錠止装置から離れた位置に
てジョー部材を離して押圧するべくカム装置が設けられ
ている。好適には、カム装置は、錠止装置から離れた位
置にてジョー部材の１つに枢着されたカム部材を有する
。カム部材は、離れセ １１　　　　　た位置にてジョー部材を動かすよう第１
の不作訃 動位置から第２の作動位置に枢動できる。カム部材を作
動位置および不作動位置に夫々保持するよう第１、第２
保持装置が設けられている。

カム部材は第１不作動位置に位置されたカム部材と他方
のジョー部材を係合する第１の低カム面と、第２作動位
置に位置されたカム部材と他方のジョー部材を係合する
第２の高カム面とを有する。少なくとも１つのジョー部
材は可撓性て、ジョー部材の一部を離れた位置にて曲げ
離すよっできる。カム部材が不作動位置から作動位置に
枢動するときに、離れた位置のジョー部材の一部はジョ
ー部材の金敷およびステープル支持部を互に押圧するよ
う曲げ離す。

好適には、カム部材は、押圧装置が前進されるときには
不作動位置から作動位置に、押圧装置が引込められると
きには作動位置から不作動位置に、動かすよう押圧装置
によって作動できる。カム部材は、押圧装置が引込めら
れたときには第１保持装置によって不作動位置に、押圧
装置が前進されたときには第２保持装置によって作動位
置に保持される。

この発明は、組織を間に握持すへく第１、第２の細長い
ジョー部材が設けられた直線吻合ステープル装置に実施
される。横方向に間隔を置いた長手方向の少なくとも２
列のステープルを支持するステープルカートリッジは一
方のジョー部材の前部に取付けられ、ステープル形成金
敷は他方のジョー部材の前部に設けられる。押棒刃物装
置はジョー部材に対して長手方向に動くべく滑動可能に
取付けられる。押棒刃物装置は、ジョー部材間に握持さ
れた組織内にステープルカートリッジからステープルを
、駆動して組織内に一対の横方向に隔ったステープルの
列をつくるよう金敷に対してステープルを形成する押圧
装置と、ジョー部材間に握持された組織をステープル列
間の線に沿って切断する刃物装置とを有している。ステ
ープル装置は、ステープルカートリッジと金敷の間に置
かれた組織と一緒にステープルカートリッジと金敷に隣
接して沿った中間位置にて互にジョー部材を錠止する装
置と、ジョー部材を互に解離することなく組織の位置を
カートリッジと金敷が調節できるよう互にゆるく連結さ
れたジョー部材と一緒に部分錠止位置に錠止装置を保持
する装置とを有している。

推奨実施例のステープル装置は、ステープル形成の際に
ジョー部材間に握持された組織に対してステープルカー
トリッジと金敷を締着するよう互にジョー部材の前部を
押圧するジョー締着装置を有する。ジョー締着装置は、
ステープルが形成されるときにステープルカートリッジ
と金敷に作用される力に抵抗するようジョー部材の前部
を一緒に押圧するよう錠止装置から離れた位置にてジョ
ー部材の後部を離して押圧するカム装置として実施され
る。

推奨実施例において、カム装置は、ステーフールカート
リッジおよび金敷を一緒に押圧するようジョー部材の後
部を離して動くへく他方のジョー部材と係合できる一方
のジョー部材に取付けられている。好適には、カム部材
は錠止装置から離れた位置にて一方のジョー゛部材に枢
着されている。カム部材は、ジョー部材の後部を離して
動かしてジョー部材の前部を一緒に押圧するよう第１の
不作動位置から第２の作動位置に枢動できる。カム部材
は、第１の不作動位置に位置されたカム部材と他方のジ
ョー部材を係合する第１の下カム面と、第２の作動位置
に位置されたカム部材とジョー部材を係合する第２の高
カム面とを有する。好適には、カム部材は、押圧装置が
前進されるときには不作動位置から作動位置に動かし押
圧装置が引込められるときには作動位置から不作動位置
に戻るよう押圧装置によって作動できる。少なくとも一
方のジョー部材は、後部が他方のジョー部材の後部から
離れて彎曲して、ステープルカートリッジと金敷を一緒
に押圧するよう前部が他方のジョー部材の前部に向って
彎曲できるよう可撓性である。

更に、間隔装置は、ステープルカートリッジとセ　　　
金敷を予定の間隙を間にもって整列して維持す１ｊ　　
　　べく一方のジョー部材に取付けられている。好適に
は、間隔ピンは、ステープルカートリッジと金敷を間に
予定の間隙をもって整列するよう組立てられたジョー部
材と金敷を係合すべくステープルカートリッジに取付け
られている。

好適には、押棒刃物装置は、一方のジョー部材に沿って
長手方向に動くべく滑動可能に取付けられてステープル
カートリッジ内に滑動するようできる一対のステープル
押棒が設けられた押ブロックと、一方のジョー部材に沿
って長手方向に動くべく滑動可能に取付けられてステー
プル押棒内に滑動できる刃物が設けられた刃物ブロック
とを有している。カム装置はステープルカートリッジと
金敷を一緒に押圧するようステープルの形成の前に押ブ
ロックによって作動できる。作動装置は、刃物ブロック
が固定している際にカム装置を作動して押棒をステープ
ルカートリッジ内に初めに動あ）すように押ブロックを
ステープルカー１−　ＩＪツジに向って初めに前進し・
ｆｉ０押棒と９物を′″″−７°）Ｉｙｊ’Ｊ−１−”
７゛′　　　　（ジ内に同時に動かすようにして押ブロ
ックによる係合においてステープルカー１−　ＩＪツジ
に向って刃物ブロックを連続して前進するために設けら
れている。刃物ブロック推奨実施例において、カム装置
は、ステープル装置を作動すべく初めに必要とされる力
を減少するよう刃物ブロックと押ブロックの係合の前に
押ブロックによって作動される。好適には、刃物ブロッ
クは、カム装置を作動するよう押ブロックが前進される
ときと、ステープルが形成された後に押ブ°ロックが引
込められるときに、刃物ブロックに対して押ブロックが
初めに滑動できるよう押棒を滑動可能に受けるべくでき
る。押棒は、ステープルカートリッジから刃物を引出す
よう押ブロックが引込められるときに刃物ブロックを係
合するようできる。

この発明の別の特長は単一患者利用のために好適に設計
された使い捨て可能な外科手術用ステープル装置の構成
に関連している。好適には、ステープル装置は同一患者
の手術において多ステープル処置のために同一ステープ
ル装置を使用できるよう容易に取換えできる使い捨て可
能なステープルカートリッジと協同し、手術終了後に装
置全体を処分できる。従って、推奨実施例において、ス
テープルカー）　ＩＪッジを取換えでき、ステープル装
置が別のステープルカートリッジを再使用できるようジ
ョー部材の１つにステープルカートリッジを容易に取付
けできるための装置が設けられている。好適には、指握
持装置はステープルカートリッジを手で取扱ってジョー
部材の１つから取外しできるようステープルカートリッ
ジに形成されている。

概略的には、この発明は直線胃腸吻合ステープル装置ま
たは刃物なしの直線ステープル装置として実施できる改
良された外科手術用ステープル装置を提供するものであ
る。ステープル装置は、ステープルカートリッジおよび
金敷と整列して細長いジョー部材を一緒に錠止でき且つ
綴とじされる組織にステープルガートリッジと金敷を正
確に位置決めできるよう細長いジョー部材が一緒にゆる
く連結される部分錠止位置に作動できる錠止装置と好適
に協同する。綴とじ処理が行われるときに所要位置にス
テープルカートリッジと金敷を正確に配置で入るようス
テ−プル装置が組立てられた後に、錠止装置はジョー部
材を組織上に再配置すへくできる。また、ステープル装
置が初めに組立てられて組織上の位置に配置された後に
ジョー部材が不用意に分解されることを錠止装置は防止
する。また、ステープル装置はステープル形成の際にス
テープルカートリッジと金敷を一緒に押圧するカム装置
と協同する。カム装置は、ステープルが形成されるとき
にステープルカートリッジと金敷を押し拡げて不均一な
高さの閉じたステープルの形成の原因となる傾向をなす
ステープルカートリッジと金敷に作用される力に抵抗す
るようジョー部材に別の締付力を作用する。更に、ステ
ープル装置は、同一患者における外科手術のときに異っ
たステープルカートリッジをステープセ　　　　ル装置
が再使用するよっできて１つ以上のステｔ　　　　−プ
ル装置の必要を避は患者の費用を最小にする使い捨ての
ステープルカートリッジと協同する。

この発明の他の特長や利点は添付図面を参照しての以下
の詳細な説明から明らかになろう。

実施例 第１．２図を参照するに、この発明が実施される直線吻
合ステープル装置２０は、細長い金敷支持用上ジョー部
材２２と細長いステープルカートリッジ支持用下ジョー
部材２４とを有している。金敷支持用上ジョー部材２２
はハンドル２６により支持され、このハンドル２６から
上ジョー部材２２の前部が前方に延ひている。ステープ
ルカートリッジ支持用下ジョー部材２４はハンドル２８
により支持され、この／’％ンドル２８から下ジョー部
材２４の前部が前方に延びている。第６図（と示される
様に、上の）・ンドル２６と下のハンドル２８は外科医
によるステープル装置２０の取扱い操作を容易にするた
めの手動握り部を形成するよう適宜形づくられている。

大きな前突出部２７と小さな後突出部２９　　′がこの
ために各ハンドル２６．２８に設けられている。ハンド
ル２６．２８間に組織が挾持されるのを防止するために
上のノ１ンドル２６の両側に切欠き部２５を設けるよう
／’％ンドル２６の前端が切欠かれている。好適には、
ハンドル２６゜２８はプラスチックや他の軽量な材料で
つくられ、ジョー部材２２．２４はステンレス鋼や他の
同様な材料でつくられる。

第５図に示される様に、上ジョー部材２２は、頂壁６１
により連接される一対の相対する細長い側壁３０を有す
る一体的な細長い溝形フレームから成る。上／・ンドル
２６は前端近くに上／’％ントル２６の内側に設けられ
た垂下した一対の耳部６２を有する。上ジョー部材２２
は、下方に突出する耳部３２か垂下する頂壁３１に沿っ
て中間位置に形成された溝３４（第４図）を有スル。錠
止ピン６６は上ジョー部材２２の側壁３０に形成された
丸孔を通り且つ垂下する耳部３２に形成された丸孔を通
って延び、上ジョー部材２２を上ハンドル２６に枢着連
結している。

錠止ピン３６の両端は上ジョー部材２２から外方横方向
に上ハンドル２６の前切欠き部２５に延ひている。上ハ
ンドル２６の内側に形成された垂下する円形案内棒３７
（第４図）はハンドル２６に上ジョー部材２２を整列維
持するよう上ジョー部材２２の頂壁３１に形成された丸
い開口３９　（第５図）を通って下方に延びている。

第５図を参照するに、上ジョー部材２２の前部にはステ
ープル装置２０の金敷４０を形成する一対の細長い内方
に延びるフランジ３８が設けられている。フランジ３８
は金敷４０の全長に沿って延びる中央の長い溝４２によ
って分けられる。中央の溝４２の近接端にて、フランジ
３８には内方に傾斜した案内面４１が設けられている。

また、各フランジ６８には２つの長い列の均一に隔った
ステープル形成ポケット４４が設けられている。中央の
長い溝４２の末端にて、両フランジ６８は溝４２の幅狭
い前部４５を形成するよう幅が僅かに大きくなっている
。

第４，５図を参照するに、テーパ付金敷先端部４６は中
空管状の身体器管内へのジョー部材の挿入を容易にする
ように金敷支持用上ジョー部材２２の前部に取付けられ
る。金敷先端部４６は、側壁と上ジョー部材２２のフラ
ンジ３８によって形成される金敷４０上の縦通路を通っ
て挿入される細長い本体４８（第４図）に取外し自在に
取付けられる。この細長い本体４８は錠止ピン３６の上
の垂下する耳部５２間に延びており、上ジョー部材２２
上の所要場所に本体４８を保持するよう耳部３２の背後
に設けられた犬きな後部５０を有している。本体４８は
、上ジョー部材２２のフランジ６８の背後に設けられた
両側部に位置する一対の垂下するフランジ５１（第５図
）を有する。

第２，６図を参照するに、カートリッジ支持用下ジョー
部材２４は底壁５６により連接された一対の相対する細
長い側壁５２を有する一体的な細長い溝形フレームを成
している。下ジョー部材２４の後部に沿って、一対の間
隔を置いた趨 々　　　細長い直立の側フランジ５４（第２図）が相対
１′ する側壁５２から上方に延びている。第５，６図に示さ
れる様に、側フランジ５４間の下ジョー部材２４の幅は
、ステープル装置２０が手術のために組立てられるとき
に下ジョー部材２４の側フランジ５４間に上ジョー部材
２２の後部を受けることができるように側壁３０間の上
ジョー部材２２の幅よりも太きい。第２図に示される様
に、下ジョー部材２４の各側フランジ５４は上ジョー部
材２２上に錠止ピン６６を整列して配置する垂直な切欠
き５６を有する。上下ジョー部材２２．２４が組立てら
れるときに、錠止ピン６６の両端は切欠き５６に受けら
れる。第１８図に示される様に、細長い本体４８の各垂
下するフランジ５１は上ジョー部材２２の側壁３０と高
さが同じである。管状組織の一片が上ジョー部材２２の
上に配置されるときに、フランジ５１は、金敷４０の近
接端とステープルカートリッジ３０とにおける組織の挾
込みを避けるよう側壁３０間の空所内に組織が動き入る
のを防止する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ｉ第２，６図に示される様に、下ジョー部材２４は、
少なくとも２つの横方向に隔った縦の列に設けられた複
数個の手術用ステープル６１（第１８図）を受けるよっ
できるステープルカートリッジ３０を支持する。好適に
は、ステープルカートリッジ３０は側壁５２間の下ジョ
ー部材２４の前部に取外し可能に取付けられる。ステー
プルカートリッジ３０は、末端部に向ってステープルカ
ートリッジ３０の近接端から延びる中央の細長い溝６２
（第６図）によって長手方向に分けられる。好適には、
ステープルカートリッジ３０に形成された複数個のステ
ープル開口６４は２組の横方向に隔った列に設けられ、
各組の列が中央の長手方向の溝６２の両側に配置されて
いる。複数個の手術用ステープル６１（第１８図）がス
テープルカートリッジ３０のステープル開口６４内に取
付けられる。第６図に示される様に、隣接した列のステ
ープル開口６４は、ステープル装置２０が作動されると
きに組織の一層有効な綴とじを設けるよう食違つている
。第１５．４６図を参照するに、ステープルカートリッ
ジ３０は、細長い中央の溝６２の両側に設けられて中央
溝６２の各々の側の食違った列のステープル開口６４間
に配置された一対の長手方向の溝６６を有する。各長手
方向の溝６６はステープルカートリッジ３０の近接端か
ら末端部に向って延びている。

第１７図に示される様に、ステープルカートリッジ３０
に装入されたステープル６１を作動するために複数個の
ステープルドライバ６５がステープル開口６４内に滑動
可能に取付けられている。第６図を参照するに、各ステ
ープルドライバ６５はステープルカートリッジ３０に設
けられた隣接の列に配置された２つのステープル６１を
同時に作動するよう設計されている。

従って、第１の組のステープルドライバ６５は中央の長
手方向の溝６２の一方の側に配置された食違った列のス
テープル６１を作動するよう設けられ、第２の組のステ
ープルドライバ６５は中央の長手方向の溝６２の他方の
側に配置された隣接の列の組のステープル６１を作動す
るべく設けられている。

第２，６図に示される様に、ステープルカートリッジ３
０の前端すなわち末端部は中空管状の身体器管内への下
ジョー部材２４の挿入を容易にするようテーパー付先端
部６８を有する。テーパー付先端部６８の直ぐ背後のス
テープルカートリッジ３０には下ジョー部材２４の側壁
５２に設けられた対応する切欠きに受けられる一対の後
方に延びる突出部７０（第１４図に１つだけ図示される
）が設けられている。第１４．１５図に示される様に、
一対の間隔を置いた平行なフランジ７１はステープルカ
ートリッジ６ｏの両側から後方に延びる。一対の垂下す
るアーム７２（第１４図に１つ図示）はステープルカー
トリッジ３０の後部にてフランジ７１から下方区 ｊ　　　　に延びている。各アーム７２には丸くなった
下方を向いた切欠き７４が設けられている。ステープル
カートリッジ３０が下ジョー部材２４に組まれるときに
、突部７０は側壁５２の前端部に設けられた対応する切
欠きに受けられ、垂下するアーム７２は下ジョー部材２
４の底壁５３に形成された開口アロ（第４図）を通って
下方に延びる。下ジョー部材２４は開口アロの両側の側
壁５２から下方に延びる一対の垂下する耳部７８（第１
９図）を有する。ピボットピン８０は下ジョー部材２４
の垂下する耳部７８に形成された孔を通ってステープル
カー１−　ＩＪツジ３０の垂下するアーム７２の丸い切
欠き７４内に舛びている。丸い切欠き７４はステープル
カートリッジ３０を下ジョー部材２４に取外し自在に取
付けるようピボットピン８０とスナップ係合するよう設
けられている。ピボットピン８０の両端は下ハンドル２
８の白画側に沿って形成された溝８１（第３，６図）に
受けられ支持される。

推奨実施例において、ステープルカー）　ＩＪツジ３０
は容易に取外して別のステープルカート具リッジ３０と
取換えできるよう下ジョー部材２４の前端部に取外し可
能に取付けられる。第１４゜１５図に示される様に、一
対のウィング８２がステープルカートリッジ３０の後部
にて両側から上昇力に延びている。ウィング８２は、下
ジョー部材２４にステープルカートリッジ３０を手で挿
入したり、別のステープルカートリッジ３０をステープ
ル装置２０に組込むよう所要されるときに下ジョー部材
２４から手で取外しできるように指握持部として作用す
る。更に、短い延長部８４（第１５図）がステープルカ
ートリッジ３０の後部の後方に突出するフランジ７１間
に形成配置されている。中央の方形の溝６２は、溝６２
の近接端の両側の内方に傾斜する案内面８６が設けられ
た延長部８４を通って縦方向に延びている。ステープル
カートリッジ３０が取外し自在であるために、ステープ
ル装置２０は同一患者における手術の際に再使用できる
。

従って、ステープル装置２０における使用にて１つ以上
の使い捨てのステープルカートリッジ３０を使用するこ
とによって、患者の費用を十分減少できる。

第２図を参照するに、ステープル装置２ｏは上下ジョー
部材２２，２４をジョー部材２２，２４に沿って中間位
置にて一緒に錠止する錠止装置９０を有する。好適には
、上下ジョー部材２２゜２４は金敷４０とステープルカ
ートリッジ３０の近接端に隣接した位置にて一緒に錠止
される。

推奨実施例にて、錠止装置９０はピボットピン８０（第
４図）を介して下ジョー部２４に枢着される錠止アーム
９２（第２図）を°有する。錠止アーム９２は溝形をな
しており、下ジョー部材２４の側壁５２に架かるよう十
分な間隔をもって隔てられた一対の相対する細長い側壁
９４（第６図）を有する。錠止アーム９２の各側壁９４
は、錠止ピン６６を受けるための前方を向いた溝９８が
設けられた上前方に延びるフック部材９６を有する。第
２図に示される様に、下方に傾斜したカム面９７はフッ
ク部材９６の前部から前方を向いた溝９８内に後方に延
びている。また、内方に延びるくぼみの形の丸い止め９
９が後に詳しく説明される様に部分錠止位置に錠止アー
ム９２を保持するためにフック部材９乙の後部に設けら
れる〇 第２図を参照するに、カバー１００は錠止アーム９２の
下面に取付けられる。錠止アーム９２が第３図に示され
る様に閉じられるときに、カバー１００は下ハンドル２
８の底部と整列して外科医によるステープル装置２０の
取扱い操作を容易にするようなす。好適には、−カバー
１００はプラスチックや他の軽い材料でつくられ、錠止
アーム９２はステンレス鋼でつくられる。第７図に示さ
れる様に、カバー１００は、錠止位置から解錠位置に錠
止アーム９２が下方に枢動できるように指握持部として
作用するために両側から外方に延びる細長いフランジ１
０２，１０４を有する。錠止アーム９２が閉じた錠止位
置に動かされるときに、フック部材９６の溝９８の（面
は錠止′″″°°と協同して錠止位置に錠止７”・１　
−ム９２を維持するようオーバーセンターラッヤ チとして作用する。

この発明に従えば、上下ジョー部材２２，２４を互に離
すことなく組織上の所要位置にステープルカートリッジ
３０と金敷４０を調節できるように互にゆるく連結され
たジョー部材２２．２４と共に部分的に錠止された位置
に錠止装置９０を保持する装置が設けられる。第２２．
２５図を参照するに、保持装置は、前方を向いた溝９８
から後方に隔った位置にてフック部材９６に形成された
内方に延びるくぼみの形の丸い止め９９として実施され
ている。好適には、錠止アーム９２は、ジョー部材２２
，２４を互に錠止する錠止位置（第３図）にジョー部材
２２，２４が完全に離れることができる解錠位置（第２
図）から動くことができる。また、錠止アーム９２は、
金敷４０とステープルカートリッジ３０が組織上の所要
位置に調節できるように錠止装置９０が上ジョー部材２
２とゆるく係合されると共に上下ジョー部材２２，２４
が互に連結されたま＼である部分錠止位置（第２２図）
に動くことが　　　　１できる。

開いた解錠位置（第２図）の錠止アーム９２によって、
上下ジョー部材２２．２４の組立分解にて溝５６に対し
て錠止ピン３６を自由に動かすことができるよう溝５６
の後にフック部材９６が配置される。閉鎖位置に動かさ
れた錠止アーム９２によって°、フック部材９６は溝５
６を横切って延びる位置に前方に動かされる。錠止ピン
３６が溝５６内に挿入された閉じた錠止位置に錠゛止ア
ーム９２が動かされるときに、錠止ピン６６は傾斜した
カム面９７と係合されて溝５６内を下方に動かされる。

錠止アーム９２が十分錠止された位置（第６図）に達し
たときに、フック部材９６は前方を向いた溝９８内に受
けられた錠止ピン６６の士の位置に動かされる。この錠
止位置の錠止アーム９２によって１１錠止ピン６６は前
方を向いた溝９８内に受けられ多溝５６の底部近くの位
置に保持される。

更に、下ジョー部材２４の一方の側のフランジ５４に形
成された絹長い溝１２２の前端部に止め９９が受けられ
てフック部材９６の前端部が溝５６を横切って位置され
た中間の部分錠止位置（第２２図）に錠止アーム９２が
動くようできる。細長い溝１２２（第２３図）ｌこ位置
された止め９９によって、フック部材９６の傾斜したカ
ム面９７は溝５６を横切って位置されて錠止ピン３６を
溝５６内に制限し矢印１０６により示される様に垂直方
向の錠止ピン６６の制、限された動きを許し、上下ジョ
ー部材２２．２４が互に離れることなくジョー部材２２
，２４の前端部が離れるようにできる。従って、錠止ア
ーム９２の中間錠止位置は、ジョー部材２２．２４を完
全に離すことなくジョー部材２２．２４間に位置された
組織上の所要位置にジョー部材２２゜２４を調節できる
ようにする。

第６，１０図を参照するに、推奨実施例のステープル装
置２０は、ステープル６１をステープルカートリッジ３
０からジョー部材２２，２４間に握持された組織内に駆
動して金敷４０に対してステープル６１を形づくって組
織内に形成されたステープルの列の間の線に沿って組織
を切断するために上下ジョー部材２２，２４に対し長手
方向に動くべく滑動可能に取付けられた改良された押棒
刃物装置１１０を有している０押棒刃物装置１１０は、
直立する側フランジ５４間の溝形の下ジョー部材２４内
に滑動可能に受けられる押ブロック１１２（第６図）を
有する。

第１１図に示される様に、押ブロック１１２は、頂面に
長手方向に延びる切欠き１１９が設けられた横方つに突
出するフィン力１１８を有するフランジ１１６により作
動ノブ１１４に取付けられている。フィンガ１１８は、
押ブロック１１２と作動ノブ１１４を一緒に固着するよ
う長手方向の錠止棒１２１の下に切欠き１１９を位置す
べく押ブロック１１２に形成された横溝１２０内にスナ
ップ係合される。作動ノブ１１４のフランジ１１６は下
ジョー部材２４の１つの側フランジ５４に形成された細
長い溝１２２（第２図）を通って延び且つ溝１２２に沿
って載（つている。

；１　　　お□□い１、。、よお７．。ッ、１，２カ、
。

前方に突出する一対のステープル押棒１２４（第１０図
）を有する。押棒１２４は、ステープルカー）　ＩＪツ
ジ３０の細長い溝６６（第１６図）と押棒１２４が整列
するようステープルカートリッジ３０の後のフランジ７
１間の下ジョー部材２４に取付けられた案内ブロック１
２５（第６図）に形成された長手方向の溝内に滑動可能
に受けられる。押ブロック１１２には押棒１２４が固着
された一対の垂直な溝１２６（第１１図）が設けられて
いる。抛１０図に示される様１乙各ステープル押棒１２
４の前端には、押棒１２４がステープルカートリッジ３
０内に進められるときにステープルドライバ６５と係合
すべく傾斜したカム面１３０を形成するくさび形の先端
部１２８が設けられている。第２１図に示される様に、
各ステープルカ−イバ６５は、カム面１３０と面１６２
の間に平らな滑動接触を設けるよう各ステープル押棒１
２４のカム面１３０に対して同じ角度が付けられた傾斜
した面１３２１が設けられる。

案内ブロック１２５は下ジョー部材２４の底壁５３の開
口アロを通って下方に延び且つピボットピン８０を受け
る横方向の孔を有する垂下した中央部１３１を有する。

ピボットピン８０の両端部は下ハンドル２８に案内ブロ
ック１２５と下ジョー部材２４を取付けるよう下ハンド
ル２８に形成された溝８１（第３，６図）によって支持
されている０下ジヨ一部材２４の後端部は、底壁５３の
孔を通って上方に延び拡大された頭部１３５（第６図）
が形成されたピン１３６によって下ハンドル２８に固着
されている。

第６，１０図を参照するに、押棒刃物装置１１０は、直
立する側フランジ５４間の下ジョー部材２４に沿って長
手方向に動くべく滑動可能に取付けられた刃物ブロック
１３４を有する。刃物ブロック１６４は、ステープルカ
ートリッジ３０の中央の長手方向の溝６２と整列する案
内ブロック１２５に形成された中央の長手方向の溝１３
７内に前方に延びる刃物支持棒１３６を有している。傾
斜した切断縁１４０が設けられた傾斜した刃物１３８は
刃物支持棒１３６の前端部に設けられている。刃物１３
８の傾斜した切断縁は細長いジョー部材２２，２４に対
して角度をもって向いており、案内ブロック１２５の中
央長手方向の溝１６７内に滑動可能に受けられている。

第４，６図に示される様に、引込められた押棒刃物装置
１１０によって、刃物１３８は案内ブロック１２５の中
央溝１３７内に位置される。

押棒刃物装置１１０が前進されるときに、刃物１３８は
中央の溝１６７（第６図）と傾斜した延長部８４（第１
５図）によってステープルカートリッジ３０の中央長手
方向の溝６２内に案内され、傾斜した案内面４１（第５
図）によって金敷４０の中央長手方向の溝４２内に案内
される。

ステープル装置２０の推奨実施例において、刃物ブロッ
ク１３４は、刃物ブロック１３４に対して押ブロック１
１２が滑動できるようステープル押棒１２４を滑動可能
に受けるべく貫通して延びる一対の長手方向の溝１３５
（第２０図）を有している。従って、押ブロック１１２
が作動ノブ１１４によってステープルカートリッジ３０
に向って進められるときに、ステープル押棒１２４は、
押ブロック１１２が刃物ブθツク１３４と係合するよう
動かされるまで固定されている刃物ブロック１３４を通
って滑動する。刃物ブロック１３４が押ブロック１１２
により係合された後に、刃物ブロック１３４と押棒１２
４はステープルカートリッジ６ｏに向って同時に進む。

第１８図に示される様に、刃物ブロック１５８は案内ブ
ロック１２５からステープルカートリッジ６ｏ内にステ
ープル押棒１２４に沿って進められ、ジョー部材２２　
、２４間に握持された組織にステープル６１を形成し、
ステープル列の間の組織を切断する。その後、作動ノブ
１１４が引込められるときに、押ブロック１１２は固着
されている刃物ブロック１３４４　　　を通って後方に
ステープル押棒１２４を先ず滑１　　□６゜いヶ−７７
，□１，４．ようオニ□１込められた後に刃物ブロック
１３４と係合するよう動くずれ部１４２を有する。刃物
ブロック１６４と係合するステープル押棒１２４のず・
れ部１４２によって押ブロック１１２と刃物ブロック１
３４は、押棒１２４と刃物ブロック１３８を案内ブロッ
ク１２５の出発位置に戻すよう作動ノブ１１４により同
時に引込められる。

この発明に従えば、ステープル装置２０は、ステープル
６１の形成の際にステープルカートリッジ３０と金敷４
０を一緒に押すようジョー部材２２．２４に締付力を作
用するジョー締着装置が設けられている。ジョー締着装
置は、ステープル６１が形成されるときにステープルカ
ートリッジ３０と金敷４０に作用される力に抵抗するよ
う錠止装置から離れた位置にてジョー部材２２，２４を
離して押圧するカム装置を有する。

推奨実施例にて、カム装置はジョー部材の１つに取付け
られ、ステープルカートリッジ３０と金敷４０を一緒に
押圧するよう離れた位置にてジョー部材を離して動かす
べくジョー部材と係　　　１合できる。好適には、カム
部材は錠止装置から離れた位置にてジョー部材の１つに
枢着されている。カム部材はジョー部材の離れた端部を
離して動かすよう第１の不作動位置から第２の作動位置
に枢動できる。カム部材は、押ブロック１１２が進めら
れるときに作動位置に動かして押ブロックが引込められ
るときに不作動位置に戻されるように押棒の押ブロック
１１２と押棒刃物装置１１０とによって作動できる。

ステープル装置２０の推奨実施例において、カム装置１
５０は第４図に示される様に下ジョー部材２４の後端部
ｌこ隣接配置されている。カム装置１５０は下ジョー部
材２４の直立する側フランジ５４間に延びる横ピボット
ピン１５４に枢着されたカム部材１５２を有する。カム
部材１５２は、上ジョー部材２２の頂壁３１を第１の不
作動位置（第１２図）のカム部材１５２と係合するため
の第１の下カム面１５６と、上ジョー部材２２の頂壁６
１を第２の作動位置（第１３図）に置かれたカム部材１
５２と係合するための第２の高カム面１５８とを有する
。第１カム面１５６は上下ジョー部材２２，２４を不作
動位置のカム部材１５２と実質的に平行に維持するよう
設けられている。第２カム面１５°８は、カム部材１５
２が不作動位置から作動位置に枢動するときに約３．２
ｍｍ（０，１２５インチ）上ジョー部材２２の後端部を
持上げるよう設けられている。更に、上ジョー部材２２
は、カム部材１５２が不作動位置から作動位置に動かさ
れるときに下ジョー部材２４から離れて上方に上ジョー
部材２２の後部を動かすことができるよ゛う十分弾性的
になっている。

第４図に示される様に、カム部材１５２は大きな前フィ
ンガ１６２と小さな後フィンガ１６４にカム部材１５２
を分ける放射方向に延びる切欠き１３０を有する。前フ
ィンガ１６２は後方を向いた平らな面１６５を有し、後
フィンガ１６４は前方を向いた傾斜した面＋　６６　Ｇ
有している。不作動位置のカム部材１５２によって、前
フィンガ１６２と後フィンガ１６４は下ジョー部２４の
底壁５３に形成された細長い溝１６８を通って下方に延
びる。第１６図に示される様に、カム部材１５２は、カ
ム部材１５２が作動位置に動かされるときに案内棒３７
を受ける位置の前フィンガ１６２に形成された半円形切
欠き１６９を有する。案内棒３７は後端がカム部材１５
２によって上方に動かされるときに上ジョー部材２２の
整列を維持するよう作用する。

推奨実施例において、カム部材１５２は、押ブロック１
１２が前進されるときに不作動位置から作動位置に動く
よう押ブロック１１２によって作動できる。第１１図に
示される様に、押ブロック１１２は隙間１７２を間に形
成するよう隔った一対の後方に延びるアーム１７０を有
する。アーム１７０の後端部は、隙間１７２を横切って
延びるカム作動用ピン１７４によって連結される。第４
，１１図を参照するに、不作動位置に位置されたカム部
材１５２によって、前フ、　　　　！ｙＨｒ　６２１；
ｌＦ７’ｏ７／ｙ　ｔ　＊　２（７）７’−ｂｔｙａｉ
ｊ　　　　　間に延びる隙間１７２を通って延び、カム
作動用ピン１７４はカム部材１５２の前フィンガ１６２
と後フィンガ１６４の間の切欠き１３０に受けられる。

第１２図に示される様に、第１の不作ｎ′士装に位置さ
れたカム部材１５２によって、上ジョー部材２２の頂壁
３１はカム部材１５２の第４下カム面１５６上に載る。

不作動位置のカム部材１５２によって、上ジョー部材２
２の頂壁３１は下ジョー部材２４の底壁５３にはゾ平行
である。更に、押ブロック１１２は刃物ブロック１３４
から後方に隔った出発位置に位置される。

押ブロック１１２が矢印１８２（第１３図）により示さ
れる様に前進されるときに、カム作動用ピン１７４は前
フィンガー６２の後面１６５と係合してカム部材１５２
を矢印１８４により示される様に反時計方面に回転し、
カム部材１５２を第２の作動位置に枢動して第２のカム
面１５８が上ジョー部材２２の頂壁３１と係合するよう
動かす。作動位置に枢動されたカム部真 材１５２によって、上ジョー部材２２の頂壁６１は下ジ
ョー部材２４の底壁５３から離れて矢印１８６により示
される様に上方に動かされる。

カム部材１５２は上下ジョー部材２２，２４に力を作用
して上下ジョー部材２２，２４の後部を離すよう動かす
。上下ジョー部材２２，２４の後部が離れて動く結果、
別の締着力が上下ジョー部材２２，２４の前部に作用さ
れ、金敷４０とステープルカートリッジ６ｏをジョー部
材２２．２５間に握持された組織に対して締着する。従
って、金敷４０とステープルカートリッジ３０は、押棒
刃物装置１１０が前進されてステープル６１を成形し組
織を切断するときに、金敷４ｏとステープルカートリッ
ジ３０に作用される力に抵抗するよう一緒に押される。

第１３図を参照するに、ステープル６１が形成された後
に押ブロック１１２が引込められるときに、カム作動用
ピン１７４は後フィンガ１６４の傾斜した面１６６と係
合してカム部材１５２を時計方向に枢動する。カム作動
用ピン１７４が傾斜した面１６６に沿って切欠き１３０
内に動くときに、カム部材１５２は時計方向に枢動して
上ジョー部材２２の頂壁３１と係合した第１の下カム面
１５６と一緒に第１の不作動位置（第１２図）に戻る。

結果的に、カム部材１５２によって上下ジョー部材２２
，２４の後部に作用される力は解除され、上ジョー部材
２２の頂壁３１は下ジョー部材２４の底壁５３とはゾ平
行な関係に戻る。同様に、ジョー部材２′２゜２４の前
部に作用される締着力が解除されて金敷４０とステープ
ルカートリッジ３０を解放する。

ステープル装置２０の推奨実施例において１、第１の一
対の直立する可撓性の保持アーム１９２（第１２５２４
図）は、引込められた押ブロック１１２と一緒に不作動
位置（第１２図）にカム部材１５２を保持するよう下ハ
ンドル２８の内側に設けられる。更に、第２の一対の直
立する可撓性の保持アーム１９４（第１５．２５図）は
前進された押ブロック１１２と共に作動位置にカム部材
１５２を保持するよう下ハンドル２８の内側に設けられ
ている。カム部材１５２は、作動および不作動位置にカ
ム部材１５２を夫々保持するよう保持アーム１９２　、
１９４と協同する後フィンガー６４の両側から横外方に
延びる一対の丸い耳部１９６が設けられている。また、
カム部材１５２は丸い耳部１９６の後の後フィンガ１６
４上に位置された一対の停止ピン１９８を有する。停止
ピン１９８の両端は丸い耳部１９６を越えた後フィンガ
ー６４から横外方に延びている。

引込められた押ブロック１１２と不作動位置のカム部材
１５２（第１２図）によって、後フィンガ１６４と丸い
耳部１９６は保持アーム１９２の後に位置される。第２
４図に示される様に、保持アーム１９２は後フィンガー
６４の厚さと丸い耳部１９６よりも小さい間隔離れて横
方向に隔てられている。結果的に、保持アーム１９２は
不作動位置から作動位置に向うカム（部材１５２の動き
に抵抗する傾向がある。しかし、保持アーム１９２は、
不作動位置から作動位置にカム部材１５２を動かすよう
押ブロック１１２が前進されるときに、丸い耳部１９６
と後フィンガー６４が間を通過できるように十分に可撓
性である。同様に、保持アーム１９４は後フィンガー６
４の厚さと丸い耳部１９６よりも小さい間隔離れて横方
向に隔っている。しかし、保持アーム１９４は、カム部
材１５２が作動位置に動かされるときに、丸い耳部１９
６と後フィンガー６４が間を移動できるように十分に可
撓性である。

擾 第４３．２５図を参照するに作動位置のカム部材１５ま
たよって、後フィンガ１６４と丸い耳部１９６は可撓性
の保持アーム１９４間に捕えられ、前進された押ブロッ
ク１１２と共にカム部材１５２を作動位置に保持する。

停止ピン１９８は後フィンガ１６４から十分外方に延び
て作動位置を越えるカム部材１５２の動きに抵抗するよ
うなる。従って、押ブロック１１２が作動位置から不作
動位置にカム部材１５２を戻すよう引込められるまで、
カム部材１５２は作動位置に保持される。カム部材１５
２が不作動位置（第１２．２４図）に戻るときに、保持
部材１９２は丸い耳部１９６によって一部撓められ、後
フィンガ１６４が保持アーム１９２間を通るよう許す。

不作動位置に戻されたカム部材１５２によって、丸い耳
部１９６は、引込められた押ブロック１１２を保持する
よう不作動位置から離れるカム部材１５２の動きに抵抗
する保持アーム１９２の背後に位置される。

推奨実施例のステープル装置２０は、ステープル装置の
ステープルカー１−　ＩＪツジ３０と金敷４０の間に予
定された間隙を維持すべく上下ジョー部材２２，２４の
１つに取付けられた間隔装置を有する１４，６図を参照
するに、この間隔装置はステープルカートリッジ３０の
末端部に隣接して取付けられた間隔ピン２００として実
施されている。間隔ピン２００は下ジョー部材２４の底
壁５３からステープルカートリッジ３０を通って上方に
垂直に延び、ステープルカートリッジ３０の頂部から予
定の間隔上方に突出している。第２６図に示される様に
、金敷４０のフランジ３８は、間隔ピン２００を受ける
べく中央の長手方向の溝４２の幅狭い前部４５を形成す
る内方にずれたフランジ２０２を有する。間隔ピン２０
０（第２２図）は、金敷４０とステープルカー）　ＩＪ
ツジ３０の末端部を間に予定の間隔を置いて整列維持す
るよう溝４２（第２６図）の幅狭い前部に受けられる丸
い尖端部を有している。手術のために組立てられたステ
ープル装置（第４図）によって、間隔ピン２００は金敷
４ｏとステープルカートリッジ３０の間に予定の間隙と
整列を維持するようフランジ２０２（第２６図）と係合
する０ ステープル装置２０の作動において、綴とじおよび切断
される組織はジョー部材２２．２４間に先ず位置されて
これらジョー部材２２，２４により締着されねばならな
い。従って、ｌ＼ンドル２６．２８は解錠位置（第２図
）に対する下方への錠止アーム９２の枢動によって解錠
される。

結果として、錠止ピン６６の両端部は錠止アーム９２の
フック部材９６に形成された溝９８から解放される。そ
の後に、上下ジョー部材２２゜２４は下ジョー部材２４
の側フランジ５４に形成された溝５６から錠止ピン３６
を解放することによって分離できる。

次に、綴とじおよび切断される組織はジョー趨　　　　
部材２２，２４の上に位置される。例えば、第１７１　
　７．。オ□１６ユ（。、−カ。１つ。、えや。−ヨ一
部材２２．２４の前部の上を滑動できる。組織かジョー
部材２２．２４の上に置かれた後に、ステープル装置２
０か再組立てされる。再組立は錠止ピン３６を下ジョー
部材２４の直立する側フランジ５４に形成された垂直な
切欠き５６と整列することによって達成できる。その後
に、下ジョー部材２４の側フランジ５４は上ジョー部材
２２の側壁３０に跨がる上／’％ンドル２６の内側に位
置され、錠止ピン６６の両端部が垂直な溝５６に挿入さ
れる。終りに、錠止アーム９２は、下ハンドル２８の底
部と同じ高さのカッ＼−１００と一緒に錠止位置（第３
図）に上方に枢動される。結果として、フック部材９６
は錠止ピン３６の上を枢動され、溝９８は錠止ピン６６
の両端部を受ける。従って、上下ジョー部材２２゜２４
は金敷４０とステープルカートリッジ３０に隣接して中
間位置において一緒に錠止される。

更に、間隔ピン２００は身体組織を通って金敷４０のフ
ランジ２０２（第２６図）と係合し金　　１゜敷４０と
ステープルカートリッジ３０の間に予定の間隙と整列を
維持する。

ジョー部材２２．２４の組織上の位置を調節するよう必
要とされＸば、錠止アーム９２（ま互（こゆるく連結さ
れたジョー部材２２．２４ｉとよって部分的に錠止され
た位置（第２２図）に枢動される。錠止アーム９２は下
ジョー部材２４の細長い溝１２２内に位置された止め９
９ζこよって部分錠止位置に保持される。第２３図ζこ
示される様に、各フック部材９６は、溝５６内ζこ錠止
ピン５６を抑制するよう溝５６を横切って延びる傾斜し
たカム面９７によって部分錠止位置（こ保持される。結
果として、錠止ピン３６．Ｃま第２２図に示される様に
ジョー部材２２．２４の前端部を離すことかできるよう
に切欠き５６内の告１１限された垂直な動きが可能で、
他方ジョー部材２２゜２４は互にゆるく連結されたま＼
である。従って、部分錠止位置の錠止装置９０によって
、ジョー部材２２．２４を完全に分解することなく組織
上の位置にジョー部材２２．２４は調節できる。

ジョー部材２２．２４が組織上の所要位置ζこ位置され
た後に、錠止アーム９２はジョー部材２２゜２４を互に
錠止するよう十分錠止された位置（第６図）に戻される
。

組織がジョー部材−２２，２４間に締着された後に、ス
テープル装置２０は押棒刃物装置１１０を作動するよう
作動ノブ１１４を前進させることによって発射される。

先ず、カム装置１５０の作動において、押ブロック１１
２と押棒１２４（第４図）が前進され、他方刃物ブロッ
ク１６４は固定されたま＼である。押ブロック１１２と
押棒１２４が前進されてカム部材１５２が作動されるだ
けなので、ステープル装置２０を作動するよう必要とさ
れる初期の力が最小にされる。

第１２図を参照して、押ブロック１１２の初期前進の間
に、押棒１２４は刃物ブロック１５４を通って滑動し、
押棒１２４のくさび形の先端部１２８はステープルカー
トリッジ３０の溝６６を通って前進するよう始める。押
棒１２４のくさび形の先端部１２８は案内ブロック１２
５とステープルカートリッジ３０（第６図）の後のフラ
ンジ７１によって溝６６内に案内される。

押ブロック１１２が刃物ブロック１３４に向つて前進す
るときに、カム作動用ピン１７４は前フインカ１６２の
後面１６５と係合して第１３図の矢印１８４により示さ
れる様にカム部材１５２を反時計方向に枢動し、カム部
材１５２の第２のカム面１５８を上ジョー部材２２の頂
壁３１と係合するよう動かす。カム部材１５２は力を上
下ジョー部材２２．２４に作用してジョー部材２２．２
４の後部が離れるよう動かす。結果として、上ジョー部
材２２の頂壁３１の後端部は下ジョー部材２４の底壁５
３の後端部に対して約ｉ２ｍ（０，１２５インチ）上方
に動かされる。

ジョー部材２２．２４の後端部が離れる動きは、ジョー
部材２２．２４間に握持される組織に対して金敷４０と
ステープルカートリッジ３０を締着するようジョー部材
２２．２４の前部の別の締着力にもとづいている。これ
ら別の締着力は金セ ）１　　　敷４０とステープルカートリッジ３０に作用
される力に抵抗する傾向があり、他方組織は切断されて
ステープル６１は金敷４０に対して形成されて所要の間
隔を金敷４０とステープルカーｈ　ｌ）ツジ３０の間に
維持し、実質的に高さが均一になった形成ステープル６
１をつくるようなる。

第１３図の参照にて、カム装置１５０が作動された後に
、押ブロック１１２は刃物ブロック１３４と実際に係合
して刃物ブロック１３４をステープルカートリッジ３０
に向って長手方向に動かし始める。好適には、押ブロッ
ク１１２と刃物ブロック１６４間の初期間隔は、カム部
材１５２が作動位置に達する僅か前に押ブロック１１２
が刃物ブロック１３４と係合するように設けられている
。また、押ブロック１１２と刃物ブロック１６４間の初
期間隔は、作動位置に対するカム部材１５２の動きが完
了した後に、押ブロック１１２が先ず刃物ブロック１６
４に係合するような具合に設けることができる。押７゛
ｏ′ｙ’ｙ　＊　＜　２ｆＪ（Ｕ＊−）ｏ゛＞７１３°
２”８１　　　するときに、金敷４０とステープルカー
トリッジ３０の中央長手方向の溝４２．６２に沿った刃
物１３８の前進が始められる。その後に、押棒１２４と
刃物１３８は金敷４０とステープルカートリッツ３０の
間に握持された組織を綴込んで切断するよう同時に前進
される。

押ブロック１１２が前進される場合に、ステープル押棒
１２４はステープルカートリッジ３０内に設けられた溝
６６に沿って長手方向に動かされる。ステープル押棒１
３４の２つのくさび形カム面１３０はステープルドライ
ハロ０の傾斜面と係合するよう溝６６を通って動いてス
テープルカートリッジ３０からステープル６１を連続的
に、駆動してステープル６１を金敷用フランジ３８に対
してＢ型形状に形成するようになす。カム面１３０は、
中央長手方向の溝６２の両側に位置されたステープルド
ライハロ５を同時に作動するよう押ブロック１１２から
同一間隔をもって配置される。同時に、刃物ブロック１
３４は案内ブロック１２５の中央の溝１３７から金敷４
０の中央の長手方向の溝４２を通り且つステープルカー
トリッジ３０の中央の長手方向の溝６２を通って刃物１
３８を動かしてジョー部材２２．２４間に握持された組
織を切断するように前進される。カム装置１５０を介し
て上下ジョー部材２２．２４の前部に作用される別の締
着力はステープル６１が形成されるときに金敷４０とス
テープルカートリッジ３０に作用される力に抵抗するよ
うなす。

先ず、第１２．２４図ζ（示される様に、引込められた
押ブロック１１２によって第１の組の可撓性の保持アー
ム１９２の背後に位置された丸い耳部９６によってカム
部材１５２は不作動位置に保持される。押ブロック１１
２が前進を始めるときに、保持アーム１９２は後フィン
カ１６４が間を通過できる様に丸い耳部９６によって離
れるよう屈曲される。第１３．２５図に示される様に、
カム部材１５２が作動位置に動かされるときに、後フィ
ンガ１６４と丸い耳部１９６は第２の組の可撓性の保持
アーム１９４間に捕えられてカム部材１５２を作動位置
に保持するようなし、他方弁ブロック１１２は前進され
る。後フィンガ１６４上の停止ピン１９８は作動位置を
越えるカム部材１５２の動きに抵抗する。従って、カム
部材１５２は、押ブロック１１２が引込められるまで作
動位置に保持される。

ステープルカートリッジ３０内の全ステープル６１を形
成する押ブロック１１２が十分前進された後に、押ブロ
ック１１２は作動ノブ１１４の引込みにより出発位置に
向って引込められる。

先ず、まだ固定されたま＼の刃物ブロック１３４を通っ
てステープル押棒１２４が滑動するために押ブロック１
１２がステープルカートリッジ３０から後方に動くだけ
である。ステープル押棒１２４のずれ部１４２が刃物ブ
ロック１３４の前部と係合するときに、刃物ブロック１
３４は押ブロック１１２と共にステープルカートリッジ
３０から後方に動かされる。結果として、１　　　　押
棒１２４と刃物１３８はステープルカー）　ＩＪ（１ッ
、６ｏよ□４ｏヵ１．工１゜、１ｏ、イ、６゜押ブロッ
ク１１２が出発位置に向って戻る場合に、カム作動ピン
１７４は不作動位置に向って時計方向にカム部材１５２
を枢動するように後フィンガ１６４の傾斜した面１６６
に係合する。この結果、後フィンガ１６４の丸い耳部１
９６は可撓性の保持アーム１９４から解放される。カム
作動用ビン１７４が前後フィンガ１６２．１６４間の溝
１３０内に傾斜した面１６６に沿って動いてカム部材１
５２を不作動位置に戻す。結果的に、カム部材１５２の
第２のカム面１５８が上ジョー部材２２の頂壁３１から
離脱されて、上ジョー部材２２の頂壁３１の後端部が第
１のカム面１５６と係合するよう下方に動く。同時に、
前フィンガ１６２は押ブロック１１２上のアーム１７０
間の隙間１７２内に下方に枢動し、前後両フィンガ１６
２　、１６４は下ジョー部材２４の底壁５３に形成され
た溝１６８内に下方に枢動する。その後に、不作動位置
のカム部材１５２によって１錠止アーム９２は上　　（
下ジョー部材２２．２４を分解できるよう第２図に示さ
れる如く下方に枢動できる。このために、切断され且、
つ綴とじされた組織はジョー部材２２゜２４から離れる
ことができる。

不作動位置（第１２．２４図）にカム部材１５２を戻す
押ブロック１１２の引込みの際に、保持アーム１９２は
丸い耳部１９６によって離れるよう屈曲され、後フィン
ガ１６４が保持アーム１９２の間を後方に通過するよっ
できる。不作動位置に戻されたカム部材１５２によって
、丸い耳部１９６は保持アーム１９２の背後に位置され
て不作動位置から離れるカム部材１５２の動きに抵抗す
るき共に引込めら′れた押ブロック１１２を保持するよ
うなす。

また、この発明は組織の綴とじたけが必要とされる外科
的処理を行うための刃物のない外科用ステープル装置に
も実施できる。第２７乃至２９図を参照して、４列の直
線外科用ステープル装置２２０は、刃物支持棒１３６お
よび刃物１３８（第４乃至６図に図示される）が省略さ
れていることを除いて直線吻合ステープル装置２０（第
１乃至２６図）の全ての特長と関連する。他の点で、刃
物のない４列の直線外科用ステープル装置２２０の溝道
は上述した直線吻合ステープル装置２０と大体同じであ
る。従って、直線吻合ステープル装置２０に関連して上
述に使われた同じ符号が４列の直線外科用ステープル装
置２２０の同一である部分に同じに使用される。

４列の直線外科用ステープル装置２２０の作用は組織の
切断が行われないことを除いては上述した直線吻合ステ
ープル装置２０と実質的に同じである。金敷４０とステ
ープルカートリッジ３０が組織上の所要位置に位置され
た後に、ジョー部材２２．２４を一緒に錠止するよう錠
止アーム９２が閉鎖位置に枢動される。もし必要ならば
、金敷４０およびステープルカートリッジ３０を組織上
の位置に調節できるように互にゆるく連結されたジョー
部材２２．２４によって錠止アーム９２は部分錠止位置
に動かすことができる。作動ノブ１１４と押ブロック１
１２が前進されるときに、カム部材１５２は不作勲位　
。

置から作動位置に動かされて附加的な締着力をジョー部
材２２．２４の前部に作用して組織を金敷４０とステー
プルカートリッジ３０の間に握持するようなす。４列の
成形されたステープルは、作動ノブ１１４と押ブロック
１１２が押棒１２４をステープルカートリッジ３０内に
動かすよう完全に前進されるときにつくられる。４列の
直線ステープル装置２２０の刃物ブロック１３４は、押
ブロック１１２とステープル押棒１２４の前方移動の大
きさを制限するよう案内ブロック１２５と係合すべく押
ブロック１１２により前進されるスペーサすなわち間隔
体として作用する。作動ノブ１１４と押ブロック１１２
が引込められるときに、刃物ブロック１３４はステープ
ル押棒１２４のずれ部１４２によって出発位置に戻され
る。押ブロック１１２が十分引込められるときに、カム
部材１５２が作動位；ｊ　　置から不作動位置に戻され
てジョー部材２２．２４に作用された締着力を解放する
ようになす。その後に、錠止アーム９２が解錠位置に動
かさ′れてジョー部材２２．２４を離脱して綴とじした
組織から除去される。

この発明の外科用ステープル装置は、効率的で費用的に
有効な外科手術を設けるよう単−患者利用を容易にすへ
く好適に設計される。好適に、直線吻合ステープル装置
２０と４列直線ステープル装置２２０は、単一患者にお
ける外科手術の際に多列ステープル処置のため（こ同一
装置を再使用できるよう１つ以上の処理可能なステープ
ルカートリッジ３０と共に使用されるよう設計されてい
伜。例えば、同一患者におし）て１つ以上の直線吻合を
行うよう外科手術処置が必要であれば、処理可能なステ
ープルカー１−　ＩＪＪツジ０を各々の時に取換えでき
、新しい吻合がステープル装置全体の取換えの必要なし
に行われる。処理可能なステープルカー１−　ＩＪＪツ
ジ設けることによって、ステープル装置は同一患者に１
つ以上多数のステープル装置を使用する　　　　１こと
に関連した費用を避ける。更に、処理可能なステープル
カートリッジは、使用済のステープルカートリッジを取
外して新しいステーフルカートリッツをステープル装置
に装入するよう要する時間を最小にすへく便宜き取換え
容易なために設計されている。従って、ステープル装置
は外科手術に必要な時間と費用の両方を助けることによ
って経済性を達成する。

一般に、ステープル装置２０は、−組のステープル６１
が装着されたステーフルカートリッツジ３０を有する無
菌パックに包装される。従って、第１の直線吻合を行う
ように、ステープル装置２０は簡単に包装を解いて直線
吻合を行うよう元のステープルカートリッジ３０が用い
られる。もし何等別の直線吻合が必要でなければ、ステ
ープルカートリッジ３０を有するステープル装置２０全
体を破棄できる。他方、別の直線吻合が同一患者に行わ
れねばならなければ、同一ステープル装置によって同一
患者に別の直線吻合を外科医が行うことができるよう一
連のステープルが装入された別のステープルカートリッ
ジと使用済のステープルカートリッジ３０を取換えでき
る。ステープル装置２０は、直線吻合が同一患者の外科
手術に必要とされる場合に何回も同一状態にて再使用で
きる。

広い概念でのこの発明は図示説明の特別な詳細に制限さ
れることがなく、この発明の要旨から逸脱することなく
直線吻合ステープル装置の構成の変更と説明されたステ
ープル装置の他の実施例がなし得る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の要旨を実施した直線吻合ステープル
装置の全体斜視図、第２図はステープルカー１−　ＩＪ
ツジ支支持上下ジョー部材ら取外された金敷支持用上ジ
ョー部材とが一部分解された吻合ステープル装置の側面
図、第３図は組合された状態の吻合ステープル装置の側
面図、第４図は上下ジョー部材の後部を離して押圧する
カム装置を示す吻合ステープル装置の側断面図、第５図
は吻合ステープル装置の金敷支持用ジョー部材の底面図
、第６図は吻合ステープル装置のステープルカートリッ
ジ支持用ジョー部材の平面図、第７図は吻合ステープル
装置の底面図、第８図は吻合ステープル装置の前端面図
、第９図は吻合ステープル装置の後端面図、第１０図は
吻合ステープル装置の押棒刃物装置の拡大斜視図、第１
１図は吻合ステープル装置の押棒刃物装置の構成部材で
ある押ブロックと作動ノブの拡大斜視図、第１２図は不
作動位置のカム装置を示す吻合ステープル装置の後部の
拡大断面図、第１３図は作動位置のカム装置を示す吻合
ステープル装置の後部の拡大断面図、第１４図は吻合ス
テープル装置のステープルカートリッジの拡大側面図、
第１５図は吻合ステープル装置のステープルカー１−　
ＩＪツジの拡大平面図、第１６図は吻合ステープル装置
のステープルカートリッジの拡大底面図、第１７図は吻
合ステープル装置の金敷およびステープルカートリッジ
支持用ジョー部材の拡大断面図、第１８図は（押棒刃物
装置の作動を示す金敷およびステープリ ルカートリッジ支持用ジョー部材の拡大断面図、第１９
図は第４図の１９−１９線に沿った吻合ステープル装置
の拡大垂直断面図、第２０図は第４図の２０−２０線に
沿った吻合ステープル装置の拡大垂直断面図、第２１図
は第１８図に示される金敷およびステープルカートリッ
ジの一部の拡大断面図、第２２図は互にゆるく連結され
たジョー部材の部分錠止位置での吻合ステープル装置の
錠止装置を示す側面図、第２６図は部分錠止位置の錠止
装置の拡大概要図、第２４図は不作動位置に保持された
カム装置を示す第１２図の２４−２４線に沿った拡大平
面図、第２５図は作動位置に保持されたカム装置を示す
第１３図の２５−２５線に沿った拡大平面図、第２６図
は金敷支持用ジョー部材の末端部の拡大底面図、第２７
図はこの発明の要部を実施する刃物のない外科用ステー
プル装置の側断面図、第２８図は第２７図の外科用ステ
ープル装置の金敷支持用ジョー部材の底面図、第２９図
は第２７図の外科用ステープル装置のステープルカート
リッジ　　１ジ支持用ジヨ一部材の平面図、第３０図は
第１４乃至１６図のステープルカートリッジの拡大背面
図である。図中、２０，２２０　；ステープル装置、２
２．２４　：　ジョー部材、２６．２８：ハンドル、３
４．４２，６２，６６．８１　．９ａ、１ｚ２．１３ｓ
　　；　溝、５２．７８，１９６　：耳部、３６：錠止
ピン、３７：案内棒、４０：金敷、４１，８／）：案内
面、４４：ポケット、ｓ６，７４．ｘｑ、１６ａ　：切
欠き、３０ニステープルカートリツジ、６１．：ステー
プノベ　６５：ステープルドライハ、７ｏ：突出部、７
２：アーム、８０：ピボットピン、９０：錠止装置、９
２：錠止アーム、９６：フック部材、９７，１３０：カ
ム面、９９：止め、ｔｏ。 ：カハー、１１０：押棒刃物装置、１１２：押ブロック
、１１４：作動ノブ、１１８：フィン力、１２１：錠止
棒、１２４：押棒、１２５：案内ブロック、１３４：刃
物ブロック、１３６：刃物支持棒、１３８：刃物、１５
ｏ：カム装置、１５２：カム部材、１５４：ピボットピ
ン、１５６：下カム面、１６２：前フィン力、１６４：
後フィン力、１７ｏ：アーム、１７４：ピン、１９２．
１９４：保持アーム、１９８：停止ピン、２００：間隔
ピン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも１つの列に配置された複数個のステープ
   ルを受けるようできるステープル支持装置を一方が有し
   ステープルを形成するようできる金敷装置を他方が有す
   る第１、第２の協同する細長いジョー部材、 ジョー部材間に握持された組織内にステープル支持装置
   からステープルを駆動して組織内に少なくとも１列のス
   テープルをつくるよう金敷に対してステープルを形成す
   る押圧装置、 ステープル支持装置および金敷間に位置された組織と一
   緒にジョー部材を錠止する装置、ステープル形成の際に
   ステープル支持装置および金敷装置を押圧するようジョ
   ー部材に締付力を作用するジョー締着装置、 ジョー部材を互に分解することなく組織上のステープル
   支持装置と金敷装置の位置を調節できるよう一緒にゆる
   く連結されたジョー部材と部分錠止位置に錠止装置を維
   持する装置、を備えた外科手術用ステープル装置。 ２、ジョー部材間に握持された組織をステープルの列に
   隣接した線に沿つて切断する刃物装置を有している特許
   請求の範囲第１項記載の外科手術用ステープル装置。 ３、錠止装置は、一方のジョー部材に取付けられ該ジョ
   ー部材を一緒に錠止するよう他方のジョー部材と係合で
   きて両ジョー部材を一緒に錠止する錠止位置に、完全に
   ジョー部材を分離できる解錠位置から移動できる錠止部
   材を有し、該錠止部材は組織上のステープル支持装置と
   金敷装置の位置を調節できるよう他方のジョー部材とゆ
   るく係合された部分錠止位置に移動でき、他方両ジョー
   部材は互に連結維持されている特許請求の範囲第１項記
   載の外科手術用ステープル装置。 ４、一方のジョー部材に取付けられた錠止ピンと、ジョ
   ー部材が組立てられるときに錠止ピンを滑動可能に受け
   るべく他方のジョー部材に形成された溝とを有し、錠止
   装置は、両ジョー部材を一緒に錠止するよう溝内の錠止
   ピンと係合すべく他方のジョー部材に枢着された錠止ア
   ームを有し、錠止アームは、ジョー部材の組立分解にて
   溝の内外に錠止ピンが自由に動くようできる開放位置か
   ら、両ジョー部材を一緒に錠止するよう該溝内に錠止ピ
   ンを抑制する閉鎖位置に移動でき、且つ錠止アームは、
   錠止ピンを該溝内に抑制して組織に対してジョー部材の
   位置を調節できるよう該溝内の錠止ピンの制限された動
   きを許す中間位置に移動できる特許請求の範囲第１項記
   載の外科手術用ステープル装置。 ５、錠止装置はステープルカートリッジおよび金敷に隣
   接して沿つた中間位置にて両ジョー部材を一緒に錠止す
   るようでき、ジョー締着装置は、ステープルが形成され
   るときにステープル支持装置と金敷装置に作用される力
   に抵抗するよう錠止装置から離れた位置にてジョー部材
   を離して押圧するカム装置を有する特許請求の範囲第１
   項記載の外科手術用ステープル装置。 ６、カム装置は、錠止装置から離れた位置にて一方のジ
   ョー部材に枢着され且つ該離れた位置にて両ジョー部材
   を離して動かすよう第１不作動位置から第２作動位置に
   枢動されるカム部材を有している特許請求の範囲第５項
   記載の外科手術用ステープル装置。 ７、カム部材を不作動位置に保持する第１の装置と、カ
   ム部材を作動位置に保持する第２の装置とを有する特許
   請求の範囲第６項記載の外科手術用ステープル装置。 ８、カム部材は、他方のジョー部材を第１不作動位置に
   位置されたカム部材に係合する第１低カム面と、他方の
   ジョー部材を第２作動位置に位置されたカム部材に係合
   する第２高カム面とを有している特許請求の範囲第６項
   記載の外科手術用ステープル装置。 ９、押圧装置が前進されるときには不作動から作動位置
   に動かされて押圧装置が引込められるときには作動位置
   から不作動位置に動かされるよう押圧装置によつてカム
   部材が作動される特許請求の範囲第６項記載の外科手術
   用ステープル装置。 １０、引込められた押圧装置によつてカム装置を不作動
   位置に保持する第１装置と、前進された押圧装置によつ
   てカム装置を作動位置に保持する第２装置とを有してい
   る特許請求の範囲第９項記載の外科手術用ステープル装
   置。 １１、少なくとも１つの列に配置された複数個のステー
   プルを受けるようできるステープル支持装置を一方が有
   しステープルを形成するようできる金敷装置を他方が有
   する第１、第２の協同するジョー部材、 ステープル支持装置からジョー部材間に握持された組織
   内にステープルを駆動する押圧装置、ジョー部材が互に
   完全に分離できる解錠位置から、整列したステープル支
   持装置と金敷装置によつて両ジョー部材を一緒に錠止す
   る錠止位置に作動できるステープル支持装置および金敷
   装置に隣接した位置にて一緒にジョー部材を錠止する装
   置、 ジョー部材を互に分離することなくステープル支持装置
   および金敷装置の組織上の位置を調節できるよう一緒に
   ゆるく連結されたジョー部材によつて部分錠止位置に錠
   止部材を保持する装置、 を備えている外科手術用ステープル装置。 １２、ステープルの列に隣接した線に沿つてジョー部材
   間に位置された組織を切断する刃物を有している特許請
   求の範囲第１１項記載の外科手術用ステープル装置。 １３、錠止装置は、一方のジョー部材に取付けられ両ジ
   ョー部材を一緒に錠止するよう他方のジョー部材と係合
   でき両ジョー部材が完全に分離できる解錠位置から両ジ
   ョー部材を一緒に錠止する錠止位置に移動できる錠止部
   材を有し、該錠止部材はステープル支持装置と金敷装置
   の組織上の位置を調節できるよう他方のジョー部材とゆ
   るく係合された部分錠止位置に移動でき、他方ジョー部
   材は一緒に連結保持されている特許請求の範囲第１１項
   記載の外科手術用ステープル装置。 １４、一方のジョー部材に取付けられた錠止ピンと、両
   ジョー部材が組合せられるときに錠止ピンを滑動可能に
   受けるべく他方のジョー部材に形成された溝とを有し、
   錠止装置は、ジョー部材を一緒に錠止するよう溝内の錠
   止ピンと係合すべく他方のジョー部材に枢着された錠止
   アームを有し、ジョー部材の組立分解にて溝の内外に錠
   止ピンを自由に移動できる解放位置から、両ジョー部材
   を一緒に錠止するよう溝内に錠止ピンを抑制する閉鎖位
   置に錠止アームは移動でき、錠止ピンを溝内に抑制し組
   織に対して両ジョー部材の位置を調節できるよう溝内の
   錠止ピンの制限された動きを許す中間位置に錠止アーム
   が移動できる特許請求の範囲第１１項記載の外科手術用
   ステープル装置。 １５、ステープルが形成されたときにステープル支持装
   置と金敷装置に作用される力に抵抗するよう錠止装置か
   ら離れた位置にて両ジョー部材を離して押圧するカム装
   置を有する特許請求の範囲第１１項記載の外科手術用ス
   テープル装置。 １６、カム装置は、錠止装置から離れた位置にて一方の
   ジョー部材に枢着され該離れた位置で両ジョー部材を離
   して動かすよう第１不作動位置から第２作動位置に枢動
   できるカム部材を有している特許請求の範囲第１５項記
   載の外科手術用ステープル装置。 １７、不作動位置にカム部材を保持する第１装置と、作
   動位置にカム部材を保持する第２装置とを有している特
   許請求の範囲第１６項記載の外科手術用ステープル装置
   。 １８、カム部材は第１不作動位置に位置されたカム部材
   と他方のジョー部材を係合する第１低カム面と、第２作
   動位置に位置されたカム部材と他方のジョー部材を係合
   する第２高カム面とを有している特許請求の範囲第１６
   項記載の外科手術用ステープル装置。 １９、カム部材は、押圧装置が前進されるときには不作
   動位置から作動位置に、押圧装置が引込められるときに
   は作動位置から不作動位置に動くよう押圧装置によつて
   作動される特許請求の範囲第１６項記載の外科手術用ス
   テープル装置。 ２０、引込められた押圧装置によつて不作動位置にカム
   部材を保持する第１装置と、前進された押圧装置によつ
   て作動位置にカム部材を保持する第２装置とを有してい
   る特許請求の範囲第１９項記載の外科手術用ステープル
   装置。 ２１、前部に取付けられて少なくとも２つの横方向に隔
   つた長手方向の列のステープルを受けるようできるステ
   ープルカートリッジを一方が有し前部に取付けられてス
   テープルを形成するようできる金敷を他方が有する第１
   、第２の協同する細長いジョー部材、 ステープルカートリッジからジョー部材間に握持された
   組織内にステープルを駆動して組織内に一対の横方向に
   隔つたステープルの列をつくるよう金敷に対してステー
   プルを形成する押圧装置と、ステープル列間の線に沿つ
   てジョー部材間に握持された組織を切断する刃物装置と
   を有する、細長いジョー部材に対して長手方向に滑動で
   きる押棒刃物装置、間に位置された組織と共にステープ
   ルカートリッジと金敷に隣接して沿つた中間位置にてジ
   ョー部材を一緒に錠止する装置、 ジョー部材を互に分離することなくステープルカートリ
   ッジと金敷の組織上の位置を調節できるよう一緒にゆる
   く連結されたジョー部材によつて部分錠止位置に錠止装
   置を保持する装置、 を備えている外科手術用ステープル装置。 ２２、ステープル形成の際にジョー部材間に握持された
   組織に対してステープルカートリッジと金敷を締着する
   ようジョー部材の前部を一緒に押圧するジョー締着装置
   を有している特許請求の範囲第２１項記載の外科手術用
   ステープル装置。 ２３、ジョー締着装置は、ステープルが形成されるとき
   にステープルカートリッジと金敷に作用される力に抵抗
   するようジョー部材の前部を一緒に押圧するよう錠止装
   置から離れた位置にてジョー部材の後部を離して押圧す
   るカム装置を有している特許請求の範囲第２２項記載の
   外科手術用ステープル装置。 ２４、ステープルカートリッジと金敷を間に予定の間隙
   をもつて整列して保持すべく一方のジョー部材に取付け
   られた間隔装置を有する特許請求の範囲第２１項記載の
   外科手術用ステープル装置。 ２５、ステープルカートリッジと金敷を間に予定の間隙
   をもつて整列するよう組立てられたジョー部材によつて
   金敷を係合すべくステープルカートリッジに取付けられ
   た間隔ピンを有する特許請求の範囲第２１項記載の外科
   手術用ステープル装置。 ２６、カム装置は、錠止装置から離れた位置にて一方の
   ジョー部材に枢着されてジョー部材の後部を離して動か
   すと共にジョー部材の前部を一緒に押圧するよう第１不
   作動位置から第２作動位置に枢動できるカム部材を有し
   ている特許請求の範囲第２３項記載の外科手術用ステー
   プル装置。 ２７、カム部材を不作動位置に保持する第１装置と、カ
   ム部材を作動位置に保持する第２装置とを有している特
   許請求の範囲第２６項記載の外科手術用ステープル装置
   。 ２８、カム部材は、第１不作動位置に位置されたカム部
   材に他方のジョー部材を係合する第１低カム面と、第２
   作動位置に位置されたカム部材に他方のジョー部材を係
   合する第２高カム面とを有している特許請求の範囲第２
   ６項記載の外科手術用ステープル装置。 ２９、押圧装置が前進されるときには不作動位置から作
   動位置に動かして押圧装置が引込められるときには作動
   位置から不作動位置に戻るようカム部材が押圧装置によ
   つて作動できる特許請求の範囲第２６項記載の外科手術
   用ステープル装置。 ３０、引込められた押圧装置によつて不作動位置カム部
   材を保持する第１装置と、前進された押圧装置によつて
   作動位置にカム部材を保持する第２装置とを有している
   特許請求の範囲第２９項記載の外科手術用ステープル装
   置。 ３１、錠止装置は、一方のジョー部材に取付けられて両
   ジョー部材を一緒に錠止するよう他方のジョー部材と係
   合でき且つ両ジョー部材を完全に分離できる解錠位置か
   ら両ジョー部材を一緒に錠止する錠止位置に移動できる
   錠止部材を有し、ジョー部材が一緒に連結維持されてい
   る間にステープルカートリッジおよび金敷の組織上の位
   置を調節できるよう他方のジョー部材とゆるく係合した
   部分錠止位置に錠止部材が移動できる特許請求の範囲第
   ２１項記載の外科手術用ステープル装置。 ３２、一方のジョー部材に取付けられた錠止ピンと、両
   ジョー部材が組立てられるときに錠止ピンを滑動可能に
   受けるべく他方のジョー部材に形成された溝とを有し、
   錠止装置は、ジョー部材を一緒に錠止する溝内に錠止ピ
   ンと係合すべく他方のジョー部材に枢着された錠止アー
   ムを有し、ジョー部材の組立分解にて溝の内外に錠止ピ
   ンを自由に移動できる開放位置からジョー部材を一緒に
   錠止するよう溝内に錠止ピンを抑制する閉鎖位置に錠止
   アームは移動でき、溝内に錠止ピンの動きを抑制しジョ
   ー部材の前部を分離でき且つ組織に対する位置を調節で
   きるよう溝内の錠止ピンの制限された動きを許す中間位
   置に錠止アームを移動できる特許請求の範囲第２１項記
   載の外科手術用ステープル装置。 ３３、ステープルカートリッジを取換えでき別のステー
   プルカートリッジと共にステープル装置を再使用できる
   よう一方のジョー部材にステープルカートリッジを取外
   し自在に固着する装置を有する特許請求の範囲第２１項
   記載の外科手術用ステープル装置。 ３４、ステープルカートリッジを一方のジョー部材に手
   動で取付取外しできるようステープルカートリッジに形
   成された指握持部を有する特許請求の範囲第３３項記載
   の外科手術用ステープル装置。 ３５、ステープルカートリッジを支持できる第１のジョ
   ー部材、およびステープルカートリッジから放出される
   ステープルを形成するようできる金敷を有しステープル
   カートリッジから連続的にステープルを放出するよう１
   つ以上の押棒を用いる第２のジョー部材を備えた外科手
   術用ステープル装置に使用する使い捨て可能なステープ
   ルカートリッジにおいて、押棒を滑動可能に受ける１つ
   以上の長手方 向の溝と、ステープルカートリッジからステープルを放
   出すべく溝内の押棒によつて係合できて金敷に対してス
   テープルを形成する複数個のステープルドライバとを有
   する細長い本体、 整列したステープルカートリッジおよび金敷の間に予定
   の間隙を維持すべく該細長い本体に取付けられた間隙装
   置、 を備えた使い捨て可能なステープルカートリッジ。 ３６、ステープルカートリッジを取換えて別のステープ
   ルカートリッジと共にステープル装置を再使用できるよ
   う第１ジョー部材にステープルカートリッジを取外し可
   能に固着する装置を備えた特許請求の範囲第３５項記載
   の使い捨て可能なステープルカートリッジ。 ３７、ステープルカートリッジを第１ジョー部材に手動
   で取付取外しできるようステープルカートリッジに形成
   された指握持部を有する特許請求の範囲第３６項記載の
   使い捨て可能なステープルカートリッジ。 ３８、間隙装置は、ステープルカートリッジと金敷を間
   に予定の間隙をもつて整列するよう組立てられたジョー
   部材と金敷を係合すべくステープルカートリッジに取付
   けられた間隔ピンを有している特許請求の範囲第３５項
   記載の使い捨て可能なステープルカートリッジ。 ３９、刃物を滑動可能に受けるべく押棒溝内の細長い本
   体に形成された中央長手方向刃物溝を有している特許請
   求の範囲第３５項記載の使い捨て可能なステープル装置
   。 ４０、刃物を中央長手方向溝内に案内する溝を有してい
   る特許請求の範囲第３９項記載の使い捨て可能なステー
   プル装置。 ４１、同一患者の外科手術にて別のステープル支持装置
   と共にステープル装置を再使用できるようステープル支
   持装置が使い捨て可能になつた特許請求の範囲第１項記
   載の外科手術用ステープル装置。 ４２、ステープル支持装置が使い捨てゞ同一患者の外科
   手術にて他のステープル支持装置と共にステープル装置
   を再使用できるようなつた特許請求の範囲第１１項記載
   の外科手術用ステープル装置。 ４３、ステープル装置が使い捨てになつた特許請求の範
   囲第１項記載の外科手術用ステープル装置。 ４４、ステープル装置が処分される前に同一患者の外科
   手術にて別のステープル支持装置と一緒にステープル装
   置を再使用できるようステープル支持装置が使い捨てゞ
   ある特許請求の範囲第４３項記載の外科手術用ステープ
   ル装置。 ４５、ステープル装置が使い捨てゞある特許請求の範囲
   第１１項記載の外科手術用ステープル装置。 ４６、ステープル装置が処分される前に同一患者の外科
   手術にて別のステープル支持装置と一緒にステープル装
   置を再使用できるようステープル支持装置が使い捨てゞ
   ある特許請求の範囲第４５項記載の外科手術用ステープ
   ル装置。