JPS6197805A - フエリ磁性粒子及びその製法 - Google Patents

フエリ磁性粒子及びその製法

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JPS6197805A
JPS6197805A JP60231481A JP23148185A JPS6197805A JP S6197805 A JPS6197805 A JP S6197805A JP 60231481 A JP60231481 A JP 60231481A JP 23148185 A JP23148185 A JP 23148185A JP S6197805 A JPS6197805 A JP S6197805A
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ヴエルナー、シユテク
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁性記録担体のための磁性材料として適当で
あるフェリ磁性粒子並びに該゛粒子の・り法に関する。
従来の技術 P気記録担体におし・て一層高い記憶密度及び信号7/
/イズ間隔を常に拡大するためには、一層拡大された保
磁力磁界強度を有する磁気記録層を開発することが必要
である。このために適当であるとして、既に一連のコバ
ルト変性された酸化鉄が提案された。コバルト変性の神
類に依存して、得られる生成物はその磁気異方性に関し
て多軸性又は−軸性に配匡させることができ墨。
多軸性、すなわちその磁気異方性に関して多軸性粉子は
、従来公知である。これらは粒子全体積内ニコバル) 
([1)で均一にドープされたFeOxから成り、該式
中Xの値は1.33〜1.5である。このような粒子系
は重要な磁気特注1例えば保磁力磁界強度及び残留磁気
の強力な熱的依存性を有する。さらに、この種の磁性材
料は磁気記録層内でコピー消去の劣化及び磁気ひずみ効
果によるレベル低下を惹起する。コバルトボリュームド
ーピング法を用いた酸化鉄′粒子の製造は公知でありか
つ就中ドイツ連邦共和国特許第1226997号明細書
、同国特許出Hjg4公告第2221218号明細書並
びに同国特許出願公開第2710’776号明細書に記
載されている。
長油粒子の公知欠点を排除するために、−軸異方性を有
するコア材料1例えばγ−Fe2O3から成り、かつ酸
化鉄及び酸化コバルトから成る1同様に磁性−軸被覆を
有する高い保磁力酸化鉄が開発された。このような粒子
の製法及び特性は自体公知でありかつ例えばドイツ連邦
共和国特許出願第2235383号及び同第19072
36号明細書、同国特許第2243231号、同第24
10517号、同第2705967号明細書並びにヨー
ロッパ特許第14903号明細書に記載されている。こ
うして製造された高い保磁力のかつ十分に一軸性酸化鉄
は1多軸粒子に比較して温度特性、コピー消去及び磁気
歪が改善されている。しかしながら、極めて狭いベッド
ギャップを有する短波長を記録するためには、−軸性特
性を有する磁性材料は不利ある。
発明が解決しようとする問題・点         、
従って1本発明の課題は、−面では高い保磁力磁界強度
を有するが、但し熱的及び機械的不安定性を呈さす、か
つ他面ではまた相応して僅かなヘッドギャップを有する
短波長を記録する際に磁気記録担体を利用するためにも
適当である。磁気記録担体用の磁性材料としての磁性粒
子を提供することであった。
間響点を解決するための手段 ところで驚異的にも、フェリ磁性粒子はコアが多軸異方
性を有する磁性材料から成り、かつ該コアを包囲する被
覆が一軸異方性を有する磁性材料から成っていれば、磁
気記録担体用の材料として上2要求を満足する特性を有
していることが判明した。
有利な1実施態様によれば2本発明によるフェリ磁性゛
粒子はコアがその全体積にわたって均一にコバルト(n
)イオンのドープされたフェリ磁性Fe0x(該式中、
Xは1.33〜1.50 、有利には1.45〜1.5
0の値を表わす)から構成されている。この場合には、
その都度特定された使用目的に応じてコア材料としては
針状並びに等軸品系粒子が適当である。このコアを包囲
する、一軸異方性を有する被覆は、酸素の他にコバルト
(4)イオン、鉄(4)イオン及び鉄(I4)イオンを
有する。場合により、コア及び/又は被覆材料はなお少
量の亜鉛イオンを、特に全材料に対して1.2〜8重量
%を含有する。
本発明による粒子は、その磁気特性に関して。
純−軸性と純多軸性との間にある特性を示す。これらの
粒子の温度依存性も純多軸異方性を粒子に比較して著し
く改善されている。
本発明によるフェリ磁性粒子を製造するには。
全体積にわたって均一にコバルトがドープされた。
すなわち多軸性の高保磁力酸化鉄1例えばFe3O4゜
r −Fe2O3又はいわゆるベルトライド、 FeO
x (1,5> X >1.33 )をコア材料として
使用する。
この磁性酸化物の製法は公知である。これらの多軸性C
Oドープした酸化鉄を自体公知方法で水/アルカリ性媒
体中で激しく攪拌しながらFe (H)イオン及び/又
はCoo(II)イオン及び場合により亜鉛(■)イオ
ンの存在下に懸濁させる。この際Me(1)イオンの沈
殿後の懸濁液のpH1直は有利には〉10である。この
場合、温度は30〜loo’c又は懸濁液の沸点の範囲
にある。反応時間は1〜10.有利には2〜8時間を選
択するのが有利である。多軸コア材料のMe(If)イ
オンでの被覆は、酸化剤の不在下に(空気酸素は例えば
窒素で不活性化することにより排除することができる)
、又は空気供給下に行なう。後者の場合には、 Fe(
4)イオンの一部はe 化的にFe(If)イオンに転
化する。co−FeOxファをCo(If )及び/又
はFe(ll)及び/又はFe(1) 、場合によりま
たZn(4)で被覆した後に、固形物と母液を相互に分
離し、固形物を洗浄しかつ乾燥する。
乾燥は約180’cまでの温度で行なう。選択した乾燥
温度が80’Cを越える場合には、乾燥は有利には不活
性ガス、例えば窒素及び/又は希ガス下で実唯すべきで
ある。
本発明に基づき製造されたコバルト含有酸化鉄の重要な
使用目的は、磁気記録担体を製造する際に磁性材料とし
て使用することである。これらを用いると、保磁力磁界
強度及び残留磁気によって影背される記録特性を意想外
に有利に変化させることができる。全部で3つの多角方
向での高い相対磁気を有することにより、有効垂直成分
を用いた記録の利点をビット密度を高めるためかつ高周
波数を記憶するために利用すべきであるような磁気記録
担体を製造する際に特に有利に採用することができる。
記録担体の製造は自体公知方法で行なう。このためには
磁性材料を重合体結合剤中に分散させる。
結合剤としては、この目的のために公知の化合物。
例えばポリビニル誘導体、ポリウレタン、ポリエステル
の単又は共重合体又は間挿のものが適当である。結合剤
は適当な有機溶剤中の溶液で使用され、該溶液は場合に
より別の添加物を含有することができる。磁性層は剛性
又は柔軟性支持体例えばプレート、フィルム又は厚紙に
姉すことができる。
実施例 次に本発明を実施例につき公知技術水阜に基づく実験に
比較して説明する。比較実験では1本発  明に基づき
製造した磁性粒子を夫々空気で完全に粒子体積全体にわ
たってフバル) (It) 、場合によりCo(4)及
びZn([)で、均一にドープした多袖特j生を有する
γ−Fe2O3に酸fヒした。従って、酸化後に得られ
た。 Me(4)で全体積にわたって均一にドープした
γ−Fe203磁性酸化物はMR及びVHo−30のた
めの高められた値を有する。記載のCo(4)又はFe
(4)含11:は全化合物に対する重す十%として示さ
れている。粉末試料の礎気値は160kA/mの磁界で
振動マグネットメータで又はパルス磁化器で前岱化した
後に振動マグネットメータで測定した。
(kA/ m )で測定した保磁力磁界強度H9は粉末
測定において充填密度δ= 1.29 g/cIItを
基準とした。
比残留磁気(Mr/δ)及び飽和磁化(Mm/δ)は。
夫々〔nTITr′]/g〕で示されている。強度に多
軸異方性の場合には、磁性粉末は公知の如く比残留磁気
0.83を、それに対して純粋に一軸性系は0.50を
有する。従って+ MH?Inが0.50〜0.83に
ある場合には、程度の差こそあれ極めて顕著な/’tイ
ブリット粒子に所属させることができる。
kAm ”/ 10°Cで示される保磁力磁界強度の湿
度依存性VH−30は以下のように測定される。振動マ
グネットメータで、試料の保磁力磁界強度を20’C(
Hol)でかつ試料室を40’Cに加熱した後(H82
)に測定する。VHo−30の値は9式顔rトの比表面
j&sH2は、 BETに基づきm・7gで測定される
。すなわち計量し、真空化したガス不含の顔料試料に窒
素を吸収させる。吸収前と後の窒素量の差を展開し、た
面積に換算しかつ秤量との比を取る。
実施例/ A : C1o−Cr−Fe0OHの製造空気及び窒素
ガス導入管を備えた。加熱可能なかつ攪拌機を備えた金
属容器で、 Na200316.53kgを水1101
中に溶かしかつ温度を47℃に調整した。次いで、  
13o rpmで攪拌しかつ窒素4so Nl/hを導
入しながら5分以内で、  Coal□・6H2030
2,4g +  FeC1□3239 g及び水から成
る10 lの溶液を加えた。10分後に、窒素の代りに
空気30ONl/hを撹拌しながらかつ47℃に維持し
て吹込んだ。5時間空気を導入した後に、  Fe([
[)のスピンドル伏形態を有するコバルトドープしたγ
−FeOOHへの酸化を終了した。該懸濁液を22°C
に冷却した後に、濾過し、水で洗浄しかつCo−α−F
eOOHを循環空気乾燥棚で乾燥した。
試料A l (Co−α−yeooH) : 5N2=
 81.3 w/g;C03重量% E : Co−α−FeOOH(A l )からのCo
−γ−Fθ2Q3の製造 CO−α−FeOOHをステアリン酸と十分に混合しか
つ該混合物を不連続的回転管型炉内に温度360°Cで
、窒素100 Nl / h及び水素100 Nl/h
のガス流中で30分間保持した。炉に装入する前に、ガ
ス混合物を60°Cの水に導入した。次いで、得られた
CO含有Fe50.を同じ構造の炉中で空気流中360
℃で30分間以内酸化してCO−γ−Fe2O3に酸化
した。
試料B l ’ H−65kA/ m  5N2=21
−4 Irl’/ gMrrr//δ=a3nTrrr
/g  p)(値=9.2Mr/δ=67nTm’/g
  C!o:3.4重量%Mr/Mm= 0 、81 0 : Co−γ−Fe2O3のコバルト被覆(Bl)
c l)  全反応時間中、激しく攪拌しかつ反応容器
を窒素で不活性化しながら、  Co−γ−Fe20,
60 gを水300 ml中にC!oo12 ・6H2
03として004重電%の添加下に分散させかつ30分
間後に湿度を50℃に調催した。次いで、  31.3
%のFeC1□溶液38 ml (Co−r−Fek!
03に対してFe(4) 12重泄%に相応)を加えか
つ10分間後になお50%のカセイソーダ水溶液50m
1を導入した。
50℃で6時間攪拌した後、22°Cに冷却し。
濾過し、水で洗浄しかつフィルタケーキを真空乾燥棚中
80℃で乾燥した(試料C1)。
cz)alと同様に実施したが、但し夫々Co−γ−F
e2O3に対して、 Co(71) 6重量%及びFe
(11)16重量%を使用した(試料02)。
C3)alと同様に実施したが、但し夫々Co−γ−F
e2O3に対して(:!o(11) 8重jii%及び
Fe(4)20重量%を使用した(試料03)。
ζ 磁気特性及びVHo−30で表わされる保磁力の温度依
存性は、第1表にまとめて示す。
比較実験1 本発明による粒子系を比較の理由から純粋な多軸系に転
化するために、試料C1,02及びC3の一部を空気5
0 Nl / hのガス流中380°Cで30分間酸化
した。得られた比較試料(1!l−10x、02− O
x及びC3−Oxの特性は、同様に第1表に示す。
実、怖例2 A)還流冷MJ器、攪拌機及びpH電極を備えた1゜l
のガラス容器内で、 FeSO4・7H201211g
及びC!oso4・7H2016,8gを攪拌しながら
水で溶液61の全容量に溶解しかつ濃硫酸3.2mlを
加えた。次いで、 NaH2PO4・2H205,4g
を加えた。同時に。
該溶液に窒素300 Nl/上を導入しかつ湿度を50
℃に調整した。次いで、 15.7%のカセイソーダ溶
液5’15m1を1Q分間以内で加えた。沈殿度はMe
(It)に対して30%であった。
次いで、窒素の代りに空気60ONl/hを、 pH値
が45分間後に4未満に低下するまで導入した。この時
点から10分間後に、50°Cでかつさらに空気導入及
び攪拌下に15.7%のカセイソーダ溶液を満願するこ
とによりpH値を5.1に調整しかつ全成長期中に5.
1〜5.2に保持した。成長期の時間は110分間であ
った。次いで、該懸濁液を30°Cに冷却しかつ15%
のカセイソーダ溶液でpH値を9.5に調整した。さら
に2時間攪拌した後、濾過し。
フィルタケーキを水で濾液がso、2−  不含になる
まで洗浄した。最後に、フィルタケーキを1100Cで
乾燥した。こうして得られた試料A2のデータは第2表
に示す。
試料A3.A4.A5及びA6: 実施例−に記載したと同様に操作したが、但しFe(4
) : Co(4)の比を第2表に記載のように変更し
た。この場合、  Co−α−FeOOHにおいて試薬
中に夫々P0,3″″イオン0.8重量%が検出された
。第2表に1反応条件及び結果をまとめて示す。
B)夫々試料A2〜A6のCo−α−FeOOH120
gを回転管型炉内で水素容量流100 N11h中で4
00℃で30分間以内還元してC!o−Fe3O4にし
た。還元管に導入する前に、4流を温度60°Cの水を
貫流させた。還元終了後に、磁鉄鉱試料を同じ構造の炉
内で空気容量流50 Nl 、/ h中320’Cで3
0分間以内で酸化してCo−7−11Pe203に酸化
した。Co−r−Fe203試料B2〜B6の特性は第
3表に示す。
第3表 試料 装入物質 H6Mr/δ Mr/Mm試料 B2     A2      21    42  
  0.54B3     A3     ’24  
  47    0.57B4     A4    
  2B     51    0.61E5    
 A5      34    56    0.68
C)実施例1の01に記載と同様に、夫々試料B2〜B
 660gを第4表に記載した量の塩化コバルトから成
るCo(II )イオン及び塩化鉄(It)から成るF
e(11)イオンで被21シた。
第4表 実施例 装入物質  Fe(4)  co(4)(装入
物質に対する重量%) 04        E2         6   
    2C!  5        B  3   
     15       506        
B4         6       20 7  
      B  5        15     
  5C!8        B6         
0       2磁性酸化物の特性は第5表に示す。
比較実験2 試料C4〜C8の一部を空気流50 Nl / h中3
20°Cで30分間以内酸化した。得られた試料C4−
0xNC8−Oxの特性も同様に第5表に示す。
第5表 C435500,57− 04−Ox  30 54 0.62  −CN5  
 64 54 0.65  −C5−Ox     5
2   60    0.’74     −CN6 
  39 51 0.58 4.206−Ox  40
 62  ’0.72 5.307   71 55 
0.67 4.6C7−Ox  72 69 0.85
 6.8CB    45.57 0.72 4.2C
8−Ox  52 65 0.80 5.0実施例3 実施例2のA)に記載した101ガラス容器内で。
Fe50.、 ・7H201112gを水で溶解して6
1の溶液にした。攪拌しながら、a硫酸3.2ml、次
いでN aH25PO4・2H205,4gを加えた。
同時に、該溶液に窒素300 Ml/hを導入しかつ温
度を20°Cに調整した。
次いで、15%のNaOH1235ml (5,6モル
)を5分間以内で加えた。これはMe([)イオンに対
して70%の沈殿度に相当する。
次いで、窒素の代りに空気60ONl/hを20°Cで
pHffiがく4に低下するまで(260分間)導入し
た。
次いで、空気の代りに新たに窒素を導入しかつ水200
 ml中に溶かしたCoSO4・7H20167,8g
を導入した。引続き、  NaOHでpH呟を12に調
整し、該懸濁液をN下で68℃に加熱しかつこの温度で
3時間保持した。22°Cに冷却した後、濾過し、水で
洗浄しかつフィルタケーキを真空乾燥炉中50°Cで屹
燥した。
+:1l)SCNA ? 、 コバルトドープした等方
性磁鉄鉱100gを空気で360°Cで30分間以内酸
化した(コバルト変性したγ−酸化鉄(■)、試料B7
)。
この試料B7を実施例/の01に記載と同様に。
鉄(4)イオン9重量%及びコバルト(■)イオン3重
量%を有する被覆を施じた(試料09)。
この試料の特性は第6図に示す。
第6表 A7 56.0 87 52 0.59B7 104.
0 74 59 0.79実施例グ 鋼球(直径2 mm ) 100部を充填した。充填容
積250容毒部を有するボールミルに、夫々第7表に記
載の磁性酸化鉄50部、長鎖状、無定形の親油キ分散助
剤3部、シリコーン油0.05部及び異性体のカルボン
酸混合物0.5部、アジピン酸、ブタンジオール−1,
4及び4,4−ジシアネートジフェニルメタンカラ成る
。に値61(テトラヒドロフラン中の1%溶液として測
定)を有する市販のイソシアネート不含のポリエステル
ウレタン6.6部並びに同じ部のテトラヒドロフランと
1,4−ジオキサンの混合物78部を加えた。この場合
記載拮合剤の供給は上記溶剤混合物中の溶液の形で行な
った。3.5時間分散させた後に、該磁石分数、夜を濾
過しかつ引続き常用の被覆装置を用いて12μm厚さの
ポリエチレンテレフタレートフィルム上に。
乾燥通路内で乾燥しかつ引続き80°Cに加熱した多軸
ロールカレンダで平滑化した後に5.2μmの層厚さが
得られるように塗布した。該磁性層で測定した磁気特性
は第7表に示す。
第7表 C!6    36 129 0.66 3.8C6−
Ox    42 152 0.82 6.007  
  63 132 0.68 5.9C7−Ox   
 70 160 0.81 8.2C8471430,
815,9 実施例j 実施例−のA)に記載した10 lガラス装置に。
20°Cでかつ窒素300 Nl / hを導入しかつ
攪拌しながら工業用の30.8%のFeel□溶液12
69m1を装入した。CoCl2−6H2055,26
g及びZnCl2  工4.3gを添加した後に、溶液
の容量が6eになるまで水を加えた。
次いで、  15.1%のカセイソーダ溶液1371 
mlを導入しかつなお10分間後攪拌した。
σ[続き、20℃で窒素の代りに空気600 Nl /
 hを、該懸濁液のpH1直が140分間後に4の値に
低下するまで導入した。次いで、さらに10分間攪拌し
この際空気の代りに新たに窒素を導入した。次いで、窒
素導入を維持しなからNaOHでpH値を9.5に調整
しかつ150分間以内で80°Cに加熱した。
80’Cの温度を3時間保持し、その後該懸濁液を一晩
かけて22℃に冷却した。濾過し、洗浄しかつ真空乾燥
棚内50°Cで乾燥した後に、試料A8が得られた。A
8の化学的分析により、コバルト3.4重M%及び亜鉛
1.7重量%の含量が確認された。
試料A 8100 gを回転管型炉内で空気流50 N
l/h中で350’Cで30分間酸化して試料A 8−
 Oxを得た。
試料A 8− Ox 40 gを、実施例/のC1)に
記載と同様に、  co(It) 4重量%及びFe(
4) 12%で被覆した。このために金属塩化物、水2
00 ml及び48%のNaOH35mlを使用した。
真空乾燥後に、試料C10が得られた。
試料A 8 、 A 8−Ox 、  C10の特性は
第8表に示す。
第8表

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気記録担体用の磁性材料として適当であるフェ
    リ磁性粒子において、多軸異方性を有する磁性材料から
    成るコアと、該コアを包囲する、一軸異方性を有する磁
    性材料から成る被覆層とから成っていることを特徴とす
    るフェリ磁性粒子。
  2. (2)磁性コア材料がその全体積にわたって均一にコバ
    ルト(II)イオンのドープされたフェリ磁性FeOxで
    あり、該式中xの値が1.33〜1.50である特許請
    求の範囲第1項記載のフェリ磁性粒子。
  3. (3)コアを包囲する、一軸異方性を有する磁性層が酸
    素の他にCo(II)イオン、Fe(II)イオン及びFe
    (III)イオンから成る特許請求の範囲第1項記載のフ
    ェリ磁性粒子。
  4. (4)別の金属イオンとしてZn(II)イオンが磁性コ
    ア内及び/又は磁性被覆層内に含有されている特許請求
    の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載のフ
    ェリ磁性粒子。
  5. (5)多軸異方性を有する磁性材料から成るコアと、該
    コアを包囲する、一軸異方性を有する磁性材料から成る
    被覆層とから成っている、磁気記録担体用の磁性材料と
    して適当であるフェリ磁性粒子を製造する方法において
    、その全体積にわたって均一にCo(II)イオンがドー
    プされたフェリ磁性FeOxを水性媒体中で不活性又は
    酸化作用雰囲気内でFe(II)−及び/又はCo(II)
    水酸化物で被覆しかつ水相の分離後に洗浄及び乾燥させ
    ることを特徴とするフェリ磁性粒子の製法。
  6. (6)フェリ磁性コア材料がCo(II)イオンの他にな
    お亜鉛イオンを含有するか又は亜鉛イオンを磁性被覆層
    を製造する際にCo(II)及びFe(II)イオンの他に
    添加する、特許請求の範囲第5項記載の方法。
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