JPS6197067A - 塗工装置 - Google Patents
塗工装置Info
- Publication number
- JPS6197067A JPS6197067A JP21918484A JP21918484A JPS6197067A JP S6197067 A JPS6197067 A JP S6197067A JP 21918484 A JP21918484 A JP 21918484A JP 21918484 A JP21918484 A JP 21918484A JP S6197067 A JPS6197067 A JP S6197067A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- coating
- flow
- blade
- baffle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、製紙機械の中の仕上機械の1つである塗工装
置に関するものである。
置に関するものである。
(従来技術)
製紙機械の中の仕上機械の1つである塗工装置は、印刷
用原紙を作るために原紙に塗工液を塗布する機械である
。その代表的な加工条件としては、原紙坪量70〜80
g/rr?、原紙厚さ70〜80μ、塗工液としてはク
レー、炭カルを主体にスターチ、ラテックスをバインダ
として加えた濃度60〜65%sol idsで、粘度
が剪断速度10〜1001/secで2000cp、程
度、さらに機械スピードは500〜1000m/mtn
程度である。この塗布方法には従来種々の形式があるが
、その中の1つであるS、 D、 C,(5hort
Dwell Coater )(商品名)について、
その概要を第6図により説明する。
用原紙を作るために原紙に塗工液を塗布する機械である
。その代表的な加工条件としては、原紙坪量70〜80
g/rr?、原紙厚さ70〜80μ、塗工液としてはク
レー、炭カルを主体にスターチ、ラテックスをバインダ
として加えた濃度60〜65%sol idsで、粘度
が剪断速度10〜1001/secで2000cp、程
度、さらに機械スピードは500〜1000m/mtn
程度である。この塗布方法には従来種々の形式があるが
、その中の1つであるS、 D、 C,(5hort
Dwell Coater )(商品名)について、
その概要を第6図により説明する。
第6図の装置は、バフキングロール1、ブレード4、給
液口5及びせき板6から成る。また原紙2はバッキング
ロール1により支持され、その表面速度は、500〜1
000m/minである。一方塗工液は給液口5から供
給され、給液チャンバ内に押し込まれて原紙2に塗布さ
れて塗工面3を形成する。また原紙2の出側には、ブレ
ード4(工具鋼製)が設置してあり、適宜手段によって
原紙に押しつけられ、その際発生する線圧により塗布量
が制御される。なお、余剰の液はバッキングロール1と
せき板6の間隙より、パッキングロールの回転によるエ
アの同伴流や紙粉を排除するためにオーバーフローさせ
ている。
液口5及びせき板6から成る。また原紙2はバッキング
ロール1により支持され、その表面速度は、500〜1
000m/minである。一方塗工液は給液口5から供
給され、給液チャンバ内に押し込まれて原紙2に塗布さ
れて塗工面3を形成する。また原紙2の出側には、ブレ
ード4(工具鋼製)が設置してあり、適宜手段によって
原紙に押しつけられ、その際発生する線圧により塗布量
が制御される。なお、余剰の液はバッキングロール1と
せき板6の間隙より、パッキングロールの回転によるエ
アの同伴流や紙粉を排除するためにオーバーフローさせ
ている。
ところで従来装置によると、給液口5から供給される塗
工液は、原紙の移動に伴う同伴流のため、チャンバ内で
旋回流Bとせき板6の先端から排出される液流Cとを同
時に形成している。このとき、塗工液の種類によっては
塗工速度が高くなるとチャンバ中央部に気息が発生して
、給液量により、給液口5から流入する流れと旋回流B
との衝突面が不安定となって、ブレード4に達する前の
原紙表面にある液の量が原紙巾方向で変化することによ
って、原紙への塗工面3が中方向でムラを発生するとい
う不具合があった。
工液は、原紙の移動に伴う同伴流のため、チャンバ内で
旋回流Bとせき板6の先端から排出される液流Cとを同
時に形成している。このとき、塗工液の種類によっては
塗工速度が高くなるとチャンバ中央部に気息が発生して
、給液量により、給液口5から流入する流れと旋回流B
との衝突面が不安定となって、ブレード4に達する前の
原紙表面にある液の量が原紙巾方向で変化することによ
って、原紙への塗工面3が中方向でムラを発生するとい
う不具合があった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、従来の原紙表面への塗工液の供給が均一に行
なわれない等の問題点を解決しようとするものである。
なわれない等の問題点を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
このため本発明は、バッキングロールに沿って走行する
原紙にブレード部と給液部が1体となっている塗工装置
において、給液部の塗工液流路を一方向流れとするべく
バッフルを設け、給液部内の旋回流を防止すると共に余
剰塗工液の出口部に絞り板を付設し、ブレード部の液圧
力を制御可能なものとすることを構成とし、これを問題
点解決のための手段とするものである。
原紙にブレード部と給液部が1体となっている塗工装置
において、給液部の塗工液流路を一方向流れとするべく
バッフルを設け、給液部内の旋回流を防止すると共に余
剰塗工液の出口部に絞り板を付設し、ブレード部の液圧
力を制御可能なものとすることを構成とし、これを問題
点解決のための手段とするものである。
(作用)
給液チャンバ内に、せき板に通じる環流管を下部に有す
るバッフルを設置すると共にその流入(流出)口に絞り
板を設置することによって、紙の移動に伴う同伴流によ
って発生する旋回流を防止して、一方向の流れを作り、
更に絞り板の位置調節によりバフフル部とブレード部の
間の液圧力を調節して塗工膜の厚さを任意に設定する。
るバッフルを設置すると共にその流入(流出)口に絞り
板を設置することによって、紙の移動に伴う同伴流によ
って発生する旋回流を防止して、一方向の流れを作り、
更に絞り板の位置調節によりバフフル部とブレード部の
間の液圧力を調節して塗工膜の厚さを任意に設定する。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面によって説明すると、第1図
及び第2図は本発明の1実施例を示し、1はバンキング
ロール、2は原紙、3は塗工面、4はブレード、5は給
液口、6ばせき板であり、これらは第6図の従来装置と
同じである。
及び第2図は本発明の1実施例を示し、1はバンキング
ロール、2は原紙、3は塗工面、4はブレード、5は給
液口、6ばせき板であり、これらは第6図の従来装置と
同じである。
次に第1図及び第2図において第6図の従来装置と異な
る点を説明すると、給液チャンバ内に、下端に複数の給
液環流用の貫通孔を並設したバッフル7をブレード4と
並べて設置する。
る点を説明すると、給液チャンバ内に、下端に複数の給
液環流用の貫通孔を並設したバッフル7をブレード4と
並べて設置する。
一方、せき板6にもパンフル7に設けた前記貫通孔に対
向させて同じく環流液を排出するための前記貫通孔より
も多少大きめの排出孔が設けられている。そして、前記
貫通孔と排出孔を給液路を横断するように管9をもって
連結する。
向させて同じく環流液を排出するための前記貫通孔より
も多少大きめの排出孔が設けられている。そして、前記
貫通孔と排出孔を給液路を横断するように管9をもって
連結する。
また、前記せき板6のバッキングロールの回転方向背後
には、前記排出孔の開口比率を制御する絞り板8が設置
される。なお、10はバッフル7の前記貫通孔に近接す
る上部でかつブレード4に面してバ・ノフル7に取り付
けられた突起である。
には、前記排出孔の開口比率を制御する絞り板8が設置
される。なお、10はバッフル7の前記貫通孔に近接す
る上部でかつブレード4に面してバ・ノフル7に取り付
けられた突起である。
次に第1図の実施例について作用を説明すると、矢印で
示す様に塗工液は給液口5を通ってチャンバ内に入った
後、バッキングロール1の回転に伴ってパンフル7とロ
ール1との隙間を通過し、ブレード4へと持ち上げられ
る。また余剰となった液は、ブレード4によって掻き落
されて、バッフル7に設けた貫通孔を通り、続いて管9
、せき板6の排出孔へと排出りされる。また、給液口5
から供給される塗工液の一部はせき板6を越えて外部へ
排除される。塗工作業の間、絞り板8を上下に摺動させ
て、せき板6の排出孔の開口比率を適宜変更することに
より排出孔を通る塗工液の量を調節し、ブレード4とバ
フフル7間の液圧を任意に制御し、ブレード4とバッキ
ングロール1間のすき間を調整して塗工膜の厚さを任意
に制御する。
示す様に塗工液は給液口5を通ってチャンバ内に入った
後、バッキングロール1の回転に伴ってパンフル7とロ
ール1との隙間を通過し、ブレード4へと持ち上げられ
る。また余剰となった液は、ブレード4によって掻き落
されて、バッフル7に設けた貫通孔を通り、続いて管9
、せき板6の排出孔へと排出りされる。また、給液口5
から供給される塗工液の一部はせき板6を越えて外部へ
排除される。塗工作業の間、絞り板8を上下に摺動させ
て、せき板6の排出孔の開口比率を適宜変更することに
より排出孔を通る塗工液の量を調節し、ブレード4とバ
フフル7間の液圧を任意に制御し、ブレード4とバッキ
ングロール1間のすき間を調整して塗工膜の厚さを任意
に制御する。
さらに、せき板6も上下移動可能であって、この移動量
の変更によってせき板6とバッキングロール1間のすき
間を任意に設定でき、せき板6を越えて排除される排液
流Cの量を調整してチャンバ内の液圧を制御することが
可能である。突起10の存在は、バフフル7とブレード
間の液圧形成をより効果的にするものである。
の変更によってせき板6とバッキングロール1間のすき
間を任意に設定でき、せき板6を越えて排除される排液
流Cの量を調整してチャンバ内の液圧を制御することが
可能である。突起10の存在は、バフフル7とブレード
間の液圧形成をより効果的にするものである。
第3図、第4図及び第5図は、本発明の他の実施例を示
すもので、以下、この実施例を図面によって説明する。
すもので、以下、この実施例を図面によって説明する。
この実施例によると、先の第1図に示した実施例と異な
る点は、絞り板8を排してバフフル7の下部貫通孔部位
に、該貫通孔と同数でかつ略同径の孔を穿ったプレート
11をバフフル7の巾方向に摺動可能に設置した点にあ
る。このプレート11を第5図矢印方向に摺動させるこ
とによって前記貫通孔の開口比率を変更させることがで
き、これによりパンフル7とブレード4間の液圧を制御
して、ブレード4とバッキングロール1との隙間を調整
し塗工膜の厚さを制御するものである。
る点は、絞り板8を排してバフフル7の下部貫通孔部位
に、該貫通孔と同数でかつ略同径の孔を穿ったプレート
11をバフフル7の巾方向に摺動可能に設置した点にあ
る。このプレート11を第5図矢印方向に摺動させるこ
とによって前記貫通孔の開口比率を変更させることがで
き、これによりパンフル7とブレード4間の液圧を制御
して、ブレード4とバッキングロール1との隙間を調整
し塗工膜の厚さを制御するものである。
(発明の効果)
以上、詳細に説明した如(本発明は、下部に液還流用の
貫通孔を有するパンフルを設けると共に、この貫通孔を
通過する液の量を任意に制御できるようにしたので、紙
の移動に伴う塗工液の同伴流は旋回流を形成することな
く安°定した一方向の流れとすることができ塗工ムラを
発生させることがない。更に供給液と余剰液を完全に分
離できるため紙に転写する液濃度に変化が生じないでス
トリークの防止に役立つものであり、また余剰液の圧力
を任意に制御できるために広範囲な塗工膜厚制御が可能
となる。
貫通孔を有するパンフルを設けると共に、この貫通孔を
通過する液の量を任意に制御できるようにしたので、紙
の移動に伴う塗工液の同伴流は旋回流を形成することな
く安°定した一方向の流れとすることができ塗工ムラを
発生させることがない。更に供給液と余剰液を完全に分
離できるため紙に転写する液濃度に変化が生じないでス
トリークの防止に役立つものであり、また余剰液の圧力
を任意に制御できるために広範囲な塗工膜厚制御が可能
となる。
第1図は本発明の実施例を示す塗工機の一部側断面図、
第2図は第1図のX−X断面図、第3図は本発明の他の
実施例を示す塗工機の一部側断面図、第4図は同X−X
断面図、第5図は同Y視図、第6図は従来例を示す塗工
機の一部側断面図である。 図の主要部分の説明 1−バッキングロール 2−・−原紙 4−・−・ブレード5・−給
液口 6−・せき板 7−バフフル 8・−絞り板 10−・−・突起 11・−・−・プレート
特 許 出 願 人 三菱重工業株式会社亮1図
第2図は第1図のX−X断面図、第3図は本発明の他の
実施例を示す塗工機の一部側断面図、第4図は同X−X
断面図、第5図は同Y視図、第6図は従来例を示す塗工
機の一部側断面図である。 図の主要部分の説明 1−バッキングロール 2−・−原紙 4−・−・ブレード5・−給
液口 6−・せき板 7−バフフル 8・−絞り板 10−・−・突起 11・−・−・プレート
特 許 出 願 人 三菱重工業株式会社亮1図
Claims (1)
- バッキングロールに沿って走行する原紙にブレード部と
給液部が一体となっている塗工装置において、給液部の
塗工液流路を一方向流れとすべくバッフルを設け、給液
部内の旋回流を防止すると共に余剰塗工液の出口部に絞
り板を付設し、ブレード部の液圧力を制御可能にしたこ
とを特徴とする塗工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21918484A JPH0653245B2 (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 塗工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21918484A JPH0653245B2 (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 塗工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6197067A true JPS6197067A (ja) | 1986-05-15 |
JPH0653245B2 JPH0653245B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=16731513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21918484A Expired - Lifetime JPH0653245B2 (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 塗工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653245B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61120656A (ja) * | 1984-11-17 | 1986-06-07 | ジエー、エム、フオイト、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング | 塗布装置 |
JPS6242763A (ja) * | 1985-05-09 | 1987-02-24 | コンソリデイテツド ペ−パ−ズ インコ−ポレ−テツド | 塗布装置、およびそれを使用するコ−テイング装置 |
JPH0394976U (ja) * | 1990-01-05 | 1991-09-27 | ||
US9925555B2 (en) | 2016-02-08 | 2018-03-27 | Valmet Technologies, Inc. | Folded sealing blade for a coating applicator |
-
1984
- 1984-10-18 JP JP21918484A patent/JPH0653245B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61120656A (ja) * | 1984-11-17 | 1986-06-07 | ジエー、エム、フオイト、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング | 塗布装置 |
JPS6242763A (ja) * | 1985-05-09 | 1987-02-24 | コンソリデイテツド ペ−パ−ズ インコ−ポレ−テツド | 塗布装置、およびそれを使用するコ−テイング装置 |
JPH0394976U (ja) * | 1990-01-05 | 1991-09-27 | ||
US9925555B2 (en) | 2016-02-08 | 2018-03-27 | Valmet Technologies, Inc. | Folded sealing blade for a coating applicator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653245B2 (ja) | 1994-07-20 |
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