JPS6196190A - 密閉型圧縮機の組立方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビ）産業上の利用分野 この発明は密閉型圧縮機の組立方法の改良に関する。

（ロ）従来の技術 従来の密閉型圧縮機は例えば特開昭５９−１１７４７号
公報に示されているように構成されている。ここで、こ
の公報を参考に従来例を説明する。

第５図において、（１）は密閉型圧縮機、（２）は回転
圧縮要素、（３）は永久磁石形同期電動機、（４）は密
閉容器、（５）は固定子、（６）は永久磁石回転子、（
７）はヨーク、（８）は永久磁石、（９）はアルミダイ
カスト、（１０１は上部バランサー、（１１）は下部バ
ランサー、０りは表面補強部材、（１３は回転軸、■は
細径部である。そして、積層形成したヨーク（力はアル
ミダイカスト（９）により永久磁石（８）を軸力向に取
付けるサイド部α９αＱを設けると同時に上部バランサ
ー（１０１をも一体に形成している。更に下部バランサ
ーα１）を別部材で取付け、永久磁石（８）を合致させ
て表面補強部材ＵＫよりこの永久磁石をヨーク（７）の
外周面上に固着させることにより永久磁石回転子（６）
は製作される。

しかる後、固定子（５）と回転圧縮要素（２）とは焼ば
めにより密閉容器（４）の内壁に固着される。そして、
永久磁石回転子（６）は圧入により回転軸ｔ１３１に装
着される。この回転軸の上部に設けられた細径部０倍ま
永久磁石回転子（６）の取付けが容易に行なわれるよう
にしている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかしながら、永久磁石回転子（６）は回転軸α９に圧
入して取付けているので、圧入時に永久磁石（８）が固
定子（５）に吸引されて片寄り、エアギャップを均一に
出すことができなくなる問題があった。

この発明は上記の点に鑑み、永久磁石を取付ける前の回
転子鉄心を焼ばめにより回転軸に取付げて、永久磁石回
転子の圧入によるエアギャップ不良を防止することを目
的とする。

に）問題点を解決するだめの手段 この発明は圧縮要素と一体に形成された回転軸に回転子
鉄心を焼ばめ固定した後に、この鉄心の外周に永久磁石
を取付け、固定子を焼ばめ固定して余熱の残っている密
閉容器の内壁に圧縮要素を焼ばめ固定したものである。

（ホ）作用 この発明は上記のように構成したので、永久磁石を取付
ける前の回転子鉄心を回転軸に焼ばめ固定し、この永久
磁石を焼ばめの熱で劣化させないようにするとともに回
転子の取付は精度を向上させるようにしたものである。

（へ）実施例 以下この発明を第１図乃至第４図に示す実施例に基づい
て説明する。

（イ）は密閉型圧縮機、ＣＩ！Ｉ）は回転圧縮要素、（
２ｚは永久磁石形同期電動機、（ハ）は密閉容器、Ｑ４
ｋま固定子、（至）は永久磁石回転子、□□□は回転子
鉄心、＠は永久磁石、儲はアルミダイカスト、（２）は
上部バランサー、（７）は下部バランサー、０１）は表
面補強部材、Ｃ３３は回転軸である。回転子鉄心（ハ）
はアルミダイカスト（ハ）により永久磁石（資）を軸方
向に取付けるサイドｍ（ハ）（ロ）を設けると同時に上
部バランサー（ハ）と下部バランサー（７）をも一体に
形成している。永久磁石回転子□□□はアルミダイカス
ト（至）で形成された回転子鉄心（イ）を焼ばめにより
回転圧縮要素１２１）と一体に形成された回転軸０２に
固定された後に、この鉄心の外周に永久磁石（５）を取
付けて、この永久磁石が外れないように表面補強部材Ｇ
υで覆って形成されている。回転圧縮要素（２１）は固
定子ｃ！４１を密閉容器の内に通常の焼はめ温度で焼ば
めした後、１００’Ｃ前後の余熱の残・ている密閉容器
（ハ）内に焼はめ固　　　　　１定される。そして、焼
ばめ終了後、密閉容器（２３１の上下両端開口部には蓋
体間（至）が取付けられる。

このように構成された密閉型圧縮機の組立方法において
、回転子鉄心（２６）の外周に取付けられる永久磁石（
５）は回転圧縮要素（２１）と一体に形成された回転軸
０りに回転子鉄心（２６ｋを焼ばめ固定した後に、この
鉄心に取付けて、焼ばめ時の熱により磁気特性が低下し
ないようにしている。また、回転圧縮要素（２］）は固
定子（２４）を焼はめした後の余熱を利用して密閉容器
（ハ）内に焼ばめするため、回転圧縮要素（２１）に一
体に取付けられた永久磁石回転子−の永久磁石０７１が
劣化しないようにしている。回転圧縮要素（２１）は固
定子（２４）に比べて焼ばめ時の温度が低くなっている
ため、密閉容器□□□との焼ばめ強度が弱くなっている
が、この密閉容器と回転圧縮要素（２］）と上溶着すれ
ば、取付は強度が向上する。また、永久磁石回転子（２
５）＆ま固定子１２４１との間にギャップゲージを介在
させることにより、焼ばめ時のエアギャッ　。

プ不良を防止している。

（ト）発明の効果 この発明の密閉型圧縮機の組立方法は圧縮要素と一体に
形成された回転軸に回転子鉄心を焼ばめ固定した後に、
この鉄心の外周に永久磁石を取付け、固定子を焼ばめ固
定して余熱の残っている密閉容器の内壁に圧縮要素を焼
ばめ固定して、焼ばめ時の高温度の熱が永久磁石に影響
しないようにしたのであるから、回転子鉄心を回転軸に
焼ばめ固定できる。しかも、従来のように回転子鉄心を
回転軸に圧入するものに比べて、この回転軸への回転子
の取付は精度を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図はこの発明を示し、第１図は回転圧縮
機の断面図、第２図は回転圧縮要素と一体に形成された
回転軸に回転子鉄心を焼ばめした状態を示す断面図、第
３図は密閉容器に固定子を焼ばめした状態を示す断面図
、第４図は固定子を固定した密閉容器に回転圧縮要素を
焼ばめした状態を示す断面図、第５図は従来の回転圧縮
機の断面図である。 鴎・・・密閉型圧縮機、　（２］）・・・回転圧縮要素
、Ｃｉ！ｚ・・・永久磁石形同期電動機、　の・・・密
閉容器、ｃ２か・・固定子、　１２６）・・・回転子鉄
心、　額・・・永久磁石、（３２・・・回転軸。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　　佐　野　静　央 部１図 竺　３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、密閉容器内壁に永久磁石電動機と圧縮要素とを接し
   て固定する密閉型圧縮機において、圧縮要素と一体に形
   成された回転軸に回転子鉄心を焼ばめ固定した後に、こ
   の鉄心の外周に永久磁石を取付け、固定子を焼ばめ固定
   して余熱の残っている密閉容器の内壁に圧縮要素を焼ば
   め固定したことを特徴とする密閉型圧縮機の組立方法。