JPS6356153A - 電動機用回転子 - Google Patents

電動機用回転子

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Publication number
JPS6356153A
JPS6356153A JP61197104A JP19710486A JPS6356153A JP S6356153 A JPS6356153 A JP S6356153A JP 61197104 A JP61197104 A JP 61197104A JP 19710486 A JP19710486 A JP 19710486A JP S6356153 A JPS6356153 A JP S6356153A
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JP
Japan
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magnet
iron core
soft metal
rotor
metal material
Prior art date
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Pending
Application number
JP61197104A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Asahino
旭野 芳男
Izumi Ochiai
和泉 落合
Yoichi Wakabayashi
若林 洋一
Shigeo Hashida
橋田 榮夫
Koji Seshimo
瀬下 孝司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電動機用回転子に係り、特に磁石と鉄心との寸
法精度向上に好適な電動機用回転子に関する。
〔従来の技術〕
従来の電動機用回転子の構造としては、例えば実開昭5
9−97588号公報に示されるように、積層鋼板から
なる鉄心と、永久磁石、表面補強材をアルミダイカスト
により結合させたものが用いられている。
この電動機用回転子は、永久磁石に多少の寸法のばらつ
きがあっても、アルミダイカストで吸収できることなど
の利点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、磁石板厚の変動やダイカスト時の熱変
形等で、回転子の外周が変形し鉄心と磁石との寸法精度
が出ないという問題があった。
本発明の目的は寸法精度を向上させることができる電動
機用回転子を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、鉄心の外周に設けられた分割形円筒磁石と
、上記磁石の外周に設けられた補強部材管とからなる電
動機用回転子において、上記鉄心の外周に設けられた溝
と、上記溝に設けられた軟質金属材とからなり、上記溝
の一部を上記磁石の一部で覆うとともに、上記軟質金属
材を押潰すことによって流動する軟質金属材で上記磁石
を外周方向に押圧することにより達成される。
〔作用〕
鉄心に設けられた溝は磁石の下部に位置しているので、
軟質金属材を押潰すと逃げ場をうしなった軟質金属材は
磁石を外周方向に押圧する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図により説明す
る。第1図は電動機用回転子の縦断面図である。第2図
は第1図のA−A断面図である。
図において、lはボビン形の鉄心であり、そのフランジ
部2の根元円周部に溝3が掘られている。
4は第1図A−A’断面を示した第2図の如(円筒を分
割した複数個の永久磁石、5はリング状の軟質金属であ
り、6は補強部材管である。
本実施例では上記鉄心1は材料費の安価な炭素鋼又は鋳
鉄から連続的な削り出しにて製作されている。永久磁石
4は材質として最もコストパフォーマンスのよいフェラ
イト磁石である。上記リング状の軟質金属5は押圧かし
め時に塑性流動しやすいアルミニウム材からなる。補強
部材管6は非磁性のオーステナイト系ステンレスの薄肉
管を使用している。なお、リング状の軟質金属板5は複
数に分割されていてもよい。
次に、本発明の電動機用回転子の組立手順を説明する。
第3図(a)(b)(C)は本実施例の組立手順を示す
説明図である。先ず第3図(a)の如く、ボビン形鉄心
1の外周に分割せる円筒磁石4か配設されている。
かかる円筒磁石4の端部は鉄心Iに設けられた溝3の一
部を覆うように配置されている。鉄心1のフランジ部2
と磁石4の端末部の間に存在する溝3内に軟質金属5を
リング状に介在させた後、フランジ部2の外周面と円筒
磁石4の外面とが同一面となるよう磁石抑え(図示せず
)を用いて外周を拘束する。次いで第3図(b)の如く
軟質金属5を上記溝3の外周側から押潰すと、軟質金属
5が溝3の一部を覆った磁石4を外周側に押上げる様に
流動する。軟質金属5によって押上げられた磁石4の外
周面は磁石抑えの内周面に密着する。更に磁石円筒の軸
方向に圧縮応力が残るよう軟質金属5を押圧かしめて、
ボビン形鉄心1と円筒磁石4とを一体に結合する。しか
る後、第3図(C1の如く鉄心7ランジ部1と円筒磁石
部4の外周にステンレスの補強部材管6を挿入して第1
図に示した永久磁石形回転子を完成させることができる
。尚、ステンレスの補強部材管の挿入は焼嵌めでも圧入
でもよい。
本実施例によれば、分割された円筒磁石部々の板厚にば
らつきがあっても、このばらつきは鉄心外周面と磁石4
内周面の隙間によって吸収できる。
又、鉄心lのフランジ2外周面と磁石4の外周面とが同
一平面に位置決めされることは、突出する部分がないの
で固定子内周と回転子円筒磁石外周間のギャップを狭め
る方向に作用する。
したがって、このことは電動機の性能向上に有益である
。更に、鉄心1のフランジ外周面と磁石4の外周面とか
同一平面となったことにより、補強部材管6として用い
るステンレス管は単に圧入又は焼嵌めするのみで鉄心1
に磁石4を十分に固定できる。
尚、鉄心1と磁石4はリング状の軟質金属材5のかしめ
によって、鉄心Iと磁石4は補強部材管6の圧入又は焼
嵌めによって、それぞれ強固に結合されるので、従来行
っていた結合のための接着やダイカストが省略できる。
更に本発明はダイカストを使用しないので、ダイカスト
時に生ずる熱変形も本実施例では発生しないので、補強
部材管6の外周の仕上げ切削が省略でき、その仕上げ代
に相当する補強部材管の薄肉化を図ることができる。
補強部材管6の薄肉化は固定子内周と磁石4間のギャッ
プを狭める作用をするので電動機性能の向上にも役立つ
第4図は本発明の他の実施例を示す回転子の縦断面図で
、同図において11はボビン形の鉄心である。かかる鉄
心11のフランジ部12の根元円周部に溝I3が掘られ
ている。かかる溝13の基底部とフランジ外周部にそれ
ぞれ小孔17.18が配設されている。
14は円筒状磁石を分割した複数個の永久磁石で、隣接
する磁石相互間には第5図の部分側面図に示す如く、後
述の軟質金属15を押圧かしめた際そのはみ出し部が磁
石14間に流入して喫となるよう、隙間部19を設けて
配置しである。
15はリング状の軟質金属、16は補強部材管である。
尚、リング状の軟質金属15は複数に分割されていても
よい。
他の実施例に用いた各部品の材質およびその組立手順は
、本発明の実施例と同じであるが、最終工程として補強
部材管16の一部を鉄心フランジ外周部に設けた小孔1
8に係合させることによって、永久磁石形回転子を完成
させるものである。
本実施例によれば、溝13基底部の小孔17と磁石間隙
間部19に流入した軟質金属15の楔作用と、鉄心l外
周部小孔18に係合させた補強部材管16の張り出し部
の楔作用によって回転中における鉄心と磁石および補強
部材間のスリップを完全に防止する効果が得られる。尚
、本実施例では小孔は溝の基底部に設けたが、7ランジ
側面に設けても同じ作用効果が得られる。
通常の電動機の運転条件では本発明による構造で十分で
あるが、回転子直径の大さい大形電動機や、小形電動機
でも高速運転を行う用途において、回転子外周の周速が
著しく速くなるような場合に他の実施例で説明した構造
が有益となる。
更に他の実施例を第6図、第7図、第8図で説明する。
鉄心20は材料費の安価な炭素鋼又は鋳鉄から連続的に
削り出して製作しである。21は押圧した際に塑性流動
しやすいアルミニウムの線からなる軟質金属線である。
22はアルミニウムからなる軟質金属材である。23は
コストパフォーマンスのフェライト磁石からなる永久磁
石である。24はオーステナイト系ステンレスからなる
補強部材管である。
第8図(al (b)(C)の部分縦断面図は本実施例
の組立手順を示す説明図で、先ず第8図(a)の如くボ
ビン形鉄心20の周りに2条のアルミニウム線21を磁
石の両端末部近傍に位置するようリング状に巻回し、そ
の外周に分割せる円筒磁石23を配置し、更に鉄心7ラ
ンジ部25と磁石23の端末部との間に軟質金属材22
をリング状に配置した後、第8図(blの如く、抑え治
具(図示せず)を用いて磁石23の外周面を押圧し、磁
石の外周面が鉄心フランジ部の外周面と平行になるまで
アルミニウム線を磁石23を介して押潰し、続いて7ラ
ンノ部と磁石端末部との間に予め介在させておいた軟質
金属材を、円筒磁石の軸方向に圧縮応力が残るよう押圧
かしめて、鉄心と円筒磁石23とを一体に結合する。し
かる後に第8図(C)の如く鉄心フランジ部と円箇磁石
部の外周に補強部材管24を圧入したものである。
本実施例によれば、軟質金属線が鉄心と磁石との間のス
ペーサとなるとともに、この軟質金属線は鉄心のフラン
ジ部と磁石の表面とが同一平面となるまで磁石を介して
押潰すことができる。したがって、鉄心のフランジ部と
磁石の表面とは確実に同一平面となり、寸法精度の向上
を図った電動機用回転子を提供でさる。
更に、他の実施例を第9図、第10図で説明すると、鉄
心26は材料費の安価な炭素鋼又は鋳鉄から連続的に削
り出して製作しである。27は押圧時に変形しやすい蛇
腹状の薄肉金属板であり、板厚がO,Q5mm、山の高
さ0.4mm、山又ハ谷ノヒッチ0.4mmの軟鉄板が
使用されている。28はコストパフォーマンスのよいフ
ェライト磁石からなる永久磁石である。29は押圧かし
め時に塑性流動しやすいアルミニウム板がらな1mft
金属材、30は非磁性のオーステナイト系ステンレスか
らなる補強部材管である。尚リング状の軟質金属材29
は複数に分割されていてもよい。
上記構成からなる回転子の組立手順としては、先ずボビ
ン形鉄心26の周りに蛇腹状の薄肉金属板27を巻回し
、その外周に分割せる円筒磁石28を配置し、次いでボ
ビン形鉄心26のフランジ部26aと円筒磁石28端末
部の間に軟質金属材29をリング状に配置した後、抑え
治具(図示せず〕を用いて円筒磁石28の外周面がボビ
ン形鉄心フランジ部外周面と平行になるまで、蛇腹状薄
肉金属板27を磁石28を介して外周から押潰し、続い
てかしめ治具(図示せず)により、軟質金属材29を円
筒磁石28の軸方向に圧縮残留応力が残るよう押圧かし
めて鉄心26と磁石28を一体に固定する。しかる後、
ボビン形鉄心フランジ部の外周面と円筒磁石外周面を一
体にステンレス薄肉管30で包むことにより回転子を完
成させた。
本実施例によれば、蛇腹状薄肉金属板が鉄心と磁石との
間のスペーサとなるとともに、この軟質金属線は鉄心の
フランジ部と磁石の表面とが同一平面となるまで磁石を
介して押潰すことができる。
したがって、使用する磁石例々の板厚のばらつきが蛇腹
状薄肉金属板の潰れによって吸収されるので、鉄心のフ
ランジ部と磁石の表面とは確実に同一平面となり、寸法
精度の高い電動機用回転子を提供できる。
本実施例で用いた寸法形状の蛇腹状薄肉金属板によれば
、その潰れ量の変化によって磁石板厚のばらつきとして
0.07〜Q、 4 m m迄を吸収することができる
蛇腹状薄肉金属板としては、いかなる金属板を使用する
ことも可能であるが、例えば本実施例の軟鉄の如き磁性
材料を用いれば、鉄心と磁石間が部分的ではあるが磁気
的に接続されるため、鉄心と磁石の隔離による磁気特性
の低下を緩和する効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、磁石外周面と鉄心フランジ部外周面と
が同一平面に位置決めできるので、寸法精度の良い電動
機用回転子を提供でさる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電動機用回転子の縦断面図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図(a)(bl(C)
は同実施例に係る組立手順を示す回転子の要部断面図、
第4図は本発明の他の実施例に係る回転子の縦断面図、
第5図は同実施例に係る磁石の配置を示す回転子の側面
図、第6図は他の実施例に係る回転子の縦断面図、第7
図は第6図のB−B断面図、第8図(a)(bHC)は
同実施例に係る組立手順を示す回転子の要部断面図、第
9図は他の実施例に係る回転子の縦断面図、第10図は
第9図のC−C断面図である。 1.11・・・ボビン形鉄心、2.12・・・7ランジ
部、3.13・・・溝、4.14・・・分割円筒磁石、
5.15・・・リング状軟質金属、6.16・・・補強
部材管、17.18・・・小孔、19・・・隙間部。 3I!:12 1 本゛ビ〉彫金夫I込゛ 茎2 目           27ランシ゛モや茶3
 図 茶 6 口 20、  を大、し・ 第 8 口 24神本JkP社τ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、鉄心の外周に設けられた分割形円筒磁石と、上記磁
    石の外周に設けられた補強部材管とからなる電動機用回
    転子において、上記鉄心の外周に設けられた溝と、上記
    溝に設けられた軟質金属材とからなり、上記溝の一部を
    上記磁石の一部で覆うとともに、上記軟質金属材を押潰
    すことによって流動する軟質金属材で上記磁石を外周方
    向に押圧することを特徴とする電動機用回転子。
JP61197104A 1986-08-25 1986-08-25 電動機用回転子 Pending JPS6356153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61197104A JPS6356153A (ja) 1986-08-25 1986-08-25 電動機用回転子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61197104A JPS6356153A (ja) 1986-08-25 1986-08-25 電動機用回転子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6356153A true JPS6356153A (ja) 1988-03-10

Family

ID=16368793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61197104A Pending JPS6356153A (ja) 1986-08-25 1986-08-25 電動機用回転子

Country Status (1)

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JP (1) JPS6356153A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02300067A (ja) * 1989-05-12 1990-12-12 Murata Mach Ltd 紡糸巻取機のドツフイング方法
JPH0632456U (ja) * 1992-09-30 1994-04-28 村田機械株式会社 パッケージ移載装置
WO2022244590A1 (ja) * 2021-05-18 2022-11-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 回転子および電動機

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