JPH0678482A - 永久磁石型回転子及びその製造方法 - Google Patents

永久磁石型回転子及びその製造方法

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JPH0678482A
JPH0678482A JP4225615A JP22561592A JPH0678482A JP H0678482 A JPH0678482 A JP H0678482A JP 4225615 A JP4225615 A JP 4225615A JP 22561592 A JP22561592 A JP 22561592A JP H0678482 A JPH0678482 A JP H0678482A
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JP
Japan
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magnet
iron plate
core
iron
caulking
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JP4225615A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ida
一男 井田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】永久磁石型回転子を構成する非磁性パイプを焼
きばめ等により磁石に嵌合することなく、簡単に磁石を
非磁性パイプと積層鉄板鉄心とに固定できるようにし、
しかも、コストダウンを図る。 【構成】積層鉄板鉄心1を形成する各鉄板2の外周側で
磁石3との対向部位に複数のカシメ突起22を形成す
る。そして、非磁性パイプ4内に、各鉄板2を半カシメ
状態で積層した積層鉄板鉄心1と磁石3とを、カシメ突
起22を磁石3に対向させて配設する。その後、積層鉄
板鉄心1を加圧して本カシメし、この本カシメによりカ
シメ突起22を形成する各鉄板2の外周部を径方向外方
に膨らませて各磁石3を押圧して、各磁石3の外周を非
磁性パイプ4に圧接して、磁石3を、鉄心1と非磁性パ
イプ4とに一体に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として冷凍圧縮機用
モータに使用される永久磁石型回転子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の永久磁石型回転子は、例
えば、特開平2−246748号公報に記載され、ま
た、図7及び図8に示すように、鉄板を複数枚積層して
成る積層鉄板鉄心Aの外周に、該鉄心Aの外周面に沿う
部分円弧状の磁石Bを複数個配設して前記積層鉄板鉄心
Aの外周のほぼ全周を覆うと共に、前記各磁石Bの外周
に非磁性パイプCを焼きバメまたは圧入して形成する一
方、前記積層鉄板鉄心Aの軸方向両端面を保護するため
に、これら各端面を覆う平板状非磁性端板Eを設けてお
り、該平板状非磁性端板Eを取付けるために、前記積層
鉄板鉄心Aに軸方向に貫通する複数の貫通穴Dを形成す
ると共に、前記平板状非磁性端板Eの前記積層鉄板鉄心
Aに設けた前記貫通穴Dと対応する位置に穴を形成して
該各穴を合わせてクランプピンFを貫通させ、前記積層
鉄板鉄心Aを前記平板状非磁性端板Eで挟持した状態で
前記クランプピンFにより固定するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
に磁石を用いた永久磁石型回転子では、前記磁石Bが前
記積層鉄板鉄心Aと前記非磁性パイプCとの間で振動を
起こすのを防止するために、前記磁石Bを、前記積層鉄
板鉄心Aと前記非磁性パイプCとで固定する必要があ
り、このために、前記積層鉄板鉄心Aの外周に前記磁石
Bを配設したセット状態で前記非磁性パイプCを焼きば
め、又は圧入などにより嵌合して前記磁石Bを固定して
いる。ところが、前記磁石Bを覆う前記非磁性パイプC
は肉厚の薄いステンレス等から形成しているために、こ
のパイプをセット状態で焼きばめ又は圧入する場合、そ
の嵌合作業が困難となり、また、高い寸法精度が要求さ
れる問題があった。
【0004】本発明は、以上の問題に鑑みて成したもの
で、その目的は、非磁性パイプの焼きばめや圧入などの
嵌合作業を不要にでき、低い寸法精度で簡単に該磁石を
前記非磁性パイプと前記積層鉄板鉄心とにより固定する
ことができる永久磁石型回転子及びその製造方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、鉄板2を複数枚積層して成る積層鉄板鉄
心1の外周に、該鉄心1の外周面に沿う部分円弧状の磁
石3を複数個配設して前記積層鉄板鉄心1の外周のほぼ
全周を覆うと共に、前記各磁石3の外周に非磁性パイプ
4を嵌合した永久磁石型回転子において、前記各鉄板2
の外周側で前記磁石3との対向部位に、これら各鉄板2
の積層時、これら各鉄板2の外周部を径方向外方に膨出
させる複数のカシメ突起22を形成し、該カシメ突起2
2のカシメ固定による前記各鉄板2の膨らみで、前記磁
石3を前記非磁性パイプ4に押圧して、前記鉄心1と非
磁性パイプ4とに一体に固定したのである。
【0006】また、本発明の永久磁石型回転子は、前記
各鉄板2の外周側で前記磁石3との対向部位に複数のカ
シメ突起22を形成し、前記非磁性パイプ4内に、該各
鉄板2を半カシメ状態で積層した前記積層鉄板鉄心1と
前記磁石3とを、前記カシメ突起22を前記磁石3に対
向させて配設する第1工程と、前記積層鉄板鉄心1を加
圧して本カシメし、該本カシメにより前記カシメ突起2
2を形成した前記各鉄板2の外周部を径方向外方に膨ら
ませて前記各磁石3を押圧し、前記各磁石3の外周を前
記非磁性パイプ4に圧接して、前記磁石3を、前記鉄心
1と非磁性パイプ4とに一体に固定する第2工程とによ
り製造するようにしたのである。
【0007】
【作用】前記各鉄板2に設ける前記カシメ突起22の本
カシメによる前記鉄板2の膨らみを利用して前記磁石3
を前記非磁性パイプ4と積層鉄板鉄心1とに一体に固定
したのであるから、焼きばめや圧入により一体に固定し
ている従来例に比較して前記積層鉄板鉄心1、前記磁石
3及び前記非磁性パイプ4の各部材の精度を低くできな
がらこれら各部材の一体化が可能となるし、また、容易
に一体化できるのであって、全体としてコストダウンが
可能となる。
【0008】また、前記磁石3を前記積層鉄板鉄心1の
外周に配設したセット状態で前記磁石3を前記非磁性パ
イプ4で覆う際、該非磁性パイプ4を焼きばめや圧入に
より嵌合するのではなく、前記鉄板2に設けるカシメ突
起22を本カシメして前記積層鉄板鉄心1を形成する前
に、前記磁石3とセットした状態で前記パイプ4に嵌合
するので、この嵌合は磁石3と前記非磁性パイプ4との
間の隙間により簡単に行え、しかも、前記積層鉄板鉄心
1を軸方向に圧力をかけて本カシメするだけで、前記カ
シメ突起22の形成位置における前記鉄板2の径方向外
方への膨出で、前記磁石3を前記非磁性パイプ4に圧接
して一体に固定するのであるから、前記磁石3の固定を
容易に行えるのであり、また、前記カシメ突起22のカ
シメ固定による前記鉄板2の膨出を利用するのであるか
ら、低い寸法精度でも前記パイプと磁石3及び前記鉄心
1ての一体化が可能となる。
【0009】即ち、前記カシメ突起22の本カシメによ
る前記鉄板2の膨らみは、前記カシメ突起22の形状、
大きさ、形成位置によって異なるが、実施例のように鉄
板2の外周近くにV字状のカシメ突起22を設けた場合
では、例えば0.1〜0.2mm膨出させられ、この膨
出量は従来例のように焼きばめを行う場合の焼きばめ代
に比較して遥かに大きいのであるから、それだけ寸法精
度を低くできるのであって、作業性を向上して一体化で
きながら、その一体化も有効に行えるのであって、磁石
が振動したりすることのない高品質な回転子を低コスト
で提供できるのである。
【0010】
【実施例】以下本発明にかかる永久磁石型回転子を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に示す永久磁石型回
転子は、中心部に駆動軸を挿通する挿通穴21をもった
円板の鉄板2を複数枚積層した筒状の積層鉄板鉄心1
と、この積層鉄板鉄心1の外周面に沿って配設する複数
の部分円弧状の磁石3と、該各磁石3の外周を覆うステ
ンレスなどの非磁性材料から成る非磁性パイプ4とから
形成すると共に、前記磁石3の軸方向両端面を保護する
ために、これら各端面を覆う平板状非磁性端板5を設け
ている。
【0011】しかして、以上説明した永久磁石型回転子
において、前記各鉄板2の外周側で前記磁石3との対向
部位に、これら各鉄板2の積層時、これら各鉄板2の外
周部を径方向外方に膨出させる複数のカシメ突起22を
形成し、該カシメ突起22のカシメ固定による前記各鉄
板2の膨らみで、前記磁石3を前記非磁性パイプ4に押
圧して、前記鉄心1と非磁性パイプ4とを一体に固定す
るのである。
【0012】即ち、前記積層鉄板鉄心1は、例えば平行
な2本の切り込みを入れてV字に突出させて前記カシメ
突起22を形成し、該カシメ突起22をそれぞれ係合さ
せた状態で前記各鉄板2を積層し、軸方向に圧力をかけ
て本カシメすることにより結合するのであるが、本発明
は、前記カシメ突起22を他のカシメ突起22の凹部側
に係合して押圧する際に前記カシメ突起22により前記
凹部側が径方向に広がることを利用したものであって、
図3に示すように、前記鉄板2の本カシメする前の状態
を点線で示すと、この点線の状態から本カシメすること
により、径方向外方に例えば0.1〜0.2mm膨出さ
せられるのであって、前記カシメ突起22は、前記膨出
を顕著にするため、前記各鉄板2の外周側に形成し、か
つ、この膨らみにより前記磁石3を径方向外方側に押圧
させるために、該磁石3との対向部位に形成するのであ
る。
【0013】斯くして、前記各鉄板2に設ける前記カシ
メ突起22の本カシメによる前記鉄板2の膨らみを利用
して前記磁石3を前記非磁性パイプ4と積層鉄板鉄心1
とに一体に固定したのであるから、焼きばめや圧入によ
り一体に固定している従来例に比較して前記積層鉄板鉄
心1、前記磁石3及び前記非磁性パイプ4の各部材の精
度を低くできながらこれら各部材の一体化が可能となる
し、また、容易に一体化できるのであって、全体として
コストダウンが可能となる。
【0014】次に、前記永久磁石型回転子の製造方法を
説明すると、前記各鉄板2にはその外周側で、前記磁石
3を配設したときに該各磁石3と対向する部位に、平行
な2本の切り込みを入れて、V字に突出させてカシメ突
起22を形成するのである。そして第1工程では、斯く
の如くカシメ突起22を形成した複数の鉄板2を図4に
示すように一部係合させた半カシメ状態で積層させて、
この半カシメ状態の前記積層鉄板鉄心1の外周部で軸方
向中間部に、図6に示すように、前記磁石3を前記カシ
メ突起22に対向するように位置させると共に、ステン
レスなどから成る前記非磁性パイプ4内に、前記積層鉄
板鉄心1と前記磁石3とを嵌合するのである。この場
合、前記積層鉄板鉄心1は、半カシメ状態となってい
て、その軸方向長さは前記非磁性パイプ4及び磁石3の
軸方向長さより若干長くなるから、これら磁石3と非磁
性パイプ4とを持具等により前記積層鉄板鉄心1の軸方
向中間部に位置するように支持しておくのである。
【0015】尚、以上の第1工程において、前記各鉄板
2は、前記非磁性パイプ4に嵌合する前に、半カシメ状
に積層して行ってもよいが、嵌合しながら積層してもよ
い。
【0016】そして、第2工程として、半カシメ状態の
前記積層鉄板鉄心1を軸方向に加圧して本カシメするの
であって、該本カシメにより前記各鉄板2の外周部、つ
まり、前記カシメ突起22を形成した径方向外方側部が
径方向外方に膨出し、この膨出により前記鉄心1の外側
に位置する前記各磁石3を押圧して、前記各磁石3の外
周を前記非磁性パイプ4に圧接させ、この圧接により前
記磁石3を、前記鉄心1と非磁性パイプ4とに一体に固
定するのである。
【0017】また、以上のように前記磁石3を前記積層
鉄板鉄心1と前記非磁性パイプ4とに一体に固定したの
ちには、図2に示したように前記非磁性パイプ4の内径
より小径の前記平板状非磁性端板5を前記非磁性パイプ
4の軸方向両端側に嵌合して、前記非磁性パイプ4の両
端部を内方に折り曲げ、前記平板状非磁性端板5が抜け
出ないように固定し、前記磁石3の保護を行っている。
【0018】以上のように、前記非磁性パイプ4を焼き
ばめや圧入により嵌合するのではなく、前記鉄板2に設
けるカシメ突起22を半カシメの状態で、前記磁石3の
周りに前記パイプ4を嵌合するので、この嵌合は磁石3
と前記非磁性パイプ4との間の隙間により簡単に行え、
しかも、前記積層鉄板鉄心1を軸方向に圧力をかけて本
カシメするだけで、前記カシメ突起22の形成位置にお
ける前記鉄板2の径方向外方への膨出で、前記磁石3を
前記非磁性パイプ4に圧接して一体に固定するのである
から、前記磁石3の固定を容易に行えるのであり、ま
た、前記カシメ突起22のカシメ固定による前記鉄板2
の膨出を利用するのであるから、低い寸法精度でも前記
パイプと磁石3及び前記鉄心1ての一体化が可能とな
る。
【0019】即ち、前記カシメ突起22の本カシメによ
る前記鉄板2の膨らみは、前記カシメ突起22の形状、
大きさ、形成位置によって異なるが、前記した実施例の
ように鉄板2の外周近くにV字状のカシメ突起22を設
けた場合では、例えば0.1〜0.2mm膨出させら
れ、この膨出量は従来例のように焼きばめを行う場合の
焼きばめ代に比較して遥かに大きいのであるから、それ
だけ寸法精度を低くできるのであって、作業性を向上し
て一体化できながら、その一体化も有効に行えるのであ
って、磁石が振動したりすることのない高品質な回転子
を低コストで提供できるのである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の永久磁石
型回転子は、鉄板2を複数枚積層して成る積層鉄板鉄心
1の外周に、該鉄心1の外周面に沿う部分円弧状の磁石
3を複数個配設して前記積層鉄板鉄心1の外周のほぼ全
周を覆うと共に、前記各磁石3の外周に非磁性パイプ4
を嵌合した永久磁石型回転子において、前記各鉄板2の
外周側で前記磁石3との対向部位に、これら各鉄板2の
積層時、これら各鉄板2の外周部を径方向外方に膨出さ
せる複数のカシメ突起22を形成し、該カシメ突起22
のカシメ固定による前記各鉄板2の膨らみで、前記磁石
3を前記非磁性パイプ4に押圧して、前記鉄心1と非磁
性パイプ4とに一体に固定したから、焼きばめや圧入に
より一体に固定している従来例に比較して前記積層鉄板
鉄心1、前記磁石3及び前記非磁性パイプ4の各部材の
精度を低くできながらこれら各部材の一体化が可能とな
るし、また、容易に一体化できるのであって、全体とし
てコストダウンが可能となる。
【0021】しかも、本発明の永久磁石型回転子を、前
記各鉄板2の外周側で前記磁石3との対向部位に複数の
カシメ突起22を形成し、前記非磁性パイプ4内に、該
各鉄板2を半カシメ状態で積層した前記積層鉄板鉄心1
と前記磁石3とを、前記カシメ突起22を前記磁石3に
対向させて配設する第1工程と、前記積層鉄板鉄心1を
加圧して本カシメし、該本カシメにより前記カシメ突起
22を形成する前記各鉄板2の外周部を径方向外方に膨
らませて前記各磁石3を押圧して、前記各磁石3の外周
を前記非磁性パイプ4に圧接して、前記磁石3を、前記
鉄心1と非磁性パイプ4とに一体に固定する第2工程と
により製造するようにしたから、前記非磁性パイプ4へ
の前記磁石3及び前記積層鉄板鉄心1の嵌合は、焼きば
めや圧入により嵌合するのではなく、前記積層鉄板鉄心
1が半カシメ状態のときに前記磁石3の周りに嵌合する
ので、簡単に嵌合でき、しかも、前記磁石3を前記積層
鉄板鉄心1及び前記非磁性パイプ4に固定する際には、
半カシメ状態の前記積層鉄板鉄心1を軸方向に圧力をか
けて本カシメするだけで、前記カシメ突起22の形成位
置における前記鉄板2を径方向外方へ膨出させて前記磁
石3を前記非磁性パイプ4へと圧接させることができる
ので、容易に行えるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の永久磁石型回転子の横断面図
【図2】図1のX−X線断面図
【図3】本発明の永久磁石型回転子の要部を拡大した部
分断面図。
【図4】鉄板の半カシメ状態を示す部分断面図。
【図5】鉄板の本カシメ状態を示す部分断面図。
【図6】半カシメ状態の積層鉄板鉄心と磁石を非磁性パ
イプ内に配設した状態を示す一部切欠断面図。
【図7】従来の永久磁石型回転子の縦断面図。
【図8】従来の永久磁石型回転子の横断面図。
【符号の説明】
1 積層鉄板鉄心 2 鉄板 22 カシメ突起 3 磁石 4 非磁性パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄板2を複数枚積層して成る積層鉄板鉄心
    1の外周に、該鉄心1の外周面に沿う部分円弧状の磁石
    3を複数個配設して前記積層鉄板鉄心1の外周のほぼ全
    周を覆うと共に、前記各磁石3の外周に非磁性パイプ4
    を嵌合した永久磁石型回転子であって、前記各鉄板2の
    外周側で前記磁石3との対向部位に、これら各鉄板2の
    積層時、これら各鉄板2の外周部を径方向外方に膨出さ
    せる複数のカシメ突起22を形成し、該カシメ突起22
    のカシメ固定による前記各鉄板2の膨らみで、前記磁石
    3を前記非磁性パイプ4に押圧して、前記鉄心1と非磁
    性パイプ4とに一体に固定していることを特徴とする永
    久磁石型回転子。
  2. 【請求項2】鉄板2を複数枚積層して成る積層鉄板鉄心
    1の外周に、該鉄心1の外周面に沿う部分円弧状の磁石
    3を複数個配設して前記積層鉄板鉄心1の外周のほぼ全
    周を覆うと共に、前記各磁石3の外周に非磁性パイプ4
    を嵌合した永久磁石型回転子の製造方法であって、前記
    各鉄板2の外周側で前記磁石3との対向部位に複数のカ
    シメ突起22を形成し、前記非磁性パイプ4内に、該各
    鉄板2を半カシメ状態で積層した前記積層鉄板鉄心1と
    前記磁石3とを、前記カシメ突起22を前記磁石3に対
    向させて配設する第1工程と、前記積層鉄板鉄心1を加
    圧して本カシメし、該本カシメにより前記カシメ突起2
    2を形成した前記各鉄板2の外周部を径方向外方に膨ら
    ませて前記各磁石3を押圧し、前記各磁石3の外周を前
    記非磁性パイプ4に圧接して、前記磁石3を、前記鉄心
    1と非磁性パイプ4とに一体に固定する第2工程とから
    成ることを特徴とする永久磁石型回転子の製造方法。
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