JPH08182231A - 固定子積層鉄心 - Google Patents
固定子積層鉄心Info
- Publication number
- JPH08182231A JPH08182231A JP33781994A JP33781994A JPH08182231A JP H08182231 A JPH08182231 A JP H08182231A JP 33781994 A JP33781994 A JP 33781994A JP 33781994 A JP33781994 A JP 33781994A JP H08182231 A JPH08182231 A JP H08182231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- stator
- laminated
- core
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定子積層鉄心を分割ヨ−ク鉄心片の接続に
より製造する際、分割ヨ−ク鉄心片の接続が容易に精度
よくでき、接続した形状の真円度がすぐれた固定子積層
鉄心を得る。 【構成】 固定子鉄心を構成する分割ヨ−ク鉄心片が、
極歯形成位置を中心としてヨ−ク円周部の両側をく字状
に分割されている固定子積層鉄心である。
より製造する際、分割ヨ−ク鉄心片の接続が容易に精度
よくでき、接続した形状の真円度がすぐれた固定子積層
鉄心を得る。 【構成】 固定子鉄心を構成する分割ヨ−ク鉄心片が、
極歯形成位置を中心としてヨ−ク円周部の両側をく字状
に分割されている固定子積層鉄心である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は固定子積層鉄心に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】モ−タ等の固定子は、周知のように回転
子に回転磁界を与え作動させる。該固定子については、
磁極部に巻線を高密度に巻回して固定子本来の機能を高
め、また巻線作業を容易にするためヨ−ク部と磁極部を
分割して製造する方法がある。
子に回転磁界を与え作動させる。該固定子については、
磁極部に巻線を高密度に巻回して固定子本来の機能を高
め、また巻線作業を容易にするためヨ−ク部と磁極部を
分割して製造する方法がある。
【０００３】例えば特公昭５７ー１２３７８号公報には
順送り金型装置でヨーク鉄心片を打抜き、かしめ積層し
てヨーク積層鉄心を製作し、分割して磁極鉄心片を打抜
きかしめ積層して磁極積層鉄心を作り、該磁極積層鉄心
に巻線して前記ヨ−ク積層鉄心に接合し固定子を製造す
ることが提案されている。これによるとヨーク積層鉄心
と磁極積層鉄心を別々に作り嵌合して組み立て方式にて
製造するので、巻線作業が容易となる等の作用効果があ
る。
順送り金型装置でヨーク鉄心片を打抜き、かしめ積層し
てヨーク積層鉄心を製作し、分割して磁極鉄心片を打抜
きかしめ積層して磁極積層鉄心を作り、該磁極積層鉄心
に巻線して前記ヨ−ク積層鉄心に接合し固定子を製造す
ることが提案されている。これによるとヨーク積層鉄心
と磁極積層鉄心を別々に作り嵌合して組み立て方式にて
製造するので、巻線作業が容易となる等の作用効果があ
る。
【０００４】固定子の分割製造には、前記方法の他に次
のようなものがある。それは磁極が間隔をおいて形成さ
れたヨ−クを、円周方向に複数個に分割して打抜きかし
め積層し、該積層分割ヨ−クの磁極に巻線し、その後、
当該積層分割ヨ−クを接続して円筒状に製造する。これ
によっても磁極への巻線は積層分割ヨ−クの状態でなさ
れるので、その作業は容易化され、巻線密度も高めるこ
とができる。
のようなものがある。それは磁極が間隔をおいて形成さ
れたヨ−クを、円周方向に複数個に分割して打抜きかし
め積層し、該積層分割ヨ−クの磁極に巻線し、その後、
当該積層分割ヨ−クを接続して円筒状に製造する。これ
によっても磁極への巻線は積層分割ヨ−クの状態でなさ
れるので、その作業は容易化され、巻線密度も高めるこ
とができる。
【０００５】
【この発明が解決しようとする課題】分割した固定子の
製造では前記のような作用効果があるが、ヨ−ク部と磁
極部を分割して製造するものでは組み立てに熟練を要
し、作業性が低いという難点がある。また、磁極がつい
たヨ−クを円周方向に分割して製造するものでは、その
分割積層ヨ−クを接続する際、位置合わせを迅速に且つ
精度よく行うのが難しく、作業性の問題及び、円筒状と
した際の真円度が劣化する問題がある。
製造では前記のような作用効果があるが、ヨ−ク部と磁
極部を分割して製造するものでは組み立てに熟練を要
し、作業性が低いという難点がある。また、磁極がつい
たヨ−クを円周方向に分割して製造するものでは、その
分割積層ヨ−クを接続する際、位置合わせを迅速に且つ
精度よく行うのが難しく、作業性の問題及び、円筒状と
した際の真円度が劣化する問題がある。
【０００６】本発明は分割ヨ−ク鉄心片の接続が迅速に
且つ精度よくでき、接続してなる固定子積層鉄心の真円
度がすぐれたものを得ることを目的とする。
且つ精度よくでき、接続してなる固定子積層鉄心の真円
度がすぐれたものを得ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、分割ヨ
−ク鉄心片を積層し磁極に巻線した分割ヨ−ク積層体
を、円筒状に接合してなる固定子鉄心において、前記分
割ヨ−ク鉄心片が極歯形成位置を中心としてヨ−ク円周
部の両側をく字状に分割されている固定子積層鉄心にあ
る。
−ク鉄心片を積層し磁極に巻線した分割ヨ−ク積層体
を、円筒状に接合してなる固定子鉄心において、前記分
割ヨ−ク鉄心片が極歯形成位置を中心としてヨ−ク円周
部の両側をく字状に分割されている固定子積層鉄心にあ
る。
【０００８】
【作用】本発明の分割ヨ−ク鉄心片は極歯の形成位置を
中心としてヨ−ク円周部の両側をく字状に分割している
ので、当該分割ヨ−ク鉄心片の円周部端面は向きが明確
に変った部分が存在し、隣り合う分割ヨ−ク鉄心片との
接続時の位置合わせが容易且つ高精度にでき、作業性が
よく、形状も真円状となる。
中心としてヨ−ク円周部の両側をく字状に分割している
ので、当該分割ヨ−ク鉄心片の円周部端面は向きが明確
に変った部分が存在し、隣り合う分割ヨ−ク鉄心片との
接続時の位置合わせが容易且つ高精度にでき、作業性が
よく、形状も真円状となる。
【０００９】
【実施例】次に、本発明について１実施例に基づき図面
を参照し説明する。図面において、１は極歯で、該極歯
１の位置を中心としてヨ−ク円周部を分割し分割ヨ−ク
鉄心片２となっている。該分割ヨ−ク鉄心片２の両端面
３は、く字状に打抜き形成されている。この実施例では
く字の字形方向が変わる頂点４をヨ−ク円周部の半径方
向の中間に位置するように型取りされ、頂点４までの傾
きと、頂点４以降の傾きを変えヨ−ク円周の端まで達し
ている。端面が該く字状に形成されているので、その
後、隣り合う分割ヨ−ク鉄心片２の接続する際の位置合
わせが容易に精度よくできる。
を参照し説明する。図面において、１は極歯で、該極歯
１の位置を中心としてヨ−ク円周部を分割し分割ヨ−ク
鉄心片２となっている。該分割ヨ−ク鉄心片２の両端面
３は、く字状に打抜き形成されている。この実施例では
く字の字形方向が変わる頂点４をヨ−ク円周部の半径方
向の中間に位置するように型取りされ、頂点４までの傾
きと、頂点４以降の傾きを変えヨ−ク円周の端まで達し
ている。端面が該く字状に形成されているので、その
後、隣り合う分割ヨ−ク鉄心片２の接続する際の位置合
わせが容易に精度よくできる。
【００１０】５はかしめ部で、打抜かれた分割ヨ−ク鉄
心片２を順次かしめ積層するものであり、所定の高さま
で積層する。その後、図２に示すように該積層した分割
ヨ−ク積層体６に巻線７を巻回する。なお、この図２で
は巻線途中の一層巻回を示している。極歯１は分割ヨ−
ク鉄心片２の円周中心から突出し、その先端部は開放さ
れているので、巻線が自由に行え整列性よくでき巻線密
度を高くすることができる。
心片２を順次かしめ積層するものであり、所定の高さま
で積層する。その後、図２に示すように該積層した分割
ヨ−ク積層体６に巻線７を巻回する。なお、この図２で
は巻線途中の一層巻回を示している。極歯１は分割ヨ−
ク鉄心片２の円周中心から突出し、その先端部は開放さ
れているので、巻線が自由に行え整列性よくでき巻線密
度を高くすることができる。
【００１１】前記巻線した分割ヨ−ク積層体６を、当該
円周端面に形成したく字状の継手面を介して順次接続し
図３に示すような固定子積層鉄心８を形成する。この接
続の際、く字状の端面は頂点４を境にして直線状の向き
が変わっているので位置合わせ精度が高く、また容易に
作業性よく行え、真円度がすぐれる。
円周端面に形成したく字状の継手面を介して順次接続し
図３に示すような固定子積層鉄心８を形成する。この接
続の際、く字状の端面は頂点４を境にして直線状の向き
が変わっているので位置合わせ精度が高く、また容易に
作業性よく行え、真円度がすぐれる。
【００１２】その後、固定子積層鉄心８における分割ヨ
−ク積層体６の接続外面をレ−ザ−溶接など公知の手段
で溶接接続するか、固定子積層鉄心８にリングを装着す
るか、当金するか、もしくは金属板を巻きその終端を溶
接して固定する。
−ク積層体６の接続外面をレ−ザ−溶接など公知の手段
で溶接接続するか、固定子積層鉄心８にリングを装着す
るか、当金するか、もしくは金属板を巻きその終端を溶
接して固定する。
【００１３】この実施例では分割ヨ−ク鉄心片２の円周
端面を、く字状の頂点が円周半径方向の中央部に位置す
るようにしたが、これに限らず何れかの方向にずらして
もよい。
端面を、く字状の頂点が円周半径方向の中央部に位置す
るようにしたが、これに限らず何れかの方向にずらして
もよい。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、前述のように分割ヨ−ク鉄心
片の円周端面をく字状としていて、該く字状端面を介し
隣り合う分割ヨ−ク鉄心片を順次接続して固定子積層鉄
心を形成しているので、真円度のすぐれたものが作業性
よく得られる。
片の円周端面をく字状としていて、該く字状端面を介し
隣り合う分割ヨ−ク鉄心片を順次接続して固定子積層鉄
心を形成しているので、真円度のすぐれたものが作業性
よく得られる。
【図１】本発明の１実施例における分割ヨ−クを示す
図。
図。
【図２】本発明の１実施例における分割ヨ−ク積層体へ
の巻線を示す図。
の巻線を示す図。
【図３】本発明の１実施例における固定子積層鉄心を示
す図。
す図。
【符号の説明】 １ 単位極歯 ２ 分割ヨ−ク鉄心片 ３ 端面 ４ 頂点 ５ かしめ部 ６ 分割ヨ−ク積層体 ７ 巻線 ８ 固定子積層鉄心
Claims (1)
- 【請求項１】 分割ヨ−ク鉄心片を積層し磁極に巻線し
た分割ヨ−ク積層体を、円筒状に接続してなる固定子積
層鉄心において、前記分割ヨ−ク鉄心片が極歯形成位置
を中心としてヨ−ク円周部の両側をく字状に分割されて
いることを特徴とする固定子積層鉄心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33781994A JPH08182231A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 固定子積層鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33781994A JPH08182231A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 固定子積層鉄心 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08182231A true JPH08182231A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18312266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33781994A Pending JPH08182231A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 固定子積層鉄心 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08182231A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1189129A (ja) * | 1997-09-12 | 1999-03-30 | Honda Motor Co Ltd | 発電電動機 |
| US6856064B2 (en) | 2000-02-21 | 2005-02-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Stator iron core of electric motor, manufacturing method thereof, electric motor, and compressor |
| KR100475973B1 (ko) * | 2001-03-27 | 2005-03-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 코어 장치 |
| US7583001B2 (en) * | 2004-12-01 | 2009-09-01 | Industrial Technology Research Institute | Electric motor design for in hub motors |
| JP2013005702A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 固定子鉄心 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP33781994A patent/JPH08182231A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1189129A (ja) * | 1997-09-12 | 1999-03-30 | Honda Motor Co Ltd | 発電電動機 |
| US6856064B2 (en) | 2000-02-21 | 2005-02-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Stator iron core of electric motor, manufacturing method thereof, electric motor, and compressor |
| US6858964B2 (en) | 2000-02-21 | 2005-02-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Stator iron core of electric motor, manufacturing method thereof, electric motor, and compressor |
| KR100475973B1 (ko) * | 2001-03-27 | 2005-03-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 코어 장치 |
| US7583001B2 (en) * | 2004-12-01 | 2009-09-01 | Industrial Technology Research Institute | Electric motor design for in hub motors |
| JP2013005702A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 固定子鉄心 |
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