JPH04325846A - 電機子鉄心の固定方法 - Google Patents

電機子鉄心の固定方法

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JPH04325846A
JPH04325846A JP9571791A JP9571791A JPH04325846A JP H04325846 A JPH04325846 A JP H04325846A JP 9571791 A JP9571791 A JP 9571791A JP 9571791 A JP9571791 A JP 9571791A JP H04325846 A JPH04325846 A JP H04325846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature core
motor case
armature
case
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP9571791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Koike
良和 小池
Takashi Nagate
隆 長手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周部に複数個の凸部
を有した珪素鋼板を積層し、凸部に存在するカシメ部に
よって接合して形成された電機子鉄心を、凸部の外周部
分が嵌合するようにしてモータケースに固定する電機子
鉄心の固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電機子鉄心の固定方法の一
例を示すブラシレスモータの横断面図である。電機子鉄
心11は外形が円形に打ち抜かれた珪素鋼板を複数枚積
層することによって形成される。各珪素鋼板は型押しさ
れて長方形に陥没させられたカシメ部13を複数個有し
、これを互いに圧入することによって珪素鋼板は一体に
接合され電機子鉄心11を形成する。電機子鉄心11の
スロット14には図示しない駆動用コイルが巻装され電
機子を構成する。
【0003】電機子鉄心11は、圧入または焼ばめによ
りモータケース15に軸方向に入れられる。したがって
、電機子鉄心11の外周面全体がモータケース15の内
周面全体と嵌合することにより電機子鉄心11は固定さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電機子鉄心の固定方法においては、電機子鉄心の外
周面全体がモータケースの内周面全体と嵌合するため、
電機子鉄心の外周面付近全体に内部応力が作用しひずみ
が生ずる。その結果珪素鋼板の保磁力が大きくなり、鉄
損の一つであるヒステリシス損が増大するためモータの
効率を低下させるという課題を有していた。
【0005】さらに、電機子鉄心の外周面とモータケー
スの内周面が全体にわたって密着しているため、モータ
ケースが磁性体の場合、永久磁石回転子の界磁用永久磁
石から発生し電機子鉄心を流れる磁束がモータケースに
漏れ易く、その結果ケース内でヒステリシス損、うず電
流損などの鉄損が生じ、モータの効率を低下させるとい
う課題も有していた。
【0006】そこで本発明の目的は、電機子鉄心の外周
面付近でモータケースとの嵌合によるひずみが生じにく
く、かつモータケースが磁性体の場合でも磁束がケース
に漏れにくく、鉄損が増加せずモータの効率の低下を防
ぐことを可能にする電機子鉄心の固定方法を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するために、本発明の電機子鉄心の固定方法は、珪素
鋼板を複数枚積層して形成した円柱状の電機子鉄心とこ
れに駆動用コイルを巻装して構成される電機子が、モー
タケースに固定され、永久磁石回転子が回転するブラシ
レスモータにおいて、電機子鉄心の外周部に複数個の凸
部を有しており、この凸部の外周部がモータケースと嵌
合し、珪素鋼板を互いに接合する長方形のカシメ部が電
機子鉄心の外周部の複数個の凸部に少なくとも一つずつ
あり、長方形のカシメ部の長辺が径方向と垂直な方向を
向いていることを特徴とする。
【0008】本発明はまた、電機子鉄心の凸部に存在す
る長方形のカシメ部が凸部の外周近くに設けられ、カシ
メ部が変形したことにより電機子鉄心がモータケースに
固定されることを特徴とする。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例について、添付の図面を参
照して説明する。本実施例では、磁性体のモータケース
に電機子鉄心を固定する方法を例に説明する。
【0010】図1は電機子鉄心の固定方法を示すブラシ
レスモータの横断面図である。電機子鉄心1は円柱状で
、外周部に複数個の凸部2を有する形状に珪素鋼板を打
ち抜かれ積層して形成される。各珪素鋼板の外周部の各
凸部2には型押しされて長方形に陥没させられたカシメ
部3を少なくとも一つ有し、カシメ部3の向きは長方形
の長辺が径方向と垂直な方向を向いている。これを互い
に圧入することにより、珪素鋼板は一体に接合され電機
子鉄心1を形成する。また電機子鉄心1のスロット4に
は図示しない駆動用コイルが巻装され電機子を構成する
【0011】モータケース5は円筒状の磁性体よりなる
。ケース5の内周面は機械加工され、電機子鉄心1の外
周の凸部の外径より小さな径に仕上げられている。その
ため、電機子鉄心1は圧入、またはモータケースの温度
を上げてケースを膨張させ焼ばめすることによって、ケ
ース5に軸方向に入れられる。したがって、電機子鉄心
1とケース5の嵌合代によって凸部2の外周面とケース
5の内周面が嵌合され、電機子鉄心1はケース5に固定
される。また、永久磁石回転子が回転したときも、電機
子鉄心は回転することはない。
【0012】電機子鉄心1は、圧入または焼ばめにより
嵌合部分付近に内部応力を受けるが、それは外周部の凸
部2の付近である。また、この凸部2には長方形に陥没
させられたカシメ部3を有しているため、内部応力によ
るひずみはカシメの無い場合よりも小さい。したがって
、ひずみによって珪素鋼板の保磁力が増加しヒステリシ
ス損が増大することも少なくなる。
【0013】さらに、永久磁石回転子6の界磁用永久磁
石7から発生し、電機子鉄心1の中を磁束が流れる。モ
ータケース5が磁性体のため、磁束は電機子鉄心1とケ
ース5が密着している部分、すなわち凸部2を通ってケ
ース5に漏れようとする。しかし、磁束が漏れようとす
る方向に対して直角方向に長方形のカシメ部3の長辺が
位置しているため凸部2に磁束は流れにくく、その結果
ケース5に漏れる磁束を減少させることができる。した
がって、ケース5に生ずる鉄損を減少させることが可能
であり、またひずみを少なからず受けている凸部におい
ても磁束密度が低く鉄損を抑えることができる。その結
果、モータの効率を低下させることもなくなる。
【0014】なお上記実施例では、電機子鉄心を円筒状
としたがその他の形状でも同様に実施することができる
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電機子鉄心の固定方法によれば、珪素鋼板が嵌合によ
り内部応力を受けてもひずみが生じにくく、鉄損が増大
することが少なくなる。また、モータケースが磁性体の
場合でも、嵌合している凸部には磁束が流れにくいので
ケースには磁束が漏れにくく、鉄損を小さくすることが
できる。したがって、モータの効率を低下させることも
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電機子鉄心の固定方法を示すブラシレスモータ
の横断面図。
【図2】従来の電機子鉄心の固定方法を示すブラシレス
モータの横断面図。
【符号の説明】
1  電機子鉄心 2  凸部 3  カシメ部 4  スロット 5  モータケース 6  永久磁石回転子 7  界磁用永久磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】珪素鋼板を複数枚積層して形成した円柱状
    の電機子鉄心とこれに駆動用コイルを巻装して構成され
    る電機子が、モータケースに固定され、永久磁石回転子
    が回転するブラシレスモータにおいて、電機子鉄心の外
    周部に複数個の凸部を有しており、この凸部の外周部が
    モータケースの内周部と嵌合することによりモータケー
    スに固定され、珪素鋼板を互いに接合する長方形のカシ
    メ部が凸部に少なくとも一つずつあり、長方形のカシメ
    部の長辺が径方向と垂直な方向を向いていることを特徴
    とする電機子鉄心の固定方法。
  2. 【請求項2】電機子鉄心の凸部に存在する長方形のカシ
    メ部が凸部の外周近くに設けられ、カシメ部が変形した
    ことにより電機子鉄心がモータケースに固定されること
    を特徴とする、請求項1記載の電機子鉄心の固定方法。
JP9571791A 1991-04-25 1991-04-25 電機子鉄心の固定方法 Pending JPH04325846A (ja)

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