JPS619549A - 水道用接続材 - Google Patents
水道用接続材Info
- Publication number
- JPS619549A JPS619549A JP13164784A JP13164784A JPS619549A JP S619549 A JPS619549 A JP S619549A JP 13164784 A JP13164784 A JP 13164784A JP 13164784 A JP13164784 A JP 13164784A JP S619549 A JPS619549 A JP S619549A
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- Japan
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- iron
- alloy
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- copper
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- Granted
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主に水道用の鉄管の接続に用いる耐食性に優
れ且つ非磁性である水道用接続材に関するものである。
れ且つ非磁性である水道用接続材に関するものである。
水道用接続材は、該接続材と鉄管の間に生じる局部的な
電解腐食や鉄管の埋設場所の塩分等種々の原因により腐
食を起こしやすいものである。従来、このような水道用
接続材の腐食を防ぐ方法としては接続材の表面に酸化被
膜を生成させる方法が取られてきた。
電解腐食や鉄管の埋設場所の塩分等種々の原因により腐
食を起こしやすいものである。従来、このような水道用
接続材の腐食を防ぐ方法としては接続材の表面に酸化被
膜を生成させる方法が取られてきた。
上記の如く表面に酸化被膜を生成させた水道用接続材に
おいては、接続材が磁性を有しており、酸化被膜があっ
ても接続材自身の磁性により相手側に電解腐食をおこさ
せる原因となっていた。
おいては、接続材が磁性を有しており、酸化被膜があっ
ても接続材自身の磁性により相手側に電解腐食をおこさ
せる原因となっていた。
〔問題点を解決させるための手段３
本考案は上記事情に鑑がみ、適正な量の合金元素を添加
した鉄系合金を組成することにより、耐食性に優れ且つ
非磁性である水道用接続材を提供することを目的として
おり、鉄を主成分とする合金であって、カーボン含有率
３．０％〜４．０％、シリコン含有率１．９％〜２．８
％、マンガン含有率４％〜１０％、マグネシュウム含有
率微小とし且つニッケル及び銅を含有した鉄系合金によ
りなる水道用接続材を要旨としている。
した鉄系合金を組成することにより、耐食性に優れ且つ
非磁性である水道用接続材を提供することを目的として
おり、鉄を主成分とする合金であって、カーボン含有率
３．０％〜４．０％、シリコン含有率１．９％〜２．８
％、マンガン含有率４％〜１０％、マグネシュウム含有
率微小とし且つニッケル及び銅を含有した鉄系合金によ
りなる水道用接続材を要旨としている。
本発明による水道用接続材は、耐食性の改良要素となる
ニッケル及び銅を添加し、これらを含む合金要素が適宜
な率で含有された鉄系合金により形成されており、よっ
て引張強さや伸び、あるいはかたさ等の機械的性質及び
衝撃試験における衝撃値、更には耐食性、耐寒性に優れ
た水道用接続材となっている。
ニッケル及び銅を添加し、これらを含む合金要素が適宜
な率で含有された鉄系合金により形成されており、よっ
て引張強さや伸び、あるいはかたさ等の機械的性質及び
衝撃試験における衝撃値、更には耐食性、耐寒性に優れ
た水道用接続材となっている。
以下、本発明を具体的な数値を示した実施例により説明
する。
する。
尚、この実施例ではマンガン素材としてＦｅ−Ｍｎ （
Ｍｎ７５％）、マグネシュウム素材としてＦｅＦｅ−３
ｔ−（Ｍｇ ３．０％、 ５ｉ４５％）、シリコン素材
としてＦｅ−５ｉ （Ｓｉ７５％）を用い且つ純度９９
％のニッケル及び銅素材を用いている。第１図に示すグ
ラフは高周波誘導炉におけるこれらの素材の溶解条件を
示しており、この溶解条件においては鉄中にまず１４０
０℃でシリコン素材Ｆｅ −３１、マグネシュウム棄材
Ｆｅ−５１−Ｍｇ及びマンガン素材Ｆｅ−Ｈｎを添加し
、次に１４３０℃でニッケル及び銅を添加し、１４５０
℃でカーボンを添加しており、これらを添加後１５００
℃に保持した後で黒鉛球状化処理がなされている。上記
の添加時における組成の目標値はカーボン３．６０％、
シリコン２．３０％、マンガン５％、マグネシュウム０
．０４％、ニッケル８％、銅０．６５％としている。
Ｍｎ７５％）、マグネシュウム素材としてＦｅＦｅ−３
ｔ−（Ｍｇ ３．０％、 ５ｉ４５％）、シリコン素材
としてＦｅ−５ｉ （Ｓｉ７５％）を用い且つ純度９９
％のニッケル及び銅素材を用いている。第１図に示すグ
ラフは高周波誘導炉におけるこれらの素材の溶解条件を
示しており、この溶解条件においては鉄中にまず１４０
０℃でシリコン素材Ｆｅ −３１、マグネシュウム棄材
Ｆｅ−５１−Ｍｇ及びマンガン素材Ｆｅ−Ｈｎを添加し
、次に１４３０℃でニッケル及び銅を添加し、１４５０
℃でカーボンを添加しており、これらを添加後１５００
℃に保持した後で黒鉛球状化処理がなされている。上記
の添加時における組成の目標値はカーボン３．６０％、
シリコン２．３０％、マンガン５％、マグネシュウム０
．０４％、ニッケル８％、銅０．６５％としている。
表１は上記のごとくして合金化された鉄系合金の組成を
示している。
示している。
表 １ （１１位％）
表１に示した鉄系合金（以下Ｍ２という）は引張強さ４
５．６ｋｇｆ／＆、伸び１８．０％、かたさ１３４Ｈｅ
とニッケル及び銅を添加しない従来のの水道用接続材と
略同等の測定値を示している。又、この鉄系合金Ｍ２の
磁性は無である。
５．６ｋｇｆ／＆、伸び１８．０％、かたさ１３４Ｈｅ
とニッケル及び銅を添加しない従来のの水道用接続材と
略同等の測定値を示している。又、この鉄系合金Ｍ２の
磁性は無である。
第２図は上記Ｍ２を含むそれぞれ異なった組成を持つ素
材中２ｍＵ切欠き付素材の衝撃試験の結果を示すグラフ
である。この第２図に示すように上記Ｍ２は、−６０〜
＋２０℃において衝撃値約２．８５〜４．２１に＋ｒｆ
ｍ／ａｊを示している。
材中２ｍＵ切欠き付素材の衝撃試験の結果を示すグラフ
である。この第２図に示すように上記Ｍ２は、−６０〜
＋２０℃において衝撃値約２．８５〜４．２１に＋ｒｆ
ｍ／ａｊを示している。
又、第２図においてＦはカーボン、シリコン、マンガン
からなるフェライト基地を有する素材（Ｎｉ：０％、Ｍ
ｎ：０．０３％）、０はカーボン、シリコン、マンガン
にニッケルを加えたオーステナイト基地（Ｎｉ：２１．
５％、 Ｍｎ：３．５％）を有する素材の試験値である
。このように鉄系合金Ｍ２は従来存在するＦ、Ｏに比べ
、全温度域でこれを上回る衝撃値を示している。
からなるフェライト基地を有する素材（Ｎｉ：０％、Ｍ
ｎ：０．０３％）、０はカーボン、シリコン、マンガン
にニッケルを加えたオーステナイト基地（Ｎｉ：２１．
５％、 Ｍｎ：３．５％）を有する素材の試験値である
。このように鉄系合金Ｍ２は従来存在するＦ、Ｏに比べ
、全温度域でこれを上回る衝撃値を示している。
〔但し、上記Ｆ、Ｏの試験値は、［炭本。
中村９葉山：鋳物第９１回全国後援大会概要論文（１９
７７） Ｐ２Ｏ、及び炭本：球状黒鉛鋳鉄の曲げ衝撃破
壊特性に関する研究（学位論文）１９８３、Ｐ４２〜４
７より引用した値による。〕ボルト等の水道用接続材は
上記のようにして組成された鉄系合金Ｍ２より形成され
る。
７７） Ｐ２Ｏ、及び炭本：球状黒鉛鋳鉄の曲げ衝撃破
壊特性に関する研究（学位論文）１９８３、Ｐ４２〜４
７より引用した値による。〕ボルト等の水道用接続材は
上記のようにして組成された鉄系合金Ｍ２より形成され
る。
尚、ニッケル及び銅の含有率は、耐食性の度合あるいは
他の組成要素とのバランスにより変化しうるものであり
、上記表１に示す値に限定されるものではないが、好ま
しくはニッケル５％〜１０％、銅０．５％〜０．８％で
あることが望ましい。又この他の組成要素も表１の数値
に限定されるものではなく、溶解条件等の違いによって
変化しうるものであるが、前記ニッケル及び銅とのバラ
ンスあるいは非磁性化のためには、おおよその含有率を
カーボン３．０％〜４．０％、シリコン１．９％〜２．
８％、マンガン４％〜１０％、マグネシュウム微小とす
る。
他の組成要素とのバランスにより変化しうるものであり
、上記表１に示す値に限定されるものではないが、好ま
しくはニッケル５％〜１０％、銅０．５％〜０．８％で
あることが望ましい。又この他の組成要素も表１の数値
に限定されるものではなく、溶解条件等の違いによって
変化しうるものであるが、前記ニッケル及び銅とのバラ
ンスあるいは非磁性化のためには、おおよその含有率を
カーボン３．０％〜４．０％、シリコン１．９％〜２．
８％、マンガン４％〜１０％、マグネシュウム微小とす
る。
以上の説明から明らかなように、本発明による水道用接
続材を用いれば、該接続材を形成する鉄系合金がニッケ
ル及び銅の添加により耐食性が向上され且つ各合金要素
の適性な含有率により非磁性化がなされているから、表
面に酸化被膜を生成することなく防食を遂げることがで
きる、又、衝撃に対しても従来の接続材よりも強靭であ
り、耐寒性にも優れたものを製造しえるという効果を奏
している。
続材を用いれば、該接続材を形成する鉄系合金がニッケ
ル及び銅の添加により耐食性が向上され且つ各合金要素
の適性な含有率により非磁性化がなされているから、表
面に酸化被膜を生成することなく防食を遂げることがで
きる、又、衝撃に対しても従来の接続材よりも強靭であ
り、耐寒性にも優れたものを製造しえるという効果を奏
している。
第１図は実施例の溶解条件を示すグラフ、第２図は衝撃
試験のグラフである。 Ｍ２・・・鉄系合金
試験のグラフである。 Ｍ２・・・鉄系合金
Claims (2)
- （１）鉄を主成分とする合金であって、カーボン含有率
３．０％〜４．０％、シリコン含有率１．９％〜２．８
％、マンガン含有率４％〜１０％、マグネシュウム含有
率微小とし且つニッケル及び銅を含有した鉄系合金によ
りなる水道用接続材。 - （２）ニッケル含有量が５％〜１０％、銅の含有率が０
．５％〜０．８％である上記鉄系合金からなる特許請求
の範囲第１項記載の水道用接続材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13164784A JPS619549A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 水道用接続材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13164784A JPS619549A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 水道用接続材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS619549A true JPS619549A (ja) | 1986-01-17 |
| JPH0151535B2 JPH0151535B2 (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=15062944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13164784A Granted JPS619549A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 水道用接続材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS619549A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010090151A1 (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | 北光金属工業株式会社 | 高マンガン球状黒鉛鋳鉄 |
| JP2023048968A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 株式会社吉年 | 非磁性球状黒鉛鋳鉄の製造方法 |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP13164784A patent/JPS619549A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010090151A1 (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | 北光金属工業株式会社 | 高マンガン球状黒鉛鋳鉄 |
| US8585837B2 (en) | 2009-02-09 | 2013-11-19 | Hokkou Metal Industry Co., Ltd. | High-manganese spheroidal graphite cast iron |
| JP2023048968A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 株式会社吉年 | 非磁性球状黒鉛鋳鉄の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0151535B2 (ja) | 1989-11-06 |
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