JPS6191277A - 再剥離型粘着剤 - Google Patents

再剥離型粘着剤

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JPS6191277A
JPS6191277A JP21264884A JP21264884A JPS6191277A JP S6191277 A JPS6191277 A JP S6191277A JP 21264884 A JP21264884 A JP 21264884A JP 21264884 A JP21264884 A JP 21264884A JP S6191277 A JPS6191277 A JP S6191277A
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adhesive
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emulsion
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alkali metal
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Yoshiro Fuseya
布施谷 善郎
Hirotaka Kobayashi
弘卓 小林
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐熱性に優れる再剥離製粘着剤に関するもので
ある。
(従来技術) 近時再剥離型粘着剤の応用分野は益々広がりを見せてお
り、アルミニウム版、ステンレス板、ガラス板、各種塗
装板等の表面保護用シート分野や自動車の塗装用マスキ
ングテープ分野はもとより、最近では電気、電子部品の
表面保護用ソート分野や各種再剥離ラベル分野等で広く
利用されている。
これらの応用分野の拡大に伴って、これに使用される粘
着剤への要求物性も一段と厳しさを増して来ている。殊
に耐熱性に対する要求は徐々に裏抜っており、従来15
0°C程度才での使用に堪えられれば良かったものが、
現在では200°C以上才での使用の可能な再剥離型粘
着剤の出現が所望されている。
現在耐熱性の必要とされる再剥離分野で使用されている
粘着剤としては、ゴム系、アクリル系、シリコン系の三
種類が代表的である。
ゴム系は、180°C程度までの熱時使用には堪えられ
るが、200’C以上で使用された場合は被着材に糊残
りが発生するという欠陥を生ずる。
才だゴム系粘着剤は熱劣化及び光劣化が大きいという欠
点も有する。
一方アクリル系は、一般に熱時放置された場合、接着力
が過度に上ってしまい、初期強度の数倍にまで達すると
いう欠陥を有する。また時として再剥離が不可能な状態
にまで到る場合も有る。
シリコン系は耐熱性は高いが高価なるが故に特定分野の
みの使用に限定されており一般分野才てへの用途拡大は
困難な状況にある。
以上のように現状では物性及び経済性共に満足する耐熱
性の高い再剥離型粘着剤は存在していない0 (解決しようとする問題点) 本発明の目的は、コム系粘着剤の欠点である熱劣化及び
光劣化が無く、しかも200℃以上に放置された後の接
着強度が初期強度に比べて変化せず、被着材への糊残り
や汚染の発生しない再剥離型粘着剤を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 即ち本発明は、 人、不飽和酸モノマー単位0.5〜10重量%および水
酸基含有不飽和上ツマー0.5〜10重量%を含むビニ
ル系重合体エマル752100重量部とB、アルカリ金
属化合物02〜5重量部を含むことを特徴とする再剥離
型粘着剤である。
本発明で用いる不飽和酸七ツマ一単位05〜10重量%
および水酸基含有不飽和モノマー単位0.5〜10重量
%を含むビニル系重合体エマルソヨンを詳細に説明する
こと、ビニル系重合体エマルジョンとは、 (1)2−エチルへキシルアクリレート、ブチルアクリ
レート等のアルキルアクリレートやメチルメタアクリレ
ート、n−ブチルメタアクリレート等のアルキルメタア
クリレートから選ばれた1種才たは共重合可能な2種以
上の七ツマ−から成るアクリレート系重合体エマルジョ
ン、或は(2)酢酸ビニルの如きビニルエステル系重合
体エマルジョン、或は (3)塩化ビニルや塩化ビニリデンの如キビニルハライ
ド系重合体及びビニリデンハライド系重合体エマルジョ
ン、或は (4)アクリロニトリル、アクリルアミド、イソプレン
、クロロプレン、ブタジェン、インブチレン、スチレン
等から選ばれた1種味たは共重合可能な2種以上の不飽
和上ツマ−から成る重合体エマルジョン、 及び上記(1)〜(4)の中から選ばれた2種以上のモ
ノマーから成る共重合体エマルジョン或は(1)〜(4
)で得られた重合体エマルジョンの混合物である。即ち
、例えば、メチルアクリレート、ブチルアクリレート共
重合体エマルジョン、酢酸ビニル、2−エチルへキシル
アクリレート共重合体エマルジョン、スチレン、ブタジ
ェン共重合体エマルジョン、メチルメタアクリレート、
2−エチルへキシルアクリレート、アクリルアミド共重
合体エマルジョン等である。これらの内特に好ましいも
のは、メチルアクリレート、ブチルアクリレート共重合
体エマルジョンの如き上記(1)のアクリレート系重合
体エマルジョン及びメチルメタアクリレート、2−エチ
ルへキシルアクリレート、アクリルアミド共重合体エマ
ルジョンのD口き(1)と(4)から選ばれた2種以上
のモノマーから成る共重合体エマルジョンである。
尚該ビニル系重合体エマルションは粘着剤としての特性
を有する様にそのガラス転移温度が一70℃〜−20°
Cの範囲にあることが好ましい。
才だ不飽和酸七ツマ−とは、上記ビニル系重合体エマル
ジョンと共重合可能なモノマーであり、具体的には  
 − (1)アクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸等のカ
ルボキシル基含有不飽和上ツマ−1或は(2)2−アク
リルアミドプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸等のスルホン酸基含有不
飽和上ツマ−1或は(3)メタアクリドキシエチルホス
フェート、ビスアクリドキシエチルホスフェート等のリ
ン酸基含有不飽和上ツマ− である。これらの内、特に好酸しいのは(1)のカルボ
キシル基含有不飽和上ツマ−である。これらの不飽和酸
七ツマ−の通常用いられる添加量は、この不飽和酸モノ
マー及び後述する水酸基含有不飽和モノマーを含むビニ
ル系重合体エマルションに対して不飽和酸モノマー単位
が0.5〜10重量%になる範囲であり、特に1〜5重
量%が好ましい。
不飽和酸七ツマ一単位0.5重量%より少ない場合は所
望する耐熱性が得られず、10重量%より多い場合は重
合系の粘度か上るため安定に重合が出来ず実質的〆こ良
好なビニル系重合体エマル7ヨンが得られない。本発明
において不飽和酸モノマーを用いる理由は、この添加に
より耐熱性が著るしく向上するからである。この理論的
根拠は明らかで無いが、後述するアルカリ金属化合物と
のイオン結合による架橋密度の増大に伴う耐熱性の向上
と推定される。
次に、水酸基含有不飽和モノマーとは、上記ビニル系重
合体エマルジョンと共重合可能な七ツマ−であり、具体
的には、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルメタアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ポリエチレンクリコールモノアクリレート、ポリエ
チレングリコールモノメタアクリレートなどである。こ
れらの内、特に好酸しいのは2−ヒドロキシエチルアク
リレートと2−ヒドロキンエチルメタアクリレートであ
る。
これらの水酸基含有不飽和上ツマ−の通常用いられる添
加量は、上記したカルボキンル基含有不飽和モノマー及
びこの水酸基含有不飽和上ツマ−とを含むビニル系重合
体エマルジョンに対して水酸基含有不飽和モノマー単位
が0.5〜10重量%になる範囲であり、特に1〜5重
量%が好才しい。
水酸基含有不飽和上ツマ−が05重量%より少ない場合
は、高温状態でのテープやシートの再剥離性が悪く、即
ち剥離した時に被着材に糊残りや汚染が発住する。一方
10重量%より多い場合は重合系の粘度が上るため安定
に重合が出来なくなったり、またエマルジョン自体の耐
水性が低下するため実質的に良好なビニル系重合体エマ
ルジョンが得られない。本発明において水酸基含有不飽
和モノマーを用いる理由は、これを添加する事によりテ
ープやシートの高温状態での再剥離性が殊の外向上する
からである。この理由に就いては明確で無く、推定の域
を出ないが、この水酸基含有不飽和モノマーは親水性が
強いのでこれが共重合した場合エマルジョン粒子の表面
に分布し易く、即ち粘着剤として使用された場合には被
着材との界面に多くは配向して、エマルジョン粒子内部
の主成分が高温状態で軟化流動して被着材表面に移行し
ようとする動きを遮蔽する作用を有するものと思われる
。従って被着材への糊残りや汚染の発生が防止できると
共に、粘着剤の被着材への移行に伴う接着力の過度の上
昇を抑制して適切な再剥離性を維持する効果を有してい
る。
以上本発明の構成要件Aのビニル系重合体エマルジョン
は須く不飽和酸七ツマ−と水酸基含有不飽和モノマーと
を含有することが必要であり、何れかが欠落しても本発
明は達成されない。
本発明で用いられるアルカリ金属化合物とは、水酸化カ
リウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属の水酸化物
や、炭酸カリウム、炭酸すl−IJウム等のアルカリ金
属炭酸塩や、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、
酢酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、
塩化ナトリウム等の各種塩類である。これらの内、特に
好酸しいものは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水
素カリウム、炭酸水素ナトリウムである。これらアルカ
リ金属化合物は、上記したビニル系重合体エマルジョン
100重量部に対し0.2〜5重量部添加して用い、特
に0.5〜3重量部が好ましい。本発明でアルカリ金属
化合物を添加する目的は耐熱性の向上であり、従ってこ
の添加量が0.2重量部より少い場合は所望する耐熱性
が得られない。また5重量部より多い場合は耐湿性に悪
影響を及ぼし粘着剤としての実用性に欠ける。アルカリ
金属化合物の添加に当ってはこれを直接ビニル系重合体
エマルジョンに添加しても良いが、エマルションの安定
性を考慮すると、5〜30重量%程度の水溶液の状態で
添加する事が好ましい。本発明でアルカリ金属化合物を
添加する事による耐熱性向上の理論的根拠は明らかでは
ないが、前述した如きビニル系重合体エマルション中の
不飽和酸モノマーとのイオン結合による架橋効果と推定
される。ごの場合、一般的には多価金属化合物の方がイ
オン結合形成能が強いが、本発明で特にこれを除外した
理由は、この添加によってビニル系重合体エマルション
の安定性が著るしく損われるからである。
本発明の再剥離型粘着剤に関しては、必要に応じてクレ
ー、タルク、炭酸カル7ウム、チタンホワイト、亜鉛華
等の充填剤またブチルカルピトール、ブチルカルピトー
ルアセテート等の造膜助剤、ジブチルフタレート、ンオ
クチルフタレート等の可塑剤、ロジン、テルペンフェノ
ール、石油樹脂等の粘着付与剤、湿潤、分散、消泡等に
用いられる各種界面活性剤、増粘剤、チクソ化剤、凍結
防止剤等の各種添加剤を加えて使用しても良い。
本発明の再剥離型粘着剤の使用に当っては、本発明の構
成要件のA、B各成分を予め添加混合した所翻−液型粘
着剤として使用しても良いし、使用時にそれぞれ配合し
て使用しても良い。本発明の粘着剤を塗布する場合、亘
接基材に塗布しても良いし、離型紙に塗布し乾燥した後
基材に転写して使用しても良い。咳だ粘着剤を乾燥する
際、室温であっても才たは加熱しても何れでも良い。
以上、本発明の再剥離型粘着剤はエマルジョン系である
ので溶剤による環境問題や労働安全衛生問題の心配が無
い。粘着物性的には耐熱性が強いので、本発明の再剥離
型粘着剤を使用したテープやラー\ルは、高温下での使
用時においてもクリープしたり剥がれたり下ることが無
く、長時間安定した接着強度を保つという特徴を有する
。才だ高温状態下での再剥離性に優れるので、従来の粘
着剤では不可能であった200’C以上での状態下でも
テープやラベルを再剥離出来、しかも被着材に糊残りや
汚染を生ぜしめないという画期的な性能を保有している
以上本発明の再剥離型粘着剤を使用すれば、非常に高い
温度条件に耐えられる塗装用マスキンクテープや表面保
護テープの製造が可能となるので従来使用出来なかった
分野にまで用途を拡大せしめ得る。
次に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、  
  部及び%は重量部、重量%を示す。
実施例1 2−エチルへキシルアクリレート16部、ブチルアクリ
レート70部、メチルメタアクリレート12部、アクリ
ル酸1部、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート1部
、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ1.5部、過硫酸
カリウム5部、水100部を通常の方法で乳化共重合し
、15%アンモニア水にてPHを8.0に調整して、固
形分50%、粘度800センチポイズ、ガラス転移温度
−45°Cの重合体エマルジョンを得た。
このエマルジョン100部、   25%炭酸カリウム
水溶液2部と増粘剤(日本アクリル化学社製、商品名プ
ライフルASE−60) 1.5部を加え充分混合攪拌
して粘度3500センチポイズの粘着剤を得た。
次にこの粘着剤を厚さ25μのポリエステルフィルム上
に塗布膜が50μになる様に塗布した後100°Cの乾
燥器で2分間乾燥して粘着加工フィルムを製造した。
実施例2 2−エチルへキシルアクリレート74部、ブチルアクリ
レート5部、メチルメタアクリレート12部、メタアク
リル酸5部、2−ヒドロキンエチルメタアクリレート4
部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ1部、過硫酸カ
リウム5部、水100部を通常の方法で乳化共重合し、
15%アンモニア水にてPHを7.5に調整して、固形
分50%、粘度1800センチポイズ、ガラス転移温度
−48°Cの重合体エマルジョンを得た。
このエマルジョン100部に20%ギ酸ナトリウム水溶
液12部と増粘剤(日本アクリル化学社製、プライフル
ASE−60)2.3部を加え充分混合攪拌して380
0センチポイズの粘着剤を得た。
この粘着剤を使って実施例1と同様にして粘着加工フィ
ルムを製造した。
実施例3 2−エチルへキシルアクリレート52部、ブチルアクリ
レート22部、メチルアクリレート10部、メタアクリ
ル酸8部、2−ヒドロキンプロピルアクリレート8部、
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ1部、過硫酸カリウ
ム5部、水100部を通常の方法で乳化共重合し、15
%アンモニア水にてPHを6.0に調整して、固形分5
0%、粘13300センチボイズ、カラス転移温度−5
3°Cの重合体エマルジョンヲ得た。
このエマルジョン100部に25%炭酸カリウム水溶液
16部と増粘剤(日本アクリル化学社製プライフルAS
E−60)2.5部を加え充分混合攪拌して粘度400
0センチポイズの粘着剤を得た。
この粘着剤を使って実施例1と同様にして粘着加工フィ
ルムを製造した。
比較例1 実施例1に於いて使用する粘着剤が塗装用マスキングフ
ィルム用の市販の代表的ゴム系粘着剤である他は全て実
施例1と同様にして粘着加工フィルムを製造した。
比較例2 実施例1に於いて使用する粘着剤が溶剤型アクリル系粘
着剤(三井東圧化学社製、MT−TACK5531S)
である他は全て実施例1と同様にして粘着加工フィルム
を製造した。
比較例3 実施例1に於いてアクリル酸が04部である他は全て実
施例1と同様にして粘着加工フィルムを製造した。
比較例4 実施例1に於いてアクリル酸が12部である他は全て実
施例1と同様にしてエマルジョンの製造ヲ試ミたが、1
5%アンモニア水にてPH調整する段階で粘度が極度に
上昇したため正常な粘着剤が得られなかった。
比較例5 実施例1に於いて2−ヒドロキシエチルメタアクリレー
トが04部である他は全て実施例1と同様にして粘着加
工フィルムを製造した。
比較例6 実施例1に於いて2−ヒドロキシエチルメタアクリレー
ト12部である他は全て実施例1と同様にしてエマルジ
ョンの製造を試みたが重合途中で粘度が極度に上昇した
ため製造が不可能となった。
比較例7 実施例1に於いて25%炭酸カリウム水溶液が04部で
ある他は全て実施例1と同様にして粘着加工フィルムを
製造した。
比較例8 実施例1に於いて25%炭酸カリウム水溶液が24部で
ある他は全て実施例1と同様にして粘着ムの物性に関し
て次の様な試験項目、方法により評価した。この結果を
表−1に示す。
(1) 180°ピ一リンク強度試験 巾2.5の、長さ15(7Hに切断した粘着加工フィル
ムのサンプルを、2時の重さのゴムロールを用いて30
0m/分の速さで圧着しながら、280番のサンドペー
パーで表面を研磨したステンレス板に貼り付けた。これ
をそれぞれ20’C。
180’C,220°Cの環境条件下て180°ヒ一リ
ング強度を測定した。この時使用した機罷はテンンロン
型引張り試験機で荷重スピード300m/分て測定した
(2)ひきはがし試験 巾2,5の、長さ15cTrLに切断した粘着加工フィ
ルムのサンプルを2kgの重さのゴムロールを用いて3
00iu/分の速さで圧着しながら下記二種の被着体に
貼り付けた。
0280番のサンドペーパーで表面を研磨したステンレ
ス板 ■メラミン樹脂で塗装した鉄板 これをそれぞれ150℃、200℃、220℃の乾燥器
に1時間放置した後、温度が下がらない内にすばやく粘
着加工フィルムのサンプルを手で約90°の角度をもっ
て引きはがした。この時被着体に粘着剤が残留している
か否か、及び被着体に汚染が発生しているか否かを観察
した。
(3)耐湿性試験 巾2.5cm、長さ15cmに切断した粘着加工フィル
ムのサンプルを2kgの重さのゴムロールを用いて30
0關/分の速さで圧着しながら、280番のサンドペー
パーで表面を研磨したステンレス板に2部石り付けた。
これを65°C185%関係湿度の恒温0湿器に72時
間放置後、180°ピ−リンク強度試験と同様にして測
定した。
手続補正書(自発) 昭和60年3月1z日 特許庁長官  志 賀   学  殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第212648号 2発明の名称 再剥離型粘着剤 住 所  東京都千代田区霞が関三丁目2番5号(x゛
1 、さ6c3 訂  正  明  細  書 1、発明の名称 再剥離型粘着剤 2、特許請求の範囲 七ツマ一単位 100重量部と B、アルカリ金属化合物0.2〜5重量部を含むことを
特徴とする再剥離型粘着剤。
3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は耐熱性に優れる再剥離型粘着剤に関するもので
ある。
(従来技術) 近時再剥離型粘着剤の応用分野は益々広がりを見せてお
り、アルミニウム板、ステンレス板、ガラス版、各種塗
装板等の表面保護用/−ト分野や自動車の塗装用マスキ
ングテープ分野はもとより。
最近では電気、電子部品の表面保護用シート分野や各種
再剥離ラベル分野等で広く利用されている。
これらの応用分野の拡大に伴って、これに使用される粘
着剤への要求物性も一段と厳しさを増して来て(・る。
殊に耐熱性に対する要求は徐々に高まっており、従来1
50℃程度までの使用に堪えられれば良かったものが、
現在では200 ”C以上までの使用の可能な再剥離型
粘着剤の出現が所望されている。
現在耐熱性の必要とされる再剥離分野で使用されている
粘着剤としては、ゴム系、アクリル系、シリコン系の三
種類が代表的である。
ゴム系(1,180℃程度までの熱時使用には堪えられ
るが、200°C以上で使用さnた場合は被着材に糊残
りが発生するとし・う欠陥を生ずる。
てたゴム系粘着剤は熱劣化及び光劣化が犬ざいという欠
点も有する。
一方アクリル系は、一般に熱時放置された場合。
接着力が過度に上ってしまい、初期強度の数倍にまで達
するという欠陥を有する。また時として再剥離が不可能
な状態にまで到る場合も有る。
シリコン系は耐熱性は高いが高価なるが故に特定分野の
みの使用に限定されており一般分野までへの用途拡大は
困難な状況にある。
以上のように現状では物性及び経済性共に満足する耐熱
性の高い再剥離型粘着剤は存在していない。
(解決しようとする問題点) 本発明の目的は、ゴム系粘着剤の欠点である熱劣化及び
光劣化が無く、シかも200℃以上に放置された後の接
着強度が初期強度に比べて変化せず、被着材への糊残り
や汚染の発生しない再剥離型粘着剤を提供することにあ
る。
(問題点を解決するだめの手段) 即ち本発明は A、(a)不飽和酸七ツマ一単位0.5〜10重量%、
(b)水酸基含有不飽和モノマー単位0.5〜10重量
% (c)残部が上記(a)(b)と共重合可能な不飽和モ
ノマー単位よりなるビニル系共重合体のエマル2371
00重量部と B、アルカリ金属化合物0.2〜5重量部を含むことを
特徴とする再剥離型粘着剤である。
本発明における(a)の不飽和酸モノマーとは具体的に
は。
(1)アクリル酸、メタアクリル酸、イタ二ン酸等のカ
ルボキシル基含有不飽和モノマー、或は(2) 2−ア
クリルアミドプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド
−2−メチルプロパンスルポン酸等のスルホン酸基含有
不飽和モノマー、或は(3)メタアクリドキシエチルホ
スフェート、ビスアクリドキシエチルホスフェート等の
リン酸基含有不飽和モノマー である。これらの内、特に好ましいのは(1)のカルボ
キシル基含有不飽和モノマーである。これらの不飽和酸
モノマーの通常用いられる量は、全ビニ隻 ル系。重合体に対して不飽和酸モノマー単位が0.5〜
10重量%になる範囲であり、特VC1〜5重量より少
ない場合は所望する耐熱性が得られず、10重量%より
多(・場合は重合系の粘度が上がるため安定に重合が出
来ず実質的に良好なビニル系重合体エマルジョンが得ら
れない。本発明において不飽和酸モノマーを用いる理由
は、この添加により耐熱性が着るしく向上するからであ
る。この理論的根拠は明らかで無いが、後述するアルカ
リ金属化合物とのイオン結合による架橋密度の増大に伴
う耐熱性の向上と推定される。
次に、(b)の水酸基含有不飽和上ツマ−とは具体的に
は、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタアクリレート、2−ヒドロキシグロピルア
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、
ポリエチレングリコールモノアクリレート、ポリエチレ
ングリコールモノメタアクリレートなどである。これら
の内、特に好ましいのは2−ヒドロキソエチルアクリレ
ートと2−ヒドロキシエチルメタアクリレートである。
これらの水酸基含有不飽和モノマーの通常用い事 られる量は、全ビニル系。重合体に対して水酸基含有不
飽和モノマー単位が0.5〜10重量%になる範囲であ
り、特に1〜5重量%が好ましい。
水酸基含有不飽和モノマーが0.5重量%より少ない場
合は、高温状態でのテープやシートの再剥離性が悪く、
即ち剥離した時に被着材に糊残りや汚染が発生する。一
方10重量%より多い場合は重合系の粘度が上がるため
安定に重合が出来なくなったり、またエマルジョン自体
の耐水性が低下するため実質的に良好なビニル系重合体
エマルジョンが得られない。本発明において水酸基含有
不飽和モノマーを用いる理由は、これを添加する事によ
りテープやシートの高温状態での再剥離性が殊の外向上
するからである。この理由に就いては明確で無く、推定
の域を出ないが、この水酸基含有不飽和モノマーは親水
性が強いのでこれが共重合した場合エマルジョン粒子の
表面に分布し易く。
即ち粘着剤として使用された場合には被着材との界面に
多くは配向して、エマルジョン粒子内部の主成分が高温
状態で軟化流動して被着材表面に移行しようとする動き
を遮蔽する作用を有するものと思われる。従って被着材
への糊残りや汚染の発生が防止できると共に、粘着剤の
被着材への移行に伴う接着力の過度の上昇を抑制して適
切な再剥離性を維持する効果を有して(・る。
本発明におけるfclのfa)、 (b)と共重合可能
な不飽和モノマーとは例えハ、(イ)2−エチルへキシ
ルアクリレートやブチルアクリレート等のアルキルアク
リレート及び/又はメチルメタアクリレートやn−ブチ
ルメタアクリレート等のアルキルメタアクリレート、(
ロ)酢酸ビニルの如きビニルエステル、e→塩化ビニル
や塩化ビニリデンの如きビニル・・ライド及び/又はビ
ニリデンハライド、(捌アクリロニトリル、アクリルア
ミド、イノブレン、クロロプレン、ブタジェン、インブ
チレン、スチレンより選ばれた化ツマー等があげられ、
これらは1種でもよく、2種以上組み合せて使用しても
よ(・。
2種以上の組み合せとしては例えば、メチルアクリレー
ト−ブチルアクリレート、酢酸ビニル−2−エチルへキ
シルアクリレート、ブタジェン−スチレン、エチルメタ
アクリレート−2−エチルへキシルアクリレート−アク
リルアミド等があげられる。これらのうち特に好ましい
不飽和モノマーはメチルアクリレート−ブチルアクリレ
ートの組み合せの如き上記(イ)のアルキルアクリレー
ト及び/又はアルキルメタアクリレート若しくはこれら
の組み合せおよびメチルメタアクリレート−2−エチル
へキシルアクリレート−アクリルアミドの組み合せの如
き(イ)と(に)から選ばれなモノマーの組み合せであ
る。
該ビニル系共重合体は粘着剤としての特性を有するよう
にそのガラス転移温度が−70〜−20”Cの範囲にあ
ることが好ましい。
本発明のAのビニル系共重合体エマルジョンは上記(a
l、 (b)、 (c)のモノマーを常法により乳化重
合する事によって容易に得る事ができる。
本発明で用いられるBのアルカリ金属化合物とは、水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属の水酸
化物や、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリ金
層炭酸塩や、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、
酢酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、
塩化ナトリウム等の各種塩類である。これらの内、特に
好ましいものは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水
素カリウム、炭酸水素ナトリウムである。これら筈 アルカリ金属化合物は、上記したビニル系重う合体エマ
ルシコン100重量部に対し0.2〜5重量部添加して
用(・、特に0.5〜3重量部が好ましし・。
本発明でアルカリ金属化合物を添加する目的は耐熱性の
向上であり、従ってこの添加量が0.2重量部より少い
場合は所望する耐熱性が得られない。
また5重量部より多い場合は耐湿性に悪影響を及ぼし粘
着剤としての実用性に欠ける。アルカリ金属化合物の添
加に当ってはこれを直接ビニル系重合体エマルジョンに
添加しても良いが、エマルジョンの安定性を考慮すると
、5〜30重量%重量%水溶液の状態で添加する事が好
ましい。本発明でアルカリ金属化合物を添加する事によ
る耐熱性向上の理論的根拠は明らかではな(・が、前述
した如きビニル系重合体エマルジョン中の不飽和酸モノ
マーとのイオン結合による架橋効果と推定される。この
場合、一般的には多価金属化合物の方がイオン結合形成
能が強いが1本発明で特にこれを除外した理由は、この
添加によってビニル系重合体エマルジョンの安定性が著
るしく損われるからである。
本発明の再剥離型粘着剤に関しては、必要に応じてクレ
ー、タルク、炭酸カルシウム、チタンホワイト、亜鉛華
等の充填剤またブチルカルピトール、ブチルカルピトー
ルアセテート等の造膜助剤。
ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート等の可ff
i 剤、 ロジン、テルペンフェノール、石油樹脂等の
粘着付与剤、湿潤1分散、消泡等に用いられる各種界面
活性剤、増粘剤、チクソ化剤、凍結防止剤等の各種添加
剤を加えて使用しても良い。
本発明の再剥離型粘着剤の使用に当っては1本発明の構
成要件のA、B各成分を予め添加混合した所謂−散型粘
着剤として使用しても良いし、使用時にそれぞれ配合し
て使用しても良い。本発明の粘着剤を塗布する場合、直
接基材に塗布しても良いし、離型紙に塗布し乾燥した後
基材に転写して使用しても良い。また粘着剤を乾燥する
際、室温であってもまたは加熱しても何れでも良い。
以上1本発明の再剥離型粘着剤はエマルジョン基である
ので溶剤による環境問題や労働安全衛生問題の心配が無
い。粘着物性的には耐熱性が強いので、本発明の再剥離
型粘着剤を使用したテープやラベルは、高温下での使用
時においてもクリープしたり剥がれたりすることが無く
、長時間安定した接着強度を保つという特徴を有する。
また高温状態下での再剥離性に優れるので、従来の粘着
剤では不可能であった200℃以上での状態下でもテー
プやラベルを再剥離出来、しかも被着材に糊残りや汚染
を生ぜしめないという画期的な性能を保有している。
以上本発明の再剥離型粘着剤を使用すれば、非常に高い
温度条件に耐えられる塗装用マスキングテープや表面保
護テープの製造が可能となるので従来使用出来なかった
分野にまで用途を拡大せしめ得る。
〔実施例〕
次に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、部及
び%は重量部1重量%を示す。
実施例1 2−エチルへキシルアクリレート16部、ブチルアクリ
レート70部、メチルメタアクリレート12部、アクリ
ル酸1部、2−ヒドロキンエチルメタアクリレート1部
、ドデシルベンゼンスルホン酸ノーダ1.5部、過硫酸
カリウム5部、水100部を通常の方法で乳化共重合し
、15%アンモニア水にてpHを8.0に調整して、固
形分50%。
粘度800センチボイズ、ガラス転移温度−45℃の重
合体エマルジョンを得た。
このエマルジョン100部、25%炭1ullム水溶液
2部と増粘剤(日本アクリル化学社製。
商品名プライマルASE−60)1.5部を加え充分混
合攪拌して粘[3500センチボイズの粘着剤を得た。
次にこの粘着剤を厚さ25μのポリエステルフィルム上
に塗布膜が50μになる様に塗布した後100℃の乾燥
器で2分間乾燥して粘着加工フィルムを製造した。
実施例2 2−エチルへキンルアクリレート74部、ブチルアクリ
レート5部、メチルメタアクリレート12部、メタアク
リル酸5部、2−ヒドロキンエチルメタアクリレート4
N、  ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ1部、過硫
酸カリウム5部、水100部を通常の方法で乳化共重合
し、15%アンモニア水にてpHを7.5に調整して、
固形分50%。
粘度1800センチポイズ、ガラス転移温度−48”C
(f)M合体エマルジョンを得た。
このエマルジョン100部に20%ギ酸ナトリウム水溶
液12部と増粘剤(日本アクリル化学社製、プライマル
ASE−60)2.3部を加え充分混合攪拌して380
0センチボイズの粘着剤を得た。
この粘着剤を使って実施例1と同様にして粘着加工フィ
ルムを製造した。
実施例3 2−エチルへキシルアクリレート52部、ブチルアクリ
レート22部、メチルアクリレート10部、メタアクリ
ル酸8部、2−ヒドロキシプロピルアクリレ−)8!、
  ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ1部、過硫酸カ
リウム5部、水100部を通常の方法で乳化共重合し、
15%アンモニア水にてpHを6,0に調整して、固形
分50%、粘度3300センチボイズ、jiシラス移温
度−53℃の重合体エマルジョンを得た。
このエマルジョン100部に25%炭酸カリウム水溶液
16部と増粘剤(日本アクリル化学社製プライマルAS
E−60)2.5部を加え充分混合攪拌して粘度400
0セ/チボイズの粘着剤を得た。
この粘着剤を使って実施例1と同様にして粘着加工フィ
ルムを製造した。
比較例1 実施例1i/i:於いて使用する粘着剤が塗装用マスキ
ングフィルム用の市販の代表的ゴム系粘着剤である他は
全て実施例1と同様にして粘着加工フィルムを製造した
比較例2 実施例1に於いて使用する粘着剤が溶剤型アクリル系粘
着剤(三井東圧化学社製、MT−TACK5531S)
である他は全て実施例1と同様にして粘着加工フィルム
を製造した。
比較例3 実施例1に於いてアクリル酸が0.4部である他は全て
実施例1と同様にして粘着加工フイルムを製造した。
比較例4     。
実施例1に於いてアクリル酸が12部である他は全て実
施例1と同様にしてエマルジョンの製造を試みたが、1
5%アンモニア水にてpH調整する段階で粘度が極度に
上昇したため正常な粘着剤が得られなかった。
比較例5 実施例1に於いて2−ヒドロキンエチルメタアクリレー
トが04部である他は全て実施例1と同様にして粘着加
工フィルムを製造した。
比較例6 実施例1に於いて2−ヒドロキノエテルメタアクリレー
ト12部である他は全て実施例1と同様にしてエマルジ
ョンの製造を試みたが重合途中で粘度が極度に上昇した
ため製造が不可能となった。
比較例7 実施例1に於いて25%炭酸カリウム水溶液が04部で
ある他は全て実施例1と同様にして粘着加工フィルムを
製造した。
比較例8 実施例1に於いて25%炭酸カリウム水溶液が24部で
ある他は全て実施例1と同様にして粘着加工フィルムを
製造した。
(評価方法及び評価結果) 以上の実施例及び比較例で得た粘着加工フィルムの物性
に関して次の様な試験項目、方法により計画した。この
結果を表−1に示す。
(1) l 80°ビ一リング強度試験巾2.5 C1
1,長さ15c11に切断した粘着加工フィルムのサン
プルを、2kgの重さのゴムロールを用いて300−1
/分の速さで圧着しながら、280番のサンドペーパー
で表面を研磨したステンレス板に貼り付けた。これをそ
れぞれ20℃、180’C1220℃の環境条件下で1
80°ビ一リング強度を測定した。この時使用した機器
はテンシロン型引張り試験機で荷重スピード300票/
分で測定した。
(2)ひきはがし試験 巾2.5備、長さ15αに切断した粘着加工フィルムの
サンプルを2 kgの重さのゴムロールを用いて300
111/分の速さで圧着しながら下記二種の被着体に貼
り付けた。
0280番のサンドペーパーで表面を研磨したステンレ
ス板 ■メラミン樹脂で塗装した鉄板 これをそれぞれ150℃、200℃、220°Cの乾燥
器Ki時間放置した後、温度が下がらない内にすばやく
粘着加工フィルムのサンプルを手で約90°の角度をも
って引きはがした。この時被着体に粘着剤が残留してい
るか否か、及び被着体に汚染が発生しているか否かを観
察した。
(3)耐湿性試験 巾2.5α、長さ15αに切断した粘着加工フィルムの
サンプルを2 kaの重さのゴムロールを用し・て30
0−C7分の速さで圧着しながら、280番のサンドペ
ーパーで表面を研磨したステンレス板に貼り付けた。こ
れを65℃、85%関係湿度の恒温恒湿器に72時間放
置後、180゜ビーリング強度試験と同様にして測定し
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)A、不飽和酸モノマー単位0.5〜10重量%お
    よび水酸基含有不飽和モノマー単位0.5〜10重量%
    を含むビニル系重合体エマルジョン100重量部と B、アルカリ金属化合物0.2〜5重量部 を含むことを特徴とする再剥離型粘着剤。
JP21264884A 1984-10-12 1984-10-12 再剥離型粘着剤 Granted JPS6191277A (ja)

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