JPS6190068A - 電気カミソリの低電圧報知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、充電式電池すなわち２次電池を用いた電気
カミソリの低電圧報知装置に関する。

〔従来の技術〕

第４図は従来の一般的な電気カミソリの回路図である。

この第４図において、１は商用電源のコンセントに差し
込むためのプラグでアリ、このプラグ１はトランス２の
１次巻線に接続されている。

トランス２は商用電源を２次電池に充電させる電圧まで
低下させるもので、その２次巻線の両端間にはダイオー
ド６と２次電池である充電用電池３の直列回路が接続さ
れている。

充電用電池３に並列にスイッチ５とカミソリモータ４と
の直列回路が接続されている。また、ダイオード６とス
イッチ５との直列回路に並列に充電中を表示するＬＥＤ
（発光ダイオード）８と抵抗Ｔとの直列回路が接続され
ている。

第５図は第４図に示す充電用電池３の放電特性を示した
ものである。この第５図において縦軸は電圧、横軸は時
間を示す。

次に動作について説明する。まず充電するときはプラグ
１をコンセントに差し込むことによ゛す、トランス２の
２次巻線の電圧がダイオード６によシ半波整流され、充
電用電池３に充電される。

また、ＬＥＤ８に対してもモータ４と抵抗７を介して半
波のみ電流が流れ、ＬＥＤ８が点灯し、充電中であるこ
とを表示する。

次に充電が終わり、プラグ１をコンセントから抜き取り
、電気カミソリを使用するときはスイッチ５をオンにす
ることによシ、充電用電池３がモータ４に供給され、モ
ータ４が回転し使用できる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の電気カミソリは以上のように構成されておシ、充
電用電池３の低電圧報知はなかった。それは第５図に示
す放電特性かられかるように時間軸Ｔ２の場所のように
電圧が急激に低下している部分にて検出して報知するの
は比較的容易であるが、このときではすてにモータ４の
回転が低下しヒゲを剃ることが困難である。

ヒゲを数回はど剃れる容量を残して報知しようとすると
、時間軸Ｔ１の場所のように電圧下降カーブが緩やかな
位置で報知しなければならない。

！　　　　　　　　上記のようにＴｌの位置を電圧レベ
ルで検出しようとすると、温度による変化および充電用
電池のバラツキ等を考慮すると低電圧報知は困難であっ
た。

この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、前記時間軸Ｔ１の位置にて容易に低電圧報知ができ
る電気カミソリの低電圧報知装置を得ることを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電気カミソリの低電圧報知装置は２次電
池の充電時間から放電時間を減じて２次電池の残存容量
を報知する手段を設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、２次電池の充電時間のカウント値
から放電時間のカウント値を減算し、この減算結果から
２次電池の残存容量を算出して、残存容量が少なくなる
と報知する。

〔実施例〕

以下、この発明の電気カミソリの低電圧報知装置の実施
例について図面に基づき説明する。第１図はその一実施
例の回路図である。この第１図において第３図と同一部
分には同一符号を付してその説明を省略し、第３図と祉
異なる部分を重点的に述べることにする。

この第１図では、第３図の中の回路構成に符号９以降で
示す部分を付加したものである。すなわち、トランス２
の２次巻線の両端間に整流用ダイオード９と抵抗１０と
１１との直列回路が接続されており、この抵抗１０と１
１との直列回路に並列に平滑用コンデンサ１２が接続さ
れている。

ま之、充電用電池３と並列にマイクロコンピュータ１３
が接続されている。マイクロコンピュータ１３は端子ａ
−ｅを有しておシ、端子ａ（電源端子）はダイオード６
のカソードに接続され、端子ｂ（電源端子）は充電用電
池３の負極に接続されている。

マイクロコンピュータ１３の端子Ｃは抵抗１０と１１と
の接続点に接続され、端子ｄは抵抗１４を介してモータ
４とスイッチ５との接続点に接続されている。さらに、
端子ｅはブザー１５を介して充電用電池３の負極に接続
されている。

第２図は、第１図に示すマイクロコンピュータ１３の内
部を示した図である。この第２図において１６はＣＰＵ
、１７はメモリ、１８は入力回路部、１９は出力回路部
である。

端子ｃ、ｄは入力回路１８に接続され、端子ｅは出力回
路１９に接続されている。これらのメモリ１７．入力回
路１８．出力回路１９はＣＰＵ　１６トテータの授受を
行うようになっている。

次に、以上のように構成されたこの発明の電気カミソリ
の低電圧報知装置の動作について第３図のフローチャー
トを併用して述べる。この第３図はマイクロコンピュー
タ１３の動作の流れを示すものである。

まず、充電時においては、プラグ１を商用電源のコンセ
ントに入れることによシ、トランス２の２次巻線の電圧
がダイオード６により半波整流され、充電用電池３に充
電されるとともにダイオード９によυ半波整流され、コ
ンデンサ１２にょシ平滑された電圧が抵抗１０を介して
マイクロコンピュータ１３の端子Ｃに入力される。

また、ＬＥＤ８に対しても抵抗１とモータ４を介して半
波のみ電流が流れるので点灯し充電中であることを表示
する。

次に、充電が終わシブラグ１をコンセントから抜き取る
と、マイクロコンピュータ１３の端子ｃはＧＮＤレベル
に戻る。

電気カミソリを使用するときは、スイッチ５をオンにす
ることにより、充電用電池３がモータ４に電力を供給し
、モータ４が回転し、電気カミソリを使用することがで
きる。

こノトキ、マイクロコンピュータ１３の端子ｄは、ＧＮ
Ｄレベルからスイッチ５をオンにすることによシハイレ
ペルに変化する。マイクロコンピュータ１３は端子Ｃが
ハイレベルになっている時間、すなわち充電時間を積算
し、このとき充電用電池３の充電効率も考慮する。

充電用電池３に前記積算された充電時間に対し、マイク
ロコンピュータ１３の端子ｄがハイレベルになっている
時間、すなわち電気カミソリの使用時間を減算し、第５
図に示す時間軸Ｔ、の位置まで使用したら端子ｅよシ出
力し、ブザー１５を鳴らし、充電用電池３の残存容量が
少なくなったことを知らせる。

以上の動作を第３図のフローチャート図を用いて説明す
ると、最初のステップ２０では入力端子Ｃがハイレベル
のときはステップ２１に移り、充電時間をカウントする
が充電効率も考慮する。

次に、充電が完了すると、ステップ２２で電気カミソリ
の使用状態をチェックし、使用されるたびすなわち入力
端子ｄがハイになるたびにステップ２３にて放電時間を
積算し、ステップ２４にて充電時間から放電時間を減算
し、任意の残存容量以上ある場合には、さらに放電時間
のカウントすなわち使用時間の積算に移り、任意の残存
容量以下の場合には、ステップ２５に移り、出力端子ｅ
を出力し、ブザー１５を鳴らし、充電用電池３の低電圧
報知を行なう。

なお、この発明は充電用電池の充電用に急速充電回路が
組み込まれた電気カミソリにも容易に置き換えることが
可能である。

〔発明の効果〕

この発明は、以上説明したとおり、充電用電池の充電時
間のカウント値から放電時間のカウント値を減算して充
電用電池の残存容量が少なくなると報知するようにした
ので、充電用電池の残存容量が少なくなったことを容易
に知ることができ、充電をする時期を忘れることがなく
なる。

また、充電を長期間しないために使用中に充電用電池の
電圧が低下し、ヒゲが全部側シ終わらないうちにモータ
が停止してしまうような不愉快な思いをすることがなく
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の電気カミソリの低電圧報知装置の
一実施例の回路図、第２図は同上電気カミソリの低電圧
報知装置におけるマイクロコンピュータの内部構成を示
すブロック図、第３図は同上電気カミソリの低電圧報知
装置の動作の流れを示すフローチャート、第４図は従来
の電気カミソリの回路図、第５図は第４図の電気カミソ
リにおける充電用電池の放電特性を示す図である。 １・・・プラグ、２・・・トランス、３・・・充電用電
池、４・・・モータ、５・・・スイッチ、６・・・ダイ
オード、Ｂ・・・ＬＥＤｌ　１２・・・コンデンサ、１
３・・・マイクロコンピュータ、１５・・・ブザー。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代　理　人　　大　岩　増　　雄（ほか２名）牙２図 わ 矛Ｊ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 充電用電池を充電する回路、カミソリを駆動するモータ
   、充電中にこのモータを介して充電中を表示する回路、
   電気カミソリの使用時に上記充電用電池の電力を上記モ
   ータに供給するスイッチ、上記充電用電池の充電時間の
   カウント値から放電時間のカウント値を減算した値から
   充電用電池の残存容量を算出しかつその残存容量が所定
   以下になると報知手段を駆動するマイクロコンピュータ
   を備えてなる電気カミソリの低電圧報知装置。