JPS6190049A - 炭酸ガスを検出する方法およびその検出素子 - Google Patents

炭酸ガスを検出する方法およびその検出素子

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JPS6190049A
JPS6190049A JP21128784A JP21128784A JPS6190049A JP S6190049 A JPS6190049 A JP S6190049A JP 21128784 A JP21128784 A JP 21128784A JP 21128784 A JP21128784 A JP 21128784A JP S6190049 A JPS6190049 A JP S6190049A
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西野 忠
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガスに含まれる炭酸ガスを検出する方法、お
よびガス中の炭酸ガスを検出する炭酸ガスの検出素子に
関する。
本発明の炭酸ガスの検出素子は、500〜10000C
のfXmにおいてもガス中の炭酸ガスを検出することが
できる。この素子を適当な加熱装置と組み合わせること
により、任意のガス中の炭酸ガス・農度を知ることがで
きろう 本発明の炭酸ガスを検出する方法および炭酸ガスの検出
素子を応用することのできる産業分野には、ハウス栽培
の炭酸ガス濃度の制御などの農業用、排ガス監視などの
工業用、生活@境制御などの1境衛生用、および火災の
早期発情などの彷災用がある。
〔技術の背景および従来技術の説明〕
これまでに、ガス中に含まれる特定のガス、たとえば、
炭化水素ガス、#ffiガスまたは一酸化炭素ガスなど
の存在を検出し、災害の発生を予防したり、@4的な操
業または運転を行なうために多くのセラミックスが開発
されているうしかしながら現任実用化されている炭酸ガ
スの検出素子は、検出するガスの化学的反応性を利用す
るという動作磯構から化学的に安定な炭酸ガスを検出す
ることがほとんどできない。
−aにおいて、リン鉱石におけるフッ素アパタイトが知
られてから、フッ素アパタイトにおけるフッ素の代わり
に水酸基が入った水酸アパタイトや、塩素または炭酸基
(CO)が入った他のアバタイトも知られている。水酸
アパタイトが骨や歯の成分とよく似ていることから、水
酸アパタイトを人工歯根や人工骨として利用する研究が
行なりれ、一部臨床応用の段階にあるっ 〔赤尾勝他、
「合成アパタイトによる人工歯根・人工骨」、化学とF
業、第37巻、第4号、第243〜2450(1984
年)〕 また水酸アパタイトを、感湿、感温、感ガス素子におけ
る感湿材料として利用することが知られているう (特
開昭58−166249号公報)水酸アパタイトを感湿
素子として利用する場合、その、U気抵抗を1llJl
定するが、室温附近で相対幅度が0〜100%に変化し
たとき、その電気抵抗値が104〜1Oオームに変化す
る1、シかし高温では、飽和蒸 、気圧がきわめて大き
いために、その電気抵抗値は環視しうる程小さいもので
あるっ 本発明者らは、アパタイトについて基礎的研究を続けて
きたが、水酸アパタイトと炭酸アパタイトの電気抵抗値
が大きく異なること、および水酸アパタイトと炭酸アパ
タイトは高温q (500’C以上)において、雰囲気
内の炭酸ガス(二酸化炭素)のガス濃度の増減に応じて
可逆的に変換しうろことを砧出し、この知見にもとすい
て、本発明に到達した。
〔発明の目的および発明の要約〕
本発明の目的は、簡単な手段によって、ガス中の炭酸ガ
スを検出する方法を提供することにあり、本発明のもう
1つの目的は、ガス中の炭酸ガスの存圧を検出しうる素
子を42供することにある、本発明は、一般式: %式%)() 〔式において、Mは、Ca、Ba+Sr+PbおよびC
dからなる群より選択された元素であり、そしてZは、
P、AsおよびVからなる祥より選択された元素である
。〕 によって示される水酸アパタイトを突管ガスと接触させ
ること、および水酸アパタイトの電気抵抗を測定し、水
酸アパタイトの電気抵抗の変化によって炭酸ガスを検知
することを特徴とする炭酸ガスを検出する方法であり、
またもう1つの本発明は、耐熱性の基体または耐熱性の
基板上に取り付けられた水酸アパタイトの薄膜層であっ
て、電極が取り付けられていることを特徴とする炭酸ガ
スの検出素子であり、さらにもう1つの本発明は、耐熱
性の基体または基板上に取り付けられた加熱器、および
電極が取り付けられている水酸アパタイトの薄膜層から
なることを特徴とする炭酸ガスの検出素子であるっ本発
明の炭酸ガスを検出する方法において、水酸アパタイト
のインピーダンスを測定し、そのインピーダンスの変化
によって炭酸ガスを検知することができる。
さらに、本発明の炭酸ガスを検出する方法において、一
般式(+)の水酸アパタイトに、一般式(+)における
Mが5C2Y+TI+Bl+V+NI9Mn+Fe+S
n+Rb 、 Na 、 KおよびCsからなる群より
選択された元素であり、そしてZがSi+Ge+Cr+
Mn、AlおよびBからなる群より選択された元素であ
る化合物を0〜IOモル%含ませることもできる。
〔発明の詳細な説明〕
本発明に使用する水酸アパタイトは、公知の方法、たと
えば湿式法、乾式法または水熱法なとのいかなる方法に
よって合成されたものであっても、これを使用すること
ができる。モして水酸アパタイトの粉末をメチルセルロ
ースなどの適当な有機バインダーとともに水と混和して
、ペーストをつくり、これを、たとえば、耐熱性の基体
または耐熱性の基板に塗布してli!i1層状とし、こ
れを800〜1000℃の温度において焼結して多孔質
の焼結体とし1こものを1史弔するのが好ましい。
本発明に使用する水酸アパタイトの炭酸ガスを検出する
センサーの一例を説明する。
第1図、第2図および第3図において、lは水酸アパタ
イトの薄膜層、2および3は電(函であって、水酸アパ
タイトの薄膜層1の電気抵抗または゛インピーダンスを
測定するために、その両端に取り付けられており、5お
よび6は、電極2および3と電気抵抗またはインピーダ
ンスの1!!!I定616(第1図、第2図および第3
1図には図示なし)とを箔線するリード線であり、そし
て4は水酸アパタイトのR膜−1を取り付ける耐熱性の
基体である。また第3図における7はヒーターであって
、その上に水酸アパタイトの薄膜層1を取り付け、それ
自体は耐熱性の基体4の上に取り・付けられている。
’J’: 4 +gおよび第5図において、8は多孔質
の水酸アパタイト、 9+9110およびio  は”
rは極であり、そして11および12はリード線である
っこのうち9 または10  の双方またはいずれかは
ヒーターと電極をJρ用しているう 水酸アパタイトは、500〜1000″Cの温度におい
て、突峻ガスと接触すると、炭酸アパタイトに変化し、
その電気抵抗11αまたはインピーダンスが大きく増大
するので、炭やガスの存任を検知することができる。5
00〜1000℃において作動させるために、薄膜型の
炭酸ガスの検出素子における水酸アパタイトは、耐熱性
の基体4に取り付けられていることを必要とし、その膜
厚は、200ミクロン以下(特に好ましくは、100ミ
クロン以下)であって、多孔質であることが好ましい。
また多孔質型の炭酸ガスの検出素子の場合は、リード濠
が素子の支持体を庶ねるために、リード線には、適当な
強度と耐久性が要求される。
水酸アパタイトは、ガス中のrH分に接触した場合も、
その電気抵抗値またはインピーダンスを増大するが、そ
の増大の割合は、0%の用対湿度と100%の相対a<
において、本発明の炭酸ガスの検出素子の作動温If範
囲ではたかだか数%程度であって、炭酸ガスの検出素子
の作用温度を500〜1000℃とする限りは、水酸ア
パタイトが炭酸ガスと接触したことによる電気抵抗1α
まtこはインピーダンスの増大の方がはるかに大きいの
で、そのcd電気抵抗【6またはインピーダンスの増大
によって、f髪酵ガスを検出することもできる。しかし
ながら、ガス中の水蒸気の影響を完全になくすために、
炭酸ガスのq圧を検知するガス中の水蒸気を予め除去す
ることが好ましい。
水酸アパタイトは、500〜1000 Gの幅度におい
て、ト・に酸ガスの存在を検知するので、耐熱性の1、
(体、耐熱性の基板およびリードq星は+000 ’C
以上(より好ましくは1100″′C以上)の温度にお
いて変形または変質しない材料であれば、いかなる材質
のものであってもよいが、水酸アパタイトと炭酸ガスが
接触するγ温度が1000℃よりも低い(ただし500
℃以上)場合は、作用γ温度において変形または変質し
ない材嶋とすることもできる、水酸アパタイトの薄膜層
1または多孔・6体8を、500−10006Cの温度
において、炭酸ガスと接融させるには、夫峻ガスのg−
在を検知するガスを500〜1000℃にq0熱するか
、まtこは水酸アパタイトの薄膜層1または多孔質体8
を500〜1000″Cの温度に加鵜する必要がある、 第6図は、炭酸ガスの存在を検知するガスを500〜1
000″cに加熱する場合の好ましいフローシートの一
例であって、13は除M器、1・1はガスのヒーター、
15は炭酸ガスの存在を検知するセンサーであって、こ
こには第1図、P;3図、第4図および第5図に示すタ
イプの炭酸ガスの検出り子が内蔵されており、16は、
電気抵抗またはインピーダンスの11国定器であって、
第1図、・82図および第3図のリード礫5および6ま
たは第4図および第5図のリード嘩11および12のい
ずれかと結線されており、そして17は、炭酸ガスの存
在を検知するガスの流れるラインであるっ86図におい
て、炭酸ガスの存在を検知するガスは、ライン17を通
って除湿詔13に入り、水に気を除去した後、ヒーター
14に導かれ、500〜1000℃よりも高い温度で、
素子に到達したときの温度が500〜1000℃になる
ように加熱された後、炭酸ガスの存在を検知するセンサ
ー15に導かれる。ガス中にH12ガスが存在する。4
h Aは、電気抵抗またはインピーダンスのJlll定
fi16において、電気抵抗またはインピーダンスが大
きく増大するので、ガス中の炭酸ガスの存在を検出する
ことができる。そしてヒーター14における加熱温度が
充分に高い唱合は、たとえ、ガス中に水g=が存在して
い・でも、ガス中の相対湿度はきわめて小さいので、水
酸アパタイトの電気抵抗またはインピーダンスに与える
水に気の影響は実際上無視しうるため、このような場合
は、@湿器13は−必ずしも必要としない。
第3図は、水酸アパタイトの薄膜sl +を加熱する炭
酸ガスの検出素子の一例であって、耐熱性の猜体4の上
にヒーター7が取り付けられ、そのヒーター7の上に、
その両端に′成極2および3を取り1寸けた水酸アパタ
イトの4グ膜呵1が取り付けられているうこのヒーター
7によって、水酸アパタイトの薄膜TvJ+は500〜
1000℃の温度に加熱されるから、水酸アパタイトの
薄膜層1は、炭酸ガスの存在を検知するガスと500〜
1000 ’Cの温度において接触し、ガス中に炭酸ガ
スが存在する喝h1その電気抵抗またはインピーダンス
が大きくハη大するので、その電気抵抗またはインピー
ダンスの増大によって、ガス中の炭酸ガスの存在を検出
することができる。このタイプの炭酸ガスの検出素子を
使用する場合、または第5図に示すヒーター内蔵型の多
孔質水酸アパタイトを使用した場合は、第6図に示すヒ
ーター14を必ずしも必要としないっ 第1図、@3図、第4図および第5図のいずれの型の炭
酸ガスの検出素子を使用しても、ガス中の炭酸ガス濃度
が増大すると、電気抵抗またはインピーダンスが屯調に
増大するため、ガス中の炭酸ガス・11度を知ることが
できろう 一般式: %式%)(1) 群より選択された元素であり、ZがP、AsおよびVか
らなる群より・巽択された元素である水酸アパタイトに
、上記の一般式(1)において、トτがSc+Y、TI
、[31+V+Nt+hlr+、Fe+Sn、Rh、N
a+におよびCsからなる群より選択された元素であり
、そしてZがSi、Ce+Cr+Mn、AtおよびBか
らなる群より選択された元素である化合物(微・は成分
)が含まれると、第9図に示されるとおり、炭酸ガスの
存任による電気抵抗またはインピーダンスの増大の程度
が低下するが、第1図、@3図、第4図および第5図の
炭酸ガスの検出素子を使用しても、電気抵抗またはイン
ピーダンスがイ氏い程、炭酸ガスの検出素子をイ且み込
んだ電気回路を11n路なものとすることができるので
、前記の微量成分を水酸アパタイトに含ませると、炭酸
ガスの検出素子を組み込んだ+JE 6%回路を簡略な
ものにすることができる以下において、参考例および実
噸例を示して本発明をさらに詳細に説明するっ 参考例 l (水酸アパタイトのJ咽)(NH4)2H
P0479gに蒸留水1000好を加えて溶解した唖、
これに5%アンモニア水を加えて、溶液のpHを12に
調整し、+600mjl!のリン酸アンモニウム水溶τ
夜を得た。これとは別に、Ca(NO3)2・44H2
O236に蒸留水+000 rrtlを加えて溶解した
J漫、これに5%アンモニア水を加えて、P84のpH
を12に調整し、1200mjl!の硝酸カルシウム・
アンモニウム水溶液を得た。この硝酸カルシウム・アン
モニウム水溶1夜に、先に、凋X時したリン酸アンモニ
ウム水溶敵の全・訛を、撹拌しなから叩えて白色性デン
を生成したうこの白色性デンを4拘し、洗浄した後、2
50℃において屹6さして水酸アパタイトの白色粉末1
00gを醋た。
参考例 2 (水酸アパタイトの多孔質焼結体のm製)参考例1で得
た水酸アパタイトの粉末505Nこ5%メチルセルロー
ス水溶液20 mlを加え、充分に混練して、水酸アパ
タイト粉末のペーストをつくり、このペーストを、ガラ
ス板(200X 200 X5m+x)上にo、05g
/crAの割合で塗布し、24時間風乾した後、剥4し
、適当な大きさに切1斬し、アルミナ板(25X 25
 X 0.5朋)にのせて、電気炉に入れ、1000℃
の温度において、1時間焼成した。水酸アパタイトの4
厚は、300μmであった、参考例 3 (温度による水酸アパタイトの゛電気抵抗の変化)参考
例2で鍔た水酸アパタイトの多孔質焼結体の薄−河の両
端に電離を取り付けて、炭酸ガスの検出素子を調製した
、 最−Hに、空気中において、この検出素子の電気抵
抗を測定し、空気中における電気抵@(Ro)を記録し
た。次にこの検出素子を電気炉に入れ、炉内の空気を突
唆ガスに14換した後、炉内の温度を500℃に昇温し
、時間の経過とともに、500℃における検出素子の電
気抵抗(R)を測定し、R/ Roを記録した。さらに
炉内の温度を600℃1700°(、、800℃,90
0℃および1000℃に昇l易した以外は、前記と同様
にして、それぞれのR/Roを記録した、 その結果は、第7図に示すとおりであった。
墾ζ例 4 (膜1!#による水酸アパタイトの4気抵抗の変化)ア
ルミナ板上に形成した水酸アパタイトの薄司のIIJさ
を+00 μrn 、 300 piおよび500pi
とした以外は参考例3と同様にして、炭酸ガスの検出素
子を調製した。
それぞれの検出素子について、電気炉内の偏度を800
℃とした以外は参考例3と同様にして、それぞれの検出
素子の電気抵抗(R)を測定し、それぞれの検出素子の
R/ Roを求めたつその結果は、第8図に示すとおり
であったー参考例 5 (水酸ナトリウムアパタイトの調製) (NH4)2HPO4に、Na2HPO4を、Naの・
4度がCaに対して第9図に示す割合になるように加え
、参考例1と同様にして、水酸ナトリウムアパタイト粉
末を得た。
(水酸ナトリウムアパタイトの多孔質焼結体の調1II
J) 上記でeJた水酸ナトリウムアパタイト粉末をfψ用し
、参考例2と同様にして、Na含;辻の異なるそれぞれ
の水酸ナトリウムアパタイトの多孔質焼結体を得た。
(炭酸ガスの←(出諾子の電気抵抗の測定)上、ずdで
イJたそれぞれの水酸ナトリウムアパタイトの多孔質焼
結体の両端に1は極を取り付けて、それぞれの炭酸ガス
の検出素子を・周製したつ最明に、空気中において、参
考例3の炭酸ガスの検出素子の電気抵抗を1凹定し、ナ
トリウムを含まない水酸アパタイトの電気抵抗(RO)
を記録した。
次に、空気中において、上記で得たそれぞれの炭酸ガス
の検出素子の電気抵抗(R)を測定し、それぞれの(R
/Ro)を記録した。
その結果は第9図に示すとおりであり、水酸ナトリウム
アパタイトの″i4気抵抗抵抗水酸アパタイトの4気抵
抗よりも低下し、水酸ナトリウムアパタイト中のNa含
量の増大とともに、その電気抵抗がさらに低下すること
がわかった。
参考例 6 (炭酸ガス・4度による水酸アパタイトの電気抵抗の変
化) 参考例3において調製した水酸アパタイトの多:   
      孔質焼結体の薄功状の検出素子を内径4Q
+uのチューブに入れ、空気を送入して電気抵抗(RO
)を測定した。次に炭酸ガスll81度1%(容:■)
のガスを1000℃に加熱し、チューブに送入し、時間
の経過とともに、検出素子の電気抵抗(R)を測定し、
R/Roを記録したーガスの送入から40分後に、チュ
ーブに送入するガスを、炭酸ガス41%10%(容噴)
のガスを1000℃に加熱したガスに切換え、前記と同
様に、時間の経過とともに、検出素子の電気抵抗(R)
を測定し、R/Roを記録した。ガスの切換から40分
後に、チューブに送入するガスを、炭酸ガスンG度50
%(容It)のガスを1000℃に加熱したガスに切換
え、前記と同様に、時間の経過とともに、検出素子の電
気抵抗(R)を測定し、R/Roを記録したつガスの切
換えから40分後に、チューブに送入するガスを、10
00℃に加熱した炭酸ガス〔炭酸ガス7a度=100%
(容軟)〕にrIll換えた。そして前記と同様に、時
間の経過とともに、検出素子の電気抵抗(R)を測定し
、R/ Roを記録した。
その結果を410図に示す、第1O図によると、炭酸ガ
ス1度が1%(容畷)の場合は、ガスの送入から40分
経過後においても、検出素子の電気抵抗の上昇が、−g
められなかったが、炭酸ガス4 +Ijが10%(容峨
)を廼えると、検出素子の電気抵抗の上昇が認められ、
その電気抵抗の上昇によってζ炭酸ガスの存在を検知す
ることのできることがわかる。
更龍例 l (水酸アパタイトの多孔質焼結体素子の、■製とそのセ
ンサー特性) 参考I+lIlで得た水酸アパタイトの粉末30gに5
%メチルセルロース水溶j?910m1を加え、充分に
混練して、水酸アパタイト粉末のペーストをつくり、こ
のペーストを、成形型(内?i:50X20×20龍)
に充填し、6時間I漫に成形型の底部を外し、成形体を
押し出し、そして48時間風乾したつ乾熾した成形体を
電気炉に入れ、1000℃の@度において1時間焼成し
た。このようにして得られた多孔質の焼結体の両端にP
tペーストを付与し、850℃で15分間焼き付けて、
電極を取り付けた。
(多孔質焼結体の炭酸ガスの濃度変化に対する応答特性
の測定) 前記で得られた多孔質焼結体素子の空気中における電気
抵抗(RO)をIII!l定したつこの多孔fff焼結
体素子を、内径40闘のチューブの中央に・べき、90
0℃に加熱した空気をチューブ内に送入して流した。1
0分後に、900℃に加熱した炭酸ガスをチューブ内に
送入して流し、時間の経過とともに多孔質焼結体素子の
電気抵抗(R)を測定し、R/ROを記録した。炭酸ガ
スの送入から40分後に、チューブに送入するガスを9
00℃の4qの空気に切換え、前記と同様に、時間の経
過とともに、多孔質焼結体素子の電気抵抗(R)をil
I!l定し、R/ ROを記録したつ空気の送入か64
0 f> (u 、すなわち、最ト刀の炭酸ガスの送入
から80分後に、チューブに送入するガスを、900℃
に加熱した炭酸ガスに切換え、前記と同様に、時間の4
84とともに、多孔質焼結体素子の電気抵@(R)を測
定し、R/ Roを記録した。
その結果は、r窮l1図に示すとおりであった。
@l1図における崩輔の時間は、炭酸ガス導入後の時間
である、 @111gによると、炭酸ガスのJ導入と1司時に、多
孔質焼結体の′4気抵抗は急上痒し、空気の導入と同時
に急激に下降するので、多孔質焼結体素子は900℃に
おいて、炭酸ガスに対して、鋭敏な応洛持昨を有するこ
とがわかるっ 実施例 2 (水酸アパタイトのgI−状検出素子の調整とそのセン
サー特性) 珍考例3において01製した水酸アパタイトの多孔質焼
結体の薄−4駄の検出素子(アルミナ板上に敗り付けら
れている)を内径4Qmmのチューブに入れ、空気を送
入して、電気抵抗(Ro)を測定した。次に900℃に
加熱した空気を10分・圓チューブに送入して流した後
、チューブに送入するガスを900℃に帽熱した炭酸ガ
スに切換えた。時間の経過とともに、検出素子の電気抵
抗(R)を測定し、R/ROを記録した。炭酸ガスの送
入から409/fiに、チューブに送入するガスを、9
00℃の温度の空気に切換え、同様に時間の経過ととも
に、検出式子の電気抵抗(R)を1則定し、R/ Ro
を記録した。さらに空気の送入から40分後、すなわち
f11’lEの炭酸ガスの14人から801)後に、チ
ューブに送入するガスを9008Cに加熱した炭酸ガス
に切り換え、前記と同様に時間の経過とともに、検出素
子の電気抵@(R)を1四′ポし、R/Roを記録した
つ その結果は、412図に示すとおりであった、アルミナ
板上に取り付けた水酸アパタイトの薄弱状の検出素子も
、実側例1と同様に鋭敏な炭酸ガスに対する応答特性を
何することがわかるっ〔発明の効果〕 本発明によると、ガス中に含まれる炭やガスをきわめて
簡単に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、水酸アパタイトの奪膜哨を使用する炭酸ガス
の検出素子の斜面図、第2図は、その側面図、第3図は
加熱器を使用する炭酸ガスの検出素子の側面図、第4図
は、多孔質型の炭酸ガスの検出素子の′M面図、第5図
は、加熱器を兼用するリード線を何する多孔質型の炭酸
ガスの検出1子の斜11illi図、第6図は、本発明
の炭酸ガスを検出する方法を実施する一例のフローシー
ト、第7図は、炭酸ガスと接触する水酸アパタイトの温
度による電気抵抗の′子化を示す図に1第8図は、炭唆
ガスと接触する水酸アパタイトの膜厚による′電気抵抗
の変化を示す図表、第9図は、水酸ナトリウムアパタイ
トにおけるNa含頃と電気抵抗の関係を示す図表、第1
0区は、炭酸ガス!農度による水酸アパタイトの電気抵
抗の変化を示す図表、第1I図は、水酸アパタイトの多
孔質屯桔体険出素子のセンサー特性を示す図表、そして
第12図は、水酸アパタイトの薄−状検出素子のセンサ
ー特性を示す図表である。 〔図面符号〕 1:水酸アパタイトの傳1戻や1 2:電 極 3:電 極 4:態勢性の基体 5:リード線 7:ヒーター 8:多孔質の水酸アパタイト 9:電 極 9:電 極 10 : ’、B  極 10:電 は・ ll:リード線 12:リード線 13:除湿器 14:ヒーター 15:炭酸ガスの存在を検知するセンサーI6:電気抵
抗またはインピーダンスの測定器17:ガスの流れるラ
イン 出m人 積水化15品工″!S株式会社代哩人 弁理士
 江 1) 昭 + 薯2囚 矛8図     呼I%y(旬

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: M_1_0(ZO_4)_6(OH)_2(1)〔式に
    おいて、Mは、Ca、Ba、Br、Sr、PbおよびC
    dからなる群より選択された元素であり、ZはP、As
    およびVからなる群より選択された元素である。〕によ
    って示される水酸アパタイトを炭酸ガスと接触させるこ
    と、および水酸アパタイトの電気抵抗を測定し、その電
    気抵抗の変化によって炭酸ガスを検知することを特徴と
    する炭酸ガスを検出する方法。
  2. (2)水酸アパタイトを、500〜1000℃の温度に
    おいて、炭酸ガスと接触させることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の炭酸ガスを検出する方法。
  3. (3)水酸アパタイトのインピーダンスを測定し、その
    インピーダンスの変化によって炭酸ガスを検知すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    の炭酸ガスを検出する方法。
  4. (4)一般式(1)の水酸アパタイトに、一般式(1)
    におけるMがSc、Y、Ti、Bi、V、Ni、Mn、
    Fe、Sn、Rb、Na、KおよびCsからなる群より
    選択された元素であり、そしてZがSi、Ge、Cr、
    Mn、AlおよびBからなる群より選択された元素であ
    る化合物を、0〜10モル%含ませることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
    炭酸ガスを検出する方法。
  5. (5)炭酸ガスが500〜1000℃に加熱されており
    、それによって水酸アパタイトを、500〜1000℃
    の温度において、炭酸ガスと接触させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項ないし第4項のいずれかに記載
    の炭酸ガスを検出する方法。
  6. (6)水酸アパタイトを500〜1000℃の温度に加
    熱し、それによって水酸アパタイトを、500〜100
    0℃の温度において、炭酸ガスと接触させることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項ないし第4項のいずれかに
    記載の炭酸ガスを検出する方法。
  7. (7)水酸アパタイトと接触させる炭酸ガスが、除湿さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第7項のいずれかに記載の炭酸ガスを検出する方法。
  8. (8)耐熱性の基体または耐熱性の基板上に取り付けら
    れた水酸アパタイトの薄膜層であって、電極が取り付け
    られていることを特徴とする炭酸ガスの検出素子。
  9. (9)水酸アパタイトの薄膜層が、多孔質の焼結体であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の炭酸
    ガスの検出素子。
  10. (10)耐熱性の基体または耐熱性の基板上に取り付け
    られた加熱器、および電極が取り付けられている水酸ア
    パタイトの薄膜層からなることを特徴とする炭酸ガスの
    検出素子。
  11. (11)水酸アパタイトの薄膜層が、多孔質の焼結体で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の
    炭酸ガスの検出素子。
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