JPS6188878A - ラット肝チトクロムP−450mc遺伝子の酵母内発現を目的とした発現用プラスミドpAMC1の構築 - Google Patents

ラット肝チトクロムP−450mc遺伝子の酵母内発現を目的とした発現用プラスミドpAMC1の構築

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JPS6188878A
JPS6188878A JP59122953A JP12295384A JPS6188878A JP S6188878 A JPS6188878 A JP S6188878A JP 59122953 A JP59122953 A JP 59122953A JP 12295384 A JP12295384 A JP 12295384A JP S6188878 A JPS6188878 A JP S6188878A
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利之 榊
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    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ラット肝チトクロムP−450Mc遺伝子を
組込んだ岨換えプラスミド及びその艮造方法番こ関する
3−メチルコラントレン投与により誘導されるラット肝
チトクロムP−450MCは還元型で一酸化炭素と結合
し、その差スペクトルが447 nmに吸収極大を示す
ヘム蛋白質である。
このチトクロムP−450MCは、ステロイドや脂肪酸
の代謝、外来の脂溶性有機化合物の酸化的代謝反応ある
いは化学変異剤の代謝活性化などに関与している。
本発明は、この高い水酸化活性を有し、しかも基質特異
性の幅が広いチトクロムP−450MCを酵母内で発現
させ、工業的なレベルでの酸化反応過程や、産業排水中
の有機化合物の口上除去等に応用することを可能にする
酵母内発現を目的とした発現プラスミドを提供する。
近年、酵母のアルコールデヒドロゲナーゼプロモーター
や酸性ホスファターゼなどのプロモーターを用い、異種
遺伝子のび母内発現を行った例がいくつか報告されてい
る。例えば、B型肝炎ウィルスの表面抗原を1当り5X
lO分子まで発現させた例や、インターフェロンの発現
を行ったものなどである。酵母内異種遺伝子の発現実験
は、大Ik#I菌を宿主とした発現実験に比較してまだ
その例は少ないが、近年益々、増加ろ水酸化活性を司ど
るチトクロムP−450MCについては、発現を行った
報告はない。
本発明番らは、チトクロムP−450MCのa4内発現
について、種々研究を行ない本発明を完成した。
本発明の発現用プラスミドpAMcIは、ラット肝チト
クロムP−450MC蛋白質の全コーディング領域をも
つ組換え体プラスミドpAU157より単離したチトク
ロムP−450MC造転子を、アルコール脱水素酵素(
以下ADHと略す)プロモーターを保持する発現ベクタ
ーpムムH5へ組込むことにより構築することができる
本発明で得られた酵母内発現を目的とした岨換え体プラ
スミドpAMO1は、酵母の強力プロモーターであるA
Dfiプロモーターの下流に、高い水酸化活性を示すラ
ット肝のチトクロムP−450MC遺伝子が連結してい
るうさらにチトクロムP−450MC遺伝子の後部には
ADH遺伝子の転写終結シグナルが存在しているため、
pAMclのDNA構造は、発現用プラスミドとして理
想的なものとなっている。
このような構造をもつpAMclプラスミドを酵母価主
に導入し、大量発現を行うことにより、純粋なラット肝
チトクロムI’−450MC酵素を大量に分離、精製す
ることができる。得られたチトクロムP−450MC酵
素は、NADPH−チトクロムP−450還元酊素とと
もに固定’−q−−゛ を行う酵母菌体として開発し、バイオリアクターとしで
あるいは活性汚泥などと共に排水処理に応用することも
可能である。
次に、実施例により本発明をより詳細に説明する。
実施例 ラット肝チトクロムP −450MC蛋白質の全コーデ
ィング領域をもつ組換え体プラスミドpAU157 (
Nucfeic  Ac1ds  Res、 12゜p
2929−2988 、 Yabusaki  らの方
法により、製造することができろう第1a〜IC図参照
〕より、チトクロムP−450Mca転子部分を単離し
、アルコール脱水素酵素(ADH)プロモーターを保持
する発現ベクターp A AH5(alethods 
  in  Enzymology  l 0 1  
、part   (pl 92−201−、 Amme
rerらの方法により製造することができる。)に接続
し、酵母自発現用プラスミドpAMc1を以下のように
構築した。
発現用プラスミド構築の第一段階としてチトクロムF−
450MC遺伝子の先頭に制限酵素部位5all を持
ち、後尾に制限酵素部位Hind 15  を持つ組換
え体プラスミドpTFlを構築した。第2図にその概要
を示すっ以下、4つのステップに分けて、構築の方法を
述べる                   l−汀
lOユニットの制限酵素(宝酒造) Pst Iを加え
、s o tttのPst!反応PJ、 (20rrm
 Tris−1lcl 、 (pJ:H,5) 、 1
0 mW M?c!2 、50mΔ■(NH4)s+ 
80+ 、 0.01チ ウシ澁清アルブミン〕中で8
7°C1時間反応させた。反応故を0.1μ97m1の
臭化エチジウム(アルドリッチ社)を含む0.8%の低
融点アガロースゲル(ペセスダ・リサーチ社)に供し、
100vで90分電気体動じた。泳動後、紫外線ランプ
下で、DNA断片墓(約880填基)に相当するゲル部
分を切り出し、エッペンドルフ管にとり、65°Cで5
分間加熱した。mI!3vシたゲルに2倍量のTE緩衝
に!L(10mthtトリスー塩基(pH8,0) 、
 0.5 mMEDTム〕 を却え、次にTE緩#液で
飽和したフェノールを等量加えて、フェノール抽出を行
ったウ l O,OOOr、p、mで5分遠心し、上層
を分取した後、2倍量の冷エタノールを加えて、−80
°Cに10分放置することによりDNAをエタノール沈
殿した。その後、10.001pmで10分遠心し、約
1μグのDNA断片lを回収し、20μ!の蒸留水に懸
濁した。
)bl :つぎに、調料したlμiのD N A断片!
に1ユニツトの制限酵素8au3Al(宝酒造)k加え
、60ttlの8au 8 A l  反応液(10m
MTris−HclCpH7,5)、7mMMpΔIs
+ CI ! 、 100mΔl Nacl )中で8
7℃1時間反応させた後。
前述のようにフェノール抽出、エタノール沈殿の操作を
行い1)NAを回収し、20μlの蒸留水ヲこ懸濁しt
二。このDNAは、1)NAi5i−Lバイオケミカル
社)に2ユニフトの゛a、i−酵素Ba酵素Bam主1
造)および2ユニツトの制限酵素Pstlを加え、50
 pl f) Bam H1反応液(10mM Tri
s −)Icj (pH8,0) 、  7mM  M
pcj ! 、   loOmM  Nacl  、 
 2m&l   2 −  /  /レカブトエタノー
ル、0.01%ウシ血清アルブミン〕中で87°C1時
間反応し、フェノール抽出、エタノール沈殿を行い、D
NAを回収し、20μlの蒸留水に懸濁しt二。なも、
−制御 ” m− グが可能である。           −01,。
Ill : (blおよび(C1で得たDN人断片20
μlを混合し、5ユニツトのTa DNAリガーゼ(宝
酒造)を加えて、60μIのT4DN人りガーゼ反応液
(55mM Tris−Jic/(pH7,6) 、 
6.6mΔIMyc/I Q mW dithioth
reitol 、 l、 Q mRiAT P )中で
16°C3時間反応した。反応後、反応液を(△(1a
c−pro ) 、 thi 、 5frA、 5up
E、 end人。
5bcB 、 hsd R−、F’traD35 、 
proAJJ 、 /aclq。
tΔ45P−Lバイオケミカル社より入手 〕に形式転
換した、 大腸菌の培養にはLB培地(1)当り101ホリペプト
ン、52イーストエキストラクト、5 y Naclを
含む)を用い、LBプレート培地には、LB培地1jに
129の寒天を加えt二ものを用いたつ以後も同様であ
るQ  (+−+−。
(f 目的とするl) N A iQ1片夏#をクローニジ?
°、!ろ、  ’c== ため、Rutherらの方法(Mol 、Gen、 (
Jen4t!、cs。
178 p475−477)  に従い、200゛μ2
Nの5−ブロム−4−クロル−3−インドリル−!−D
−ガラクトシド(牛丼化学)、ン(シグマ社)を含むL
13プレートに、形式転換体を広げ、青色コロニーの中
に出現する白色コロニーを単離した。つぎにB i r
nboimらの方法(Nucl、 Ac1ds、 Be
s 7 p1513−1528)に従って該白色コロニ
ーよりプラスミドDNAを単離し、1μりのプラスミド
DNAに対し、lユニットの制限酵紫ハ」■およびlユ
ニットの制限酵素Pstl′!:r:IIIえて、Ps
t1反応故中で37 ’01時間反応した後で、0.8
襲のアガロース電気原動で分析し、DNA断片Iを組み
込んだ組換え体プラスミドを辺択し、  pNFIとし
た。なお、アガロースは。
和光純薬より1)J考入したう te+ : n述(7) B irnboim らの方
法に従い%5μ9のpNFL  1)NAt’!I製し
、5ユニ7 トのDI限酵素士二1(宝酒造)を加えて
、50μlのSmal  反応Kl (l Q mMT
his−1)cl、(pif8.0 ) 、 7 mA
I  h19c!2 、2 QmMNcl、 7m)E
2−メルカプトエタノール、0.01%ウシ皿l##ア
ルブミン)中で37 ’C1時間反応し、DNAを回収
し、20μlの蒸留水に懸1蜀した。
約2 ttW I) コf) i) N AJrttに
、2μノの8a1)リシカー(宝酒造)および10ユニ
ツトのT4υN人リガーゼtm、t、60 plf)T
4DNA4DNAリガーゼで16°C8時間反応した。
つぎに反応欣をCohenらの方法に従い、大腸rt4
(hscherichia  coli)l)fil 
 (f−、recAs。
end As 、 gyrム95 、 thi−1、h
sdlL17 、5upE44、λ−凡用大学医学部遺
伝情報施設保存菌株、住友化学工業株式会社宝壕総合研
死所にても保存)に形式転換し、25μ2/−のアンピ
シリ〉を含むLBプレート匡広げた。
得られたコロニよりプラスミドDNAを調製し、1μノ
のプラスミドDNAに対して1ユニ、トの制限酵素8a
/ I (宝酒造)を加え、50 ttl の反応fi
 (l Q mM ’I’r i 5−kicl 。
(pH7,5)  、  7 n+msL  pi シ
IcI!  、   1 7 5  mAI  Nac
!  。
0.2mMk:、υ’i’A、7mΔ12−i/l/カ
プトエタール〕甲で87°C1時間反応し、従来通り0
.8%のアカロースγこ気vK鋤で分析し、制限酵素1
区lで切断されるプラスミドを選択し、イむられた″“
E Ft”PNf 2 hLtf;・   、7−2−
 +二フトの制限酵素、とvull(宝酒造)を加え、
50 at の反応[(20mW Tris−HC/ 
(pH7,5) 、 lOmMMycjz 、 5Qm
M(Nf(4) !804 、0.01 %  ウシ血
清アルブミン〕中で。
87°C1時間反応させた。反応液を0,8%の低融点
アガロースゲル’tll気泳動で分析し、目的のDNA
断面酊を前述の方法に従い、単離した。
(b):約1 at9 のDNA断片頂に1ユニツトの
制限G素1狂3AXを加え、50μjの士!8λ1反応
筬中で、87°C,1時間反応させた後、D N Aを
回収し、20μlの蒸留水に懸濁した。
(C)ニステップ1 (C)と同じ操作を行い、制限酵
素Bamj(tおよびPstlで切断されたクローニン
グベクターpUc g D N A を調製しt二。
(dl : Lb)および(C)で得たDNA断片20
μj を混合し、5ユニツトのT4DNAリガーゼをn
口えて、60μlのT4DNA!Jガーゼ反応液中で1
6°C3時間反応したう反応後、ステ、ブ1 (dlと
同様に、反応Fj、を大腸菌(hSCtlerlCtl
laCO7a)131)03株に形質転換し、白色コロ
ニーを選択した。この白色コロニーよりプラスミドDN
Aを単心し、1μノのプラスミドDNAに対し、lユニ
ットの制限酵素pst 1およびlユニットの制限酵素
8ma Iを加えて、87°Cで1時間反応し、0.8
%のアガロース電気体動で分析することにより、DNA
断片■を組込んだプラスミドを選択し、p(、Flとし
たう(e)  つぎに旧rnboim  らの方法に従
い、5μりのpcFI  DNAをムフ製し、5ユニツ
トの制限酵素−助1a lを加えて550ttlのSm
a1反応tTY中で37 ”C1時間反応し、DNAを
回収し、20μlの蒸留水に懸濁した。約2μノのこの
DNA溶液に、2μりのHindl)l jンカー(宝
酒造)および10ユニツトのi”4DkAリガーゼを加
え、60μlのT4L)NAリガーゼ反応液中で16”
01時間、反応した。つぎに反応[−大腸菌(Esch
erichia coliJ Da 1に前述と同様の
方法で形質転換し、得られたコロニーよりプラスミドI
)NAを調製した。
得られた1μノ のプラスミドDNAに対してlユニッ
トの制限酵素±l/I を加え、50μlのHindl
ll  反応Q [l OmM Tr 1s−1)cl
 。
(pH7,5) 、  7mM f’1pOIz 、 
 60mAl Nac13中で87°C1時間反応し、
0.8%アガロース電気泳動で分析し、制限酵素Min
dful  で切、析されるプラスミドを選択し、得ら
れたプラスミドをpCF2とした。
ステップ8 組換え体プラスミドpNo 1のW m(
a)5μs1のpNk”l L)NAに5ユニツトの制
VH5,’j素Pstl および5ユニツトの制限酵素
uinc1辺を加え%  50 i’l (’) 1)
 r nd I[1反応液中で37°C1時間反応し、
DNAを回収し、20μlの蒸留水憂こ懸濁した。
lbl  5.ILvpcF2  DNkiCツL’c
同様f)操作4行い、DNAを回収後、0.8%の低融
点アガロースゲル電気泳動で分析り、 、但1−Hln
dlll  の小さい方のLINA断片をゲルより切り
出し、フェノール抽出、エタノール沈殿後、DNA断片
を回収し、20μjの蒸留水に懸濁した。
(C)  (a)および(b)でi?!fiしたDNA
溶液20 titを混合し、5ユニツトのI’ADN人
リガーセリガーゼ60μjのTaDNAリガーゼ反応液
中で16’08時間反応した。得られた反応液を従来通
りの方法で大腸菌(Escherichia coli
)DIilへ形質転換し、出現コロニーよりプラスミド
DNA″に調製した。得られた1μ2 のプラスミドD
NAに対して、1ユニツトの制御!ヒ素8az tおよ
びlユニットの制限酵素HindllI  を加え、5
0μlの且巨dol1反応液中で87 ’C1時間反応
し、0.8%のアガロース電気泳動で分析した。目的と
する構造を保持するプラスミドを選択し% pNClと
したうステップ4 組換え体プラスミドpTFlの構築
(allμFのpNCI  DNAに対してlユニット
の制限酵素pst 1を加え、50 μ1v)pst 
1反応液中で87°C1時間反応し%DNAを回収し%
 20μlの蒸留水1こ懸濁した。このDNAgiに1
.5ユニツトのアルカリフォスファターゼ(宝酒造)を
加え、100μlのアルカリフォスファターゼ反応液(
50mMTris −Hcl 、 (pH8,0) )
中で60℃60分反応させtニウ反応後、フェノール抽
出を2回行い、エタノール沈殿後、DNAを回収し20
μlの蒸留水に懸濁した。
(b)loIJf!のpALJ l 57  プラスミ
ドDNAにlOlユニット制限酵素ヱ已!を加え、50
μ1Qpstl  反応液中で87°C1時間反応させ
、DNAを回収した。0.8襲の7ガロースゲル電気泳
動を行い、DNA断片nに相当するゲル部分を切り出し
、DNAを回収し、20μ!の蒸留水に懸濁した。
(e)  (a)および(b)で調製したDNA溶[2
0#1を混合し、5ユニツトのT4DNAリガーゼを加
え、60μlのTa1)Nムリガーゼ反応液で16°C
,8時rm反応させた。反応後、反応液を大腸菌(Es
cherichia  coli)DH1株に形質転換
した。
(dJ  得られたコロニーよりプラスミドL)N人を
調製し、1μノ のプラスミドDNAに対して1ユニツ
トの制限酵素思1およびlユニットの制限酵素Hind
[il  を加え、50μlのとam反応液中で37°
C1時間反応し、0.8茶の7ガロース電気泳動で分析
した。分析したプラスミドのうち、約1.3 Kb の
DNA断片を組み込んだものをまず選択したつDNA断
片■には、その方向性により2通りの組み込みが考えら
れるので、さらにプラスミドDNAの構造を分析した。
上記のプラスミド1μ)に対して、lユニットの制限酵
素旦罰d1)1およびlユニットの制限酵素1阻1にッ
ポンジーシ)全加え、50μlのstu 1反応液(1
o mM’l’ris−Mct 、  (pH7,5)
 、 lo 。
mMNacl 、  1gmMΔLyc1g 、 (i
m旦2−メルカプトエタノール、0.1 jly/−ウ
シ血!1)アルブミシ〕中で87°C1時間反応し、0
.8%のアガロースゲル1気泳動で分析した。分析した
プラスミドのうち、1)NAll造が、LINAIfr
片t”−n−m’という順方向に接続ものを選択し、p
TFl  プラスミドとした。
■ 発現用プラスミドpAΔ[01の構築Iで構築した
pTF lプラスミドより、ラット肝チトクロムP−、
asOMcJ転子部分を取り出し、ムυHプロモーター
を保持する酵母発現ベクターpAALL 5 (Was
hjgton RJrawyct>k’oun”’da
tionより入手、Methods in Enzym
c+Ingy。
101 partCp 192−201 、Ammer
erらの方法により、製造することができる。)1こ組
み込み%発現用プラスミドpAΔIC1kl+(iした
う第3図にその概要を示す。以下8つのステップに分け
て(ζ゛1築の方法を述べる。
ステ、ブl:ラット肝チトクロム遺伝子を含む1.8K
bのhlindll断片の単離la) : lμ2のp
’rk’ lプラスミドに5ユニツトの制限酵素Sat
 sを加え550slのSag 1  反応液中で87
°C1時間反応し%DN人を回収し、20μjの蒸留水
に懸濁した。つぎに、このDNAgiに、2ユニツトの
大腸菌ポリメラーゼIのクルーノ・フラグメントを加え
、50at のポリメラーゼ反応液(40mMKPO4
(pH7,5)、6.6mMM9cl* 、1.9mM
2−)ルカプトエタノール、88μjildNTF) 
 中で37°C1時間反応した。反応後、DNAを回収
し、20μlの蒸留水に懸濁した。得られたL)NA溶
欣20μ/に、約lt1りのHin d mリンカ−お
よび8ユニツトのT4 DNAリガーセを加え、60μ
lのT41)NAリガーゼ反応液中で16°C8時間反
応した。反応後、反応液を大腸菌M  1株に形質転換
し、得られたコロニーよりプラスミドI)NAを調製し
た。
1μノのプラスミドL)NAに対してlユニ。
トの制限酵素LIind瓜 を加え、50μlのHin
dEII 反応液中で87°C1時間反応させ、反応後
、0.8%の7ガロースゲル電気泳動で分析した。調べ
たプラスミドのうち、約1.8KbのHind I断片
を組込んだものを選択し、PTF 2とした。
(b) : 2μyのpTF2 DNAに2ユニツトの
制限酵素見損di  を加え、50μlのHi n d
盟 反応液中で87°C2時間させた後、DNAを回収
した。得られたDNA溶液を0.8%の低融点アガロー
スゲルに供し、電気泳動後% 1.8Kb の胆d !
i DNA Ifr片をゲルより切り出し、DNA1回
収し、20μl の蒸留水に懸濁した。
((:l : 0.5μ2のADkLプロモーターを保
持する酵母発現用ペクp −pAAIi 5 (Was
htgton 、 −、’1′ Res区h Foundationより入手した> +
a ;−tユニットの制限酵素Bindl を加え、5
0.μlの旦ind il1反応液中で、37°C1時
間反応し、DNAを回収後、20μlの蒸留水に懸濁し
た。このDNム溶肢20μj に2.0ユニツトのアル
カリフォスファターゼを加え、io。
μlのアルカリフォスファターゼ反応液中で60℃60
分反応させた。反応後、フェノール抽出を2回行い、エ
タノール沈殿後、DNAを回収し20μtの蒸留水に懸
濁した。
(d) : (b)およびtc+で1,1裂したD N
 A溶fL20μlを混合し、2ユニツトのT4DNA
リガーゼを加え、T4DNA!Jガーゼ反応液中で16
”C3時間反応させた。反応後、反応液を大腸菌LIH
l に形質転換し、得られたコロニーよりプラスミドL
)NAをaう1製した。1μ7のプラスミドDNAに対
してlユニットの制限酵素見立d1mlを加え、50μ
lのHindll[反応液中で87 ”01時間反応さ
せ、反応後、068%のアガロースゲル電気泳動で分析
した。分析したプラスミドのうち、約1,3Kb のD
NA断片を組み込んだものを辺択した。得られたプラス
ミドの中には、ADIIプロモーターとは逆向きに1.
Bxb の匹堕dfflDNA断片が接続したものがあ
る。そこで、選択したプラスミドDNA1μ2 に対し
て、lユニットの制限酵素stu 1およびlユニット
の制限酵素互amHtを加え、50μjのlジtti 
 反応液中で87°C1時間反応した。反応後、反応a
を0.8襲のアガロース電気泳動で分析し、発現ベクタ
ーpAAH5から生じる1)NA断片以外に2,7Kb
DNA断片と1.lKb のD N A 、fr片が検
出されるプラスミドを選択した。このプラスミドは、人
Daプロモーターと順方向にチトクロム遺伝子が接続し
ており、pAΔIC1と名付けt;。
溝築した発現用プラスミドpAΔtc 1を用いて酵母
内でラット肝チトクロムP−450hqcの発現を行っ
た。以下にその詳細な方法を述べる。
ステップl:酵母形質転換体の単離 酵母内でラット肝チトクロムP −450:、1cを発
現させるため、Beggsらの方法(Nature。
275m)104−109(1978))を用いて、組
換え体プラスミドpAMUlを、サツカロミセス酵母(
8accharomyces cerevisiae、
) S HY3株(AIATa 、 5te−vc9 
、 ura 8 、 trpt ehis3 、 Ie
u 2−8 、 Ieu2−1)2 # adel t
Canl (Cir ) (人Tc044771)に形
質転換し、Leu  の表現型を示すコロニーを選択し
、形質転換体5ay3(pAΔIC1)株を得た。
jステップ2 粗抽出液の調製 発現用プラスミドpAMclを保持する酵母SHY 3
 (pAAlc l )株k o 4 シンを除いた1
0、/の8D合成培地(0,67%Bacto−yea
stnitrogen base W2Oamino 
acids (i)ifco社)。
2 % L)extrose 、  20 x9/−の
トリプトフアン・20μy/−のヒスチジン、2oμy
/−のrrRLj1アゾニジ〕中で% 2 X lo7
ctl1M、j トr(るまで培養した。培養液1−を
、7.OOOrpm3分で迎心し、’J4FI4dl−
の1.2Δ1ソルビトルにP@濁した。再度、遠心し、
0.2−のザイモリエース溶a〔t、2Mソルビトール
、50rn Mリン酸カリウム(1)H7,5)、14
mA(2−メルカプトエタノール、400μ2/−サイ
モリ。エース60.0003に懸濁し、80℃で80分
インキュベートした。7.QQQr、p、m 3分遠心
することにより、スフェロプラストを集め、0.4−の
緩衝液ム(1,2Mソルビトール、 50mM Tri
s −Hcl (pH7,5) )で洗浄後、再度遠心
し、50μlの8D8溶液〔2%ドデシル硫酸ナトリウ
ム−5QmMTris −Hcl (1)■7.5 )
 )に懸濁した。つぎに、100℃で5分間熱処理し、
to、ooor、p6mで5分間遠心した後、上澄を分
取し、50μlのサシプル綴衝液(62,5m M T
ris −Hcl 。
(pH16,8) 、 2 % (W/V) Fテシル
硫Jt トリウム、5%(V/V)  2−メルカプト
エタノール、 lQ % (W/V)  り!J セ0
−iLt 、 0.001ラブロムフエノールブルー3
’に加Ltニー。
ステップ8:発現蛋白の同定 ステップ2で調製した酵母SHYg (pAMcl )
株の粗抽出液約100μlのうち、20μlをSDIM
−ポリアクリルアミドゲルに供し。
laemmaliらの方法(Nature 227 p
680−□) 685)に従って1電気泳動を行った。泳動後、アクリ
ルアミドゲルとニトロセルロースフィルター(5chl
eicher st scn”U1)社)を重ね、プロ
ッティング用緩衝液(25mM Tris −hLc/
(pH8,8) 、 192 mMグリシン、20襲メ
タノール〕中で、30Vの「直圧を約10時間かけ、蛋
白lkニトロセルロースフィルターへ移行させた。泳動
後、ニトロセルロースフィルターをブロッキング溶液〔
8%ゼラチン、50mM Tris −kicl (p
H7,5) 、200mM Nacl 、 0.05 
% Tween ’l Q ) ニ浸し、80分間戊拌
°した。つぎに、1μ2/−の抗1’−450hqc 
IgG k含むGa 液(1%ゼラチン、50mMTr
is −Hcl (pH7,5)%2Q Qmh■pa
cl 、 0.05% Tween 20 J  tコ
ffiし、さらに2時rI1)攪拌した。続いて、ニト
ロセルロース膜を、0.05俤のTween2Qを含む
゛rBs溶El (50mMTris−1lIcl (
pH7,5)  、  200 mΔ1Nacj  )
で40分づつ、4回洗浄し、再度ブロッキング溶液に浸
した。つぎに、プロフキング溶液を除き、50−の  
夏−ProteinA溶液(7μCi)に1時間浸し、
0.05%のTween ’l Qを含むTB8!ff
i’80分づ)4回洗浄L、最後壷ζTB8g液で洗浄
した。処理を終ったニトロセルロースフィルターk i
P M、 CQ 上i’ 屹燥させ、オートラジオグラ
フィを行った。
因4は以上の方法を用いて8HY3(pAΔ101)の
発現蛋白を分析したものである。Aは対称に用いたpA
AH5ベクターの結果で、抗P−450MCIgGに認
識される蛋白は検出されなかった。一方、Bは発現プラ
スミドpARIclヲ用L ’ t:、 場合テ、抗P
−450McIgGと反、−−− ′     チトクロムP  450’、MC“精製標
品を基準にとり算出すると1細胞当り約4XIO分子の
ラット肝チトクロムl’−450MC蛋白が産生されて
いた。
以上、U母宿主としてSHY 8株を用いたが、サツカ
ロミセス酵母AH22株(a、 /eu2−8 、1e
u2−1)2’、 his4−519 、Can 1(
car )r  ATCC:98626 )およびNA
87−1IA株(α、pho3−1 @ pho5−1
 。
ヤrpt 、 his3 、1eu2 、 (ctr 
) ;大阪大学工学部0酵工学科第4研究冨より八手;
住友化学工業株式会社、宝塚総合研究所保存)を宿主と
して、それぞれLeu  形質転換体、AH22(pA
Al4C3株およびNA37−1)A(p A、vlC
1)株を得て、同様に、ラット肝チトクロムP−45Q
MC蛋白の発現を確認した。
【図面の簡単な説明】 第1a図〜第1e図は、pAU157ブラスミドにクロ
ーン化されたラット肝チトクロムP−450MC遺伝子
の塩基配列を示す。 第2図は1組換えプラス疋ドpTF1)g築の概要を示
す。 第8図は、組換えプラス2ドpAMclの横築の概要を
示す。 第4図は、酵母で発現したラット肝チトクロ8HY8(
pAMcl)であるう 第1+図 第1)+図 第 1 (図 PheGIyLeuVaISerLeuTyrA+aL
iIuMsrArgsss+re?+a*+nu+r+
prgrro+nru+y第1 +1図 第3図 第4図 手続補正3(自発) 昭和(0年)月2f日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラット肝チトクロムP−450MC遺伝子を含み
    、酵母内でチトクロムP−450MCを発現させるプラ
    スミド。
  2. (2)ラット肝チトクロムP−450MC蛋白質の全コ
    ーディング領域をもつ組換え体プラスミドpAU157
    より単離したチトクロム P−450MC遺伝子を、アルコール脱水素酵素プロモ
    ーターを保持する発現ベクター pAAH5へ組込むことにより構築した特許請求の範囲
    第1項記載のプラスミド。
  3. (3)第3図記載のDNA構造を有する特許請求の範囲
    第1項記載の酵母発現用プラスミド pAMCI。
JP59122953A 1984-06-16 1984-06-16 ラット肝チトクロムP−450mc遺伝子の酵母内発現を目的とした発現用プラスミドpAMC1の構築 Granted JPS6188878A (ja)

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US06/741,592 US4766068A (en) 1984-06-16 1985-06-05 Cytochrome P-450MC gene, expression plasmid carrying the said gene, yeasts transformed with the said plasmid and a process for producing cytochrome P-450MC by culturing the said transformant yeasts
GB858514971A GB8514971D0 (en) 1984-06-16 1985-06-13 Cytochrome p-450mc gene

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JPH0429352B2 JPH0429352B2 (ja) 1992-05-18

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