JPS6187899A - メツキ治具 - Google Patents

メツキ治具

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JPS6187899A
JPS6187899A JP20996884A JP20996884A JPS6187899A JP S6187899 A JPS6187899 A JP S6187899A JP 20996884 A JP20996884 A JP 20996884A JP 20996884 A JP20996884 A JP 20996884A JP S6187899 A JPS6187899 A JP S6187899A
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JP
Japan
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vinyl ether
coating
fluorine
plating jig
plating
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Pending
Application number
JP20996884A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Tomihashi
信行 富橋
Tsutomu Terada
寺田 勉
Yoshiaki Kataoka
片岡 佳明
Yoshiki Shimizu
義喜 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明はメッキ治具に関する。さらに詳しくは、電気絶
縁性にすぐれ、しかも防食性、非粘着性にすぐれた被覆
層が設けられてなるメッキ治具に関する。
〔従来の技術〕
従来より、電気メッキ、化学メッキのメッキ材料として
、亜鉛、クロム、カドミウム、錫、鉛、コバルト、アル
ミニウム、パラジウム、金および銀などの金属が用いら
れている。それらの金属を用いるメッキ工程で使用され
る枠や籠などのメッキ冶具は、ステンレス鋼、銅、銅合
金、鋳鉄、特殊鋼やアルミニウム合金などで作製されて
いる。また多くのばあい、それらの治具は、電気絶縁性
をもたすために塩化ビニル樹脂、NBR、CBなどで被
覆されている。
[発明が解決しようとする問題点] 一般にメッキ冶具には、冶具への電着防止の−ため絶縁
性のほか、耐アルカリ性、耐酸性などの防食性、析出物
の付着防止のための非粘着性が要求されるが、従来の絶
縁被覆メッキ冶具は、絶縁性は有するものの、防食性、
非粘着性に劣っており、耐久性が低いという問題があっ
た。
本発明は、絶縁性、防食性および非粘着性のいずれにも
すぐれたメッキ冶具を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、 (a)クロロトリフルオロエチレン(以下、CTFEと
いう)またはテトラフルオロエチレン(以下、TFEと
いう)、 山)フルオロ低級アルキルビニルエーテルおよび(C)
ヒドロキシアルキルビニルエーテルを主成2)とする共
重合体の架橋物を含む被覆層が設けられてなるメッキ治
具に関する。
〔作用および実施例〕
本発明における被覆層は、(ω成分と+b)成分と(e
)成分とを主成分とする共重合体(以下、含フツ素共重
合体という)および架橋剤からなるフッ素樹脂塗料を塗
布し、常温で架橋硬化させることによってえられる、膜
厚5〜500−程度のものである。
前記含フツ素共重合体は、従来のフッ素樹脂にない特性
、すなわち常温で硬化して硬い膜を形成し、しかも形成
された塗膜はフッ素系重合体のもつ耐食性、耐候性、防
汚性などの特性をそのまま保持している。また、金属へ
の接着性も良好なものである。かかる含フツ素共重合体
の各成分、組成などについては、特願昭58−6339
9号明細書および特願昭58−175123号明細書に
詳細に説明されている。それらのうち+b+成分として
は、アルキル基の炭素数が1〜10個のアルキルビニエ
ーテルであって、アルキル基の水素原子が一部または全
部フッ素原子で置換されているものがとくに好ましい。
具体例としては、たとえば2.2.2− トリフルオロ
エチルビニルエーテル、2,2,3.3−テトラフルオ
ロプロピルビニルエーテル、2,2,3,3.3−ペン
タフルオロプロピルビニルエーテル、2,2,3,3,
4,4,5.5−オクタフルオロペンチルビニルエーテ
ル、2.2.3.3.4.4.5゜5、6.6.7.7
.8.8.9.9−へキサデカフルオロノニルビニルエ
ーテルなどがあげられる。
また(C)成分としてはアルキル基の炭素数が2〜10
個のものがとくに好ましい。具体例としては、たとえば
ヒドロキシブチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビ
ニルエーテル、ヒドロキシプロピルビニルエーテル、1
−メチル−3−ヒドロキシプロピルビニルエーテルなど
があげられる。
本発明における含フツ素共重合体は、(ω成分単位40
〜60モル%、(b)成分単位5〜50モル%、(C)
成分単位0.5〜40モル%含むものが・好ましく、と
くに(ω成分単位40〜60モル%、(b+成分単位2
0〜45モル%、(C)成分単位1〜30モル%含むも
のが好ましい。なお、目的とする特性を損なわない限り
、他のエチレン性不飽和単量体を共重合してもよい。
共重合しうるエチレン性不飽和単量体としては、たとえ
ばエチレン、プロピレン、イソブチレン、酢酸ビニル、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリル酸、(
メタ)アクリル酸エステルなどがあげられる。
本発明に用いる含フツ素共重合体を製造する方法として
は、たとえば(ω成分、(b)成分および(C)成分を
溶媒の存在下、重合触媒を用い一20〜150℃、好ま
しくは5〜95℃の温度および0〜30に+3/Cll
’ G 、好ましくは10K(+/Cl112 G以下
の圧力条件での水性媒体中における乳化重合、懸II1
重合または溶液重合などの方法が採用されうる。
本発明における被覆層は、通常前記のごとく含フツ素共
重合体に架橋剤を配合し、適当な溶媒に均一に混合、溶
解させてえられる塗料組成物を各種金属製の冶具に直接
または塩化ビニル樹脂、合成ゴム層を介して塗布し、常
温で架橋、硬化させて形成される。硬化は常温で速やか
に進行し、通常1〜10日間で硬い塗膜かえられるが、
基材に悪影響を与えない程度まで温度を上げ乾燥すると
、硬化に要する時間が短縮できる。
架橋剤としては前記含フツ素共重合体に含有されている
ヒドロキシル基と反応することができる官能基を2以上
有する化合物があげられ、ヒドロキシル基と反応するこ
とにより共重合体を硬化させる。
架橋剤の具体例としては、たとえばヘキサメチレンジイ
ソシアネート、その3量体などの誘導体、キシリレンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネート、水素添加
トリレンジイソシアネート、水素添加−4,4°−ジフ
ェニルメタンジイソシアネートブロック型イソシアネー
トなどのイソシアネート類、酸無水物類、多価アミン類
、アミン樹脂類、エポキシ基を有する化合物などがあげ
られる。架橋剤の配合量は、含フツ素共重合体中のヒド
ロキシル基に対して0,5〜2当量となるように調整す
るのが好ましい。
溶媒としては従来の含フツ素共重合体とは異なり、通常
の溶媒が広く使用できる。具体例としては、たとえば酢
酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸セロソル
ブなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトンなどのケトン類;テトラヒドロ
フランなどの環状エーテル類;トジメチルホルムアミド
、トジメチルアセトアミドなどのアミド類;メチルアル
コール、エチルアルコール、ブチルアルコールなどのア
ルコール類;トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
類などの1種または2種以上があげられる。
含フツ素共重合体の濃度は、塗装方法および塗料製造方
法などにより異なるが、通常5〜70重量%、好ましく
は20〜60重量%が採用される。
前記含フツ素共重合体塗料組成物に、必要に応じて他の
重合体、硬化促進剤、染料、顔料、粘度調整剤、レベリ
ング剤、ゲル化防止剤、紫外線吸収剤、耐光安定剤、皮
パリ防止剤、分散剤、消泡剤などを添加してもよい。
本発明のメッキ冶具は、治具に、(お成分、(b)成分
、(C)成分および架橋剤を含むフッ素樹脂塗料を塗布
し、常温〜加温下で架橋硬化させることによってえられ
る。
塗装に際しては、直接治具に塗布してもよいが、要すれ
ば治具に他の層、たとえばウォッシュブライマー、錆止
め塗料、エポキシ樹脂塗料などの通常用いられる下塗り
塗料を1層または2層以上設け、その上に本発明に用い
る被覆層を形成してもよい。
治具への塗布は、スプレー法、へヶ塗り法、ディピング
法、ロールコート法、ナイフコート法などの通常の方法
により行なわれうる。
つぎに実施例をあげて本発明を説明するが、本発明はか
かる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 CTFE 50モル%、2.2.3.3−テトラフルオ
ロプロピルビニルエーテル40モル%およびヒドロキシ
ブチルビニルエーテル10モル%よりなる含フツ素共重
合体50部(重量部、以下同様)を酢酸n−ブチル35
部%、キシレン10部%およびメチルイソブチルケトン
5部%との混合溶剤50部に加えて均一に混合し、さら
に架橋剤としてコロネートEH(日本ポリウレタン工業
■製の無黄変型塗料用ポリイソシアネート系架橋剤)を
9部加えて均一に混合し、塗料組成物を調製した。
一方、真ちゅう板の表面をサンドブラスト法で粗面化し
、アセトンで脱脂し、100mm x50a+m×11
11の板を作製した。
この板に前記塗料組成物をスプレー塗装して膜厚32ρ
の塗膜を形成し、25℃で7日間乾燥硬化させ、試験片
をえた。
実施例2 第1表に示した塗料組成物を、実施例1と同様の真ちゅ
う板にスプレー塗装して膜厚的30fの塗膜を形成し、
25℃で7日間乾燥硬化させ、試験片をえた。
実施例3 第1表に示した塗料組成物を、実施例1と同様の真ちゅ
う板にスプレー塗装して膜厚約30遍の塗膜を形成し、
25℃で7日間乾燥硬化させ、試験片をえた。
実施例4 第1表に示した塗料組成物を、実施例1と同様の真ちゅ
う板にスプレー塗装して膜厚的33ρの塗膜を形成し、
25℃で7日間乾燥硬化させ、試験片をえた。
実施例5 第1表に示した塗料組成物を、実施例1と同様の真ちゅ
う板にスプレー塗装して膜厚的32−の塗膜を形成し、
25℃で7日間乾燥硬化させ、試験片をえた。
実施例6 第1表に示した塗料組成物を、実施例1と同様の真ちゅ
う板にスプレー塗装して膜厚約29卯の塗膜を形成し、
25℃で7日間乾燥硬化させ、試験片をえた。
比較例1 塩化ビニルペーストレジン100部、ジオクチルフタレ
ート60部を混和し、トルエンで希釈したオルガノゾル
を、実施例1と同様に表面処理した真ちゅう板に膜厚4
5ρとなるようにナイフコートし、乾燥後、180℃で
30分間ゲル化し、試験片をえた。
比較例2 クロロブレンゴム100部、活性亜鉛華4部、酸化マグ
ネシウム8部、エチレン・チオ尿素(2−メルカプトイ
ミダシリン)2部、トルエン500部からなる溶液を、
実施例と同様に表面処理した真ちゅう板に膜厚42ρと
なるようにハケ塗りし、常温で3日間川流し試験片をえ
た。
〔以下余白〕
なお第1表中の各略号はつぎの化合物を示す。
3FVE : 2,2.2−トリフルオロエチルビニル
エーテル 4FVE: 2,2,3.3−7 トラフ/Lzt07
0フルL’ニルエーテル 5FVE : 2,2,3,3.3−ヘ> タフ 1L
tオロフロヒルビニルエーテル 8FVE : 2,2,3.3,4,4,5.5−オ’
) 97 /L/ t ロヘンチルビニルエーテル HBVE :ヒドロキシブチルビニルエーテル実施例1
〜6および比較例1〜2でそれぞれえられた試験片につ
き、つぎの試験を行なった。
結果を第2表に示す。
〔電気絶縁性〕
えられた試験片の塗膜の体積固有抵抗値を電位降下法に
より測定。
〔非粘着性〕
えられた試験片の塗膜の水およびn−セタンに対する接
触角を、24℃で純水1滴またはn−セタン1滴を滴下
しその接触角をエルマ光学■製のゴニオメータで測定。
接触角が大きければ非粘着性にすぐれる。なお参考のた
め真ちゅう板、アルミニラ板の接触角も第2表中に示す
〔防食性〕
えられた試験片を、10重石%H2S0t 、10重量
%HCI、10重量%NH,OHおよび10重量%Ha
叶のそれぞれの水溶液に40℃で12日間浸漬し、取り
出し後、外観により判定。なお第2表中の◎は全く異常
なし、Oは変色が認められる、△は変色がきつく硬くな
る、を表わす。
〔以下余白〕
[発明の効果] 以上のごとく、前記(a+、山)、(C)成分を主成分
とする含フツ素共重合体は常温で硬化させることができ
、しかも電気絶縁性、非粘着性、防食性にすぐれた塗膜
を治具の種類を問わず形成せすることができるので、そ
の塗膜が被覆層として設けられている本発明のメッキ冶
具はきわめてすぐれた電気絶縁性、非粘着性、防食性を
有し、耐久性にもすぐれている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)クロロトリフルオロエチレンまたはテトラフ
    ルオロエチレン、 (b)フルオロ低級アルキルビニルエーテルおよび (c)ヒドロキシアルキルビニルエーテルを主成分とす
    る共重合体の架橋物を含む被覆層が設けられてなるメッ
    キ治具。
JP20996884A 1984-10-05 1984-10-05 メツキ治具 Pending JPS6187899A (ja)

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JP20996884A JPS6187899A (ja) 1984-10-05 1984-10-05 メツキ治具

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030151A (ja) * 2007-07-04 2009-02-12 Okuno Chem Ind Co Ltd 樹脂成形体のめっき処理に用いるめっき用治具
JP2011052311A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Yoshida Skt:Kk 電気めっき治具及びその製造方法
US9657226B2 (en) 2013-10-22 2017-05-23 Okuno Chemical Industries Co., Ltd. Composition for etching treatment of resin material
EP3828317B1 (de) * 2019-11-26 2023-12-06 Salvatore Bongiorno Verwendung eines gestells für die galvanisierung von kunststoffen

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