JPS6187827A - 転炉ダストの処理方法と装置 - Google Patents

転炉ダストの処理方法と装置

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JPS6187827A
JPS6187827A JP20996084A JP20996084A JPS6187827A JP S6187827 A JPS6187827 A JP S6187827A JP 20996084 A JP20996084 A JP 20996084A JP 20996084 A JP20996084 A JP 20996084A JP S6187827 A JPS6187827 A JP S6187827A
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JP
Japan
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converter
dust
slag
grains
iron
Prior art date
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Pending
Application number
JP20996084A
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English (en)
Inventor
Uichi Gondo
権藤 宇一
Kazuya Kudo
和也 工藤
Akihiro Oishi
大石 昭弘
Yoichi Kondo
洋一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONDO GOKIN KIKAI KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
KONDO GOKIN KIKAI KK
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、”ASH用転炉において発生するダストの有
望J活用に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
製鋼用転炉において吹錬中に発生するダストは5ill
トン当たり18〜20kgにも及び、しかもごの々′ス
ト中の鉄分含有呈は65〜80市♀%と高く、鉄源とし
て極めて有望な原料で(bる。
従来から、この転炉ダストの置体的な利用方法としては
、昭和54年発行鉄鋼便覧第■巻製銑・製鋼第463ペ
ージに記載されているように、脱水処理を行った後に、
焼結原料かあるいはペレット原料として高炉の装入原料
に使用しているのが通電である。
しかし、製鋼工場で発生した鉄分含有ダストを高炉用原
料として利用することは、製鋼工程の最終積法工程であ
る転炉或いは電気炉に1I11接用いるものではないの
で、利用効率上好ましいものではない。
例えば、ペレット原料として(り用する方法を例にとっ
て見ると、転かダストを他の原料とブレンドし、更に調
湿混練して造粒、乾燥するペレクイジングの段階での直
接費用、輸送費、さらに諸エネルギー等を要し、多大の
コスト負荷となっている。また、高炉で溶銑化する際に
、逆に多量の硫苦分が付加されることから、転炉等に使
用する際にトビード脱硫等の予備工程を経由せざるを得
ないという余計な工程を要することにもなる。また、こ
の脱硫工程は脱硫剤、N2のような吹き込みガス等のコ
ストを要し、更にはこの処理に伴って一部鉄分がスラグ
化して系外に逸失し、転炉ダストの再利用の’IJ率が
低下するという好ましくない欠点を有する。
〔発明がIW決しようとする問題点〕
本発明は、転炉ダストの30重量%以上を構成する粗粒
子は、含有する鉄分が高く、しかもその鉄分もメタリッ
ク鉄の状態で存在することに着目して、それを最も有効
に利用するための処理方法と装置を提供するもので、処
理されたダストは転炉装入材としても十分に直接利用が
可能なものとするものである。
転炉の粗粒ダストは、第2図の構造拡大画に示すように
、メタリック鉄aから構成される粒の表面に、主として
転炉スラグからなる不純物すが表面に噛み込むか、或い
は、メタリック鉄aの表面に近い層に介在した扶聾で7
i存する。
本発明は、かかる構造を有する転炉ダスト粒のスラグを
効率的に除去し、メタリック鉄としての打利用効率の向
上を図ることをその目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、転炉ダスト位を転動磨鉱処理を繰
り返して、粗粒表面あるいは表面層に存在する不純物を
剥離除去することによって達成できる。
転動磨鉱処理に当たっては、メタリック鉄の表面に噛み
込むか、或いは表面に近い層内に介在する不純物の剥離
の促進と、その分級を容易にするために、ダスト粒は乾
燥状態にする必要がある。
通常の場合、転炉ダストは築塵水とともに炉外に排出さ
れシラフナに貯蔵されている。このシラフナからスクリ
ューコンヘアあるいは掻板式のパンコンヘアで脱水掻き
上げされるが、この播き上げ状態におけるスラリダスト
中の水分は5〜13%にも及ぶので、ヤード等に広げて
十分に自然乾燥するか、ロータリキルン、流動炉等によ
って強制乾燥して水分を2%以下とする。
磨鉱処理は、不純物のgjI fflを促進しその分級
をより安定して行なうには、十分に除湿された雰囲気を
保つことが必要で、そのためには100℃以上に加熱し
た状態で行なうのが望ましい。しかし、500℃以上に
もなると、雰囲気による酸化によって、表面が不活性の
酸化膜によって被覆されることになり、磨鉱処理による
不純物の除去の効果は期待できなくなるので、その処理
温度は100〜500℃、好ましくは150〜350℃
の範囲が良い。
また、転動磨鉱処理のためには、通常の粒状物の処理に
使用されている鋼球(ボール)、鋼杆(ピン)を用いた
磨鉱手段を任意に採用できる。
第1図は本発明の処理方法を実施するための装置の例を
示す。
同図において、■は転炉排ガス中から回収されたダスト
を収容するスラリタンクを示し、2は同スラジタンクl
からスクリューで播き上げたスラリダストを予備的に脱
水するためのスクリュープレスである。3は出[1に開
口した排気ガ’−t%’r 12グクト4と雰囲気ガス
強制循環ガスパイプ系5を有するロータリキルン型の乾
燥機を示1゜同乾燥機3は入口温度で600°C程度、
出口温度で150 ’に、トンネル部の乾燥域で400
℃の温度が維持されるように加熱m整されている。
6は乾燥したダストをボール磨鉱するための水冷スクリ
ューコンベアであって、スクリューノλルプ7を介して
数段に配置され、さらに最下段のスクリューコンベアか
ら最上段のスクリューコンヘアとの間に摩耗用ボール回
収循環コンへ78が設けられている。9はボール15I
 jlE用スタスクリューコンヘア6位に配置されたピ
ン摩耗用スクリューコンベアを示す。
lOはボール磨鉱、ピン磨鉱処理したのちのダストを投
入ホッパ11に搬送するためのバケットコンヘアであり
、さらに、ホッパ11の排出口からサイクロン分級機1
2を経て貯蔵リック13に配管が施されている。
14は磨鉱工程でメタリック鉄粒から剥離分離したスラ
グ粉を回収するバッグフィルタを示し、その排出口には
スラグ粉の発塵防止をして排出するための造粒加湿機1
5が設けられている。。
さらに、16はサイクロン分級機12の上方部に出入口
を有する循環配管系であって、ホッパ11の排出口とバ
ッグフィルタ14とを連絡し、更に貯蔵タンク13との
間をガス循環せしめて、メタリ、り鉄粒から分離したス
ラグ粉を除去回収する。
上記装置において、スラグタンク1からスクリューで掻
き上げたスラグダストをスクリュープレス2で予備脱水
したのち、乾燥@4を通過せしめて含有水分が2%以下
になるまで乾燥せしめたのち、多段ボール磨鉱用スクリ
ューコンヘア6に連続して装入される。100〜500
°Cに維持された同スクリエーコンヘア6内で、ダスト
表面に嵌合され、或いはその表面1iに介在する主とし
てスラグからなる不純物は、ボール磨鉱によってダスト
表面上に露出し分F、11される。同ボール出鉱の程度
は処理ダストの態様にもよるが、その粒径の1〜8%磨
鉱できれば十分であり、これによって、ダストf1′/
自体に含自する不純物の90%以りを分角111Sノミ
できる。ボール磨鉱を経たのちのダストは、次にピン摩
耗用スクリューコンヘア9に送られ、ボール必鉱によっ
て、剥離したメタリック粒とスラグ粉とをピンによるは
ね飛ばしによって完全に分離させる。
このように、完全に分離したメタリック粒とスラグ粉は
混合状態で、バケットコンへアIOから投入ホッパ11
に1般送され、さらに循環配管系16からバッグフィル
タ14に送られ、ここでスラグ粉を分離したのちのメタ
リック粒はサイクロン分級機12を経て貯蔵タンク13
に貯蔵される。
このように処理したダスト粒のメタリック鉄の含有量は
90重量%以上であり、表面もスラグを剥離した比較的
活性状態にある。
〔実施例〕
第1表に示す性質を持つ上吹き転炉ダストを上記の処理
装置を用いて、同表に示す処理条件の下で10トン処理
した。
その結果、第2表に示す性質特性を有し、且つ第3図に
示すように、表面にスラグの被NfiAがないメタリッ
ク鉄aのみから成る粒子から形成された転炉装入用原料
を得ることができた。このメタリック鉄粒は、転炉の装
入副原料として、また、精錬終了後の取鍋あるいは転炉
の冷却材として使用できるものであった。
第  1  表 第2表 〔発明の効果〕 本発明は、不純物を除去することによって、転炉への装
入材、取鍋、転炉用冷却材として、メタリック鉄粒とし
ての直接利用が可能となる。
従って、従来の再生法のように、発煙1着火フレーム飛
散及び5iOz 、 Cab、 Al103等のスラグ
不純物による彰響を無くして、製鋼過程におけるトータ
ル鉄歩留を大幅に向上することができると共に、長い事
前工程を必要とする従来法に比較して大幅にコストを節
減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するだめの装置の例を示し
、第2図は通常の転炉ダスト111粒のLlti査を示
す拡大図であり、第3図は処理後のダスト粒の構成を示
す拡大図である。 l:スラグタンク   2ニスクリユープレス3:ロー
タリキルン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、転炉ダストスラジを脱水したのちに、乾燥し、磨鉱
    を繰り返してダストのメタリック鉄粒から介在不純物粉
    を分離し、同分離した介在不純物粉を除去してメタリッ
    ク鉄粒を回収することを特徴とする転炉ダストの処理方
    法。 2、スクリュープレスと、ロータリキルン乾燥機と、ボ
    ール磨鉱機と、ビン磨鉱機と、分級サイクロンとを連続
    して設け、同分級サイクロンの上方部排出口と導入口を
    有する循環配管系を設け、更に、同循環配管系にバッグ
    フィルタを設けたことを特徴とする転炉ダストの処理装
    置。
JP20996084A 1984-10-05 1984-10-05 転炉ダストの処理方法と装置 Pending JPS6187827A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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