JPS6331276B2 - - Google Patents
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- JPS6331276B2 JPS6331276B2 JP58038146A JP3814683A JPS6331276B2 JP S6331276 B2 JPS6331276 B2 JP S6331276B2 JP 58038146 A JP58038146 A JP 58038146A JP 3814683 A JP3814683 A JP 3814683A JP S6331276 B2 JPS6331276 B2 JP S6331276B2
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- JP
- Japan
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- filter cake
- sintering
- dust
- present
- approximately
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- Expired
Links
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、焼結炉、高炉、電気炉、転炉等製鉄
所の各工場より発生したダストを、シツクナーに
おいて沈澱させ、該沈澱物をフイルタープレスな
どによつて水分25〜35%としたいわゆるフイルタ
ーケーキの乾燥工程を省略し、併せて金量の有効
利用を図ることを目的とする処理方法に関するも
のである。
所の各工場より発生したダストを、シツクナーに
おいて沈澱させ、該沈澱物をフイルタープレスな
どによつて水分25〜35%としたいわゆるフイルタ
ーケーキの乾燥工程を省略し、併せて金量の有効
利用を図ることを目的とする処理方法に関するも
のである。
製鉄所の各工程なかんずく焼結、高炉、電気
炉、転炉等の操業時に発生する排ガスや粉塵は多
量に上るが、大気汚染防止の面からこれら排ガス
等は一旦水洗され、ここで分離されたガスは他に
有効用が図られる。一方水洗分離されたダスト分
はシツクナー(沈澱池)において沈降させた後、
この沈降ダストをフイルタープレスなどで水分を
除去し、水分25〜35%程度のケーキ状となし、こ
れをフイルターケーキと呼称している。
炉、転炉等の操業時に発生する排ガスや粉塵は多
量に上るが、大気汚染防止の面からこれら排ガス
等は一旦水洗され、ここで分離されたガスは他に
有効用が図られる。一方水洗分離されたダスト分
はシツクナー(沈澱池)において沈降させた後、
この沈降ダストをフイルタープレスなどで水分を
除去し、水分25〜35%程度のケーキ状となし、こ
れをフイルターケーキと呼称している。
このフイルターケーキは、実質的に鉄鋼原料を
多量に含むものであるから、焼結原料として再使
用することに問題はないが、ただ水分が多過ぎる
ため従来はこのままでは利用できず、ドライヤ
ー、天日より乾燥し水分を除いた上で粉砕し、篩
分けした後焼結原料として使用しているのが現状
である。
多量に含むものであるから、焼結原料として再使
用することに問題はないが、ただ水分が多過ぎる
ため従来はこのままでは利用できず、ドライヤ
ー、天日より乾燥し水分を除いた上で粉砕し、篩
分けした後焼結原料として使用しているのが現状
である。
しかるに、フイルターケーキはもともと微粒子
粉塵であつたものの集合体であるから、これを上
述の従来の処理方法のように乾燥、粉砕、篩分け
したのでは、焼結原料として用いた場合、焼結過
程において通気性が悪く、その結果焼結生産性が
著しく低下するという問題があつた。そこでこれ
を解消するため、実操では通常の焼結原料に少量
配合して使用することが行われていた為に、次の
ことが問題とされていた。
粉塵であつたものの集合体であるから、これを上
述の従来の処理方法のように乾燥、粉砕、篩分け
したのでは、焼結原料として用いた場合、焼結過
程において通気性が悪く、その結果焼結生産性が
著しく低下するという問題があつた。そこでこれ
を解消するため、実操では通常の焼結原料に少量
配合して使用することが行われていた為に、次の
ことが問題とされていた。
(イ) 焼結の生産性が低下する。
(ロ) フイルターケーキ全量の有効利用が難しい。
(ハ) 発塵性、粘稠性が高く運搬等ハンドリングが
難しい。
難しい。
(ニ) 天日乾燥、ドライヤー等に広大な場所、設備
が必要である。
が必要である。
本発明は、上述の従来のフイルターケーキ処理
方法の抱えている問題点を改善するためになされ
たものであり、その骨子とするところは、フイル
ターケーキに直接生石灰もしくは生石灰とドライ
ダストを強制混合することにより、これら混合物
を一旦凝粒子化させ、更に造粒することによつ
て、フイルターケーキ全量の有効利用を図り、か
つ見掛比重を密にし圧漬強度の高い造粒原料とす
るものであつて、必要に応じてフイルターケーキ
発生設備とラインで処理することも可能とするも
のである。
方法の抱えている問題点を改善するためになされ
たものであり、その骨子とするところは、フイル
ターケーキに直接生石灰もしくは生石灰とドライ
ダストを強制混合することにより、これら混合物
を一旦凝粒子化させ、更に造粒することによつ
て、フイルターケーキ全量の有効利用を図り、か
つ見掛比重を密にし圧漬強度の高い造粒原料とす
るものであつて、必要に応じてフイルターケーキ
発生設備とラインで処理することも可能とするも
のである。
即ち、本発明は、水分25〜35%の製鉄所シツク
ナーのフイルターケーキを略10mm以下に解砕する
際、該フイルターケーキの1〜10%の生石灰粉を
添加し、次いで該フイルターケーキと略同量のド
ライダストを混合することにより凝粒化し、篩分
けしたのち粗粒は再解砕し、篩下は造粒機に送り
造粒処理することを特徴とするフイルターケーキ
の処理方法である。
ナーのフイルターケーキを略10mm以下に解砕する
際、該フイルターケーキの1〜10%の生石灰粉を
添加し、次いで該フイルターケーキと略同量のド
ライダストを混合することにより凝粒化し、篩分
けしたのち粗粒は再解砕し、篩下は造粒機に送り
造粒処理することを特徴とするフイルターケーキ
の処理方法である。
第1図は本発明のフイルターケーキの処理方法
の工程図であり、本発明で処理の対象とされるフ
イルターケーキは、製鉄所シツクナーから得られ
た製鉄原料として利用できるものに限ることは改
めて言うまでもない。
の工程図であり、本発明で処理の対象とされるフ
イルターケーキは、製鉄所シツクナーから得られ
た製鉄原料として利用できるものに限ることは改
めて言うまでもない。
次に、本発明において、処理すべきフイルター
ケーキの水分を25〜30%範囲に限定した理由は、
後に添加する生石灰粉やドライダストと混合し易
くするために略10mm以下に解砕する工程が容易に
行えるようにするためと、併せて後に説明する生
石灰粉の反応、バインダー効果のために好ましい
からで、この上限を超えた場合は本発明の目的と
する効果が得られないからである。
ケーキの水分を25〜30%範囲に限定した理由は、
後に添加する生石灰粉やドライダストと混合し易
くするために略10mm以下に解砕する工程が容易に
行えるようにするためと、併せて後に説明する生
石灰粉の反応、バインダー効果のために好ましい
からで、この上限を超えた場合は本発明の目的と
する効果が得られないからである。
又、本発明において、上記水分範囲のフイルタ
ーケーキを略10mm以下に解砕機で解砕し、その際
生石灰粉を1〜10%添加して強制的にフイルター
ケーキ内へ混入させる理由は、生石灰の消化反応
を促進させるためである。そして、この場合の生
石灰粉の添加比率を1〜10%としたのは、1%未
満では本発明の目的とする効果なく、10%を超え
ることは焼結原料として好ましくないからであ
る。
ーケーキを略10mm以下に解砕機で解砕し、その際
生石灰粉を1〜10%添加して強制的にフイルター
ケーキ内へ混入させる理由は、生石灰の消化反応
を促進させるためである。そして、この場合の生
石灰粉の添加比率を1〜10%としたのは、1%未
満では本発明の目的とする効果なく、10%を超え
ることは焼結原料として好ましくないからであ
る。
更に、本発明において、上記の生石灰粉の添加
の後(又は同時に)処理すべきフイルターケーキ
と略同量の微粉ドライダストを混合する理由は、
この過程において前記フイルターケーキとダスト
が均等に混合されて水分が12〜19%程度になり、
凝粒子化されることによる。
の後(又は同時に)処理すべきフイルターケーキ
と略同量の微粉ドライダストを混合する理由は、
この過程において前記フイルターケーキとダスト
が均等に混合されて水分が12〜19%程度になり、
凝粒子化されることによる。
このようにして、凝粒子化された混合物、次工
程で網目10mmの篩にかけ、篩の目を通らなかつた
粗粒は再び解砕機にかけた後混合機へ送る。一方
篩下は造粒機にかけて造粒物の圧漬強度を高め
る。ここでは、先に混入した生石灰の消化発熱反
応と、バインダー効果により、高水分のフイルタ
ーケーキが緻密に結合し、自硬性のある強固でか
つ焼結原料として好適な略5mmφ程度のペレツト
が得られる。従つて、本発明によば次の効果を奏
することが確認される。
程で網目10mmの篩にかけ、篩の目を通らなかつた
粗粒は再び解砕機にかけた後混合機へ送る。一方
篩下は造粒機にかけて造粒物の圧漬強度を高め
る。ここでは、先に混入した生石灰の消化発熱反
応と、バインダー効果により、高水分のフイルタ
ーケーキが緻密に結合し、自硬性のある強固でか
つ焼結原料として好適な略5mmφ程度のペレツト
が得られる。従つて、本発明によば次の効果を奏
することが確認される。
(a) 高水分(12〜19%)下での造粒が可能で、自
硬性を有する造粒品が得られる。
硬性を有する造粒品が得られる。
(b) 焼結における生産性を向上させる。
(c) フイルターケーキの乾燥工程を省略すること
ができる。
ができる。
(d) 粉塵作業がなくなり、作業性が良くなつた。
(e) フイルターケーキの発生から、直接造粒焼結
原料となるのでオンライン化することが可能
で、処理コストが大巾に低減されると共に、焼
結原料としても優れた圧漬強度のペレツトが供
給できる。
原料となるのでオンライン化することが可能
で、処理コストが大巾に低減されると共に、焼
結原料としても優れた圧漬強度のペレツトが供
給できる。
第1図は本発明方法の工程図である。
Claims (1)
- 1 水分25〜35%の製鉄所シツクナーのフイルタ
ーケーキを略10mm以下に解砕する際、該フイルタ
ーケーキの1〜10%の生石灰粉を添加し、次いで
該フイルターケーキと略同量のドライダストを混
合することにより凝粒化し、篩分けしたのち粗粒
は再解砕し、篩下は造粒機に送り造粒処理するこ
とを特徴とするフイルターケーキの処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58038146A JPS59166283A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | フイルタ−ケ−キの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58038146A JPS59166283A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | フイルタ−ケ−キの処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166283A JPS59166283A (ja) | 1984-09-19 |
JPS6331276B2 true JPS6331276B2 (ja) | 1988-06-23 |
Family
ID=12517276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58038146A Granted JPS59166283A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | フイルタ−ケ−キの処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166283A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5730533B2 (ja) * | 2010-10-29 | 2015-06-10 | Jfeスチール株式会社 | 製鉄スラッジ等を主原料とする造粒物の製造方法 |
JP5730534B2 (ja) * | 2010-10-29 | 2015-06-10 | Jfeスチール株式会社 | 製鉄スラッジ等を主原料とする造粒物の製造方法 |
JP5602586B2 (ja) * | 2010-10-29 | 2014-10-08 | Jfeスチール株式会社 | 製鉄ダスト等を主原料とする造粒物の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55104435A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-09 | Nippon Jiryoku Senko Kk | Treating method for steel making slag tailings |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP58038146A patent/JPS59166283A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55104435A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-09 | Nippon Jiryoku Senko Kk | Treating method for steel making slag tailings |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59166283A (ja) | 1984-09-19 |
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