JPS6186913A - 回転真空濾過乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は医薬品原料等のスラリー状の被処理物をろ過乾
燥して粉状物或は粒状物を得る回転真空ろ過乾燥装置に
関する。

（従来の技術） 従来スラリー状の被処理物を乾燥する場合、遠心分＋＋
１１ｍ、フィルタープレス等の脱水装置により脱水して
含水率を４０％乃至１０％に低下させたのち、例えば実
公昭５４−３７０９９号公報に見られるような内部を真
空ポンプにより真空Ｕ［気されると共に原動機により駆
動される回転ドラムの前面開口端面に密接離反自在の４
板を設けた回転真空乾燥装置に入れ、内部の被処理物が
乾燥すると回転ドラムを傾り開口端面から蓋板を離反さ
Ｖて粉状となった被処理物を取出している。

（発明が解決しようとする問題点） 前記の従来の場合、遠心分Ｍ器等で１１１ホされた被処
理物のケーキは一旦外部に取出され人手により乾燥装置
に移し換えられるが、その際空気中の繊維状異物その他
の異物が被処理物に（＝Ｊ石混入する不都合があり、特
に被処理物が医薬品の原料である場合貸物の混入で汚染
されることは好ましくない。

本発明はスラリー状の被処理物の脱水及び乾燥を被処理
物を移し換えることなく行える装置を（２供することを
目的とするものである。

（問題点を解決する！、：めの手段） 本発明は、内部を真空ポンプににり真空排気されると共
に原動機により駆動される回転ドラムの前面開口端面に
密接離反自在の蓋板を設け、該回転ドラムをその開口端
面が略垂直位置からＦ方位置に傾動Ｊるように支承した
ものに於いて、該蓋板の内面にフィルタを取付け、該回
転ドラムの周壁に被処理物の注入口と、薔板に真空ポン
プに接続されるン戸液排出口を夫々設【ノるようにした
。

（作　用） 該回転ドラムを傾動させてその開口端面を下方に位置さ
せ、スラリー状の被処理物を注入口から該ドラム内に注
入する。ン戸液排出口はン戸液受器を介して真空ポンプ
に接続され、被処理物の注入中は真空ポンプは作動され
ず被処理物の注入圧力によりフィルタによりろ過されて
か液が該排出口から排出される。被処理物の注入が終る
と該注入口は閉塞され、真空ポンプを作動して回転ドラ
ム内を真空にすると被処理物から多くの水分が取り除か
れ、被処理物中の固形物のみがフィルタトに耳１積する
。次にｉ戸液排出口を開基し、これに接続された接続管
及び注入口に接続された接続管を外し、回転ドラムを水
平に尺寸。回転ドラムに回転を与え乍らその内部を真空
化し、その際必要に応じて該回転ドラムに設けた温水ジ
ャケラ１〜等により加熱するとドラム内に残る固形の被
処理物は内部まＣ乾燥ごれ、粉状或は粒状になる。その
あと清浄な空気をドラム内に導き、回転ドラムを傾け、
鎧板をドラムから離し回転すると自動的に粒状等に乾燥
された被処理物を取り出すことが出来る。

（実施例） 本発明の実施例を図面につき説明するに、第１図乃至第
３図に於いて（１）は機台、（２）は該機台（１）上の
軸受（３）　（３）に傾動自在に軸支された機枠を示し
、該機枠（２）は内側に複数個のローラー（４）を設け
た角形環状の回転支持部（２ａ）とこれに垂直に後方に
延びる１対の延長支持部（２ｂ）を備え、該拡台（１）
上の傾動用原動機（５）が回転されると機枠（２）が凛
延長支持部（２ｂ）を上方とする傾動を行う。

（６）は回転支持部（２ａ）の環状内でローラー（４）
により支持されて回転する回転ドラム、（１）は該回転
ドラム（６）と一体にその回転中心軸上に設けた軸部拐
、（８）は該回転ドラム（６）の前方の開口端面（６ｂ
）にハンドル（９）の操作でスライドし自在に密接づ−
る薔板である。

該軸部材（７）の詳細は第４図示の如くであり該軸部材
（７〉の外周を機枠（２）の延長支持部（２ｂ）に取（
＝ＪけたベアリングｑＧにより回転自在且つ抜は止めさ
れるように支持し、該延長支持部（２ｂ）に搭載したド
ラム回転用の原動（Ｈｔ＋にチェノを介して回転連結さ
れるスプロケット（ｌｚを取付け、ざらに温水流通用の
軸封装置ａ■と真空排気用の軸封装置ｌ′ｌｌＯを取付
けづるようにした。該軸部材（７）の内部に中軸ａ９を
挿入して内部を内外２重の通路（Ｉｅ　（＋７１に区画
し、その内側通路ａＧは回転ドラム（６）の室内（６ａ
）を真空排気用の＋Ｊｌ気管■をイｊする軸封装置ａ＠
に接続すると共にその外側通路面は回転ドラム（６）の
周囲に乾燥温度の制御のために設けた温水ジャケットｑ
秒を渇水流通用の２＠の流通管（′１９（′１９を有す
る軸封装置０に接続する。尚、軸受（３）　（３）によ
り軸支される機枠（２）の軸（２ｃＨ２ｄｌにも夫々軸
封装置１２Ｔ）■を取付レノ、軸部材（７）の各軸封装
置（Ｉｃ　（１／Ｄには軸（２ｃＨ２ｄｌ（７）軸封Ｓ
ｉ　置＠ＱＺｒ　カら配管Ｑ３ＱｌＯ■を介して温水ポ
ンプ■と真空ポンプ（５１）が接続されるようにし７Ｃ
６軸部材（７）に設（プた軸封装置ａ■（ＩΦは第５図
示のように連結部材■■により機枠（２）の延長支持部
（２ｂ）に固定され、回り止めされる。

蓋板（８）は複数本の摺動＠■により回転ドラム（６）
の開口端面（６ｂ）のフランジ（６Ｃ）に係ＩＦされ、
ハンドル（９）を回転すると各摺動軸■がブ１ン万によ
り回転され、例えば第６図示のように開口９５而（６ｂ
）との間に間隔■を形成するようにスラ゛イドする。該
間隔■の周囲は機枠（２）に固定した＋Ｊｌ出樋■で覆
い、回転ドラム（６）を回転させ乍らその室内（６ａ）
の被処理物を飛散させイ１いように該排出６１１１３１
）から排出出来るようにした。

■は蓋板（８）の内面に取付けたフィルタ、■は回転ド
ラム（６）の奥部の周壁■を貫通して設けた被処理物の
注入口、■は蓋板（８）に設けたン戸液排出口を示し、
該フィルタ■は蓋板（８）の内面し二これと空間■を存
して第６図示のように多孔の目板Ｇ７１を設け、その表
面に沿わせて取付けした。

該注入口■はスラリー状の被処理物を圧送するチャージ
ポンプ■の配管にストップ弁（７）を介して着脱自在に
接続され、またか液排出口（ト）は真空ポンプ■の配管
にストップ弁（４′Ｄを介して着脱自在に接続される。

真空ポンプ■の配管の途中にはン戸液受器りが設けられ
る。

スラリー状の被処理物は、機枠（２）を第２図の鎖線で
示ず如く蓋板（８）が下方位置となるように傾動させて
おき注入口■から回転ドラム（６）の室内（６ａ）に圧
力供給される。この場合炉液排出口■は開放され被処理
物中の水分が流出する。回転ドラム（６）内への被処理
物の注入が終るとチャージポンプ■への配管を取外し、
ストップ弁■を閉じ、真空ポンプ■を作動させて回転ド
ラム（６）内を真空化づる。これにより被処理物の水分
は２０％程度に減少し、フィルタ■の表面に層状に溜る
。次でン戸液排出口■のス１〜ツブ弁（ａを閉じて真空
ポンプ■の配管を外し、回転ドラム（６）を機枠（２）
の傾動で水平位置に戻して原動機ｑｖにより回転を与え
、該ドラム（６）の室内（６ａ）を軸部材（１）の通路
１１Ｇ、軸封装置ａΦ、配管囚、軸封装置のを介して真
空ポンプ６ｖにより真空化することにより被処理物中の
水分を更に除去すると該被処理物は完全に乾燥して粉状
或は粒状になる。

この乾燥の間、温水ジャケット（１ｇに温水を送り、乾
燥時の温度条件を制御することも可能である。

乾燥が終ると室内（６ａ）にｒ＾浄な空気を注入し、蓋
板（８）を聞き、ドラム（６）を多少傾は乍ら回転する
と排出樋■から粉状、粒状に乾燥した被処理物が取出さ
れる。

上記構成のものにより４５１のエタノール中に塩酸メク
ロフェノキザートを１５に９含んだスラリー状の被処理
物を乾燥し、粉状の塩酸メクロフェノキザートを１ｑる
場合、回転ドラム（６）内に被処理物を注入し１戸液す
１出口ωから真空ポンプ■で吸引濾過すると約１０分で
１タノールの大部分が除去され、該ドラム（６）を回転
し乍ら室内（６ａ）を真空ポンプ６［Ｆ］で３時間後に
１３ｙ＋ｍ１ｌｆＪ、１２０３間後に８　ｎｗａ　ＩＩ
　（１，２０時間後に５ｍｍ１１ｇとなるように真空化
すると、被処理物中のエタノールの残存量は３時間後で
４００１］１１ｍ、　１２時間後で３２０ｐｐｍ、　２
０時間（（には２７０　ｐ　ｐ　ｍとなった。尚、この
場合回転ドラム（６〉の温水ジレケツｌ−４８に乾燥開
始後３時間まで３０°Ｃの渇水を循環させ、５時間経過
後は５０℃の（４水を循環させて被処理物の渇１食を制
御した。

またフィルタ■どしでポリ四フッ化エチレンのイＤにメ
ンブランフィルタ−をラミネー１〜したものを使用した
。

次表にこうして１７られた粉状の塩酸メクロフＴノキリ
ーート（試わＩＡ、Ｂ）の５０９中ｉこ含まれる繊紺状
異物及びその他の異物の数量を従来の遠心分離機等で被
処理物をか過したのら人手で回転真空９２燥機に人ね−
（乾燥した粉末の塩酸メクロフエノギサート（試料Ｅ、
Ｆ）の５０９中σ）異物の数量と比較表示した。これに
於いて明らかなように本発明装置を使用した場合置物の
数（発明の効果） このＪ：うに本発明によるときは、真空１３１気される
傾動自在の回転ドラムの開口端面に密接離反自在の７１
仮内面にフィルタを取付け、該ドラムの周壁に注入口と
蓋板に真空ポンプに接続される炉液排出口を設けたので
スラリー状の被処理物のろ過及び乾燥を同一の回転ドラ
ム内で密閉状態を紺）ｈして行え、被処理物に繊維その
他の異物の混入がなく、特に医話品を汚染することなく
乾燥出来、被処理物は従来のＪ、うにろ過と乾燥の工程
で移し換える必要がないので被処理物のロスが少なくな
る等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の一部截除した正面図、第２図
はその側面図、第３図は回転ドラムの断面図、第４図は
軸部材の拡大断面図、第５図は第４図の平面図、第６図
は蓋板部分の拡大断面図である。 （６）・・・回転ドラム （６ｂ）・・・開口端面 （８）・・・蓋板 （ＩＤ・・・原ｆｌＩＩＩｉ ■・・・フィルタ ■・・・）主入口 Ｃ９・・・　ン戸　液　υ１　出　口 ■■・・・真空ポンプ 特　訂　出　願　人　日本真空技術株式会相同　　　　
　　　上　人日本製薬株式会社外ン６　　− 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内部を真空ポンプにより真空排気されると共に原動機に
   より駆動される回転ドラムの前面開口端面に密接離反自
   在の蓋板を設け、該回転ドラムをその開口端面が略垂直
   位置から下方位置に傾動するように支承したものに於い
   て、該蓋板の内面にフィルタを取付け、該回転ドラムの
   周壁に被処理物の注入口と、蓋板に真空ポンプに接続さ
   れるろ液排出口を夫々設けて成る回転真空ろ過乾燥装置
   。