JP3093587B2 - ミキサ車を利用した廃棄物処理装置 - Google Patents

ミキサ車を利用した廃棄物処理装置

Info

Publication number
JP3093587B2
JP3093587B2 JP06281891A JP28189194A JP3093587B2 JP 3093587 B2 JP3093587 B2 JP 3093587B2 JP 06281891 A JP06281891 A JP 06281891A JP 28189194 A JP28189194 A JP 28189194A JP 3093587 B2 JP3093587 B2 JP 3093587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
scoop
hopper
waste
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP06281891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08141599A (ja
Inventor
正一 金井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP06281891A priority Critical patent/JP3093587B2/ja
Publication of JPH08141599A publication Critical patent/JPH08141599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3093587B2 publication Critical patent/JP3093587B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミキサ車を利用した廃
棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、汚泥や糞尿などの廃棄物を処
理する廃棄物処理装置としては、例えば、特開昭55−
1826号公報に開示されるように、運搬車の荷台に搭
載可能なベース上に、独立した駆動部により駆動される
送り羽根を有すると共に開閉可能な取入口及び取出口を
有して高い密閉度に形成された横型の回転ドラムを設置
し、この回転ドラムの軸芯部に、処理剤ホッパより投入
された石灰などの処理剤を回転ドラム内部に送り込むス
クリューコンベアを設けるとともに、廃棄物を投入可能
な取入口ホッパを上記取入口に、回転ドラム内で廃棄物
と処理剤との混練により処理された廃棄物を排出するシ
ュートを上記取出口にそれぞれ設けたものが知られてい
る。そして、回転ドラム内において、汚泥など含水率の
高い廃棄物と、石灰などの処理剤とを混練して反応させ
ることで、その反応熱により加熱された廃棄物中の水分
が水蒸気となって孔部を介して排出されて、廃棄物を固
体化するようにしている。
【0003】一方、従来のミキサ車においては、車体枠
上に、内部にブレードを有するドラムが前下がり状態で
回転自在に搭載されているとともに、上記車体枠には、
上端部に投入口を有しかつ下端部がドラム内部に連通す
るホッパと、下端部に排出口を有しかつ上端部がドラム
内部に連通するスクープとが設けられていて、上記ホッ
パを介してドラム内部に、例えば生コンクリートを投入
し、ドラムを正回転させて生コンクリートをブレードで
混練しながら輸送するなどして、目的地(輸送先)にお
いてドラムを逆回転させて混練した生コンクリートをス
クープを介して排出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記廃棄物
処理装置は、廃棄物の処理専用のものであるため、構成
部品の大半に専用部品が使用され、コストが非常に嵩さ
む。また、この廃棄物処理装置を輸送するには運搬車が
必要となり、廃棄物処理装置を荷台に対して積降す作業
なども必要となることから、輸送効率を図る上でも不利
なものとなる。
【0005】そこで、運搬車の荷台に据付可能な廃棄物
処理装置を、上記ミキサ車の構成部品を流用して構成す
ることが考えられるが、ミキサ車のドラムは、ホッパ及
びスクープなどを介してドラム内部が大気に連通する構
造となっているため、高い密閉度が要求される廃棄物処
理装置用のドラムとしてはそのままでは使用することは
できない。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ミキサ車のドラムを密閉
度の高い廃棄物処理装置用に改良しつつミキサ車の残る
構成部品を兼用して廃棄物処理装置を構成することによ
り、廃棄物処理装置のコストを大幅に低減化させるとと
もに、輸送効率の向上を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、車体枠上
に、内部にブレードを有するドラムが前下がり状態で回
転自在に搭載されているとともに、上記車体枠に、上端
部に投入口を有しかつ下端部がドラム内部に連通するホ
ッパと、下端部に排出口を有しかつ上端部がドラム内部
に連通するスクープとが設けられたミキサ車を前提と
し、このミキサ車を利用して廃棄物処理装置を構成する
ようにしている。
【0008】具体的には、上記ホッパに、廃棄物がホッ
パを介してドラム内部に供給されるよう,上記投入口の
略中央に供給口を確保した状態で、その供給口の周囲を
遮蔽するホッパ側遮蔽板を設けるとともに、上記スクー
プに、上記ドラム内部でブレードにより混練処理された
廃棄物がスクープを介して排出されるよう,ドラム内部
との連通部及び排出口をそれぞれ確保した状態で、その
連通部及び排出口に対応しない残る開口部分を遮蔽する
スクープ側遮蔽板を設ける。そして、上記供給口に、該
供給口を開閉自在に覆うフィルタを設けるとともに、上
記排出口に、可撓性のあるホースの一端を連結する。さ
らに、上記車体枠に、上記ホースの他端を閉塞した状態
で取外し可能に固縛する固縛金具を設ける構成としたも
のである。
【0009】請求項2記載の発明が講じた解決手段は、
上記請求項1において前提としたミキサ車を同様に前提
とし、ホッパに、廃棄物がホッパを介してドラム内部に
供給されるよう,上記投入口の略中央に供給口を確保し
た状態で、その供給口の周囲を遮蔽するホッパ側遮蔽板
を設けるとともに、スクープに、上記ドラム内部でブレ
ードにより混練処理された廃棄物がスクープを介して排
出されるよう,ドラム内部との連通部及び排出口をそれ
ぞれ確保した状態で、その連通部及び排出口に対応しな
い残る開口部分を遮蔽するスクープ側遮蔽板を設ける。
そして、上記車体枠に、送風機を設けると共に、少なく
ともウォータスクラバー、サイクロンおよび脱着可能な
捕集タンクを順次配管を介して連結してなる濾過装置を
設置する。上記ホッパに吸引管の一端を連結するととも
に、該吸引管の他端を上記送風機の吸引口に連結し、上
記送風機の吐出し口を、上記濾過装置の上流端に連結す
る。さらに、上記排出口に、可撓性のあるホースの一端
を連結し、上記車体枠に、上記ホースの他端を閉塞した
状態で取外し可能に固縛する固縛金具を設ける構成とし
たものである。
【0010】請求項3記載の発明が講じた解決手段は、
請求項1または請求項2記載の発明の構成要件に加え
て、ドラムの後端に対向するスクープ側遮蔽板の対向部
分に、該遮蔽板とドラム後端との間をシールするシール
材を設ける構成としたものである。
【0011】さらに、請求項4記載の発明が講じた解決
手段は、請求項1または請求項2記載の発明のスクープ
側遮蔽板を特定し、連通部と対応しないドラム後端の後
方に開口するドラム側開口部分を遮蔽する第1スクープ
側遮蔽板と、スクープの上方に開口する上方開口部分を
遮蔽する第2スクープ側遮蔽板と、スクープの後方に開
口する後方開口部分を遮蔽する第3スクープ側遮蔽板と
を備える構成としたものである。
【0012】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
例えば汚泥などの廃棄物を処理する場合には、目的地ま
でミキサ車を運行した後、フィルタを外してホッパの供
給口(投入口)を開放させ、該供給口より汚泥を投入す
ると共に石灰などの処理剤を投入し、フィルタにより供
給口を覆う。上記供給口より投入した汚泥及び石灰はド
ラム内部に供給され、該ドラムを正回転させてブレード
により汚泥及び石灰を混練することで、汚泥が石灰との
反応熱により加熱される。その際、ドラム内部での化学
反応により生成された粉塵及び臭気などを含む水蒸気な
どは、スクープのドラム内部との連通部及び排出口に対
応しない残る開口部分がスクープ側遮蔽板により遮蔽さ
れかつスクープの排出口がホースを介して車体枠の固縛
金具に閉塞状態で固縛されることによって密閉度を高め
たミキサ車のドラム外に漏れることが防止されて、フィ
ルタにより濾過された状態で清浄空気のみがホッパを介
してドラム外に排出されつつドラム内で汚泥が固体化す
る。
【0013】そして、この固体化した汚泥は、処理可能
な処理場においてホースの他端を固縛金具から外してド
ラムを逆回転させることで、ドラム内部から固体化した
汚泥がスクープからホースを介して処理場に排出されて
処理される。一方、上記固定化した汚泥の投棄可能な処
理場が他所にしかない場合には、他所までミキサ車を運
行し、その他所においてホース他端を固縛金具から外し
てドラムを逆回転させることで、ドラム内部から固体化
した汚泥が同様に排出されて処理される。
【0014】請求項2記載の発明では、ドラム内部での
化学反応により生成された水蒸気や粉塵などは、ホッパ
から吸引管を介して送風機の吸引側に吸い込まれ、該送
風機の吹出側よりウォータスクラバーおよびサイクロン
を介して濾過された状態で捕集タンクに捕集される。こ
のため、ドラム内部で膨脹した水蒸気や粉塵などが逃げ
場を失って各遮蔽板の隙間や可動部分の隙間などから外
部に飛散することはなく、水蒸気や粉塵などが効率良く
捕集される。
【0015】請求項3記載の発明では、ドラム後端に対
向するスクープ側遮蔽板の対向部分は、上記ドラム後端
に対してシール材を介してシールされているので、回転
するドラムに対するスクープ側遮蔽板のシールが確実に
行え、ドラムの密閉度がさらに高められる。
【0016】さらに、請求項4記載の発明では、スクー
プ側遮蔽板は、ドラム内部とスクープとの連通部と対応
しないドラム後端のドラム側開口部分を後方から遮蔽す
る第1スクープ側遮蔽板と、スクープの上方開口部分を
上方から遮蔽する第2スクープ側遮蔽板と、スクープの
後方開口部分を後方から遮蔽する第3スクープ側遮蔽板
とを備えているので、互いに異なる方向に開口する開口
部分が個別の各遮蔽板によって簡単に遮蔽される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0018】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
るミキサ車を利用した廃棄物処理装置を示し、この廃棄
物処理装置1は、ミキサ車2のドラム3,ブレード4,
ホッパ5,スクープ6などの構成部品を兼用して構成さ
れている。
【0019】先ず、上記ミキサ車2の構成部品について
説明するに、ミキサ車2は、車体枠11の前部に車室1
2を有するキャビン13が搭載され、車体枠11の後部
には、ドラム3が前下がりの回転軸心をもって回転自在
に支持されている。該ドラム3内には、その内周壁に沿
って回転軸方向へ螺旋状に延びる2つのブレード4,4
が設けられている。また、上記車体枠11の後端部に
は、左右で対向しつつ上方へ延びる左右対向部14a,
14bを上部に有する支柱14が立設されており、この
支柱14の中央部(左右対向部14a,14bの基端
部)に設けられた左右一対のガイドローラ15,15に
より、上記ドラム3の後端部が回転自在に支持されるよ
うになっている。
【0020】上記支柱14の上端部には、左右対向部1
4a,14bの上端部間を後面において連結する平面視
で略コ字状のコ字型フレーム21が設けられている。ま
た、上記ドラム3の後面には、その略中央部に開口する
円形状の導入口22が設けられているとともに、該導入
口22の周囲に開口する円環状の導出口23が設けられ
ている。上記導入口22は、ドラム3内の後部を回転軸
方向に延びる円筒部材24を介してドラム3内の略中央
位置まで延設されている。また、上記導出口23には、
上記各ブレード4の後端が対応しており、この各ブレー
ド4がドラム3内周壁と円筒部材24との間に跨がって
延びることによって2つの排出通路25,25が形成さ
れている。上記導出口23は、上記各排出通路25の後
端開口によって互いに180°位相した対向位置でそれ
ぞれ開口する第1及び第2導出口23a,23bを形成
している。
【0021】また、上記支柱14の左右対向部14a,
14bの上端には、上方へ延びる一対の補助枠31,3
1が立設されている。この各補助枠31の上端には、上
方に開口する投入口5aを上端に有する略漏斗状のホッ
パ5が固設されている。該ホッパ5の下端開口5bは、
上記導入口22に連通接続されている。上記コ字型フレ
ーム21には、略V字状のスクープ6の上端が取付けら
れている。上記スクープ6は、下方に開口する排出口6
aを下端に有しているとともに、上記導出口23の下半
分部に上端が連通接続されるよう,下面が略半円弧状に
形成された上端開口6bを有している。そして、上記ホ
ッパ5の投入口5aからドラム3内に投入された投入物
は、モータ32の回転によりドラム3を正回転させてブ
レード4で混練される一方、ドラム3を逆回転させてブ
レード4の作用によりスクープ6を介して排出されるよ
うにしている。また、上記支柱14(左右対向部14
a,14b)の外側面には複数の昇降用のステップ3
4,…が設けられ、ホッパ5の投入口5aから投入物を
投入したり点検したりする際に、上記ステップ34,…
により支柱14の上部まで登れるようになっている。上
記各ステップ34は、上下方向へほぼ等間隔で上方へ行
くに従って後方へ幾分ずれた状態で基端が支柱14の外
側面に固着されている。尚、35はホッパ5の投入口5
a付近を洗浄する際に供される水タンクである。
【0022】そして、本発明の特徴部分として、上記ミ
キサ車2の構成部品を兼用する廃棄物処理装置1の構成
について説明するに、上記ホッパ5には、投入物として
の廃棄物(例えば汚泥など)や処理剤(例えば石灰な
ど)がホッパ5を介してドラム3内部に供給されるよ
う,上記投入口5aの略中央に円形状の供給口41を確
保した状態で、その供給口41の周囲を遮蔽するホッパ
側遮蔽板42が設けられている。上記供給口41の周囲
に立設されたホッパ側遮蔽板42の周縁フランジ42a
には、図8にも示すように、有底筒状のフィルタ43の
開口縁を取付けるための開口縁取付フランジ44が前ヒ
ンジ45によって後開き可能となされていて、供給口4
1がフィルタ43により覆われるようになっている。上
記フィルタ43は、気体のみがドラム3内から大気に開
放されるように緊密度の高い布により構成されている。
【0023】上記スクープ6には、図4にも示すよう
に、上記ドラム3内部でブレード4により混練された廃
棄物がスクープ6を介して排出されるよう,ドラム3内
部との連通部(上端開口6b及び導出口23の下半分
部)及び排出口6aをそれぞれ確保した状態で、その互
いに連通する上端開口6b及び導出口23の下半分部、
並びに排出口6aに対応しない残る開口部分、つまり上
端開口6b及び導出口23の下半分部と対応しないドラ
ム3後端の後方に開口する導出口23の上半分部(ドラ
ム側開口部分)、スクープ6の上方に開口する上方開口
部分51及びスクープ6の後方に開口する後方開口部分
52をそれぞれ遮蔽するスクープ側遮蔽板53が設けら
れている。該スクープ側遮蔽板53は、上記導出口23
の上半分部を遮蔽する第1スクープ側遮蔽板54と、上
記上方開口部分51を遮蔽する第2スクープ側遮蔽板5
5と、上記後方開口部分52を遮蔽する第3スクープ側
遮蔽板56とに3分割されてなる。上記第1スクープ側
遮蔽板54は、図5にも示すように、中央下部位置にホ
ッパ5の下端との干渉を回避する略半円形状の切欠部5
4aを有して略半円環平板状に形成されていて、その内
周部分がホッパ5の下端開口周縁にボルト締結されてい
る。上記第2スクープ側遮蔽板55は、図7にも示すよ
うに、前端部中央位置にホッパ5の下端との干渉を回避
する略半円形状の切欠部55aを有して略長方形平板状
に形成されていて、その切欠部55a周縁がホッパ5の
下端に、前端が上記第1スクープ側遮蔽板54の下端
に、切欠部55a周縁及び前端を除く周縁部が上記コ字
型フレーム21(スクープ6の上端)にそれぞれボルト
締結されている。上記第3スクープ側遮蔽板56は、略
三角形平板状に形成されていて、上端がコ字型フレーム
21に、上端を除く周縁部がスクープ6の後端にそれぞ
れボルト締結されている。この場合、後方開口部分52
は、コ字状フレーム21によって上端が車幅方向に遮蔽
されるようになっており、このコ字状フレーム21で遮
蔽されない上端を除く略三角形状の開口、つまり後方開
口部分52の下側の大部分が第3スクープ側遮蔽板56
によって遮蔽されることになる。
【0024】上記排出口6aには、可撓性のあるホース
57の上端(一端)が連結されている。また、上記車体
枠11の後面略中央位置には、上記ホース57の下端
(他端)を閉塞した状態で取外し可能に固縛する固縛金
具58が設けられている。該固縛金具58には、左右一
対のハッカ59,59が設けられており、この一対のハ
ッカ59,59によって、ホース57の下端の固縛金具
58に対する取外しを可能にしている。この場合、ホー
ス57の下端は、このホース57を介して排出される処
理後の廃棄物を貯留可能とする貯留容器に対して接続可
能に構成されている。
【0025】さらに、上記ドラム3の後端には、半径方
向外方に突出する突出フランジ62が周方向に連続して
設けられており、この突出フランジ62は、第1スクー
プ側遮蔽板54の外周部分及びスクープ6の前端部分に
それぞれ対応している。また、図6に示すように、上記
第1スクープ遮蔽板54の外周部分は、突出フランジ6
2に対して前後方向及び反径方向外方からそれぞれ対向
するよう,断面略コ字状に形成されている。そして、上
記第1スクープ遮蔽板54の外周部分の前端面内方位置
には、半径方向斜め外方向きに前方へ突出するフランジ
63が周方向に連続して設けられている。該フランジ6
3の内面には、上記突出フランジ62に向って突出する
円環状のシール材64の基端部(前端部)がボルト65
及びナット66を介して締結固定されており、このシー
ル材64によって、第1スクープ遮蔽板54の外周部分
(フランジ63)とドラム3後端(突出フランジ62)
との間をシールするようにしている。一方、上記スクー
プ6の前端部分は、突出フランジ62に対して前方から
対向するように配置されていて、このスクープ6の前端
部分にも半径方向斜め外方向きに前方へ突出する同様の
フランジ67が周方向に連続して設けられ、該フランジ
67の内面に上記シール材64の基端部が取付けられ
て、スクープ6の前端部分とドラム3後端との間をシー
ルするようにしている。
【0026】したがって、上記実施例では、汚泥などの
廃棄物を処理する場合には、目的地までミキサ車2を運
行した後、ホッパ側遮蔽板42の周縁フランジ42aに
対して開口縁取付フランジ44をフィルタ43と共に回
動させ、ホッパ5の供給口41(投入口5a)を開放さ
せる。その後、該供給口41より汚泥を投入すると共に
石灰などの処理剤を投入し、開口縁取付フランジ44を
閉塞することで、供給口41がフィルタ43により覆わ
れる。上記供給口41より投入した汚泥及び石灰はドラ
ム3内部に供給され、該ドラム3をモータ32により正
回転させてブレード4により汚泥及び石灰を混練するこ
とで、汚泥が石灰との反応熱により加熱される。その
際、ドラム3内部での化学反応により生成された粉塵及
び臭気などを含む水蒸気は、導出口23の上半分部、上
方開口部分51及び後方開口部分52がスクープ側遮蔽
板53により遮蔽されかつスクープ6の排出口6aがホ
ース57を介して車体枠11後面の固縛金具58で閉塞
状態に固縛されることによって密閉度を高めたミキサ車
のドラム3外に漏れることが防止されて、ホッパ側遮蔽
板42により周囲を遮蔽した供給口41を開閉自在に覆
うフィルタ43により濾過された状態で清浄空気のみが
供給口41(ホッパ5)を介してドラム3外に排出され
つつドラム3内で汚泥が固体化し、この固体化した汚泥
の処理可能な処理場が目的地にある場合には、この目的
地においてホース57の下端を固縛金具58から外して
ドラム3を逆回転させることで、ドラム3内部から固体
化した廃棄物が排出通路25、スクープ6からホース5
7を介して処理場に排出される。
【0027】この結果、ドラム3の密閉度を高めかつミ
キサ車2の構成部品を兼用した廃棄物処理装置1が構成
されて、廃棄物処理装置1のコストの大幅な低減化を図
ることができる。さらに、目的地までミキサ車2自体を
運行することによって目的地まで迅速に廃棄物処理装置
1を輸送することが可能となり、廃棄物処理装置の積降
し作業を不要にして輸送効率の向上を図ることができ
る。
【0028】また、第1スクープ遮蔽板54の外周部分
及びスクープ6の前端部分と、ドラム3後端の突出フラ
ンジ62との間は、シール材64を介してシールされて
いるので、回転するドラム3に対する第1スクープ遮蔽
板54及びスクープ6のシールが確実に行え、ドラム3
の密閉度をさらに高めることができる。
【0029】さらに、スクープ側遮蔽板53は、導出口
23の上半分部を後方から遮蔽する第1スクープ側遮蔽
板54と、スクープ6の上方開口部分51を上方から遮
蔽する第2スクープ側遮蔽板55と、スクープ6の後方
開口部分52を後方から遮蔽する第3スクープ側遮蔽板
56とからなるので、互いに異なる方向に開口する導出
口23の上半分部及び開口部分51,52を個別の各遮
蔽板54〜56によって簡単に遮蔽することができる。
【0030】次に、本発明の第2実施例を図9ないし図
12に基づいて説明する。
【0031】この第2実施例では、上記第1実施例の供
給口を覆うフィルタに代えて濾過装置を備えた廃棄物処
理装置を構成している。
【0032】すなわち、本実施例では、図9ないし図1
2に示すように、車体枠11の略中央部右側位置には、
送風機71が設けられているとともに、車体枠11の前
側位置には、上記ドラム3内部で化学反応により生成さ
れた粉塵や水蒸気などを濾過するための濾過装置73が
設けられている。該濾過装置73は、粉塵や水蒸気など
を水中で濾過するウォータスクラバー74と、該ウォー
タスクラバー74により濾過された濾過物を気体と液体
および粉体とに遠心分離するサイクロン75と、該サイ
クロン75により遠心分離された液体および粉体を捕集
する脱着可能な捕集タンク76とを順次配管77,…を
介して連結してなる。上記捕集タンク76は、タンク本
体76aと蓋体76bとからなり、その蓋体76bは、
捕集タンク76に連結される配管77に一体的に連結さ
れており、捕集タンク76取外時は、タンク本体76a
のみが取り外されるようになっている。上記捕集タンク
76内では、粉体が上層に、液体が下層にそれぞれ分離
された状態で捕集される。そして、上記ホッパ5の右側
部には吸引管72の一端が連結されているとともに、該
吸引管72の他端は、上記送風機71の吸引口71aに
連結され、上記送風機71の吐出し口71bは、上記濾
過装置73の上流端、つまりウォータスクラバー74の
吸入側に一端が連結された配管77の他端に連結されて
いる。上記投入口5a略中央の供給口41周囲における
ホッパ側遮蔽板42の周縁フランジ42aには、略円形
状の蓋体78の周縁を取付けるための周縁取付フランジ
79が前ヒンジ45によって後開き可能となされてい
て、供給口41が蓋体78により開閉自在に覆われるよ
うになっている。この場合、サイクロン75により遠心
分離された気体は、サイクロン75の上端面より上方へ
突出する突出管75aを介して大気に放出される。尚、
廃棄物処理装置2のその他の構成は上記実施例の場合と
同じであり、同一の部分については同一の符号を付して
その詳細な説明を省略する。
【0033】したがって、上記実施例では、ドラム3内
部での化学反応により生成された水蒸気や粉塵などは、
ホッパ5から吸引管72を介して送風機71の吸引側に
吸い込まれ、該送風機71の吐出し側よりウォータスク
ラバー74により水中で濾過された後、サイクロン75
を介して気体と液体および粉体とに遠心分離された状態
で、その液体および粉体のみが捕集タンク76に捕集さ
れる。このため、ドラム3内部で膨脹した水蒸気や粉塵
などが逃げ場を失って各遮蔽板42,53の隙間や可動
部分の隙間(シール材64の隙間)などから外部に飛散
することはなく、水蒸気や粉塵などを効率良く捕集する
ことができる。
【0034】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記実施例では、スクープ側遮蔽板53を
第1〜第3遮蔽板54〜56に3分割して構成したが、
スクープ側遮蔽板が一体的に形成されていても良い。
【0035】また、上記各実施例では、目的地において
汚泥と石灰とを混練させる場合について述べたが、糞尿
と石灰を混練する場合、又は病院などの廃液にある種の
中和薬剤を混練させて無害の廃棄物にする場合等に適用
しても良いのは勿論である。そして、目的地において固
定化した廃棄物の投棄可能な処理場が他所にしかない場
合には、他所までミキサ車を運行し、その他所において
ホースの下端を固縛金具から外してドラムを逆回転させ
ることで、ドラム内部から廃棄物が排出されるようにし
ても良い。
【0036】さらに、上記各実施例では、ドラム3内部
での化学反応により生成された水蒸気や粉塵などの排出
をフィルタ43又は濾過装置73に委ねる構成とした
が、フィルタおよび濾過装置の双方が備えられる構成に
しても良いのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
るミキサ車を利用した廃棄物処理装置によれば、フィル
タによって開閉自在な供給口を残してホッパの投入口を
遮蔽するホッパ側遮蔽板と、ドラム内部との連通部及び
排出口を除く残る開口部分を遮蔽するスクープ側遮蔽板
と、スクープの排出口をホースを介して閉塞する固定金
具とにより、ミキサ車のドラムを廃棄物処理装置用の密
閉度の高いドラムに構成したので、ミキサ車の構成部品
を兼用して廃棄物処理装置を構成し、廃棄物処理装置の
コストの大幅な低減化を図ることができるとともに、目
的地までのミキサ車自身の運行により廃棄物処理装置の
迅速な輸送が可能となって廃棄物処理装置の積降し作業
を不要にした輸送効率の向上を図ることができる。
【0038】請求項2記載の発明におけるミキサ車を利
用した廃棄物処理装置によれば、ドラム内部で膨脹した
水蒸気や粉塵などを、隙間などから外部に飛散させず
に、ホッパから送風機の吸引側に吸い込んでウォータス
クラバーおよびサイクロンを介して濾過した状態で捕集
タンクに効率良く捕集することができる。
【0039】請求項3記載の発明におけるミキサ車を利
用した廃棄物処理装置によれば、スクープ側遮蔽板の対
向部分をドラム後端に対してシール材によりシールした
ので、回転するドラムに対するスクープ側遮蔽板のシー
ルを確実に行い、ドラムの密閉度をさらに高めることが
できる。
【0040】さらに、請求項4記載の発明におけるミキ
サ車を利用した廃棄物処理装置によれば、互いに開口方
向の異なる各開口部分を個別に遮蔽する第1ないし第3
スクープ側遮蔽板によってスクープ側遮蔽板を構成した
ので、各開口部分を簡単に遮蔽することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るミキサ車の背面図で
ある。
【図2】同ミキサ車の平面図である。
【図3】同ミキサ車の側面図である。
【図4】同じくスクープを車体後方から視た斜視図であ
る。
【図5】同じく第1スクープ側遮蔽板を車体後方から視
た背面図である。
【図6】図5のA−A線における断面図である。
【図7】同ミキサ車の後部を上方より視た平面図であ
る。
【図8】同じくフィルタ付近の側面図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る濾過装置の概略構成
を示す側面図である。
【図10】同じく図1相当図である。
【図11】同じく図2相当図である。
【図12】同じく図3相当図である。
【符号の説明】
1 廃棄物処理装置 2 ミキサ車 3 ドラム 4 ブレード 5 ホッパ 5a 投入口 6 スクープ 6a 排出口 11 車体枠 41 供給口 42 ホッパ側遮蔽板 43 フィルタ 51 上方開口部分 52 後方開口部分 53 スクープ側遮蔽板 54 第1スクープ側遮蔽板 55 第2スクープ側遮蔽板 56 第3スクープ側遮蔽板 57 ホース 58 固縛金具 64 シール材 71 送風機 72 吸引管 73 濾過装置 74 ウォータスクラバー 75 サイクロン 76 捕集タンク 77 配管

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体枠上に、内部にブレードを有するド
    ラムが前下がり状態で回転自在に搭載されているととも
    に、 上記車体枠には、上端部に投入口を有しかつ下端部がド
    ラム内部に連通するホッパと、下端部に排出口を有しか
    つ上端部がドラム内部に連通するスクープとが設けられ
    たミキサ車において、 上記ホッパには、廃棄物がホッパを介してドラム内部に
    供給されるよう,上記投入口の略中央に供給口を確保し
    た状態で、その供給口の周囲を遮蔽するホッパ側遮蔽板
    が設けられているとともに、 上記スクープには、上記ドラム内部でブレードにより混
    練処理された廃棄物がスクープを介して排出されるよ
    う,ドラム内部との連通部及び排出口をそれぞれ確保し
    た状態で、その連通部及び排出口に対応しない残る開口
    部分を遮蔽するスクープ側遮蔽板が設けられており、 上記供給口には、該供給口を開閉自在に覆うフィルタが
    設けられているとともに、 上記排出口には、可撓性のあるホースの一端が連結され
    ており、 上記車体枠には、上記ホースの他端を閉塞した状態で取
    外し可能に固縛する固縛金具が設けられていることを特
    徴とするミキサ車を利用した廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 車体枠上に、内部にブレードを有するド
    ラムが前下がり状態で回転自在に搭載されているととも
    に、 上記車体枠には、上端部に投入口を有しかつ下端部がド
    ラム内部に連通するホッパと、下端部に排出口を有しか
    つ上端部がドラム内部に連通するスクープとが設けられ
    たミキサ車において、 上記ホッパには、廃棄物がホッパを介してドラム内部に
    供給されるよう,上記投入口の略中央に供給口を確保し
    た状態で、その供給口の周囲を遮蔽するホッパ側遮蔽板
    が設けられているとともに、 上記スクープには、上記ドラム内部でブレードにより混
    練処理された廃棄物がスクープを介して排出されるよ
    う,ドラム内部との連通部及び排出口をそれぞれ確保し
    た状態で、その連通部及び排出口に対応しない残る開口
    部分を遮蔽するスクープ側遮蔽板が設けられており、 上記車体枠には、送風機が設けられていると共に、少な
    くともウォータスクラバー、サイクロンおよび脱着可能
    な捕集タンクを順次配管を介して連結してなる濾過装置
    が設置されており、 上記ホッパには吸引管の一端が連結されているととも
    に、該吸引管の他端は上記送風機の吸引口に連結され、
    上記送風機の吐出し口は、上記濾過装置の上流端に連結
    されており、 上記排出口には、可撓性のあるホースの一端が連結され
    ており、 上記車体枠には、上記ホースの他端を閉塞した状態で取
    外し可能に固縛する固縛金具が設けられていることを特
    徴とするミキサ車を利用した廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ドラムの後端に対向するスクープ側
    遮蔽板の対向部分には、該遮蔽板とドラム後端との間を
    シールするシール材が設けられている請求項1または請
    求項2記載のミキサ車を利用した廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】 上記スクープ側遮蔽板は、上記連通部と
    対応しないドラム後端の後方に開口するドラム側開口部
    分を遮蔽する第1スクープ側遮蔽板と、上記スクープの
    上方に開口する上方開口部分を遮蔽する第2スクープ側
    遮蔽板と、上記スクープの後方に開口する後方開口部分
    を遮蔽する第3スクープ側遮蔽板とを備えている請求項
    1または請求項2記載のミキサ車を利用した廃棄物処理
    装置。
JP06281891A 1994-09-19 1994-11-16 ミキサ車を利用した廃棄物処理装置 Expired - Lifetime JP3093587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06281891A JP3093587B2 (ja) 1994-09-19 1994-11-16 ミキサ車を利用した廃棄物処理装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22294294 1994-09-19
JP6-222942 1994-09-19
JP06281891A JP3093587B2 (ja) 1994-09-19 1994-11-16 ミキサ車を利用した廃棄物処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08141599A JPH08141599A (ja) 1996-06-04
JP3093587B2 true JP3093587B2 (ja) 2000-10-03

Family

ID=26525181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06281891A Expired - Lifetime JP3093587B2 (ja) 1994-09-19 1994-11-16 ミキサ車を利用した廃棄物処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3093587B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102005561B1 (ko) * 2018-05-11 2019-08-07 김천식 스쿠프 제조방법

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014049771A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 新東産業株式会社 アジテータ車及びアジテータ車の洗浄方法
JP2017000967A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 Kyb株式会社 浄化装置及び浄化処理車
JP7254541B2 (ja) * 2019-02-01 2023-04-10 極東開発工業株式会社 粒体のエア搬送車両
CN111229775A (zh) * 2020-01-14 2020-06-05 陕西省报废汽车回收拆解有限公司 一种带有除尘装置的报废汽车资源回收系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102005561B1 (ko) * 2018-05-11 2019-08-07 김천식 스쿠프 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08141599A (ja) 1996-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11433340B2 (en) Portable system and methodology that facilitates dust collection within a silo apparatus
CN209597669U (zh) 大米除尘装置
JP3093587B2 (ja) ミキサ車を利用した廃棄物処理装置
WO2013077033A1 (ja) ミキサドラム装置
CN112371069A (zh) 一种连续式反应、结晶、过滤、洗涤、干燥系统
US4098685A (en) Apparatus and method for separating lead battery materials
CN108018756A (zh) 集装箱式环保型沥青混合料搅拌设备
WO2016199665A1 (ja) 浄化装置及び浄化処理車
CA2290299A1 (en) Apparatus for depositing solids from an air current
CN221187061U (zh) 一种水泥生产混合装置
RU2794309C1 (ru) Аспирационная пылеулавливающая установка на базе транспортного средства
CN216703661U (zh) 一种布袋除尘器箱体结构
CN211864362U (zh) 一种废气处理用除尘装置
US4560282A (en) Apparatus for mixing and granulating powdery substances with a sifting device attached by means of a valve closure
JP3473370B2 (ja) 生ゴミ処理装置
RU32419U1 (ru) Установка для обезвреживания ртутьсодержащих отходов
CN115781134A (zh) 焊接废气处理装置
JPH11267619A (ja) 生ごみ処理装置
JPH05319506A (ja) ゴミ貯留排出装置
JP2000168881A (ja) 汚泥輸送用コンテナ、及び該コンテナを備えた輸送手段、並びに該コンテナを使用した汚泥処理システム
JPH08267043A (ja) 生ごみ処理装置
JP2004091195A (ja) 生ごみ処理装置搭載車
JP2001029926A (ja) 生ゴミ処理機
JPH0351328Y2 (ja)
JPS6038021A (ja) バグフイルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000711

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080728

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080728

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090728

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term