JPS6185467A - 流動性改良樹脂組成物 - Google Patents
流動性改良樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6185467A JPS6185467A JP59207749A JP20774984A JPS6185467A JP S6185467 A JPS6185467 A JP S6185467A JP 59207749 A JP59207749 A JP 59207749A JP 20774984 A JP20774984 A JP 20774984A JP S6185467 A JPS6185467 A JP S6185467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic polyester
- polyester resin
- aromatic
- fluidity
- acid ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/10—Esters; Ether-esters
- C08K5/12—Esters; Ether-esters of cyclic polycarboxylic acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は流動性を改良した熱可塑性ポリエステル樹脂組
成物に関する。更に詳しくは、極めて薄い肉厚や複雑な
形状の成形品を成形するため、熱可塑性ポリエステル樹
脂に芳香族多塩基酸エステルを添加し、優れた機械的性
質や難燃性を損なうことなく流動性を改良した熱可塑性
ポリエステル樹脂組成物に関する。
成物に関する。更に詳しくは、極めて薄い肉厚や複雑な
形状の成形品を成形するため、熱可塑性ポリエステル樹
脂に芳香族多塩基酸エステルを添加し、優れた機械的性
質や難燃性を損なうことなく流動性を改良した熱可塑性
ポリエステル樹脂組成物に関する。
熱可塑性ポリエステル樹脂、例えばポリアルキレンテレ
フタレート樹脂等は機械的性質、電気的性質、成形性な
どが優れているため、エンジニアリングプラスチックス
として広汎な用途に使用されている。しかし、可燃性で
あるため電気部品などに使用される場合、難燃剤、難燃
助剤の添加により難燃化が行われている。加えて高い機
械的強度、剛性の要求される分野に用いられる場合には
、更にガラス繊維等の強化充填剤を含む組成物として用
いられている。
フタレート樹脂等は機械的性質、電気的性質、成形性な
どが優れているため、エンジニアリングプラスチックス
として広汎な用途に使用されている。しかし、可燃性で
あるため電気部品などに使用される場合、難燃剤、難燃
助剤の添加により難燃化が行われている。加えて高い機
械的強度、剛性の要求される分野に用いられる場合には
、更にガラス繊維等の強化充填剤を含む組成物として用
いられている。
近年、電気・電子部品の小型軽量化に伴い、これらの分
野の成形品は厚みが極めて薄いものや複雑な形状のもの
が増えている。流動性の低い熱可塑性ポリエステル樹脂
組成物を用いて、これ等の成形品を射出成形すると、充
填不足を来たし、成形困難となり流動性改良が望まれて
いる。
野の成形品は厚みが極めて薄いものや複雑な形状のもの
が増えている。流動性の低い熱可塑性ポリエステル樹脂
組成物を用いて、これ等の成形品を射出成形すると、充
填不足を来たし、成形困難となり流動性改良が望まれて
いる。
従来、流動性改良方法としては、次の(1)〜(3)の
方法が取られてきた。
方法が取られてきた。
[11成形温度を上げる。
(2)重合度の低いベースポリマーを使用する(3〕滑
剤を添加する。
剤を添加する。
しかし、(1)の方法は充填剤量により制限を受けるば
かりでなく、あまり成形温度を高くするとベースポリマ
ーの熱分解により物性低下を導くことになる。(2)の
方法は、本来の優れた機械的性質を犠牲にしている。又
、(3)の方法では溶融安定性の著しい低下が見られ、
又、所望の流動性を得るため滑剤を多量に加えなければ
ならず押出性、成形性が悪化する等の問題点がある。
かりでなく、あまり成形温度を高くするとベースポリマ
ーの熱分解により物性低下を導くことになる。(2)の
方法は、本来の優れた機械的性質を犠牲にしている。又
、(3)の方法では溶融安定性の著しい低下が見られ、
又、所望の流動性を得るため滑剤を多量に加えなければ
ならず押出性、成形性が悪化する等の問題点がある。
本発明者等は樹脂組成物の優れた機械的、熱的、電気的
性質、難燃性等の諸物性を損なうことなく流動性を改善
しうる改良剤を見出し本発明に至った。
性質、難燃性等の諸物性を損なうことなく流動性を改善
しうる改良剤を見出し本発明に至った。
即ち、本発明は、熱可塑性ポリエステル樹脂に流動性改
良剤として芳香族多塩基酸エステルを添加してなる流動
性改良樹脂組成物に係わるものである。
良剤として芳香族多塩基酸エステルを添加してなる流動
性改良樹脂組成物に係わるものである。
本発明に用いられる熱可塑性ポリエステル樹脂とは、主
として芳香族ジカルボン酸とジオール、或いはオキシカ
ルボン酸からなる芳香族ポリエステルである。ここで用
いられる芳香族ジカルボン酸の例を示せば、テレフタル
酸、イソフタル酸、2−メチルテレフタル酸、4−メチ
ルテレフタル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフェニル
ジカルボン酸等の二官能性カルボン酸であり、一種又は
二種以上使用することができる。
として芳香族ジカルボン酸とジオール、或いはオキシカ
ルボン酸からなる芳香族ポリエステルである。ここで用
いられる芳香族ジカルボン酸の例を示せば、テレフタル
酸、イソフタル酸、2−メチルテレフタル酸、4−メチ
ルテレフタル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフェニル
ジカルボン酸等の二官能性カルボン酸であり、一種又は
二種以上使用することができる。
特にテレフタル酸が好ましい。
ジオールの例を示せば、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族グリ
コール等であり、一種又は二種以上混合使用出来る。特
に、エチレングリコール、テトラメチレングリコールが
好ましい。又、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)プロパン等の芳香族ジヒドロキシ化合物も使用出来る
。
ングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族グリ
コール等であり、一種又は二種以上混合使用出来る。特
に、エチレングリコール、テトラメチレングリコールが
好ましい。又、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)プロパン等の芳香族ジヒドロキシ化合物も使用出来る
。
オキシカルボン酸の例を示せば、オキシ安息香酸、オキ
シナフトエ酸等が挙げられる。
シナフトエ酸等が挙げられる。
特に好ましい熱可塑性ポリエステル樹脂はポリエチレン
テレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート及
びこれらの共重合物又は混合物等である。
テレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート及
びこれらの共重合物又は混合物等である。
この他、芳香族ヒドロキシカルボン酸の一種又は二種以
上よりなる熱可塑性完全芳香族ポリエステル樹脂及び上
記熱可塑性ポリエステル樹脂等との共重合物又は混合物
も用いることが出来る。
上よりなる熱可塑性完全芳香族ポリエステル樹脂及び上
記熱可塑性ポリエステル樹脂等との共重合物又は混合物
も用いることが出来る。
本発明で用いられる流動性改良剤とは、芳香族多塩基酸
エステルであり、特に一般式(1)で表される芳香族多
塩基酸エステルが好ましい。
エステルであり、特に一般式(1)で表される芳香族多
塩基酸エステルが好ましい。
〔式中Xは−GOOR(ここでRは炭素数1〜12のア
ルキル基)を示す。nは2〜6の整数である。
ルキル基)を示す。nは2〜6の整数である。
また、各XのRは同一でも異なっていても良い。
5 〕
−i式(1)で表される化合物は、−fGにアルキル基
の炭素数の増加とともに揮発性は低減して耐老化性、耐
久性が向上し、耐寒性も良くなるが、加工性、可塑化効
率は悪くなる傾向にあるため、Rの炭素数は7〜9が好
ましい。一方、nについては数を増加させると、耐熱性
は向上する傾向にあるため、物性及び加工面よりnは3
又は4が好ましい。
の炭素数の増加とともに揮発性は低減して耐老化性、耐
久性が向上し、耐寒性も良くなるが、加工性、可塑化効
率は悪くなる傾向にあるため、Rの炭素数は7〜9が好
ましい。一方、nについては数を増加させると、耐熱性
は向上する傾向にあるため、物性及び加工面よりnは3
又は4が好ましい。
ポリテトラメチレンテレフタレートのように比較的加工
温度の高い樹脂には、−i式(1)で表される化合物の
中でも特にnが3又は4の化合物が適している。
温度の高い樹脂には、−i式(1)で表される化合物の
中でも特にnが3又は4の化合物が適している。
この芳香族多塩基酸エステルの添加量は全組成物の0.
5〜lO重量%、好ましくは1〜3重量%であり、少量
で十分な効果を発揮する。0.5重量%未満では十分な
効果を有せず、また10重量%を越えて添加すると機械
的物性の低下や難燃性に支障をきたす恐れがある。
5〜lO重量%、好ましくは1〜3重量%であり、少量
で十分な効果を発揮する。0.5重量%未満では十分な
効果を有せず、また10重量%を越えて添加すると機械
的物性の低下や難燃性に支障をきたす恐れがある。
本発明では熱可塑性ポリエステル樹脂に難燃剤、難燃助
剤等を添加した難燃性熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
に本発明に係る芳香族多塩基酸エステルを添加し流動性
を改良することも出来る。
剤等を添加した難燃性熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
に本発明に係る芳香族多塩基酸エステルを添加し流動性
を改良することも出来る。
本発明に用いられる難燃剤とは、一般に用いられている
有機ハロゲン化合物、リン化合物であるが、特に芳香族
臭素化合物が好ましく、具体例をあげれば、ジフェニル
エーテルの臭素5〜10置換化合物、エチレングリコー
ルジフェニルエーテルの芳香環水素の臭素5〜10置換
化合物などの低分子量臭素化合物、あるいはビスフェノ
ールAなどから誘導される芳香族カーボネート、エポキ
シ化合物の単量体やそれらの重合体の臭素化物、ポリス
チレンオリゴマーの臭素化物、臭素化シアヌル酸エステ
ル化合物等である。
有機ハロゲン化合物、リン化合物であるが、特に芳香族
臭素化合物が好ましく、具体例をあげれば、ジフェニル
エーテルの臭素5〜10置換化合物、エチレングリコー
ルジフェニルエーテルの芳香環水素の臭素5〜10置換
化合物などの低分子量臭素化合物、あるいはビスフェノ
ールAなどから誘導される芳香族カーボネート、エポキ
シ化合物の単量体やそれらの重合体の臭素化物、ポリス
チレンオリゴマーの臭素化物、臭素化シアヌル酸エステ
ル化合物等である。
本発明ではこれらの難燃剤は一種又は二種以上使用する
ことが出来る。
ことが出来る。
難燃剤の添加量は、添加量を多くすると組成物の機械的
性質は低下するため、可能な限り少量とすることが好ま
しい。添加量は組成物全体に対して一般に1〜30重量
%であり、2〜20重量%が好ましい。
性質は低下するため、可能な限り少量とすることが好ま
しい。添加量は組成物全体に対して一般に1〜30重量
%であり、2〜20重量%が好ましい。
本発明に用いられる難燃助剤とは三酸化アンチモン、ハ
ロゲン化アンチモン、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム等の金属酸化物や水酸化物等である。添加量は
組成物全体に対して0.5〜15重量%であり、好まし
くは1〜10重世%である。
ロゲン化アンチモン、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム等の金属酸化物や水酸化物等である。添加量は
組成物全体に対して0.5〜15重量%であり、好まし
くは1〜10重世%である。
本発明においては強化充填剤を組成物に添加使用出来る
。強化充填剤としては、ガラス繊維、炭素繊維、グラフ
ァイト繊維、金属繊維、シリコンカーバイト繊維、アス
ベスト、ウオラストナイト、繊維状チタン酸カリウム等
の無機繊維、ボイスカー、各種の有機繊維等の繊維状強
化充填剤、雲11(1:(白雲母、金雲母、セリサイト
等)、板状ガラス(ガラスフレーク)、タルク、金属箔
等の板状強化充填剤、ガラスピーズ、炭酸カルシウム、
石英粉、シリカ、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、
クレー、ケイ藻土、アルミナ、ケイ砂、ガラス粉、金属
粒、グラファイト等の粒状充填剤等である。これらの強
化充填剤は一種又は二種以上混合使用出来る。
。強化充填剤としては、ガラス繊維、炭素繊維、グラフ
ァイト繊維、金属繊維、シリコンカーバイト繊維、アス
ベスト、ウオラストナイト、繊維状チタン酸カリウム等
の無機繊維、ボイスカー、各種の有機繊維等の繊維状強
化充填剤、雲11(1:(白雲母、金雲母、セリサイト
等)、板状ガラス(ガラスフレーク)、タルク、金属箔
等の板状強化充填剤、ガラスピーズ、炭酸カルシウム、
石英粉、シリカ、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、
クレー、ケイ藻土、アルミナ、ケイ砂、ガラス粉、金属
粒、グラファイト等の粒状充填剤等である。これらの強
化充填剤は一種又は二種以上混合使用出来る。
これらの強化充填剤は機械的物性の強化、4電性の付与
、変形防止、摩擦特性の改良、難燃性の向上等の種々の
目的に応じて用いられる。
、変形防止、摩擦特性の改良、難燃性の向上等の種々の
目的に応じて用いられる。
これらの強化充填剤の総添加量は特に限定はないが60
重量%程度が実用上限であり、好ましくは0.5〜50
重量%である。
重量%程度が実用上限であり、好ましくは0.5〜50
重量%である。
上記の如き各種の強化充填剤は適当な表面処理剤で表面
処理を行ったものを使用すれば、機械的強度は更に改善
される。ここで表面処理剤としては種々の公知のものが
本発明に使用可能であり、−例を示せば、シラン系、チ
タネート系物質等が挙げられる。
処理を行ったものを使用すれば、機械的強度は更に改善
される。ここで表面処理剤としては種々の公知のものが
本発明に使用可能であり、−例を示せば、シラン系、チ
タネート系物質等が挙げられる。
本発明組成物には更にその目的に応し所望の特性を付与
するため、従来公知の添加物、例えば滑剤、核剤、離型
剤、帯電防止剤、その他の界面活性剤、可塑剤、顔料、
染料、耐熱安定剤、紫外線安定剤、有機高分子物質、例
えば前記ポリカーボネート、低分子量ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリウレタン、フッ素樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−アルキルアクリレート
共重合体、スチレンーブタジエンーアクリロニトリル共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体等のビニ
ル系化合物及びその共重合体、ポリアクリレート樹脂か
らなる多相グラフト共重合体、熱可塑性セグメント型コ
ポリエステル等を一種又は二種以上添加含有させること
も可能である。
するため、従来公知の添加物、例えば滑剤、核剤、離型
剤、帯電防止剤、その他の界面活性剤、可塑剤、顔料、
染料、耐熱安定剤、紫外線安定剤、有機高分子物質、例
えば前記ポリカーボネート、低分子量ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリウレタン、フッ素樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−アルキルアクリレート
共重合体、スチレンーブタジエンーアクリロニトリル共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体等のビニ
ル系化合物及びその共重合体、ポリアクリレート樹脂か
らなる多相グラフト共重合体、熱可塑性セグメント型コ
ポリエステル等を一種又は二種以上添加含有させること
も可能である。
本発明の組成物の調製は従来の樹脂組成物調製法として
一般に用いられる公知の方法により容易に調製される9
例えば、各成分を混合した後、押出機により練込押出し
てペレットを調製し、しかる後成形する方法、一旦組成
の異なるペレットを調製し、そのペレットを所定量混合
して成形に供し成形後に目的組成の成形品を得る方法、
成形機に各成分の1又は2以上を直接仕込む方法等、何
れも使用出来る。
一般に用いられる公知の方法により容易に調製される9
例えば、各成分を混合した後、押出機により練込押出し
てペレットを調製し、しかる後成形する方法、一旦組成
の異なるペレットを調製し、そのペレットを所定量混合
して成形に供し成形後に目的組成の成形品を得る方法、
成形機に各成分の1又は2以上を直接仕込む方法等、何
れも使用出来る。
[実施例]
以下、本発明を実施例について説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
れらの実施例に限定されるものではない。
尚、以下の例に示した物性の測定法は次の通りである。
1)流動性の測定法
本発明の組成物からなるペレットを用いて、下記の条件
0設定した成形機及び薄肉バーフロー金型で試験片(幅
5nmX厚さ0.3 mm)を成形し、その流動長から
流動性を評価した。
0設定した成形機及び薄肉バーフロー金型で試験片(幅
5nmX厚さ0.3 mm)を成形し、その流動長から
流動性を評価した。
シリンダ一温度:240°C
射 出 圧: 1000kg/cm2金型温
度:60℃ 2)固有粘度 濃度8%、0−クロロフェノール溶液で測定した。
度:60℃ 2)固有粘度 濃度8%、0−クロロフェノール溶液で測定した。
実施例1〜2、比較例1〜2
固有粘度1.0のポリテトラメチレンテレフタレート及
び各種添加剤を第1表に示す割合で添加混合し、40m
mφベント式押出機を通してペレット状に賦形し本発明
の組成物を得た。
び各種添加剤を第1表に示す割合で添加混合し、40m
mφベント式押出機を通してペレット状に賦形し本発明
の組成物を得た。
次いで、このペレットを用いて試験片を成形し、流動性
、機械的性質、難燃性の評価を行った。
、機械的性質、難燃性の評価を行った。
一方、比較例として芳香族多塩基酸エステルを含まない
系について同様に組成物を調製し評価した。
系について同様に組成物を調製し評価した。
結果を第1表に示す。
実施例3〜9、比較例3〜7
固有粘度0.8のポリテトラメチレンテレフタレートを
用いて、第2表に示す各種添加剤を実施例1と同様に調
製し、同様に評価した。
用いて、第2表に示す各種添加剤を実施例1と同様に調
製し、同様に評価した。
又、比較例として芳香族多塩基酸エステルを含まない系
について同様に組成物を調製し、評価した。
について同様に組成物を調製し、評価した。
結果を第2表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性ポリエステル樹脂に流動性改良剤として芳
香族多塩基酸エステルを添加してなる流動性改良樹脂組
成物。 2、芳香族多塩基酸エステルが一般式(1)で表される
化合物である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
・・(1) 〔式中Xは−COOR(ここでRは炭素数1〜12のア
ルキル基)を示す。nは2〜6の整数である。また、各
XのRは同一でも異なっていても良い。〕 3、熱可塑性ポリエステル樹脂が主として芳香族ジカル
ボン酸とジオールからなる芳香族ポリエステル樹脂であ
る特許請求の範囲第1又は2項記載の組成物。 4、熱可塑性ポリエステル樹脂がポリテトラメチレンテ
レフタレート樹脂である特許請求の範囲第1、2又は3
項記載の組成物。 5、熱可塑性ポリエステル樹脂が難燃性熱可塑性ポリエ
ステル樹脂である特許請求の範囲第1、2、3又は4項
記載の組成物。 6、熱可塑性ポリエステル樹脂に強化充填剤が添加され
た特許請求の範囲第1、2、3、4又は5項記載の組成
物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59207749A JPS6185467A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 流動性改良樹脂組成物 |
CA000490341A CA1261996A (en) | 1984-10-03 | 1985-09-10 | Polyester composition improved in fluidity |
EP85306514A EP0177208A3 (en) | 1984-10-03 | 1985-09-13 | Resin composition improved in fluidity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59207749A JPS6185467A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 流動性改良樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6185467A true JPS6185467A (ja) | 1986-05-01 |
JPH0473461B2 JPH0473461B2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=16544903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59207749A Granted JPS6185467A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 流動性改良樹脂組成物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0177208A3 (ja) |
JP (1) | JPS6185467A (ja) |
CA (1) | CA1261996A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01268752A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-26 | Teijin Ltd | 樹脂組成物 |
DE112007002973T5 (de) | 2006-12-19 | 2009-10-29 | Wintech Polymer Ltd. | Polybutylenterephthalatharzzusammensetzung |
WO2011024217A1 (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | 株式会社トモヤ | ポリエステルシート、ポリエステル成形品、ポリエステル樹脂マスターバッチ |
JP2013216818A (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-24 | Toyobo Co Ltd | 電気電子部品封止材用ポリエステル樹脂組成物、電気電子部品封止体の製造方法および電気電子部品封止体 |
US9499682B2 (en) | 2007-10-17 | 2016-11-22 | Wintech Polymer Ltd. | Polybutylene terephthalate resin composition and thin molded article |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8909249D0 (en) * | 1989-04-24 | 1989-06-07 | Ici Plc | Polyester composition |
CH690438A5 (de) * | 1996-05-03 | 2000-09-15 | Forbo Giubiasco Sa | Flächiges Belagsmaterial aus Kunststoff. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981449A (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-06 | ||
JPS4990343A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-08-29 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB805590A (en) * | 1955-06-30 | 1958-12-10 | Goodyear Tire & Rubber | Plasticized linear aromatic polyester compositions |
NL269134A (ja) * | 1960-09-14 | |||
US4223125A (en) * | 1976-11-23 | 1980-09-16 | Bayer Aktiengesellschaft | Polyester compositions which crystallize rapidly |
JPS55125151A (en) * | 1979-03-20 | 1980-09-26 | Toray Ind Inc | Polyester composition for use in molding |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP59207749A patent/JPS6185467A/ja active Granted
-
1985
- 1985-09-10 CA CA000490341A patent/CA1261996A/en not_active Expired
- 1985-09-13 EP EP85306514A patent/EP0177208A3/en not_active Ceased
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981449A (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-06 | ||
JPS4990343A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-08-29 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01268752A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-26 | Teijin Ltd | 樹脂組成物 |
DE112007002973T5 (de) | 2006-12-19 | 2009-10-29 | Wintech Polymer Ltd. | Polybutylenterephthalatharzzusammensetzung |
US9499682B2 (en) | 2007-10-17 | 2016-11-22 | Wintech Polymer Ltd. | Polybutylene terephthalate resin composition and thin molded article |
WO2011024217A1 (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | 株式会社トモヤ | ポリエステルシート、ポリエステル成形品、ポリエステル樹脂マスターバッチ |
JP2013216818A (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-24 | Toyobo Co Ltd | 電気電子部品封止材用ポリエステル樹脂組成物、電気電子部品封止体の製造方法および電気電子部品封止体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0473461B2 (ja) | 1992-11-20 |
CA1261996A (en) | 1989-09-26 |
EP0177208A2 (en) | 1986-04-09 |
EP0177208A3 (en) | 1987-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3644574A (en) | Shaped articles of blends of polyesters and polyvinyls | |
EP0516351B1 (en) | Flame-retardant polybutylene terephthalate resin composition | |
JPS6166746A (ja) | 難燃性ポリブチレンテレフタレ−ト組成物 | |
EP0057415A2 (en) | Polyester resin composition | |
EP0065777A1 (en) | Flame-retardant resin composition | |
JPH0395257A (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
EP0631602B1 (en) | High impact polyester/ethylene copolymer blends | |
JPS61148262A (ja) | ポリブチレンテレフタレ−ト樹脂組成物 | |
US4140671A (en) | Warp-resistant flame-retarded reinforced thermoplastic compositions | |
US4123415A (en) | Reinforced thermoplastic polyester compositions having improved resistance to heat deflection | |
CA1307368C (en) | Thermoplastic polyester resin composition | |
JPS6185467A (ja) | 流動性改良樹脂組成物 | |
US4244859A (en) | Aromatic polyester composition | |
JPH036257A (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
GB1592206A (en) | Flame-retarded reinforced thermoplastic polyester composition having arc resistance and process for preparing same | |
JPS638453A (ja) | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 | |
JPH0651829B2 (ja) | ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物 | |
JPH1135809A (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
JPS62207357A (ja) | 流動性改良難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
JPH0517669A (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
JPH0841302A (ja) | 難燃性ポリブチレンテレフタレート系樹脂組成物 | |
JPS6215582B2 (ja) | ||
JP3215284B2 (ja) | 難燃性ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成物 | |
JPS6351449A (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
JPS6019333B2 (ja) | ポリエステル組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |