JPS6185396A - ホスフアチジルコリンの製造方法 - Google Patents

ホスフアチジルコリンの製造方法

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JPS6185396A
JPS6185396A JP20679184A JP20679184A JPS6185396A JP S6185396 A JPS6185396 A JP S6185396A JP 20679184 A JP20679184 A JP 20679184A JP 20679184 A JP20679184 A JP 20679184A JP S6185396 A JPS6185396 A JP S6185396A
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fatty acid
acid
mol
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reaction
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JP20679184A
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Yasuhisa Noguchi
野口 泰久
Yoshiro Nakano
善郎 中野
Osamu Nakachi
仲地 理
Hidenori Konishi
小西 秀則
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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    • A61K47/00Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
    • A61K47/06Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite
    • A61K47/24Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite containing atoms other than carbon, hydrogen, oxygen, halogen, nitrogen or sulfur, e.g. cyclomethicone or phospholipids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新しいホスファチジルコリンの製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
リン脂質は細胞の生体膜の成分として存在しており、生
体膜では2分子構造を持った二重層膜を形成し、タンパ
ク質、コレステロール等とともに物質の透過、選択的輸
送等の生命現象に欠くことのできない機能を果している
。生体中には主にホスファチジルコリン(以下PCと記
す)、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジ
ルセリン、ホスファチジルイノシト−ル、スフインゴミ
ニリン等のリン脂質が存在し、このうちI) Cは一般
にレシチンと呼ばれ、生体中に最も多く存在し、特にそ
の重要性が認めら九でいる。これらのリン脂質に共通し
た特徴は親水仙と疎水基をその分子内に持つことであり
、これによりリン脂質に特徴的なリポソームと呼ばれる
小胞を作ることができ、あるいは基板I−にラングミュ
ア−・プロジェットのlj法により分子が配向した薄膜
を作ることができる。
天然のリン脂質は−1,業的にはすでに天然乳化剤どし
て、食品、化υ14品業界等で利用される一方、その生
理活性イ1用を利用した医薬への展開が行わオ(でいる
最近リン脂質は水中で2分子構造をとった2重層膜を持
−)リポソームと呼ばれる閉鎖小胞体を形成することが
知られ、その用途が種々考えられている。たとえば医学
、薬学分野においては薬剤運搬体、人工血油等へ、また
−に学的分野においては人に細胞への展開が考えられて
いる。そして最近ではリン脂質の作る薄膜をエレクトロ
ニクスへ応用し、絶縁性膜などへの展開が考えられてい
る。
しかしながらいずれの用途においてもl31在は天然リ
ン脂質が用いられているが、リン脂質が?1a合物であ
るために再現性が悪く、また強度不足のl−めにリン脂
質本来の機能を1.業的に応用するに至っていない。こ
れらの用途に応用するためにはその目的に応じた構造、
強度を持ったリン脂質が嘱望されており、そのために種
々の試みがなされている。たとえばリン脂質を薬剤)■
搬体用リポソームとして用いるためには生体内分解酵素
の影響をあまり受けず、しかも機能を果した後は分解さ
れる必要がある。そのためにリポソームの一部に重合性
リン脂質を用いて、重合リポソームとしたり、酵素によ
り分解を受けにくいエーテル結合を持ったリン脂質を用
いることが試みられている。また薄膜としての利用を考
えたときには、その強度を増すために重合性リン脂質が
好ましいとされている。
従来よりPCの合成法として全合成法、゛i合成法が知
られているが(naerら1.lAC3す(4)、 7
61(1!13り)、 、1.旧o1.(脂rm、 2
30.447(H]58)、 、1ACS72、 !1
42(+!150))、全合成V;は二E程数が多く、
工業化は困難である。半合成法つまり脂肪酸とグリセロ
ホスホリルコリンからP Cを合成する方法としてはf
、’ff来より、(1)脂肪酸を酸クロリド化して用い
る方Y): (Can、 、1.旧ochem、 Ph
ysjol、 3)−,953(141,5!1))、
(2)脂肪酸をイミダゾール塩として用いる力171(
特開昭51−91213、Ilcrmetterら、C
hem。
Phy:1.1ipitls I!181.2鼻、 l
11)、および(3)脂肪酸を酸無水物として用いる方
法(Regen ら1.IACS(1!182)、 1
04.791)が知られている。
このうち酸クロリドを原料に用いる方法は、不飽和脂肪
酸を酸クロリド化する際に二重結合が塩素化される可能
性が強く、しかも酸クロリドが水に弱いために非常に扱
いにくいとともに、合成時に不純物か多くできる欠点が
ある。イミダゾール塩を原料に用いる方法はイミダゾー
ル化試薬が高価な1.、に、金属す1−リウムの使用な
ど不便なことが多い。これらに比較して酸無水物を原料
に用いるJl法は合成がマイル1くてあり、不純物も少
ない効果的な方法である。
この方法に使用する酸無水物を合成する方法としては、
無水酢酸と脂肪酸を反応させる方θ、(Wallace
ら、JACS、 6.p、 699(+941))、酸
クロリドと脂肪酸を反応させる方法(Youngsら1
.IAOCS、 35゜416(1958))などが従
来から知られているが、これらの方法はかなり過激な方
法であり、不飽和結合に持つ脂肪酸には好ましい方法で
はない。穏やかな酸無水物化方法としてはN、N’−ジ
シクロへキシルカルボジイミドを用いる方法が知られて
おり(Ringsdorfら、IACS、 +984.
106.1627)、この方法はマイルドで不飽和結合
を持つ脂肪酸の酸無水物化には好ましい方法である。
このような方法による従来のPCの製造方法は、N、N
’−ジシクロへキシルカルボジイミドを脂肪酸の1!2
モル当量用いて乾燥クロロホルム中などで反応を行い、
沈殿物をろ別後シリカゲルカラム等を用いて精製し、乾
燥することにより脂肪酸無水物を得、それをグリセロホ
スホリルコリン、またはその金属塩と反応させることに
よりp Cを11)る力θ、であ1)、その反応は次の
反応式〔1〕1こ示されろ。
(>()11 〔発明が解決しようどする問題点〕 しかしなからこの方θさでは、反応式N)で示されるよ
うに、11 (:合成時に遊離の脂肪酸が副生じ、酸の
使用効十が非常に悪く、理論的にも必要量の2 (i’
+の脂肪酸を使用しなければならない。しかも2級の−
011をエステル化するためにはそれ以1−の酸が必要
とされる。加えるにこの反応には触媒が必要であり、こ
の触媒はl) (:の異性化に生しさせ=7− ないために塩基性の穏やかなものであることが必要であ
るが、このために副生じた遊離酸と塩基f1の触媒が反
応し、触媒が効力を発揮できなくなる。
従ってこの反応系を進行させるためには多量の塩基性触
媒を用い、副生じた遊離酸を塩として反l、と、系外に
移し、しかも触媒作用を発揮させなければならない問題
点がある。加えてこの反応によく触媒として用いられる
4−ジメチルアミノピリジンは高価であり、多量に用い
ることは軽済的にも損失が多く、合成された[)Cの精
製も困難になるなどの問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は以上のような問題点を解決するためのもので
、グリセロホスホリルコリン、脂肪酸およびカルボジイ
ミド系縮合剤を触媒の存在ドに混合して反応させること
により、脂肪酸および触媒の使用量を削減し簡Qlなに
程および装置により高収率でPCを製造することが可能
なpcのvl造J)法を提案する。
この発明は、クリセロホスホリルコリンまたは=8− その塩、脂肪酸、およびこの脂肪酸と等モル以」ユのカ
ルボジイミド系縮合剤を、触媒の存在下に脱水溶媒中で
混合し、反応させることを特徴とするホスファチジルコ
リンの製J告力゛法である。
本発明において製造の対象となるPCは次の一般式〔1
1〕で表わされる。
(ここでIくけ脂肪鎖を示す。) 本発明の原料であるグリセロホスホリルコリンまたはそ
の塩(以下GPCと記す)は合成される11 Cの骨格
となるもので、主に大豆、卵黄等の天然lノシチンを分
離後、加水分解またはアルコーリシスして得ることがで
きる。天然レシチンの分離はシリカゲルカラム、活性ア
ルミナカラム等を用い、クロロポルtz/メタノール系
混合溶媒等で溶出させて行われる。分離したレシチンか
ら011 (:を得るには、テトラブチルアンモニウム
ヒト[Jキサイド等の4級アルキルアンモニウ11水酸
化物おるいはアルカリ金属などでアルコーリシスするこ
とができるが、低濃度のアルカリ等で穏やか1:加水分
解してもよい。こうして得られるG r’ Cはグリセ
ロホスホリルコリンそのままで、あるいけ金属塩として
反応に用いることができる。
本発明の次の原料である脂肪酸としては、天然もしくは
合成の飽和または不飽和脂肪酸が使用でき、特に炭素数
10〜24のものが好ましい。このような脂肪酸として
はミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸、リノール酸等の天然由来の脂肪酸、あるいは分子
内に重合MJ、l;やフェニル基などを持った合成脂肪
酸があり、これらを目的に応して!11独に用いたり、
あるいは自由に組合わせることができる。重合性基を持
つ脂肪酸を使用すると重合性のP Cを製造することが
できる。
本発明で使用するカルボジイミド系縮合剤は、脂肪酸を
縮合させて脂肪酸無水物を生成するカルボジイミドまた
はその誘導体で、N、N’−ジシクロへキシルカルボジ
イミド(以−ドI) CCと記す)が代表的であるが、
このほかに1−シクロヘキシル−3−(2−モルホリノ
エチル)カルボジイミド、1−シクロへキシル−3−(
4−ジエチルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド、
■−エチルー3− (ジエチルアミノプロビル)カルボ
ジイミ1−1N、N’−ジイソプロピルカルボジイミド
等が使用できる。
本発明で使用する触媒はG P Cと脂肪酸無水物とを
反応させてPCを生成させるための触媒であり、P C
の異性化を生じさせない塩基性の穏やかなものが好まし
く、4−ジメチルアミノピリジン(以下1”l M A
 r’と記す)が一般的であるが、このほかに4−ピロ
リジノピリジン、ピリジン等が使用できる。
反応に使用する溶媒としては」−記各成分を溶解できる
ものであればよく、例えはジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素、ベンゼン、トルエン、ヘキサン等が使
用でき、脱水(乾燥)したものを使用する。
I) Cの製造方法は、D CC等のカルボジイミ]・
系縮合剤を脂肪酸と等モル以1−用い、ジクロロメタン
等の乾燥溶媒中でOP C1脂肪酸、カルボジイミド系
縮合剤および触媒を同時に仕込み反応させる。DCC等
の縮合剤は反応途中で適時添加することもできる。反応
は常温で攪拌下に6〜72時間行うことによりPCが生
成する。
このときの反応は次の反応式〔■1〕に示される。
1’lCC+RCOOII□−+ この反応は、反応系にl) CC等の縮合剤が存在する
と、脂肪酸がr)MΔF)等の触媒とは反応せず、縮合
剤と反応して酸無水物化するという新しい知見を利用す
るものであり、(nl)式ではDccにより脂肪酸を酸
無水物化し、それをGPcと反応させてI)Cを生成さ
せ、副生じた遊離脂肪酸を再び= 1l− DCCにより酸無水物化して反LL・に用いる。
このように反応によって遊離する脂肪酸を常に過剰の縮
合剤と反応させて酸無水物とし、これをGPCと反応さ
せると、脂肪酸を酸無水物へとリサイクル使用すること
になり、反応に必要な脂肪酸量が削減できるとともに、
触媒も遊離脂肪酸と塩を作らず、少量にて効力を発揮す
ることになる1縮合剤の必要量は脂肪酸と等モル以!二
であればよく、大過剰に添加してもP Cの収率をドげ
ろことばないが、脂肪酸のモル数の2倍鍍までが適当で
ある。縮合剤は反応の経過とともに適時添加してもよく
、予め反応開始時に必要量を全て添加してもよい。
反応終了後、従来法と同様にろ別、濃縮、精製を行い精
製PCを得る。原料である脂肪酸を選ぶことにより、用
途に応して種々の構造および強度を有するPCが製造さ
れる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、GPC1脂肪酸およびカルボジイミド
系縮合剤を触媒の存在ドに混合して反応させろようにし
たので、脂肪酸および触媒の使用btを削減し、fIn
 litな1ユ稈および装置により高収率で1)(:を
製造することができる。
〔実施例〕
以1・参考例、比較例、実施例に基づき本発明を1」体
的にJ)1明する。
参ζ例1 市販卵//jレシチン50gを直径8cmのカラスカラ
11に−)めた1500mfl  のシリカゲルで分離
した。溶出溶剤にはクロロホルム/メタノール/水= 
6F’) / 25 / 4 fz用いた。得られたT
)C3]、gを500mQ  のエーテルに溶解させて
、攪拌しっつテ1〜ラブチルアンモニウ11ヒドロキサ
イド10%メタノール溶液80IIIQ  を加えた。
底に沈殿したG I) Cをデカンテーションで回収し
、エーテルで洗浄した。乾燥後9.1gのG P Cを
回収した。
比較例 パルミチン@ I Og(0,039−[=ル)とl)
 CC4,0g((’1.02モル)を乾燥クロ[1ホ
ル/、中で5℃、15時間反応させた。析出したジシク
ロヘキシルウレアをろ別し、ろ液を濃縮して粗パルミチ
ン酸無水物を得た。この粗パルミチン酸無水物を、クロ
ロホルムを溶出剤として、シリカゲルカラムで分離し、
純パルミチン酸無水物6.8g(0,014モル)を得
た(反応式−〔■〕)。
CC リ ジシクロへキシルウレア 次に参考例1で得たGPCo、89g(0,0035モ
ル)をナスフラスコにとり、ベンゼンを加えて減圧上共
沸脱水し、乾燥GPCを得た。このGP Cと純パルミ
チン酸無水物6−8 g (o、o ] 44モル、お
よびDMA P 3.4 g (0,028モル)をジ
クロロメタン中でガラスピーズとともに攪拌し、室温下
72時間反応させ、ガラスピーズ等をろ別後ろ液を濃縮
し、溶出剤としてクロロホルム/メタノール/ 水= 
65 / 25 / 4を用いてシリカゲルカラムで精
製し、シバルミチン酸ホスファチジルコリン(+)PP
C)]、03gを得た。これは対G1) C収率で40
,1%、対酸敗率で6.7%に相当する。
実施例1 パルミチン酸7.7 g (0,03モル)、nccに
、8 g (0,033モル)、DMA丁”0.61.
g(0,005モル)、および乾燥(E P C’1 
、3 g(0,005モル)を比較例と同様にガラスピ
ーズとともにジクロロメタン中で室温下72時間反応さ
せた。カラスビーズ等をろ別後、比較例と同様に処理し
、D l) p c 3 、2 gを得た。これは対G
l)(:収率87.2%、対酸敗率で27.0%に相当
し、比較例よりも好収率であった。
実施例2 パルミチン酸7−7g(0,03モル)、DCC+ o
、a g (0,05モル)、DMAPo、61 g(
0,005モル)、およびG PC2,6g (0,0
1モル)を実施例1と同様にジクロロメタン中で、 l
b− 室温下48時間反応させた。ガラスピーズ等をろ別後、
比較例と同様に処理し、D P P C6,1gを得た
。これは対GPC収率83.1%、対酸収ψ51.4%
に相当し、比較例よりも好収率であった。
実施例3 パルミチン酸30.7 g(0,12モル)、【)CC
27,2g (0,1−3モル) 、r)MAR2,4
/l g(0,02モル)、およびCE PC10,2
g(0,04モル)を実施例1と同様に、ジクロロメタ
ン中で、室温下24時間反応させた。次いでI) r:
 C+o、:+g(0,05モル)を加え室温下24時
間反応させた。
ガラスピーズ等をろ別後、比較例と同様に処理し、DP
PC22,3gを得た。これは対GPC収率76.2%
、対酸収率47.1%に相当し、比較例よりも好収率で
あった。
実施例4 オレイン酸8−5g (0,03モル)、1)CC10
,3g (0,05モル) 、 DMA P O,61
g(0,005モル)、およびG P C2、6g(0
,01モル)を実施例1と同様にジクロロメタン中で、
室温F 48時間反応させた。ガラスピーズ等をろ別後
、比較例と同様に処理し、ジオレイン酸■〕C6,2g
を得た。これは対OP C収率79.1%、k、f酸収
甲49.5%に相当し、比較例よりも好収率てあ−)だ
9、 実施例5 リノール酸31.1 g (0,11モル)、I)CC
25,2g (0,12モ/L/)、DMAP2.3g
(0,0+9モル)、およびGP C9,4g (0,
037モル)を実施例1と同様にジクロロメタン中で、
室温1・24時間反応させた。次いでDCCD、7g(
0,047モル)を加え24時間反応させた。ガラスピ
ーズ等をろ別後、比較例と同様に処理し、シリノール酸
1)C24,7gを得た。これは対611 C収率85
.6%、対酸収率53.4%に相当し、比較例よりも好
収率であった。
実施例6 ステアリン酸31.5 g(0,11モル)、DCC3
4,3g (0,17モル) 、 DMA P 2.3
 g(0,019モル)、およびG P C9、4g 
(0,037モル)を実施例1と同様にジクロロメタン
中で、室温下48時間反応させた。ガラスピーズ等をろ
別後、比較例と同様に処理し、ジステアリンili p
 に24.4gを得た。これは対CP (i収率83.
4ヅ2、対酸敗率52.3%に相当し、比較例よりも好
収率であった。
参考例2 2.4−オクタデカジエン酸を1ヘリエチルホスホノク
ロトネートおよびテトラデシルアルデヒ1−から、lA
C31984,、jQ[i、 1627〜1633に従
って合成した。
実施例7 参考例2で得た2、4−オクタデカジエン酸33.6 
g (0,12モ/L/) 、 r)CC371g(0
,18モル)、r)MA R2,4g(0,02モル)
およびGPClo、2g (0,04モル)を実施例1
と同様にジクロロメタン中で、室温下48時間反応させ
た。ガラスピーズ等をろ別後、比較例と同様に処理し、
2,4−オクタデカジエン酸PC25、3gを得た。こ
れは対GPC収率81.1%、対酸収率50.6%に相
当し、比較例よりも好収率であった。
1−記比較例および実施例の結果をまとめて次表に示す
以1−の結果より各実施例は比較例に比べて高収率で脂
肪酸および触媒使用量が少ないことがわかる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グリセロホスホリルコリンまたはその塩、脂肪酸
    、およびこの脂肪酸と等モル以上のカルボジイミド系縮
    合剤を、触媒の存在下に脱水溶媒中で混合し、反応させ
    ることを特徴とするホスファチジルコリンの製造方法。
  2. (2)脂肪酸が炭素数10〜24の天然もしくは合成の
    飽和または不飽和脂肪酸である特許請求の範囲第1項記
    載のホスファチジルコリンの製造方法。
  3. (3)脂肪酸が分子内に重合性基を含むものである特許
    請求の範囲第1項記載のホスファチジルコリンの製造方
    法。
  4. (4)カルボジイミド系縮合剤がN,N′−ジシクロヘ
    キシルカルボジイミドである特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載のホスファチジルコリンの製
    造方法。
  5. (5)カルボジイミド系縮合剤を反応の途中で追加する
    ようにした特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かに記載のホスファチジルコリンの製造方法。
  6. (6)触媒が4−ジメチルアミノピリジンである特許請
    求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載のホスフ
    ァチジルコリンの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324618B1 (ko) * 1999-08-24 2002-02-27 박병권 서로 다른 두 개의 고도불포화 지방산을 갖는 포스포릴콜린의 제조방법
JP2007269657A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Nof Corp α−グリセロホスホリルコリン結晶の製造方法
CN105753897A (zh) * 2016-03-17 2016-07-13 苏州东南药业股份有限公司 一种合成磷脂dppc的制备方法
US11808230B2 (en) 2020-10-09 2023-11-07 Vitesco Technologies GmbH Method for estimating the pressure in an intake manifold

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