JPS618489A - ロ−タリ−コンプレツサ - Google Patents

ロ−タリ−コンプレツサ

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Publication number
JPS618489A
JPS618489A JP12784884A JP12784884A JPS618489A JP S618489 A JPS618489 A JP S618489A JP 12784884 A JP12784884 A JP 12784884A JP 12784884 A JP12784884 A JP 12784884A JP S618489 A JPS618489 A JP S618489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crankshaft
rotary compressor
cylinder
main shaft
specific gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12784884A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisuke Sakurai
桜井 栄佐
Kazuo Kaneuchi
金内 和夫
Shigemi Nagatomo
長友 繁美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12784884A priority Critical patent/JPS618489A/ja
Publication of JPS618489A publication Critical patent/JPS618489A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ロータリーコンプレッサに係わり、特にカウ
ンタバランサの材料及び取付は位置等の改良をはかった
ロータリーコンプレッサに関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 従来、圧縮機としては各種の方式のものが提案されてい
るが、これらの内でロータリーコンプレッサは小型で高
効率なものとして注目されている。
この種のロータリーコンプレッサ、特に毎分1800〜
7500回転、或いはそれ以上の高速で回転する高速型
ロータリーコンプレッサにおいては、クランク軸やロー
ラ等の偏芯回転を補償するために、一般にカウンタバラ
ンサが用いられている。
第5図は従来のロータリーコンプレッサの概略構造を示
す断面図であり、図中51は密閉ケース、52はモータ
部、53は圧縮機構部、54はステータ、55はコイル
、56はロータ、57は主軸、58は上部軸受はブロッ
ク、59は下部軸受はブロック、60はシリンダ、61
はローラ、62はクランク軸、63.64はカウンタバ
ランサをそれぞれ示している。このようにローラ61及
びクランク軸62の偏芯回転のカウンタバランサ63゜
64はロータ56の両端部に設けられ、これらのバラン
サ63.64はクランク軸部から離れた圧縮機構部53
(7)外部に位置している。これは、バランサの位置と
して望ましいクランク軸部近傍の圧縮機構部11の内部
に、偏芯重量に相当するバランサを収容する十分な空間
を確保できないためである。
ところで、上記のような外部゛バランサは高速回転時に
主軸57のたわみ振動を引起こし易く、主軸57の焼付
き・振動増加の要因となる。このため、従来は主軸57
の径を大きくしたり、高剛性材のシャフトによりたわみ
振動の低減を行っていたが、その効果は十分ではなく、
反面主軸57の摩擦損失の増加や製造コストの増大を招
いていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、カウンタバランサの設置に起因する主
軸のたわみ振動を防止することができ、高速回転時にお
ける振動や摺動損失の低下をはかり得る信頼性の高いロ
ータリーコンプレッサを提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の骨子は、従来圧縮機構部の外部に設けられてい
たカウンタバランサの位置を改め、バランサの小型をは
かると共に、主軸と回転体との間に適正なバランサ収容
空間を確保することにより、バランサを圧縮機構部内部
のクランク軸近傍に位置させることにある。
即ち本発明は、シリンダ内に回転自在に収容された回転
体と、この回転体にクランク軸を介して取着され上記シ
リンダ外に導出された主軸と、この主軸を回転駆動する
モータ部とを具備し、上記回転体の回転により上記シリ
ンダ内に導入した気体を圧縮するロータリーコンプレッ
サにおいて、前記クランク軸及び回転体のカウンタバラ
ンサを前記シリンダ内に設けるようにしたものであり、
好ましくはカウンタバランサの比重を回転体の比重の3
倍以上に設定するようにしたものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、カウンタバランサをシリンダ内に設け
ることにより、クランク軸に近い位置にバランサを配置
することができる。このため、圧縮機構の外部のロータ
上にカウンタバランサを設ける必要がなくなり、高速回
転時における主軸のたわみ振動をなくすことができる。
従って、軸受での焼付きを未然に防止でき、さらに低振
動化をはかり得る。また、摺動損失が小さくなることか
ら、効率の向上をはかり得る等の利点もある。また、カ
ウンタバランサの比重を回転体の比重の3倍以上と大き
くすることにより、圧縮機構の内部に偏芯重量に相当す
るカウンタバランサを収容する十分な空間を確保するこ
とが可能となるのである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係わるロータリーコン
ブレッサの概略構成を示す断面図である。
図中11は潤滑油等を貯蔵した密閉ケースであり、この
ケース11内にはモータ部りひびこのモータ部ユと一体
的にロータリー圧縮機構部二が収容されている。モータ
部ユのステータ14はコイル15を巻装し、ケース11
に固定保持されている。ステータ14の芯部にはロータ
16が回転自在に設けられていて、そのシャフト(主軸
)17は圧縮機構部ユまで延長されている。
一方、上記圧縮復構部11には、上部軸受はブロック1
8と下部軸受はブロック19との間にシリンダ20が設
けられている。シリンダ20内にはローラ(回転体)2
1が回転自在に収容され、このローラ21はシャフト1
7に取着されたクランク軸22に嵌入され、シャフト1
7の回転に伴ってローラ21は偏芯回転動するようにな
っている。また、シャフト17とクランク軸22との段
差にはカウンタバランサ23.24が配置され、反偏芯
側にバランサの重心をとることにより、ローラ21及び
クランク軸22の偏芯重量を打消し、回転バランスをと
る形態となっている。
ここで、本実施例では、ローラ21とカウンタバランサ
23.24とに比重の異なる材料を用いた。即ち、ロー
ラ21を比!!1.0〜4のプラスチック、セラミック
ス、アルミニウム合金及びカーボングラファイトのいず
れかで形成し、バランサ23.24を比重16〜19の
タングステン系焼結合金で形成している。そして、バラ
ンサ23゜24の比重をローラ21のそれの3倍以上と
することにより、ロー521とシャフト17との間の空
間に収容できる程度までバランサ23.24の小型化を
はかつている。
このような構成であれば、カウンタバランサ23.24
がクランク軸22の近傍に位置するので、高速回転時に
おけるシャフト17のたわみ振動を未然に防止すること
ができる。このため、振動及び摺動損失も少なくなり、
信頼性向上及び効率向上をはかり得る。しかも、カウン
タバランサ23゜24をローラ21の比重よりも3倍以
上大きな比重の材料で形成しているので、バランサ23
,24をローラ21とクランク軸22との間の空間に収
容できる程度に小さくすることができる。また、高速回
転時におけるシャフト17のたわみ振動がないことから
、シャフト17の径を細くすることができ、これによっ
て摺動損失をより少なくするばかりか、バランサ23.
24の収容空間を広げることが可能である。さらに、シ
ャフト17の材料としてセラミックス等の高剛性材料を
用いれば、シャフト17をより細く形成することが可能
であり、バランサ23.24の収容空間をより広げるこ
とができる。また、カウンタバランサ23,24が圧縮
機構部エエの内部に配置されているので、ロータ16の
両端にバランサを配置した場合のように、該バランサが
高速回転時に屓損を引き起こしコンプレッサの効率を低
下させる等の不都合を未然に防止することができる。
第2図乃至第4図は、それぞれ本発明の第2〜第4の実
施例を示す図である。
第2の実施例が先に説明した第1の実施例と異なる点は
、第2図にその要部構成を示す如くカウンタバランサを
クランク軸と一体形成したことにある。即ち、クランク
軸22の反偏芯側の一部をクランク軸母材よりも比重の
高いタングステン系焼結合金で形成したバランサ31と
している。この例では、ローラ21とクランク軸22と
の間に、これらの偏芯重量に相当する前述したカウンタ
バランサ23.24等を配置する空間がなくても、実現
することが可能である。
第3の実施例は第3図にその要部構成を示す如く、クラ
ンク軸22の摩擦損失を少なくするために、クランク軸
22をできるだけ細く形成したものである。この場合、
カウンタバランサ23,24の収容空間が小さくなるの
で、ローラ21の内側に段差部32を設け、この段差部
32にカウンタバランサ23.24を配置するようにし
ている。
第4の実施例は第4図にその概略構成を示す如く、先の
第1の実施例に加え補助用のバランサ41.42を設け
たものであり、それ以外は第1図のものと同様である。
即ち、前記モ゛−タ部且のロータ16の両端に補助用の
カウンタバランサ41.42がそれぞれ取着されている
。この場合、上記カウンタバランサ41 、’42は従
来のものと異なり、圧縮撮構部ユ内のカウンタバランサ
23.24で完全なバランスをとるのに足りない分を補
償するものであり、極めて小さいものでよい。
従って、このカウンタバランサ41.42が高速回転時
にシャフト17にだわみ撮動を与える等の不都合はない
なお、本発明は上述した各実施例に限定されるものでは
ない。例えば、前記カウンタバランサの比重は必ずしも
前記回転体の比重の3倍以上ある必要はなく、回転体と
主軸との間に収容できる大きさで偏芯重量に相当する重
量があればよい。また、カウンタバランサ、回転体、ク
ランク軸及び主軸等の材料は、仕様に応じて適宜変更可
能である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わるロータリーコン
プレッサの概略構成を示す断面図、第2図は第2の実施
例の要部構成を示す断面図、第3図は第3の実施例の要
部構成を示す断面図、第4図は第4の実施例の概略構成
を示す断面図、第5図は従来のロータリーコンプレッサ
の概略構成を示す断面図である。 11・・・密閉ケース、12 ・・・モータ部、13 
・・・圧縮機構部、14・・・ステータ、15・・・コ
イル、16・・・ロータ、17・・・シャフト(主軸)
、18・・・上部軸受ブロック、19・・・下部軸受ブ
ロック、20・・・シリンダ、21・・・ローラ(回転
体)、22・・・クランク軸、23.24,31.41
.42・・・カウンタバランサ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図      第3図 第4図 第5図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダ内に回転自在に収容された回転体と、こ
    の回転体にクランク軸を介して取着され上記シリンダ外
    に導出された主軸と、この主軸を回転駆動するモータ部
    とを具備し、上記回転体の回転により上記シリンダ内に
    導入した気体を圧縮するロータリーコンプレッサにおい
    て、前記クランク軸及び回転体のカウンタバランサを前
    記シリンダ内に設けてなることを特徴とするロータリー
    コンプレッサ。
  2. (2)前記カウンタバランサは、前記クランク軸の近傍
    に設けられたものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のロータリーコンプレッサ。
  3. (3)前記カウンタバランサは、その比重が前記回転体
    の比重より3倍以上大きいものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載のロータリーコン
    プレッサ。
  4. (4)前記回転体を比重1.0〜4のプラスチック、セ
    ラミックス、アルミニウム合金及びカーボングラファイ
    トのいずれかで形成し、且つ前記カウンタバランサを比
    重16〜19のタングステン系焼結合金で形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載のロータリーコ
    ンプレッサ。
  5. (5)前記カウンタバランサは、前記クランク軸と一体
    形成されたものであり、上記クランク軸の反偏芯側の一
    部を該クランク軸母材よりも比重の大きいタングステン
    系焼結合金で形成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のロータリーコンプレッサ。
  6. (6)前記カウンタバランサは、前記回転体の内側に設
    けた段差部に形成されたものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載のロータリーコンプ
    レッサ。
  7. (7)前記カウンタバランサは、前記シリンダ内と前記
    モータ部を構成するロータの両端部とにそれぞれ設けら
    れたものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のロータリーコンプレッサ。
JP12784884A 1984-06-21 1984-06-21 ロ−タリ−コンプレツサ Pending JPS618489A (ja)

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JP12784884A JPS618489A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 ロ−タリ−コンプレツサ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12784884A JPS618489A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 ロ−タリ−コンプレツサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS618489A true JPS618489A (ja) 1986-01-16

Family

ID=14970162

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12784884A Pending JPS618489A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 ロ−タリ−コンプレツサ

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JP (1) JPS618489A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012149545A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ロータリー式圧縮機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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