JPS6184361A - 擬弾性バネの製造方法 - Google Patents
擬弾性バネの製造方法Info
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- JPS6184361A JPS6184361A JP59202914A JP20291484A JPS6184361A JP S6184361 A JPS6184361 A JP S6184361A JP 59202914 A JP59202914 A JP 59202914A JP 20291484 A JP20291484 A JP 20291484A JP S6184361 A JPS6184361 A JP S6184361A
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- Japan
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- pseudoelastic
- spring
- temp
- stress
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、 ＴｉＮｉ合金擬弾性バネの製造方法に関す
るものである。
るものである。
Ｔ ｉ Ｎ ｉ合金は熱弾性型マルテンサイト変態の逆
変態に付随して顕著な形状記憶効果を示すことが知られ
ている。また同時に擬弾性効果も併せて示すことが知ら
れている。
変態に付随して顕著な形状記憶効果を示すことが知られ
ている。また同時に擬弾性効果も併せて示すことが知ら
れている。
擬弾性効果とは、同合金の逆変態完了温度（以下、 Ａ
ｆと略称する。）以上の温度下で応力負荷を行なうと、
見掛は玉数チ〜ＩＯ％の塑性変形を起すが除荷と同時に
完全に元に戻る性質のことである。
ｆと略称する。）以上の温度下で応力負荷を行なうと、
見掛は玉数チ〜ＩＯ％の塑性変形を起すが除荷と同時に
完全に元に戻る性質のことである。
この性質は医療用として歯列矯正ワイア、カテーテル等
のバネ用材料として注目されている。
のバネ用材料として注目されている。
カテーテルとしては、現在、ピアノ線のヘリカルコイル
バネが用いられている。要求される機能はトルク伝達性
、しなやかさを体温（５３５℃）近傍の温度で示すこと
である。更にカテーテルは、血管中に挿入されるために
、少なくとも１〜１．５ｍの範囲で直線状を示すことが
求められる。
バネが用いられている。要求される機能はトルク伝達性
、しなやかさを体温（５３５℃）近傍の温度で示すこと
である。更にカテーテルは、血管中に挿入されるために
、少なくとも１〜１．５ｍの範囲で直線状を示すことが
求められる。
ＴｉＮｉ合金擬弾性材は一般に８００〜１（］ ａ ａ
”ｃで均一化処理を行なうことで得られるが、これに
よると見掛は上の塑性変形を受ける応力レベルも低く、
擬弾性効果を示す温度範囲も狭い。
”ｃで均一化処理を行なうことで得られるが、これに
よると見掛は上の塑性変形を受ける応力レベルも低く、
擬弾性効果を示す温度範囲も狭い。
冷間加工後、比較的低温で再結晶をさせない処理を行な
う方法としてその指導原理はＢｕｅｎｌｅｒによって示
されている（Ｗｉｒｅ Ｊ、 Ｖｏｌ ２． Ｊｕｎｅ
１９６９ ｐｐ４１〜４９）。
う方法としてその指導原理はＢｕｅｎｌｅｒによって示
されている（Ｗｉｒｅ Ｊ、 Ｖｏｌ ２． Ｊｕｎｅ
１９６９ ｐｐ４１〜４９）。
またその詳細な研究結果は、特開昭５８−１６１７５３
に記されている。これらの研究によっても。
に記されている。これらの研究によっても。
カテーテル用バネ材として求められる前記特性は満足さ
れない。
れない。
本発明は２体温近傍の温度で高変形応力を示し、且つ連
続直線形状を有する擬弾性パイ・の提供を目的とする。
続直線形状を有する擬弾性パイ・の提供を目的とする。
Ｎｉ 〉５０．５ ａｔ％（残部Ｔｉ）からなるＴｊＮ
ｉ合金を冷間加工（加工率〉３０％）後５００〜４５０
℃で張力をかけながら連続焼鈍を行なうことにより１体
温近傍の温度で高変形応力（６０Ｋ５’／ｍｍ 以上
）を示し且つ直線形状を保有することを特長とするもの
である。
ｉ合金を冷間加工（加工率〉３０％）後５００〜４５０
℃で張力をかけながら連続焼鈍を行なうことにより１体
温近傍の温度で高変形応力（６０Ｋ５’／ｍｍ 以上
）を示し且つ直線形状を保有することを特長とするもの
である。
本発明による擬弾性バネは、高トルク伝達性。
高変形応力を体温近傍の温度で示し、且つ直線形状を示
すことからカテーテルとして利用する場合、従来ピアノ
線の如きヘリカルコイルにする必要がなく、線断面積を
小さくすることを可能とする利点を持つ。
すことからカテーテルとして利用する場合、従来ピアノ
線の如きヘリカルコイルにする必要がなく、線断面積を
小さくすることを可能とする利点を持つ。
以下、実施例に基き説明する。
実施例−１
Ｔ１−５１．０ａｔ％Ｎｉ合金を線引き加工を行ない。
８００〜１０００℃で均一化処理後冷間加工により０．
７ｍφに仕上げだ。これを３７０℃の温度で張力をかけ
ながら１ｍ７１０分（炉の均熱帯１ｍ）の速度で焼鈍を
行なった。
７ｍφに仕上げだ。これを３７０℃の温度で張力をかけ
ながら１ｍ７１０分（炉の均熱帯１ｍ）の速度で焼鈍を
行なった。
これについて０〜５０°Ｃの温度範囲で応カー歪み曲線
を求めた。その結果を第１図に示す。
を求めた。その結果を第１図に示す。
冷間加工率を変えて３０℃における変形応力（見かけ上
の塑性変形を示す応力）を測定した結果を第２図に示す
。冷間加工率を一定にし。
の塑性変形を示す応力）を測定した結果を第２図に示す
。冷間加工率を一定にし。
焼鈍温度を変えた変形応力、残留歪み量を測定＝ ５
− した結果を第６図に示す。
− した結果を第６図に示す。
また比較のために、８００℃で均一化処理した素材、お
よびその後４００℃で焼鈍した素材の変形応力の測定結
果を第４図に示す。
よびその後４００℃で焼鈍した素材の変形応力の測定結
果を第４図に示す。
これらの結果から明らかなように、冷間加工Ｆ′
率は大きい程変形応力は高くなる。焼鈍条件は３００〜
４５０℃が適当であることが言える。しかし実用上は冷
間加工率は３０％を越えれば十分であるが好ましくは４
０％を越えることが望ましい。
４５０℃が適当であることが言える。しかし実用上は冷
間加工率は３０％を越えれば十分であるが好ましくは４
０％を越えることが望ましい。
実施例−２
５０、５０，５、５１，５ａｔ％ Ｎｉからそれぞれ／
−ＪるＴｉＮｉ合金を線引き加工し、８００〜１０００
℃で均一化処理後冷間加工により０．７ｗｎφに仕上げ
た。
−ＪるＴｉＮｉ合金を線引き加工し、８００〜１０００
℃で均一化処理後冷間加工により０．７ｗｎφに仕上げ
た。
これらを５７０℃の温度で張力をかけながら１ｍ／１０
分（炉の均熱帯１ｍ）の速度で焼鈍を行なった。これら
について６０℃における変形応力、残留ひずみ量を測定
した。その結果を第５図に示す。
分（炉の均熱帯１ｍ）の速度で焼鈍を行なった。これら
について６０℃における変形応力、残留ひずみ量を測定
した。その結果を第５図に示す。
この結果により５０．５ａｔ％Ｎｉを越えるＴｉＮｉ合
金線については良好な擬弾性効果が得られるこ＝４− とが判る。またＮｉ濃度の増加と共に変形応力は高く々
る傾向を示すが、加工性（冷間）はＮ１濃度の増加と共
に悪くなる。このため実用上のＮｉ濃度の限界は５１．
５ ａｔ％である。
金線については良好な擬弾性効果が得られるこ＝４− とが判る。またＮｉ濃度の増加と共に変形応力は高く々
る傾向を示すが、加工性（冷間）はＮ１濃度の増加と共
に悪くなる。このため実用上のＮｉ濃度の限界は５１．
５ ａｔ％である。
焼鈍後のバネの直線形状性は実施例中本発明法によるも
のは、１．５ｍ切断サンプルの最大浮き上り寸法は１０
ｍｍであった。
のは、１．５ｍ切断サンプルの最大浮き上り寸法は１０
ｍｍであった。
本発明によれば、冷間加工率と焼鈍条件（温度・時間）
の組合せにより擬弾性温度範囲、変形応力を合金成分（
Ｎｉ濃度）に依らず一定とすることが可能である。
の組合せにより擬弾性温度範囲、変形応力を合金成分（
Ｎｉ濃度）に依らず一定とすることが可能である。
このように本発明は、直線形状を保ち、且つ変形応力の
高い擬弾性バネ材の提供を可能にすることができる。こ
れは医療用カテーテル等ある程度長さを必要とする直線
状バネ材への適用のみならず、他の工業製品への応用が
期待される。
高い擬弾性バネ材の提供を可能にすることができる。こ
れは医療用カテーテル等ある程度長さを必要とする直線
状バネ材への適用のみならず、他の工業製品への応用が
期待される。
第１図はＴｉ −５１，Ｏａｔ％Ｎｉよりなる合金を冷
間加工後（冷間加工率５１％）３７０℃で１ｍ７１０分
（炉均熱帯１ｍ）の巻取りスピードで焼鈍を行第２図は
見かけ上の塑性変形をうける応力と冷間加工率の関係を
示すグラフである（条件は素材線径０．７胴φ１組成：
Ｔｉ−５１ａｔ％ Ｎｉ 、焼鈍＝４００℃Ｘ１ｍ／
１０分（均熱帯１ｍ、 測定温度＝３０℃）。 第６図は第１図と同じ素材を焼鈍温度を変えたときの見
かけ上の塑性変形応力、残留ひずみの関係を示すグラフ
である。測定条件は３０℃。 第４図は第１図と同じ素材を８００℃で均一化処理を施
し、捷だその後４００℃熱処理を行なった時の見かけ上
の塑性変形応力と測定温度の関係を示すグラフである。 第５図は３７０℃Ｘ１ｍ／１０分で焼鈍した時の見かけ
上の塑性変形応力および残留歪量のＮｉ濃度依存性を示
すグラフである（測定温度３０℃）。
間加工後（冷間加工率５１％）３７０℃で１ｍ７１０分
（炉均熱帯１ｍ）の巻取りスピードで焼鈍を行第２図は
見かけ上の塑性変形をうける応力と冷間加工率の関係を
示すグラフである（条件は素材線径０．７胴φ１組成：
Ｔｉ−５１ａｔ％ Ｎｉ 、焼鈍＝４００℃Ｘ１ｍ／
１０分（均熱帯１ｍ、 測定温度＝３０℃）。 第６図は第１図と同じ素材を焼鈍温度を変えたときの見
かけ上の塑性変形応力、残留ひずみの関係を示すグラフ
である。測定条件は３０℃。 第４図は第１図と同じ素材を８００℃で均一化処理を施
し、捷だその後４００℃熱処理を行なった時の見かけ上
の塑性変形応力と測定温度の関係を示すグラフである。 第５図は３７０℃Ｘ１ｍ／１０分で焼鈍した時の見かけ
上の塑性変形応力および残留歪量のＮｉ濃度依存性を示
すグラフである（測定温度３０℃）。
Claims (1)
- １、Ｎｉ≧５０．５ａｔ％（残部Ｔｉ）からなる熱弾性
型マルテンサイト変態を示すＴｉＮｉ合金を冷間加工（
加工率≧３０％）後、３００℃〜４５０℃の温度範囲で
、張力をかけながら連続焼鈍を行ない、体温（≒３５℃
）近傍の温度で擬弾性特性を高応力で示す連続直線状バ
ネを得ることを特長とする擬弾性バネの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59202914A JPS6184361A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 擬弾性バネの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59202914A JPS6184361A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 擬弾性バネの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6184361A true JPS6184361A (ja) | 1986-04-28 |
| JPS6362583B2 JPS6362583B2 (ja) | 1988-12-02 |
Family
ID=16465256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59202914A Granted JPS6184361A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 擬弾性バネの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6184361A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02500050A (ja) * | 1986-06-19 | 1990-01-11 | シーブイアイ ベータ ベンチャーズ インコーポレーテッド | 形状記憶要素を備えためがねフレーム |
| US6217567B1 (en) | 1997-03-06 | 2001-04-17 | Percusurge, Inc. | Hollow medical wires and methods of constructing same |
| US6379369B1 (en) | 1990-12-18 | 2002-04-30 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Intracorporeal device with NiTi tubular member |
| US6602228B2 (en) | 1992-12-22 | 2003-08-05 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Method of soldering Ti containing alloys |
| US6664702B2 (en) | 2000-12-11 | 2003-12-16 | Dpd, Inc. | Pseudoelastic springs with concentrated deformations and applications thereof |
| US6682608B2 (en) | 1990-12-18 | 2004-01-27 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Superelastic guiding member |
| WO2007018189A1 (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-15 | National University Corporation Tokyo Medical And Dental University | チタンニッケル合金、チタンニッケル合金の表面改質方法および生体親和材 |
| JP2007051710A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Olympus Corp | 弾性部材、情報装置および弾性部材の製造方法 |
| WO2015022969A1 (ja) * | 2013-08-12 | 2015-02-19 | 国立大学法人東北大学 | 医療用Ｔｉ－Ｎｉ合金 |
| JP2019158141A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 公立大学法人北九州市立大学 | 除振装置 |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP59202914A patent/JPS6184361A/ja active Granted
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02500050A (ja) * | 1986-06-19 | 1990-01-11 | シーブイアイ ベータ ベンチャーズ インコーポレーテッド | 形状記憶要素を備えためがねフレーム |
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| US7258753B2 (en) | 1990-12-18 | 2007-08-21 | Abbott Cardiovascular Systems Inc. | Superelastic guiding member |
| US6379369B1 (en) | 1990-12-18 | 2002-04-30 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Intracorporeal device with NiTi tubular member |
| US6461453B1 (en) | 1990-12-18 | 2002-10-08 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Superelastic guiding member |
| US6592570B2 (en) | 1990-12-18 | 2003-07-15 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Superelastic guiding member |
| US6602228B2 (en) | 1992-12-22 | 2003-08-05 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Method of soldering Ti containing alloys |
| US6375628B1 (en) | 1997-03-06 | 2002-04-23 | Medtronic Percusurge, Inc. | Hollow medical wires and methods of constructing same |
| US6217567B1 (en) | 1997-03-06 | 2001-04-17 | Percusurge, Inc. | Hollow medical wires and methods of constructing same |
| US6664702B2 (en) | 2000-12-11 | 2003-12-16 | Dpd, Inc. | Pseudoelastic springs with concentrated deformations and applications thereof |
| WO2007018189A1 (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-15 | National University Corporation Tokyo Medical And Dental University | チタンニッケル合金、チタンニッケル合金の表面改質方法および生体親和材 |
| JPWO2007018189A1 (ja) * | 2005-08-10 | 2009-02-19 | 国立大学法人 東京医科歯科大学 | チタンニッケル合金、チタンニッケル合金の表面改質方法および生体親和材 |
| JP2007051710A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Olympus Corp | 弾性部材、情報装置および弾性部材の製造方法 |
| JP4728066B2 (ja) * | 2005-08-18 | 2011-07-20 | オリンパス株式会社 | 弾性部材の製造方法および情報装置 |
| WO2015022969A1 (ja) * | 2013-08-12 | 2015-02-19 | 国立大学法人東北大学 | 医療用Ｔｉ－Ｎｉ合金 |
| JP2019158141A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 公立大学法人北九州市立大学 | 除振装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6362583B2 (ja) | 1988-12-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |