JPS618286A - パイプ差込み確認機構付圧縮工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はスリーブと接続パイプとを圧縮接続する圧縮工
具の改良に関するものである。

（従来技術とその問題点） 従来、スリーブと接続パイプとの接続はスリーブに接続
パイプを嵌挿した俊、圧縮工具のクリップジーウに形成
された凹部にスリーブ端の凸環部を嵌合挾持し、圧縮工
具本体内に収納されたピストンによりクリンプジ曹つを
閉成してスリーブ端を圧潰し、スリーブと接続パイプと
を圧縮することにより行われている。　そこで。

接続パイプのスリーブへの嵌挿は圧縮作業前に人力で行
うこととなり挿入が充分である場合には何ら支障がない
が、充分でない場合には後に圧縮作業が行われたとして
も接続が完全に行われないこととなる。

したがって１作業者は圧縮作業の前に接続パイプが充分
にスリーブに嵌挿されていることを確認１７なければな
らず多大な労力を要すると共に作業能率の低下を来たし
ている。

（発明の目的） 本発明は斯る点に鑑みてなされたものであり。

圧縮作業の際に接続パイプが充分にスリーブに嵌挿され
て込ることか確認できると共に若しも挿入が充分でない
場合には圧縮作業時、つまり接続パイプを嵌挿したスリ
ーブ端の圧潰凸部全圧縮工具のクリンプジ田つに挾持し
た状態で自動的に接続パイプを充分な位置までスリーブ
内に嵌挿して後、圧縮作業が行われるパイプ差込み確認
機構付圧縮工具を提供することを目的とするものである
。

（発明の構成） 本発明にあっては、スリーブに嵌挿された接続パイプを
所定の付勢力で圧接して挾持するクランプ爪をクリンプ
ジ１つの一面に接続パイプの長さ方向へ移動可能に並設
すると共にクランプ爪を工具本体内に収納したクリンプ
ジ薦つ作動用ピストンの作動初期の遊びのストロークに
よりクリンブジ田つ方向へ移動させるクランプ爪移動機
構を設けてパイプ差込み確認機構付圧縮工具を構成する
ことによりその目的を達成した。

（実　施　例） 以下に本発明を実施例に基づき詳細に説明する。

図は本発明である。パイプ差込み確認機構付圧縮工具の
一実施例を示すものであり、従来の圧縮工具と同様に圧
縮工具本体内に油圧などで作動するピストンを有しく図
示せず）、工具先部にはこのピストンの作動によ）挾持
したスリーブの端部を圧潰するための一対のクリンプジ
ョウ１α、ｌｂが設けられている。　そして、このクリ
ンプジーウ１ａ、ｌｂを工具本体に止着した押え板２α
、２ｂ間に軸着するクリンブジ肩つシャフ）　３ａ、３
ｂは従来の圧縮工具と異なり一端がクリンプジシウ１Ｇ
、ｌｂより長く形成され。

その画先端間にはプレート４が架設されると共にそれぞ
れのクランプ爪用シャフト３（Ｚ、　３ｂの前記押え板
２αとプレート４との間にはコイルスプリング５および
軸受プレート６ａ、６ｂがそれぞれ装着されている。そ
してクリンプジ璽つＩｇ、Ｉｂの先部には所定の位置に
接続パイプを挾持するためのクランプ爪ｒａ、　７ｂを
軸着スるクランプ爪用シャフト８ｇ、８ｂが前記クリン
プジ醋つシャ７）３ａ、３ｂとそれぞれ対向して立設し
ており、クランプ爪７ａ、７ｂとクリンプジ曹つ１α、
ｌｂとの間にはコイルスプリング９が装着されている。

なお本実施例ではクリンプジョウ１α、１ｂのコイルス
プリング９の当接部にはコイルスプリング９の外径より
も僅かに太き一得を有する円形の凹部１０が形成される
と共にクリンプ爪用シャフト８ｃＬ、８ｂのクリンプジ
璽り１α、Ｉｂとの尚接部にはコイルスプリング９の内
径よりも僅かに小径の鍔部１１が突設され。

コイルスプリング９の装着を確実とし、充分な付勢力を
発揮できる構造を有する。　さらに。

このクランプ爪用シャフト８’（８ｂ）こと軸着された
クランプ爪７ｇ（７ｂ）と軸受プレート６ａ（６ｂ）と
の間には、一方の端部１２　Ｇをクランプ爪７ｇ（７ｂ
　）に突設したピン１３の先端部に形成された切欠溝１
３ｇに嵌合すると共に他方の端部１２　ｂを軸受プレー
ト６α、（６ｂ　）に突設したピン１４の先端部に形成
された切欠溝１４　Ｇに嵌合したコイルスプリング１５
が外挿されており、また。

このコイルスプリング１５とクランプ爪用シャフト８α
（８ｂ）との間には、このコイルスプリング１５よりも
僅かに長いカラ１６が嵌挿され、コイルスプリング１５
が常に均一な付勢力を有する働き、つまり、クランプ爪
７α、７ｂが常に均一な挾持力で接続パイプを挾持する
働きをする。

一方、クランプ爪７ａ、７ｂの接続パイプの挾持部１７
α、１７ｂは平面又は僅かに外方へと彎曲した形状であ
り、またゴム材などを貼着することにより（図示せず）
、接続パイプとクランプ爪７α、７１ｍとの接触が面接
触となり摩擦抵抗を適度なものとすることができるが、
コイルスプリング１５の付勢力を調節すること等、他の
手段によっても摩擦抵抗の調節が可能であり、必ずしも
必要ではない。そして、　１Ｂはクランプ爪７１２．７
ｂを工具本体内に収納したクリンプジ日つ作動用のピス
トン（図示せず）の作動初期の遊びのストロークにより
クリンプジ田つ方向へと移動させるクランプ爪移動機構
であり、このクランプ爪移動機構１Ｂはピストンの先端
部に取付けられているローラプラケット１９にポル）２
０で固定されたスライダ２１とこのスライダ２１に自接
する端面略↓形の引き具ｎとからなり、この引き具２２
は押え板２αに固定されたリンクベースツと４本のリン
クＵで連結されると共に引き具２２の垂直板２２ａには
スライド方向に長孔２２　ｂが穿設され、この長孔２２
ｂには前記プレート４に締着された割りボルト５に装着
された割ピン部が遊嵌されており、また、スライダ２１
と引き具ｎとの接触面はスライダ２１の上面側が先端方
向へと突出するように略４５°の傾斜面を形成し、スラ
イダ２１の先端には引き具ｎの垂直板２２　（Ｌの巾ｔ
よりも僅かに巾広のスリブ）２１ｇが形成されると共に
その中央に長孔２１　ｂが形成され、この長孔２１ｂに
は工具本体に止着したポル）２７が嵌挿されており、ス
ライダ２１の横手方向および上下方向の移動を規制して
いる。なお９本実施例においてはクランプ爪７’（７ｂ
）とクランプ爪用シャフト８α（８ｂ）の摺動部および
軸受プレート６α（６ｂ）のクリンブジ冒りシャフト３
ａ（３ｂ）ならびにクランプ爪用シャフト８ｇ（８ｂ）
との摺動部にはオイルレスドライメタル路および２９．
３０がそれぞれ圧入されている。

つぎに、かかる構成を有するパイプ差込み確認機構付圧
縮工具の使用方法について説明する。

まず、ピストンを作動させない状態でタリンプジｌつ１
４．ｌｂを押し広げるとクランプ爪７α７ｂはクリ／プ
レ璽つ１α、ｔｂに突設したビン３１に係合してクリン
プジ璽り１１！、　ｌｂと一体となって開くので、予め
接続パイプ３２を嵌挿したスリーブおの圧潰端部をクリ
ンプジ曽つ１α、ｌｂに形成Ｈされた凹部に嵌合挾持さ
せると共に１接続パイプｎをクランプ爪７α、７ｂに挾
持させる。　そして、ピストンを作動させると、まずク
リンプジョウ１α、１ｂを作動させるまでの遊びのスト
ロークによねスライダ２１が先端方向へ移動して引き具
２２に作動力を伝達するが、引き具ｎとスライダ２１と
の接触面は傾斜していると共に引き具ｎはリンク冴でリ
ンクベースツヲ介して押え板四に連結されているため先
端方向へ移動すると同時にコイルスプリング５および９
に抗してクリンプジョウ１α、１ｂへと移動する。

したがって接続パイプ３２を挾持するクランプ爪７ａ、
７ｂもクリンプジ靜つ１α、ｌｂへと移動する。なお、
クランプ爪用シャフト８α（８ｂ）に装着されたコイル
スプリング１５はビン１３および１４に嵌合しているた
めクランプ爪７α（７ｂ）と軸受プレート６ａ（６ｂ）
とはそれぞれ一体となって移動する。　この際、若しも
予めスリーブ３３に嵌挿した接続パイプ３２が充分に嵌
挿されていなり場合には接続パイプ３２がクランプ爪７
ａ。

７ｂの移動によりスリーブ３３へと充分に差込まれ、ま
た予め差込みが充分の場合ならびにクランプ爪７α、７
ｂの作用により充分に差込まれた後は、クランプ爪７α
、７ｂはコイルスプリンググ１５の付勢力で接続パイプ
３２を挾持するため。

クランプ爪７α、７ｂは接続パイプ３２上を摺動する。

　なお、クランプ爪７ｇ、７ｂの接続パイプ３２の挾持
力と摺動抵抗とはコイルスプリング１５の付勢力を調節
し、あるいは挟持部１７（Ｚ、１７ｂにゴム材などを貼
着して所定値を得ることができる。　ついで、ピストン
の作動が遊びのストロークを越えるとクリンプジ田つ１
α　１ｂが閉成してスリーブおの圧潰端部が圧潰され接
続が終了する。　　この際、スライダ２１もピストンの
作動により、さらに先端方向へと移動するがスライダ■
の先端はスリット２１αが引き具２２の垂直板２２１Ｋ
を挾んで引き具ｎの水平板２２　ｃの上面をスライドす
ることとなり、ピストンは正常に作動する。　なお、ク
ランプ爪７α、７ｂのクリンプジロウ１！Ｉｌｂ方向へ
の移動量はピストンの遊びのストロークを調節すること
、あるいは引き具ｎの水平板２２ｅの厚さを調節するこ
とで適宜設定することができる。　圧縮が終了したら。

従来の圧縮工具と同様にピストンの作動を停止して圧力
を除去すればクリンプジョウｌ、ｇ、１ｂは自由状態と
なるためスリーブ羽を取り出廷。

また、クランプ爪７α、７ｂはコイルスプリング５およ
び９の付勢力により元の位置に復帰し。

つぎの作業に備える。

（発明の効果） 本発明は、スリーブに嵌挿された接続パイプを所定の付
勢力で圧接して挾持するクランプ爪をクリンプジ鱒りの
側面に接続パイプの長さ方向に移動可能に並設すると共
にクランプ爪を工具本体内に収納したクリンプシーク作
動用ピストンの作動初期の遊びのストロークによりクリ
ンプジ■り方向へ移動させるクランプ爪移動機構を設け
た構成であるため、圧縮時に接続パイプのスリーブへの
嵌挿が充分でなくとも従来と同様の圧縮作業工程の初期
に差込みが充分になされ、したがって９作業前に接続パ
イプのスリーブへの差込みを確認しなくとも良く９作業
が容易であると共番こ確実であり、またその構成も従来
の圧縮工具の作業能率に何ら影響を４えることがない等
の諸効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例にシける要部を示すものであり、
第１は一部切截平面図、＃Ｉ２図は横断平面図、第３図
は第２図のＡ−Ａｌｌ縦断側面図、第４図は中央縦断正
面図、第５図はスライダと引き具とを示す平面図である
。 １ｇ、１ｂ・・・クリンプジョウ、　　２ａ、２ｂ・・
・押え板。 ３ｍ、３ｂ・・・クリンプジ冒シャフト、　４・・・プ
レート。 ５・・・コイルスプリング、　　６ｇ、６ｂ・・・軸受
フレート。 ７１．７ｂ・・・クランプ爪、　　８！、８ｂ・・・ク
ランプ爪シャフト、　９・・・コイルスフリンク、　　
１０・・・凹部。 １１・・・鍔部、１２α、１２１）・・・端部、１３・
・・ピン、１３α・・・切欠溝、１４・・・ピン、１４
α・・・切欠溝、１５・・・コイルスプリング、１６・
・・カラ、　　１７α、１７ｂ・・・挾持部、１８・・
・クランプ爪移動機構、　　１９・・・ローラブラケッ
ト、２０・・・ボルト、２１・・・スライダ２１α・・
・スリット、　２１ｂ・・・長孔、２２・・・引き具。 ２２α・・・垂直板、２２ｂ・・・長孔、２２ｃ・・・
水平板。 ｂ・・・リンクベース、２４・・・リンク、　　２５・
・・割りボルト、２６・・・割りピン、２７・・・ボル
ト。 ２８．２９．３）・・・オイルレスドライメタル、３１
・・・ピン、３２・・・接続パイプ、３３・・・スリー
ブ。 手続補正書く方式） 昭和５９年１０月８日 昭和５９年　特許願　第１２７１９０号２　発明の名称 パイプ差込み確認機構付圧縮工員 ３　補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 名称　　産機興業株式会社 ４　代即人 住所　東京都中央区京橋３丁目５番３号昭和５９年９月
５日 （発送日）　昭和５９年９月２５日 ６　補正の対象 ４、図面の簡単な説明 ７　補正の内容 明細書第１４頁第９行目　「第１」の次ぎに１図」を加
入します。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スリーブに嵌挿された接続パイプを所定の付勢力で圧接
   して挾持するクランプ爪をクリンプジョウの一面に接続
   パイプの長さ方向へ移動可能に並設すると共にクランプ
   爪を工具本体内に収納したクリンプジョウ作動用ピスト
   ンの作動初期の遊びのストロークによりクリンプジョウ
   方向へ移動させるクランプ爪移動機構を設けてなること
   を特徴とするパイプ差込み確認機構付圧縮工具。