JPS6182820A - 電動式巻取りフイルタ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、回転機の吸気側、に空気清か化の為に取付け
られる電動式巻取りフィルターに関するものであり、特
に汚１０したフィルターを必要に応じて自動的にｙｊき
取ると同時に新しいフィルターが巻き出される様に改良
したものに係る。

［従来の技術］ 回転機は巻線の温度等が上昇し易い為、通常何らかの手
段を設けて冷却空気を回転機内に送風することにより、
回転機を冷却してモータ焼損等の不都合が生じない様に
している。

この様な回転機においては、冷却空気を回転機内に送風
する場合、空気清浄化の為に回転機の吸気側にフィルタ
ーが取付けられている。このフィルターは、その空気清
浄化という性質から汚損し易く、汚損がひどい場合には
、空気の流通が悪くなって回転機の冷ｆｉｌｌ能を大幅
に低下させる為、モータ焼損等の不都合が生じる原因と
なる。その為、従来は、汚損程度に応じて、適宜新しい
フィルターに交換していた。

しかしながら、フィルターは汚損し易い為、作業環境が
悪い所に設置されている回転機ではその交換は頻繁にな
る。またこのフィルターの交換作業には手間が掛かる上
、フィルターの汚損°程度が期間に比例するとは限らな
い為、一定期間毎にフイルターの交換を行ったとしても
、汚損の程度によっては不都合が生じる可能性がある。

その為、常時フィルターの汚損程度のＦＫＩ　Ｆｂ’１
点検をしなければならず、この作業も面倒である。特に
、回転機が狭所や高所等に設置されている場合、上記の
様な交換作業及び点検作業等のフィルターの保守は極め
て困難なものとなる。

［発明が、解決しようとする問題点］ 本発明は、上記の様な従来技術の問題点を解消する為に
提案されたもので、フィルターの汚ノロ程度を自動的に
検出し、且つ即座にフィルターの交換を行うことにより
、フィルターを頻繁に交換す。

る為の作業やフィルターの汚損程度を調べる点検作業を
不要として、狭所や高所等においても保守が容易に行え
る様な優れた電動式巻取りフィルター装置を提供するこ
とにある。

［１ｊｌｆｆｌを解決する為の手段］ 本発明の電動式巻取りフィルター装置は、フィルターを
、巻送り手段及び巻取り手段を備えたロール方式とした
ことにより、汚損したフィルターを巻取ることで新しい
フィルターが送り出され、フィルターの交換が連続的に
なされる様にしたものである。そして回転機の温度又は
吸気風圧、風′Ｓ等を検出する検出手段、基準値を設定
する基準］角設定手段、この設定基準値と検出手段の検
出値とを比較する比較手段よりなる制御装置を設けたこ
とにより、フィルターが一定限麿まで汚損して、空気の
流通性が悪化した場合には、その結果として生ずる回転
機の温度の上界、又は吸気風圧、風速等の低下等を自動
的に検出して設定基準値と比較するので、フィルターの
汚損程度を調べる点検作業の必要がなく、フィルターの
巻取りが自動的に行われる。更に、比較手段の信号で作
動して巻取り手段を駆動する電動モータを設けたことに
より、比較手段の信号を受けると電動モータが作動して
即座にフィルターの巻取りが行われる様になっている。

し実施例］ 以下、本考案の一実施例を第１図及び第２図に示す。

第１図に示す様に、回転機１には、冷却空気を送り込む
為のファンを内蔵したファンク゛−ス３が取付けられ、
このファンケース３の外側には、更に吸気口４が設けら
れている。この吸気口４に取付けられた電動式巻取りフ
ィルター装置５は、巻取り側及び巻送り側のフィルター
ケース６ａ、６ｂ及び吸気口４に対向するフィルター枠
７からなり、長尺な帯状に形成されたフィルタ一本体８
が巻送り側のフィルターケース６ａからフィルター枠７
内を通って巻取り側のフィルターケース６ｂへ送られる
様になっている。

そして、この電動式巻取りフィルター装置５の巻取り側
のフィルターケース６ｂには第２図及び第３図に示す様
に、電動モータ９が取付けられ、この電動モータ９によ
って軸端に連結されｌζ回転軸１０が駆動されることで
、フィルタ一本体８の巻取りがなされる様になって（で
る。

一方、電動式巻取りフィルター装置５の制御は、第３図
に示す制御装置１１によりなされる。この制御装置１１
は検出手段１２、例えば、回転機の温度検出手段（例え
ばサーミスタ等〉と、基準値を設定する基準値設定手段
１３と、検出手段１２の検出値と基準値設定手段１３の
設定基準値とを比較して検出値が設定基準値以上になっ
たとき、電動モータ９に信号を送る比較手段１４よりな
っている。従って、比較手段１４よりの信号で電動モー
ター９が回転し、巻取り動作を行わせる様になっている
。

以上の様な構成を有する本実施例の作用は次の通りであ
る。

即ち、フィルター枠７にセットされたフィルタ一本体８
の一部が一定以上汚損して空気の流通が悪化すると、フ
ィルターを通して送り込まれる冷却空気量が低下し、回
転機１の巻線の温度等が上昇づる。この時、巻線の温度
は、検出手段１２（例えばサーミスタ等）により検出さ
れ、検出値として、比較手段１４に出力される。比較手
段１４には、予め基準値設定手段１３より設定基準値が
入力されている為、この設定基準値と検出値とが比較さ
れる。そして、検出Ｉｆｌ　ｉｆｉ設定基準値以上であ
ると（即ら、回転機が一定以上の渇麿に達すると）、比
較手段１４ｊ、り電肋七−夕９に作動信号が出ツノされ
る。この結果、電動モータ９が作υＪして、回転軸１０
を回転さゼ、フィルタ一本体８の巻取りがなされ、この
結果汚損したフィルタ一部分は、巻取り側のフィルター
ケース６ｂに巻取られる。また、これと同時に、巻送り
側のフィルターケース６ａからは、新しいフィルタ一本
体８が送り出され、フィルター枠７にセットされ、フィ
ルターの入替えが完了づる。

この様に、本実施例によれば、フィルタ一本体を長尺な
帯状とした為、連続的にフィルターの交換ができ、且つ
制御装同１１にてフィルターの取替が必要な時点を検出
でき、しかもその際に電動モータを利用してフィルター
を巻取ることで、自動的にフィルターの交換が行える。

従って、従来の様に頻繁にフィルター交換作業を行う必
要はなく、また、フィルターの汚損程度を常時点検する
必要もなくなり、フィルターの保守作業を大幅に省略で
き、特に、狭所や高所等に設置されＩｃ回転機の保守は
、極めて容易に行える。

なお、本発明は、前記の実施例に限定されるものではな
く、例えば、フィルター汚損程度の検出手段としては、
回転機の温度検出手段の他に、吸気風圧検出手段〈例え
ば風圧計）、吸気風速検出手段（例えば風速計）等が考
えられ、夫々に基準値を設定すれば、同様の効果が得ら
れる。

［発明の効果］ 以上説明した様に本発明によれば、フィルターの汚損程
度に応じて自動的にフィルターの交換をできる様にした
ことにより、頻繁にフィルターの交換作業を行う必要も
なく、フィルターの汚損程度の点検作業も不要となり、
待に狭所や高所等に設置された回転機における保守に有
利な優れた電動式巻取りフィルター装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は、本発明による電動式巻取リフィル
ター装置の一実施例を示す平面図、正面図、及びチャー
ト図である。 １・・・回転鍬、３・・・ファンケース、４・・・吸気
口、５・・・電動式巻取りフィルター装置、６ａ・・・
巻送り側フィルターケース、６ｂ・・・巻取り側フィル
ターケース、７・・・フィルター枠、８・・・フィルタ
一本体、９・・・電動モータ、１０・・・回転軸、１１
・・・ｉｔｉ制御装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転機の冷却の目的で回転機の吸気側に空気清浄
   化の為に取付けられるフィルターにおいて、フィルター
   が巻送り手段及び巻取り手段を備えたロール方式で、且
   つ制御装置が回転機の温度又は吸気風圧、風速等を検出
   する検出手段と、基準値を設定する基準値設定手段と、
   この設定基準値と検出手段の検出値とを比較する比較手
   段とよりなり、この比較手段の信号で作動して前記巻取
   り手段を駆動する電動モータよりなることを特徴とする
   電動式巻取りフィルター装置。